JP4977433B2 - フィルム貼付装置 - Google Patents

フィルム貼付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4977433B2
JP4977433B2 JP2006283182A JP2006283182A JP4977433B2 JP 4977433 B2 JP4977433 B2 JP 4977433B2 JP 2006283182 A JP2006283182 A JP 2006283182A JP 2006283182 A JP2006283182 A JP 2006283182A JP 4977433 B2 JP4977433 B2 JP 4977433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
panel
sticking
support
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006283182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008102226A (ja
Inventor
将介 谷
敏彦 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2006283182A priority Critical patent/JP4977433B2/ja
Publication of JP2008102226A publication Critical patent/JP2008102226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4977433B2 publication Critical patent/JP4977433B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、液晶パネルや小型の有機ELパネル等のパネルに偏光フィルム等のフィルムを貼り付けるフィルム貼付装置に関する。
従来、液晶パネルに偏光板フィルムを貼り付けるための液晶表示素子用フィルム貼付装置は、液晶表示パネルの製造工程の段階で偏光板フィルムの離型フィルムを剥離して、粘着材層を露出させた後、液晶表示パネルに偏光板フィルムを貼り付けることを目的として用いられている。
例えば、特許文献1には、液晶パネルを所定方向に直線駆動するパネル保持手段と、偏光板フィルムの離型フィルムを剥離し、粘着剤層を露出させる剥離手段と、偏光板フィルムを吸着保持する湾曲面状の吸着面を有し、パネル保持駆動手段の直線駆動に同期して回転することにより、液晶パネルに偏光板フィルムを当接させ、偏光板フィルムを貼り付けるフィルム保持貼付手段とを備え、偏光板フィルムの粘着材層が液晶パネルに当接する領域近傍で、順次、偏光板フィルムの吸着を解除することにより、偏光板フィルムを液晶パネルに貼り付ける液晶表示素子用フィルム貼付装置が開示されている。
特開2001−042315号公報
しかし、上記従来の液晶表示素子用フィルム貼付装置においては、偏光板フィルムを吸着保持しながら、フィルム保持貼付手段を回転させ、偏光板フィルムの粘着剤層が液晶パネルに当接する領域近傍で、順次、吸着を解除することにより、偏光板フィルムを貼り付けるため、吸着解除による真空のリークによって、偏光板フィルムを液晶パネルに貼り付けるべきタイミングよりも早く偏光板フィルムが液晶パネルに落ちてしまい、液晶パネルに気泡が混入する虞があった。
また、偏光板フィルムの吸着には、φ2mm程度の吸着穴を用いるのが一般的であるが、この吸着穴の加工状態(バリ等)が悪いと、薄い偏光板フィルムを吸着する際に、フィルムの表面に傷が付くという問題があった。
さらに、上記液晶表示素子用フィルム貼付装置においては、フィルム供給手段からフィルム保持貼付手段に偏光板フィルムを供給する際や、偏光板フィルムから離型フィルムを剥離させる際に、偏光板フィルムに位置ずれが生じる虞があり、このような場合、位置がずれたままの形で、液晶パネルに偏光フィルムが貼り付けられてしまうため、品質及び製品歩留まりの低下を招くという問題があった。
こうした問題は、液晶パネルに偏光フィルムを貼り付ける場合に限らず、小型の有機ELパネル等に保護フィルム等のフィルムを貼り付ける際にも同様に生じ、気泡の混入、表面の傷や位置ずれを効果的に防止することができるフィルム貼付装置が強く望まれていた。
