JP4984883B2 - ネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法 - Google Patents

ネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4984883B2
JP4984883B2 JP2006351734A JP2006351734A JP4984883B2 JP 4984883 B2 JP4984883 B2 JP 4984883B2 JP 2006351734 A JP2006351734 A JP 2006351734A JP 2006351734 A JP2006351734 A JP 2006351734A JP 4984883 B2 JP4984883 B2 JP 4984883B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
unit
identification information
server
dlna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006351734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008165333A (ja
Inventor
信義 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006351734A priority Critical patent/JP4984883B2/ja
Priority to US11/954,306 priority patent/US8346939B2/en
Publication of JP2008165333A publication Critical patent/JP2008165333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4984883B2 publication Critical patent/JP4984883B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/06Network architectures or network communication protocols for network security for supporting key management in a packet data network
    • H04L63/061Network architectures or network communication protocols for network security for supporting key management in a packet data network for key exchange, e.g. in peer-to-peer networks
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/10Protecting distributed programs or content, e.g. vending or licensing of copyrighted material ; Digital rights management [DRM]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/06Network architectures or network communication protocols for network security for supporting key management in a packet data network
    • H04L63/065Network architectures or network communication protocols for network security for supporting key management in a packet data network for group communications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2803Home automation networks
    • H04L2012/284Home automation networks characterised by the type of medium used
    • H04L2012/2841Wireless
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2803Home automation networks
    • H04L2012/2847Home automation networks characterised by the type of home appliance used
    • H04L2012/2849Audio/video appliances
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2463/00Additional details relating to network architectures or network communication protocols for network security covered by H04L63/00
    • H04L2463/062Additional details relating to network architectures or network communication protocols for network security covered by H04L63/00 applying encryption of the keys

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明はネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法に関し、特にネットワーク接続を行うためのネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(パソコン)の普及やインターネットの発達に伴い、家庭や職場のパソコンを用いて、インターネット上に設けられたサーバ装置にアクセスし、種々のコンテンツデータをダウンロードして利用する、あるいは、電子メールを送受信するといったことが広く行われるようになっている。また、コンテンツデータとして、オーディオデータやビデオデータを、インターネットを通じてダウンロードすることも一般的になってきている。例えば、インターネットを通じて行うチャットシステムにおいて、テキストデータと同じように、チャットに参加している複数の人に対して、オーディオデータを同時に提供し、聴取できるようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなネットワークの新たな基準としてDLNA(Digital Living Network Alliance)が知られている。DLNAガイドラインでは、コンテンツを記録・蓄積・提供するDMS(Digital Media Server)とこれを再生するDMP(Digital Media Player)が規定されている。どちらもネットワークにつなぐだけで利用可能になり、DMPはネットワーク内に存在するDMSを探し出し、利用可能なコンテンツの一覧を自動的に取得する。ユーザは用意された一覧の中から視聴したいものを選択するだけで自動的にDMSからコンテンツが提供される。DMSにはパソコンやホームサーバ、DVD(Digital Versatile Disc)/HDD(Hard Disk Drive)レコーダ等が想定されており、DMPにはテレビやAV(Audio Visual)コンポ、ノート型パソコン、PDA(Personal Digital Assistants)等が想定されている。1台でDMSとDMPの機能を両方持たせることもできる。
DLNAでは伝送規格はイーサネット(Ethernet,登録商標)かIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11無線LANが使われ、通信プロトコルにはTCP/IP、アドレスの動的割り当てにはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)、コンテンツの送受信にはHTTP(HyperText Transfer Protocol)、DMSとDMPの間のメッセージの記述にはXML(eXtensible Markup Language)、利用可能なサーバの検索やコンテンツ一覧の取得にはUPnP(Universal Plug & Play)がそれぞれ使われる。
特開2005−242667号公報
一般的に無線LANでは、通信内容の傍受が容易であるため、送信されるパケットを暗号化して傍受者に内容を知られないようにすることで、有線通信と同様の安全性を持たせようとしている。そこで、暗号化手段としてIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11b/gのセキュリティシステムとして採用されているWEP(Wired Equivalent Privacy)キー(Key)等が用いられる。しかしながら、従来は、WEPキーを手動で打ち込む必要があった。WEPキーは、その桁数が多いため正しく打ち込むのが面倒である。また、そのWEPキーを保管しておく必要があり、管理も大変であるという問題があった。
