JP4973593B2 - 商品設計支援装置及び商品設計支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、商品設計支援装置及び商品設計支援プログラムに関する。
商品の企画やデザイン(設計)の検討において、商品の特性に関する複数の評価項目について商品を評価した評価値に基づいて統計処理を行って生成されるポジショニングマップが用いられる場合がある。例えば、ポジショニングマップにおける商品同士の位置関係を基に、商品の市場動向や需要の状況を分析又は予測し、新規商品のデザインなどのコンセプトを決定することがある。
ポジショニングマップを生成する技術の一例として、特許文献1には、特に心理的側面から商品特性を要素分解して得られる各種評価因子について各商品を評価した結果のデータを用いて、数量化III類やクラスタ分析などの既知の多変量解析を行うことで、各商品間の関係を示す商品マップ又は各評価因子間の関係を示す因子マップを作成して表示する技術が開示されている。
また例えば、特許文献2には、複数の商品に対する、選好水準、及び、複数の商品コンセプトのそれぞれについての合致水準、についての官能評価の結果を用いてコンジョイント分析を行うことで、各商品コンセプトの各合致水準の効用値を求め、理想の商品について各商品コンセプトに対する合致水準を定義し、各商品と理想の商品との乖離度を求める商品評価方法が開示されている。
また、商品のデザインの決定においては、商品に対して消費者が抱く印象と、その商品のデザインと、の間の関連性の検討が行われる場合がある。
画像処理の分野では、画像データと、当該画像データが表す画像に対してユーザが抱く印象と、の間の関連性を求めたり、その関連性に基づいて画像データに修正を加えたりする技術が開発されている。
例えば、特許文献3には、画像データを入力とし、この画像データが表示されたときにユーザが持つ感性的な表現内容を示す特徴量を出力とする感性モデルの入出力特性を決定付けるパラメータを最適化する技術が開示されている。特許文献3に記載の技術では、複数の画像データから任意に2つを取り出したときの全部又は一部の組み合わせについて、その組み合わせ中の各画像データから抽出される特徴量ベクトルに関して特徴量ベクトル空間上における距離を求め、各組み合わせについて求めた距離を総計して上述のパラメータの評価を行う。
また、特許文献4には、入力された画像から抽出される視覚的な特徴量(明度及び彩度の平均又は分散など)と画像の印象を表す感性言語との間の対応関係を記憶しておき、入力画像の修正について、感性言語による指示を受け付け、受け付けた感性言語に対応する特徴量を変更させる修正(トリミング、平均彩度、平均明度の変更など)を入力画像に対して加える技術が記載されている。
特開2001−167203号公報 特開2007−148707号公報 特許第3492991号明細書 特許第3063073号明細書
新規商品のデザインの検討において、商品のポジショニングマップを利用する場合、例えば、まず、既存の商品に関して、商品に対する消費者の印象などに関する評価項目についての評価値に基づいて統計処理を行ってポジショニングマップを生成する。そして、このポジショニングマップにおいて新規商品が特定の点に位置づけられるようにすることを新規商品のデザインの目標として設定することがある。
しかしながら、新規商品の設計者にとって、新規商品のデザインのどの部分を具体的にどのように設計すれば、ポジショニングマップ上の特定の点に位置する商品デザインとなるのかを読み取ることは困難である。例えば、商品に対する消費者の印象に関する評価項目を用いてポジショニングマップを生成した場合、商品のデザインのどの部分が各評価項目(印象)にどのように影響しているか、ポジショニングマップにおいて表現されることはない。
ポジショニングマップ上の商品の位置に対する商品のデザインの部分の影響をポジショニングマップにおいて表現するために、例えば、商品のデザインの構成要素ごとに評価項目を設定して収集した評価値を用いてポジショニングマップを生成する方法が考えられる。しかしながら、商品のデザインは、全体として1つの外観を形成するものであるため、各構成要素として商品のデザインのどの部分を抽出するかを決定することは困難である場合がある。
また、例えば特許文献3及び4に記載の画像処理技術では、画像全体に対してユーザが抱く印象を推定したり、画像データ自体の物理的特徴(明度など)を変更することで目標とする感性言語に対応づけられる画像データを生成したりすることはできるが、ポジショニングマップにおける特定の点に対応する商品の具体的な設計を示唆する情報が提示されることはない。
