JP4978451B2 - 無線通信装置及びそれに用いる立ち上げ制御方法並びにそのプログラム - Google Patents

無線通信装置及びそれに用いる立ち上げ制御方法並びにそのプログラム Download PDF

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本発明は無線通信装置及びそれに用いる立ち上げ制御方法並びにそのプログラムに関し、特に無線通信装置における装置起動時の立ち上げ処理に関する。
本発明に関連する無線通信装置においては、アンテナに近接したODU(Outdoor Unit:屋外装置)[RF(Radio Frequency)送受信機]と、このODUと離れて設置されるIDU(Indoor Unit:屋内装置)とに分割して接続している。この場合、上記の無線通信装置では、アンテナを有した無線通信部を持つODUを小型軽量化して高所への設置を容易にし、かつ通信処理や制御機能を司る部分であるIDUを屋内に設置している(例えば、特許文献1参照)。
上記の無線通信装置としては、(1+1)装置において、復調部と信号処理部とが別パッケージになっている場合、図7に示すような構成となっている。図7において、無線通信装置1bは、ODU2−1,2−2と、IDU3bと、IDU−ODU間ケーブル100−1,100−2とから構成されている。IDU3bは、ODU I/F(Interface)31−1,31−2と、復調部32−1,32−2と、CPU(中央処理装置)33と、信号処理部34bとを備えている。
復調部32−1,32−2は、シリアル制御設定回路321−1,321−2を備え、信号処理部34bは、シリアル制御設定回路341と、設定テーブル342aと、制御生成回路343と、制御ビット抽出回路346とを備えている。
また、無線通信装置としては、(1+0)装置において、復調部と信号処理部とが同一パッケージになっている場合、図9に示すような構成となっている。図9において、無線通信装置1cは、ODU2と、IDU3cと、IDU−ODU間ケーブル100とから構成されている。IDU3cは、ODU I/F31と、CPU33と、復調信号処理部35aとを備えている。
復調信号処理部35aは、復調部32と、シリアル制御設定回路36と、設定テーブル37aと、信号処理部34cとを備え、信号処理部34cは、制御生成回路343と、制御ビット抽出回路346とを含んでいる。
上述した無線通信装置1b,1cのCPU33は、装置起動時の立ち上げ処理として、装置内の各機能部のシリアル制御設定回路321−1,321−2,341,36にアクセスし、プロビジョニング設定(サービスに関わる配線、機器、信号等の通信に関わる設定)の実行や、IDU−ODU間のケーブル長周波数特性補正やレベル補正(以下、ケーブル長補正とする)を実施する。
ここで、IDU−ODU間のケーブル長が長くなると、ケーブル損失が大きくなり、IDU内の復調器への入力レベル低下や周波数特性劣化が発生する。このため、装置起動の立ち上げ処理時には、IDU−ODU間のケーブル長に応じてIDU内の送信出力レベルを制御することによりケーブル長補正が実施されている。
つまり、無線通信装置1b,1cのCPU33では、図8及び図10に示すように、装置起動時の立ち上げ処理が実行される。以下、無線通信装置1b,1c各々の装置起動時の立ち上げ処理について説明する。
無線通信装置1bでは、電源(図示せず)が立ち上げられると(図8ステップS61)、CPU33が起動され(図8ステップS62)、ODU2−1,2−2の設定等が行われ(図8ステップS63)、復調部32−1,32−2に対してプロビジョニング設定が行われる(図8ステップS64)。
復調部32−1,32−2は、CPU33からのプロビジョニング設定を受信すると(図8ステップS51)、プロビジョニング設定を実行する。復調部32−1,32−2は、プロビジョニング設定が完了すると、設定完了レスポンスをCPU33に返し(図8ステップS52)、運用状態となる。
CPU33は、復調部32−1,32−2からの設定完了レスポンスを受信すると(図8ステップS65)、信号処理部34bに対してプロビジョニング設定を行う(図8ステップS66)。
信号処理部34bは、CPU33からのプロビジョニング設定を受信すると(図8ステップS71)、プロビジョニング設定を実行する。信号処理部34bは、プロビジョニング設定が完了すると、設定完了レスポンスをCPU33に返し(図8ステップS72)、運用状態となる。
CPU33は、信号処理部34bからの設定完了レスポンスを受信すると(図8ステップS67)、ケーブル長補正を実施し(図8ステップS68)、立ち上げ設定完了となる。