また、DMS側およびDMP側にそれぞれSETUPボタンを設け、一方の機器のSETUPボタンが押下されてから所定時間内にSETUPボタンが押下された他方の機器とWEPキーの授受を行い自動的にネットワーク接続を行うペアリング方式が知られている。しかし、ペアリングを希望しない機器のSETUPボタンを第三者が押下した場合、その機器との間にもネットワーク接続が確立してしまうため、悪意の第三者のネットワーク侵入を防止することが難しいという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、容易かつ確実に安全性を確保することができるネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、所定の通信規格に対応した機器同士のネットワーク接続を行うネットワークシステムにおいて、予め定められた識別子を含み第1のネットワークを指定する第1の識別情報を提示し、前記第1のネットワークを開始する第1ネットワーク開始部を備えるクライアント装置と、前記第1の識別情報を読み取る読取部と、前記読取部が読み取った前記第1の識別情報を備えるクライアント装置をネットワーク接続先の選択肢として提示する選択肢提示部と、前記選択肢の選択があると前記第1のネットワークに参加する第1ネットワーク参加部と、前記第1のネットワークにおいて第2のネットワークに参加するための通信用暗号鍵と前記第2のネットワークを指定する第2の識別情報とを選択された前記クライアント装置に送信する送信部とを備えるサーバと、を有することを特徴とするネットワークシステムが提供される。
このようなネットワークシステムによれば、クライアント装置の第1ネットワーク開始部により、第1の識別情報が提示され、第1のネットワークが開始される。また、サーバの読取部により第1の識別情報が読み取られ、選択肢提示部により、ネットワーク接続先の選択肢が提示される。選択肢の選択があると第1ネットワーク参加部により、第1のネットワークに参加し、送信部により、通信用暗号鍵と第2の識別情報とが選択されたクライアント装置に送信される。
本発明によれば、ユーザは、提示された選択肢の中から接続を希望するクライアントを選択するだけで、選択された相手にのみ通信用暗号鍵と第2の識別情報とを渡すことができるので、第三者の侵入を容易かつ確実に防止することができる。また、識別子を含むものだけを選択肢として提示するようにしたので、選択対象を絞り込むことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11x(11a/11b/11g)に準拠した無線LANを用いたコンテンツサーバシステムに本発明を適用した場合を想定する。また、この無線LANシステムを通じて送受信されるコンテンツデータの例として、オーディオデータを適用する。
[システム構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るコンテンツサーバシステムの構成例を示す図である。
図1に示すコンテンツサーバシステムは、DLNAサーバ1と、DLNAクライアント(オーディオ再生機器)3〜5とがADHOC ENCRYPTED NETWORK(以下、「Aeネットワーク」という)接続された構成となっている。すなわち、アクセス・ポイントを経由しないで、直接ピア・ツー・ピアで接続されている。
Aeネットワークは、DLNAオーディオ再生を行う際に用いられるネットワークであり、DLNAサーバ1がネットワークを開始し、DLNAクライアント3〜5がそのネットワークに参加する。
Aeネットワークに参加するためにSSID(Service Set Identifier)が用いられる。SSIDは、IEEE 802.11シリーズの無線LANにおけるアクセス・ポイントの識別子である。SSIDは、混信を避けるためにネットワークに設定される固有の名前で、最大32文字までの英数字を任意に設定することができる。
DLNAサーバ1にはWLANアダプタ(接続装置)2が接続されており、DLNAサーバ1は、WLANアダプタ2を通じてDLNAクライアント3〜5と無線通信を行う。
このDLNAサーバ1は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、WLANアダプタ2への接続機能を備えるとともに、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量記憶媒体や、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクの再生装置等を備えている。そして、HDDに蓄積されているオーディオデータや、CD、DVDに記録されているオーディオデータを、WLANアダプタ2を通じてDLNAクライアント3〜5に対して提供することが可能となっている。
WLANアダプタ2は、例えばスティック状をなしており、USB(Universal Serial Bus)コネクタ等を介してDLNAサーバ1の外部I/Fの接続端子にケーブルを介さず離脱可能に接続されている。このWLANアダプタ2は、ブロードバンドルータ機能を備え、IEEE 802.11x(11a/11b/11g)に準拠している。
そして、このWLANアダプタ2をDLNAサーバ1の外部I/Fに接続することにより、DLNAサーバ1は、無線LANを介してDLNAクライアント3〜5との間で通信できるようになる。
さらに、このWLANアダプタ2は、DLNAサーバ1の電源が切断された状態(例えば、DLNAサーバ1がスタンバイ状態のとき)においても、内部のバッテリにより動作できる。そして、この状態で無線LAN上のあらかじめ決められた条件に合致したDLNAクライアントを探索し、条件に合致したDLNAクライアントが検出されると、DLNAサーバ1の電源を自動的に投入して、このDLNAサーバ1を起動させることができる。
DLNAクライアント3〜5は、それぞれAeネットワークへの接続機能を備えている。
図2は、DLNAクライアントを示す斜視図である。なお、図2ではDLNAクライアント3の外観を示しているがDLNAクライアント4、5も同様である。
DLNAクライアント3は、上面部3aに通信用端子31と、キー操作部62と、表示部64と、電源スイッチ67とを有している。また、側面部3bにスピーカ36を有している。これらの各機能については後述する。
このDLNAクライアント3は、コンセント3cを介して電源供給を受けることにより、または、電池400を図示しない電池内蔵部に内蔵することによって電源供給を受けることにより動作する。
このような、DLNAクライアント3〜5は、WLANアダプタ2を通じて提供されるオーディオデータを受け付けて、これをデコードし、再生する機能をも有するものである。なお、DLNAクライアント3〜5は、CDに記録されているオーディオデータを読み出して再生する、あるいはラジオ放送信号を受信して再生するといった機能を有していてもよい。
このように、本実施の形態のDLNAサーバ1は、オーディオデータを提供する情報提供装置としての機能を備え、また、DLNAクライアント3〜5は、DLNAサーバ1からのオーディオデータの提供を受けて再生するクライアント装置(情報再生装置)としての機能を備えたものとなっている。
そして、DLNAクライアント3〜5のそれぞれを通じて、DLNAサーバ1が提供する異なったオーディオコンテンツを楽しむことが可能である。
さらに、本実施の形態のDLNAクライアント3〜5は、電子機器間の接続を簡単に行うようにするため、例として、米マイクロソフト社が発表したUPnP(Universal Plug & Play)に対応した、いわゆるネットワーク参加型電子機器であるものとする。
なお、UPnPは、10/100BASE−Tのイーサネット(登録商標)を用いたネットワーク通信において代表的なIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802ネットワーク上で用いることが可能な、IPおよびIP上のTCP、UDP(User Datagram Protocol)等で構成されるプロトコル群とデータフォーマットの仕様であり、インターネット標準通信(TCP/IP通信)における機能を拡充するものである。
そして、UPnPをDLNAクライアント等のいわゆるCE(Consumer Electronics)機器に採用することにより、DLNAクライアント等のCE機器が、他のCE機器やパーソナルコンピュータとの間で簡単に相互認証し、ネットワークを通じたサービスの提供や提供されたサービスの実行を、ユーザに面倒な作業をさせることなく、簡単かつ適正に行うことを可能にするものである。
[UPnPの概要]
図3は、UPnPのプロトコルスタック(プロトコル群の構造)について説明するための図である。
図3に示すように、UPnPでは、実際のデータの送受信はインターネット標準通信プロトコルによって行われる。また、以下に説明するようなUPnPの独自の機能を実現するために、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコル群が用いられる。
さらに、UPnPでは、図3に示すように、ベンダ定義(UPnP Vendor Defined)、UPnPフォーラム作業委員会定義(UPnP Forum Working Committee Defined)、デバイス仕様(構造)定義(UPnP Device Architecture Defined)がなされることになっている。
そして、UPnPは、アドレッシング(Addressing)、ディスカバリ(Discovery)、ディスクリプション(Description)、コントロール(Control)、イベンティング(Eventing)、プレゼンテーション(Presentation)の6つの機能を提供している。以下、UPnPが提供する6つの機能について説明する。
DLNAクライアント等のUPnP機器(UPnPが搭載された電子機器)では、UPnPの機能を用いてオーディオデータを利用するために、UPnP・AV・アーキテクチャという規定に従うことになる。UPnP・AV・アーキテクチャにおけるUPnP機器は、以下のように3種類に分類されている。
すなわち、UPnP・AV・アーキテクチャでは、UPnP機器を、コンテンツを提供するメディアサーバ(Media Server)と、制御端末装置として機能するコントロールポイント(Control Point)と、再生装置として機能するメディアレンダラ(Media Renderer)との3つに分類している。ここで、メディアサーバは、ネットワークシステムにおいて一般にサーバ装置と呼ばれているものに相当し、メディアレンダラは、ネットワークシステムにおいて一般にクライアント装置と呼ばれているものに相当する。
また、コントロールポイント(制御装置)は、ネットワークに接続された各UPnP機器を制御することができるものである。コントロールポイントとしての機能は、メディアサーバにもメディアレンダラにも搭載することが可能であり、ネットワークを構成するすべての電子機器にコントロールポイントを搭載することも、また、ネットワークを構成する任意の電子機器にコントロールポイントを搭載することも可能となっている。本実施の形態では、例として、DLNAサーバ1、DLNAクライアント3〜5のいずれにも、コントロールポイントとしての機能が搭載されているものとする。
