JP4978499B2 - 信号伝送装置 - Google Patents

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本発明は、信号伝送装置に関する。
従来、入射された信号光の有無に基づいて、待機状態から通常状態に復帰する光増幅中継器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この光増幅中継器によれば、入射された信号光を増幅して出力光を得る光増幅手段と、入射された信号光の有無を検出した結果に応じて、制御信号を出力する信号光制御手段と、信号光制御手段により出力された制御信号に従って光増幅手段の動作を停止させて待機状態にする待機手段とを備え、信号光制御手段により入射された信号光が無いことを検出したとき、待機手段により光増幅手段の動作を停止させることができる。
特開平7−154329号公報
本発明の目的は、光受信部での光信号の検出結果に基づいて、光送信部における光信号の送信モードを切り替えることができる信号伝送装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の信号伝送装置を提供する。
[1]送信すべき電気信号を光信号に変換し、その変換した光信号を光伝送路を介して異なる複数の送信モードで送信する光送信部と、前記光伝送路を介して前記光送信部から送信された前記光信号を受信し、その受信した光信号を電気信号に変換して出力する光受信部と、前記光受信部により前記光信号が受信されたことを検出する検出部と、前記検出部による検出結果に基づいて、前記光送信部の前記送信モードを切り替える切替部とを備え、前記光送信部が光信号を送信する際の前記異なる複数の送信モードは、光信号を連続的に送信する連続モードと、光信号を間欠的に送信する間欠モードとを含み、前記切替部は、前記検出部により前記光信号の受信が検出されなかったとき、前記送信モードを間欠モードに切り替え、前記検出部により前記光信号の受信が検出されたとき、前記送信モードを連続モードに切り替えるものであり、前記光送信部が間欠モードで送信する光信号は、「IEC 60825−1」又は「JIS C 6802」の所定のクラスの安全基準満た所定の発光時間及び所定の周期時間で発光が繰り返し行われたパルス信号であって、前記所定の発光時間は、前記光送信部からの問い合わせ要求の周期より短い時間である信号伝送装置。
請求項1に係る信号伝送装置によれば、光受信部での光信号の検出結果に基づいて、光送信部における光信号の送信モードを切り替えることができる。
請求項に係る信号伝送装置によれば、光受信部での光信号の受信が検出されなかったとき、光送信部の送信モードを間欠モードに切り替えることができる。
請求項に係る信号伝送装置によれば、光受信部での光信号の受信が検出されたとき、光送信部の送信モードを連続モードに切り替えることができる。
請求項に係る信号伝送装置によれば、光信号が外部に漏洩しても、所定のクラスの安全基準を満たすことができる。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る表示システムの一例を示す全体図である。この画像表示システム100は、第1及び第2のホストコンピュータ4A,4Bと、第1及び第2のホストコンピュータ4A,4Bからの画像信号、音声信号及び制御信号に基づいて画像表示、音声出力を行う画像表示装置5と、第1及び第2のホストコンピュータ4A,4Bにそれぞれ接続された送信モジュール(光送信部)2と、光ファイバ(光伝送路)10及びメタルケーブル(電気伝送路)11を介して送信モジュール2に接続されるとともに、画像表示装置5に接続された受信モジュール(光受信部)3とから構成されている。なお、送信モジュール2及び受信モジュール3は、信号伝送装置1を構成する。
画像表示システム100の利用形態としては、例えば、駅、学校、病院等の施設において、第1及び第2のホストコンピュータ4A,4Bと画像表示装置5とが距離の離れた場所に設置される。
第1のホストコンピュータ4Aは、DVIコネクタ、ステレオミニジャック等の外部出力用のコネクタを有し、画像及び音声が記録された画像データを再生する画像再生プログラム等に従って動作することにより、画像信号及び音声信号を生成し、電気信号として外部に出力する。