一方、無線通信装置1cでは、電源(図示せず)が立ち上げられると(図10ステップS81)、CPU33が起動され(図10ステップS82)、ODU2の設定等が行われ(図10ステップS83)、復調信号処理部35aに対してプロビジョニング設定が行われる(図10ステップS84)。
復調信号処理部35aは、CPU33からのプロビジョニング設定を受信すると(図10ステップS91)、プロビジョニング設定を実行する。復調信号処理部35aは、プロビジョニング設定が完了すると、設定完了レスポンスをCPU33に返し(図10ステップS92)、運用状態となる。
CPU33は、復調信号処理部35aからの設定完了レスポンスを受信すると(図10ステップS85)、ケーブル長補正を実施し(図10ステップS86)、立ち上げ設定完了となる。
ケーブル長補正を実施するためには、復調部32,32−1,32−2のプロビジョニング設定を実施する必要があるので(正確には変調部であるが、変調部と復調部とを一括設定)、先にプロビジョニング設定を実施し、その後にケーブル長補正を実施している。したがって、復調部32,32−1,32−2と信号処理部34b/復調信号処理部35aとは、プロビジョニング設定によって通常運用状態となるが、ケーブル長補正が実施されていない状態となる。
復調部32,32−1,32−2では、正確に復調することが可能となる入力レベルを規定している。しかしながら、上記のようなケーブル長補正が実施されていない状態では、ODU2,2−1,2−2のRF受信電界によっては、復調部32,32−1,32−2の入力レベルが規定値から外れる場合がある。復調部32,32−1,32−2の入力レベルが規定値から外れた場合、復調部32,32−1,32−2では復調誤りや同期外れを発生する。
本発明に関連する無線通信装置1b,1cでは、装置立ち上げ処理の過渡状態において、復調部32,32−1,32−2が多数の復調誤りを発生することがあり、信号処理部34b/復調信号処理部35aが誤って復調された制御ビットを抽出することによって、本来発動しない制御を発動することがある。
特開2006−197343号公報
上述した本発明に関連する無線通信装置では、ケーブル長補正を実施するために、復調部のプロビジョニング設定が実施されている必要がある。この無線通信装置では、復調部のプロビジョニング設定が実施され、その後、ケーブル長補正が実施されるまでの間、復調部の入力レベルが規定値外となる可能性があるため、復調部の復調誤りを完全に防ぐことができない。
したがって、本発明に関連する無線通信装置では、ケーブル長補正が実施されるまで、信号処理部が復調誤りした制御ビットを受信しても、制御を発動しない仕組みが必要とされる。上記の特許文献1に記載の無線通信装置でも同様である。
上記のように、本発明に関連する無線通信装置では、装置起動時、全ての立ち上げ処理が完了し、装置が通常運用を開始するまでは復調誤りや同期外れによる信号の不通自体は問題とならない。
但し、本発明に関連する無線通信装置では、装置立ち上げの過渡状態において、復調部によって誤って復調されたデータを信号処理部が受信し、受信したデータから制御ビット抽出回路が抽出した誤った制御ビットによって、制御生成回路が制御を発動し、装置が誤動作することが課題となっている。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、装置立ち上げ時の過渡状態において、復調部が多数の復調誤りを発生している状態で、信号処理部が誤った制御を発動することによる装置誤動作を防止することができる無線通信装置及びそれに用いる立ち上げ制御方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による無線通信装置は、ODU(Outdoor Unit)とIDU(Indoor Unit)とから構成される無線通信装置において、
受信信号を復調する復調手段と、
前記復調手段で復調された信号内の制御ビットを判定して各種制御信号を発動する信号処理手段と、
前記ODUと前記IDUとの間のケーブル長を補正するケーブル長補正手段と、
装置立ち上げ時に当該立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理手段の制御出力をマスクするマスク手段とを備え、
前記信号処理手段の制御出力がマスクされた期間に前記ケーブル長補正手段による前記ケーブル長の補正を行っている。
本発明による立ち上げ制御方法は、ODU(Outdoor Unit)とIDU(Indoor Unit)とから構成される無線通信装置に、受信信号を復調する復調手段と、前記復調手段で復調された信号内の制御ビットを判定して各種制御を発動する信号処理手段と、前記ODUと前記IDUとの間のケーブル長を補正するケーブル長補正手段とを設け、