そこで、本発明は、上記諸点に鑑みてなされたものであり、気泡の混入や傷の付着を防止し、パネルにフィルムを貼り付ける際の位置ずれを防止して、品質及び製品歩留まりを向上させることが可能なフィルム貼付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、フィルムをパネルに貼り付けるフィルム貼付装置において、所定の位置に前記パネルを保持するパネル保持手段と、その周面に粘着面を有し、回転駆動する円柱状のフィルム支持手段と、前記フィルムを前記フィルム支持手段に押し当てて前記フィルム支持手段の周面に粘着させるとともに、前記フィルムから離型フィルムを剥離させて前記フィルムの粘着材層を露出させるフィルム剥離手段と、前記粘着材層が露出したフィルムを前記パネル保持手段に保持されたパネルに押し当てるとともに、前記フィルム支持手段の回転駆動に同期して、前記フィルム支持手段又は前記パネル保持手段を直線駆動させ、前記パネルにフィルムを貼り付ける貼付手段と、前記フィルム支持手段の周面に粘着保持されたフィルムの位置ずれを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記フィルム支持手段の位置を制御することにより、前記フィルム支持手段に粘着保持されたフィルムの位置を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
そして、本発明によれば、フィルム支持手段の周面にフィルムを粘着保持させ、そのフィルムをパネル保持手段に保持されたパネルに押し当てることによって、フィルムをパネルに貼り付けるため、吸着の切り替え作業が必要なくなり、パネルに気泡が混入するのを防止することができる。また、本発明によれば、吸着穴を用いることなく、フィルム支持手段の粘着面を用い、粘着保持によって、フィルムを保持するため、フィルムの表面に傷が付くのを防止することもできる。さらに、フィルム支持手段の回転途中で、フィルム支持手段に保持されたフィルムのずれ等が検出され、その検出結果に基づいて、フィルム支持手段の位置が制御されて、フィルムのずれ等が補正されるため、パネルにフィルムを貼り付ける際の位置ずれを防止することができ、品質及び製品歩留まりを向上させることが可能となる。
前記フィルム貼付装置において、前記フィルム支持手段が、その周面に、粘着性のゴム層を有するように構成することができる。上記構成によれば、フィルムの表面に傷が付くのを好適に防止することができる。
前記フィルム貼付装置において、前記検出手段が、前記フィルム支持手段の周面に粘着保持されたフィルムの傾き及び前記フィルム支持手段の軸線方向へのずれの少なくとも1つを検出するように構成することができる。
前記フィルム貼付装置において、前記検出手段が、前記フィルム支持手段の周面に粘着保持されたフィルムの先端部が所定の回転位置に到達したことを検出するとともに、その検出結果に基づいて、前記フィルムの先端部がパネルへの貼付位置に到達するまでの前記フィルム支持手段の回転量を算出し、前記貼付手段が、前記フィルム支持手段の回転量が前記検出手段で算出された回転量に達したときに、前記フィルムを前記パネル保持手段に保持されたパネルに押し当てるように構成することができる。上記構成によれば、フィルム支持手段に保持されたフィルムを、正確に貼付位置まで搬送することができるため、フィルムの先端部をパネルの先端部に精度良く位置決めした状態でフィルムを貼り付けることが可能となる。
前記フィルム貼付装置において、前記フィルム剥離手段が、前記フィルムが載置されるテーブル手段と、該テーブル手段を前記フィルム支持手段に向けて移動させる移動手段とを備え、前記移動手段が、前記貼付手段が前記フィルムを前記パネルに押し当てるのに応じて、前記テーブル手段を前記フィルム支持手段に向けて移動し、前記テーブル手段に載置されたフィルムを前記フィルム支持手段に押し当てるように構成することができる。上記構成によれば、貼付処理、供給処理及び剥離処理を連係して行うことができるため、フィルムの貼付時間を短縮することができ、貼付処理の高速化を図ることが可能となる。
前記フィルム貼付装置において、前記移動手段が、前記貼付手段が前記フィルムを前記パネルに押し当てるのと同時に、前記テーブル手段を前記フィルム支持手段に向けて移動し、前記テーブル手段に載置されたフィルムを前記フィルム支持手段に押し当てるように構成することができる。上記構成によれば、貼付処理、供給処理及び剥離処理を同時に行うことができるため、貼付処理のさらなる高速化を図ることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、気泡の混入や傷の付着を防止し、パネルにフィルムを貼り付ける際の位置ずれを防止して、品質及び製品歩留まりを向上させることが可能なフィルム貼付装置を提供することができる。
次に、本発明にかかるフィルム貼付装置の一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるフィルム貼付装置の一実施の形態を示し、このフィルム貼付装置100は、大別すると、偏光フィルム等のフィルム1を供給するフィルムカセット10と、フィルム1をフィルムカセット10より毎葉に取り出すフィルム搬送部20と、フィルム搬送部20によって搬送されたフィルム1を、液晶パネル等のパネル2に貼り付けるフィルム貼付部30と、パネル2を供給するパネル供給コンベア40と、パネル2の貼付面を清掃するパネルクリーナ部50と、フィルム貼付後のパネル2を排出するパネル排出コンベア60と、パネル供給コンベア40によって供給されたパネル2を、その裏面に保持し、矢印M方向に回転して、パネルクリーナ部50、フィルム貼付部30及びパネル排出コンベア60の上方に、順次、移動させるインデックステーブル80と、パネル供給コンベア40より供給されたパネル2を位置決めして、インデックステーブル80に移載する第1パネル位置決め移載部41と、フィルム貼付後のパネル2をインデックステーブル80からパネル排出コンベア60上に移載する第2パネル位置決め移載部61とで構成される。
