JP4978848B2 - 集光型太陽光発電システム - Google Patents
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Description
従来からある集光型太陽光発電システム構成の概要は、複数の集光レンズを用いて太陽光を集光するための複数の集光レンズを備えた集光板と、集光板の裏側に所定の間隔を隔てて固設された複数の太陽光発電セルとを備えたものであり、一つ一つの集光レンズが円形凸レンズとなっている。
また、太陽光発電システムの重量と高さを抑え、暴風雨にも耐えやすい集光型太陽光発電システムを提供することを目的とする。
受光面で受光した太陽光を略直線状の光線として集束させるシリンドリカルレンズであって、前記集束した光線が略東西方向となるように配置せしめたシリンドリカルレンズと、
太陽光を受けて発電する太陽光発電セルを並べた太陽光発電セルアレイであって、前記シリンドリカルレンズにより集光された前記光線を受けるように前記シリンドリカルレンズの下方に配置せしめた太陽光発電セルアレイと、
太陽光の入射角度に応じて前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイとの相対距離を調整する相対位置調整機構と、
前記太陽光の入射角度に応じて、前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイの南北方向の仰角を調整することにより、太陽光が前記太陽光発電セルアレイに対して正対する方向から到来するように調整せしめ、前記太陽光発電セルアレイ上に略直線上に焦点を結ぶようにする南北方向仰角調整機構とを備えたことを特徴とする。
上記構成により、シリンドリカルレンズと太陽光発電セルアレイの相対位置の調整する機構と、南北方向の仰角を調整する機構を備えることにより、太陽の日変動、季節変動に伴う太陽光の到来方向の変化に対応することができ、朝昼夕のいずれの時間帯、春夏秋冬のいずれの日であっても適切な仰角で太陽光が焦点を結び、太陽光発電セルアレイ上で受光できるように装置の角度を調整することができ、太陽光の受光量が増加し、より少ない太陽光発電セルの個数にて効率的に発電することが可能となる。
つまり太陽の日変動に伴って変化する太陽光の南北方向から見た東西方向の入射角度によって焦点距離(焦点を結ぶ深さ)が変わるが、シンリドリカルレンズを上下させることにより、太陽光が焦点を結ぶ位置(焦点を結ぶ深さ)を太陽光発電セルアレイの位置(深さ)に合わせるものである。
つまり、太陽の日変動に伴って変化する太陽光の南北方向から見た東西方向の入射角度によって焦点距離(焦点を結ぶ深さ)が変わるが、下方にある太陽光発電セルアレイの方を上下させることにより、太陽光が焦点を結ぶ位置(焦点を結ぶ深さ)を太陽光発電セルアレイの位置(深さ)に合わせるものである。
略直線状のスリットを備え、裏面の少なくとも一部は反射体であるスリット体であって、前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイの間に位置し、前記シリンドリカルレンズにより集束された前記略直線状の光線が前記スリットを通過し、当該通過した光が前記太陽光発電セルアレイで受光されるように前記シリンドリカルレンズの下方に配置せしめたスリット体を備え、
前記スリット体の前記スリットを通過して前記太陽光発電セルアレイに入射した太陽光のうち、前記太陽光発電セルアレイの表面で反射してしまった太陽光を前記スリット体裏面の前記反射体により反射させて前記太陽光発電セルアレイに再入射させ、前記スリット体裏面と前記太陽光発電セルアレイの間で反射と再入射を繰り返すことにより前記太陽光発電セルアレイにおける発電に供される光量を増加せしめることを特徴とする。
つまり、太陽の日変動に伴って変化する太陽光の南北方向から見た東西方向の入射角度によって焦点距離(焦点を結ぶ深さ)が変わるが、下方にあるスリット体と太陽光発電セルアレイの方を上下させることにより、太陽光が焦点を結ぶ位置(焦点を結ぶ深さ)を太陽光発電セルアレイの位置(深さ)に合わせるものである。
透過型セルとすることにより、光電変換に利用されない光は太陽光発電セルを通過してキャビティ内壁で反射を繰り返し、太陽光発電セルに再度入射することが可能とする。つまり、キャビティ内に導かれた太陽光の太陽光発電セルにおける光電変換効率を向上せしめることができる。
光電変換に適した波長帯が異なる太陽光発電セルを組み合わせることにより、太陽光の発電利用効率が向上する。例えば、波長が長い光(赤外線よりの光)において発電効率が高いものと、波長が短い光(紫外線よりの光)において発電効率が高いものを組み合わせれば、キャビティ内に導入した多用な波長帯の光を有効に光電変換すること可能となる。
スリットは、シリンドリカルレンズにより結ばれる直線状の光線が通過できる幅があれば良く、キャビティの上面の蓋となる役割を果たす。キャビティの密閉性を高めるためにもスリット幅は狭い方が好ましい。しかし、天気の状況によってはスリット幅が狭いとかえってキャビティ内への光の導入がうまく行かない場合がある。例えば曇天のように太陽光が直進光ばかりではなく散乱光として入射している場合、焦点を結びにくいため、スリットを広げてシステム筐体の開口面積を大きく保った方が良い。そのため、前記スリット体が、スリット幅を増減させるスリット幅調整機構を備えた構成とすることが好ましい。
