JP4977033B2 - メカニカルシールリング - Google Patents

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Description

本発明は、メカニカルシールリング、とくに、固定リングと回転リングの少なくとも何れか一方に自己潤滑物質を分散させた硬質材料からなるメカニカルシールリングに関する。
メカニカルシール自体は、特許文献1に記載のとおり古くから知られているもので、ポンプの回転軸がケーシングを貫く部分において、ケーシング内の流体が外部に漏れたり、ケーシング内へ吸気するのを防ぐ軸封装置として用いられており、しゅう動端面は膜厚の薄い流体を介した液体潤滑を行うので、固体接触が生じず、摩擦係数が小さく、かつ接面圧力も小さいため、動力の損失が少なく、メンテナンスフリーであること等の利点があることが知られている。
メカニカルシールの寿命特性や負荷能力性能は固定リングと回転リングの両シールリングのしゅう動特性によって決定される。これらシールリングとしては、特許文献2に記載のように、一方には、化学的に安定して、高い機械的強度を有し、かつ耐摩耗性の高い超硬合金やセラミックス等の硬質材が用いられ、他方にはしゅう動特性に優れたカーボンが選定される場合が多いが、封止流体中へ砂などの硬質材やスラリーが含有される場合や、流体の粘度が低いあるいは揮発性が高く流体潤滑膜が維持しにくい環境においては、硬質材料同士の組み合わせが用いられる。
メカニカルシールは流体潤滑下で使用されるが、負荷条件が高い高圧力下や流体の種類によっては、流体潤滑膜の維持に差が生じ、潤滑環境が、流体潤滑から境界混合潤滑、さらには、固体境界潤滑領域へ移行する場合がある。
そのため、シールリングのしゅう動特性、特に流体潤滑膜保持性能と高圧力(高PV値)下でのしゅう動特性を向上させるため、最適材種の選定や、表面形状などに関する様々な取り組み長年行われてきた。
たとえば、特許文献3には、シールリングの固定リングとして、炭化珪素またはカーボン材製を用い、平均気孔径が0.010から0.040mmの球状の気孔を結晶組織内に点在せしめてしゅう動特性を改良したものが示されており、さらに、特許文献4には、しゅう動面に気孔縁面にカーボン部が接着した気孔(マイクロピット)を形成したシールリングが示されている。
さらには、非特許文献1には、このメカニカルシールのしゅう動面におけるマイクロピットの存在は、流体潤滑から混合潤滑へと移行する荷重を高める効果があること、その好ましいピットのパターンは大きい面積比とより低い(深さ/直径)比にあること、また、非特許文献2には、ピットの断面形状は、矩形よりも正弦波形の方が負荷能力が高い、またマイクロピットの配置は、x−方向の間隔が広い方、y−方向の多い方が負荷能力が高い、さらには、ピット深さの増大に伴い、膜厚形成能力は低くなることが開示されている。
特開昭57−161368号公報 特開2000−170924号公報 特公平5−69066号公報 特開2004−60738号公報 X. Wang, and K. Kato (2002), The Lubrication Effect of Micro-Pits on Parallel Sliding Face of SiC in Water, Tribology Transaction, Vol.45, No.3, pp294-301 日本機械学会講演論文集 No.038−1
ところが、上記それぞれの特許文献、とくに、特許文献4に開示された球状カーボンを分散させた超硬合金について述べると、分散させたカーボンが焼結時に硬質材料である炭化タングステンや結合層であるコバルトなどに固溶し、カーボンが球形状を維持することが困難であり、ポアの形成によってカーボンが消耗し、カーボンに覆われたマイクロピットが形成されないという問題がある。
また、非特許文献1では、マイクロピットを形成するために、レーザー加工を行っているが、この手法では、レーザーが均一に照射されるため、断面が矩形上の凹状のピットが形成され、レンズ状のマイクロピットを形成することはできない。また、メカニカルシールのシールリングのしゅう動面へのマイクロピットの形成は、しゅう動面を所定の光沢面表面粗さに研磨したのち化学的あるいは機械的な二次処理によって凹凸面を形成している。この二次処理による凹凸面の形成は、ピットの断面が矩形となるために上記負荷能力の高いマイクロピットを得るためには効率が悪い。
本発明が解決しようとする課題は、メカニカルシールのしゅう動面において、負荷能力が高い形態の均一に分散したマイクロピットを、具体的には、直径が5μm以上30μm以下で、深さ/直径比が0.01以上0.3以下の凹レンズ状のマイクロピットが均一に分散されているメカニカルシールリングを高能率で得るための手段を提供することにある。
本発明は、回転リングと固定リングの少なくとも何れか一方が、実質的に気孔を含まない自己潤滑物質を分散した硬質材料によって形成され、且つ、しゅう動面には、直径が5μm以上30μm以下で、深さ/直径比が0.01以上0.3以下の凹レンズ状のマイクロピットが均一に分散されているメカニカルシールリングを、二次加工を施すことなく、鏡面仕上げのみによって形成することを特徴とする。
本発明のメカニカルシールは、流体潤滑状態において、流体が平坦表面からしゅう動面に存在するマイクロピットの微細な凹みの影響により内部へ流れ入る際に、互いにしゅう動する2面間の距離が拡大されて圧力が低下するものの、マイクロピットから平坦面へと流れ出る際、再び互いにしゅう動する2面間の距離が縮小し圧力が上昇する。
通常、2面間を流れる流体は、流路拡大による圧力損失より、流路収束による圧力上昇の値が大きい。そのため、しゅう動表面に形成されたマイクロピットの形状が、流体が内部をよどみなくスムーズに流れる形状、つまり、浅く、レンズ形状をしている場合には、マイクロピットによる圧力上昇値が大きくなる。
このように、本発明のメカニカルシールは、マイクロピットによって発生した圧力により、互いにしゅう動する2面間を反発させる力が強くなるため、PV値が高くなっても2面間に安定した距離を保つことができ、安定した潤滑膜の形成を維持することができる。これに対して、従来のポア分散超硬合金の場合、形成されるピットの深さが、面積に対して深く、そのため、流体に乱流が生じ、液体を介して、2面間を反発する力が弱くなり、PV値が上がると良好な液体潤滑が維持できない。
レンズ状のマイクロピットの径は、5μm未満の場合は、圧力上昇効果が現れず、また、30μmを超えると流体に乱流が生じやすくなり、また、硬質材料の強度も低下する。したがって、レンズ状のマイクロピットの径は、5〜30μmにおいて、圧力上昇効果が充分に得られ、硬質材料の強度低下も少ない。
また、レンズ状のマイクロピットの深さ/直径比が0.01未満の場合には、ピットが浅すぎて、流体の圧力上昇効果が充分発揮できない。また、0.3を超えると、流体の流れに乱流が起こり、リング間の圧力が低下する。したがって、マイクロピットの深さ/直径比が0.01〜0.3において、レンズ状の形状と相俟って、流体を介した圧力の上昇が起き、流体膜を維持する効果が高くなる。
また、相対する2平面が、さらに高い圧力で押さえつけられ、直接接触を伴う境界潤滑においては、メカニカルシール中に分散された自己潤滑物質の作用により、トルクが急激に上昇しない。
本発明において、施される鏡面仕上げは、通常のラップ加工のような機械的手段によって、表面粗度が、Raで0.003μm以下になるように鏡面加工を行う。
硬質材料としては、通常の超硬合金、炭化物、窒化物、酸化物などのセラミックスを用いることができる。超硬合金の場合、炭化タングステンを基とし、コバルト、ニッケルの少なくとも1つを結合層とし、結合層が1質量%以上30質量%以下の配合のものを使用することができ、また、炭化物、窒化物、酸化物の少なくとも1つからなるセラミックスからなる硬質材料も使用することができる。とくに、硬質材料として通常のラップ加工によって、平滑面を得るためには、Co,Ni等の金属バインダを含まないバインダレス超硬合金が好ましい。このバインダレス超硬合金硬質材料としては、炭化タングステンを基とし、TiC、TaCの少なくとも1つと固溶合金化し、TiCあるいはTaCの合計が1質量%以上30質量%以下のものが使用できる。
また、硬質材中に分散した自己潤滑物質としては、黒鉛、窒化ホウ素、二硫化タングステン、および二硫化モリブデン等であり、最終的に得られるマイクロピットの径と深さ/直径比とから、15〜20μmの球形であることが好ましく、分散量は5〜30体積%であることが望ましい。
硬質材料が、自己潤滑物質を固溶しやすい場合には、焼結時に自己潤滑物質が結合層に固溶しないよう、固溶元素量を固溶限界内になるように調整し、焼結後も上記サイズの自己潤滑物質が得られるように調整を行う。
このように、自己潤滑物質を分散した硬質材のしゅう動面に、鏡面仕上げ施すことによって、超硬合金の表面に分散して存在する自己潤滑物質は、母材より硬度が低いため選択的に研磨され、断面が凹レンズ状の所定の径と深さを有するマイクロピットが形成される。
本発明によって、シールリングの基材である硬質材料に自己潤滑物質を分散したものに、単に通常の鏡面加工を施すだけで、格別の二次加工を施すことなく流体潤滑を持続させるための理想状態に近いマイクロピットを形成することができる。
さらに、相対する2平面が直接接触する境界潤滑領域においても、トルクが急激に上昇することがない。
このようなシールリングは、ポンプに、(1)封止圧力が高くなるため、高圧での使用が可能、(2)短時間であれば、乾式での使用が可能、といった特徴を付与する。
以下、実施例によって本発明の実施の形態を説明する。
回転側試験片には、一般にシール材として用いられるWC−5質量%TiC−2質量%TaCバインダレス超硬合金を適用し、固定側試験片には、以下に示す4種類を用いた。
実施例として、回転側と同じ超硬合金に直径15−20μmの実質的にポアを含まない球状カーボンを15容積%含むカーボン分散超硬合金を用いた。
比較例1として、回転側と同じ超硬合金を用いた。
比較例2として、直径15−20μmの球状気孔を15容積%含むポア分散超硬合金を用いた。
比較例3として、内部にポアを有する実施例と同じカーボン分散超硬合金を用いた。
それぞれのしゅう動面に、600番程度研削砥石で表面粗さがRa1.6μmの平坦面となるような加工を施した後、粒度が30μm、9μm、3μmの順にダイヤモンド砥粒を用いたラップ加工によって、Ra0.003μm以下になるように鏡面仕上げを行った。
この結果、しゅう動面には、それぞれ、図1に示すマイクロピットを形成した。同図(a)は、実施例の場合を示し、所定の径と深さ/直径比を有する断面がレンズ状であって内面にカーボンの皮膜cを有するマイクロピットpが均一に分散したしゅう動面を有する。
同図(b)は、比較例1のしゅう動面を示し、マイクロピットは形成されていない。
同図(c)は、比較例2のしゅう動面を示し、均一性に欠け、比較的深い不均一マイクロピットpが形成されている。
さらに、同図(d)は、比較例3のしゅう動面を示し、個々のマイクロピットの形態は、実施例の場合と同様に、内面にカーボンの皮膜cを有するマイクロピットpが形成されているが、深く且つ均一性に欠けたものである。
それに対し、本発明のカーボン分散超硬合金のしゅう動面にあるピットは、しゅう動面に露出しているカーボン部分の面積にかかわらず、最大でも深さが2μm以下である。
表1に、これら供試材の機械的特性を示す。
Figure 0004977033

図2に示すシール試験機によりしゅう動特性を評価した。同図において固定側試験片1は、液槽2の底部中央に取り付けられ、回転側試験片3は回転軸4に固定する。両試験片(リング形状)の中央部は、液槽2とつながっており、純水が封入されている。両試験片は、装置上部の錘5によって密着しており、回転リングは周速7.1m/s(6050rpm)で回転する。
装置上部に載せる錘5を段階的に重くし、その際、生じるしゅう動トルクと、固定側試験片1のしゅう動面下1mmの温度を測定し記録した。錘5の重さを変えることにより荷重を変え、一回の実験時間は5分とした。