フィルム1は、図2に示すように、フィルム本体1aと、フィルム本体1a上に設けられた粘着材層1bと、粘着材層1b上に設けられた離型フィルム1cとを備える。このフィルム1は、図3に示すように、離型フィルム1cを剥離し、粘着材層1bを露出させた状態で、パネル2に貼り付けられる。
フィルム搬送部20は、図1において、フィルム1を吸着保持する吸着パッド21と、吸着パッド21によって吸着保持されたフィルム1を昇降する昇降ステージ22とを備える。
インデックステーブル80は、図4に示すように、その裏面に、パネル2を吸着保持するためのパネル吸着面82が配された4つのパネルテーブル81を備え、これらパネルテーブル81は、インデックステーブル80の回転方向に沿って90°間隔で設けられる。
第1パネル位置決め移載部41は、図5に示すように、パネル2の四辺に対応して各々配置され、矢印N方向に移動してパネル2の各辺を位置決めする4つの位置決め部42と、パネル供給コンベア40から供給されたパネル2を受け取り、パネル2を昇降させてインデックステーブル80のパネルテーブル81に移載するパネル昇降部43とを備える。また、第2パネル位置決め移載部61も、第1パネル位置決め移載部41と同一の構成を有し、パネル2の各辺を位置決めする4つの位置決め部と、パネル2をパネル排出コンベア60に受け渡すパネル昇降部とを備える。
フィルム貼付部30は、図6〜図8に示すように、大別すると、フィルム1を保持し、フィルム1をパネル2に貼り付ける円柱状のフィルム支持体300と、フィルム支持体300上のフィルム1の位置及び姿勢を検出する検出部400と、フィルム1をフィルム支持体300に供給するとともに、フィルム1の離型フィルム1cを剥離する供給剥離部500と、検出部400の検出結果に基づいて、フィルム支持体300上のフィルム1の位置及び姿勢を補正する貼付位置補正ステージ600と、フィルム貼付部30を昇降させる昇降ステージ700とで構成される。
フィルム支持体300は、図6に示すように、その周面に設けられたフィルム保持面310と、フィルム支持体300を回転させるフィルム回転部320とを備え、フィルム回転部320には、フィルム支持体300の回転角度を検出する角度センサ(不図示)が設けられる。このフィルム支持体300は、軸方向の長さがフィルム1の短手方向の長さよりも十分に長くなるように形成され、そのため、フィルム保持面310でフィルム1の全面を保持することができる。従って、フィルム1の反り等の影響を受けることなく、フィルム1を保持することができ、また、様々なサイズのフィルム1を保持することも可能である。また、フィルム保持面310は、粘着性のゴム層等によって形成されており、そのため、フィルム1の表面に傷が付くのを防止することができる。
検出部400は、図6に示すように、フィルム支持体300の軸方向に沿って配置された検出部本体410と、検出部本体410に配置され、フィルム支持体300に保持されたフィルム1の先頭側の左右端部を撮影する2つの画像センサ420とを備える。画像センサ420から出力されるデータは、フィルム貼付装置100全体を制御する制御マイコン等に送出され、制御マイコン等によって、貼付開始位置D(図8)までのフィルム支持体300の回転量や、フィルム支持体300に保持されたフィルム1の傾き量等が算出される。
供給剥離部500は、図7及び図8に示すように、表面に粘着材層が形成された剥離テープ530を供給する供給ローラ510と、フィルム1から剥離された離型フィルム1cを剥離テープ530とともに巻取る巻取りローラ520と、その軸方向の長さがフィルム1の短手方向の長さよりも長く形成され、剥離テープ530に一定の張力を付与する複数の中間ローラ560、570、580と、剥離動作時にフィルム支持体300の回転動作と同期して回転する剥離ローラ540と、その表面に、フィルム1を吸着するフィルム吸着面592が形成され、フィルム搬送部20から搬送されたフィルム1を吸着保持するセットテーブル550と、セットテーブル550を昇降駆動するテーブル昇降部590と、供給剥離部500を受取位置A(図8)から供給位置B(図8)に直線駆動する剥離搬送ステージ800とを備え、テーブル昇降部590とセットテーブル550との間には、例えば、スプリング等の弾性体よりなる緩衝機構591が設けられる。
貼付位置補正ステージ600は、供給剥離部500全体をフィルム1の供給方向(図6の矢印y方向)及び供給方向と直交する方向(図6の矢印x方向)に移動可能に構成されるとともに、図7に示すように、供給剥離部500全体を昇降自在に構成される。供給剥離部500の昇降量は、一方の側面側の昇降量と他方の側面側の昇降量とを別個に制御することが可能であり、これにより、供給剥離部500の水平角度を自由に変更することができる。供給剥離部500の移動量及び角度の変更量は、検出部400によって検出されたフィルム1の傾き量等に基づいて決定される。