また、前記スリット体が互いに独立して対向し合う2枚の板状部材からなり、前記板状部材の対向するエッジ間により前記スリットが形成され、前記スリット幅調整機構が前記板状部材に設けられた回転軸を中心として前記板状部材を回動させることにより前記スリットの幅を増減させるものがある。
上記構成により、レンズの重量を抑えることができるので、材料費の低減が図れると共に厚み小さくすることができ、機械的構造強度を確保する上でも有利となる。また、レンズの厚みを抑えることができるので筐体の高さが低く抑えられる上、暴風雨にも耐えやすい構造とすることができる。
上記構成により、屋上など外界環境にさらされる条件で設置しておいてもシリンドリカルレンズの外表面に汚れが付着しにくくなるため、太陽の受光量を大きく確保することができる上、清掃作業を減らすこともできる。
本発明の集光型太陽光発電システムによれば、システム筐体の高さを低く抑え、暴風雨にも耐えやすいものとすることができる。
図1および図2は、本発明の第1の集光型太陽光発電システムの構成例を示す図である。
図1は集光型太陽光発電システム100の平面図、正面図、側面図を模式的に示した図である。
図2は集光型太陽光発電システム100の横断面図および縦断面図を模式的に示した図である。
図3は受光した太陽光がシリンドリカルレンズ10により集光されスリット体20を通過して太陽光発電セルアレイ30に受光する様子を側面方向における縦断面において模式的に示した図である。
この装置構成例では、シリンドリカルレンズ10は平凸レンズの平面側が上面、凸面側が下面となっている。上面の平面が太陽光の受光面となり、シリンドリカルレンズ10を出射する境界面において屈折し、焦点距離離れた位置で略直線状の光線に集光される。
また、シリンドリカルレンズ10の太陽光受光面側の外表面に光触媒コーティングを施しておくことが好ましい。光触媒コーティングを施しておけば、装置全体を屋上など外界環境にさらされる条件で設置しておいてもシリンドリカルレンズ10の外表面に汚れが付着しにくくなるため、太陽の受光量を大きく確保することができる上、清掃作業を減らすこともできる。光触媒コーティング剤は特に限定されないが、例えば、酸化チタンコーティング剤などがある。
図4および図5は第1のパターンで駆動する相対位置調整機構40によりシリンドリカルレンズ10とスリット体20と太陽光発電セルアレイ30との相対距離を調整する様子を模式的に示す図である。なお、相対位置調整機構40の機械的構造の詳細な図示は省略し、模式的にしか示していない。相対位置調整機構40の駆動機構自体は特に限定されず、シリンドリカルレンズ10を支持する筐体をスリット体20と太陽光発電セルアレイ30に対して移動させるものであれば良く、モーター、ホイール、ワイヤー、ピストン等、駆動の機械的仕組みは限定されない。
なお、キャビティ60内に入射した後、スリット体20の裏面に設けた反射体22とキャビティ60の内壁面に設けた反射体71による反射により太陽光発電セルアレイ30における光電変換効率を向上させる工夫については後述する。
なお、キャビティ60内に入射した後、スリット体20の裏面に設けた反射体22とキャビティ60の内壁面に設けた反射体71による反射により太陽光発電セルアレイ30における光電変換効率を向上させる工夫については後述する。
なお、キャビティ60内に入射した後、スリット体20の裏面に設けた反射体22とキャビティ60の内壁面に設けた反射体71による反射により太陽光発電セルアレイ30における光電変換効率を向上させる工夫については後述する。
本発明の集光型太陽光発電システムでは、太陽光の入射角度に応じて、シリンドリカルレンズ10とスリット体20と太陽光発電セルアレイ30を一体としてそれらの南北方向の仰角を調整する南北方向仰角調整機構50を備えた構成とすることが好ましい。
太陽の軌跡は季節により日々異なり、太陽光線の到来方向は、真昼において夏は南北方向の仰角が高く、冬は南北方向の仰角が低い。
つまり、本発明においては、太陽の日変動に合わせて、南北方向仰角調整機構50で装置の南北方向の仰角を時々刻々合わせつつ、相対位置調整機構40でシリンドリカルレンズ10とスリット体20と太陽光発電セルアレイ30の相対位置を時々刻々合わせ、いずれの季節のいずれの時間帯においても太陽光が太陽光発電セルアレイ30上に略直線状に焦点を結ぶようにする。
実施例1にかかる集光型太陽光発電システム100では、太陽光発電セルアレイ30の側面および底面を囲う筐体70を設け、筐体70とその上面の蓋となるスリット体20によって、太陽光発電セルアレイ30が囲われるキャビティ60を形成せしめ、スリット体20の裏面に光を反射する反射体22、筐体70の内壁面にも光を反射する反射体71を設けた構成としたものである。スリット体20のスリット21を通過してキャビティ60内に入射した太陽光が反射体22および反射体71により反射を繰り返すことにより太陽光発電セルアレイ30において発電に供される光量を増加せしめたものである。