第2のホストコンピュータ4Bは、例えば、D−Sub9ピンコネクタを有し、画像表示装置5を制御する遠隔操作プログラムに従って動作することにより、ユーザからの操作やユーザにより設定されたタイマ等に応じて、画像表示装置5の電源のオンオフの切り替え、又は画像表示装置5の動作状態の切り替え等を指示する制御信号を外部に出力する。なお、第1のホストコンピュータ4Aが、第2のホストコンピュータ4Bの機能を兼ね備えて、制御信号を送信するようにしてもよい。
送信モジュール2は、第1のホストコンピュータ4AからDVIケーブル12A及び音声ケーブル13Aを介して画像信号及び音声信号が入力され、第2のホストコンピュータ4Bから制御ケーブル14Aを介して制御信号が入力される。また、送信モジュール2は、画像信号を光信号に変換して、その光信号を光ファイバ10を介して送信するとともに、音声信号及び制御信号に基づく電気信号をメタルケーブル11を介して送信する。
受信モジュール3は、送信モジュール2から光ファイバ10を介して光信号を受信するとともに、メタルケーブル11を介して電気信号を受信する。また、受信モジュール3は、DVIケーブル12B、音声ケーブル13B及び制御ケーブル14Bを介して画像表示装置5に接続され、その受信した光信号を変換した画像信号、電気信号に基づく音声信号及び制御信号を画像表示装置5に出力する。
外部電源装置6A,6Bは、例えば、ACアダプタであり、100VのAC電源から6VのDC電源に変換し、そのDC電源を送信モジュール2及び受信モジュール3にそれぞれ供給する。
光ファイバ10は、光信号として、DVI(Digital Visual Interface)の規格に基づくR,G,Bからなる3つのR,G,B信号と、クロック信号とを伝送するため、それらのビット数に合わせて4本具備される。光ファイバ10は、例えば、コア径が50μmのマルチモード光ファイバ(Multi Mode Fiber)であり、10m以上の長さを有する。
メタルケーブル11は、電気信号を送信モジュール2と受信モジュール3との間で双方向に伝送する電気伝送路であり、例えば、カテゴリー5のUTPケーブルを用いることができる。
画像表示装置5は、DVIの規格に対応した、例えば、PDP(Plasma Display Panel)、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部5aを備え、更にこの表示部5aを制御する表示制御回路、音声増幅回路、スピーカ、及び電源回路(いずれも図示せず)を備えて構成されている。
(送信モジュールの構成)
図2は、送信モジュール2の概略構成例を示すブロック図である。この送信モジュール2は、DVIコネクタ20A、音声コネクタ20B、RS232Cコネクタ20C、電源部21、電気/光変換部22、ディスプレイ信号I/F部23A、音声信号I/F部23B、制御信号I/F部23C、符号化/復号化制御部24、差動信号I/F部25及び差動信号コネクタ26を備える。
DVIコネクタ20A、音声コネクタ20B及びRS232Cコネクタ20Cは、それぞれDVIケーブル12A、音声ケーブル13A、制御ケーブル14Aに接続される。
DVIコネクタ20Aは、上述のR,G,B信号、クロック信号の他に、DDC(Display Data Channel) 5V信号、DDC CLK(Clock)信号、DDC Data信号及びHPD(Hot Plug Detect)信号が入力される複数のピンを有する。
なお、DDC CLK信号及びDDC Data信号は、第1のホストコンピュータ4Aが画像表示装置5で表示可能な解像度などのプロパティ情報を得るためのディスプレイ信号であり、DDC 5V信号とHPD信号は、第1のホストコンピュータ4Aと画像表示装置5との接続状態を確認するための接続状態信号である。
音声コネクタ20Bは、例えば、ステレオミニジャック等の形状を有し、右側音声用のピンRと、左側音声用のピンLとを備える。