次に、上記構成を有するフィルム貼付装置100の動作について説明する。
本実施の形態においては、図8に示すように、セットテーブル550がフィルム支持体300から少し離れた位置Aを、フィルム搬送部20から搬送されたフィルム1を受け取る受取位置に設定し、セットテーブル550とフィルム支持体300が当接する位置Bを、フィルム支持体300にフィルム1を供給する供給位置に設定する。また、位置Bから反時計回りに90°回転した位置Cを、検出部400によるフィルム1の検出位置に設定し、フィルム支持体300の中心線に沿って直径方向に位置Bと対向する位置Dを、フィルム1をパネル2に貼り付ける貼付位置に設定する。
まず、図1において、パネル供給コンベア40によって、貼付面を下側にした状態のパネル2が第1パネル位置決め移載部41に搬送される。第1パネル位置決め移載部41に搬送されたパネル2は、第1パネル位置決め移載部41によって位置決めされた後、インデックステーブル80に移載される。
次に、インデックステーブル80が時計回りに90°回転し、パネル2がパネルクリーナ部50に搬送される。パネルクリーナ部50に搬送されたパネル2は、パネルクリーナ部50によって貼付面が清掃される。そして、再び、インデックステーブル80が時計回りに90°回転し、貼付面が清掃されたパネル2がフィルム貼付部30に搬送される。フィルム貼付部30に搬送されたパネル2は、図8に示す貼付開始位置Dで待機状態となる。
それと並行して、フィルム搬送部20の昇降ステージ22が下降し、離型フィルム1cを下側にした状態で段積みされたフィルム1に、吸着パッド21が近づけられる。そして、吸着パッド21によって、フィルム1が吸着保持され、フィルムカセット10からフィルム1が毎葉で取り出される。次に、昇降ステージ22が上昇し、フィルム1がフィルム搬送部20にセットされるとともに、フィルム搬送部20によってフィルム貼付部30に搬送される。
フィルム搬送部20によって、フィルム1が図8の受取位置Aまで搬送されると、フィルム1の先端部を、セットテーブル550のフィルム支持体300側の端部に位置決めした状態で、フィルム1がセットテーブル550に向けて下降する。そして、吸着パッド21の吸着が解放され、フィルム1がセットテーブル550の吸着パッド592に吸着される。このとき、供給剥離部500では、供給ローラ510から巻取りローラ520に向けて剥離テープ530が供給されているため、剥離テープ530の粘着材層がフィルム1の離型フィルム1cに貼り付く。その結果、フィルム1は、その前部から中部にかけてセットテーブル550及び剥離テープ530により保持され、後部が剥離テープ530により保持された状態となる。
フィルム1が供給剥離部500に供給されると、図9に示すように、剥離搬送ステージ800が直線駆動して、供給剥離部500がフィルム支持体300に向けて前進し、フィルム1が供給位置Bに搬送される。
フィルム1が供給位置Bに搬送されると、図10に示すように、テーブル昇降部590が上昇し、セットテーブル550上に保持されているフィルム1のフィルム本体1aの先端が、フィルム支持体300のフィルム保持面310に押し当てられる。テーブル昇降部590とセットテーブル550との間には、緩衝機構591が設けられているため、フィルム保持面310に対してフィルム本体1aを一定の圧力で押し当てることができる。また、フィルム本体1aに必要以上の圧力が加わると、フィルム1の粘着材層1bの粘着材が外側に漏れ出す虞があるが、緩衝機構591によって、フィルム本体1aに加わる圧力を緩和することができるため、漏れを防止することができる。
次に、フィルム支持体300が反時計回りに回転駆動し、フィルム支持体300の回転動作に同期して、剥離ローラ540が時計回りに回転駆動する。これにより、フィルム1のフィルム本体1aがフィルム支持体300のフィルム保持面310に押し当てられ、フィルム本体aがフィルム保持面310に粘着される。それと同時に、フィルム1の離型フィルム1cが剥離テープ530により引っ張られて剥離し、剥離した離型フィルム1cは、剥離テープ530とともに巻取りローラ520に巻取られる。
フィルム1の全体がフィルム保持面310に粘着保持されると、テーブル昇降部590が下降するとともに、剥離搬送ステージ800が直線駆動して供給剥離部500が後退する。そして、テーブル昇降部590及び供給剥離部500が、各々、図8に示す位置に戻り、次のフィルム1を受け入れる状態となる。
フィルム支持体300に粘着保持されたフィルム1が図8の検出位置Cまで回転すると、検出部400の画像センサ420によって、フィルム1の先頭側の左右端部が撮像される。次に、画像センサ420から得られたデータと、フィルム支持体300のフィルム回転部320に設けられた角度センサからの出力とに基づいて、フィルム1の先頭側の左右端部が画像センサ420の撮像範囲内に到達したときのフィルム支持体300の回転量(以下、「検出角度」という)が導出される。次に、フィルム1が貼付開始位置Dに到達するまでのフィルム支持体300の回転量K(°)が、以下の式によって算出される。
