JP4978906B2 - 大腿骨転子部骨折に対する骨折内固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、大腿骨転子部骨折に対して骨癒合を目的とした手術的に骨折を内固定する器具に関するものである。
大腿骨転子部骨折の手術法としては図1に示すようなコンプレッション(ダイナミック)ヒップスクリューという内固定具が用いられることが多い。これはスリーブプレート1とラグスクリュー2で構成されており、スリーブプレート1は類円筒形のスリーブ3と大腿骨骨幹部にスクリューで固定されるプレート4が一体となったものである。ラグスクリュー2はその螺子で大腿骨頭を把持し、さらにラグスクリュー2がスリーブ3内をスライディングするような構造となっており、これにより骨折端同士に圧迫力が加わり骨癒合が促進される。
図2で示すように大腿骨転子部骨折5において、その骨折部で骨強度が最も強い部分は骨折部位内側皮質骨6である。その部分が荷重を支える主要な部分である。また、大腿骨頭7内の海綿骨で骨質が最も緻密で強い部分は骨頭内側下部8である。
コンプレッションヒップスクリューによる手術後の経過中に、スライディングが過度におきてしまい、骨頭側骨片の骨折端が大転子皮質骨に衝突するまで短縮が進んでしまうことが少なくない。その短縮により骨癒合不全や、痛み、中殿筋の筋力低下を引き起こすことがある。
その過度の短縮の原因としては、コンプレッションヒップスクリューではラグスクリュー2のスライディング方向9が大腿骨頚部軸方向10に近く、これは骨折部位内側皮質骨の接線方向11とは異なるので骨折部位内側皮質骨の骨折端同士がうまく咬み合わないことがおき易いためであると考えられる。
大腿骨軸12(以後、尾側を終点方向とする)と大腿骨頚部軸10(骨頭側を終点方向 とする)との角度は約130°である。コンプレッションヒップスクリューにおいてラグスクリューのスライディング方向を決めている、ラグスクリュー挿入角度とそれに準じたスリーブとプレートとの角度は、ほとんどが135°であり、強斜位タイプのものでも145°までである。一方、大腿骨転子部骨折における骨折部位内側皮質骨の接線方向11(骨頭側を終点方向とする)は大腿骨軸12に対して、だいたい160°から165°程である。
しかし、大腿骨軸12に対して150°以上の強斜位でラグスクリューを挿入すると、その先端は大腿骨頭の外側に位置してしまい、そこは骨質が弱いため荷重をかけるとスクリュー周囲の骨破壊をひきおこして固定力を失ってしまう。
また、コンプレッションヒップスクリューのスリーブ3は太いため骨に大きな挿入孔をドリリングする必要があるが、その挿入孔と骨折部とが近いためにドリリング中に新たな骨折を引き起こしてしまうことがある。
そこで、本発明は、大腿骨転子部骨折に対するスライディング機構を有する内固定具において過度な短縮を防ぐためにスライディング方向を強斜位にしつつ、大腿骨頭を強固に把持できるようにすることを目的とする。
主要構造はスライディング釘と骨頭釘とスリーブプレートで構成される。スリーブプレートのスリーブとプレートの角度は160°程である。スライディング釘は長い棒形状でスリーブ内をスライディングできる。骨頭釘は大腿骨頭を把持するものである。骨頭釘とスライディング釘は骨内で組み合わさって接合する構造を持つ。
手術手順は、大腿骨軸に対して160°程の強斜位でドリリングした後、スライディング釘は刺入される。スライディング釘に接続したアングルガイドによるガイド下に、大腿骨軸に対して95°程の弱斜位でドリリングした後、骨頭釘は刺入され、その先端が大腿骨頭の内側下部付近に位置するようにする。骨頭釘はスライディング釘と骨内で組み合わさり、固定される。スリーブプレートのスリーブ内にスライディング釘が通るようにスリーブプレートをスライディング釘骨刺入部に設置し、プレート部は大腿骨にスクリューで固定される。
骨頭釘は、その先端が大腿骨頭の内側下部付近にあり、大腿骨頭にかかる荷重を受け止める。そして、骨頭釘に伝達された荷重はスライディング釘との接合部でスライディング釘に伝わり、スライディングを起こす作用力となる。そのスライディング方向はスリーブプレートのプレートとスリーブの角度で限定された方向である。その方向は大腿骨軸に対して160°程の強斜位であり、大腿骨転子部骨折における骨折部位内側皮質骨の接線方向に一致する。それにより、スライディングの際に骨折部位内側皮質骨の骨折端同士ずれることなく咬み合う。
荷重によっておきるスライディング方向が、大腿骨転子部骨折の骨折部位内側皮質骨の接線方向に一致するため、骨折端同士がずれることが少なくなり過度に短縮することが少なくなる。さらに骨折端同士良好な圧迫力がかかり、骨癒合が促進される。
強斜位で挿入されるスライディング釘の先端部は骨頭の外側に位置することになるので、骨頭を把持して骨頭にかかる荷重を支持することはスライディング釘だけでは不十分であるが、接合した骨頭釘によりそれを補うことができる。
骨頭釘は弱斜位で刺入されるので、大腿骨頭内の海綿骨で最も骨質の強い内側下部へ刺入し易い。
スリーブプレートのスリーブ挿入孔は骨折部位より離れているため、そのドリリングの際に新たな骨折を引き起こしてしまうことを避けることができる。さらに、同じ理由で逆斜位型大腿骨転子部骨折に対しても適応となりうる。
本発明の実施形態1を図3〜4に基づいて説明する。スライディング釘13は長い類円柱形状(円柱に近い多角形柱も含む)で、先端付近に類長方形状のスリット孔14があいている。骨頭釘はスパイラルブレード15の形状をしている。これは、先が刃状となっている板状の金属が捻られた形をしており、スリット孔14に固定される部分から先端まで4分の1回転しているものである。スリット孔14とスパイラルブレード15の断面形状とは近似しており、スリット孔14にスパイラルブレード15が挿入されると、ゆるみなく接合する。スリーブプレート16はスリーブ部17とプレート部18より構成され、スリーブ17の軸方向とプレート18とは160°程の角度である。プレート18には孔が複数あいており、そこにスクリューを刺入して大腿骨に固定される。スリーブ17は類円筒形で、その内腔がスライディング釘外形よりわずかに大きく、スリーブ17内に挿入されたスライディング釘13は、安定してスライディングすることができる。
手術手順としては、スライディング釘挿入孔を大腿骨軸に対して160°程でドリリングして、スライディング釘13を至適部位まで挿入した後、スライディング釘13に接続させたアングルガイドにより骨頭釘挿入孔をスリット孔14の入口部までドリリングする。その方向は大腿骨軸に対して95°程である。スパイラルブレード15をそこに挿入して、スリット孔14の出口からは打ち込んで挿入する。スリーブプレート16のスリーブ17内にスライディング釘13が通るようにスリーブプレート16を設置して、プレート18を大腿骨に固定する。
本発明の実施形態2を図5〜6に基づいて説明する。骨頭釘はスクリュー19の形状をしている。スライディング釘20は類円柱形状で先端付近にて類円形状の円孔21があいていて内に雌ネジが切ってあり、スクリュー19は挿入されるとそれにより固定される。スクリュー19のネジ山の厚さは後部では厚くなっており、より安定化する。スリーブプレート22は実施形態1と同様である。手術手順は実施形態1とほぼ同じであるが、骨頭釘挿入孔は挿入予定全長をドリリングして、骨頭釘であるスクリュー19を円孔21にねじ込みながら挿入する。
本発明の実施形態3を図7〜11に基づいて説明する。骨頭釘23はスクリュー部24と体部25で構成され、スクリュー部24と体部25は図9に示すように回旋できる構造となっている。さらに、図8に示すようにスクリュー部突起26と体部突起27がひとつずつあり、体部を回旋させると、ある所でその突起同士が引っ掛かりスクリュー部も回旋して骨内を進退させることができる。さらに引っ掛からない範囲で回旋させると、骨内を進退させずに体部25はスクリュー部24に対してほぼ360°回旋させることができる。体部25には類長方形状のスリット孔28があいており、類長方体形状であるスライディング釘先端29と接合できる。スリーブプレート30の形状は実施形態1と同様である。