RS232Cコネクタ20Cは、例えば、D−Sub9ピンコネクタであり、ホストコンピュータ4Aから画像表示装置5への下り方向の制御信号が入力されるピンRxDと、画像表示装置5からホストコンピュータ4Aへの上り方向の制御信号が出力されるピンTxDと、グラウンド用のピンGNDと、送信要求用のピンRTSと、送信可能用のピンCTSとを備える。本実施の形態では、ピンRTSと、ピンCTSとが接続されている。
電源部21は、外部電源装置6Aから送られるDC電源を複数の電圧値の電圧に変換し、変換した電圧を送信モジュール2の各部の駆動電圧に合わせて供給する。
電気/光変換部22は、R,G,B信号、クロック信号をそれぞれ波形整形するバッファ回路と、波形整形された信号をそれぞれ光信号として出力する、例えば、面発光型レーザ等の4つの発光素子と、4つの発光素子を駆動する駆動回路と、光ファイバ10に接続される、例えば、LCコネクタ、SCコネクタ等の光コネクタと、光信号を出力する際の異なる2つの送信モードを切り替える切替制御部220とを備える。
切替制御部220は、受信モジュール3による光信号の検出結果に基づいて、光信号を連続的に送信する連続モードと、光信号を間欠的に送信する間欠モードとからなる異なる2つの送信モードを切り替える。すなわち、切替制御部220は、受信モジュール3により光信号の受信が検出されなかったとき、送信モードを間欠モードに切り替え、光信号の受信が検出されたとき、送信モードを連続モードに切り替える。
なお、間欠モードにより送信される光信号は、所定のクラスの安全基準が満たされるように、所定の発光時間で発光が行われ、その発光が周期時間で繰り返し行われたパルス信号である。また、この発光時間は、受信モジュール3にてその光信号を受信したことを検出可能であって、送信モジュール2からの問い合わせ要求の周期より短い時間である。安全基準としては、例えば、「JIS C 6802」、「IEC 60825−1」等に則り、例えば、光信号の発光時間は10msecであり、周期時間は100msecである。なお、本実施の形態では、所定の発光時間で発光が行われた光信号を間欠光信号という。
ディスプレイ信号I/F部23Aは、DVIコネクタ20Aと符号化/復号化制御部24とに接続され、DVIコネクタ20Aから入力されるディスプレイ信号(DDC CLK信号、DDC Data信号)からディスプレイデータを取得し、そのディスプレイデータを符号化/復号化制御部24に出力する。また、ディスプレイ信号I/F部23Aは、符号化/復号化制御部24から入力されるディスプレイデータをディスプレイ信号としてDVIコネクタ20Aに出力する。
音声信号I/F部23Bは、音声コネクタ20Bと符号化/復号化制御部24とに接続され、音声コネクタ20BのピンR,Lから入力されたアナログの音声信号をサンプリング周波数、例えば、44.1kHzにより8ビットのデジタルの音声データに変換し、その音声データを符号化/復号化制御部24に出力する。
制御信号I/F部23Cは、RS232Cコネクタ20Cと符号化/復号化制御部24とに接続され、RS232Cコネクタ20CのピンRxDから入力される制御信号を符号化/復号化制御部24に制御データとして出力する。また、符号化/復号化制御部24から入力される制御データをピンTxDに制御信号として出力する。
符号化/復号化制御部24は、ディスプレイ信号I/F部23A、音声信号I/F部23B及び制御信号I/F部23Cからそれぞれ入力されたディスプレイデータ、音声データ、制御データを受信モジュール3側で識別可能なヘッダをそれぞれ付加してパケットに符号化する。また、符号化/復号化制御部24は、受信モジュール3側から送信されたパケットを復号化することによりディスプレイデータ及び制御データを取得し、ディスプレイ信号I/F部23A及び制御信号I/F部23Cにそれぞれ出力する。
送信モジュール2と受信モジュール3との間で送受信されるパケットには、切替制御部220から受信モジュール3に対して光信号を受信したか否かを問い合わせる問い合わせ要求と、その問い合わせ要求に対して、受信モジュール3が光信号を受信したことを応答する受光応答とが含まれる。