回転量K(°)=検出角度(°)+画像センサ420の位置H(°)
ここに、フィルム支持体300の回転角度は、図11(a)に示すように、フィルム支持体300の円周上の1点Jが貼付位置Dに位置する角度を基準(0°)としたものである。尚、本実施の形態において、画像センサ420は、貼付位置Dからみて、90°だけ手前となる位置に設けられているため、画像センサ420の位置Hは90°となる。
例えば、図11(b)に示すように、フィルム支持体300が貼付位置Dから300°回転した時点で、フィルム1の先頭側の左右端部が検出された場合には、回転量Kは、300°+90°=390°となり、また、図11(c)に示すように、フィルム支持体300が貼付位置Dから250°回転した時点で、フィルム1の先頭側の左右端部が検出された場合には、回転量Kは、250°+90°=340°となる。
また、貼付開始位置Dに到達するまでのフィルム支持体300の回転量の算出と同時に、画像センサ420の出力からフィルム支持体300の軸線に対するフィルム1の傾き、フィルム1のフィルム支持体300の軸線方向へのずれ量等が算出される。
このとき、図12(a)に示すように、フィルム1の傾きや、フィルム支持体300の軸線方向へのずれが無ければ、算出回転量Kに到達するまで、フィルム支持体300が回転駆動され、フィルム支持体300に粘着保持されたフィルム1が貼付位置Dまで搬送される。
これに対し、図12(b)に示すように、フィルム1の先頭側の左右端部の傾きや、フィルム支持体300の軸線方向へのずれがある場合には、画像センサ420の出力に基づいて、傾き量及びずれ量が各々算出される。傾き量及びずれ量が算出されると、それらの算出値に基づき、貼付位置補正ステージ600が前後方向、左右方向、上下方向の各々に、必要な量だけ駆動される。これにより、フィルム支持体300の位置や水平角度が変更され、フィルム1の傾きやずれが補正される。補正処理が終了すると、傾きやずれが生じていない場合と同様に、算出回転量Kに到達するまで、フィルム支持体300が回転駆動される。
尚、図12(c)に示すように、フィルム1の先頭側の左右端部が画像センサ420の撮影範囲内に入らない程度の傾きやずれが生じている場合には、貼付不良を防止するため、オペレータにその旨を通知し、そのフィルム1は、フィルム支持体300から取り除かれる。
フィルム支持体300が回転駆動されると、それと並行して、次のフィルム1が供給剥離部500に供給され、セットテーブル550に保持される。そして、剥離搬送ステージ800が直線駆動し、セットテーブル550上に保持された次のフィルム1が供給位置Bに搬送される。
フィルム支持体300の回転量が算出回転量Kに達し、フィルム支持体300に粘着保持されたフィルム1の先端が貼付位置Dまで搬送されると、図13に示すように、昇降ステージ700がフィルム支持体300、供給剥離部500及び検出部400の各機構を全体的に上昇させ、フィルム1の先端をパネルテーブル81に吸着保持されたパネル2に押し当てる。これと同時に、テーブル昇降部590が上昇し、セットテーブル550上に保持された次のフィルム1の先端がフィルム支持体300のフィルム保持面310に押し当てられる。
このとき、パネルテーブル81に対するフィルム支持体300の適切な押し当て量は、使用するパネル2及びフィルム1により異なるため、モータ等を用いて昇降ステージ700を構成し、昇降量を調整できるようにすることが好ましい。
次に、図14に示すように、フィルム支持体300の回転動作に同期して、貼付位置補正ステージ600が直線駆動して、フィルム支持体300を貼付終了位置Eまで前進させる。これにより、フィルム支持体300上のフィルム1が、パネルテーブル81に保持されたパネル2に貼り付けられるとともに、セットテーブル550上に保持された次のフィルム1が、フィルム支持体300のフィルム保持面310に粘着されるのと同時に、離型フィルム1cが剥離される。
パネル2にフィルム1が貼り付けられると、図1において、インデックステーブル80が時計回りに90°回転し、パネル2が第2パネル位置決め移載部61に搬送される。第2パネル位置決め移載部61に搬送されたパネル2は、第2パネル位置決め移載部61によって位置決めされた後、パネル排出コンベア60に移載される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、フィルム支持体300のフィルム保持面310にフィルム1を粘着保持させ、そのフィルム1を、パネルテーブル81に保持されたパネル2に押し当てることによって、フィルム1をパネル2に貼り付けるため、吸着の切り替え作業等が必要なくなり、パネル2に気泡が混入するのを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、吸着穴を用いることなく、フィルム支持体300のフィルム保持面310を用い、粘着保持によって、フィルム1を保持するため、フィルム1の表面に傷が付くのを防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、フィルム支持体300の回転途中で、フィルム支持体300のフィルム保持面310に粘着保持されたフィルム1の傾きやずれ等を検出し、その検出結果に基づいて、フィルム支持体300の角度や位置を変更して、フィルム1の傾きやずれを補正するため、パネル2にフィルム1を貼り付ける際の位置ずれを防止することができ、品質及び製品歩留まりを向上させることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、フィルム1の先頭側の左右端部が画像センサ420の撮像範囲内に到達したときのフィルム支持体300の回転量を検出するとともに、その回転量に基づいて、フィルム1が貼付開始位置Dに到達するまでのフィルム支持体300の回転量Kを算出し、その算出回転量Kに従ってフィルム支持体300を回転駆動させ、フィルム1を貼付位置Dまで搬送するため、フィルム支持体300に粘着保持されたフィルム1を、正確に貼付位置Dまで搬送することができ、フィルム1の先端部をパネル2の先端部に精度良く位置決めした状態でフィルム1を貼り付けることが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、フィルム支持体300、供給剥離部500及び検出部400を上昇させて、パネルテーブル81に保持されたパネル2にフィルム1を押し当てるのと同時に、次のフィルム1を保持したセットテーブル550を上昇させ、次のフィルム1をフィルム支持体300に供給しながら、離型フィルム1cを剥離させるため、貼付処理、供給処理及び剥離処理を同時に行うことができる。従って、フィルムの貼付時間を短縮することができ、貼付処理の高速化を図ることが可能となる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含される。
例えば、上記実施の形態においては、フィルム支持体300に粘着保持されたフィルム1の位置や姿勢を検出する検出部のみを設けるが、さらに、パネル2の位置や姿勢を検出する検出部を設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、昇降ステージ700を上昇させて、フィルム支持体300に粘着保持されたフィルム1をパネル2に押し当てるのと同時に、テーブル昇降部590を上昇させて、次のフィルム1をフィルム支持体300に押し当てるが、昇降ステージ700の上昇動作とテーブル昇降部590の上昇動作とが連係して行われればよく、何れか一方の動作が行われた後に、それに応答して他方の動作が行われてもよい。
さらに、上記実施の形態においては、貼付位置補正ステージ600を直線駆動させて、フィルム支持体300を貼付終了位置Eまで前進させることにより、パネル2にフィルム1を貼り付けるが、フィルム支持体300の回転駆動に同期してパネルテーブル81を直線駆動することにより、パネル2にフィルム1を貼り付けるようにしてもよい。
本発明にかかるフィルム貼付装置の一実施の形態を示す斜視図である。 図1のフィルムの断面図である。 図1のフィルム及びパネルの断面図である。 図1のインデックステーブルの断面図である。 図1の第1パネル位置決め移載部の斜視図である。 図1のフィルム貼付部の斜視図である。 図1のフィルム貼付部の斜視図である。 図1のフィルム貼付部の断面図である。 図1のフィルム貼付部の動作説明図である。 図1のフィルム貼付部の動作説明図である。 フィルム支持体の回転状態を示す模式図である。 フィルムの検出状態を示す模式図である。 図1のフィルム貼付部の動作説明図である。 図1のフィルム貼付部の動作説明図である。
符号の説明
1 フィルム
1a フィルム本体
1b 粘着材層
1c 離型フィルム
2 パネル
10 フィルムカセット
20 フィルム搬送部
21 吸着パッド
22 昇降ステージ
30 フィルム貼付部
40 パネル供給コンベア
41 第1パネル位置決め移載部
42 位置決め部
43 パネル昇降部
50 パネルクリーナ部
60 パネル排出コンベア
61 第2パネル位置決め移載部
80 インデックステーブル
81 パネルテーブル
82 パネル吸着面
100 フィルム貼付装置
300 フィルム支持体
310 フィルム保持面
320 フィルム回転部
400 検出部
410 検出部本体
420 画像センサ
500 供給剥離部
510 供給ローラ
520 巻取りローラ
530 剥離テープ
540 剥離ローラ
550 セットテーブル
560、570、580 中間ローラ
590 テーブル昇降部
591 緩衝機構
592 フィルム吸着面
600 貼付位置補正ステージ
700 昇降ステージ
800 剥離搬送ステージ

Claims (6)

  1. フィルムをパネルに貼り付けるフィルム貼付装置において、
    所定の位置に前記パネルを保持するパネル保持手段と、
    その周面に粘着面を有し、回転駆動する円柱状のフィルム支持手段と、