前記無線通信装置の立ち上げ時に当該立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理による制御出力をマスクするマスク処理を備え、
前記信号処理手段の制御出力がマスクされた期間に前記ケーブル長補正手段による前記ケーブル長の補正を行っている。
本発明によるプログラムは、ODU(Outdoor Unit)とIDU(Indoor Unit)とから構成され、受信信号を復調する復調手段と、前記復調手段で復調された信号内の制御ビットを判定して各種制御を発動する信号処理手段と、前記ODUと前記IDUとの間のケーブル長を補正するケーブル長補正手段とを含む無線通信装置内の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
前記無線通信装置の立ち上げ時に当該立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理による制御出力をマスクするマスク処理を含み、
前記信号処理手段の制御出力がマスクされた期間に前記ケーブル長補正手段による前記ケーブル長の補正を行わせることを特徴とする。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、装置立ち上げ時の過渡状態において、復調部が多数の復調誤りを発生している状態で、信号処理部が誤った制御を発動することによる装置誤動作を防止することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態による無線通信装置の構成例を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施の形態による無線通信装置1は、ODU(Outdoor Unit:屋外装置)[RF(Radio Frequency)送受信機]2と、IDU(Indoor Unit:屋内装置)3と、IDU−ODU間ケーブル100とから構成されている。
IDU3は、ケーブル長補正部30と、受信信号を復調する復調部32と、復調部32で復調された信号内の制御ビットを判定して各種制御を発動する信号処理部34とを備えている。信号処理部34は無線通信装置1の立ち上げ時に当該立ち上げ処理が完了するまで信号処理部34の制御出力をマスクするマスク部340を備えている。
図2は図1の無線通信装置1の装置起動時の立ち上げ処理を示すフローチャートである。これら図1及び図2を参照して無線通信装置1の装置起動時の立ち上げ処理について説明する。尚、図2に示す処理は、図示せぬCPU(中央処理装置)が図示せぬメモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
無線通信装置1は装置立ち上げに、立ち上げ処理を実行する(図2ステップS01)。この立ち上げ処理は、上述した本発明に関連する無線通信装置と同様の処理である。無線通信装置1は、立ち上げ処理が完了すると(図2ステップS02)、処理を終了する。
また、無線通信装置1は、立ち上げ処理が完了しなければ(図2ステップS02)、マスク部340によってて信号処理部34からの制御出力をマスクする(図2ステップS03)。このマスク部340による信号処理部34からの制御出力のマスク処理は、立ち上げ処理が完了するまで実行される。
これによって、本実施の形態では、装置立ち上げ時の過渡状態において、復調部32が多数の復調誤りを発生している状態で、信号処理部34が誤った制御を発動することによる装置誤動作を防止することができる。
図3は本発明の第1の実施の形態による無線通信装置の詳細な構成例を示すブロック図である。図3は、(1+1)装置において、復調部と信号処理部とが別パッケージになっている場合の構成を示している。
図3において、本発明の第1の実施の形態による無線通信装置1は、ODU2−1,2−2と、IDU3と、IDU−ODU間ケーブル100−1,100−2とから構成されている。IDU3は、ODU I/F(Interface)31−1,31−2と、復調部32−1,32−2と、CPU(中央処理装置)33と、信号処理部34と、制御バスライン110とを備えている。
復調部32−1,32−2は、シリアル制御設定回路321−1,321−2を備え、信号処理部34は、シリアル制御設定回路341と、設定テーブル342と、制御生成回路343と、制御出力マスク生成回路344と、制御信号出力バッファ345と、制御ビット抽出回路346とを備えている。
無線通信装置1において、ODU2−1,2−2はRF送受信機能を持ち、ODU I/F31−1,31−2はケーブル長補正回路(ケーブル長補正部30)等を持つ。信号処理部34は復調部32−1,32−2からの入力データ内の制御ビットを判定し、各種制御を発動する。