差動信号I/F部25は、符号化/復号化制御部24により符号化されたパケットを例えば、RS−422、RS485等の差動信号を用いたデータ伝送を行う。ここで、各信号の伝送に必要な帯域は、ディスプレイ信号は最大400kbps、制御信号は20kbps、音声信号は1.5Mbps程度であるため、時分割多重を行うことにより、差動信号I/F部25の伝送帯域は、例えば、2.4Mbpsとすることができる。差動信号コネクタ26は、RJ45コネクタ等の形状を有する。
(受信モジュールの構成)
図3は、受信モジュール3の概略構成例を示すブロック図である。この受信モジュール3は、DVIコネクタ30A、音声コネクタ30B、RS232Cコネクタ30C、電源部31、光/電気変換部32、ディスプレイ信号I/F部33A、音声信号I/F部33B、制御信号I/F部33C、符号化/復号化制御部34、差動信号I/F部35、差動信号及びコネクタ36を備える。
DVIコネクタ30A、音声コネクタ30B及びRS232Cコネクタ30Cは、それぞれDVIケーブル12B、音声ケーブル13B及び制御ケーブル14Bにそれぞれ接続される。なお、DVIコネクタ30A、音声コネクタ30B及びRS232Cコネクタ30Cは、送信モジュール2のDVIコネクタ20A、音声コネクタ20B及びRS232Cコネクタ20Cと同様のピン構成を有する。
電源部31は、外部電源装置6Bから送られるDC電源を、複数の電圧値の電圧に変換し、変換した電圧を受信モジュール3の各部に合わせて供給する。
光/電気変換部32は、光ファイバ10に接続される光コネクタと、光コネクタを介して受信した4つの光信号を微小電流にそれぞれ変換する、例えば、フォトダイオード等の4つの受光素子と、4つの受光素子による微小電流を電圧に変換し、その電圧を増幅し、増幅したR,G,B信号、クロック信号をDVIコネクタ30Aに出力する増幅回路と、受光素子により光信号を受信したことを検出する検出部320とを備える。
検出部320は、例えば、増幅回路により増幅したR,G,B信号、クロック信号の振幅を所定のしきい値と比較し、それらの振幅が所定のしきい値以上である場合に、光信号を受信したことを検出する。そして、検出部320は、光信号の受信を検出した場合には、符号化/復号化制御部34に受光応答のパケットを送信するように指示する。
差動信号I/F部35は、差動信号コネクタ36を介して送信モジュール2により送信された差動電気信号からパケットを取り出して、そのパケットを符号化/復号化制御部34に出力する。また、差動信号I/F部35は、符号化/復号化制御部34により符号化されたパケットを送信する。
ディスプレイ信号I/F部33Aは、DVIコネクタ30Aと符号化/復号化制御部34に接続され、DVIコネクタ30Aから入力されるディスプレイ信号からディスプレイデータを取得し、そのディスプレイデータを符号化/復号化制御部34に出力する。また、ディスプレイ信号I/F部33Aは、符号化/復号化制御部34から入力されるディスプレイデータをディスプレイ信号としてDVIコネクタ30Aに出力する。
符号化/復号化制御部34は、ディスプレイ信号I/F部33A及び制御信号I/F部33Cからそれぞれ入力されたディスプレイデータ及び制御データをパケットに順次符号化する。
ディスプレイ信号I/F部33Aは、DVIコネクタ30Aと符号化/復号化制御部34に接続され、DVIコネクタ30Aから入力されるディスプレイ信号からディスプレイデータを取得し、そのディスプレイデータを符号化/復号化制御部34に出力する。また、ディスプレイ信号I/F部33Aは、符号化/復号化制御部34から入力されるディスプレイデータをディスプレイ信号としてDVIコネクタ30Aに出力する。
音声信号I/F部33Bは、音声コネクタ30Bと符号化/復号化制御部34に接続され、符号化/復号化制御部34から入力された音声データをアナログの音声信号に変換し、その音声信号を音声コネクタ30BのピンR,Lに出力する。
制御信号I/F部33Cは、RS232Cコネクタ30Cと符号化/復号化制御部34に接続され、RS232Cコネクタ30CのピンRxDから入力される制御信号を符号化/復号化制御部34に出力する。また、符号化/復号化制御部34から入力される制御データをピンTxDに出力する。
(実施の形態の動作)
次に、画像表示システム100の動作について以下に説明する。