また、UPnPにおけるアドレッシングは、各UPnP機器が、IEEE802ネットワーク上で自機を特定するためのアドレスを取得する機能であり、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)またはAuto−IPが用いられる。
ディスカバリは、アドレッシングの後に行われ、これによりコントロールポイントは、コントロールしたターゲット機器(メディアサーバまたはメディアレンダラ)を発見することができる。ここで用いられるプロトコルは、上述のSSDPである。ネットワークシステムを構成する各電子機器は、IEEE802ネットワークに接続されたときに、自分自身が備えるデバイスやサービスを通知するメッセージを、IEEE802ネットワーク上にブロードキャスト(相手先未指定のパケット送信)する。コントロールポイントは、このブロードキャストされたメッセージを受信することで、IEEE802ネットワークにどのような機器が接続されたかを知ることができる。
ディスカバリによって、コントロールポイントが発見したコントロール対象の電子機器が出力したSSDPパケットには、デバイスディスクリプション(Device Description)のURL(Uniform Resource Locator)が記述されている。コントロールポイントは、そのURLにアクセスすることにより、その電子機器のさらに詳しいデバイス情報をデバイスディスクリプションから取得することができる。
このデバイス情報には、アイコン情報、モデル名、生産者名、商品名や、そのデバイスが有するサービスの詳しい情報が記載されているサービスディスクリプション(Service Description)等が記述されている。コントロールポイントは、これらのデバイスディスクリプションやサービスディスクリプションから、ターゲット機器に対するアクセスの方法を知ることができる。デバイスディスクリプションやサービスディスクリプションは、XML(eXtensible Markup Language)で表現されている。
コントロールの機能は、アクション(Action:実行)とクエリ(Query:問い合わせ)の2つの機能に大きく分類される。アクションは、サービスディスクリプションのアクション情報に規定された方法で行われ、アクションを実施(Invoke)することによって、コントロールポイントはターゲット機器を操作することができる。クエリは、サービスディスクリプションの機器情報(State Variable)の値を取り出すために用いられる。コントロールでは、上述のSOAPというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。
イベンティングは、機器情報の値が変更されたとき、そのことをターゲット機器からコントロールポイントに通知させるために用いられる。コントロールポイントは、ターゲット機器に対してサービスディスクリプションを解析することにより、機器情報からターゲット機器の保持する変数を知ることができ、さらにその変数が変更になったときにターゲット機器から通知を受け取ることができる。イベンティングでは、上述のGENAというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。
プレゼンテーションは、ユーザにユーザインタフェースを用いたコントロール手段を提供するために用いられる。デバイスディスクリプションに記述されたプレゼンテーションURLにアクセスすることによって、HTMLによって記述されたプレゼンテーションページ(Presentation Page)を得ることができる。その機能により、ターゲット機器でアプリケーションを用意することが可能になる。
各UPnP機器は、以上のようなUPnP機能を用いることにより、ユーザに複雑な操作を求めることなく、ネットワークに参加し、通信が行える状態になるだけでなく、他のUPnP機器の検出や接続までも自動的に行うことができるようにされる。
次に、図4は、メディアサーバに格納されたコンテンツを管理するツリー構造の例を示す図である。
UPnP機器であるメディアサーバには、CDS(Contents Directory Service)という機能(Service)が組み込まれており、メディアサーバはこの機能により、コントロールポイントに対して、メディアサーバにどのようにコンテンツが格納されているかを通知する。CDSには、コンテナ(Container)とアイテム(Item)という二つの抽象化されたオブジェクト(Object)があり、これらはいわば、米マイクロソフト社が提供するOS(Operating System)であるWINDOWS(登録商標)におけるフォルダ(Folder)とファイル(File)に相当する。コンテナとアイテムは、図4に示すように常にツリー構造を作ることになっている。なお、本実施の形態では、配信されるオーディオコンテンツ(オーディオデータ)が、図4におけるアイテムを意味している。
コントロールポイントは、図4に示したツリー構造をメディアサーバから取得することにより、各コンテンツのURL(情報が書いてあるリンク(Link))を得ることができる。そして、所望のオーディオコンテンツ(アイテム)の情報が取得できた場合、メディアサーバのAVトランスポート(AV Transport)という機能を用いてオーディオコンテンツの再生や停止等、オーディオトラック(オーディオデータ)についての操作を行うことができるようにされる。
本実施の形態のDLNAサーバ1とDLNAクライアント3〜5のそれぞれは、上述のように、UPnPのアドレッシング機能を用いて、TCP/IPの通信が可能な状態になり、UPnPのディスカバリ機能を用いてお互いの機器認証を行う。これによって、各機器は、ネットワークの構成を把握し、目的とする電子機器との間で通信を行うことができるようにされる。
次に、本実施の形態のコンテンツサーバシステムを構成する各電子機器のハードウエア構成例について説明する。
[DLNAサーバのハードウエア構成例]
図5は、DLNAサーバの基本的なハードウエア構成を示すブロック図である。
図5に示すように、DLNAサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD14、入力インタフェース(I/F)15、グラフィック処理部16、電源インタフェース(I/F)17および外部インタフェース(I/F)18を備え、これらは内部バス19を介して相互に接続されている。
CPU11は、このDLNAサーバ1全体に対する制御を司る。ROM12には、CPU11において実行するプログラムや処理に必要なデータ等が記録されている。RAM13は、主に各種の処理において作業領域として用いられるものである。
HDD14は、多数のデジタルコンテンツ(提供情報)等を蓄積することが可能な容量を持っている。また、HDD14は、CPU11により実行される各種のプログラムや処理用のデータ等を保持するとともに、コンテンツのデコードやコンテンツを、WLANアダプタ2を通じて他の機器に送信する際等に作業領域としても用いられる。
本実施の形態では、HDD14には、DLNAクライアント3〜5に対してオーディオデータを送信する、DLNAガイドラインに準拠したサーバとして機能するためのサーバプログラムが格納されて、CPU11により実行される。また、このサーバプログラムの機能としては、HDD14に格納されたオーディオデータの符号化方式やサンプリングレート、量子化レート等を変換するトランスコード機能を含んでもよい。
入力I/F15には、例えばキーボードやマウス等の入力装置15aが接続されている。この入力I/F15は、入力装置15aからの信号を、内部バス19を介してCPU11に送信する。
グラフィック処理部16には、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置16aが接続されている。このグラフィック処理部16は、CPU11からの命令に従って、表示装置16aの画面上に画像を表示させる。
電源I/F17は、DLNAサーバ1の電源のON/OFFを行うためのインタフェース回路である。
電源スイッチ17aは、DLNAサーバ1の電源をONまたはOFFさせるためのスイッチであり、DLNAサーバ1の電源がOFFの状態で電源スイッチ17aが押下されると、電源I/F17を通じて電源ON命令がCPU11に供給され、これにより、電源が立ち上がる。
外部I/F18は、外部機器との間でデータを送受信するためのインタフェース回路である。本実施の形態では、例として、USB(Universal Serial Bus)規格に従って通信を行うものとする。また、外部I/F18にはWLANアダプタ2が接続される。
以上の構成により、DLNAサーバ1は、WLANアダプタ2を通じてAeネットワークに接続され、UPnP機能を実現し、このDLNAサーバ1のネットワークへの接続とネットワークを通じてのデータの受け渡しを行うことが可能となっている。具体的には、WLANアダプタ2を通じて送信されてくる自機宛ての種々のデータを受信して、これをHDD14等に記録することや、相手先の機器からのコンテンツ等の提供要求に応じて、HDD14等から目的とするデータを読み出し、これを、WLANアダプタ2を通じてAeネットワーク上に送出し、相手先の機器に送信すること等が可能である。
[WLANアダプタの構成例]
図6は、WLANアダプタのハードウエア構成を示すブロック図である。
図6に示すように、WLANアダプタ2は、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、外部インタフェース(I/F)25、無線インタフェース(I/F)26を備えており、これらが内部バス27を介して相互に接続された構成を有している。また、WLANアダプタ2内には、例えばDLNAサーバ1の電源OFF時にWLANアダプタ2を駆動するバッテリ28が設けられている。
CPU21は、このWLANアダプタ2全体に対する制御を司る。ROM22には、CPU21において実行するプログラムや処理に必要なデータ等が記録されている。RAM23は、主に各種の処理において作業領域として用いられるものである。なお、これらのCPU21、ROM22、およびRAM23は、マイクロコンピュータとして実現されてもよい。フラッシュメモリ24は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、例えばDLNAクライアント3〜5との接続に必要な情報等を保持する。