上記各図に示すように、太陽光はスリット体20のスリット21を通過し、キャビティ60に入る。スリット体20の裏面は鏡面の反射体22が設けられ、筐体70の内壁面には鏡面の反射体71が設けられているため、一度キャビティ60内に入射した太陽光は吸収されない限り反射を繰り返す。ここで、キャビティ60内で太陽光を吸収する要素は太陽光発電セルアレイ30の各太陽光発電セル31のみであるので、太陽光発電セルに入射して光電変換に有効利用されるまで反射を繰り返す。
第1の工夫は太陽光発電セルアレイ30を透過型セルとする工夫である。太陽光発電セルアレイ30の矩形領域付近に入射しても発電に消費されない太陽光をも有効に利用することを狙ったものである。太陽光発電セルアレイ30を構成する構造物のうちフレーム基板など光電変換に直接関係しない機械的構造物が光を吸収する不透明のものであれば、太陽光発電セルアレイ30の矩形領域において光が減衰してしまう。そこで、光電変換に利用されない光が透過できるように太陽光発電セルアレイ30を透過型セルとしておけば太陽光発電効率が向上する。
光電変換に適した波長帯が異なる太陽光発電セルを組み合わせることにより、太陽光の発電利用効率が向上する。太陽光は自然光として多様な波長帯の波長の光を含むものであるが、太陽光発電セルはその特性に応じて光電変換を効率的に行える光の波長帯がある。
また、実施例1の集光型太陽光発電システムによれば、スリット21を通過した太陽光は、キャビティ60内で太陽光発電セル31で光電変換に利用されるまで反射体22および反射体71で反射を繰り返すため、多くの太陽光が有効に太陽光発電セルにおいて光電変換され、発電に供されることとなる。また、太陽光発電セルアレイを透過型のものとする工夫や、太陽光発電セルアレイに含まれる太陽光発電セルとして光電変換効率の高い波長帯を異なる複数種類のものを組み合わせる工夫を行うことにより、発電効率を向上させることができる。
スリット体20は、到来する太陽光が通過する幅を確保しつつ一度スリット体20を通過した太陽光がキャビティ60内から出てこないように蓋をする役割を持つ。シリンドリカルレンズ10に対する太陽光の到来方向によって焦点距離(深さ)が変動するが、実施例1の構成例では相対位置調整機構40によりシリンドリカルレンズ10やスリット体20や太陽光発電セルアレイ30の相対位置を変化させることによって太陽光の焦点距離(深さ)付近にスリット体20が位置するように調整し、スリット体20のスリット幅を小さい状態に保ち、蓋としての役割を重視した。
図12に示すように、スリット体20のシリンドリカルレンズ10等に対する相対位置は変化しないがスリット幅が増減している。
図13に示すように、板状部材23a,23bには回転軸が設けられ、回転軸を中心として回転できるようになっている。
図13(a)に示すように回転角が大きくなると板状部材23a,23bの対向するエッジ間隔が大きくなり、図13(b)に示すように回転角が小さくなると板状部材23a,23bの対向するエッジ間隔が小さくなる。
20 スリット体
21 スリット
22 反射体
23a,23b 板状部材
30 太陽光発電セルアレイ
40 相対位置調整機構
50 キャビティ
60 南北方向仰角調整機構
70 筐体
71 反射体
80a,80b スリット幅調整機構
100,100a 集光型太陽光発電システム
Claims (15)
- 受光面で受光した太陽光を略直線状の光線として集束させるシリンドリカルレンズであって、前記集束した光線が略東西方向となるように配置せしめたシリンドリカルレンズと、
太陽光を受けて発電する太陽光発電セルを並べた太陽光発電セルアレイであって、前記シリンドリカルレンズにより集光された前記光線を受けるように前記シリンドリカルレンズの下方に配置せしめた太陽光発電セルアレイと、
太陽光の入射角度に応じて前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイとの相対距離を調整する相対位置調整機構と、
前記太陽光の入射角度に応じて、前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイの南北方向の仰角を調整することにより、太陽光が前記太陽光発電セルアレイに対して正対する方向から到来するように調整せしめ、前記太陽光発電セルアレイ上に略直線上に焦点を結ぶようにする南北方向仰角調整機構とを備えたことを特徴とする集光型太陽光発電システム。 - 前記相対位置調整機構による前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイとの相対距離の調整が、前記太陽光発電セルアレイに対して、前記シリンドリカルレンズの相対位置を移動させるものである請求項1に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記相対位置調整機構による前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイとの相対距離の調整が、前記シリンドリカルレンズに対して、前記太陽光発電セルアレイの相対位置を移動させるものである請求項1に記載の集光型太陽光発電システム。