まず、ユーザは、図1に例示するように、第1及び第2のホストコンピュータ4A,4B、送信モジュール2、受信モジュール3並びに画像表示装置5を各ケーブルによりそれぞれ接続する。さらに、外部電源装置6A,6Bを送信モジュール2及び受信モジュール3にそれぞれ接続するとともに、AC100Vに接続する。
その後、ユーザは、第1及び第2のホストコンピュータ4A,4Bと画像表示装置5との電源をオンにする。そして、第1のホストコンピュータ4Aにより、画像再生プログラムを起動して画像データの再生を指示すると、第1のホストコンピュータ4Aは、画像データに基づく画像信号及び音声信号を生成し、DVIケーブル12A及び音声ケーブル13Aを介して送信モジュール2にそれぞれ出力する。
第1のホストコンピュータ4Aから出力された画像信号は、DVIコネクタ20Aを介して送信モジュール2に入力される。また、第1のホストコンピュータ4Aから出力された音声信号は、音声コネクタ20Bを介して送信モジュール2に入力される。
次に、送信モジュール2の電気/光変換部22は、DVIコネクタ20Aに入力された画像信号のうちR,G,B信号、クロック信号に基づいて、駆動回路により4つの発光素子をそれぞれ駆動して、4つの光信号を光コネクタを介して光ファイバ10に送信する。このとき、電気/光変換部22は、切替制御部220の制御により連続モードにて光信号を送信する。
そして、ディスプレイ信号I/F部23Aは、DVIコネクタ20Aに入力された画像信号のうちディスプレイ信号に基づいて、ディスプレイデータを取得し、符号化/復号化制御部24に出力する。
また、音声信号I/F部23Bは、音声コネクタ20Bに入力された音声信号をサンプリング周波数により8ビットのデジタルの音声データに変換し、その音声データを符号化/復号化制御部24に出力する。
次に、符号化/復号化制御部24は、音声信号I/F部23Bにより出力されたディスプレイデータ及び音声データを、データの種類に応じたヘッダを付加したパケットに符号化し、そのパケットを差動信号I/F部25及び差動信号コネクタ26を介して、メタルケーブル11に出力する。
次に、受信モジュール3の光/電気変換部32は、光ファイバ10から入光した光信号を、受光素子により微小の電気信号に変換し、さらに増幅回路で増幅したR,G,B信号、クロック信号をDVIコネクタ30Aに出力する。
また、符号化/復号化制御部34は、メタルケーブル11、差動信号コネクタ36及び差動信号I/F部35を介して入力されたパケットを復号化することにより、ディスプレイデータ及び音声データを取得する。そのディスプレイデータは、ディスプレイ信号I/F部33Aを介してディスプレイ信号としてDVIコネクタ30Aに出力され、その音声データは、音声データI/F部33Bを介して音声信号として音声コネクタ30Bに出力される。
次に、画像信号及びディスプレイ信号は、DVIケーブル12Bを介して画像表示装置5に送信され、音声信号は、音声ケーブル13Bを介して画像表示装置5に送信される。
画像表示装置5は、送信された画像信号及びディスプレイ信号に基づいて、表示制御回路により画像処理を行って表示部5aに画像を表示するともに、音声増幅回路により音声信号を増幅してスピーカから音声を出力する。
(連続モードから間欠モードへの切替処理)
次に、連続モードから間欠モードへの切替処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、上記のように画像信号に基づく光信号が、送信モジュール2から受信モジュール3に連続モードで送信されている間(S10)、送信モジュール2は、送信した光信号が受信モジュール3により受信された旨を示す受光応答の受信待ち状態となる(S11)。
一方、受信モジュール3において、光/電気変換部32の検出部320は、送信モジュール2からの光信号の受信を検出することにより、送信モジュール2から光信号を受信しているか否かを定期的に確認する受信確認を行う(S20)。
そして、検出部320が、光信号の受信を検出した場合には(S20:Yes)、符号化/復号化制御部34により受光応答のパケットをメタルケーブル11等を介して送信モジュール2に送信する(S21)。