外部I/F25は、外部機器(すなわち、DLNAサーバ1の外部I/F18)との間で通信するためのUSBインタフェース回路であり、外部機器を介して送受信するデータの変復調回路等から構成される。
無線I/F26は、無線LANを介して外部機器(すなわち、DLNAクライアント3〜5)との間でアドホックモードで通信するための無線LANインタフェース回路であり、無線電波を送受信するためのアンテナや、送受信するデータの変復調回路等から構成される。
なお、外部I/F25および無線I/F26において、それぞれUSB規格、IEEE802.11x規格に従って通信するための通信手順は、CPU21によって所定のプログラムが実行されることによって制御される。
[DLNAクライアントの構成例]
図7は、DLNAクライアントのハードウエア構成を示すブロック図である。
図7に示すように、DLNAクライアント3は、通信用端子31、通信部32、イコライザ33、デジタル/アナログ(D/A)変換部34、オーディオアンプ35、スピーカ36、および制御部50、入力I/F61、キー操作部62、表示I/F63、表示部64、リモコン信号受光部65、電源I/F66および電源スイッチ67を具備している。
制御部50は、DLNAクライアント3内の各部を制御するものであり、CPU51、ROM52、RAM53、EEPROM54、およびフラッシュメモリ55が、CPUバス56を通じて互いに接続されて形成されたマイクロコンピュータである。
ROM52には、CPU51において実行するプログラムや処理に必要なデータ等が記録されている。また、RAM53は、主に各種の処理において作業領域として用いられるものである。EEPROM54は、いわゆる不揮発性メモリであり、DLNAクライアント3の電源が落とされても保持しておくべき種々のデータが記録されるものである。フラッシュメモリ55は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、通信等の処理に関連した種々の設定パラメータ等を記憶し、保持する。
なお、通信部32、イコライザ33、D/A変換部34、オーディオアンプ35、入力I/F61、表示I/F63、リモコン信号受光部65、および電源I/F66も、それぞれCPUバス56に接続されて、このCPUバス56を通じてCPU51からの制御を受けて動作する。
通信部32は、DLNAサーバ1と同様に、UPnP機能を実現し、DLNAクライアント3のネットワークへの接続と、ネットワークを通じてのデータの送受信を行うための処理を実行する。通信部32は、例えば、WLANアダプタ2から通信用端子31を通じて受信した自機宛てのデータを、自機において処理可能な形式のデータに変換する。ここで、受信した自機宛てのデータがオーディオデータである場合には、これを後段のイコライザ33に供給し、受信した自機宛てのデータが制御データであるときには、これを制御部50に対して供給する。また、通信部32は、制御部50の制御に応じて、目的とする電子機器に送信するコマンド等を形成し、これをWLANアダプタ2に送出して、相手先機器に送信することもできるとともに、キャリア検出や衝突検出等のイーサネットに準拠した処理も行う。
イコライザ33は、通信部32から供給されたオーディオデータに音質調整を施し、これをD/A変換部34に出力する。音質調整のパラメータは、キー操作部62および入力I/F61を通じて受け付けたユーザからの指示入力に応じて、制御部50からイコライザ33に対して指示される。
D/A変換部34は、イコライザ33から供給されたデジタルオーディオデータを、アナログオーディオ信号に変換する。オーディオアンプ35は、D/A変換部34から供給されたアナログオーディオ信号を、所定のレベルに増幅し、これをスピーカ36に供給する。これにより、スピーカ36からは、これに供給されたアナログオーディオ信号に応じた音声が再生出力される。
なお、イコライザ33およびD/A変換部34の各機能は、制御部50において実行されるソフトウエアによって実現することも可能である。
キー操作部62は、入力I/F61を介して制御部50と接続されている。キー操作部62は、種々の操作キーを具備し、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた制御信号を生成し、これを入力I/F61を通じて制御部50に供給する。
表示部64は、表示I/F63を介して制御部50と接続されている。表示部64は、例えばLCDや有機EL(Electro-Luminescence)等の表示素子からなり、表示I/F63からの表示用信号に応じて、ガイダンスメッセージ(全ての曲、アルバム再生等)、エラーメッセージ、状態表示等の種々の表示情報を表示する。
リモコン信号受光部65は、外部のリモコン70からの例えば赤外線信号を受光し、これを電気信号に変換して制御部50に供給する。リモコン70は、種々の操作キーを具備して、ユーザからの操作入力を受け付けて、これに応じた信号を形成して送出する。
電源I/F66は、DLNAクライアント3の電源のON/OFFを行うためのインタフェース回路である。
電源スイッチ67は、電源スイッチ17aと同様の機能を備えている。
なお、この他のDLNAクライアント4および5は、上述したDLNAクライアント3と同様の構成により実現されるため、これらについての説明は省略する。
次に、本実施の形態のコンテンツサーバシステムを構成する各電子機器のソフトウエア構成例について説明する。
[DLNAサーバ1のソフトウエア構成]
図8は、DLNAサーバの基本的なソフトウエア構成を示すブロック図である。
DLNAサーバ1は、制御部110と、アプリケーション実行部120と、WEPキー作成部130と、SSID#2作成部140と、暗号化部150と、リスト編集部160と、リスト格納部170と、USBインタフェース部180とを有している。
制御部110は、DLNAサーバ1全体を管理している。例えば必要なデータをDLNAサーバ内の各部に渡したり、各部から受け取ったデータをUSBインタフェース部180に渡したりする。
アプリケーション実行部120は、Aeネットワーク接続に必要なアプリケーションを実行する。このアプリケーションは、例えば、WLANアダプタ2がDLNAサーバ1に最初に接続されたときに、WLANアダプタ2がDLNAサーバ1にインストールされる。また、アプリケーション実行部120は、Aeネットワークの接続確立後にはAeネットワークに接続したDLNAクライアントに音楽ファイル、映像ファイル等を供給する。
WEPキー作成部130は、制御部110の指示によりAeネットワークのための128ビット(ランダム)のWEPキーを作成する。
SSID#2作成部140は、制御部110の指示によりSSID#2を作成し、暗号化部150に渡すとともにリスト編集部160に渡す。
ここで、SSID#2は、Aeネットワークを指定するSSIDであり、接頭語「WirelessAdapter」の後に、12文字(48ビット)のランダムナンバーを付加したものである。
暗号化部150は、公開鍵を有しており、この公開鍵を用いてWEPキーを暗号化する。公開鍵は、例えば1024ビット、RSA−OAEP(RSA public key cryptosystem with Optimal Asymmetric Encryption Padding) public modulus(128byte)、公開鍵係数:65537である。
リスト編集部160は、AeネットワークにおいてDLNAクライアント3〜5から受け取ったMACアドレスおよびDLNAクライアントを一意に識別するデバイス名を、そのAeネットワークで用いるSSIDおよびWEPキーとともにリスト化する。
リスト格納部170にはリスト編集部160が作成したリスト(クライアントリスト)が格納される。このクライアントリストはUPnPの登録リストとなるものである。
図9は、クライアントリストを示す図である。
クライアントリスト171には、ApネットワークSSID、AeネットワークSSID、MACアドレス、デバイス名、WEPキーの欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
ApネットワークSSIDの欄には、Apネットワーク(ADHOC plain network)で用いるSSIDが設定される。具体的には各DLNAクライアントの後述するSSID#1格納部に格納されているSSIDが設定される。なお、Apネットワークについては後述する。
AeネットワークSSIDの欄には、Aeネットワークにて用いるSSIDが設定される。この欄に同一のSSIDが設定されているDLNAクライアントは、それぞれ同一のAeネットワークに接続可能である。
MACアドレスの欄には、受け取ったMACアドレスが設定される。デバイス名の欄には、受け取ったデバイス名が設定される。このデバイス名は、例えばユーザがDLNAクライアントの種別を識別する際に用いることができる。
WEPキーの欄には、AeネットワークSSID毎のWEPキー(図9ではSSID#2に対しWEP#2、SSID#3に対しWEP#3)が設定される。
再び図8に戻って説明する。
USBインタフェース部180は、WLANアダプタ2とのインタフェースを構成している。
[WLANアダプタ2のソフトウエア構成]
図10は、WLANアダプタの基本的なソフトウエア構成を示すブロック図である。
WLANアダプタ2は、制御部210と、USBインタフェース部220と、送受信部230と、リスト格納部240とを有している。
制御部210は、WLANアダプタ2の全体を管理している。
USBインタフェース部220は、DLNAサーバ1とのインタフェースを構成している。
送受信部230は、DLNAクライアント3との間でデータの送受信を行う。
リスト格納部240には、クライアントリスト171と同内容のリストが格納される。
[DLNAクライアント3のソフトウエア構成]
図11は、DLNAクライアントの基本的なソフトウエア構成を示すブロック図である。
DLNAクライアント3は、制御部310と、復号部320と、SSID#1格納部330と、SSID#2格納部340と、MACアドレス、デバイス名格納部350と、送受信部360とを有している。
制御部310は、DLNAクライアント3全体を制御している。
