JP4975773B2 - 電子商取引のためのトレーディングツール - Google Patents
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Description
次に市況商品を売買する、具体的には図3に示される種類の代表的な表示を使用して売買注文を発注することが説明される。該表示および取引方法を使用して、トレーダは最初に所望される市況商品、および該当する場合はデフォルトの量を指定する。次にトレーダは、例えば右マウスボタンまたは左マウスボタンのクリックでアイコンを配置し、アクションを表示することにより売買できる。用語「クリック」は「半クリック」、つまりユーザ及び/又はシステム設計者の要件または好みに応じたアクションに対するボタンを押すイベントを指してよい。
BidQフィールドがクリックされる場合 Bo=(Qa+R)P(式1)
AskQフィールドがクリックされる場合 So=(Qb+R)P(式2)
左マウスボタンを使用して入力される注文
量説明フィールドで「Offset(オフセット)」モードが選ばれる場合には、
BidQフィールドがクリックされる場合 Bo=(Qa+L)P(式3)
AskQフィールドがクリックされる場合 So=(Qb+L)P(式4)
量説明フィールドで「数」モードが選択される場合には、
Bo=QP(式5)
So=QP(式6)
量説明フィールドで「NetPos(ネット位置)」が選択される場合には、
Bo=NP(式7)
So=NP(式8)
また、注文は、マーケットで入手可能な量に応じて変化する量、トレーダによって事前に設定される量、およびトレーダがどのマウスボタンをクリックするのかについてマーケットに送信できる。この機能を使用して、トレーダは、1回のクリックで選ばれる価格で、あるいは1回のクリックで選ばれる値よりうまく、マーケット内の付け値または言い値のすべてを買い、または売ることができる。また、トレーダはマーケットの未決量から事前に設定された量を加算する、または差し引くこともできるであろう。トレーダがトレーディングセル―つまり、BidQ列またはAskQ列の中でクリックすると、トレーダはマーケットに注文を入力する。注文のパラメータは、トレーダがどのマウスボタンをクリックするのか、およびトレーダがどのような事前設定値を設定したのかに依存する。
好適実施形態に従った「前回売買量(LTQ)マーカ」は、前回売買量(LTQ)の表示を提供する。MD_TRADER(商標)式表示などの静的な価格スケールに関連する動的マーケット情報を含む表示では、LTQマーカは、関連するLTQ価格が変化するにつれてLTQ列を上下に移動してよい。LTQマーカ700の1つの形式が図7に図示され、数値と色または陰影の両方が使用されている。同じ価格での連続売買の場合、LTQマーカ700は、例えばi)前回売買価格でのすべての連続売買の累積量、またはii)前回売買価格での最新の売買だけの量のどちらかを示す可能性がある。複数のLTQ発生のための総量の蓄積は通常ゲートウェイ(つまり取引所)に依存している。しかしながら、大部分のゲートウェイは量を蓄積するであろう。LTQを蓄積しないゲートウェイの場合、図1に描かれているアプリケーションプログラムインタフェースなどのトレーディングアプリケーションは、所望される場合、LTQを累積インジケータに変換してよい。
前記に注記したように、ユーザインタフェースで興味のある項目は、色またはグレースケール陰影を使用して色分けされ、あるいは強調表示されてよい。好適実施形態においては、ユーザインタフェースはMD_TRADER(商標)インタフェースなどの静的価格スケールに関連付けられたマーケットデータを有する図3に図示される型であり、色は、例えば過去のLTQに関連付けられた価格値から、前回売買量(LTQ)に関連付けられた価格値の増加または減少の間の視覚的な区別を提供するためにLTQマーカとともに使用される。MD_TRADER(商標)では、LTQは、前回売買価格(LTP)706に対応するレベルで表示される図7に図示されるように、LTQ列702内の強調表示セルとして提示されてよい。好適実施形態では、強調表示されたセルは、マーケットの価格移動に基づいて変色する。例えば、LTQセル710は、LTQに関連付けられる価格の変動が過去のLTQ708と関連付けられる価格からの上昇であるときに、青色などの1色である背景で表示されてよい。他方、LTQセル712は、過去のLTQ708からの価格の変動が減少するときには、赤色などの別の色背景で表示されてよい。