    前記フィルムを前記フィルム支持手段に押し当てて前記フィルム支持手段の周面に粘着させるとともに、前記フィルムから離型フィルムを剥離させて前記フィルムの粘着材層を露出させるフィルム剥離手段と、
    前記粘着材層が露出したフィルムを前記パネル保持手段に保持されたパネルに押し当てるとともに、前記フィルム支持手段の回転駆動に同期して、前記フィルム支持手段又は前記パネル保持手段を直線駆動させ、前記パネルにフィルムを貼り付ける貼付手段と
    前記フィルム支持手段の周面に粘着保持されたフィルムの位置ずれを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記フィルム支持手段の位置を制御することにより、前記フィルム支持手段に粘着保持されたフィルムの位置を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするフィルム貼付装置。
  2. 前記フィルム支持手段は、その周面に、粘着性のゴム層を有することを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼付装置。
  3. 前記検出手段は、前記フィルム支持手段の周面に粘着保持されたフィルムの傾き及び前記フィルム支持手段の軸線方向へのずれの少なくとも1つを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルム貼付装置。
  4. 前記検出手段は、前記フィルム支持手段の周面に粘着保持されたフィルムの先端部が所定の回転位置に到達したことを検出するとともに、その検出結果に基づいて、前記フィルムの先端部がパネルへの貼付位置に到達するまでの前記フィルム支持手段の回転量を算出し、
    前記貼付手段は、前記フィルム支持手段の回転量が前記検出手段で算出された回転量に達したときに、前記フィルムを前記パネル保持手段に保持されたパネルに押し当てることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のフィルム貼付装置。
  5. 前記フィルム剥離手段は、前記フィルムが載置されるテーブル手段と、該テーブル手段を前記フィルム支持手段に向けて移動させる移動手段とを備え、
    前記移動手段は、前記貼付手段が前記フィルムを前記パネルに押し当てるのに応じて、前記テーブル手段を前記フィルム支持手段に向けて移動し、前記テーブル手段に載置されたフィルムを前記フィルム支持手段に押し当てることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のフィルム貼付装置。
  6. 前記移動手段は、前記貼付手段が前記フィルムを前記パネルに押し当てるのと同時に、前記テーブル手段を前記フィルム支持手段に向けて移動し、前記テーブル手段に載置されたフィルムを前記フィルム支持手段に押し当てることを特徴とする請求項に記載のフィルム貼付装置。
JP2006283182A 2006-10-18 2006-10-18 フィルム貼付装置 Expired - Fee Related JP4977433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006283182A JP4977433B2 (ja) 2006-10-18 2006-10-18 フィルム貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006283182A JP4977433B2 (ja) 2006-10-18 2006-10-18 フィルム貼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008102226A JP2008102226A (ja) 2008-05-01
JP4977433B2 true JP4977433B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=39436615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006283182A Expired - Fee Related JP4977433B2 (ja) 2006-10-18 2006-10-18 フィルム貼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4977433B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105928876A (zh) * 2016-07-18 2016-09-07 江苏佳华新材料科技有限公司 新型化工场所用离型膜的检测装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013133168A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Jptec Kk シート材の貼付装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59204805A (ja) * 1983-05-09 1984-11-20 Citizen Watch Co Ltd 粘着偏光板自動貼合せ装置