CPU33は、ケーブル長補正・プロビジョニング設定等の立ち上げ処理を実施する。ここで、ケーブル長補正は、IDU3−ODU2−1,2−2間のケーブル長周波数特性補正やレベル補正を示しており、プロビジョニング設定は、サービスに関わる配線、機器、信号等の通信に関わる設定を示している。
制御バスライン110は、CPU5からの設定・制御を実施する。また、復調部32−1,32−2及び信号処理部34各々のシリアル制御設定回路321−1,321−2,341は、CPU33からの制御信号を処理する。
本実施の形態では、信号処理部34の設定テーブル342に立ち上げ設定完了ビットを設けている。この場合、立ち上げ設定完了ビットの論理は、「立ち上げ設定完了=“1”」とする。
また、本実施の形態では、信号処理部34に制御出力マスク生成回路344と制御信号出力バッファ345とを設けている。立ち上げ設定完了ビット=“0”の場合、制御出力マスク生成回路344は、制御信号出力バッファ345に対してイネーブル(Enable)制御を実施することで、制御生成回路343が出力する制御信号をマスクする。さらに、立ち上げ設定完了ビット=“1”の場合、制御出力マスク生成回路344は、制御生成回路343が出力する制御信号に対するマスクを解除する。
本実施の形態では、装置立ち上げ時、CPU33から信号処理部34へのプロビジョニング設定を2段階で実施する。1回目の設定時では、全立ち上げ処理が完了していないため、設定完了ビットに“0”を設定することで信号処理部34からの制御出力をマスクする。2回目の設定時には、全立ち上げ処理が完了しているため、設定完了ビットに“1”を設定し、信号処理部34からの制御出力に対するマスクを解除する。
図4は図3の無線通信装置1の装置起動時の立ち上げ処理を示すシーケンスチャートである。これら図3及び図4を参照して無線通信装置1の装置起動時の立ち上げ処理について説明する。尚、図4に示すCPU33の処理は、図示せぬメモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
無線通信装置1のCPU33は、装置立ち上げ時[電源立ち上げ(図4ステップS11)及びCPU起動(図4ステップS12)、ODU2−1,2−2の設定等を行い(図4ステップS13)、シリアル制御設定回路321−1,321−2にアクセスし、復調部32−1,32−2に対してプロビジョニング設定を行う(図4ステップS14)。
復調部32−1,32−2は、CPU33からのプロビジョニング設定を受信すると(図4ステップS1)、プロビジョニング設定を実行する。復調部32−1,32−2は、プロビジョニング設定が完了すると、設定完了レスポンスをCPU33に返し(図4ステップS2)、運用状態となる。
CPU33は、復調部32−1,32−2からの設定完了レスポンスを受信すると(図4ステップS15)、シリアル制御設定回路341にアクセスし、信号処理部34に対する1回目のプロビジョニング設定を実施する(図4ステップS16)。その際、CPU33は、設定テーブル342の立ち上げ設定完了ビットに“0”を設定する。
信号処理部34では、立ち上げ設定完了ビットに“0”が設定されたことを受け、制御出力マスク生成回路344が“H”を出力し、制御信号出力バッファ345に対してイネーブル(Enable)制御を実施することで、制御生成回路343からの出力をマスクする。
信号処理部34の制御ビット抽出回路346は、信号処理部34の入力データから制御ビットを抽出する。制御生成回路343は、その制御ビット抽出回路346の抽出結果にしたがって制御を発動する。しかしながら、本実施の形態では、立ち上げ設定完了ビットに“0”が設定されたことによって、制御出力マスク生成回路344が制御信号出力バッファ345に対してイネーブル制御を実施し、制御生成回路343からの出力をマスクする。
本発明に関連する無線通信装置では、上述した課題に示すように、プロビジョニング設定実施後、信号処理部34が誤った制御を発動してしまうことがあるが、本実施の形態では、信号処理部34内で制御生成回路343からの出力をマスクすることによって、信号処理部34が誤った制御を発動することはない。
信号処理部34は、CPU33からのプロビジョニング設定を受信すると(図4ステップS21)、プロビジョニング設定を実行する。信号処理部34は、プロビジョニング設定が完了すると、設定完了レスポンスをCPU33に返す(図4ステップS22)。
CPU33は、信号処理部34からの設定完了レスポンスを受信すると(図4ステップS17)、ケーブル長補正を実施し(図4ステップS18)、その後、信号処理部34に対して、2回目のプロビジョニング設定を実施し、立ち上げ設定完了ビットに“1”を設定する(図4ステップ19)。