ある実施形態においては、トレーディングアプリケーションは「さまざまな価格フィードのオーバレイ」を実現する。トレーディングアプリケーションは前記に参照されるX_TRADER(登録商標)、または本明細書に説明されているように適合されている他の任意の市販製品であってよい。多くの例では、特定の市況商品は特定の取引所でのみ売買される。しかしながら、他の例では、市況商品は複数の取引所で売買されてよい。これは、ユーザがさまざまな価格フィード、つまりある特定の市況商品に関してさまざまな取引所からのフィードからの同時情報に関心があるときの1つの例である。別の例としては、Eurexは場内市場ストリームとマーケットの深さのストリームの両方を提供する。一般的に場内市場ストリームはマーケットの深さのストリームより速い。好適実施形態に従って、さまざまなストリームは、単一の取引所からなのか、あるいは複数の取引所からなのかに関係なく、トレーディングウィンドウに市況商品についての情報を投入・表示するためにトレーディングアプリケーションによって使用される。
別の好適実施形態は、トレーダの買い注文と売り注文のマーケットで運用されている総量の表示をトレーダに与える。トレーダの総運用量は、トレーダが現在入力したが、まだマーケットで応じられていないすべての注文の満たされていない総量を表す。例えば、トレーディングアプリケーションは、売買されている特定の市況商品のため、およびマーケットにそれらの量を入力した特定のトレーダのための総運用購入量と総運用販売量を表示してよい。図10は、一例として、(1000で)14、13および1の別々の運用販売量と、(1002で)5、1、15、3および1の別々の運用購入量を有するトレーダの表示を示す。この例はMD_TRADER(商標)式トレーディングインタフェースを活用するが、任意の種類のトレーディングインタフェースが代わりに使用されてよい。トレーディングアプリケーションはトレーダの運用販売量の合計(14+13+1=28)と、トレーダの運用購入量の合計(5+1+15+3+1=25)を計算し、この例ではセル1004の中に総量を表示する。総運用量はユーザにとって有用である任意の方法または位置に表示されてよい。本実施形態の別の変形例では、ユーザはそれらのセルで表示される運用量を削除するために、総購入量表示セルまたは総販売量表示セルのどちらかを直接的にクリックしてよい。
セル1004内のトレーダの総運用量の表示は、それがトレーダの運用量からの総エクスポージャーを提供するという点でトレーダのプラスになる。新規注文が入力され、他の注文が応じられるにつれて注文量が連続的に更新されるという点で表示は動的であるが、さまざまな市場価格での量の表示は表示画面のサイズにより制限されている。したがって、トレーダは、表示ウィンドウには現れていない価格で、トレーダが認識していない運用量を有することが有り得る。総運用量表示は、トレーダにトレーダの購入運用量と販売運用量の累計を示すことによりこの欠点を緩和するのに役立つ。表示がゼロ以外の何かを表示する場合、トレーダは、トレーダが現在マーケットで応じられていない運用量を有していることを知るであろう。
別の好適実施形態は、例えば静的価格スケールに関する表示のための動的インジケータを貼り付ける能力をユーザに与える。ある実施形態においては、第1の動的インジケータ列は買い注文量列の隣に表示され、第2の動的インジケータ列は売り注文量列の隣に表示される。動的インジケータは、ユーザに例えば特定の価格などの視覚的なインジケータを与えるために、Microsoft EXCELなどのスプレッドシート、あるいは他のサードパーティチャート作成ソフトウェアまたは分析ソフトウェアから動的インジケータ列に適用されてよい。他のトレーディングアプリケーションおよびトレーディングインタフェースが代わりに使用されてよいが、表示画面は、例えばX_TRADER(登録商標)トレーディングアプリケーションによって生成されるMD_TRADER(商標)式表示であってよい。
好適実施形態に従って、トレーディングアプリケーション用のグラフィックユーザインタフェースは、興味のある項目が表示の視認可能範囲外にあるという表示を提供する。トレーディングアプリケーションは、前記に参照されたX_TRADER(登録商標)、または本項に記述されるように適合された他の任意の市販製品であってよい。また、好ましくは、範囲外インジケータは、ユーザが視認可能領域の外側にある興味のある項目(複数の場合がある)を表示できるように、表示を上下に移動させる能力をユーザに提供する。興味のある項目の例は、量および価格などのユーザの運用注文とマーケットの深さの情報を含むが、これに限定されない。