図3に、それぞれの試験片のPV値(速度と圧力の積)に対する最大しゅう動トルクと、しゅう動面下1mmでの最大温度の挙動を示す。同図に示すように、比較例1においては、PV値が8.6MPa・m/sのとき、比較例2においては、14.5MPa・m/sのときそれぞれ最大しゅう動トルクが急上昇していることが分かる。比較例3は、流体潤滑状態から混合潤滑状態に移行する際のPV値は、比較例2と同様に低い値になっているものの、混合潤滑時からはカーボンによる潤滑能が有効に働いており、比較例2よりも摩擦が少なくなっている。
これに対して、本発明に係る実施例の場合は、PV値が16.7MPa・m/sから最大しゅう動トルクが徐々に上昇し、26.7MPa・m/sのとき通常超硬合金の最大しゅう動トルクとほぼ同値に達している。また、混合潤滑時においては、カーボンによる潤滑能が有効に働いており、比較例1、比較例2よりも最大トルクの上昇値が小さい。
また、図3より、温度上昇はトルク値上昇には密接な関係がある。通常、何らかの固体接触が生じた場合、しゅう動時の温度が上昇する傾向にあることが明らかになった。
実験後、各供試材のしゅう動面を観察した結果、これらから、実験後の各比較例は、実験後のしゅう動面にしゅう動痕があることが確認された。それに対し、本発明の場合、固定側試験片のしゅう動面に僅かながらしゅう動痕が確認されるものの、回転側リングのしゅう動動面には存在しなかった。
図3において、トルクもしくは温度が上昇した部分は、液体潤滑から混合潤滑へと移行した部分であると考えられる。つまり、本発明のカーボン分散超硬合金(実施例)、通常超硬合金(比較例1)、ポアを含むカーボン分散超硬合金(比較例3)およびポア分散超硬合金(比較例2)の順で、流体潤滑から混合潤滑へと移行する時のPV値が高いことになる。言い換えると、上記実施例によって得られたメカニカルシールリングは、液体潤滑を荷重がかかった場合でも液体潤滑の状態を保つことができ、さらに、境界潤滑に移行してもその摩耗は緩やかに増大する。
なお、上記実施例においては、硬質材料としてバインダレス超硬合金を使用し、自己潤滑物質としてカーボンを使用した例について説明したが、それぞれ、他の超硬合金またはセラミックス、他の自己潤滑物質を使用した場合も同様の効果が得られた。
それぞれの供試材において形成されたマイクロピットの形態を示す。 しゅう動特性を評価するためのシール試験機を示す。 それぞれの供試材のPV値と最大しゅう動トルクとしゅう動面下1mmでの最大温度の関係を示す。
符号の説明
1 固定側試験片
2 液槽
3 回転側試験片
4 回転軸
5 錘

Claims (6)

  1. 回転リングと固定リングの少なくとも何れか一方が、自己潤滑物質を分散した硬質材料によって形成され、且つ、しゅう動面にはマイクロピットが形成されているメカニカルシールリングであって、
    前記しゅう動面に形成されたマイクロピットは、実質的に気孔を含まない自己潤滑物質を分散した硬質材料の鏡面仕上げのみによって形成されたものであって、直径が5μm以上30μm以下で、深さ/直径比が0.01以上0.3以下の凹レンズ状であって、且つ、均一に分散されているメカニカルシールリング。
  2. 鏡面仕上げが硬質砥粒によるラップ加工であって、凹レンズ状のマイクロピットは、硬質材料に分散された自己潤滑物質が選択的に摩耗して得られたものである請求項1に記載のメカニカルシールリング。
  3. 硬質材料は、炭化物、窒化物、および酸化物の中の少なくとも1種からなるセラミックスである請求項1に記載のメカニカルシールリング。
  4. 硬質材料は、炭化タングステンを基とし、TiCあるいはTaCを合計で1質量%以上30質量%以下含み、且つ、金属バインダを実質的に含まないバインダレス超硬合金である請求項1に記載のメカニカルシールリング。
  5. 硬質材料は、CoあるいはNiからなる結合層を1質量%以上30質量%以下含む超硬合金である請求項1に記載のメカニカルシールリング。
  6. 自己潤滑物質は黒鉛、窒化ホウ素、二硫化タングステン、および二硫化モリブデンの中の少なくとも1種からなる請求項1に記載のメカニカルシールリング。
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