JP4975567B2 - 除草具 - Google Patents
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Description
そのような除草具の代表的な例として実開平1−112601号公報(特許文献1参照)が挙げられる。
大規模な所では水耕栽培によって、水の上に網を張り、トマトやイチゴを植えて大量栽培をしている。
このような時代に、あえて、除草具(手カンナ)を発明したのは、自分もいつの間にかお年よりと呼ばれる年になり、ともすれば部屋に閉じ込もりがちになって、体の不具合いを訴えるようになり、病院通いが多くなったからである。そこで、体のためには外に出て体を動かせば良いのであるが、楽しい事でもないと長続きはしない。
そこでどこの家庭にもある、除草具(手カンナ)を見直し、もっと有効に利用してもらえるようにすれば、楽しく、かつ健康にもつながると思って発明したのが本発明である。
特に、どんな除草具(手カンナ)でも良く草は取れる。しかしながら草の成長は早く、草が生えたようだから取らなくては、と思っているとあれよあれよという間に大きくなってしまって、従来の手カンナでは、そのような草を取ることが困難になってしまう。
もちろん、刃部22の刃先の反対側は刃部22の肉厚そのものであって薄いため、もう片方の手を添えて持つことなど考えられなかった。
そこで本発明は上記した実状に鑑みなされたもので、適宜形状の刃部の刃先とは反対側の辺に手を添えて持てるようにした丸棒状の厚肉部を形成し、利き手だけでなくもう片方の手を刃先と反対側の厚肉部に添えて、両手で草を削り取ることができるようにすることにより、長期間の利用にも充分に耐え得る除草具の提供を目的とするものである。
(1)利き手だけでなくもう片方の手を刃先と反対側の厚肉部に添えて、両手で草を削り取ることができるようになり、長期間の利用にも充分に耐え得る除草具が提供できる。
(2)使用に際し、先ず右手(利き手)で除草の場所に除草具を持っていき、左手で草の根元を上から押さえるようにして、左右の両手で同時に引っ張ることによって、作業に全く無駄の力を必要とせずに草むしりができるから、非常に効率良く除草できる。したがって、従来のように疲れないですみ、気持ち良く草むしりができる。
(3)すなわち、地面のヒゲを剃るような感じで草がかじり取れるので、従来とは比較にならないほど作業が楽になり、したがって草取りに対する気持ちが全く変わり、従来の草が生えてくるたびに困り果てていたものが、まったく除草を苦にすることがなくなり、楽しく草取りをすることができる。
図1は本発明の除草具の1実施例を示す斜視図、図2は別の角度から見た斜視図、図3(a),(b)は丸棒状の厚肉部の例を示す要部拡大断面図、図4は使用状態を示す斜視図である。
柄12の後端に取り付けた取手14は片手で握ることができる長さがあればよく、また柄12へ取り付ける位置としては、除草具11を両手で扱う関係で、従来のものより刃部13に近付けるほうが望ましい。
そして、前記丸棒状の厚肉部15は、少なくとも5mm以上の厚さに形成されていることが望ましい。5mm未満の場合は長時間手で持っていると、手が痛くなってしまうためである。もちろん、丸棒状の厚肉部15は直径が5mm以上であればよいのであるが、余り直径を大きくすることも不要である。手で持つ関係上、3cm程度が限度である。もちろん、使用者の手の大きさによってどの程度が望ましい範囲なのかは変わってくる。
もちろん、丸棒状の厚肉部15の断面形状は真円に限られるものではなく、楕円形であったり、面取りした長方形等であってもよい。
図において31は、丸棒状の厚肉部15の表面に形成した指の間隔に応じた凹凸であり、丸棒状の厚肉部15を手で握った際に滑りにくくするためのものである。そのような意味からいえば、丸棒状の厚肉部15の先端に例えば球状の膨頭部を形成しておくことが望ましい。
この場合、前記除草具11は、土や小石の上に生えた草をかじるようにして、草を削り取るので、除草具11の刃はすぐに切れなくなる。このように除草具11の刃先が丸くなって切れなくなると、従来の除草具では右手に余分な力を加えなければ、草を削り取ることはできなくなってしまう。
本発明の除草具においては、左手の力も無理なく加えることができるので、両手で草を削り取ることが可能となり、刃先が切れなくなった除草具でも簡単に草を削り取ることができるようになるのである。
12 柄
13 刃部
13−1 刃先
14 取手
15 丸棒状の厚肉部
16 滑り止め用横溝
Claims (4)
- 柄の先端に適宜形状の刃部を設け、後端に取手を設けた除草具であって、適宜形状の刃部への柄の先端の取付位置が刃部の長さ方向の端部であり、かつ適宜形状の刃部の刃先とは反対側に、手を添えて持てるようにした丸棒状の厚肉部を形成したことを特徴とする除草具。
- 丸棒状の厚肉部が、少なくとも5mm以上の直径に形成されていることを特徴とする請求項1記載の除草具。
- 丸棒状の厚肉部が、中空のパイプで形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の除草具。
- 刃部の指の当たる部分に丸棒状の厚肉部に沿って、複数の滑り止め用横溝を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の除草具。
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Family Applications (1)
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Family Cites Families (3)
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JPH01112601U (ja) * | 1988-01-26 | 1989-07-28 | ||
JPH0336296U (ja) * | 1989-04-27 | 1991-04-09 | ||
JPH11123001A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-05-11 | Tomita Hamono:Kk | 耕作具 |
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- 2007-09-06 JP JP2007231404A patent/JP4975567B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009045046A (ja) | 2009-03-05 |
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