ここで、本実施の形態では、ケーブル長補正を実施することで、ODU I/F31−1,31−2内のATT(Attenuator)量が適切に決定され、復調部32−1,32−2の入力レベルが規定値内で安定するため、復調部32−1,32−2が入力レベル外れによる復調誤りを発生することはない。
信号処理部34は、立ち上げ設定完了ビットに“1”を設定し、信号処理部6内で制御生成回路343からの出力に対するマスクを解除するが、ケーブル長補正実施によって復調部32−1,32−2の入力が規定内レベルとなっているため、復調部32−1,32−2が復調誤りを発生することはなく、信号処理が誤った制御を発動することはない。
信号処理部34は、CPU33からの2回目のプロビジョニング設定を受信すると(図4ステップS23)、2回目のプロビジョニング設定を実行する。信号処理部34は、2回目のプロビジョニング設定が完了すると、2回目の設定完了レスポンスをCPU33に返し(図4ステップS24)、運用状態となる。
この場合、制御出力マスク生成回路344は、立ち上げ設定完了ビットが“1”に設定されたことで、制御信号出力バッファ345に対するイネーブル制御を解除し、制御生成回路343からの出力のマスクを解除する。これによって、信号処理部34は、復調部32−1,32−2から入力された制御ビットにしたがって制御信号を出力する、通常運用状態に入る。
CPU33は、信号処理部34からの2回目の設定完了レスポンスを受信すると(図4ステップS20)、立ち上げ設定完了となる。
このように、本実施の形態では、信号処理部34の設定テーブル342に立ち上げ設定完了ビットを設け、立ち上げ設定完了ビットによって信号処理部34の制御出力をマスクする回路を実装し、ケーブル長補正の前後で立ち上げ設定完了ビットを変更することで、復調部32−1,32−2の入力レベルが不安定な間、信号処理部34の制御出力をマスクすることができるため、上述した本発明の実施の形態における課題を解決することができる。
つまり、本実施の形態では、信号処理部34に制御出力をマスクする機能を持たせ、CPU33によって立ち上げ処理が完了するまで、信号処理部34からの制御出力をマスクすることによって、装置立ち上げ時の過渡状態において、復調部32−1,32−2が多数の復調誤りを発生している状態で、信号処理部34が誤った制御を発動することによる装置誤動作を防止することができる。
図5は本発明の第2の実施の形態による無線通信装置の詳細な構成例を示すブロック図である。図5は、(1+0)装置において、復調部と信号処理部とが同一パッケージになっている場合の構成を示している。
図5において、本発明の第2の実施の形態による無線通信装置1aは、ODU2と、IDU3aと、IDU−ODU間ケーブル100とから構成されている。IDU3aは、ODU I/F31と、CPU33と、復調信号処理部35と、制御バスライン110とを備えている。
復調信号処理部35は、復調部32と、シリアル制御設定回路36と、設定テーブル37と、信号処理部34aとを備え、信号処理部34aは、制御生成回路343と、制御出力マスク生成回路344と、制御信号出力バッファ345と、制御ビット抽出回路346とを含んでいる。
このように、無線通信装置1aにおいては、復調部32と信号処理部34aとを同一パッケージ(復調信号処理部35)によって実現しており、復調部32及び信号処理部34a各々のシリアル制御設定回路と設定テーブルは、シリアル制御設定回路36及び設定テーブル37に集約している。
本実施の形態では、復調信号処理部35の設定テーブル37に立ち上げ設定完了ビットを設けている。立ち上げ設定完了ビットの論理は、「立ち上げ設定完了=“1”」とする。
また、本実施の形態では、信号処理部34aに制御出力マスク生成回路344と制御信号出力バッファ345とを設けている。立ち上げ設定完了ビット=“0”の場合、制御出力マスク生成回路344は、制御信号出力バッファ345に対してイネーブル(Enable)制御を実施することで、制御生成回路343が出力する制御信号をマスクする。さらに、立ち上げ設定完了ビット=“1”の場合、制御出力マスク生成回路344は、制御生成回路343が出力する制御信号に対するマスクを解除する。
本実施の形態では、装置立ち上げ時、CPU33から復調信号処理部35へのプロビジョニング設定を2段階で実施する。1回目の設定時では、全立ち上げ処理が完了していないため、設定完了ビットに“0”を設定することで復調信号処理部35からの制御出力をマスクする。2回目の設定時には、全立ち上げ処理が完了しているため、設定完了ビットに“1”を設定し、復調信号処理部35からの制御出力に対するマスクを解除する。