復号部320は、公開鍵に対応し、予め用意された秘密鍵を有しており、制御部310から暗号化キーを受け取ると、秘密鍵を用いて暗号化キーからSSID#2を復号してSSID#2格納部340に格納する。
SSID#1格納部330は、SSID#1を格納している。SSID#1は、Apネットワークで用いるSSIDであり、接頭語「WirelessDA」の後に、DLNAクライアント3(自己)の12文字のMACアドレスを付加したものである。
SSID#2格納部340は、復号部320が復号したSSID#2を格納する。
MACアドレス、デバイス名格納部350は、DLNAクライアント3のMACアドレスおよびデバイス名を関連づけて格納している。
送受信部360は、WLANアダプタ2との間でデータの送受信を行う。
次に、コンテンツサーバシステムの動作を簡単に説明する。
まず、DLNAサーバ1の電源がONし、制御部110が立ち上がると、アプリケーション実行部120にアプリケーションの実行を指示する。アプリケーション実行部120は、クライアントリスト171に登録済のDLNAクライアントに対し、アップロードコマンドを送信する。
一方、アプリケーション実行部120は、クライアントリスト171に未登録のDLNAクライアントを探すために、SSID=SSID#1のApネットワークに参加するために、SSID=SSID#1をスキャンする。
Apネットワークは、初期設定ステップにおいて主としてWEPキーの交換に用いられるネットワークであり、DLNAクライアント3〜5がネットワークを開始(start)し、DLNAサーバ1がそのネットワークに参加(join)する。
制御部110は、登録済で、アップロードコマンドに対するコマンド応答があったDLNAクライアントを「Connect」、登録済で応答しなかったDLNAクライアントを「Disconnect」とした応答内容をアプリケーション実行部120に送る。また、SSID#1のスキャンに対し、未登録で応答があったDLNAクライアントを「New」とした応答内容をアプリケーション実行部120に送る。なお、未登録か否かの判断は、クライアントリスト171のApネットワークSSIDの欄を参照することにより判断することができる。
アプリケーション実行部120は、応答内容が「Connect」のDLNAクライアントに対して接続処理を行う。この処理については[UPnPの概要]で記述した処理を使う。
一方、アプリケーション実行部120は、応答内容が「New」のDLNAクライアントに対してAeネットワーク接続を確立するために、以下のAeネットワーク接続処理を行う。この処理は、DLNAサーバ1がONした状態で、クライアントリスト171に未登録のDLNAクライアント3〜5の電源がONした状態において実行される初期接続処理と、DLNAサーバ1がOFFした状態で、クライアントリスト171に登録済のDLNAクライアント3〜5の電源がONした状態において実行される再接続処理とが存在し、それぞれ処理内容が異なる。以下、これらの処理を、DLNAクライアント3が「New」の場合を例にとって説明する。
[初期接続処理]
図12および図13は、初期接続処理を示すフローチャートである。
初期接続処理は、初期設定ステップと、接続確立ステップとを有している。以下、順番に説明する。
[初期設定ステップ]
まず、DLNAサーバ1の電源がONし、制御部110が立ち上がると、アプリケーション実行部120にアプリケーションの実行を指示する。
アプリケーション実行部120は、SSID=SSID#1のApネットワークに参加するために(未登録のDLNAクライアントを探すために)、SSID#1をスキャンする(ステップS1)。
具体的には、アプリケーション実行部120が、予め定められた識別子「WirelessDA」を含むSSID#1(「SSID#1=“WirelessDA****”」(*は任意の値))を含むSSIDの応答を待機する。
一方、DLNAクライアント3の電源がONすると、制御部310は、SSID#1格納部330に保持されているSSID#1を取り出し、SSID=SSID#1(「SSID#1=“WirelessDA_××××”」(××××はMACアドレス))のApネットワークを開始する(ステップS1a)とともにSSID#1を表示部64に表示する(ステップS2a)。
制御部110は、DLNAクライアント3を「New」とした応答内容をアプリケーション実行部120に送る(ステップS2)。
アプリケーション実行部120は、応答内容を受け取ると、その応答内容に「New」が含まれているか否かを判断し、含まれていない場合は、初期接続処理を終了する。一方、含まれている場合は、接続Manager(接続管理画面)を表示装置16aに表示する(ステップS3)。
そして、登録許可を待機する(ステップS4)。
図14は、接続Managerを示す図である。
接続Manager161は、SSID表示部162と登録許可ボタン163とを有している。
SSID表示部162には、応答があった未登録(Unregistered)のDLNAクライアントのSSID#1(本実施の形態ではDLNAクライアント3のSSID#1)が表示される。
ユーザが、SSID表示部162から登録を希望するDLNAクライアント(のSSID)を選択し、登録許可ボタン163を押下することにより、アプリケーション実行部120が登録許可であると判断する(ステップS4のYes)。そして、他のAeネットワークに接続中であれば切断し、DLNAクライアント3が開始したSSID=SSID#1のApネットワークに参加する(ステップS5)。
ユーザがSSID表示部162に表示されたいずれのSSIDも選択しない場合(ステップS4のNo)、ステップS1に戻る。
次に、制御部110がWEPキー作成部130およびSSID#2作成部140に作成指示を出すことによってWEPキー作成部130がWEPキーを作成し、SSID#2作成部140がSSID#2を作成する(ステップS6)。そして、WEPキー作成部130は、作成したWEPキーを暗号化部150およびリスト編集部160に渡し、SSID#2作成部140は、作成したSSID#2を暗号化部150およびリスト編集部160に渡す。リスト編集部160は、受け取ったWEPキーとSSID#2とを関連づけてリスト格納部170に格納する。
なお、図示していないが、WEPキー作成部130は、クライアントリスト171のApネットワークSSIDの欄を参照し、SSID=SSID#1であるDLNAクライアントが存在する場合、そのDLNAクライアントのWEPキーの欄に設定されているWEPキーをクライアントリスト171から取り出して使用する。この場合、DLNAクライアント3は、既に登録されたDLNAクライアントと同一のAeネットワークに属することになる。
次に、暗号化部150は、作成されたWEPキーを公開鍵で暗号化する(ステップS7)。そして、DLNAクライアント毎にIPアドレスを生成し、クライアントリスト171に登録する。またアップロードコマンドで使うPort番号を設定する。そして、設定したIPアドレス、Port番号を用いてDLNAクライアント3に対し、SSID#2および暗号化キーをDOWNLOAD_SSID_WEPKEYコマンドによりダウンロード(送信)する(図13のステップS8)。
図15は、DOWNLOAD_SSID_WEPKEYコマンドを示す図である。
DOWNLOAD_SSID_WEPKEYコマンドは、(40+k+s byte)のコマンドである。
byte offsetの欄にはバイト数が設定されており、contentsの欄には、byte offset毎の内容が設定されている。
次に、制御部110は、Apネットワークへの接続を切断し、SSID=SSID#2、Key=WEPキーのAeネットワークを開始する。
一方、DLNAクライアント3は、SSID#2および暗号化キーの受信を待機しており(ステップS3a)、SSID#2および暗号化キーを受信した場合(ステップS3aのYes)、Apネットワークを停止する(ステップS4a)。
その後、暗号化キーの復号を行い、WEPキーおよびSSID#2を取り出す(ステップS5a)。
次に、制御部310は、SSID=SSID#2のAeネットワークに参加する(ステップS6a)。その際、制御部310は、ステップS8にてDLNAサーバ1からダウンロードされたIPアドレス、サブネットマスク等を使う。
以降、制御部110および制御部310はダウンロードコマンドで設定されたIPアドレスとポート番号とを用いてデータの送受信を行う。
DLNAクライアント3が、Aeネットワークに参加すると、接続確立ステップが行われる。
[接続確立ステップ]
制御部110は、DLNAクライアント3に対し、リクエストコマンドをダウンロードする(ステップS10)。
制御部310は、リクエストコマンドを受信すると、Aeネットワーク接続が成功した応答としてMACアドレスとデバイス名をアップロードする(ステップS7a)。
また、制御部310は、Aeネットワーク接続が成功した旨を表示部64に表示する(ステップS8a)。
一方、制御部110は、MACアドレスおよびデバイス名を受信すると、リスト編集部160にそのMACアドレスおよびデバイス名を渡す。リスト編集部160は受け取ったMACアドレスおよびデバイス名を、ステップS6にて受け取ったSSIDおよびWEPキーと関連づけてクライアントリスト171に格納する(ステップS11)。これにより、DLNAクライアント3が、クライアントリスト171に登録されることになる。そして、例えばこのタイミングで、クライアントリスト171と同様のリストがWLANアダプタ2のリスト格納部240に格納される。
また、制御部110は、アプリケーション実行部120にDLNAプレイを許可する(ステップS12)。これにより、DLNAクライアント3がAeネットワークを介してDLNAサーバ1からコンテンツデータを取得することができるようになる(DLNAオーディオ再生を行うことができる)。
以上で、接続処理を終了する。
なお、ステップS4後のApネットワーク参加からステップS12のプレイ許可までの間は制御部110がタイムアウトチェックを行い、エラーが発生したとき又はプレイ許可までの時間が所定秒(例えば60秒)以上のとき、制御部110は、アプリケーション実行部120に表示部64へのエラー画面の表示を指示し、ステップS1に戻る。
[再接続処理]
図16は、再接続処理を示すフローチャートである。
DLNAサーバ1が電源OFFの状態においても、制御部210は、バッテリ28から電源供給を受けてSSID=SSID#1の連続スキャンを行い(ステップS21a)、DLNAクライアント3(リスト格納部240のクライアントリストに登録されたDLNAクライアント)が存在するか否かを判断する。