好適実施形態に従って、トレーディングアプリケーションは、論理的に動的な方法で互いに比例して、購入量および販売量の体積を描く表示をユーザに提供する。トレーディングアプリケーションは、前記に参照されたX_TRADER(登録商標)であってよく、あるいは本項に説明されるように適合される他の任意の市販製品であってよい。X_TRADER(登録商標)のように縦軸に沿って価格を表示するトレーディングアプリケーションで有利に使用される1つの実施形態において、「温度計」インジケータが、図13Aと図13Bに図示されるように、量の列に近接して位置する1つまたは複数の狭い垂直表示列1300、1302(「温度計」)を生成する。温度計1300、1302は、ある特定の市況商品のマーケットでの買い注文と売り注文の総数の数値表示に関連付けられてよく、あるいは関連付けられなくてよい。マーケットで入手可能な量があるとき、温度計1300、1302は、好ましくは、マーケットで購入量対販売量のパーセンテージと一致するように陰影が付けられる。例えば、マーケットの購入量と販売量が等しく、量の50%が購入量であり、50%が販売量であることを意味する場合には、両方の温度計1300、1302とも図13Aに示されるように50%陰影を付けられている。代替実施形態においては、温度計インジケータはユーザにとって興味のある2つの項目の関連性を表し得る。説明図では垂直バーが示されているが、インジケータがユーザにとって適切な情報を伝達できる限り、任意の視覚的なインジケータが代わりに使用されてよいことが理解されなければならない。
別の好適実施形態に従って、トレーディングアプリケーションは、自動的に反対売買注文を入力する方法を提供する。好ましくは、トレーディングアプリケーションはMD_TRADER(商標)式表示を使用するX_TRADER(登録商標)である。スキャルピングとは、市況商品の取引で周知である用語であり、それは、トレーダが短期間で相対的に小さな利得のために売買する取引技法を指している。この実施形態では、トレーディングアプリケーションは、自動注文入力機構をユーザに提供することによって、スキャルピングを容易にし、その実施形態はさらに後述される。好ましくは、自動スキャルピングは、横線の形をした1組のインジケータバーを操作するために、ユーザマウスの上のコントロールキーとスクロールホイールを同時に押すなどして、ユーザ入力に基づいて活性化される。代わりに他の作動機構を使用でき、例えばトレーディングアプリケーションによって、あるいはユーザインタフェースで表示されるスキャルピングアイコンを作動することによって生成されるダイアログボックスを使用することを含む。
別の好適実施形態に従って、トレーディングアプリケーションは、前回売買価格(LTP)から指定されたティック数離れた価格で、あるいはLTPとは異なる指定パーセンテージである価格でのマーケットに対する注文の入力を妨げるために、価格レベル妥当性チェック(「PLRC」)と呼ばれる能力をユーザに与える。ティックはなんでもよいが、一般的にはこの詳細な説明においては市況商品ごとに取引所により設定される価格値(例えば、$.01、$.05、$.10または任意の他の値)の最小変動として使用される。トレーディングアプリケーションは、前述されたX_TRADER(登録商標)、あるいは本項で説明されるように適合された他の任意の市販製品であってよい。PLRCはトレーダなどのユーザまたは管理者のどちらかにより有効にされ、構成され得る。管理者がPLRCを有効にするシステムの場合、PLRCはネットワーク上のすべてのクライアント端末に一様に適用されてよく、あるいはそれはケース毎に調整されてよく、それにより例えばトレーダの経験レベルを考慮に入れる。
別の好適実施形態に従って、トレーディングアプリケーションはトレーディングインタフェース内に興味のある項目を再配置し得る。1つの実施形態では、トレーディングアプリケーションは、例えば静的な軸つまり価格のスケールに関して表示上に場内市場または前回売買価格(「LTP」)を自動的にセンタリングすることによってマーケットの活動を追跡調査する。好ましくは、トレーディングインタフェースにおける任意の他の興味のある項目は、表示内に情報を位置付けるための基礎としての機能を果たし得る。