手術手順としては、スライディング釘挿入孔を大腿骨軸に対して160°程でドリリングした後、スライディング釘31をある程度挿入し、スライディング釘31に接続させたアングルガイドにより骨頭釘挿入孔をドリリングする。その孔に骨頭釘23を至適部位まで進めたあと、上記のように体部25のみを回旋させ、スリット孔28とスライディング釘先端29とが組み合わせられるような角度に合わせてからスライディング釘先端29をスリット孔28内に挿入する。そして骨頭釘体部25にセットスクリュー32を挿入してスライディング釘31と骨頭釘23を固定化する。その後は実施形態1と同様にしてスリーブプレート30を固定する。
本発明の実施形態4を図12〜15に基づいて説明する。骨頭釘33はスクリュー部34と体部35で構成され、スクリュー部突起36と体部突起37がひとつずつあり、実施形態3と同様であるが、体部35には類円形状の円孔38があいており、内部に雌ネジが切ってある。スライディング釘39の先端40が雄ネジ形状をしており円孔38内に挿入されると接合する。スリーブプレート41の形状は実施形態1と同様である。手術手順としては、実施形態3と同様にして、骨頭内に骨頭釘33を至適部位まで進めたあと、体部35のみを回旋させ円孔38とスライディング釘先端40とが組み合わせられるような角度に合わせてからスライディング釘先端40を円孔38内にねじ込みながら挿入して固定化する。その後は実施形態1と同様にしてスリーブプレート41を固定する。
本発明の実施形態5を図16〜19に基づいて説明する。骨頭釘42は、スクリュー部43と体部44で構成され、分離することができる。骨頭釘体部44は、円柱形状で先部と後部にピッチの小さいネジ構造を持つ。骨頭釘スクリュー部43はスクリュー形状のものであり、後部に雌ネジを有する円孔45がある。スライディング釘46先端部にも雌ネジを有する円孔47がある。骨頭釘体部は円孔45と円孔47に挿入されて接合することができる。スリーブプレート48の形状は実施形態1と同様である。
手術手順としては、スライディング釘挿入孔を大腿骨軸に対して160°程でドリリングした後、スライディング釘46をある程度挿入し、スライディング釘46に接続させたアングルガイドにより骨頭釘挿入孔をドリリングする。その孔に骨頭釘スクリュー部43のみを至適部位まで進める。スライディング釘46の円孔47が骨頭釘挿入孔に一致するようスライディング釘46を進めたあと、骨頭釘体部44を円孔45と円孔47にねじ込んで挿入して、スライディング釘46と骨頭釘42を固定化する。その後は実施形態1と同様にしてスリーブプレート48を固定する。
従来からあるコンプレッションヒップスクリューの骨接合時正面図である。 大腿骨近位部の冠状断面図である。 本発明の実施形態1の骨接合時正面図である。 本発明の実施形態1のスライディング釘先端部の側面図である。 本発明の実施形態2の骨接合時正面図である。 本発明の実施形態2のスライディング釘先端部の側面図である。 本発明の実施形態3の骨接合時正面図である。 本発明の実施形態3の骨頭釘の下面図である。 本発明の実施形態3の骨頭釘の断面図である。 本発明の実施形態3のスライディング釘先端部の正面図である。 本発明の実施形態3のスライディング釘先端部の側面図である。 本発明の実施形態4の骨接合時正面図である。 本発明の実施形態4の骨頭釘の下面図である。 本発明の実施形態4の骨頭釘の断面図である。 本発明の実施形態4のスライディング釘先端部の正面図である。 本発明の実施形態5の骨接合時正面図である。 本発明の実施形態5の骨頭釘の下面図である。 本発明の実施形態5の骨頭釘の断面図である。 本発明の実施形態5のスライディング釘先端部の側面図である。
符号の説明
5 大腿骨転子部骨折(線)
6 骨折部位内側皮質骨
7 大腿骨頭
8 骨頭内側下部
9 ラグスクリューのスライディング方向
10 大腿骨頚部軸方向
11 骨折部位内側皮質骨の接線方向
12 大腿骨軸

Claims (8)

  1. 大腿骨転子部骨折に際し、大腿骨頭側の骨片と他方側の骨部とを固定するために用いられる固定具であって、
    大腿骨幹部の外側から骨折部に向けて挿入される細長状のスライディング釘と、
    前記スライディング釘と交差するようにそのスライディング釘と接合可能に構成される骨頭釘と、
    大腿骨幹部の外側においてその大腿骨幹部に対し固定される固定部と、前記固定部から突出するとともに前記スライディング釘を細長方向に摺動可能に受け入れるスリーブ部と、を有するスリーブプレートと、を備え、
