JP4975365B2 - 耐熱性リゾチーム - Google Patents

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本発明は、新規な耐熱性リゾチームを提供するものである。
リゾチームは細胞壁のムコ多糖を加水分解する能力を有する溶菌酵素であり、風邪薬等の医薬品、化粧品、農薬、レンズ洗浄剤、食品保存剤、空気清浄機のフィルターへの固定化など、常温の温度域の環境で細菌汚染を防ぐ目的で利用されている。リゾチームとしてはこれまで、卵白リゾチーム及び大腸菌に感染するT4ファージのリゾチームなど37℃前後の常温で反応するものが知られている。しかしながら高温域では常温性のリゾチームでは酵素活性が低下するため、例えば70℃あるいはそれ以上の高温域環境において好んで生育する好熱性細菌に対して、このようなリゾチームを用いての細菌汚染防止は実質的に不可能であった。
本出願人は先に、二本鎖DNAバクテリオファージφIN93、およびファージφIN93を溶原化している高度好熱菌であるサーマス・アクアチカスTZ2株を見いだし、報告している(特許文献1)。また、サーマス・アクアチカスTZ2株は旧工業技術院生命工学研究所にFERM P−13713として寄託されている。
特許第2986338号公報
本発明は、常温性リゾチームでは対処できない高温環境下における細菌汚染防止等に有用な、耐熱性リゾチームを提供することを目的とする。
本発明者らは、高度好熱菌であるサーマス・アクアチカスTZ2株(以下サーマス菌)に感染する好熱性ファージであるφIN93より新規の耐熱性リゾチームを単離することに成功し、本願発明を完成させた。
本発明は、配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する耐熱性リゾチーム、または、配列番号2記載の配列に対し1乃至複数個のアミノ酸が置換、欠失もしくは付加されたアミノ酸配列を有しかつ耐熱性リゾチーム活性を示す耐熱性リゾチームを提供する。本発明はまた、該耐熱性リゾチームをコードするDNA配列を有する単離リゾチーム遺伝子を提供する。
ここで、「リゾチーム活性」とは、いずれの公知の測定方法によっても良い測定方法にて測定され得るリゾチーム活性を意味する。
リゾチーム活性測定方法としては、基質液として細菌をクロロホルムで変性させた菌体成分の懸濁液を用い、基質液に酵素を作用させる前後の吸光度により基質である菌体成分の酵素による分解の程度、即ちリゾチーム活性を測定する方法が挙げられる。具体的には例えばJ. Biochem 83, 727-936 (1978)に記載の方法、即ちクロロホルムにて死滅させた細菌(Pseudomonas aeruginosa)を一定濁度となるよう50mMリン酸カリウム緩衝液(pH6.0または4.0)中に懸濁して基質液を調製し、この基質液に酵素液を投入し、インキュベートして濁度の変化を分光光度計により測定し、濁度の減少によりリゾチーム活性を測定する方法がある。また、同様の方法において基質としてミクロコッカスを用いる方法もある。さらには、本願実施例に示すように、クロロホルムにより変性したサーマス・アクアチカスTZ2株の菌体成分を用いて、リゾチーム活性を測定してもよい。
本発明で提供されるリゾチームは、耐熱性リゾチームであり、高温下で十分な活性を示すものである。即ち、本発明の耐熱性リゾチームの至適温度は60℃以上であり、好適には60℃〜120℃の範囲にある。
好ましくは本発明で提供されるリゾチームは、本願実施例に示されるサーマス・アクアチカスTZ2株菌体成分を用いた活性測定法によって精製酵素の活性を測定した場合に、70℃における比活性(U/A280)が100以上、より好ましくは500以上、さらに好ましくは1000以上のリゾチーム活性を示すものである。
また、本発明の耐熱性リゾチームは至適温度、至適pHにおけるその活性が、該リゾチームを95℃にて1時間加熱した後も、70%以上、好ましくは80%、より好ましくは90%以上保たれるものである。
別の態様においては、本発明の耐熱性リゾチームは、ファージφIN93から単離される、分子量が約33,000の酵素である。
さらに別の態様においては、本発明は配列番号1で示されるDNA配列を有するか、または配列番号1で示されるDNA配列に対して1以上のヌクレオチドが欠失、付加または置換したDNA配列を有し、耐熱性リゾチームをコードする単離遺伝子を提供する。
ここで「耐熱性リゾチームをコードする」とは、上記で説明した耐熱性リゾチームとしての活性を有するタンパク質をコードすることを意味する。
本発明の耐熱性リゾチームの至適pHは、約6〜約10と非常に広範囲である。従って、本発明の耐熱性リゾチームは、高温下での殺菌が必要となる種々の場面において、好適に用いることが可能である。
本発明の耐熱性リゾチームは、従来公知の卵白リゾチームやT4 tailリゾチームと構造が顕著に相違する、全く新しいタンパク質である。
本発明の耐熱性リゾチームは、至適温度が非常に高温域であり、従来不可能であった高温域で使用される機器の殺菌消毒等に用いることができる。
本発明は下記実施例によりさらに詳細に説明される。しかしながら、本発明は実施例に限定されるものではない。
I. 好熱性ファージφIN93が保有する耐熱性リゾチームの精製
1)ファージ液の大量培養
下記に示すA2培地を用いて、70℃の温度で前培養(振とう培養200rpm)した高度好熱菌サーマス・アクアチカスTZ2株(受託番号:FERM P−413713、以下「サーマス菌」)を種菌として、本培養を行った。本培養は、A2培地を75mlずつ分注した三角フラスコに、75μLの種菌を接種し、70℃の温度で振とう培養(200rpm)を行なった。3時間培養後、好熱性ファージφIN93液を75μL添加して感染させ、菌体が破壊されるのを確認(約2.5時間後)した後に培養を止めた。破壊されたサーマス菌の破片を遠心(3500rpm、20分間)により沈殿させて除いた。この上清にファージが存在しているため、アミコンウルトラ50,000MWCO を用いて遠心(3500rpm)して濃縮し、更に10mM リン酸緩衝液pH6.0を加えて、左記緩衝液への置換を行ない6.5mlに調製し、ファージ液とした。
A2:0.1%トリプトン(Difco)と0.1%酵母エキス(Difco)を含有するCastenholtzの基礎塩溶液[Brock,T.D.およびFreeze,H.(1969) J.Bacteriol.98, 289-297]である。
2)カルボキシメチルイオン交換カラムによる精製
得られたファージ液をカルボキシメチルイオン交換カラム(CM−セファロース ファスト フロー (ファルマシア社製))により精製を行なった。まず、カルボキシメチルイオン交換カラム(直径2cm×高さ6cm 約19ml)に、上記のファージ液6.5mlを添加した。次に、10mM リン酸緩衝液pH6.0 50mlを添加して洗浄し、各画分を回収した。
次に、10mM リン酸緩衝液pH6.0においてNaClの濃度をステップワイズで0.1M、0.2M、0.3M、0.4M、0.5Mまで上げた溶離液を2mlずつ添加して溶出を行なった。回収した各画分は、アミコンウルトラ10,000MWCOを用いて遠心(3500rpm)して脱塩を行い、更に10mM リン酸緩衝液pH7.0を加えて、左記緩衝液へ置換し各1mlに調製した。
3)リゾチーム活性の測定
各画分について、リゾチーム活性及び蛋白質含有量を計測した。リゾチーム活性の測定は、基質としてサーマス・アクアチカスTZ2株(サーマス菌)をクロロホルムにより変性させた菌体成分を用いて行った。ファージを添加しない以外は上記1)と同様にして培養したサーマス菌を遠心(3500rpm、20分間)により集菌し、10mMリン酸緩衝液(pH7.0)に懸濁し、等容量のクロロホルムを添加して振とうした後、遠心(3500rpm、20分間)により得られた中間層を乾燥させ、10mMリン酸緩衝液(pH7.0)に懸濁した。分光光度計U−3310(日立ハイテクノロジーズ)にて波長540nmにおける吸光度を約1.2に調節し、エッペンドルフチューブに各500μlずつ分注したものを基質液として用いた。
基質液へ酵素液10μlを投入した後、70℃、3分間インキュベートした。その後、懸濁液中の菌体成分の量を波長540nmにて計測した。吸光度の減少はリゾチーム活性による菌体成分の溶解を示す。基質溶液1mlの540nmにおける吸光度を1分間に0.1減少させる活性の強さを1単位(unit)とした。
NaClの濃度が0.1M及び0.2Mである画分に活性が認められた。(図1)
各画分の蛋白質の含有量を分光光度計にて波長280nmの吸光度を測定することによって計測した。
4)ハイドロキシアパタイトカラムによる精製
次に、活性画分をハイドロキシアパタイトカラム(Hydroxyapatite BioRad社製)により精製した。ハイドロキシアパタイトカラム(直径1cm×高さ1.3cm 約1.0ml)に、上記活性画分を合わせた2mlの液を添加した。10mM リン酸緩衝液pH7.0 10mlを添加して洗浄し、各画分は回収した。次に、10mM リン酸緩衝液pH7.0においてNaClの濃度をステップワイズで0.1M、0.2M、0.3M、0.4M、0.5Mまで上げた溶離液を1mlずつ添加して溶出を行なった。回収した各画分は、アミコンウルトラ10,000MWCOを用いて遠心(3500rpm)して脱塩を行い、更に10mM リン酸緩衝液pH7.0を加えて、左記緩衝液へ置換し各1mlに調製した。上記3)に記載した方法にて酵素活性を測定した結果、NaClの濃度が0.2Mの画分に活性が認められた。(図2)
上記各精製段階における活性画分に含まれる酵素の比活性は、下記の通りであった。
Figure 0004975365
5)SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動による単離の検証
上記4)で得られた活性画分について、メルカプトエタノールを添加して、95℃5分間反応させた後、12.5% SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を実施した。その結果、分子量33,000に単一バンドが検出され、リゾチームが単離できた。
6)N末端アミノ酸配列の決定