好適実施形態に従って、トレーダは前回再配置イベントの時点でマーケットに入力された価格及び/又は量の中間点を強調し得る。好ましくは、再配置イベントは、場内市場の回りに表示をセンタリングし、場内市場はマーケットに量がある、売買されている市況商品の最高の購入価格であり、最低の売買価格であり、あるいは代わりに、再配置イベントは、所望するのであれば任意の価格及び/又は量に表示をセンタリングし得る。さらに、再配置イベントは特定の価格にセンタリングする必要はないが、特定の価格、または興味のある他の項目が表示上の所定の位置で、あるいはある位置範囲で配置されることを確実にし得る。
別の好適実施形態に従って、トレーディングアプリケーションにより、トレーダは、静的価格スケールまたは軸に対して、ある価格レベルから別の価格レベルに運用量をドラッグアンドドロップすることによって、トレーダの運用注文を変更できるようになる。トレーディングアプリケーションは、好ましくはMD_TRADER(商標)式表示を使用するX_TRADER(登録商標)である。運用注文をドラッグアンドドロップするためにMD_TRADER(商標)式表示を使用するときには、ある実施形態において、トレーダは運用量列内のアクティブなセルをクリックする。これによりドラッグアンドドロップ機能が活性化され、トレーダはトレーダのトレーディング画面上のセルを移動させることによってセルを操作できるようになる。このような操作は、一般的に選ばれたデータを「ドラッグする」と呼ばれる。マウスボタンを放す前に、トレーダは運用量列の新規セルにカーソルを移動させることによって運用注文をドラッグする。次に、トレーダは新しいセルにデータをリリースする、つまり「ドロップする」。好適実施形態では、本明細書に記述されるような運用注文をドラッグアンドドロップする能力は、それぞれの個々のトレーディングウィンドウのためにユーザによってオンまたはオフにされ得るオプションである。
好適実施形態に従って、表示はマーケットで入力されるトレーダの運用購入量および販売量の平均価格を示す。トレーダの運用量は、トレーダが現在入力したが、マーケットで応じられていない注文すべての応じられていない量を表す。好ましくは、該表示は、売買されている特定の市況商品の、およびそれらの量を入力した特定のトレーダの総運用購入量の平均価格および総運用販売量の平均価格を示す。この実施形態の場合、平均運用価格は、例えば、強調表示、色、あるいはそのようなスケールまたは軸が表示される場合に、静的価格スケールまたは軸に関連付けられたグラフィックインジケータを使用して表示され得る。該表示は、平均価格の実際の数値を含んでも、含まなくてもよい。
((2×96)+(8×95)+(2×94))/(2+8+2)=95
(192+760+188)/12=95
1140/12=94
好ましくは、運用販売量の平均価格を求めるために同じ計算が活用される。前記例からの例を使用すると、図18は、101という市場価格で4つの別々の運用販売量、100という価格で2つの運用販売量、および99(1802)という価格で4つの運用販売量を有するトレーダのための画面も表示する。運用販売量の平均価格は本明細書に説明されるように表示され、その価格は以下のように計算される。
((4×101)+(2×100)+(4×99))/(4+2+4)=100
(404+200+396)/10=100
3005/10=100
好ましくは、運用量の平均価格の計算は契約単位であり、トレーダが運用量を入力する別々の市況商品ごとに別々の平均価格が計算・表示されることを意味する。
好適実施形態に従って、マーケットに入力される量がない価格に相当する表示の購入列と販売列の中のセルは、このような量が入力されているそれらのセルと視覚的に区別される。対応する量がない購入価格レベルと販売価格レベルは「空白スポット」2000と呼ばれ、好適実施形態では、図20Aに図示されているように、マーケットがどこで取引されているのかのよりよい視覚的な表現を提供する手段として、稠密なセルとは異なる陰影で表示される。空色スポット2000は、稠密なセルより明るい陰影または暗い陰影で、別の色で、または入力される量があるそれらのセルからの網掛けなどの別のテクスチャで表示され得る。好ましくは、新しい量がマーケットに入力され、既存の量が応じられてマーケットから除去されるにつれ、空色スポット2000は相応に変化する。加えて、ユーザが、空色スポットが表示される方法を選択できることが好ましい。