本発明の1つの態様の商品設計支援装置は、複数の既存商品のそれぞれについて、当該既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を含む画像データを格納する既存商品画像データ格納部であって、1つの前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれは、他の前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれに対応する、既存商品画像データ格納部と、商品の特性に関する評価項目について前記複数の既存商品のそれぞれを評価した結果の評価値を用いて生成されたポジショニングマップにおける前記複数の既存商品それぞれに対応する点の座標値を格納するマップ座標データ格納部と、前記既存商品画像データ格納部及び前記マップ座標データ格納部を参照し、前記ポジショニングマップ上で指定される指定点に対応する新規商品の画像データを生成する新規商品画像データ生成部であって、前記複数の既存商品から選択された既存商品の前記画像データと、前記ポジショニングマップ上の前記指定点と前記選択された既存商品に対応する前記ポジショニングマップ上の点との間の距離と、に基づいて、前記新規商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を求める新規商品画像データ生成部と、を備えることを特徴とする。
本発明の1つの態様の商品設計支援装置において、前記新規商品画像データ生成部は、前記複数の既存商品から選択された2以上の既存商品にそれぞれ対応する前記ポジショニングマップ上の各点と前記ポジショニングマップ上の前記指定点との間の距離の比を求め、前記選択された2以上の既存商品の前記画像データ中の対応する各点の座標値に関して前記距離の比に基づく重み係数を用いた重み付け平均を求めることで、前記新規商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を求めるものであってよい。
本発明の1つの態様の商品設計支援装置において、前記既存商品画像データ格納部に格納された複数の前記画像データ及び前記新規商品画像データ生成部が生成した画像データのうちから選択された2つの画像データについて、これら2つの画像データがそれぞれ表す前記設計画像中の互いに対応する点間の距離を求めることで、前記選択された2つの画像データ間の差異を表す情報を取得する画像差異情報取得部、をさらに備えていてよい。
本発明の1つの態様の商品設計支援装置において、前記画像差異情報取得部は、さらに、前記互いに対応する点間の距離のうち、最大の距離を有する前記設計画像中の点を特定するものであってよい。
本発明の1つの態様の商品設計支援装置において、前記ポジショニングマップと、前記新規商品画像データ生成部が生成した画像データが表す前記新規商品の設計画像と、を共に表示装置に表示させる処理を行う表示処理部であって、前記新規商品の設計画像と、前記ポジショニングマップ上の指定点であって前記新規商品に対応する点と、を対応づけて前記表示装置に表示させ、かつ、前記新規商品画像データ生成部における処理で用いられた前記選択された既存商品の前記画像データが表す設計画像と、前記選択された既存商品に対応する前記ポジショニングマップ上の点と、を対応づけて前記表示装置に表示させる処理を行う表示処理部、をさらに備えていてよい。
また、本発明の他の1つの態様の商品設計支援装置において、前記画像差異情報取得部は、さらに、前記互いに対応する点間の距離のうち、最大の距離を有する前記設計画像中の点を特定し、前記商品設計支援装置は、前記画像差異情報取得部の処理対象となった2つの画像データがそれぞれ表す設計画像を表示装置に表示させる処理を行う表示処理部であって、これら2つの画像データの各設計画像において、前記画像差異情報取得部が特定した前記最大の距離を有する設計画像中の点を強調表示させる処理を行う表示処理部、をさらに備えていてよい。
本発明の1つの態様の商品設計支援プログラムは、複数の既存商品のそれぞれについて、当該既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を含む画像データを格納する既存商品画像データ格納部であって、1つの前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれは、他の前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれに対応する、既存商品画像データ格納部と、商品の特性に関する評価項目について前記複数の既存商品のそれぞれを評価した結果の評価値を用いて生成されたポジショニングマップにおける前記複数の既存商品それぞれに対応する点の座標値を格納するマップ座標データ格納部と、を参照可能なコンピュータに、前記既存商品画像データ格納部及び前記マップ座標データ格納部を参照し、前記ポジショニングマップ上で指定される指定点に対応する新規商品の画像データを生成する新規商品画像データ生成ステップであって、前記複数の既存商品から選択された既存商品の前記画像データと、前記ポジショニングマップ上の前記指定点と前記選択された既存商品に対応する前記ポジショニングマップ上の点との間の距離と、に基づいて、前記新規商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を求める新規商品画像データ生成ステップ、を実行させることを特徴とする。
本発明によると、ポジショニングマップ上の特定の点に対応する新規商品の設計を容易にする技術を提供できる。
図1は、本発明の1つの実施形態の商品設計支援装置10の構成の例を示すブロック図である。商品設計支援装置10は、既存商品情報格納部100、統計処理部102、ポジショニングマップ座標データ格納部104、画像処理部106、新規商品情報格納部108、設計変化情報格納部110、及び表示処理部112を備える。
既存商品情報格納部100は、既存の商品に関する情報を格納する。例えば、既存商品情報格納部100は、複数の既存商品のそれぞれについて、商品評価データ1002及び設計画像データ1004を格納する。
商品評価データ1002は、各既存商品に対する、商品の特性に関する評価項目についての評価値である。商品の評価項目は、例えば、商品に対して消費者が抱く印象(イメージ)に関する項目であってよい。あるいは、商品の設計仕様に関する項目を評価項目としてもよい。商品が車両である場合、商品の設計仕様に関する項目は、例えば、車両の全長、車高、ホイールベース、などである。
図2に、既存商品情報格納部100に格納される商品評価データ1002の内容の一例を示す。図2を参照し、各商品A〜Eに対応づけて、「ワイルド」、「スポーティ」、「洗練」、「高級」の各評価項目に対する評価値が格納されている。各評価項目の評価値は、例えば、消費者に対して、各商品A〜Eについて、各評価項目のイメージに適合すると思う程度を表す数値の回答を求めるアンケートを行い、そのアンケート結果を集計して得られる値である。図2の例の表では、評価値が大きい程その評価項目のイメージに適合する程度が高いことを意味する。なお、図2に示す評価項目は単なる例示であり、商品のイメージに関する他の評価項目を設定してもよいし、あるいは、商品のイメージに関する項目を用いる代わりに、上述のように、商品の設計仕様に関する項目を設定してもよい。商品の設計仕様に関する評価項目を設定する場合、その評価項目の特性を表す数値(例えば、車両の全長や車高を表す数値)を評価値として用いることができる。あるいは、例えば、評価項目の特性を表す値そのものを評価値として用いる代わりに、特性値を複数の数値範囲の段階に分割し、各数値範囲を代表する値を評価値として用いてもよい。
図1の説明に戻り、既存商品情報格納部100に格納される設計画像データ1004は、各既存商品のデザインを表す画像データである。設計画像データ1004は、例えば、複数の点と、点同士を結ぶ線と、によって商品のデザイン画像(設計画像)を表現した場合の各点の座標値及び線で結合される点の組を表す情報を含む。設計画像データ1004は、例えば、CAD(Computer Aided Design)データであってよい。
図3に、既存商品情報格納部100に格納される設計画像データ1004の内容の一例を示す。図3を参照し、各商品A,Bに対応づけて、設計画像を構成する各ポイント(点)1〜7の座標値(x座標,y座標)が格納されている。商品Aのポイント1〜7は、それぞれ、商品Bのポイント1〜7に対応する。以下の説明では、このように、既存商品情報格納部100に格納される設計画像データにおいて、1つの商品の設計画像データ中の各ポイントは、他の商品の設計画像データ中の各ポイントに対応するものとする。また、対応する各ポイントは、商品のデザインにおいて対応する構成要素(部位)を構成するポイントである。例えば、図3の例において、各商品A〜Eが車両であって、車両Aの設計画像データ中のポイント1が車両Aのヘッドライト部分のデザインに含まれる一点である場合、車両Bの設計画像データ中のポイント1は、車両Bのヘッドライト部分において、車両Aのポイント1に対応する部位に位置する点である。
なお、図3は、各ポイントが二次元の座標値を有する場合の例を示すが、設計画像が三次元画像として表される場合、設計画像データ中の各ポイントは、三次元の座標値を有する。また、図3には、2つの商品A,Bの設計画像データだけを示すが、既存商品情報格納部100は、商品A,Bの他の既存商品の設計画像データを格納していてよい。なお、図3では、ポイント同士の結合関係の情報は図示しないが、設計画像データは、ポイント同士の結合関係の情報も含んでいてよい。
図4に、図3の例の設計画像データが表す設計画像の一例を示す。図4(a)及び図4(b)は、それぞれ、図3の表の商品A及び商品Bの設計画像の例を表す。図4(a)及び図4(b)において、黒い四角は、各ポイントを表し、各ポイントを表す四角内の白抜きの数字は、図3の表の各ポイントの番号に対応する。
再び図1を参照し、統計処理部102は、既存商品情報格納部100中の商品評価データ1002に基づく統計処理を行い、既存商品についてポジショニングマップを生成する。例えば、統計処理部102は、既存商品情報格納部100中の商品評価データ1002に対してコレスポンデンス分析などの統計処理を行い、各商品及び各評価項目についてポジショニングマップ上で対応する点の座標値を算出する。
ポジショニングマップ座標データ格納部104は、統計処理部102が算出した各商品及び各評価項目のポジショニングマップ上の座標値を格納する。図5に、ポジショニングマップ座標データ格納部104に格納されるデータ内容の一例を示す。図5(a)は、各商品に対応するポジショニングマップ上の点の座標値の例であり、図5(b)は、各評価項目に対応するポジショニングマップ上の点の座標値の例である。図5(a)及び図5(b)に例示する座標値は、図2の例の表の商品評価データを用いてコレスポンデンス分析を行った結果として得られるポジショニングマップ上の各商品及び各項目の座標値の一例である。
図6に、図5の例の座標値を用いて各商品及び各評価項目をプロット(配置)したポジショニングマップの例を示す。図2及び図6を参照すると、ポジショニングマップにおいて、各評価項目について、その評価値の大きい商品ほど当該評価項目の近くに配置されている。例えば、評価項目「ワイルド」について評価値が最大である商品C(図2参照)は、図6の例のポジショニングマップにおいて、商品A〜Eのうち、評価項目「ワイルド」に最も近い位置に配置されている。また、評価項目「ワイルド」について評価値が最小である商品D(図2参照)は、図6の例のポジショニングマップにおいて、商品A〜Eのうち、評価項目「ワイルド」から最も遠い位置に配置されている。
再び図1を参照し、画像処理部106は、設計画像データに関する処理を行う。画像処理部106は、例えば、ポジショニングマップ上の特定の点に対応する新規商品の設計画像データを生成する。画像処理部106は、例えば、ポジショニングマップ上の指定点と合成対象の複数の既存商品とを特定する指示をユーザから受け付けて、ポジショニングマップにおける指定点と合成対象の既存商品に対応する点との間の距離に基づく演算を行うことで、複数の既存商品の設計画像データを合成し、ポジショニングマップ上の指定点に対応する新規商品の設計画像データを生成する。また例えば、画像処理部106は、2つの設計画像データ間の差異を表す情報を求める処理を行う場合もある。画像処理部106が行う処理の詳細は後述する。
新規商品情報格納部108は、画像処理部106が生成した新規商品の設計画像データ1082及びこの新規商品に対応するポジショニングマップ上の点の座標値であるマップ座標データ1084を格納する。
設計変化情報格納部110は、画像処理部106が求めた2つの設計画像データ間の差異を表す情報(設計変化情報)を格納する。図7に、設計変化情報格納部110に格納される情報の内容の一例を示す。図7は、図3に例示する商品A,Bの設計画像データ間の差異を表す情報の例である。図7の例の表において、「デザイン」の列には、比較対象である2つの設計画像データの商品A,Bの識別情報を示す。図7の例の表では、設計画像データに含まれる各ポイント1〜7について、商品A,Bの各設計画像データ中の対応するポイント間の距離を「移動距離」として示す。
表示処理部112は、画像処理部106による処理の結果を、統計処理部102が生成したポジショニングマップと共に表示装置に表示させる処理を行う。
表示装置20は、表示処理部112の指示に従った内容の表示画面を表示する。表示装置20は、商品設計支援装置10が備えていてもよいし、インターネット及びLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して商品設計支援装置10に接続されるコンピュータなどの装置が備えていてもよい。例えば、商品設計支援装置10をサーバコンピュータで実現する場合、表示装置20は、商品設計支援装置10にネットワーク接続されるクライアントコンピュータの表示装置であってよい。
なお、以上で説明した商品設計支援装置10が備える各部の機能は、1つのコンピュータなどの情報処理装置において実現されてもよいし、ネットワークなどを介して互いに接続された複数の情報処理装置に分散して実現されてもよい。
以下、商品設計支援装置10において行われる処理について述べる。
まず、統計処理部102の処理の例を説明する。統計処理部102は、例えば、図示しない入力装置を介して、処理対象の既存商品を特定する情報を含むポジショニングマップ生成指示をユーザから受けた場合に、その指示において特定された既存商品についてポジショニングマップを生成する。統計処理部102は、まず、既存商品情報格納部100を参照し、ポジショニングマップ生成指示において特定された既存商品について商品評価データを取得する。例えば、図2の例の表の商品評価データを既存商品情報格納部100から取得する。次に、統計処理部102は、取得した商品評価データに対して、コレスポンデンス分析、数量化III類、及びクラスタ分析などの多変量解析を行うことで、各商品及び各評価項目の位置関係を示すポジショニングマップを生成する。例えば、図5に例示するような、各商品及び各評価項目に対応するポジショニングマップ上の点の座標値を算出する。各商品及び各評価項目のポジショニングマップ上の座標値を算出すると、統計処理部102は、算出した座標値をポジショニングマップ座標データ格納部104に格納する。
統計処理部102が生成したポジショニングマップ(図6の例参照)は、表示処理部112によって表示装置20に表示される。ユーザは、例えば、図示しない入力装置を用いて、表示装置20に表示されたポジショニングマップにおいて、既存商品が配置されていない特定の点を指定し、指定した点に対応する新規商品の設計画像データの生成を商品設計支援装置10に対して指示することができる。例えば、ユーザは、図6の例のポジショニングマップにおいて、各商品A〜Eに対応する点のいずれとも一致しない点を新規商品に対応する点として指定する。このようなユーザの指示に応じて、商品設計支援装置10の画像処理部106は、ポジショニングマップ上で指定された点に対応する商品の設計画像データを生成する処理を行う。
図8は、ポジショニングマップ上で指定された点に対応する新規商品の設計画像データを画像処理部106が生成する場合の処理手順の例を示すフローチャートである。
図8を参照し、画像処理部106は、まず、ポジショニングマップ上で指定された点(以下、「指定点」と呼ぶ)の座標値を取得する(ステップS10)。次に、画像処理部106は、合成対象の複数の既存商品の識別情報を取得する(ステップS12)。合成対象の既存商品は、例えば、ユーザが、表示装置に表示されたポジショニングマップ上で特定の既存商品に対応する点をマウスなどの入力装置を用いて指定することで特定される。画像処理部106は、ステップS12で取得した識別情報が表す複数の既存商品の設計画像データを合成することで、新規商品の設計画像データを生成する(後述のステップS22)。
ステップS12の後、画像処理部106は、ポジショニングマップ座標データ格納部104を参照し、合成対象の既存商品に対応するポジショニングマップ上の点の座標値を取得する(ステップS14)。例えば、ポジショニングマップ座標データ格納部104に図5の例のデータ内容が格納されている場合であって合成対象の既存商品が商品A,Bである場合、ステップS14で、画像処理部106は、各商品A,Bのポジショニングマップ上の座標値(−0.10573,0.152579),(0.787067,0.467287)を取得する。
次に、画像処理部106は、ポジショニングマップにおいて、指定点と、合成対象の既存商品のそれぞれに対応する点と、の間の距離を求める(ステップS16)。この距離は、ステップS10で取得した指定点の座標値と、ステップS14で取得した合成対象の既存商品のポジショニングマップ上の座標値と、を用いて求められる。例えば、図6の例のポジショニングマップの一部を表す図9を参照し、合成対象の既存商品が商品A,Bであり、かつ、星印Xで表される点が指定点である場合、画像処理部106は、ステップS16で、商品Aに対応する点P_Aと指定点Xとの間の距離dA、及び商品Bに対応する点P_Bと指定点Xとの間の距離dBを求める。
その後、画像処理部106は、ステップS16で求めた距離を用いて、合成対象の各既存商品について重み係数を決定する(ステップS18)。ステップS18で決定される重み係数は、既存商品の設計画像データを合成して新規商品の設計画像データを生成する後述の処理(ステップS22)において用いられる係数である。各既存商品の重み係数は、例えば、ポジショニングマップにおいて指定点との間の距離が小さい点に対応する商品ほど大きくなるように決定される。例えば、図9の例において、距離dAと距離dBとの間の比を、
A:dB=dA/(dA+dB):dB/(dA+dB)=α:(1−α)
と表したとき(0≦α≦1.0)、商品Aについての重み係数wAをwA=1−αと決定し、商品Bについての重み係数wBをwB=αと決定する。
図10を参照し、合成対象の既存商品がn個ある場合に、各既存商品i(i=1,2,…,n)の重み係数wiを決定する処理の例を説明する。図10は、ポジショニングマップ上の各既存商品iに対応する点P_iと指定点Xとの位置関係の例を示す。図10において、各既存商品iに対応する点P_iと指定点Xとの間の距離をdiとすると、例えば、各既存商品iの重み係数wiは、次の式(1)で算出される値として決定される。
Figure 0004973593
図8の説明に戻り、各既存商品について重み係数を決定すると、画像処理部106は、既存商品情報格納部100を参照し、合成対象の既存商品の設計画像データを取得する(ステップS20)。例えば、図3に例示する商品A,Bの設計画像データを取得する。次に、画像処理部106は、既存商品の設計画像データ中の各ポイントに対応する新規商品の設計画像データ中の各ポイントの座標値を算出する(ステップS22)。新規商品の設計画像データ中の各ポイントの座標値は、例えば、合成対象の既存商品の設計画像データにおいて対応するポイントの座標値について、ステップS18で求めた重み係数を用いた重み付き平均を計算することで求められる。合成対象の既存商品を商品A,Bとする図9の例の場合、新規商品の設計画像中のポイントj(j=1,2,…,7)の各次元の座標値Njは、それぞれ、次の式(2)のように算出される。
Figure 0004973593
ここで、Ajは、商品Aの設計画像中のポイントjの座標値であり、Bjは、商品Bの設計画像中のポイントjの座標値である。また、wA,wBは、各商品A,BについてステップS18で決定された重み係数である。設計画像中の各ポイントが二次元座標値を有する図3の例の設計画像データが用いられる場合、各ポイントjのx座標値及びy座標値のそれぞれが、上記の式(2)を用いて算出される。新規商品の座標値Njは、商品A及び商品Bのポイントjの座標値の重み付き平均である。
図11に、図3の例の商品A,Bの設計画像データを用いて、重み係数wA=wB=0.5と決定された場合の新規商品の設計画像中の各ポイントの座標値を算出した結果の表を示す。図12は、図11の例の座標値によって表される設計画像の例である。
また、n個の既存商品を合成対象とする図10の例の場合、新規商品の設計画像中のポイントjの各次元の座標値pNEWjは、次の式(3)を用いて算出できる。
Figure 0004973593
ここで、wiは、各商品iについて上述の式(1)を用いて決定された重み係数であり、pijは、商品iの設計画像中のポイントjの座標値である。pNEWjは、合成対象の既存商品の座標値の重み付き平均である。
新規商品の設計画像中の各ポイントの座標値を算出すると、画像処理部106は、算出した座標値を含む設計画像データと、新規商品に対応するポジショニングマップ上の指定点の座標値を表すマップ座標データと、を新規商品情報格納部108に格納し、図8の例の手順の処理を終了する。
以上、画像処理部106が新規商品の設計画像データを生成する処理の例を説明した。上述の例では、ユーザがポジショニングマップ上で新規商品に対応する点を直接指定し、画像処理部106は、指定された点の座標値を取得して図8の例のステップS12以下の処理を行う。他の例では、合成対象の既存商品と、各既存商品の重み係数に対応する値と、をユーザに指定させ、指定された既存商品及び距離に従って、画像処理部106が新規商品に対応するポジショニングマップ上の指定点の座標値を求めてもよい。例えば、ユーザは、新規商品に対応するポジショニングマップ上の点を指定する代わりに、合成対象の既存商品とポジショニングマップにおける合成対象の既存商品それぞれから新規商品までの距離の比とを指定する。このような指定を受け付けると、画像処理部106は、図8のステップS18〜S22と同様の処理(重み係数の計算及び設計画像データの合成)を行い、新規商品の設計画像データを生成できる。
以下、画像処理部106が2つの設計画像データ間の差異を表す情報を求める処理の例を説明する。図13は、設計画像データ間の差異を求める場合に画像処理部106が行う処理手順の例を表すフローチャートである。画像処理部106は、例えば、図示しない入力装置により設計画像データ間の差異を求める旨を指示するユーザ入力を受け付けた場合に、図13の例の手順の処理を開始する。
図13を参照し、まず、画像処理部106は、比較対象の商品の識別情報を取得する(ステップS50)。画像処理部106は、例えば、ユーザが指定した商品の識別情報を取得する。次に、画像処理部106は、ステップS50で取得した識別情報の商品の設計画像データを取得する(ステップS52)。ステップS50で取得した識別情報が既存商品のものであれば、その設計画像データを既存商品情報格納部100から取得し、ステップS50で取得した識別情報が新規商品のものであれば、その設計画像データを新規商品情報格納部108から取得する。そして、画像処理部106は、比較対象の設計画像データ中の各ポイントの座標値を用いて、対応する各ポイント間の距離を求める(ステップS54)。例えば、図3に例示する各商品A,Bの設計画像データが比較対象である場合、画像処理部106は、各ポイントj(j=1〜7)について、商品Aのポイントjと、商品Bのポイントjと、の間の距離を求める。
対応する各ポイント間の距離を求めると、画像処理部106は、各ポイントのうち、比較対象の設計画像データ間で距離が最大であるポイントを特定する(ステップS56)。例えば、図3の例の商品A,Bを比較対象として差異を求めた結果の例である図7の表を参照し、移動距離が最大であるポイント1及びポイント4が特定される。ステップS56の後、画像処理部106は、処理結果を設計変化情報格納部110に格納して、図13の例の手順の処理を終了する。
図13の例の手順の処理において、例えば、3つ以上の比較対象の商品の指定を受け付けて、それらのうちの2つずつの組について、ステップS52〜S56の処理を行ってもよい。
表示処理部112は、以上で説明した統計処理部102及び画像処理部106による処理の結果を表示装置に表示させる処理を行う。
例えば、表示処理部112は、統計処理部102が生成したポジショニングマップ中の各点の座標値をポジショニングマップ座標データ格納部104から取得し、画像処理部106が生成した新規商品の設計画像データを新規商品情報格納部108から取得し、ポジショニングマップと新規商品の設計画像とを共に表示装置に表示させる。また、例えば、表示処理部112は、設計変化情報格納部110を参照し、比較対象となった設計画像データ間で最も移動距離(変化)の大きいポイントを表示させる。
図14は、表示処理部112が表示装置に表示させる画面の一例を示す。図14は、ポジショニングマップ座標データ格納部104に図5の例のデータ内容が格納され、新規商品情報格納部108に図11の例の内容の設計画像データが格納され、さらに、設計変化情報格納部110に図7の例のデータ内容が格納されている場合の例である。図14を参照すると、新規商品の設計画像Im_NEWは、ポジショニングマップ上の指定点Xに対応づけられて表示され、かつ、新規商品の設計画像データを生成する際の合成対象となった商品A,Bの各設計画像Im_A,Im_Bは、ポジショニングマップ上の各商品A,Bに対応する点と対応づけられて表示されている。さらに、商品A,B及び新規商品のそれぞれの設計画像において、商品Aの設計画像データと商品Bの設計画像データとの間で最も移動距離の大きいポイント1,4(図7参照)が、楕円で囲まれて強調表示されている。なお、移動距離が最大であるポイントを強調表示する態様は、図14の例に限らず、設計画像中の他のポイントと区別可能な態様で表示させればよい。例えば、移動距離が最大であるポイントの色又は大きさを、他のポイントと異なる色又は大きさとして表示させる。
図14の例のような表示画面により、新規商品の設計画像とともに、新規商品のポジショニングマップ上の位置がユーザに提示される。さらに、合成対象の既存商品及び新規商品のデザインにおいて、互いに変化の大きいポイントがユーザに提示される。
以上で説明した商品設計支援装置10は、典型的には、汎用のコンピュータにて上述の商品設計支援装置10の各部の機能又は処理内容を記述したプログラムを実行することにより実現される。コンピュータは、例えば、ハードウェアとして、図15に示すように、CPU(中央演算装置)80、メモリ(一次記憶)82、各種I/O(入出力)インタフェース84等がバス86を介して接続された回路構成を有する。また、そのバス86に対し、例えばI/Oインタフェース84経由で、ハードディスクドライブ(HDD)88やCDやDVD、フラッシュメモリなどの各種規格の可搬型の不揮発性記録媒体を読み取るためのディスクドライブ90が接続される。このようなドライブ88又は90は、メモリに対する外部記憶装置として機能する。実施形態の処理内容が記述されたプログラムがCDやDVD等の記録媒体を経由して、又はネットワーク経由で、ハードディスクドライブ88などの固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがメモリに読み出されCPUにより実行されることにより、実施形態の処理が実現される。
商品設計支援装置の構成の例を示すブロック図である。 既存商品情報格納部に格納される商品評価データの一例を示す図である。 既存商品情報格納部に格納される設計画像データの一例を示す図である。 図3の例の設計画像データが表す設計画像の一例を示す図である。 ポジショニングマップ座標データ格納部に格納される座標データの一例を示す図である。 図5の例の座標データに従ったポジショニングマップの一例を示す図である。 設計変化情報格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 画像処理部が行う処理の手順の一例を示す図である。 ポジショニングマップ上の既存商品と新規商品との間の位置関係の例を示す図である。 ポジショニングマップ上の既存商品と新規商品との間の位置関係の他の例を示す図である。 画像処理部が生成する新規商品の設計画像データの一例を示す図である。 図11の例の設計画像データが表す設計画像の一例を示す図である。 画像処理部が行う他の処理の手順の一例を示す図である。 表示処理部が表示装置に表示させる表示画面の一例を示す図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 商品設計支援装置、20 表示装置、80 CPU、82 メモリ、84 I/Oインタフェース、86 バス、88 HDD、90 ディスクドライブ、100 既存商品情報格納部、102 統計処理部、104 ポジショニングマップ座標データ格納部、106 画像処理部、108 新規商品情報格納部、110 設計変化情報格納部、112 表示処理部。

Claims (7)

  1. 複数の既存商品のそれぞれについて、当該既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を含む画像データを格納する既存商品画像データ格納部であって、1つの前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれは、他の前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれに対応する、既存商品画像データ格納部と、
    商品の特性に関する評価項目について前記複数の既存商品のそれぞれを評価した結果の評価値を用いて生成されたポジショニングマップにおける前記複数の既存商品それぞれに対応する点の座標値を格納するマップ座標データ格納部と、
    前記既存商品画像データ格納部及び前記マップ座標データ格納部を参照し、前記ポジショニングマップ上で指定される指定点に対応する新規商品の画像データを生成する新規商品画像データ生成部であって、前記複数の既存商品から選択された既存商品の前記画像データと、前記ポジショニングマップ上の前記指定点と前記選択された既存商品に対応する前記ポジショニングマップ上の点との間の距離と、に基づいて、前記新規商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を求める新規商品画像データ生成部と、
    を備えることを特徴とする商品設計支援装置。
  2. 前記新規商品画像データ生成部は、前記複数の既存商品から選択された2以上の既存商品にそれぞれ対応する前記ポジショニングマップ上の各点と前記ポジショニングマップ上の前記指定点との間の距離の比を求め、前記選択された2以上の既存商品の前記画像データ中の対応する各点の座標値に関して前記距離の比に基づく重み係数を用いた重み付け平均を求めることで、前記新規商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を求める、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品設計支援装置。
  3. 前記既存商品画像データ格納部に格納された複数の前記画像データ及び前記新規商品画像データ生成部が生成した画像データのうちから選択された2つの画像データについて、これら2つの画像データがそれぞれ表す前記設計画像中の互いに対応する点間の距離を求めることで、前記選択された2つの画像データ間の差異を表す情報を取得する画像差異情報取得部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の商品設計支援装置。
  4. 前記画像差異情報取得部は、さらに、前記互いに対応する点間の距離のうち、最大の距離を有する前記設計画像中の点を特定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の商品設計支援装置。
  5. 前記ポジショニングマップと、前記新規商品画像データ生成部が生成した画像データが表す前記新規商品の設計画像と、を共に表示装置に表示させる処理を行う表示処理部であって、前記新規商品の設計画像と、前記ポジショニングマップ上の指定点であって前記新規商品に対応する点と、を対応づけて前記表示装置に表示させ、かつ、前記新規商品画像データ生成部における処理で用いられた前記選択された既存商品の前記画像データが表す設計画像と、前記選択された既存商品に対応する前記ポジショニングマップ上の点と、を対応づけて前記表示装置に表示させる処理を行う表示処理部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の商品設計支援装置。
  6. 前記画像差異情報取得部は、さらに、前記互いに対応する点間の距離のうち、最大の距離を有する前記設計画像中の点を特定し、
    前記商品設計支援装置は、前記画像差異情報取得部の処理対象となった2つの画像データがそれぞれ表す設計画像を表示装置に表示させる処理を行う表示処理部であって、これら2つの画像データの各設計画像において、前記画像差異情報取得部が特定した前記最大の距離を有する設計画像中の点を強調表示させる処理を行う表示処理部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の商品設計支援装置。
  7. 複数の既存商品のそれぞれについて、当該既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を含む画像データを格納する既存商品画像データ格納部であって、1つの前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれは、他の前記既存商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれに対応する、既存商品画像データ格納部と、
    商品の特性に関する評価項目について前記複数の既存商品のそれぞれを評価した結果の評価値を用いて生成されたポジショニングマップにおける前記複数の既存商品それぞれに対応する点の座標値を格納するマップ座標データ格納部と、
    を参照可能なコンピュータに、
    前記既存商品画像データ格納部及び前記マップ座標データ格納部を参照し、前記ポジショニングマップ上で指定される指定点に対応する新規商品の画像データを生成する新規商品画像データ生成ステップであって、前記複数の既存商品から選択された既存商品の前記画像データと、前記ポジショニングマップ上の前記指定点と前記選択された既存商品に対応する前記ポジショニングマップ上の点との間の距離と、に基づいて、前記新規商品の設計画像を構成する複数の点のそれぞれの座標値を求める新規商品画像データ生成ステップ、
    を実行させることを特徴とする商品設計支援プログラム。
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