ここで、DLNAクライアント3の電源がONすると、制御部310は、SSID=SSID#1のApネットワークを開始するとともに、SSID=SSID#2の連続スキャンを開始(ステップS21b)し、SSID#1を表示部64に表示する(ステップS22b)。
そして、制御部210がリスト格納部240に格納されているクライアントリストのApネットワークの欄に設定されているSSIDに一致するSSID(ここではSSID#1)を発見すると、DLNAサーバ1を起動する(ステップS22a)。
これにより、制御部110が起動し(ステップS21)、SSID=SSID#2、Key=WEPキーのAeネットワークを開始する(ステップS22)。
一方、制御部310は、SSID#1の表示部64への表示後、SSID#2格納部340に格納されたSSID=SSID#2をサーチしている(ステップS23bのNo)。そして、制御部310がSSID=SSID#2のAeネットワークを発見すると(ステップS23bのYes)、そのAeネットワークに参加する(ステップS24b)。
制御部110は、DLNAクライアント3のAeネットワークへの参加をうけてアプリケーション実行部120にDLNAプレイを許可する(ステップS23)。これにより、DLNAクライアント3がAeネットワークを介してDLNAサーバ1からコンテンツデータを取得することができるようになる。
以上述べたように、本実施の形態のコンテンツサーバシステムによれば、初期設定ステップにおいて接続Manager161を立ち上げ、ユーザに接続の可否を判断させ、ユーザが選択したDLNAクライアントにのみ暗号鍵とSSID#2を送信するようにしたので、悪意の有る第三者のDLNA接続を容易かつ確実に排除することができ、信頼性の高いシステムを構築することができる。
また、初期接続処理においてユーザが行う動作は、接続の可否の判断だけでよく、容易にDLNA接続を確立することができる。
また、接続確立ステップにおいて受け取ったDLNAクライアントのMACアドレスおよびデバイス名をクライアントリスト171に登録するようにしたので、初期接続処理を行った後には、このDLNAクライアントは、登録済となり、次回からは、「Connect」として接続処理を簡易化することができる。
そして、DLNAサーバ1がOFFした状態においてもWLANアダプタ2がSSID#2のスキャンを行うようにしたので、登録済のDLNAクライアントのいずれか1つが再起動した際には再起動処理のステップS21以降の処理が行われ、DLNAサーバ1とDLNAクライアントとが自動的にDLNA接続する。よって、接続処理を簡易化することができる。
なお、初期設定時に、クライアントリストにMACアドレスが設定されていないクライアントからのAeネットワーク参加であるときに、ポップアップを出してユーザに接続の可否を判断させるようにしてもよい。これにより、安全性をさらに向上させることができる。
次に、第2の実施の形態のコンテンツサーバシステムについて説明する。
以下、第2の実施の形態のコンテンツサーバシステムについて、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態のシステムは、DLNAサーバ1の有している機能の一部をWLANアダプタ2側に持たせた点が第1の実施の形態のコンテンツサーバシステムと異なっている。
図17は、第2の実施の形態のDLNAサーバのソフトウエア構成を示すブロック図である。
DLNAサーバ1aは、制御部110と、アプリケーション実行部120と、USBインタフェース部180とを備えている。
図18は、第2の実施の形態のWLANアダプタのソフトウエア構成を示すブロック図である。
WLANアダプタ2aは、WLANアダプタ2の各部に加え、WEPキー作成部130aと、SSID#2作成部140aと、暗号化部150aと、リスト編集部160aとをさらに有している。そして、制御部210aは、制御部210の機能に加え制御部110の機能の一部をさらに有している。なお、各部の機能は第1の実施の形態のシステムと同様であるため説明を省略する。
次に、第2の実施の形態の初期接続処理について説明する。
図19および図20は、第2の実施の形態の初期接続処理を示すフローチャートである。
なお、各処理のステップについて、第1の実施の形態と同様の動作については同じステップ番号を付している。
図19に示すように、第2の実施の形態の初期接続処理においては、主としてWLANアダプタ2aとDLNAクライアント3との間で処理を行い、接続Manager161の起動および登録許可ボタン163の押下による登録許可の送信をDLNAサーバ1aで行う。
そして、プレイ許可までの処理をWLANアダプタ2aとDLNAクライアント3との間で行う。
[再接続処理]
図21は、第2の実施の形態の再接続処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態では、制御部210aがDLNAサーバ1の制御部110の起動後、制御部210aが、SSID=SSID#2、Key=WEPキーのAeネットワークを開始する点(ステップS23a)、および制御部210aが、DLNAクライアント3のAeネットワークへの参加をうけて制御部110にDLNAプレイを許可する点(ステップS24a)が第1の実施の形態の再接続処理と異なっている。
この第2の実施の形態のコンテンツサーバシステムによれば、第1の実施の形態のシステムと同様の効果が得られる。
そして、第2の実施の形態のコンテンツサーバシステムによれば、さらに、第1の実施の形態のコンテンツサーバシステムよりも素早い再接続を実現することができる。
また、例えば、サーバとしてのPCが、ユーザが通常のアプリケーション処理にも使用するものであった場合、ユーザが未使用であるときには例えばスリープモード等による省電力の状態に置かれることが想定される。一般的には完全にPCの電源をオフとする使用方法と簡易な操作で前回使用時のPCの状態に短時間に復帰する使用方法が考えられるが、PCをサーバとして利用する場合には後者の状態にPCを置いておくことが求められる。この状態はスリープモードやサスペンドモード等と呼ばれるものである。
このように簡易な操作で復帰するモードに置かれたPCがDLNAクライアントからの要求に応じて省電力状態から復帰してサーバとしてのサービスを行うことになるが、WLANアダプタ内にDLNAクライアントの認証までを行うように構成すると正規のDLNAクライアントからの要求があったときのみPCは復帰するように構成することが可能となる。DLNAネットワークに接続され得るDLNAクライアントとしては、DLNAサーバであるPCと接続が許可されたものばかりではない。そのため、WLANアダプタを含むDLNAサーバには、正規の接続が認められたDLNAクライアントからの接続要求だけが到達するわけではない。
本実施の形態のようにDLNAサーバを構成した場合、正規に接続が認められていないクライアントからの要求は、WLANアダプタ内で拒否されることによってサーバであるPCが省電力状態から起動することはない。これによってPCの所有者が望まないタイミングでPCが起動されることが無くなりユーザにとっては、必要なときだけPCが起動していることが確認できることになる。
さらには、PCユーザとDLNAクライアントのユーザが同一であった場合、例えばPCの使用中にDLNAサーバ機能が非正規クライアントからの要求に基づいて立ち上がってしまうことが無くなるためユーザが故障ではないかと不安にさせることが減る。
以上、本発明のネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、DLNAサーバおよびWLANアダプタのソフトウエア構成は前述したものに限らず、例えばDLNAサーバ1の暗号化機能のみをWLANアダプタに持たせるようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態で示したDLNAサーバ1、WLANアダプタ2およびDLNAクライアント3〜5の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、DLNAサーバ1、WLANアダプタ2およびDLNAクライアント3〜5が有すべき上記機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。このような記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、半導体メモリ等からなる可搬型記録媒体等にそのプログラムが記録され、この可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の実施の形態では、DLNAサーバがメディアサーバとしての機能しか具備していない場合について説明したが、DLNAサーバがさらにメディアレンダラとしての機能を具備していてもよく、この場合に、再生機器の切り替え元および切り替え先としてDLNAサーバを含めることが可能である。
さらに、メディアサーバから配信し、メディアレンダラにおいて再生するコンテンツとしては、オーディオコンテンツの他に、ビデオコンテンツ、静止画像コンテンツ、ニュース等のテキストコンテンツを適用することも可能である。
また、上記の実施の形態では、UPnPを用いたコンテンツサーバシステムに本発明を適用した場合について説明したが、この他に、例えば、Jini(Java(登録商標) intelligent network infrastructure)やHAVi(Home Audio/Video interoperability)等の種々の仕様を適用したネットワークシステムにも、本発明を適用することが可能である。すなわち、オーディオコンテンツ等の種々のコンテンツを提供するサーバ装置と、提供されたコンテンツを受け取って順次再生するクライアント装置とが存在する種々のネットワークシステムに、本発明を適用することが可能である。