好適実施形態に従って、トレーダは運用買い注文と売り注文の正味価格の表示を提供される。テキスト、色、テキストと色の組み合わせなどの視覚インジケータ、またはグラフィックインジケータが、運用買い注文と売り注文の正味価格をトレーダに強調表示するために使用される。グラフィックインジケータは、線または色付きピクセルも含む任意の形を取ってよい。
(4@(で)99+2@(で)100+4@(で)101)/10=100
(396=200=404)/10=100
(1000)/10=100
前記計算に基づき、100という値はトレーダの開放位置のトレーダの正味価格として表示される。正味価格は、図21に図示されるような正味価格の価格レベルセルあたりのボックス2100、正味価格の表示のための別の列、正味価格の価格レベル全体のボックス、または正味価格のための特徴的な色を含むがこれに限定されない複数の方法の1つで表示できる。特定のトレーダが量を購入した結果長い位置を有する場合、購入される追加量により、トレーダの開放位置の正味価格が計算し直される。好ましくはそのトレーダが量を販売する場合、トレーダの位置は変化するが、表示されている正味価格は一定のままとなる。任意の追加購入量はトレーダの位置とその位置の正味価格の両方を実質的に変更するが、すべての以後の販売量はトレーダの位置だけを調整し、位置が閉鎖されるまでのみ、そのように行うであろう。トレーダが販売量(複数の場合がある)が応じられた結果として短い位置でトレーディングセッションを開始する場合、このような販売量が応じられると、トレーダの以後の販売量は位置とトレーダの開放位置の正味価格の両方を変更するであろう。応じられた購入量は正味価格を変更しないが、代わりに位置だけに、その位置が閉鎖されているまでだけ影響を及ぼす。その結果、トレーダの長い位置の正味価格が、位置が増加するにつれて増加することのみを許容されるとき、および短い位置の正味価格が、位置が短くなるにつれて増加することのみが許容されるときに、トレーダがどこで(どの価格で)購入または販売する必要があるのかを計ることはさらに容易になる。
好適実施形態に従って、トレーダは、取引に使用されるのと同じインタフェース上でユーザに表示される制御アイコンによって、価格情報または他の有用な情報を連結してよい。価格情報の連結は、前記に組み込まれた米国特許出願第09/971,087号に説明されている。本明細書に説明されている実施形態においては、制御アイコンは好ましくは、取引に使用されるのと同じ画面上でユーザに提示され、それにより、ユーザが、制御アイコンが調整されるに従いマーケット情報の自分の視認を維持できるようにする。
好適実施形態、代替実施形態および特定の実施例の前記説明は、限定ではなく例示によって示されることが理解されるべきである。例えば、本明細書に説明される特徴は多岐に渡る表示に組み込むことができるであろう。本実施形態の範囲内の多くの変更および変型は、その精神から逸脱することなく加えられてよく、本発明はあらゆる形のこのような変更および変型を含む。
Claims (50)
- ホストコンピュータと、利用者が使用するクライアントコンピュータとが接続された電子取引システムにおいて、クライアントコンピュータのグラフィカルユーザインターフェスに複数の商品に関する情報を再配置して表示する表示方法であって、
ホストコンピュータからの複数の商品についての市場情報であって、現時点での各商品の最高ビッド価格を含む複数のビッド価格と、最低アスク価格を含む複数のアスク価格を含む市場情報を、クライアントコンピュータで受けるステップ、
クライアントコンピュータにおいて、プロセッサ処理により、複数の価格レベルを一方向に並べた価格軸と、該価格軸における複数の価格レベルに対応する複数の位置とを含む領域を商品毎に設け、複数の商品に対し複数の領域をグラフィカルユーザインターフェス処理で表示するステップ、
各領域において、複数の位置の中で、商品の最高ビッド価格に対応する第1の位置に第1インジケータを表示すると共に、複数の位置の中で、商品の最低アスク価格に対応する第2の位置に第2インジケータを表示し、その商品の最高ビッド価格又は最低アスク価格が変わると第1及び第2インジケータは、価格軸に沿って移動するように表示されるステップ、