また、検出部320が、光信号の受信を検出しなかった場合には(S20:No)、受信モジュール3は、間欠光信号の受信待ち状態に移行する(S22)。なお、光信号の受信が検出部320により検出されなかった原因としては、例えば、信号伝送装置1の設置、点検、交換等の作業により光ファイバ10及び光コネクタ等が一時的に切断された場合等が挙げられる。
一方、上述のステップS11により、受光応答の受信待ち状態となっている送信モジュール2において、符号化/復号化制御部24が受信モジュール3から受光応答のパケットを受信すると(S11:Yes)、符号化/復号化制御部24は、その旨を電気/光変換部22に通知する。
そして、その通知を受け付けた電気/光変換部22の切替制御部220は、連続モードでの光信号の送信を継続し(S10)、再び受光応答の受信待ち状態に移る(S11)。
また、符号化/復号化制御部24が、所定時間が経過しても受信モジュール3から受光応答のパケットを受信しなかった場合には(S11:No)、その旨を電気/光変換部22に通知し、電気/光変換部22の切替制御部220は、間欠モードでの光信号の送信に切り替える(S12)。
なお、送信モジュール2は、切替制御部220により送信モードを切り替えた旨を第1又は第2のホストコンピュータ4A,4Bに通知し、第1又は第2のホストコンピュータ4A,4Bは、自らの有する表示部に、その旨を示すメッセージを表示するようにしてもよい。
(間欠モードから連続モードへの切替処理)
次に、間欠モードから連続モードへの切替処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
間欠モードに切り替えられた送信モジュール2において、電気/光変換部22は、間欠光信号を送信する(S30)。
次に、電気/光変換部22の切替制御部220は、受信モジュール3に間欠光信号を受信したか否かを問い合わせる問い合わせ要求のパケットを送信するように符号化/復号化制御部24に指示すると、符号化/復号化制御部24は、問い合わせ要求のパケットをメタルケーブル11等を介して受信モジュール3に送信する(S31)。そして、切替制御部220は、送信モジュール2からの受光応答の受信待ち状態となる(S32)。
一方、間欠光信号の受信待ち状態に移行した受信モジュール3において、符号化/復号化制御部34は、送信モジュール2から問い合わせ要求のパケットを受信すると(S40:Yes)、その旨を光/電気変換部32に通知する。
そして、その通知を受け付けた光/電気変換部32の検出部320は、送信モジュール2から間欠光信号を受信したか否かを判定する(S41)。
次に、検出部320が、間欠光信号の受信を検出した場合には(S41:Yes)、符号化/復号化制御部34は、受光応答のパケットをメタルケーブル11等を介して送信モジュール2に送信し(S42)、受信モジュール3は、連続モードでの光信号の受信確認に移行する(S43)。
また、検出部320が、間欠光信号の受信を検出しなかった場合には(S41:No)、符号化/復号化制御部24は、非受光応答のパケットを送信モジュール2に送信する(S44)。
一方、上述のステップS31において、受光応答の受信待ち状態の送信モジュール2において、符号化/復号化制御部24が受信モジュール3から受光応答のパケットを受信すると(S32:Yes)、符号化/復号化制御部24は、その旨を電気/光変換部22に通知する。そして、切替制御部220は、連続モードでの光信号の送信に切り替える(S33)。
また、符号化/復号化制御部24が受光応答のパケットを受信しなかった、すなわち、
非受光応答のパケットを受信した、又は所定時間が経過しても受光応答及び非受光応答のどちらのパケットも受信しなかった場合には(S32:No)、光/電気変換部32は、周期時間だけ待機して(S34)、間欠光信号の送信(S30)に戻る。