- 略直線状のスリットを備え、裏面の少なくとも一部は反射体であるスリット体であって、前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイの間に位置し、前記シリンドリカルレンズにより集束された前記略直線状の光線が前記スリットを通過し、当該通過した光が前記太陽光発電セルアレイで受光されるように前記シリンドリカルレンズの下方に配置せしめたスリット体を備え、
前記スリット体の前記スリットを通過して前記太陽光発電セルアレイに入射した太陽光のうち、前記太陽光発電セルアレイの表面で反射してしまった太陽光を前記スリット体裏面の前記反射体により反射させて前記太陽光発電セルアレイに再入射させ、前記スリット体裏面と前記太陽光発電セルアレイの間で反射と再入射を繰り返すことにより前記太陽光発電セルアレイにおける発電に供される光量を増加せしめることを特徴とした請求項1に記載の集光型太陽光発電システム。 - 前記相対位置調整機構による前記シリンドリカルレンズと前記スリット体と前記太陽光発電セルアレイとの相対距離の調整が、前記スリット体と前記太陽光発電セルアレイに対して、前記シリンドリカルレンズの相対位置を移動させるものである請求項4に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記相対位置調整機構による前記シリンドリカルレンズと前記スリット体と前記太陽光発電セルアレイとの相対距離の調整が、前記シリンドリカルレンズに対して、前記スリット体と前記太陽光発電セルアレイの相対位置を移動させるものである請求項4に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記相対位置調整機構による前記シリンドリカルレンズと前記スリット体と前記太陽光発電セルアレイとの相対距離の調整が、前記シリンドリカルレンズと前記太陽光発電セルアレイに対して、前記スリット体の相対位置を移動させるものである請求項4に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記太陽光発電セルが透過型セルであり、前記太陽光発電セルで発電エネルギーに変換されなかった太陽光は通過させるものとした請求項1から7のいずれか1項に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記スリット体の下方に設けられ、前記太陽光発電セルアレイを囲うキャビティであって、その内壁面の少なくとも一部の領域に光を反射する反射体が設けられたキャビティを備え、
前記スリット体の前記スリットを通過して前記キャビティ内に入射した太陽光のうち、前記透過型セルで発電エネルギーに変換されずに通過した太陽光を、前記キャビティの内壁面の反射体と前記スリット体裏面の反射体の間で光を反射を繰り返し、前記太陽光発電セルアレイにおいて発電に供される光量を増加せしめることを特徴とした請求項8に記載の集光型太陽光発電システム。 - 前記太陽光発電セルアレイが、少なくとも発電効率が高い波長帯が第1の波長帯である太陽光発電セルと、発電効率が高い波長帯が第2の波長帯である太陽光発電セルの2種類以上のセルを重ねて配置した請求項1から9のいずれか1項に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記スリット体が、前記スリット幅を増減させるスリット幅調整機構を備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記スリット体が互いに独立した2枚の板状部材からなり前記板状部材の対向するエッジ間により前記スリットが形成され、前記スリット幅調整機構が、前記スリット体をスライドさせることにより前記スリット幅を増減させるものであることを特徴とする請求項11に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記スリット体が互いに独立した2枚の板状部材からなり前記板状部材の対向するエッジ間により前記スリットが形成され、前記スリット幅調整機構が前記板状部材に設けられた回転軸を中心として前記板状部材を回動させることにより前記スリットの幅を増減させるものであることを特徴とする請求項11記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記シリンドリカルレンズをフレネルレンズとしたことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の集光型太陽光発電システム。
- 前記シリンドリカルレンズに光触媒コーティングを施し、表面の汚れが付きにくいようにしたことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の集光型太陽光発電システム。
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