    前記スリーブ部は、前記固定部が前記大腿骨幹部に固定された状態で、大腿骨軸の尾側方向を0°としてその大腿骨軸に対して150°から170°程の強斜位方向に突出し、
    前記骨頭釘は、前記スライディング釘と接合した状態で、前記大腿骨軸に対する角度が前記強斜位方向よりも小さい弱斜位方向に挿通して大腿骨頭内に達し、その大腿骨頭側の骨片を把持するように構成されていることを特徴とする固定具。
  2. 請求項1に記載の固定具において、
    前記骨頭釘は、細長い略板状部材が螺旋状に捻られて形成されたスパイラルブレードであり、
    前記スライディング釘には、前記骨頭釘の先端形状と嵌合する形状に形成された貫通孔が設けられ、
    前記スライディング釘に設けられた貫通孔に、前記骨頭釘が螺旋に沿って回転しながら挿通して、その骨頭釘とスライディング釘とが接合することを特徴とする固定具。
  3. 請求項1に記載の固定具において、
    前記骨頭釘にはおねじが形成され、
    前記スライディング釘には、前記骨頭釘に形成されたおねじと螺合可能なめねじが形成され、
    前記骨頭釘に形成されたおねじと前記スライディング釘に形成されためねじとが螺合するようにその骨頭釘が挿通して、該骨頭釘とスライディング釘とが接合することを特徴とする固定具。
  4. 請求項1に記載の固定具において、
    前記骨頭釘は、おねじが形成されたスクリュー部と、そのスクリュー部の一端を受け入れてそのスクリュー部と相対回転可能に接続される棒状の体部とからなり、
    前記スクリュー部と前記体部とのそれぞれには、そのスクリュー部と体部との相対回転時に、所定の回転角度で互いに接触する突起部が設けられ、
    前記体部には、前記スライディング釘の先端部を受け入れてそのスライディング釘と前記骨頭釘とを接合する貫通孔が設けられていることを特徴とする固定具。
  5. 請求項4に記載の固定具において、
    前記スライディング釘の先端部にはおねじが形成され、
    前記体部に設けられた貫通孔は、前記スライディング釘に形成されたおねじと螺合可能なめねじ状に形成され、
    前記スライディング釘に形成されたおねじと前記体部に形成されためねじとが螺合するようにスライディング釘が挿通して、そのスライディング釘と前記骨頭釘とが接合することを特徴とする固定具。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の固定具において、
    前記体部には、その体部に設けられた貫通孔に連通するめねじ(以下、固定用めねじと言う)が形成され、
    前記体部の貫通孔に到達可能に、前記固定用めねじと螺合するおねじ部材を備え、
    前記おねじ部材が、前記固定用めねじに螺合して前記体部の貫通孔に挿通する前記スライディング釘に接触し、そのスライディング釘と前記骨頭釘とが互いに固定されるように構成されていることを特徴とする固定具。
  7. 請求項1に記載の固定具において、
    前記骨頭釘は、おねじが形成されたスクリュー部と、そのスクリュー部と接続する棒状の体部とからなり、前記体部にはおねじが形成され、
    前記スクリュー部において、前記体部と接続される側の一端にはその体部に形成されたおねじと螺合可能なめねじが形成され、
    前記スライディング釘の先端部には、前記体部のおねじと螺合可能なめねじが形成され、
    前記体部のおねじが、前記スクリュー部のめねじ及び前記スライディング釘のめねじと螺合して、その体部と前記スクリュー部とが接続すると共に、前記骨頭釘と前記スライディング釘とが接合することを特徴とする固定具。
  8. 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の固定具において、
    前記スリーブ部は、前記固定部が前記大腿骨幹部に固定された状態で、大腿骨軸の尾側方向を0°としてその大腿骨軸に対して160°程度をなす方向に沿って突出して前記スライディング釘を受け入れるように構成されていることを特徴とする固定具。
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