本発明の実施の形態に係るコンテンツサーバシステムの構成例を示す図である。 DLNAクライアントを示す斜視図である。 UPnPのプロトコルスタック(プロトコル群の構造)について説明するための図である。 メディアサーバに格納されたコンテンツを管理するツリー構造の例を示す図である。 DLNAサーバの基本的なハードウエア構成を示すブロック図である。 WLANアダプタのハードウエア構成を示すブロック図である。 DLNAクライアントのハードウエア構成を示すブロック図である。 DLNAサーバの基本的なソフトウエア構成を示すブロック図である。 クライアントリストを示す図である。 WLANアダプタの基本的なソフトウエア構成を示すブロック図である。 DLNAクライアントの基本的なソフトウエア構成を示すブロック図である。 初期接続処理を示すフローチャートである。 初期接続処理を示すフローチャートである。 接続Managerを示す図である。 DOWNLOAD_SSID_WEPKEYコマンドを示す図である。 再接続処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のDLNAサーバのソフトウエア構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態のWLANアダプタのソフトウエア構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の初期接続処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の初期接続処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の再接続処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a……DLNAサーバ、2、2a……WLANアダプタ、3〜5……DLNAクライアント、28……バッテリ、110……制御部、120……アプリケーション実行部、126……バックアップバッテリ、130、130a……WEPキー作成部、140、140a……SSID#2作成部、150、150a……暗号化部、160、160a……リスト編集部、161……接続Manager、170……リスト格納部、171……クライアントリスト、180……USBインタフェース部、210、210a……制御部、220……インタフェース部、230……送受信部、240……リスト格納部、310……制御部、320……復号部、330……SSID#1格納部、340……SSID#2格納部、350……MACアドレス、デバイス名格納部

Claims (7)

  1. 所定の通信規格に対応した機器同士のネットワーク接続を行うネットワークシステムにおいて、
    予め定められた識別子を含み第1のネットワークを指定する第1の識別情報を提示し、前記第1のネットワークを開始する第1ネットワーク開始部を備えるクライアント装置と、
    前記第1の識別情報を読み取る読取部と、前記読取部が読み取った前記第1の識別情報を備えるクライアント装置をネットワーク接続先の選択肢として提示する選択肢提示部と、前記選択肢の選択があると前記第1のネットワークに参加する第1ネットワーク参加部と、前記第1のネットワークにおいて第2のネットワークに参加するための通信用暗号鍵と前記第2のネットワークを指定する第2の識別情報とを選択された前記クライアント装置に送信する送信部とを備えるサーバと、
    を有することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記第1の識別情報は、前記クライアント装置毎に異なる情報であり、
    前記サーバは、前記読取部が読み取った前記第1の識別情報を格納する識別情報格納部をさらに有し、
    前記読取部は前記第1の識別情報を受信すると、受信した前記第1の識別情報が前記識別情報格納部に格納された前記第1の識別情報に一致するか否かを判断し、
    前記選択肢提示部は、前記第1の識別情報に一致しない前記第1の識別情報を備える前記クライアント装置をネットワーク接続先の選択肢として提示することを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記サーバは、
    前記第2の識別情報を送信した後に前記第2のネットワークを開始する第2ネットワーク開始部と、前記第2のネットワーク開始後に、前記クライアント装置の固有情報を受信すると、前記クライアント装置とのネットワーク接続を許可する接続許可部とを有し、
    前記クライアント装置は、
    前記通信用暗号鍵を予め用意された復号鍵により復号する復号部と、前記復号部により復号して得られた情報を用いて前記第2のネットワークに参加するとともに当該クライアント装置の前記固有情報を前記サーバに送信する第2ネットワーク参加部とを有し、
    前記第1ネットワーク開始部は、前記通信用暗号鍵と前記第2の識別情報とを受け取ると、前記第1のネットワークを終了することを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバに着脱可能に設けられ、前記第1の識別情報を読み取る第2読取部と、前記サーバが起動していない状態で前記第2読取部が前記第1の識別情報を読み取ると前記サーバを起動するサーバ起動部とを備えたネットワーク接続用装置をさらに有し、
    前記第2ネットワーク開始部は、前記サーバの起動後、前記第2のネットワークを開始し、前記第2ネットワーク参加部が、前記第2のネットワークに参加することを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  5. 前記第1の識別情報は、前記クライアント装置毎に異なる情報であり、
    前記ネットワーク接続用装置は、前記第1の識別情報を格納する識別情報第2格納部をさらに有し、
    前記第2読取部は、前記第1の識別情報を受信すると、受信した前記第1の識別情報が前記識別情報第2格納部に格納された前記第1の識別情報に一致するか否かを判断し、
    前記サーバ起動部は、前記第1の識別情報に一致した前記第1の識別情報である場合、前記サーバを起動することを特徴とする請求項4記載のネットワークシステム。
  6. サーバに着脱可能に設けられ、所定の通信規格に対応する機器同士のネットワーク接続に用いるネットワーク接続装置において、
    クライアント装置から送信される予め定められた識別子を含み第1のネットワークを指定する第1の識別情報を読み取る読取部と、
    前記読取部が読み取った前記第1の識別情報を備えるクライアント装置をネットワーク接続先の選択肢として前記サーバに送信する選択肢提示部と、
    前記サーバからの前記選択肢の選択があると前記第1のネットワークに参加する第1ネットワーク参加部と、
    前記第1のネットワークにおいて第2のネットワークに参加するための通信用暗号鍵と前記第2のネットワークを指定する第2の識別情報とを選択された前記クライアント装置に送信する送信部と、
    を有することを特徴とするネットワーク接続装置。
  7. サーバに着脱可能に設けられ、所定の通信規格に対応する機器同士のネットワーク接続に用いるネットワーク接続方法において、
    読取部が、クライアント装置から送信される予め定められた識別子を含み第1のネットワークを指定する第1の識別情報を読み取り、
    選択肢提示部が、前記読取部が読み取った前記第1の識別情報を備えるクライアント装置をネットワーク接続先の選択肢として前記サーバに送信し、
    第1ネットワーク参加部が、前記サーバからの前記選択肢の選択があると前記第1のネットワークに参加し、
    送信部が、前記第1のネットワークにおいて第2のネットワークに参加するための通信用暗号鍵と前記第2のネットワークを指定する第2の識別情報とを選択された前記クライアント装置に送信する、
    ことを特徴とするネットワーク接続方法。
JP2006351734A 2006-12-27 2006-12-27 ネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法 Expired - Fee Related JP4984883B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006351734A JP4984883B2 (ja) 2006-12-27 2006-12-27 ネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法
US11/954,306 US8346939B2 (en) 2006-12-27 2007-12-12 Network system, network connecting device, and network connecting method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006351734A JP4984883B2 (ja) 2006-12-27 2006-12-27 ネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008165333A JP2008165333A (ja) 2008-07-17
JP4984883B2 true JP4984883B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=39694796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006351734A Expired - Fee Related JP4984883B2 (ja) 2006-12-27 2006-12-27 ネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8346939B2 (ja)
JP (1) JP4984883B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2253177B1 (en) * 2008-03-14 2017-10-25 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and apparatus for providing end user notification in a upnp network
JP2010079571A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Nec Personal Products Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
