JP4983578B2 - 携帯用通信機の防水パッキング - Google Patents

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Description

この発明は携帯用通信機に係わり、特に、その防水パッキングに関する。
従来の携帯用通信機の防水パッキングの例を図4および図5により説明する。図4は従来の防水パッキングが用いられた携帯用通信機の例を示す分解斜視図、図5は同携帯用通信機の部分を示す断面図である。
図に示すシャシ2の上に締着されたプリント基板3にはメンブレンスイッチ3aが設けられ、さらにLCD(液晶表示装置)14、スピーカ15およびマイクロホン16が固定されている。なお、PTTスイッチ12およびPTT作動つまみ13は携帯用通信機の側面に配置され、回転つまみ17、17は携帯用通信機の上面に配置されている。
キートップ11b、スピーカ用穴11cおよびLCD用穴11dを有する前面用の防水パッキング11はプリント基板3の上に被せられ、図5に詳しく示すように、ケース10が防水パッキング11を覆うように図示していないリアケースに締着される。キートップ11bの裏面に設けられたスイッチ作動突起11fはキートップ11bを押したときに下動してメンブレンスイッチ3aを作動させる。
ケース10が防水パッキング11を覆うように締着されるときに、キートップ11b、11b…はケース10のキートップ挿通穴10b、10b…を挿通し、スピーカ15はスピーカ用穴11cを挿通し、スピーカ15の上およびLCD14の上にはケース10の通音用長穴10a、10a…およびケース10と一体の透明板10cが配置される。なお、マイクロホン16の上には防水パッキング11のマイクロホン用薄膜11eおよび通音用長穴10aが重なるように配置される。
上記の防水パッキング11のキートップ11b、11b…の周囲およびスピーカ用穴11cの周囲はプリント基板3とケース10で挟圧され、防水パッキング11周囲のリブ11a(図5に詳しく示す)はシャシ2とケース10で挟圧され機器内部への水の侵入が防止される。
上記した従来の防水パッキング11はキートップ11b、11b…の周囲およびスピーカ用穴11cの周囲がプリント基板3とケース10で挟圧されるが、防水パッキング11の全周囲もシャシ2とケース10で挟圧される。
そして、防水パッキング11の全周囲が強圧されるときに、防水パッキング11が周囲の外側に引張られて防水パッキング11が変形する。そして、キートップ11b、11b…やスピーカ用穴11cが位置ずれした状態で挟圧固定されることがあった。
このため、キートップ11b、11b…が位置ずれしてキートップ挿通穴10b、10b…と接触したりしてキートップ11b、11b…の操作感覚が損なわれたり、防水性能が劣化したりすることがあった。また、スピーカ用穴11cの周囲が位置ずれすると、防水性能が劣化したり、スピーカに防水パッキングが圧接して音質が劣化することがあった。
特開平11−26952号公報に開示された従来の携帯通信機のパッキング構造は、スピーカ用パッキング部4とキートップ6とパッキングの外縁を一体成形してあり、パッキングの外縁が締着される。
この携帯通信機のパッキング構造によっても、パッキングの外縁が締着されときにスピーカ用パッキング部4とキートップ6が位置ずれして上記した問題が発生する。
特開平11−26952号公報、段落0009、図1
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、透明板または透孔の下部に配置される部品を通す穴の周囲を囲みフロントケースとプリント基板で挟圧されるループ状の挟圧部が位置ずれ状態で強圧固定されることのない携帯用通信機の防水パッキングを提供することにある。
この発明の携帯用通信機の防水パッキングは、シャシの全周を囲みフロントケースとシャシで挟圧されるループ状のリブと、前記シャシ上のプリント基板に実装され前記フロントケースに設けられた透明板または透孔の下部に配置される部品を通す穴の周囲を囲みフロントケースとプリント基板で挟圧されるループ状の挟圧部と、の間が隙間なく膜状に連なる防水パッキングにおいて、前記ループ状の挟圧部の周囲を囲むように有底スリットを形成し、前記有底スリットは、前記防水パッキングの前記フロントケース側に凹部を設けず前記シャシ側にのみに設けた凹部により構成されているものである。
また、前記携帯用通信機の防水パッキングにおいて、前記有底スリットは前記ループ状の挟圧部の周囲を部分的に囲むように形成されたものである。
また、この発明の携帯用通信機の防水パッキングは、シャシの全周を囲みフロントケースとシャシで挟圧されるループ状のリブと、前記ループ状のリブと連なるように一体に形成されフロントケースの穴から突出するキートップと、前記キートップと前記ループ状のリブとの間が切れ目のない膜で連なる防水パッキングにおいて、前記キートップの周囲を囲むように有底スリットを形成し、前記有底スリットは、前記防水パッキングの前記フロントケース側に凹部を設けず前記シャシ側にのみに設けた凹部により構成されているものである。
また、前記携帯用通信機の防水パッキングにおいて、前記有底スリットは前記キートップの周囲を部分的に囲むように形成されたものである。
この発明の携帯用通信機の防水パッキングによれば、パッキングと一体に形成されたキートップやスピーカを挿通させる穴が位置ずれした状態で固定されないので、防水劣化したり、キートップの操作感覚が損なわれたりすることがない。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。図1はこの発明の実施例である防水パッキングが用いられた携帯用通信機の部分を示す断面図、図2は同防水パッキングを表側から見た斜視図、図3は同防水パッキングを裏側から見たを示す斜視図である。
図に示すシャシ2の上に締着されたプリント基板3にはメンブレンスイッチ3aが設けられ、さらに、図示していないLCD、スピーカおよびマイクロホンが固定されている。キートップ4b、スピーカ用穴4cおよびLCD用穴4dを有する前面用の防水パッキング4はプリント基板3の上に被せられ、図1に詳しく示すように、ケース1が防水パッキング4を覆うように図示していないリアケースに締着される。
キートップ4b、4b…の周囲には直線状有底スリット4g、4gが形成され、スピーカ用穴4cの周囲らは円弧状有底スリット4hが形成されている。また、キートップ4bの裏面に設けられたスイッチ作動突起4fはキートップ4bを押したときに下動してメンブレンスイッチ3aを作動させる。
ケース1が防水パッキング4を覆うように締着されるときに、キートップ4b、4b…はケース1のキートップ挿通穴1b、1bを挿通し、スピーカはスピーカ用穴4cを挿通し、スピーカの上およびLCDの上にはケース1の通音用長穴およびケース1と一体の透明板が配置される。なお、マイクロホンの上には防水パッキング4のマイクロホン用薄膜4eおよび通音用長穴が重なるように配置される。
上記の防水パッキング4のキートップ4b、4b…の周囲およびスピーカ用穴4cの周囲はプリント基板3とケース1で挟圧され、防水パッキング4周囲のリブ4aはシャシ2とケース1で挟圧され機器内部への水の侵入が防止される。
防水パッキング4にはさらにキートップ4b、4b…の周囲およびスピーカ用穴4cの周囲がプリント基板3とケース1で挟圧されるが、防水パッキング4の全周囲もシャシ2とケース1で挟圧される。
そして、防水パッキング4の全周囲が強圧されるときに、防水パッキング4が周囲の外側に引張られて防水パッキングが変形しようとする。しかしながら、その変形は直線状有底スリット4gおよび円弧状有底スリット4hにより遮られて、キートップ4b、4b…の周囲やスピーカ用穴4cの周囲に伝わらない。従って、キートップ4b、4b…の周囲やスピーカ用穴4cの周囲が位置ずれした状態で挟圧固定されることがない。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、LCD用穴4dの周囲にも有底スリットを設けても良い。
この発明の実施例である防水パッキングが用いられた携帯用通信機の部分を示す断面図である。 同防水パッキングを表側から見た斜視図である。 同防水パッキングを裏側から見たを示す斜視図である。 従来の防水パッキングが用いられた携帯用通信機の例を示す分解斜視図である。 同携帯用通信機の部分を示す断面図である。
符号の説明
1 ケース、1a 通音用長穴、1b キートップ挿通穴
2 シャシ
3 プリント基板、3a メンブレンスイッチ
4 防水パッキング、4a リブ、4b キートップ、4c スピーカ用穴、4d LCD用穴、4e マイクロホン用薄膜、4f スイッチ作動突起、4g 直線状有底スリット、4h 円弧状有底スリット
10 ケース、10a 通音用長穴、10b キートップ挿通穴、10c 透明板
11 防水パッキング、11a リブ、11b キートップ、11c スピーカ用穴、11d LCD用穴、11e マイクロホン用薄膜、11f スイッチ作動突起
12 PTTスイッチ
13 PTT作動つまみ
14 LDE
15 スピーカ
16 マイクロホン
17 回転つまみ

Claims (4)

  1. シャシの全周を囲みフロントケースとシャシで挟圧されるループ状のリブと、前記シャシ上のプリント基板に実装され前記フロントケースに設けられた透明板または透孔の下部に配置される部品を通す穴の周囲を囲みフロントケースとプリント基板で挟圧されるループ状の挟圧部と、の間が隙間なく膜状に連なる防水パッキングにおいて、
    前記ループ状の挟圧部の周囲を囲むように有底スリットを形成し
    前記有底スリットは、前記防水パッキングの前記フロントケース側に凹部を設けず前記シャシ側にのみに設けた凹部により構成されている
    ことを特徴とする携帯用通信機の防水パッキング。
  2. 前記有底スリットは前記ループ状の挟圧部の周囲を部分的に囲むように形成された請求項1に記載された携帯用通信機の防水パッキング。
  3. シャシの全周を囲みフロントケースとシャシで挟圧されるループ状のリブと、前記ループ状のリブと連なるように一体に形成されフロントケースの穴から突出するキートップと、前記キートップと前記ループ状のリブとの間が切れ目のない膜で連なる防水パッキングにおいて、
    前記キートップの周囲を囲むように有底スリットを形成し
    前記有底スリットは、前記防水パッキングの前記フロントケース側に凹部を設けず前記シャシ側にのみに設けた凹部により構成されている
    ことを特徴とする携帯用通信機の防水パッキング。
  4. 前記有底スリットは前記キートップの周囲を部分的に囲むように形成された請求項に記載された携帯用通信機の防水パッキング。
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