図6は図5の無線通信装置1aの装置起動時の立ち上げ処理を示すシーケンスチャートである。これら図5及び図6を参照して無線通信装置1aの装置起動時の立ち上げ処理について説明する。尚、図6に示すCPU33の処理は、図示せぬメモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
無線通信装置1aのCPU33は、装置立ち上げ時[電源立ち上げ(図6ステップS31)及びCPU起動(図6ステップS32)、ODU2の設定等を行い(図6ステップS33)、シリアル制御設定回路36にアクセスし、復調信号処理部35に対して1回目のプロビジョニング設定を行う(図6ステップS34)。その際、CPU33は、設定テーブル37の立ち上げ設定完了ビットに“0”を設定する。
復調信号処理部35では、立ち上げ設定完了ビットに“0”が設定されたことを受け、制御出力マスク生成回路344が“H”を出力し、制御信号出力バッファ345に対してイネーブル制御を実施することで、制御生成回路343からの出力をマスクする。
復調信号処理部35内において、信号処理部34aの制御ビット抽出回路346は、信号処理部34aの入力データから制御ビットを抽出する。制御生成回路343は、その制御ビット抽出回路346の抽出結果にしたがって制御を発動する。しかしながら、本実施の形態では、立ち上げ設定完了ビットに“0”が設定されたことによって、制御出力マスク生成回路344が制御信号出力バッファ345に対してイネーブル制御を実施し、制御生成回路343からの出力をマスクする。
本発明に関連する無線通信装置では、上述した課題に示すように、プロビジョニング設定実施後、復調信号処理部35が誤った制御を発動してしまうことがあるが、本実施の形態では、復調信号処理部35内で信号処理部34aの制御生成回路343からの出力をマスクすることによって、復調信号処理部35が誤った制御を発動することはない。
復調信号処理部35は、CPU33からのプロビジョニング設定を受信すると(図6ステップS41)、プロビジョニング設定を実行する。復調信号処理部35は、プロビジョニング設定が完了すると、設定完了レスポンスをCPU33に返す(図6ステップS42)。
CPU33は、復調信号処理部35からの設定完了レスポンスを受信すると(図6ステップS35)、ケーブル長補正を実施し(図6ステップS36)、その後、復調信号処理部35に対して、2回目のプロビジョニング設定を実施し、立ち上げ設定完了ビットに“1”を設定する(図6ステップ37)。
ここで、本実施の形態では、ケーブル長補正を実施することで、ODU I/F31内のATT量が適切に決定され、復調信号処理部35内の復調部32の入力レベルが規定値内で安定するため、復調部32が入力レベル外れによる復調誤りを発生することはない。
復調信号処理部35は、立ち上げ設定完了ビットに“1”を設定し、復調信号処理部35内で信号処理部34aの制御生成回路343からの出力に対するマスクを解除するが、ケーブル長補正実施によって復調部32の入力が規定内レベルとなっているため、復調部32が復調誤りを発生することはなく、信号処理が誤った制御を発動することはない。
復調信号処理部35は、CPU33からの2回目のプロビジョニング設定を受信すると(図6ステップS43)、2回目のプロビジョニング設定を実行する。復調信号処理部35は、2回目のプロビジョニング設定が完了すると、2回目の設定完了レスポンスをCPU33に返し(図6ステップS44)、運用状態となる。
この場合、制御出力マスク生成回路344は、立ち上げ設定完了ビットが“1”に設定されたことで、制御信号出力バッファ345に対するイネーブル制御を解除し、制御生成回路343からの出力のマスクを解除する。これによって、復調信号処理部35では、信号処理部34aが復調部32から入力された制御ビットにしたがって制御信号を出力する、通常運用状態に入る。
CPU33は、復調信号処理部35からの2回目の設定完了レスポンスを受信すると(図6ステップS38)、立ち上げ設定完了となる。
このように、本実施の形態では、復調信号処理部35の設定テーブル37に立ち上げ設定完了ビットを設け、立ち上げ設定完了ビットによって信号処理部34aの制御出力をマスクする回路を実装し、ケーブル長補正の前後で立ち上げ設定完了ビットを変更することで、復調部32の入力レベルが不安定な間、信号処理部6aの制御出力をマスクすることができるため、上述した本発明の実施の形態における課題を解決することができる。
つまり、本実施の形態では、信号処理部34aに制御出力をマスクする機能を持たせ、CPU33によって立ち上げ処理が完了するまで、信号処理部34aからの制御出力をマスクすることによって、装置立ち上げ時の過渡状態において、復調部4が多数の復調誤りを発生している状態で、信号処理部34aが誤った制御を発動することによる装置誤動作を防止することができる。
尚、本発明は、復調部32,32−1,32−2が非同期状態となった場合に、信号処理部34,34aの制御発動をマスクする機能を具備している場合、立ち上げ設定完了ビットを復調部32,32−1,32−2に設け、装置立ち上げ処理が完了するまで、信号処理部34,34aに対して強制的に非同期情報を送信することで、信号処理部34,34aが制御発動をマスクすることができるため、上記の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態による無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 図1の無線通信装置の装置起動時の立ち上げ処理を示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態による無線通信装置の詳細な構成例を示すブロック図である。 図3の無線通信装置の装置起動時の立ち上げ処理を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施の形態による無線通信装置の詳細な構成例を示すブロック図である。 図5の無線通信装置の装置起動時の立ち上げ処理を示すシーケンスチャートである。 本発明に関連する無線通信装置の第1の構成例を示すブロック図である。 図7の無線通信装置の装置起動時の立ち上げ処理を示すシーケンスチャートである。 本発明に関連する無線通信装置の第2の構成例を示すブロック図である。 図9の無線通信装置の装置起動時の立ち上げ処理を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1,1a 無線通信装置
2,2−1,2−2 ODU
3,3a IDU
30 ケーブル長補正部
31,31−1,31−2 ODU I/F
32,32−1,32−2 復調部
33 CPU
34,34a 信号処理部
35 復調信号処理部
36,321−1,
321−2,341 シリアル制御設定回路
37,342 設定テーブル
100,
100−1,100−2 IDU−ODU間ケーブル
110 制御バスライン
340 マスク部
343 制御生成回路
344 制御出力マスク生成回路
345 制御信号出力バッファ
346 制御ビット抽出回路

Claims (17)

  1. ODU(Outdoor Unit)とIDU(Indoor Unit)とから構成される無線通信装置において、
    受信信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段で復調された信号内の制御ビットを判定して各種制御信号を発動する信号処理手段と、
    前記ODUと前記IDUとの間のケーブル長を補正するケーブル長補正手段と、
    装置立ち上げ時に当該立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理手段の制御出力をマスクするマスク手段とを有し、
    前記信号処理手段の制御出力がマスクされた期間に前記ケーブル長補正手段による前記ケーブル長の補正を行うことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記信号処理手段にて用いる設定テーブルに前記立ち上げ処理が完了と未完了とを示す立ち上げ設定完了ビットを設け、
    前記マスク手段が前記立ち上げ設定完了ビットに応じてマスク処理を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記マスク手段は、前記立ち上げ設定完了ビットに応じて前記マスク処理の制御を実行する制御出力マスク生成回路と、前記制御出力マスク生成回路の制御に応答して前記信号処理手段の制御出力をマスクする制御信号出力バッファとを含み、
    前記立ち上げ設定完了ビットが前記未完了を示す時に、前記制御出力マスク生成回路が前記制御信号出力バッファに対してイネーブル制御を実施して前記信号処理手段の制御出力をマスクすることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記装置立ち上げ時に前記信号処理手段へのプロビジョニング設定を2段階で実施することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の無線通信装置。
  5. 前記立ち上げ処理が完了していない時に前記信号処理手段への1回目のプロビジョニング設定を行い、前記立ち上げ処理の完了後に前記信号処理手段への2回目のプロビジョニング設定を行うことを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  6. 前記復調手段が非同期状態となった場合に前記信号処理手段からの制御出力をマスクする手段を含み、