クライアントコンピュータにおいて、プロセッサ処理により、複数の領域をリンクするステップ、
クライアントコンピュータにおいて、利用者の入力手段により、リンクされた複数の領域の一つを選択し、選択した領域に対し、再配置コマンド信号を生成するステップ、
該再配置コマンド信号に応答して、選択した領域内における価格軸及びその領域内の第1、第2インジケータを再配置し、該第1、第2インジケータを商品の最高ビッド価格または最低アスク価格に対応した新たな位置に移動させるステップ、
該再配置コマンド信号に応答して、選択した領域とリンクされた領域内における価格軸及びその領域内の第1、第2インジケータを再配置し、該第1、第2インジケータを商品の最高ビッド価格または最低アスク価格に対応した新たな位置に移動させるステップ、
を含む、表示方法。 - 更に、複数の領域とリンクされていない領域に対しては、上記再配置コマンド信号を受けても再配置を行わないステップを含む、請求項1に記載の表示方法。
- 更に、上記複数の領域のそれぞれを、グラフィカルユーザインターフェス上の異なったウインドウに表示するステップを含む、請求項1に記載の表示方法。
- 更に、上記複数の領域の全てを、グラフィカルユーザインターフェス上の同じウインドウに表示するステップを含む、請求項1に記載の表示方法。
- 上記再配置コマンド信号は、利用者の入力手段により、手動で発令される再配置コマンド信号である、請求項1に記載の表示方法。
- 上記再配置コマンド信号は、クライアントコンピュータにおいて、自動的に発令される再配置コマンド信号である、請求項1に記載の表示方法。
- 上記自動的に発令される再配置コマンド信号は、タイマーによりトリガされる、請求項6に記載の表示方法。
- 上記自動的に発令される再配置コマンド信号は、最後に取引された価格を領域の中心に配置する、請求項6に記載の表示方法。
- 上記自動的に発令される再配置コマンド信号は、最高ビット価格および最低アスク価格が含まれる場内市場を領域の中心に配置する、請求項6に記載の表示方法。
- 更に、再配置する再配置コマンド信号のトリガーを決定するために用いられる再配置オプションが選択の一つに含まれる、複数の再配置オプションから成るオプションメニューを表示するステップを含む、請求項1に記載の表示方法。
- 更に、ユーザによる電子取引所での商品の買い又は売り注文を出したがまだ応じられていないことを示す注文作業中インジケータが複数の領域の一つに表示されるステップを含み、ユーザ入力装置を用いた単一のアクションによって注文作業中インジケータが選ばれると、電子メッセージが送られ、ユーザの注文が取り消しされる、請求項1に記載の表示方法。
- 上記単一のアクションは、ユーザ入力装置の単一クリックである、請求項11に記載の表示方法。
- 上記単一のアクションは、ユーザ入力装置のダブルクリックである、請求項11に記載の表示方法。
- 更に、ユーザの注文が、電子取引所において取り消された場合、領域から上記注文作業中インジケータが削除されるステップを含む、請求項11に記載の表示方法。
- 上記注文作業中インジケータは、ユーザによりエンターされた単一の注文を表す、請求項11に記載の表示方法。
- 上記注文作業中インジケータは、ユーザによりエンターされた複数の注文を表す、請求項11に記載の表示方法。
- ホストコンピュータと、利用者が使用するクライアントコンピュータとが接続された電子取引システムにおいて、クライアントコンピュータのグラフィカルユーザインターフェスに複数の商品に関する情報を再配置して表示する、コンピュータで実行可能な表示方法であって、
ホストコンピュータからの第1の商品についての市場情報であって、価格に対応する量の市場情報を、クライアントコンピュータで受けるステップ、
ホストコンピュータからの第2の商品についての市場情報であって、価格に対応する量の市場情報を、クライアントコンピュータで受けるステップ、
第1の時点で、クライアントコンピュータにおいて、プロセッサ処理により、第1の商品について、第1の複数の価格レベルを一方向に並べた第1の静的な価格軸と、該第1の静的な価格軸における第1の複数の価格レベルに対応する第1の複数の位置とを含む第1の情報表示領域をグラフィカルユーザインターフェス処理で表示するステップ、