以上のようにして、送信モジュール2の切替制御部220は、受信モジュール3の検出部320からの検出結果に基づいて送信モードを切り替え、検出部320により光信号の受信が検出された場合には、連続モードにより光信号が送信され、検出部320により光信号の受信が検出されなかった場合には、間欠モードにより光信号が送信される。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々変形実施が可能である。例えば、上記実施の形態では、異なる2つの送信モードを連続モード及び間欠モードとしたが、第1の間欠モードと、第1の間欠モードより発光間隔が長い第2の間欠モードとしてもよいし、発光強度や波長等の光信号を発光する際のパラメータを、第1の送信モードと第2の送信モードとで変更するようにしてもよい。また、2つの送信モード以外に他の送信モードがあってもよい。例えば、連続モード及び間欠モードに対して上記の発光間隔やパラメータ等を組み合わせて複数の送信モードを用意し、それら送信モードを切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ホストコンピュータを画像および音声生成手段として1台、制御信号生成手段として1台使用しているが、これらは1台にまとめてもよいし、画像・音声・制御用に個別に用意しても良く、さらにコンピュータではなく一般的なAV機器であってもよい。
また、上記実施の形態の構成要素を発明の要旨を変更しない範囲内で任意に組み合わせることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像表示システムの一例を示す全体図である。 図2は、送信モジュールの概略構成例を示すブロック図である。 図3は、受信モジュールの概略構成例を示すブロック図である。 図4は、連続モードから間欠モードへの切替処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、間欠モードから連続モードへの切替処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…信号伝送装置、2…送信モジュール、3…受信モジュール、4A,4B…ホストコンピュータ、5…画像表示装置、5a…表示部、6A,6B…外部電源装置、10…光ファイバ、11…メタルケーブル、12A,12B…DVIケーブル、13A,13B…音声ケーブル、14A,14B…制御ケーブル、20A…DVIコネクタ、20B…音声コネクタ、20C…RS232Cコネクタ、21…電源部、22…電気/光変換部、23A…ディスプレイ信号I/F部、23B…音声信号I/F部、23C…制御信号I/F部、24…符号化/復号化制御部、25…差動信号I/F部、26…差動信号コネクタ、30A…DVIコネクタ、30B…音声コネクタ、30C…RS232Cコネクタ、31…電源部、32…光/電気変換部、33A…ディスプレイ信号I/F部、33B…音声信号I/F部、33C…制御信号I/F部、34…符号化/復号化制御部、35…差動信号I/F部、36…差動信号コネクタ、100…画像表示システム、220…切替制御部、320…検出部

Claims (1)

  1. 送信すべき電気信号を光信号に変換し、その変換した光信号を光伝送路を介して異なる複数の送信モードで送信する光送信部と、
    前記光伝送路を介して前記光送信部から送信された前記光信号を受信し、その受信した光信号を電気信号に変換して出力する光受信部と、
    前記光受信部により前記光信号が受信されたことを検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果に基づいて、前記光送信部の前記送信モードを切り替える切替部とを備え、
    前記光送信部が光信号を送信する際の前記異なる複数の送信モードは、光信号を連続的に送信する連続モードと、光信号を間欠的に送信する間欠モードとを含み、
    前記切替部は、前記検出部により前記光信号の受信が検出されなかったとき、前記送信モードを間欠モードに切り替え、前記検出部により前記光信号の受信が検出されたとき、前記送信モードを連続モードに切り替えるものであり、
    前記光送信部が間欠モードで送信する光信号は、「IEC 60825−1」又は「JIS C 6802」の所定のクラスの安全基準満た所定の発光時間及び所定の周期時間で発光が繰り返し行われたパルス信号であって、前記所定の発光時間は、前記光送信部からの問い合わせ要求の周期より短い時間である信号伝送装置。
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