    前記立ち上げ設定完了ビットを前記復調手段に設け、
    前記マスク手段は、前記立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理手段に対して強制的に非同期情報を送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線通信装置。
  7. 前記復調手段と前記信号処理手段とが別パッケージであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載の無線通信装置。
  8. 前記復調手段と前記信号処理手段とが同一パッケージであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載の無線通信装置。
  9. ODU(Outdoor Unit)とIDU(Indoor Unit)とから構成される無線通信装置に、受信信号を復調する復調手段と、前記復調手段で復調された信号内の制御ビットを判定して各種制御を発動する信号処理手段と、前記ODUと前記IDUとの間のケーブル長を補正するケーブル長補正手段とを設け、
    前記無線通信装置の立ち上げ時に当該立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理による制御出力をマスクするマスク処理を有し、
    前記信号処理手段の制御出力がマスクされた期間に前記ケーブル長補正手段による前記ケーブル長の補正を行うことを特徴とする立ち上げ制御方法。
  10. 前記信号処理手段にて用いる設定テーブルに前記立ち上げ処理が完了と未完了とを示す立ち上げ設定完了ビットを設け、
    前記マスク処理において、前記立ち上げ設定完了ビットに応じてマスク動作を行うことを特徴とする請求項9記載の立ち上げ制御方法。
  11. 前記マスク処理において、制御出力マスク生成回路が前記立ち上げ設定完了ビットに応じて前記マスク処理の制御を実行し、制御信号出力バッファが前記制御出力マスク生成回路の制御に応答して前記信号処理手段の制御出力をマスクするとともに、
    前記立ち上げ設定完了ビットが前記未完了を示す時に、前記制御出力マスク生成回路が前記制御信号出力バッファに対してイネーブル制御を実施して前記信号処理手段の制御出力をマスクすることを特徴とする請求項10記載の立ち上げ制御方法。
  12. 前記装置立ち上げ時に前記信号処理手段へのプロビジョニング設定を2段階で実施することを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか記載の立ち上げ制御方法。
  13. 前記立ち上げ処理が完了していない時に前記信号処理手段への1回目のプロビジョニング設定を行い、前記立ち上げ処理の完了後に前記信号処理手段への2回目のプロビジョニング設定を行うことを特徴とする請求項12記載の立ち上げ制御方法。
  14. 前記信号処理手段が、前記復調手段が非同期状態となった場合に前記信号処理手段からの制御出力をマスクする処理を実行し、
    前記立ち上げ設定完了ビットを前記復調手段に設け、
    前記マスク処理において、前記立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理手段に対して強制的に非同期情報を送信することを特徴とする請求項9または請求項10記載の立ち上げ制御方法。
  15. 前記復調手段と前記信号処理手段とが別パッケージであることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか記載の立ち上げ制御方法。
  16. 前記復調手段と前記信号処理手段とが同一パッケージであることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか記載の立ち上げ制御方法。
  17. ODU(Outdoor Unit)とIDU(Indoor Unit)とから構成され、受信信号を復調する復調手段と、前記復調手段で復調された信号内の制御ビットを判定して各種制御を発動する信号処理手段と、前記ODUと前記IDUとの間のケーブル長を補正するケーブル長補正手段とを含む無線通信装置内の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記無線通信装置の立ち上げ時に当該立ち上げ処理が完了するまで前記信号処理による制御出力をマスクするマスク処理を含み、
    前記信号処理手段の制御出力がマスクされた期間に前記ケーブル長補正手段による前記ケーブル長の補正を行わせることを特徴とするプログラム。
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