第1の時点で、クライアントコンピュータにおいて、プロセッサ処理により、第2の商品について、第2の複数の価格レベルを一方向に並べた第2の静的な価格軸と、該第2の静的な価格軸における第2の複数の価格レベルに対応する第2の複数の位置とを含む第2の情報表示領域をグラフィカルユーザインターフェス処理で表示するステップ、
第1の情報表示領域の価格レベルに対応した位置に、価格レベル毎に第1の商品の量を表す複数の第1のインジケータを電子的に表示するステップ、
第2の情報表示領域の価格レベルに対応した位置に、価格レベル毎に第2の商品の量を表す複数の第2のインジケータを電子的に表示するステップ、
クライアントコンピュータにおいて、利用者の入力手段により、一つの商品を選択し、選択した商品に対応する情報表示領域に対し、再配置コマンド信号を生成するステップ、
第2の時点で、上記再配置コマンド信号に応答して、第1の静的な価格軸を電子的に再配置し、複数の第1のインジケータを、第1の情報表示領域の新しい位置であって、第1の静的な価格軸の価格レベルに対応する位置に移動すると共に、同第2の時点で、第2の静的な価格軸を電子的に再配置し、複数の第2のインジケータを、第2の情報表示領域の新しい位置であって、第2の静的な価格軸の価格レベルに対応する位置に移動するステップ、
を含む、表示方法。 - 更に、再配置を行うため、第1、第2の情報表示領域をリンクするステップを含む、請求項17に記載の方法。
- 更に、追加の商品に係る市場情報を受け、追加の静的な価格軸に対応する追加の商品についての追加の情報表示領域を表示するステップを含む、請求項17に記載の方法。
- 更に、前記再配置コマンド信号に応答して追加の静的な価格軸を再配置し、追加の情報表示領域を再配置するステップを含む、請求項19に記載の方法。
- 第1の商品、第2の商品、追加の商品の組み合わせの中から選ばれた複数の商品を、再配置を行う目的で、互いにリンクするステップを含む、請求項19に記載の方法。
- 請求項17に記載の方法を実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
- 上記再配置コマンド信号は、利用者の入力手段により、手動で発令される、請求項17に記載の表示方法。
- 上記再配置コマンド信号は、クライアントコンピュータにより、自動的に発令される、請求項17に記載の表示方法。
- 更に、上記第1、第2の静的な価格軸の少なくとも一部を表示するステップを含む、請求項17に記載の表示方法。
- 上記第1の情報表示領域は、第1のウインドに表示され、上記第2の情報表示領域は、第2のウインドに表示される、請求項17に記載の表示方法。
- 上記第1の情報表示領域は、第1のビッド表示領域と第1のアスク表示領域を含む一方、上記第2の情報表示領域は、第2のビッド表示領域と第2のアスク表示領域を含む、請求項17に記載の表示方法。
- 上記複数の第1のインジケータは、現在の市場における第1の商品の最高ビッド価格に対する量を表す第1の最高ビッドインジケータと現在の市場における第1の商品の最低アスク価格に対する量を表す第1の最低アスクインジケータを有する、請求項27に記載の表示方法。
- 上記複数の第2のインジケータは、現在の市場における第2の商品の最高ビッド価格に対する量を表す第2の最高ビッドインジケータと現在の市場における第2の商品の最低アスク価格に対する量を表す第2の最低アスクインジケータを有する、請求項28に記載の表示方法。
- 第1、第2の静的な価格軸を再配置するステップは、対応する商品の最高ビット価格および最低アスク価格が含まれる場内市場が各情報表示領域の中央に表示されるように、各静的な価格軸を動かすステップを含む、請求項29に記載の表示方法。
- 更に、
各位置が第1の静的な価格軸に沿った価格に対応する、複数の位置を有する第1の最後の取引表示領域を表示するステップ、
各位置が第2の静的な価格軸に沿った価格に対応する、複数の位置を有する第2の最後の取引表示領域を表示するステップ、
を含む、請求項17に記載の表示方法。 - 更に、
第1の商品について行った最後の取引を表す第1の最後の取引インジケータを、第1の最後の取引表示領域のある位置に表示するステップ、
第2の商品について行った最後の取引を表す第2の最後の取引インジケータを、第2の最後の取引表示領域のある位置に表示するステップ、
を含む、請求項31に記載の表示方法。 - 上記第1、第2の価格軸を再配置するステップは、対応する商品の最後の取引インジケータは、情報表示領域の中央に表示されるように各静的な価格軸を移動する、請求項32に記載の表示方法。