JP2590759B2 (ja) * 1994-10-13 1997-03-12 日本電気株式会社 偏光板貼付装置
JPH09197394A (ja) * 1996-01-23 1997-07-31 Hitachi Ltd 偏光板剥がし装置
JP2000010061A (ja) * 1998-06-22 2000-01-14 Sony Corp 偏光板貼り付け装置
JP2001042315A (ja) * 1999-08-04 2001-02-16 Nec Eng Ltd 液晶表示素子用フィルム貼付装置及び液晶表示素子用フィルム貼付方法
JP2002023151A (ja) * 2000-07-12 2002-01-23 Toshiba Corp 偏光板を備える液晶表示装置の製造方法及び製造装置
JP4002444B2 (ja) * 2002-02-01 2007-10-31 Nec液晶テクノロジー株式会社 偏光板供給装置
JP2004185870A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Toyota Motor Corp 薄膜積層システム
JP2005203624A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Kyocera Corp 静電チャック
JP4885483B2 (ja) * 2005-06-06 2012-02-29 リンテック株式会社 転写装置とその方法、剥離装置とその方法、貼付装置とその方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105928876A (zh) * 2016-07-18 2016-09-07 江苏佳华新材料科技有限公司 新型化工场所用离型膜的检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008102226A (ja) 2008-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4780559B2 (ja) フィルム貼付方法およびその装置
JP5072758B2 (ja) 光学フィルム貼り付け装置及び表示用パネルの製造方法
TWI433206B (zh) Fit the device
TWI335270B (ja)
KR20080024482A (ko) 전사 장치 및 방법, 박리 장치 및 방법, 첩부 장치 및 방법
US20110155314A1 (en) Mounting apparatus and mounting method
KR101674357B1 (ko) 디스플레이 유닛의 제조 시스템 및 제조 방법
TWI690418B (zh) 貼合裝置、貼合方法、光學顯示設備之生產系統及光學顯示設備之生產方法
US20180222176A1 (en) Device for delaminating laminate, delamination method, and method for manufacturing electronic device
JP2008078287A (ja) 粘着テープ切断方法およびこれを用いた粘着テープ貼付け装置
JP2007062321A (ja) 積層フィルム貼合せ装置
KR102209634B1 (ko) 접합 장치, 접합 방법, 광학 표시 장치의 생산 시스템 및 광학 표시 장치의 생산 방법
JP4340788B2 (ja) 基板への偏光板貼付装置
KR101297378B1 (ko) 편광판 부착 시스템
JP2008139523A (ja) 光学フィルム貼付け方法、光学フィルム貼付け装置、及び表示用パネルの製造方法
KR20190078799A (ko) 보호 필름 박리장치 및 그를 포함하는 기능성 필름 부착시스템
JP4977433B2 (ja) フィルム貼付装置
JP2002362524A (ja) 自動ラベル貼付装置
JP2003175922A (ja) 自動ラベル貼付装置
JP2015154033A (ja) シート貼付装置および貼付方法
KR102209637B1 (ko) 접합 장치, 접합 방법, 광학 표시 장치의 생산 시스템 및 광학 표시 장치의 생산 방법
JP2019038673A (ja) フィルム貼付装置
JP2005022676A (ja) ラベル貼付方法および装置
JP2008141065A (ja) 搬送装置及びこれを用いたシート貼付装置並びにシート剥離装置
JP2007145497A (ja) 積層体の剥離方法及び剥離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120409

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees