JP4974518B2 - 無線ネットワークにおける干渉問題を緩和するための制御データ交換用のプロトコル - Google Patents

無線ネットワークにおける干渉問題を緩和するための制御データ交換用のプロトコル Download PDF

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Description

本発明は、一般的にはコンピュータ・システムに関し、より詳細には無線ネットワークにおける情報交換に関する。
無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)は、家庭および企業の両方において急増しつつある。このような無線ネットワークは、ウエブ・ブラウジング、ファイル転送、オーディオ・ビジュアル・ストリーミング、メッセージの送受信、およびその他の目的に使用することができる。無線接続が普及するにつれて、無線ネットワーク帯域外および無線ネットワーク帯域に重なる帯域の無線周波数(RF)信号が発生している可能性は、想定されるどのような場所においても増大し、その結果として、無線ネットワーク・ユーザの大部分に干渉を起こさせることになる。
さらに、無線ネットワークは、2.4GHzおよび5Ghz領域におけるライセンスのない帯域で動作するために、多くの他のRF装置がこれらの周波数で情報(または雑音)を伝送しており、このためにWLAN通信に対する干渉を引き起こすことになる。ホーム無線ネットワークが経験する干渉の様々な発生源(sources)およびタイプとしては、遅い周期的な干渉を生ずるマイクロ波オーブン;「スロー・ホッパー(slow hopper)」と呼ばれるタイプの干渉を生ずるコードレス・フォン;(ファースト・ホッパー干渉を生じる)ブルートゥース・ヘッドセット;一定な固有の波形干渉(constant custom waveform interference)を生じる、ディジタル・スペクトル拡散(digital spread spectrum:DSS)コードレス・フォン;および、一定の標準的な波形干渉を生じる無線監視カメラが挙げられる。さらに、同一チャネル上で動作する近傍の他のWLAN、たとえば隣人のWLANのなど、が干渉を引き起こす可能性がある。
理解されるように、無線ネットワークにおけるRF干渉の結果として、利用可能なデータ・レートおよび/またはデータ・レンジの実効的な低下を引起し、不満足なユーザ経験の原因となる。技術的知識のあるユーザは、定期的に発生する干渉問題を、ネットワーク・デバイスを別のチャネルで動作するように再構成することによって緩和することができるが、多くの干渉源は断続的に送信し、そのために、別のチャネルに変更することによって1つの問題を解決したとしても、断続的に発生する別の問題が起こる可能性があり、この問題を見つけ出して解決するのはより難しい。
本質的に、主要な問題は、無線ネットワーク・コンピューティング・デバイスは、無線ネットワークのRF干渉について何が発生しているのかが分からず、その結果、それに適応できないことである。必要なことは、RF干渉が存在しても、そのRF干渉についての情報をコンピューティング・デバイスに提供し、その結果、干渉問題を緩和することができるようにすることによって、適度に良好な無線体験を提供する方法である。
要約すると、本発明は、システム、方法およびデータ構造を含むプロトコルであって、それによってネットワーク通信デバイス(コンピュータ・システムおよびアクセス・ポイントなどのピア・ノード)が、そのネットワーク内で検出されたRF干渉についての情報を交換することのできるプロトコルを目的とする。協調プロトコル(cooperative protocol)と呼ぶ、このプロトコルは、検出された干渉に対応するフォーマット化された制御データの交換を管理する。この制御データの交換は、そのような制御データを処理することのできるサービスで、ロバスト共存サービス(robust coexistence service)と呼ばれるサービスを実行しているネットワーク内のコンピューティング・ノード間で行われる。
ロバスト共存サービス(robust coexistence service:RCS)は、フレキシブルで拡張可能なフレームワークを備え、このフレームワークは、スペクトル・センサ・ハードウエアがプラグ・インされて、干渉を含む、検知されたRF状態に対応するデータを出力することを可能にするローカル処理サブ・システムを含む。また、このフレームワークには、通知目的の、および、干渉に関係する通信障害を緩和するための、干渉関係情報を提供するために、1つまたは複数のソフトウエア分類器(classifier)およびアプリケーション・プログラムが、プラグ・インされ、検知されたRFデータを評価する動作をする。
一実装形態において、この協調プロトコルは、ピア発見(peer discovery)およびピア情報交換に使用されるフレームワークおよび構造、およびこのプロトコルを配信するのに使用されるトランスポート機構、を提供する。この協調プロトコルによれば、ローカルで検出された干渉関係情報は、全体的な環境情報などと共に、制御データにフォーマット化され、次いで、この制御データは、そのローカル・ノードからRCS可能(ロバスト共存サービスを実行する)な、無線ネットワーク内のリモート・ピア・ノード(remote peer node)に配信され、それによってリモート・ノードは、ローカル・ノードの現在のRF環境を知る。同様の制御データの交換が反対方向に行われる。その結果、ピア・ノードは互いの環境を知り、いずれかのノードが主(非制御)データを受信ノードに伝送するときに、その伝送は、干渉を回避するか、またはその干渉の影響を何らかの方法で緩和するように適応させることができる。たとえば、アクセス・ポイントが、それが関連しているデバイスが1つのチャネルにおいて干渉を受けていることを知っている場合には、そのアクセス・ポイントおよびデバイスは、異なるチャネルに切り替えることに同意することができる。ここで留意すべきことは、アクセス・ポイントによって、それぞれの関連するコンピューティング・デバイスはそのピアとしてのそのアクセス・ポイントだけを有するのに対して、そのアクセス・ポイントは、それぞれの関連するアクセス・ポイントとピア関係を有することである。アドホック(ad hoc)ネットワークにおいては、デバイスは複数のピアを有することがある。
制御データを配信するために、各ロバスト共存サービスは、情報配信サブ・システムも含む。情報配信サブ・システムはトランスポート・モジュールを含み、このトランスモジュールは、コンピュータ・システムにおいてローカルに検知されたすべての干渉情報を含む制御データを、ネットワーク上の別のリモート・ノードに伝達するとともに、そのノードで、リモートで検知された同様の情報を受け取る。
協調プロトコルをサポートするために、情報配信サービスはピア・プロセスをさらに含み、このピア・プロセスは、ローカルおよびリモートの干渉関係制御データを収容するピア・テーブルを管理し、ピア発見およびピア・フィードバック処理を含むタスクを実行する。ピア・フィードバックは、リモートRF環境において検知された干渉関係情報を、ローカル緩和の目的での使用に活用するように使用することができる。
協調プロトコルを使用して、(ローカルおよびリモートの)ピアは、その近接する環境についての無線干渉およびスペクトルの詳細を提供して、局在する(ローカルの)干渉をリモート・ピアに通知する。次いで、協調プロトコルによって収集された、干渉および周波数情報は、ネットワーク内のピア・デバイスが使用することによって、干渉関係問題を緩和するように適応することができる。
ピア発見を達成するために、RCS可能システムがWANアクセス・ポイントに関連付けされると、そのシステムは、発見メッセージ交換を使用して、その他のRCS可能システムを捜し始める。この交換の間に、プロトコルデータの交換のためのトランスポートと共に、協調プロトコルのバージョンなどについて同意される。選択されたトランスポート(主データ・チャネルと異なるチャネル上にある可能性がある)は、IP層またはリンク層とすることができる。トランスポート・ネゴシエーションによって、より古いシステムが、それを使用するために備えられているチャネル上で、制御データを伝達することが可能になる。
発見と設定のフェーズに続いて、2つのピア・デバイスは、RFスペクトルおよび干渉情報交換のための定常状態(steady stat)に達する。一実装形態において、交換制御データは、1から3のレベルの情報を含むことができ、それには、デバイスの環境についての汎用の(干渉関係でない)情報(レベル1)、何らかの干渉が存在するかどうかを指示する汎用データを含む、主データ・チャネルについての粗情報(レベル2)、および干渉源(interferer)のタイプ、周波数、デューティ・サイクル、干渉の周期性その他の、専用の干渉関係情報(レベル3)がある。拡張された情報も通信されることもできる。
一般に、各ピアはそれ自体の制御データを、そのピア・テーブルのレコードの中に維持するとともに、別のピアから受け取る情報を、別のレコード内に、またはアクセス・ポイントの場合もしくは複数のピアが存在するアッドホック・ネットワークにおいては、後続のレコードの中に、維持する。ローカル・レコードは、干渉変化が検出されるときに更新されるが、ピア・レコードは、ピア・デバイスとデータを交換するときに更新される。
ピア・デバイスは、一方(または両方)がディスコネクト(disconnect)を開始するまで、協調プロトコルを介して接続されたままとなる。このプロトコルは、また、キープ・アライブ・ハートビート(keep-alive heartbeat)機構をサポートし、それによって、動作デバイスに対しては、ピア・テーブルへの更新を行うことができ、同時に非動作デバイスに対しては、対応するレコードをピア・テーブルから除去することができる。
その他の利点は、以下の詳細な説明を図面と合わせて読めば、明白となるであろう。
例示的動作環境
図1は、本発明を実装することのできる好適なコンピューティング・システム環境100の例を示している。コンピューティング・システム環境100は、好適なコンピューティング環境の一例にすぎず、本発明の使用または機能の範囲について、いかなる限定も示唆するものではない。また、コンピューティング環境100は、例示的動作環境100に示す構成要素のいずれか、またはそれらの組合せに対して、何らかの依存性または必要条件を有するものとは解釈すべきではない。
本発明は、その他の汎用または専用のコンピューティング環境または構成において動作可能である。本発明での使用に好適な、よく知られたコンピューティング・システム、環境および/または構成の例としては、それに限定はされないが、パーソナル・コンピュータ、サーバ・コンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップ・デバイス、タブレット・デバイス、マルチ・プロセッサ・システム、マイクロ・プロセッサ・ベース・システム、セットトップボックス(set top boxes)、プログラム可能消費者電子製品、ネットワークPC、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、上記のシステムまたはデバイスの任意のものを含む分散コンピューティング環境、その他が挙げられる。
本発明は、コンピュータによって実行される、プログラム・モジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的文脈において説明することができる。一般に、プログラム・モジュールには、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造、その他が含まれ、これらは特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型を実装する。本発明は、分散コンピューティング環境においても実施が可能であり、このような環境では、通信ネットワークを介して連結されたリモート処理デバイスによってタスクが実行される。分散コンピューティング環境においては、プログラム・モジュールは、記憶装置を含む、ローカルおよび/リモートのコンピュータ記憶媒体に配置することができる。
図1を参照すると、本発明を実装するための例示的システムは、コンピュータ110の形態の汎用コンピューティング・デバイスを含む。コンピュータ110の構成要素としては、それに限定はされないが、処理ユニット120、システム・メモリ130、およびシステム・メモリを含む様々なシステム構成要素を処理ユニット120に結合する、システム・バス121を挙げることができる。システム・バス121は、メモリ・バスまたはメモリ・コントローラ、周辺バス、および様々なバス・アーキテクチャの任意のものを使用するローカル・バスを含む、いくつかのタイプのバス構造のいずれでもよい。一例であり、限定ではないが、そのようなアーキテクチャとしては、ISA(Industry Standard Architecture:産業標準構成)バス、MCA(Micro Channel Architecture)バス、EISA(Enhanced Industry Standard Architecture:拡張産業標準構成)バス、VESA(Video Electronics Standards Association:ビデオ電子装置規格化協会)ローカル・バス、およびメザニン(Mezzanine)バスとしても知られるPCI(Peripheral Component Interconnect:周辺装置相互接続)バスが挙げられる。
コンピュータ110は、通常、様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ110がアクセスすることのできる任意の利用可能な媒体としてもよく、それには、揮発性および不揮発性媒体、ならびに移動型および固定型媒体が含まれる。一例であり、限定ではないが、コンピュータ可読媒体には、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含めることができる。コンピュータ記憶媒体としては、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュールまたはその他のデータなどの情報の記憶のために任意の方法または技術によって実装された、揮発性および不揮発性、移動型および固定型の媒体が挙げられる。コンピュータ記憶媒体としては、それに限定はされないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリまたはその他のメモリ技術、CD−ROM、DVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)またはその他の光学ディクス記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、または所望の情報を記憶するのに使用することができるとともに、コンピュータ110がアクセスすることのできる、その他任意の媒体を挙げることができる。通信媒体は、通常、搬送波またはその他のトランスポート機構などの変調データ信号の形で、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュールまたはその他のデータを具現化し、これには、任意の情報配信媒体が含まれる。「変調データ信号」という用語は、信号の特性の内の1つまたは複数を、その信号内の情報を符合化するように設定または変更した信号を意味する。一例であり、限定ではないが、通信媒体としては、有線ネットワークまたは直接配線接続(direct-wired connection)などの有線媒体、および音響、RF、赤外線およびその他の無線媒体などの無線媒体が挙げられる。上記したもののいずれかの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲に含めるものである。
システム・メモリ130は、読み取り専用メモリ(ROM)131やランダム・アクセス・メモリ(RAM)132などの、揮発性および/または不揮発性メモリの形態の記憶媒体を含む。起動中などにコンピュータ110内の要素間での情報の転送を助ける基本ルーチンを含む、基本入出力システム133(BIOS)は、通常、ROM131内に格納される。RAM132は、通常、処理ユニット120によって即座にアクセス可能でかつ/または、処理ユニット120によって現在動作している、データおよび/またはプログラム・モジュールを含む。一例であり、限定ではないが、図1には、オペレーティング・システム134、アプリケーション・プログラム135、その他のプログラム・モジュール136およびプログラム・データ137を示してある。
コンピュータ110には、また、その他の移動型/固定型、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体も含めてもよい。一例としてだけであるが、図1には、固定型、不揮発性磁気媒体、磁気ディスク・ドライブに読み取り/書き込みをするハードディスク・ドライブ141、移動型、不揮発性磁気ディスク152に読み取り/書き込みをする磁気ディスク・ドライブ151、およびCD−ROMまたはその他の光学媒体などの移動型、不揮発性光学ディスク156に読み取り/書き込みをする光学ディスク・ドライブ155を示してある。この例示的動作環境で使用することのできるその他の移動型/固定型、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体としては、それに限定はされないが、磁気テープカセット、フラッシュ・メモリ・カード、DVD、ディジタル・ビデオ・テープ、ソリッド・ステートRAM、ソリッド・ステートROM、その他がある。ハードディクス・ドライブ141は、通常、インターフェース140のような固定型メモリ・インターフェースを介してシステム・バス121に接続されており、磁気ディスク・ドライブ151および光学ディスク・ドライブ155は、通常、インターフェース150のような移動型メモリ・インターフェースによってシステム・バス121に接続されている。
上述し、また図1に示した、ドライブ類およびそれに付随するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュールおよびコンピュータ110用のその他のデータの記憶を提供する。図1において、たとえば、ハードディスク・ドライブ141は、オペレーティング・システム144、アプリケーション・プログラム145、その他のプログラム・モジュール146およびプログラム・データ147を格納する状態で示してある。ここで、これらの構成要素は、オペレーティング・システム134、アプリケーション・プログラム135、その他のプログラム・モジュール136、およびプログラム・データ137と同じでも、異なってもよいことに留意されたい。ここで、オペレーティング・システム144、アプリケーション・プログラム145、その他のプログラム・モジュール146、およびプログラム・データ147は、少なくとも、それらが異なるコピーであることを示すために、異なる番号を与えてある。ユーザは、タブレットまたは電子ディジタイザ164、マイクロフォン163、キーボード162および一般にマウスと呼ばれるポインティング・デバイス161、トラック・ボールまたはタッチ・パッドなどの入力装置を介して、コンピュータ110に命令および情報を入力することができる。図1に示していないその他の入力装置としては、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライト・ディッシュ、スキャナ、その他を挙げることができる。これらおよびその他の入力装置は、通常、システム・バスに結合されたユーザ入力インターフェース160を介して処理ユニット120に接続されることが多いが、パラレル・ポート、ゲーム・ポートまたはユニバーサル・シリアル・バス(USB)などのその他のインターフェースおよびバス構造によって接続することもできる。モニタ191またはその他のタイプの表示装置も、ビデオ・インターフェース190などのインターフェースを介してシステム・バス121に接続される。モニタ191は、タッチ・スクリーン・パネルまたはその他と一体化してもよい。ここで、モニタおよび/またはタッチ・スクリーン・パネルは、タブレット式パーソナル・コンピュータにおけるように、コンピューティング・デバイス110をその中に組み入れるハウジングに物理的に結合することもできることに留意されたい。さらに、コンピューティング・デバイス110のようなコンピュータには、スピーカ195およびプリンタ196などのその他の周辺出力装置を含めてもよく、これらの周辺装置は、出力周辺インターフェース194その他を介して接続することができる。
コンピュータ110は、リモート・コンピュータ180のような、1つまたは複数のリモート・コンピュータへの論理接続を使用してネットワーク環境において動作することができる。リモート・コンピュータ180は、パーソナル・コンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア・デバイスまたはその他の共通ネットワーク・ノードとしてもよく、図1には記憶装置181だけを示したが、通常、コンピュータ110に関して上述した多数またはすべての要素を含めてもよい。図1に示す論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)171およびワイド・エリア・ネットワーク(WAN)173を含むが、その他のネットワークを含めてもよい。そのようなネットワーク環境は、オフィス、企業内コンピュータ・ネットワーク、イントラネットおよびインターネットにおいてありふれたものである。
LANネットワーク環境において使用するときには、コンピュータ110は、ネットワーク・インターフェースまたはアダプタ170を介してLAN171に接続される。WANネットワーク環境において使用するときには、コンピュータ110は、通常、モデム172またはインターネットなどのWAN173上での通信を確立するためのその他の手段を含む。モデム172は、内部式でも外部式でもよく、ユーザ入力インターフェース160またはその他の適切な機構を介して、システム・バス121に接続することができる。ネットワーク環境において、コンピュータ110に関係して述べたプログラム・モジュール、またはその部分は、リモート記憶装置に格納することができる。一例であり、限定ではないが、図1は、アプリケーション・プログラム185がメモリ装置181に常駐している状態を示してある。ここで、図示したネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ間の通信リンクを確立するその他の手段を使用することができることに気づくであろう。
ロバスト共存サービス
本発明は、一般的には、プロトコルを対象としており、そのプロトコルによって、無線ネットワーク通信に使用されているRFスペクトルの部分において検出された干渉に関係するデータが、まずはその干渉を回避し、の無線ネットワークへのその影響を少なくとも緩和する目的で、ネットワーク内のピア・ノードに伝達されることになる。理解されるように、本発明を実装するために多数の方法が可能であり、ここではその代替案の一部だけを記述する。たとえば、本発明は、主として、RF関係センサ、分類器(クラシファイア)およびアプリケーション・プログラムが、そのスペクトルを動的に検知し、その検知データを処理して、ネットワーク通信に対する干渉の影響を緩和するようにプラグ・インされたフレームワークを参照して記述される。しかしながら、容易に気づくことができるように、そのプロトコルを使用するのに、そのようなフレームワークは必須ではなく、実際に、任意のソフトウエア・プログラム(またはその他の適切に構成されたハードウエア)に結合されたセンサは、このプロトコルを使用して検知される干渉関係情報を交換することができる。たとえば、このフレームワークは、コンピュータ・システム上で実行可能であるが、その代案として、アクセス・ポイント・デバイス、無線ブリッジ、その他に統合するために、ハードウエア製造会社が採用することもできる。さらに、理解されるように、順序付けは重要ではないので、プロトコルを再配置してもよく、また、干渉関係問題を緩和するのに、プロトコルに従って交換される情報の全部が必要なわけではない。したがって、本発明は、例示アーキテクチャ、または本明細書で用いた特定の実施例のいずれにも限定されることはなく、計算処理(computing)全般において利益および効果をもたらす様々な方法で使用することができる。
添付図面の図2に移ると、そこには、無線デバイスを含む、例示的無線ネットワーク200を示してある。この無線デバイスは、ホーム・ネットワーク環境において見られるが、もちろんその他の環境においても使用できるとともに、有線ネットワーク・デバイス(単数または複数)に接続することもできる。図2の例示的ネットワーク200では、ケーブル・モデムまたはDSLモデムなどのブロードバンド・モデム202は、ネットワーク200内でインターネットデータを送受信する。通常は有線接続でブロードバンド・モデム202に(直接または間接的に)接続されている、無線アクセス・ポイント(無線ルータ)204は、他方の無線デバイスをブロードバンド・ルータ202に、かつ互いに結合する。
図2に示すその他の無線デバイスには、メディア・コンピュータシ・ステム206、ラップトップ・コンピュータ208、異なるラップトップまたはデスクトップ・コンピュータなどのその他の無線デバイス210、およびオーディオ・ビジュアル信号をテレビジョン・モニタ214に結合する(セットトップボックスと類似の)メディア・センタ・エクステンダ(media center extender)212がある。ここで、代替的なメディア・センタ・エクステンダを、テレビジョン・モニタに直接組み込むことができることに留意されたい。また図2は、1つまたは複数の可能なRF干渉源216も示しており、これは、コードレス電話のように、同一の周波数域で意図的に動作する場合であっても、マイクロ波オーブンの動作の副作用として生じるノイズの場合であっても、無線ネットワーク通信との干渉を引き起こす可能性のあるRF送信を生成するすべてのものである可能性がある。
一例として、メディアセンタ206が、アクセス・ポイント204を経由してメディア・センタ・エクステンダ212にオーディオ・ビジュアル・コンテンツを流すことを考える。オーディオ・ビジュアル・データが流される間に、コードレス・フォンなどの様々なネットワークRF源216が、そのオーディオ・ビジュアル・ストリームと干渉する可能性がある。容易に気づくように、ストリームが中断されるか、またはメディア・センタ・エクステンダ212がバッファリングしたデータを使い尽くす程度に帯域幅が制約され、それによってユーザの体験(エクスペリエンス)は、停止して、誤りの多い、またはそうでなければ不正確な映像および/または音声を体験することになる。電話の使用パターンに代表される、干渉デバイスの不定期の使用は、一般に予測不能であり、ユーザにとってさらに煩わしいものとなる可能性がある。
図2に示す無線デバイスのいくつかは、図2にRCSインスタンス2201〜2203で示す、ロバスト共存サービス(RCS)のインスタンスを含む。以下に記述するように、ロバスト共存サービスは、協調プロトコルと一緒に、それによってネットワークにおけるピア・デバイス(ノード)間で干渉関係情報を交換する機構およびフレームワークを提供し、それによって無線ネットワークにおけるRF干渉の悪影響を、ある程度まで動的緩和したり、または場合によっては除去したりして、ユーザのネットワーク体験を改善することができる。
図3は、ローカル処理システム321と呼ばれる、ロバスト共存サービスの一構成要素サブ・システムを、ローカル処理システムの内部モジュール、およびその接続先の様々な他のモジュールおよび源と一緒に示してある。一般に、また以下に述べるように、干渉に起因する問題を緩和するように無線ネットワーク構成要素を動的に制御するのに使用することのできる緩和データを創出するために、RCSローカル処理システム321は、コンピュータ・システムまたはアクセス・ポイントなどのネットワーク・ノード上で実行中のロバスト共存サービスにプラグ・インされた様々な外部モジュールの動作を相互接続し、整合させる。この目的で、RCSローカル処理システム321は、ローカル・スペクトル・ハードウエア、たとえば、スタンドアローン・ハードウエアおよび/またはWLANチップ・セットに統合されたハードウエアによって検知されるスペクトル・データを処理する外部モジュール、を相互接続して処理した情報を緩和プロセスにために利用可能にする。RCS情報配信システム421と呼び、図4を参照して説明する、ロバスト共存サービスの別の部分は、ロバスト共存サービスのそれぞれのインスタンスを実行するとともに、それに加えて、それらのリモート・デバイスにおいて検知され、処理されて、そこから受け取られる制御情報を処理している、その他のリモート・デバイスへの制御情報の伝達、を調和させる。本発明の説明を以下に続けると、RCS情報配信システム421は、任意その他のピア・リモート・ロバスト共存サービスがその対応するリモート・ノード上で干渉緩和のために使用し、ローカルに取得される制御データを提供するための、プロコルを実装するとともに、ローカル・ノードが干渉関係緩和に使用するための、リモートで検知される制御データを取得する。
図3に表すように、一般に、RF検知スペクトル・ハードウエアは、検知された生RFデータ(raw RF data)をローカル処理システム321に提供する。より具体的には、スペクトル検知ハードウエアは、1つまたは複数のスタンドアローン・スペクトル・チップ(ゲート)3321〜332n、および/またはWLANネットワーク・インターフェース・カード(NIC)336(または類似の組込み回路)に埋め込まれたRFスペクトル・ゲート334を備えて、適切なアンテナまたはその他に結合されている。図3に示すように、スペクトル・ハードウエアは、それぞれの対応するドライバ3331〜333nおよび/または335を経由し、カーネル・モードNDIS(Network Driver Interface Specification)インターフェース層338を介して、またはユーザ・モードRCSローカル処理システム321へのインターフェースを提供する、スペクトル・デバイス・カーネル・モード・ドライバとして直接的に、ローカル処理システム321にデータを伝達する。ここで、ロバスト共存サービスは、カーネルに実装することも、カーネル・モード分類器(classifier)およびカーネル・モード・コンシューマ(consumer)をサポートすることもできることに留意されたい。完全にするために、図3には、有線ネットワーク接続用の、LANミニポート(MP)ドライバ339も示してある。ここで、やはり完全にするために、図3には複数のセンサ、たとえば、スタンドアローン・センサ3321〜332nおよびそれぞれのドライバ3331〜333nを、RFスペクトル・ゲート334および対応するWLANミニ・ポート・ドライバ335と共に示してあり、このWLAN・ミニ・ポート・ドライバには、RFデータを取り扱うための、一体化されたRFスペクトル・データ・プロバイダが含まれる。しかしながら、ここで容易に気づくことは、干渉問題を緩和するために、2つ以上のRFスペクトル・センサは必要でないことである。実際に、明白になるであろうが、リモート検知のRF制御データが、緩和を可能にするように利用可能である場合には、どのシステム上でもローカル・センサは必要ではない。
RCSローカル処理システム321は、内部モジュールへのインターフェースを提供し、それによって分類器(クラシファイア)3401〜340jおよびアプリケーション3421〜342kを含む外部モジュールが、ロバスト共存サービス321に登録(register)することができる。ここで、ミニ・ポート・ドライバ3331〜333nは、ユーザ・モード・ソフトウエア・モジュールを介して同様にプラグ・イン可能であり、必ずしもNDIS層338を通過する必要がないことに留意されたい。登録の一部として、様々な登録モジュールが、それぞれがサポートする1つまたは複数の異なる型(type)のデータを識別し、この識別されるデータには、いずれかの分類モジュールによって理解される所定の一般フォーマットのデータ、および/または(対応する分類器に経路指定されるとブラブ(blobs)として取り扱われる)プロプラエタリ・フォーマットでのデータが含まれる。プロプラエタリ・フォーマットを使用する能力によって、特注のRFセンサおよび分類器をフレームワーク内で使用することが可能となる。データ型は、事前定義された汎用データとプロプラエタリ・データ型との組合せとすることができる。現行の情報セットを処理すべき方法を識別するために、プロバイダ、分類器、消費者およびドライバを関係づけるマッピングが、(たとえば、RCSエンジン350において)取得される。識別子は、生データの少なくとも一部は所定のフォーマットであるかどうかについての評価とすることができ、そのような場合にはどの分類器も生データの少なくとも一部を使用することができるので、カスタムデータを適正な分類器に経路設定するのに使用することができる。代替的に、分類器はそれ自体が理解しないデータを受け取って、廃棄することができる。
RCSローカル処理システム321において、RCSエンジン350は、以下に記述するように、その内部モジュール352〜358間での接続を提供し、一般にデータを適切に経路設定する。一般に、RCSエンジン350は、サービス内での様々なモジュールの活動を調整するとともに、たとえば、記憶装置360に、将来の使用のために分類データを格納する。たとえば、記憶装置360は、履歴分析に使用することのできる、タイム・スタンプの付与された干渉分類情報イベントを保存することができる。
上述の階層機構を介して、システム321のデータ・プロバイダ・モジュール352は、すべての生RFデータとその他の低位MAC(メディア・アクセス・コントローラ)層およびPHY(物理)層デバイスのデータに加えて、スペクトル検知ハードウエア3321〜332nおよび/または334によって検知される生データ、を取得する。そこから、データ・プロバイダ・モジュール352は、生データをRCSエンジン350に転送して、分類データに加工するために、(たとえば、分類器が登録しているそれぞれのデータ型(単数または複数)に基づいて)適切な単数または複数の分類器に送られる。一実装形態においては、データ・プロバイダ・モジュール352およびドライバは、識別子(たとえば、OIDまたはAPI)を使用して、対応する単数または複数の分類器によって消費される、生RFデータを伝えることができる。すぐに気づかれるように、ドライバ・モデルを使用することによって、開発された新規のものを含めて、様々なスペクトル・センサを、対応するドライバを介して接続することができるので、拡張性(extensibility)が得られる。
ここで、ローカル処理システム321は、必要とされるまで、すなわちRF干渉が検知されるまで、アイドル状態のままとすることができることに留意されたい。ローカル処理システム321を正しい時刻にアウェイクする(awaken)ために、トリガ機構362を使用することができ、これは、NDIS層338を監視して、干渉の指示(indication)を提供する1つまたは複数の構成要素を備える。ここでもさらに、トリガ機構362は、干渉がある閾値レベルに到達するまで、ローカル処理システム321をアウェイクして干渉処理を開始することができないことに留意されたい。
RFデータを適切な分類器へと経路設定するために、RCSエンジン350は、ローカル処理システム321のデータ分類モジュール354に生データを送る。一般に、分類モジュール354は、単数または複数の登録された分類器3401〜340jと通信して、生スペクトル・データをそこに供給するとともに、さらなる処理のために、分類データと呼ぶ、処理データを返す。これによって、新規および/または改良型の分類器を、それが利用可能になった際に簡単にプラグ・インすることが可能になるので、拡張性が得られることに留意されたい。
また、1つまたは複数のプラグ可能モジュールを含む、外部分類器3401〜340jは、本質的に生RFデータに注目して、RF環境において何が発生しているかを判定する。この目的で、分類器3401〜340jは、生RFデータを処理して、信号解析(signature analysis)およびその他を実行し、場合によってはそのRFデータをその他のネットワーク・トラフィック計測値と組み合わせることによって、そのデータの関係する特徴(characteristics)および場合によっては干渉源(たとえば、コードレス・フォン、マイクロ波オーブン、ブルートゥース・デバイス、およびその他)を識別して、そのような分類データをさらなる動作のために供給する。
ローカル処理システム321の消費モジュール(data consumer module)356は、検出された干渉の宣言のため、さらに、その干渉を回避するためにプログラムを適応させる方法を決定するより高位レベルの処理のために、分類データを取り込み、(RCSエンジン350を介して)それを記憶装置360に格納し、かつ/またはその分類データを登録されたアプリケーション・プログラム3421〜342kへと経路設定する。この目的で、1つまたは複数のアプリケーション・プログラムが、ローカル処理システム321に登録し、分類データを使用して、干渉に関する視認可能な通知またはその他の指示(indication)(たとえば、診断アプリケーションがRF問題について、たとえば、ユーザを促す、「コードレス・フォン使用中」など)を提供するため、および/または、干渉関係の通信問題をある程度緩和する方法を決定するために、何らかの行動をとる。たとえば、この分類データは、進行中の伝送における画像サイズを縮小して、より少ない量のA/Vストリーミングデータを伝送するオーディオ/ビジュアル・ストリーミング・アプリケーション・プログラムなどの、アプリケーション・プログラムが使用することができる。この目的で、アプリケーション・プログラムは、それ自体の試験を実施し、その挙動の調整におけるしかるべき行動を決定するための、アプリケーション・プログラムに対するヒントとして分類データを使用することができる。
ここで、診断プログラムなどの1つのアプリケーション・プログラムが通知を処理できること、および別のプログラムが、分類データおよび何らかの試験結果に基づいてそれ自体の緩和解決法を工夫することができることに留意されたい。ここでも、アプリケーション・プログラムに対してプラグイン・モデルが用いられることから、フレームワークが拡張性特性を有することは明白である。
さらに、動的上部MACおよび干渉緩和解決策を提供するその他の適応を実行するために、ロバスト共存サービスによって決定される干渉緩和関係の情報を、それがWLANミニ・ポート・ドライバ335(またはWLAN NIC336)に伝達されたところから、(たとえば、RCSエンジン350を経由して)フィードバック・モジュール358に伝えることができる。一例として、WLANミニ・ポート・ドライバ335(またはWLAN NIC336)は、分類データおよび内部WLANデータから、周波数を別のチャネルに変更すること、データを送る速度を変更すること、(たとえば、予測可能なパターンで開始および停止する干渉を回避するために)データを送るタイミングを変更すること、およびチャネル、速度および/またはタイミング解決策、別の帯域へのスイッチング、伝送ドッジング(dodging)を使用しながら同一チャネルに留まること、パケット・サイズを低減するためのフラグメンテーションを使用すること(小さいパケットは大きなパケットと比較して衝突の確率が小さく、衝突の発生時には、再転送のサイズが小さいことが理由で、再転送のコストが小さい)、その他を含む、その他の方法によって干渉関係問題を緩和することができることを判定することができる。
図4を参照すると、上述のように、ロバスト共存サービスの別のサブ・システム構成要素は、ローカル・コンピュータ・システムにおいて検知される干渉情報をネットワーク上のその他のリモート・デバイスに伝達するとともに、ローカルに干渉を緩和するのに使用するために、リモートで検知される同様の情報を受け取る情報配信サービス421を備える。図4に表すように、情報配信システム421は、ピア・プロセス470およびトランスポート・モジュール472を含む。
本発明の一態様によれば、ピア・プロセスは、ピア・テーブル480を管理し、ピア発見482、ピア・フィードバック484を含むタスクを実行するとともに、以下に説明する、協調プロトコルと呼ばれる通信プロトコル486を介してのピア通信を管理する。一般に、ピア発見482には、プラグ・アンド・プレイ(uPnP: Plug-and-Play)技法を使用して、現行のオーディオ・ビジュアル・ストリームを処理するなどの、ロバスト共存サービスに参加する無線ノードを発見することができる。
ピア・フィードバック484は、干渉検出時および/または選択された間隔などの適切な時刻に更新される、各ノードのRF環境およびその他の特性を、協調プロトコルを用いて通信するのに使用することができる。協調通信プロトコル486は、方法、フォーマットおよびRF環境の型ならびにノード間に配信しようとする、各ノードのその他の特性を規定する。
トランスポート・モジュール472は、対応するプロトコル・パケットを配信する。パケットを移送する1つの方法は、有線または無線のLANを経由して、IP490層およびTCP/IP492層を使用する方法である。別の方法としては、同一もしくはその他の無線帯域を使用する、WLANまたはその他の無線技術を経由して、リンク層を使用する方法がある。この機構においては、パケットは、データと同じチャネルで送るか、または、「Use of Separate Control Channel to Mitigate Interference Problems in Wireless Networking」という名称の、関連する米国特許出願に記載されているように、ライセンスのない帯域内の異なるチャネルとして使用することができ、または場合によってはライセンス帯域内のチャネルを使用することができる。ここで留意すべきとは、本明細書において説明するように、制御情報を交換するために別個のチャネルを使用する利点は、正規のデータ通信に使用されるチャネルは、干渉時にそのような制御情報を交換することができない可能性があり、したがってこのような制御データは、緩和に使用するのに利用できない可能性があることである。
図5に表すように、複数の無線ノードを含む分散無線ネットワークにおいて、各ノードは、1つまたは複数のスペクトル・チップ532A、532B、および関連するロバスト共存サービス520A、520Bのそれぞれのインスタンスを有することができる。各ノードは、それぞれ自体の情報配信システム421A、421Bを使用して、その他のノードをリモート・ピアとして処理して、分類情報を集約することができる。
別の態様は、RCS可能無線ノードによる、同一の無線ノード上で実行されている別のロバスト共存式のサービスに基づく、集合処理(collective processing)を可能にする、ローカル・ピアである。これは、別個のノードであると考えるのではなく、これらのサービスを、同一ノード上に接続されて、同じノードで実行されているピア群とみなす場合には、図5において代替的に表すことができる。たとえば、チップ毎のロバスト共存式サービスが同一のノードで実行されている、2つ以上のスペクトル・チップを有する環境において、ロバスト共存サービス520A、520Bは、それぞれの情報配信サブ・システム421A、421Bを経由して通信することができ、この場合に、それらは互いにピア同士であるが、リモート・ピアではなくローカル・ピアである。
さらに、複数のロバスト共存サービスを同一ノード上で組み合わせると、たとえば、各ロバスト共存サービスが、それ自体で完全機能を有するフルセットの構成要素がない場合でも、完全機能を有する構成要素セットを得るオプションを提供する。したがって、図6は、ロバスト共存式サービス620Aとそれに接続されたMACにインターフェースされたアプリケーション・プログラム642が、分類器640B、ドライバ633Bおよびロバスト共存サービス620Bに接続されたRFスペクトル・アナライザ632Bを補完して、完全機能を提供することを示している。
ロバスト共存サービス320の基本動作の説明に戻ると、図7は、ロバスト共存サービス320の様々な内部モジュールの初期化を示す、(尺度のない)時間経過の例を表す。図から分かるように、1つのモジュールの初期化からの情報が、別のモジュールを起動および/または完全に初期化するのに必要でない限り、順序付けは重要ではない。したがって、図7は、RCSエンジン350を始動し、様々な他のモジュール、たとえばRFデータ・プロバイダ・モジュール352、データ分類モジュール354、データ消費モジュール356およびWLANフィードバック・モジュール358を初期化する、ロバスト共存サービス320を表す。また、本発明に準じて、ピア・プロセス470およびトランスポート・モジュール472が初期化される。
図8は、内部初期化に続いて、RFスペクトル・センサ(RFデータ・プロバイダ)332の、それのそれぞれのドライバを介しての列挙(enumeration)および登録を示す。ロバスト共存サービス320は、RFデータ・プロバイダの動作(operation)パラメータ(たとえば、検出する帯域幅、チャネル検出シーケンス、検出間隔、その他)を選択して設定することができる。
やはり図8がわすように、ロバスト共存サービス320は、それぞれの要求している分類器(例えば、340)を登録し、それに、列挙されていたRFスペクトル・センサ/データ・プロバイダのリストを提供する。そのデータに応答して、データ分類モジュールは、リスト上の1つまたは複数のRFデータ・プロバイダに対する特定の登録要求を受け取る。アプリケーション登録およびリモート・ピア800への接続も、図8に表してある。
図9は、RFセンサ332からデータを受け取る際の、前記動作を反復している。上述のように、データは、適切に登録された分類器(例えば、340)に供給され、分類データが戻され、次いで適切に登録されたアプリケーション・プログラム342に送られる。対応する制御データを、リモート・ピア800などの任意のリモート・ピアに伝えてもよく、ローカル・ピア・テーブルでは、本発明の協調プロトコルに従って、分類データに基づき、ローカル制御データが更新される。次いで、緩和情報(たとえば、分類データに基づいてロバスト共存サービス321によって計算されるか、分類データそれ自体)は、ネットワーク・パラメータの調整に使用するために、フィードバック・モジュールに送られて、上述のように、干渉問題が緩和される。
図10は、たとえば、協調プロトコルに準ずる制御データとしてフォーマットされた分類データが、リモート・ピア800から受け取られるときの動作を示す。図10に表すように、このリモートで取得された分類データは、適切なアプリケーション・プログラム342またはWLANミニ・ポート・ドライバ335(またはWLAN NIC336)に送られ、これらは、処理したデータを使用してネットワーク・パラメータを動的に調節し、干渉問題を緩和する。本発明に従って、ピア・テーブルも更新される。
協調プロトコル
本発明の様々な態様によれば、協調プロトコルが、干渉情報を収容する制御データを含む、各RCS可能システム間での情報交換のために提供され、それによって改良された無線体験がもたらされる。協調プロトコルは、ホーム・ネットワーク、企業ネットワーク、およびその他のコンピューティング環境において実行可能で、かつ拡張可能である。一般に、協調プロトコルは、RCS可能システム・ノード間での制御データの交換を管理し、これはノード間での制御プレーン(control plane)を管理することとみなすことができる。上述のように、このプロトコルは、ピア発見、ピア情報交換、およびプロトコルを配信するのに使用されるトランスポート機構をバインド(binding)するための、構造/機構を提供する。
上記のように、ロバスト共存サービスは、RF干渉情報を収集するとともに、協調プロトコルと合わせて、かつアクセス・ポイントを有する通常の無線ネットワークにおいて、基本サービス・セット(BSS:Basic Service Set)内で対応する制御データを交換する。この制御データは、その他のモジュールおよびアプリケーションに信号を送るのに使用して、その結果、干渉緩和動作を提示して、各ローカル受信システムにおいてその動作を実行することが可能となる。協調プロトコルの制御データを交換する経路は、現行RFチャネル、現行スペクトル帯域内の別個のRFチャネル、ライセンスのない別の帯域内の完全に別個のチャネル(例えば、2.4GHzにおける802.11gから5GHzにおける802.11aへ移動するか)のいずれかに割り当てたり、または「Use of Separate Control Channel to Mitigate Interference Problems in Wireless Networking」という名称の、関連する米国特許出願に記載されているように、場合によってはライセンスされたスペクトル帯域内のRFチャネルを選択することができる。3つのトランスポート・オプションは、スペクトルの拡張性とRCS可能システムの下位互換性(backward compatibility)をもたらし、これによってユーザは、たとえば、大量の干渉を受けているチャネルからより少ない干渉を受ける他のチャネルへRCS可能システムによって移行させることはできるが、別のライセンスなしのスペクトル帯域および/またはライセンスありの帯域へ移動させることはできない、古いデバイスを統合することが可能となる。
したがって、協調プロトコルを使用して、リモート(およびローカル)ピアは、それらの直近の(その時点における)環境についての電波干渉およびスペクトル詳細を提供することができる。重要なことは、1つのピアが、ローカルな干渉についてリモート・ピアに通知し、次いで、通知されたピアがこれを収集、使用して、干渉の緩和(動作)を開始できることである。
上述のように、干渉情報は、それがローカルに取得されようとリモートで取得されようとも、図11においてピア・テーブル480A〜480Cによって表されるように、各デバイス上でそれぞれのピア・テーブル480(図4)において維持されるレコードとしてフォーマットされる。RF干渉は、(すべてのノードによって類似の強度で観察される)ファー・フィールド(far-field)または(あるノードには観察され、他には観察されない)ニア・フィールド(near-field)である可能性がある。ニア・フィールドの場合には、受信側ノードにおける状態が、そのノードに直接送信しているノードに対して利用可能とされる。この情報は、ピア・テーブルに保持される。
ピア・テーブルのコンテンツ(例えば、480C)は、ローカル・ピアおよびリモート・ピアによって共有されて、あるノードからの送信を、主として受信側ノードにおける状態に基づいて修正する方法を決定するのに使用される。ロバスト共存サービスの様々な動作は、(詳細の度合いおよび時間において)様々なレベルの粒度(granularity)の環境データを収集すること、およびそれらをピアに対して利用可能にするように指示されている。
図11に概要を表す一実装形態においては、ピア・テーブル480は、3つのレベルの粒度で、共存情報を収容し、その第1のレベル(レベル1)には、ノードID(MACアドレス、物理的場所)、能力(WPA/802.11i、伝送タイプa/b/gその他)、LAN環境(現行BSSID、現行SSID、現行チャネル、現行送信電力、現行信号強度RSSI)、(パケット損失、キュー長、および再送信の数などの)トラフィック・パラメータなどの、無線ノードに関する汎用情報を備える環境型情報が含まれる。
第2のレベル、レベル2は、干渉などの有無、などの粗いレベル(coarse level)における(通常はすべての)802.11チャネルのための既知の帯域状態情報を含む。これは、802.11a/b/g帯全体の概観と、さらにアプリケーション・プログラム内の緩和アルゴリズム、WLAN MPドライバまたはその他が、切り替えるべき帯域および/またはチャネル、および/または干渉を回避する別の方法、を決定することを可能にする十分な情報を提供する。この強化RF情報には、802.11(k)による無線計測および802.11(h)による電力調整情報を含めることができる。
第3のレベル、レベル3は、現在動作中の802.11チャネルにおいて干渉源(interferer)があればその性質(nature)についての比較的詳細で具体的なチャネル条件情報を含む。そのような情報には、計測が行われた時間を指示するタイム・スタンプ、干渉源の性質、干渉源の周波数における位置、デューティ・サイクル、周期性、およびその他のタイプの検出または処理されたデータが含まれ、これらは、緩和動作を正確に特定するのに使用することのできる。
3つのレベル全体の情報は、常に利用可能である必要はないが、3つのレベルの情報が利用可能であるときに、RCS緩和動作は、通常、最も効率的になる。しかしながら、緩和動作は、レベル1およびレベル2だけを使用して試みることも可能であり、レベル1だけが利用可能な場合でも、ある程度の緩和は可能である。
図11に、異なる組のテーブル480A〜480Cによって概略的に表してあるように、アクセス・ポイント環境において、各RCSの情報配信システムは、行1(R1)内のそのワン・ホップ(one-hop)ピアの制御データに加えて、そのシステムのそれぞれのピア・テーブルの行ゼロ(R0)にそれ自体の制御データ(共存情報)を保持する。緩和の目的では、どのノードもそれのワン・ホップまたはピアだけの知識を必要とする。したがって、この例ではアクセス・ポイントは、複数のピアを有するので、このアクセス・ポイントは、(行ゼロに)それ自体についての情報、および情報が既知である範囲、たとえば、RCS可能デバイスに対して3つのレベルなどの範囲で完成した、各接続デバイスに対するレコードを保持する。アドホック・ネットワークにおいては、デバイスは互いに追跡し合う。以下のテーブルは、次のノード・タイプに対して維持される情報を記載する。
Figure 0004974518
RCSの観点からは、任意のノード(例えば、ノードA)における制御データの第1の使用は、ノードA(送信ノード)において干渉があるかどうか、ワン・ホップ離れたノード(受信ノード)に干渉があるかどうか、および干渉がある場合には、ノードAにおいてとるべき緩和動作を決定することである。第2には、制御データは、アクセス・ポイントのピア・テーブルに格納された情報にアクセスすることによって、その他のシステム機能で使用することができる。たとえば、そのような機能の非網羅的リストは、管理機能が含まれ、この管理機能は、メッシュ・ネットワークにおける、拡張サービスセット(ESS)においてステーションが関連すべきアクセス・ポイント、最良マルチホップ経路、およびQoSオプションおよび選択パラメータなどの追加情報、トラフィック負荷、場所情報、などの追加情報用の単一の拡張可能テーブルを提供する能力、を選択する。ここで、図11に表すように、協調プロトコルは、最初の3つのレベルのデータに加えて、同じように、拡張データを維持して交換することも可能となることに留意されたい。
上述のようにロバスト共存サービスはBSS中心であり、したがって、IBSS(またはインフラストラクチャBSS)の形成は動作ノードを関連付けているので、別個のノード発見の必要はないが、能力発見(capability discovery)は制御データの交換の一部としてなお実行される。すなわち、RCS可能システムがWLAN APを関連付けると、発見メッセージ交換を介して、他のRCS可能システムを探し始める。この交換の間に、協調プロトコルおよびこのプロトコルの交換のためのトランスポートが選択される。トランスポートの選択は、上記のように、IP層またはリンク層とすることができる。
図12Aおよび図12Bに概要を表すように、協調プロトコル機構は、発見フェーズ中にネゴシエートされる。図12Aから分かるように、照会(query)および応答が交換されてこれらの機構が確立される。さらに、図12Bに表すように、制御データが交換され、すなわち、他のそれぞれのノードR0情報が他方のノードに送られ、この他方のノードでは、それが行1(R1)情報として記録される。ここで留意すべきことは、アクセス・ポイントは行1(R1)にエントリを作成するように示してあるが、1つまたは複数のそれまでのピアからの制御データは行1で始まる行を既に取り込まれている可能性があるので、それ(行1の意味)は、次の利用可能な行であることに注意されたい。また、図12Bには、定期ハートビート(heartbeat)情報の交換についても示してあり、これは制御データに付随する。すぐに分かるように、制御データに対する何らかの変更だけ(デルタ)を交換することもできるが、制御データは比較的小さく、単に制御データを供給することは重荷ではない。
この時点で、発見および設定は完了し、RFスペクトルおよび干渉情報交換に関して、2つのピア間は定常状態に達している。図13Aおよび図13Bに表されるように、ノードは接続されたままとなり、ハートビートが送られて検出される限り、それらのR0制御データを交換する。図示していないが、一方または両方のノードが、「ディスコネクト」を起動して、それによってRCS協調プロトコルセッションが終了し、それに応じてピア・テーブルを更新することができる。
このようにして、デバイスは、データ通信に対する干渉の影響を緩和する目的で、ピアと制御データを交換することができる。理解されるように、アドホック/メッシュ型ネットワークにおいては、ピア・テーブルを拡張して、複数ピアをサポートすることができる。ここで、受信データに1チャネルおよび送信に1チャネルなど、複数周波数上でデータが通信される可能性のある将来環境において、各周波数に関する制御データを別個に維持するために、異なるピア・テーブル(または追加のデータ)を使用することができる。
結論
前述の詳細な説明から分かるように、それによって無線ネットワークにおけるノードが制御データを交換し、それによって無線ネットワーク通信に対する干渉を回避するか、または干渉の影響を緩和することのできる、プロトコルが提供される。このプロトコルは、個々の可能なトランスポートの中からあるトランスポートを否定することを可能し、また制御データに関して異なるレベルの粒度を提供し、それによってデバイスがそれらの能力に基づいて異なるレベルの制御データを交換することができる。このプロトコルは、ローカルに検知されるデータおよびリモートで検知される干渉データに基づく緩和を可能とし、それによってRF干渉の存在を含めて、改善された無線体験を提供する。
本発明は、様々な修正および代替構築を加えることができるが、そのいくつかの実施形態を、図面に示して詳細を上記で説明した。しかしながら、ここで理解すべきことは、開示した特定の形態に本発明を限定するものではなく、逆に、本発明は、本発明の趣旨と範囲に入るすべての修正形態、代替構築、および均等物を範囲に含めることを意図している。
本発明をそれに組み込むことのできる、コンピューティング環境を概略的に表すブロック図である。 本発明の多様な態様による、ロバスト共存サービスの複数のインスタンスを実行する複数の構成要素を含む、例示的な無線ネットワークを概略的に表すブロック図である。 本発明の多様な態様による、ロバスト共存サービスの複数のローカル処理構成要素に接続された複数の構成要素を概略的に表すブロック図である。 本発明の多様な態様による、ロバスト共存サービスの情報配信システムに接続されている複数の構成要素を概略的に表すブロック図である。 本発明の多様な態様による、いくつかの組のRF関係情報を互いに伝達している、ロバスト共存サービスの2つのインスタンスを概略的に表すブロック図である。 本発明の多様な態様による、サービスの一方だけが1組の検知したRF関係情報を有し、それを他方のサービスに伝達する、ロバスト共存サービスの2つの分離されたインスタンスを概略的に表すブロック図である。 本発明の多様な態様による様々なロバスト共存サービス動作の、例示的順序付けの表現を含む図である。 本発明の多様な態様による様々なロバスト共存サービス動作の、例示的順序付けの表現を含む図である。 本発明の多様な態様による様々なロバスト共存サービス動作の、例示的順序付けの表現を含む図である。 本発明の多様な態様による様々なロバスト共存サービス動作の、例示的順序付けの表現を含む図である。 本発明の多様な態様による、協調プロトコルによりフォーマット化された制御データをピア・テーブルに配置する方法を概略的に表すブロック図である。 本発明の多様な態様による、協調プロトコルによるリモート・ピア発見動作の例示的順序付けの表現を含む図である。 本発明の多様な態様による、協調プロトコルによるリモート・ピア発見動作の例示的順序付けの表現を含む図である。 本発明の多様な態様による、協調プロトコルによりピア・デバイス間で交換されている制御データの例示的順序付けの表現を含む図である。 本発明の多様な態様による、協調プロトコルによりピア・デバイス間で交換されている制御データの例示的順序付けの表現を含む図である。
符号の説明
100 コンピューティング・システム環境
110 コンピュータ
120 処理ユニット
121 システム・バス
130 システム・メモリ
131 ROM
132 RAM
134 オペレーティング・システム
135 アプリケーション・プログラム
136 その他のプログラム・モジュール
137 プログラム・データ
140 固定型不揮発性メモリ・インターフェース
141 ハードディスク・ドライブ
144 オペレーティング・システム
145 アプリケーション・プログラム
146 その他のプログラム・モジュール
147 プログラム・データ
150 移動型不揮発性メモリ・インターフェース
151 磁気ディスク・ドライブ
152 不揮発性磁気ディスク
155 光学ディスク・ドライブ
156 不揮発性光学ディスク
160 ユーザ入力インターフェース
161 マウス
162 キーボード
163 マイク
164 タブレット
170 ネットワーク・インターフェース
171 ローカル・エリア・ネットワーク
172 モデム
173 ワイド・エリア・ネットワーク
180 リモート・コンピュータ(群)
181 記憶装置
185 リモート・アプリケーション・プログラム
190 ビデオ・インターフェース
191 モニタ
194 出力周辺インターフェース
195 スピーカ類
196 プリンタ
200 例示的無線ネットワーク
202 ブロードバンド・モデム
204 アクセス・ポイント
206 メディア・センタ・コンピュータ・システム
208 ラップトップ・コンピュータ
210 その他の無線デバイス
212 メディア・センタ・エクステンダ
214 テレビジョン・モニタ
216 起こり得るRF干渉源(群)
220 ロバスト共存サービス(RCS)
321 ロバスト共存サービスのローカル処理システム
332 RFスペクトル・センサ
333 ドライバ
334 RFスペクトル・ゲート
335 WLAN MP ドライバ
336 WLAN NIC
338 NDISインターフェース層
339 LAN MPドライバ
340 分類器(クラシファイア)
342 アプリケーション
350 RCSエンジン
352 データ(RF生データ)プロバイダ・モジュール
354 データ分類モジュール
356 消費モジュール
358 WLANフィードバック・モジュール
360 記憶装置
362 トリガ機構
421 ロバスト共存サービスの情報配信システム
470 ピア・プロセス
472 トランスポート・モジュール
480 ピア・テーブル
482 ピア発見
484 ピア・フィードバック
486 ピア通信プロトコル
490 IP層
492 TCP/IP層
494 リンク層
520 ロバスト共存サービス
532 RFスペクトル・アナライザ
533 ドライバ
540 分類器
542 アプリケーション
620 ロバスト共存サービス
632 RFスペクトル・アナライザ
633 ドライバ
640 分類器
642 アプリケーション
800 リモート・ピア

Claims (18)

  1. 無線ネットワークを含むコンピューティング環境における方法であって、
    前記無線ネットワークのローカル・ノードにおいて、前記無線ネットワーク内のリモート・ノードで取得された第1の制御データであって、前記リモート・ノードに対応するRFスペクトル干渉関係情報を含む第1の制御データを取得すること
    前記リモート・ノードで取得された前記第1の制御データを、干渉を回避するためのプログラムを決定する構成要素に提供すること
    前記ローカル・ノードにおいて、前記ローカル・ノードに対応するRFスペクトル干渉関係情報を含む第2の制御データを取得すること、および
    前記第2の制御データを前記リモート・ノードに送ることを備え
    前記ローカル・ノードと前記リモート・ノードの各々は、ピア・テーブルのローカル・レコードに、各々が取得した制御データを、各々が他のノードから受信した制御データとともに維持し、
    前記ローカル・レコードを、制御データを各々のノードで交換して前記ピア・レコードを更新している間、干渉の変化を検出して更新することを特徴とする方法。
  2. 前記第2の制御データを前記リモート・ノードに送ることは、ハートビートと併せて前記第2の制御データを伝送することを備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記第2の制御データを前記リモート・ノードに送ることは、前記ローカル・ノードにおいて検知される分類データを受け取ること、および前記分類データに対応する前記第2の制御データを、通知と併せて伝送することを備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記ローカル・ノードと前記リモート・ノードとの間で制御データを伝達するために、トランスポートをネゴシエートすることをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の制御データを前記ローカル・ノードに送ることは、前記第1の制御データを、ハートビートと併せて伝送することを備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記第1の制御データを前記ローカル・ノードに送ることは、前記第1の制御データを、通知と併せて伝送することを備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記無線ネットワーク内の前記ローカル・ノードと前記リモート・ノードの各々が各々が取得した制御データと、各々が他のノードから受信した制御データとを交換することに関する能力を発見するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の方法
  8. 記能力を発見することは、前記ローカル・ノードと前記リモート・ノードがロバスト共存サービスを実行していることの指示(indication)を受け取ることを備えることを特徴とする請求項に記載の方法
  9. 記能力を発見することは、前記ローカル・ノードと前記リモート・ノードが、主データ通信チャネルとは別個であるトランスポートによって前記各々が取得した制御データを受け取る能力を有することの指示(indication)を受け取ることを備えることを特徴とする請求項に記載の方法
  10. 記能力を発見することは、前記ローカル・ノードと前記リモート・ノードが協調プロトコルに従って前記各々が取得した制御データを受け取る能力を有することの指示(indication)を受け取ることを備え、
    前記制御データは複数のレベルの粒度にフォーマットされていることを特徴とする請求項に記載の方法
  11. 実行されると請求項1ないし10のいずれかに記載の方法を実行するコンピュータ実行可能命令を有することを特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
  12. 無線ネットワークを含むコンピューティング環境において、
    リモート・ノードの機構に関する能力情報についてリモート・ノードに照会し、RFスペクトル干渉関係情報を含む前記リモート・ノードで取得された第1の制御データを取得する、ローカル・ノードにおける発見機構、および
    前記リモートで取得された前記第1の制御データを受け取り、干渉を回避するためのプログラムを決定する、前記ローカル・ノードにおけるピア・プロセスを備え、
    前記ピア・プロセスは、前記ローカル・ノードに対応するRFスペクトル干渉関係情報を含む第2の制御データを取得し、前記第2の制御データを前記リモート・ノードに送り、およびピア・テーブルのローカル・レコードに、前記第2の制御データを、前記第1の制御データとともに維持するように構成され、
    前記ローカル・レコードを、制御データを各々のノードで交換して前記ピア・レコードを更新している間、干渉の変化を検出して更新することを特徴とするシステム。
  13. 前記発見機構は、前記リモート・ノードから前記制御データを受け取るためのトランスポートを確立することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 前記発見機構は、前記リモート・ノードから前記制御データを受け取るための固有の協調プロトコルを確立することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  15. 前記発見機構は、あるバージョンの共存サービスが前記リモート・ノード上で実行されていることを確立することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  16. 前記ピア・プロセスは、前記リモート・ノードから前記第1の制御データに対する更新を受け取り、前記更新に基づいて前記ピア・テーブルを更新することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  17. 前記ピア・プロセスは、前記第2の制御データを前記リモート・ノードに送信することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  18. 前記ローカル・ノードは、メッシュ型ネットワークの一部であり、前記ピア・テーブルは、前記アクセス・ポイントに関連付けられた少なくとも1つの他のリモート・ピアのためのエントリを備えることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
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