- 更に、再配置を行う基礎として特定事項を選択するステップを含み、第1、第2の価格軸を再配置するステップは、特定事項に関連する価格レベルが、第2の時点において、情報表示領域の特定位置に対応するように第1、第2の価格軸を再配置するステップを有する、請求項17に記載の表示方法。
- 上記特定事項は、最高ビッド価格に関連する、請求項34に記載の表示方法。
- 上記特定事項は、最低アスク価格に関連する、請求項34に記載の表示方法。
- 上記特定事項は、最後に取引した価格に関連する、請求項34に記載の表示方法。
- 第2の時点においての、上記情報表示領域の特定位置は、情報表示領域の中央である、請求項34に記載の表示方法。
- 上記第1の情報表示領域は、第1の静的な価格軸の一部に沿った複数の価格レベルに対応する第1の複数の注文受付け用のエリアを有し、その第1の複数の注文受付け用のエリアのそれぞれは、第1商品に関する注文を送るコマンドを受け付けるエリアであり、
上記第2の情報表示領域は、第2の静的な価格軸の一部に沿った複数の価格レベルに対応する第2の複数の注文受付け用のエリアを有し、その第2の複数の注文受付け用のエリアのそれぞれは、第2商品に関する注文を送るコマンドを受け付けるエリアである、請求項27に記載の表示方法。 - 上記複数の第1、第2の複数の注文受付け用のエリアのそれぞれは、ビッド注文を受け付けるビッド用のエリアと、アスク注文を受け付けるアスク用のエリアを含む、請求項39に記載の表示方法。
- 上記ビッド用のエリアは、ビッド表示領域と重なり合い、上記アスク用のエリアは、アスク表示領域と重なり合う、請求項40に記載の表示方法。
- 上記利用者の入力手段のアクションにより、上記ビッド用のエリアの特定エリアを選択して電子取引所に商品の買い注文を送信する、請求項40に記載の表示方法。
- 上記利用者の入力手段のアクションにより、上記アスク用のエリアの特定エリアを選択して電子取引所に商品の売り注文を送信する、請求項40に記載の表示方法。
- ホストコンピュータと、利用者が使用するクライアントコンピュータとが接続された電子取引システムにおいて、クライアントコンピュータのグラフィカルユーザインターフェスに複数の商品に関する情報を再配置する、コンピュータで実行可能な方法であって、
ホストコンピュータからの複数の商品についての市場情報であって、複数の価格と、各価格に対応する量の市場情報を、クライアントコンピュータで受けるステップ、
第1の時点で、クライアントコンピュータにおいて、プロセッサ処理により、複数の価格レベルを一方向に並べた静的な価格軸と、該静的な価格軸における複数の価格レベルに対応する複数の位置とを含む情報表示領域を商品毎に設け、複数の商品に対し複数の情報表示領域を、グラフィカルユーザインターフェス処理で表示するステップ、
情報表示領域の価格レベルに対応した位置に、価格レベル毎に商品の量を表す複数のインジケータを電子的に表示するステップ、
利用者の入力手段により、複数の商品の一つを選択し、クライアントコンピュータにおいて、選択した商品の情報表示領域に対し、再配置コマンド信号を生成するステップ、
上記再配置コマンド信号に応答して、第2の時点で、選択した商品の情報表示領域及び他の情報表示領域のそれぞれについて再配置がなされ、それにより各情報表示領域における静的な価格軸が電子的に再配置されると共に、各情報表示領域の複数の位置が静的な価格軸の新しい位置に対応するように移動されるステップ、
を含み、
各情報表示領域における複数のインジケータも移動され、各インジケータが、静的な価格軸の価格レベルに対応するように新しい位置に配置される、方法。 - 請求項44に記載の方法を実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
- 上記複数の情報表示領域のそれぞれは異なったウインドに表示される、請求項44に記載の方法。
- 上記第1の商品に係る量は、第1の商品のビッド量である、請求項17に記載の方法。
- 上記第1の商品に係る量は、第1の商品のアスク量である、請求項17に記載の方法。
- 上記第2の商品に係る量は、第2の商品のビッド量である、請求項17に記載の方法。
- 上記第2の商品に係る量は、第2の商品のアスク量である、請求項17に記載の方法。
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