12.5% SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動により検出された単一バンドについて、定法によりN末端アミノ酸配列の10残基(Met−Ser−Val−Arg−Ile−Thr−Asn−Phe−Gly−Leuを決定した。決定したアミノ酸配列を基に、既に塩基配列が決められている好熱性ファージφIN93DNA上の位置を決定した。その結果、ATGから始まる918(終始コドン含めて)の塩基配列のORFがリゾチーム遺伝子であることが確認された。アミノ酸配列を配列表の配列番号1に、塩基配列を配列番号2に示す。
II. 精製して単離した耐熱性リゾチームの性質
1)公知リゾチームとの塩基配列相同性
本発明の耐熱性リゾチームのアミノ酸配列を、他の常温性のリゾチーム(卵白リゾチーム、T4ファージリゾチーム)と比較した。結果を図3および4に示す。各図から明らかなように、本願発明のリゾチームと、従来知られている常温性のリゾチームとのアミノ酸レベルのホモロジーはそれぞれ15.03%および17.85%と非常に低いものであった。
2)反応至適pH
上記I−4)で得られたリゾチームを用い、pH5〜11までの範囲で酵素反応を行い、反応至適pHを求めた。pH5の緩衝液は10mM クエン酸−リン酸ナトリウムを用いた。pH5〜8の緩衝液は10mM リン酸緩衝液を用いた。PH9〜11の緩衝液は10mMグリシン−水酸化ナトリウムを用いた。
活性測定は基質としてサーマス菌をクロロホルムにより変性させた菌体成分を用いて、上記I−2)と同様の手法により行った。反応は70℃、10分間で行なった。
反応至適pHは、pH6〜10と広範囲であることがわかった。(図5)
3)反応至適温度
反応温度37℃〜150℃までの範囲で酵素反応を行い、反応至適温度を求めた。反応はpH7のリン酸緩衝液を用いて、上記I−3)と同じ条件で反応を行なった。
反応至適温度は60℃〜120と広範囲であることがわかった。(図6)
4)耐熱性
上記I−4)で得られた耐熱性リゾチームをpH7の緩衝液中に投入し、95℃の条件で加温した。加温前(0時間)、加温1時間後、6時間後に70℃にてリゾチーム活性を測定し、0時間の活性に対する相対活性を求めた。
95℃で1時間加温しても活性が93.8%保持されることがわかった。(図7)
ファージφIN93液をカルボキシメチルイオン交換カラムにより精製した結果得られた各画分の、リゾチーム活性(U/ml)およびタンパク質含有量(A280)の測定結果を示す図である。 図1の結果得られた活性画分をさらにハイドロキシアパタイトかラムにより精製した結果得られた各各画分の、リゾチーム活性およびタンパク質含有量(A280)の測定結果を示す図である。 本発明の耐熱性リゾチームのアミノ酸配列と、常温性リゾチームである卵白リゾチームのアミノ酸配列の比較を示す図である。 本発明の耐熱性リゾチームのアミノ酸配列と、常温性リゾチームであるT4 tailリゾチームのアミノ酸配列の比較を示す図である。 本発明の耐熱性リゾチームの反応至適pHを調べた結果を示す図である。 本発明の耐熱性リゾチームの反応至適温度を調べた結果を示す図である。 本発明の耐熱性リゾチームの耐熱性試験の結果を示す図である。

Claims (8)

  1. 配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する耐熱性リゾチーム、または、配列番号2記載の配列に対し1乃至複数個のアミノ酸が置換、欠失もしくは付加されたアミノ酸配列を有しかつ耐熱性リゾチーム活性を示す耐熱性リゾチームを含有する、殺菌消毒剤。
  2. 耐熱性リゾチームが、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する、請求項1記載の殺菌消毒剤。
  3. 耐熱性リゾチームが、当該耐熱性リゾチームを95℃で1時間加熱した後のリゾチーム活性が、加熱前の活性の90%以上を示すものである、請求項1または2に記載の殺菌消毒剤。
  4. 至適温度が60℃〜120℃である、請求項1〜3いずれかに記載の殺菌消毒剤。
  5. 配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する耐熱性リゾチーム、または、配列番号2記載の配列に対し1乃至複数個のアミノ酸が置換、欠失もしくは付加されたアミノ酸配列を有しかつ耐熱性リゾチーム活性を示す耐熱性リゾチームを、殺菌消毒する対象に適用する、対象の殺菌消毒方法。
  6. 耐熱性リゾチームが、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する、請求項5記載の殺菌消毒方法
  7. 耐熱性リゾチームが、当該耐熱性リゾチームを95℃で1時間加熱した後のリゾチーム活性が、加熱前の活性の90%以上を示すものである、請求項5または6に記載の殺菌消毒方法。
  8. 60℃〜120℃にて殺菌消毒を行う、請求項5〜7いずれかに記載の殺菌消毒方法。
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