KR101615624B1 (ko) * 2009-02-27 2016-04-26 삼성전자주식회사 원격 사용자 인터페이스 디바이스를 제어하는 장치 및 방법
KR101624904B1 (ko) * 2009-11-09 2016-05-27 삼성전자주식회사 휴대용 단말기에서 디엔엘에이를 이용하여 멀티 사운드 채널 컨텐츠를 재생하기 위한 장치 및 방법
JP5592474B2 (ja) 2010-03-08 2014-09-17 パナソニック株式会社 サーバ装置、及びサーバ装置とクライアント装置の接続方法
JP5517733B2 (ja) * 2010-05-12 2014-06-11 株式会社日立ソリューションズ コンテンツ配信システム、及びゲートウェイ装置、並びにプログラム
US8504672B2 (en) * 2010-11-19 2013-08-06 Silicon Image, Inc. Discovery of electronic devices in a combined network
CN102065096B (zh) * 2010-12-31 2014-11-05 惠州Tcl移动通信有限公司 播放器、移动通讯设备、鉴权服务器、鉴权系统及方法
JP2012226397A (ja) * 2011-04-14 2012-11-15 Hitachi Solutions Ltd Dlnaコンテンツ変換装置、dlnaコンテンツ変換方法、dlnaコンテンツ変換プログラム
KR101276861B1 (ko) * 2011-07-27 2013-06-18 엘지전자 주식회사 가전제품 및 이를 포함하여 이루어지는 온라인 시스템
CN102510371B (zh) 2011-09-30 2017-12-22 中兴通讯股份有限公司 一种控制数字移动网络联盟内容的方法及装置
GB2500720A (en) * 2012-03-30 2013-10-02 Nec Corp Providing security information to establish secure communications over a device-to-device (D2D) communication link
JP6120051B2 (ja) 2012-12-28 2017-04-26 ソニー株式会社 再生装置、再生方法、並びに記録媒体
US10348778B2 (en) * 2013-02-08 2019-07-09 Avaya Inc. Dynamic device pairing with media server audio substitution
JP6550710B2 (ja) * 2014-09-30 2019-07-31 ブラザー工業株式会社 情報処理装置
US10255222B2 (en) 2016-11-22 2019-04-09 Dover Electronics LLC System and method for wirelessly transmitting data from a host digital device to an external digital location
US11259348B2 (en) 2019-08-14 2022-02-22 Sling Media Pvt. Ltd. Remote wireless network setup without pairing
US11265690B2 (en) * 2019-09-13 2022-03-01 Sling Media L.L.C. Ecosystem-based wireless network setup

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020078388A1 (en) * 2000-12-18 2002-06-20 Wickham Michael C. Remote power up control for delivery of information
JP3888130B2 (ja) * 2001-11-01 2007-02-28 セイコーエプソン株式会社 無線ネットワークのステーション
CN101222354A (zh) * 2002-10-01 2008-07-16 华为技术有限公司 一种智能终端管理方法
JP4095424B2 (ja) * 2002-12-09 2008-06-04 キヤノン株式会社 無線ネットワーク構築方法及び無線ネットワーク通信装置
US20040168081A1 (en) * 2003-02-20 2004-08-26 Microsoft Corporation Apparatus and method simplifying an encrypted network
JP2004328278A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Fuji Electric Holdings Co Ltd 通信システム
JP2005142792A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Sanyo Electric Co Ltd 接続情報設定方法および無線通信端末
JP2005198154A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Seiko Epson Corp 無線通信機器の設定方法
JP2006042087A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Toshiba Corp クライアント端末、アクセスポイント装置、及び無線接続システム
US7664081B2 (en) * 2004-12-22 2010-02-16 Nokia Corporation Wireless gateway for enabling wireless devices to discover and interact with various short-range services/devices
CN1835512B (zh) * 2005-03-18 2010-04-28 联想(北京)有限公司 一种发现在不同无线计算机网络中的设备的方法
JP4182956B2 (ja) * 2005-05-31 2008-11-19 ブラザー工業株式会社 通信システム、コンピュータ、機器、及びプログラム
US8619623B2 (en) * 2006-08-08 2013-12-31 Marvell World Trade Ltd. Ad-hoc simple configuration

Also Published As

Publication number Publication date
US20080250151A1 (en) 2008-10-09
JP2008165333A (ja) 2008-07-17
US8346939B2 (en) 2013-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4984883B2 (ja) ネットワークシステム、ネットワーク接続用装置およびネットワーク接続方法
KR101044937B1 (ko) 홈 네트워크 시스템 및 그 관리 방법
JP3800198B2 (ja) 情報処理装置、およびアクセス制御処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
US7870261B2 (en) Information processing device, an information processing method, and a computer program to securely connect clients on an external network to devices within an internal network
US8081616B2 (en) Communication apparatus and communication method
EP1738562B1 (en) Server apparatus, client apparatus and network system
KR100678897B1 (ko) 홈 네트워크 장치 간의 보안 연결을 위한 시스템 및 방법
US8438615B2 (en) System and method for setting up security for controlled device by control point in a home network
JP2004274429A (ja) 情報処理装置、およびアクセス制御処理方法、情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
US20120329430A1 (en) Server connection method, server, and remote control system
WO2010021110A1 (ja) アクセス許可登録方法およびサーバ装置
JP2011248732A (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム
JP2007243458A (ja) コンテンツ送受信先認証方法、コンテンツ送受信先認証システムおよびプログラム
JP2013138518A (ja) 遠隔制御装置、遠隔制御プログラム、遠隔制御方法、及び、遠隔制御システム
CN106648978A (zh) 一种基于dlna的移动终端、数据备份系统及方法
JP5592474B2 (ja) サーバ装置、及びサーバ装置とクライアント装置の接続方法
US20080177869A1 (en) System and method for configuring consumer electronics device for home network using the internet
JP2010257355A (ja) 通信システム、サーバー、及びサービス提供方法
WO2015117306A1 (zh) 一种跨家庭网络的处理方法及http网关、dlna设备
KR102172989B1 (ko) 전자 기기, 개인 클라우드 기기, 개인 클라우드 시스템 및 이들의 개인 클라우드 기기 등록 방법
JP2010252038A (ja) コンテンツ管理装置およびコンテンツ管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees