JP4972076B2 - Friction welding jig, method for manufacturing shear reinforcing bar, and shear reinforcing bar - Google Patents
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Description
本発明は、突き合わされた2つのワーク間に回転によって摩擦熱を発生させ、その摩擦熱によってワーク同士を接合する際に使用される摩擦圧接用治具、及びその摩擦圧接用治具を使ったせん断補強鉄筋の製造方法、及びその方法によって製造されるせん断補強鉄筋に関するものである。 The present invention uses a friction welding jig used for generating frictional heat by rotation between two butted workpieces and joining the workpieces by the frictional heat, and the friction welding jig. The present invention relates to a method for manufacturing a shear reinforcing bar and a shear reinforcing bar manufactured by the method.
従来、突き合わせた2部材を接合する方法として摩擦圧接という方法が知られている(特許文献1乃至3など参照)。
Conventionally, a friction welding method is known as a method for joining two butted members (see
特許文献1には、板状のワークをその外形に合わせて凹部が成形されたチャック部によって保持させ、その板状ワークに回転させた金属材料を押し付けて摩擦圧接をおこなう技術が開示されている。
また、特許文献2には、回転軸に固定するチャック治具に凹部を形成し、その凹部に一方のワークを嵌め込み、チャック治具に保持されて回転するワークに他方のワークを押し付けて摩擦圧接をおこなう技術が開示されている。
Further, in
さらに、特許文献3には、鉄筋の端部に摩擦圧接によってプレートを取り付ける技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1,2に開示されているチャック部及びチャック治具は、保持させるワークの形状毎及び接合位置毎に製作しなければならず、多種多様な形態が存在するワークの接合には適していない。
However, the chuck portions and chuck jigs disclosed in
そこで、本発明は、適用範囲の広い摩擦圧接用治具、及びそれを使ったせん断補強鉄筋の製造方法、及びその方法によって製造されるせん断補強鉄筋を提供することを目的としている。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a friction welding tool having a wide application range, a method for manufacturing a shear reinforcing bar using the jig, and a shear reinforcing bar manufactured by the method.
前記目的を達成するために、本発明の摩擦圧接用治具は、回転装置を使って摩擦圧接をおこなう際に使用される摩擦圧接用治具であって、前記回転装置に装着されるベース部と、摩擦圧接の一方のワークの外形に合う凹部が形成されるとともに前記ベース部に取り付けられるキャップ部とを備えたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, a friction welding jig according to the present invention is a friction welding jig used when performing friction welding using a rotating device, and is a base portion mounted on the rotating device. When, wherein the recess to fit the contour of one of the work of friction welding is a the base that is attached to the cap portion while being formed.
また、前記ベース部は、前記回転装置のチャックによって把持可能な脚部を有する構成とすることができる。 The base portion may have a leg portion that can be gripped by a chuck of the rotating device.
さらに、前記キャップ部の凹部は貫通しており、前記ベース部の前記キャップ部を取り付ける側の面には磁石が埋設されている構成であってもよい。ここで、前記磁石は、前記回転装置の回転軸から外れた位置に埋設されているのが好ましい。 Furthermore, the recessed part of the said cap part may penetrate, and the structure by which the magnet is embed | buried under the surface of the side which attaches the said cap part of the said base part may be sufficient. Here, it is preferable that the magnet is embedded at a position deviated from the rotation axis of the rotating device.
また、本発明のせん断補強鉄筋の製造方法は、上記摩擦圧接用治具を前記回転装置に装着して、板状ワークと鉄筋ワークとを摩擦圧接させるせん断補強鉄筋の製造方法であって、前記板状ワークの中心と前記回転装置の回転軸とが偏心するように前記板状ワークの外形に合う凹部が形成された前記キャップ部を、前記ベース部に取り付けて、前記ベース部を前記回転装置に装着する工程と、前記回転装置を作動させて、前記鉄筋ワークを所定の推力で前記板状ワークに押し付ける工程とを備えたことを特徴とする。 Further, the method for manufacturing a shear reinforced reinforcing bar according to the present invention is a method for manufacturing a shear reinforced reinforcing bar in which the friction welding tool is attached to the rotating device and the plate workpiece and the reinforcing bar workpiece are friction welded. The cap portion formed with a recess that fits the outer shape of the plate-like workpiece so that the center of the plate-like workpiece and the rotation shaft of the rotation device are eccentric is attached to the base portion, and the base portion is attached to the rotation device. And a step of operating the rotating device to press the rebar work against the plate work with a predetermined thrust.
さらに、本発明のせん断補強鉄筋は、上記せん断補強鉄筋の製造方法によって製造される前記板状ワークの中心から偏心した位置に前記鉄筋ワークが接合されたことを特徴とする。 Furthermore, the shear reinforcing bar of the present invention is characterized in that the reinforcing bar work is joined at a position eccentric from the center of the plate-like work manufactured by the method of manufacturing a shear reinforcing bar.
このように構成された本発明の摩擦圧接用治具は、回転装置に装着されるベース部と、ベース部に取り付けられるキャップ部とを備えている。そして、キャップ部には、ワークの外形に合う凹部が形成される。 The jig for friction welding of the present invention configured as described above includes a base portion attached to the rotating device and a cap portion attached to the base portion. And the recessed part which fits the external shape of a workpiece | work is formed in a cap part.
このため、摩擦圧接させるワークの形状や取り付け位置が変化しても、キャップ部のみを製作すれば対応できるので、適用範囲を広くすることができる。 For this reason, even if the shape and attachment position of the workpiece to be friction-welded change, it can be handled by manufacturing only the cap portion, so that the application range can be widened.
また、ベース部に回転装置のチャックによって把持可能な脚部を設けることで、コレットチャックなどの汎用的なチャックを備えた回転装置を使用することができる。 Further, by providing a leg portion that can be gripped by the chuck of the rotating device on the base portion, a rotating device equipped with a general-purpose chuck such as a collet chuck can be used.
さらに、キャップ部の凹部を貫通させ、ベース部に磁石を埋設することで、凹部に嵌め込まれたワークが磁性材料であれば、確実にベース部に固定することができる。 Furthermore, if the work fitted in the concave portion is a magnetic material by penetrating the concave portion of the cap portion and embedding a magnet in the base portion, it can be reliably fixed to the base portion.
また、磁石を回転軸から外れた位置に埋設しておくことで、回転軸付近に発生する高熱によって磁石が劣化したり、窪みが発生したりするのを防ぐことができる。 In addition, by embedding the magnet at a position off the rotating shaft, it is possible to prevent the magnet from deteriorating due to the high heat generated in the vicinity of the rotating shaft or the formation of a dent.
また、ワークの中心と回転軸とが偏心した位置に凹部を形成することによって、非対称なせん断補強鉄筋を容易に製作することができる。 In addition, by forming the recess at a position where the center of the workpiece and the rotation axis are eccentric, an asymmetric shear reinforcing bar can be easily manufactured.
さらに、板状ワークの偏心した位置に鉄筋ワークが接合されたせん断補強鉄筋であれば、板状ワークの面積を削減しても、鉄筋に掛けるのに充分な面積を確保することができるため経済的である。 Furthermore, if the reinforcing bar work is a shear-reinforced steel bar that is joined to the eccentric position of the plate-like workpiece, it is possible to secure a sufficient area to hang the reinforcing bar even if the area of the plate-like workpiece is reduced. Is.
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
図2は、本実施の形態のせん断補強鉄筋2の製造方法に使用される回転装置3の概略構成を示した図であり、図1は、この回転装置3に装着される摩擦圧接用治具1の分解斜視図である。
FIG. 2 is a diagram showing a schematic configuration of the
本実施の形態で説明する摩擦圧接させるワークは、一方のワークが板状ワークとしてのプレート21で、他方のワークが鉄筋ワークとしての鉄筋22である。
In the work to be friction-welded described in the present embodiment, one work is a
このプレート21は、鋼板などの材料を所望する形状に切断加工することによって形成する。また、鉄筋22には、異形鉄筋、鋼棒、ネジ鉄筋などが使用できる。
The
まず、図2を参照しながら回転装置3の構成について説明する。この回転装置3は、摩擦圧接用治具1を回転自在に把持するチャックとしての主軸チャック部31と、その主軸チャック部31を回転させる主軸32と、その主軸32を高速回転させるモータなどを備えた駆動部33とを台座部37上に備えている。
First, the configuration of the
また、この台座部37上には、把持させた鉄筋22を主軸チャック部31方向に押し出すための伸縮自在の油圧シリンダ36と、その油圧シリンダ36から突出した鉄筋22を支持させる芯押しクランプ部34と、その芯押しクランプ部34をスライド移動させるためのレール部35とが配設されている。
Further, on this
この油圧シリンダ36は、鉄筋22を油圧シリンダ36の伸縮方向に挿通させる内空を備えたセンターホール型であるとともに、その先端に鉄筋22を把持させるチャック部36aを備えている。
The
また、芯押しクランプ部34は、上片34aと下片34bとが上下方向に移動することで鉄筋22の把持又は解除が自在となるように構成されるとともに、上片34a及び下片34bを支持するスライダ部34cがレール部35に係合されてレール部35に沿って移動可能に構成されている。
Further, the core pushing
続いて、図1を参照しながら、本実施の形態の摩擦圧接用治具1の構成について説明する。
Next, the configuration of the
この摩擦圧接用治具1は、回転装置3の主軸チャック部31に装着されるベース部11と、そのベース部11に取り付けられキャップ部12とから主に構成される。
The
このベース部11は、円板状のフランジ部11bと、その中心から一方に向けて延設される円柱状の脚部11aとを備えている。この脚部11aは、主軸チャック部31のチャック爪31a,・・・によって把持可能となるような充分な長さに形成されている。
The
また、フランジ部11bの脚部11aと反対側の面には、キャップ部12の取り付けに使用するボルト孔11d,・・・が穿孔されている。このボルト孔11dの内周面には、図示していないがネジ溝が刻設されている。
Further,
さらに、後述するキャップ部12の凹部12aが投影可能な位置に磁石11cが埋設されている。この磁石11cの埋設位置は、回転装置3の回転軸Xから外れた位置(回転軸Xと一致しない位置)となっている。
Further, a
そして、このベース部11に取り付けられるキャップ部12は、フランジ部11bより一回り大きな平面視円形に形成されている。ここで、図3(a)には、キャップ部12の正面図を示し、図3(b)には図3(a)のA−A方向の断面図を示した。
The
この図3(b)に示すように、キャップ部12の裏面には、フランジ部11bの平面視の外形と略同じ形状となる内形の嵌合部12cが形成されている。そして、図1に示すように、ベース部11のフランジ部11bに、キャップ部12の嵌合部12cを嵌め合わせる。
As shown in FIG. 3B, an
このキャップ部12には、ベース部11に取り付けた際にフランジ部11bのボルト孔11d,・・・が投影される位置に、ボルト孔12b,・・・が穿孔されている。
このボルト孔12bに挿入されるボルト13は、棒状の軸部13aと、その軸部13aより直径の大きな円筒状の頭部13bとを備えている。そして、このボルト13が挿入されるボルト孔12bは、図3(b)に示すように、ボルト13の頭部13bが係止可能な段差を備えた形状に成形されている。
The
このため、ボルト13がボルト孔12bに挿入されると、頭部13bがキャップ部12に係止され、軸部13aがベース部11のボルト孔11dにねじ込まれる。
For this reason, when the
また、このキャップ部12には、平面視長方形の凹部12aが形成されている。この凹部12aは、プレート21の平面視の外形と略同じ形状に成形されている。
The
さらに、凹部12aは、キャップ部12の厚さ方向に貫通しており、プレート21を凹部12aに嵌め込むと、プレート21の裏面がベース部11のフランジ部11bに当接することになる。
Further, the
ここで、フランジ部11bには磁石11cが埋め込まれているため、その磁石11cに鋼製のプレート21が吸着されて、フランジ部11bにプレート21が固定される。
Here, since the
次に、本実施の形態のせん断補強鉄筋2の製造方法について説明する。
Next, the manufacturing method of the
まず、図1に示すように、プレート21の形状と鉄筋22の取り付け位置とに合わせた凹部12aが形成されたキャップ部12を製作し、その嵌合部12cをベース部11のフランジ部11bに嵌め合わせる。
First, as shown in FIG. 1, a
そして、キャップ部12のボルト孔12b,・・・にボルト13,・・・をそれぞれ挿入し、軸部13a,・・・をベース部11のボルト孔11d,・・・にそれぞれ螺入して定着させる。
Then,
続いて、ベース部11の脚部11aを、主軸チャック部31の中央孔に挿入し、チャック爪31a,・・・を作動させて把持させる。
Subsequently, the
一方、図2に示すように、主軸チャック部31に把持させた摩擦圧接用治具1の凹部12aには、プレート21を嵌め込む。プレート21は、凹部12aに押し込まれると、ベース部11のフランジ部11bに当接するまで移動し、磁石11cに吸着されて固定される。このように磁石11cで吸着させておけば、主軸チャック部31を回転させた際にプレート21が飛び出すことがない。
On the other hand, as shown in FIG. 2, the
また、油圧シリンダ36には、後方から鉄筋22を挿入し、主軸チャック部31側に突出させた鉄筋22の周面を芯押しクランプ部34の上片34aと下片34bとで挟んで把持させる。
Further, the
そして、油圧シリンダ36を伸長させることで芯押しクランプ部34を主軸チャック部31側に押し出して、鉄筋22の先端をプレート21の表面近くまで移動させる。ここで、図3(a)に示すように、鉄筋22の軸と回転軸Xとは一致しており、プレート21に対しては偏心した位置に鉄筋22が接合されることになる。
Then, by extending the
このような状態で主軸チャック部31を高速回転(1500rpm〜3000rpm)させ、回転するプレート21に鉄筋22の先端を接触させると、プレート21と鉄筋22との摩擦によって摩擦熱が発生し、鉄筋22の先端は塑性変形抵抗が極めて小さくなる温度(約1200℃以上)まで加熱される。
In this state, when the
このように摩擦熱によって加熱された鉄筋22の先端を、油圧シリンダ36を伸長して芯押しクランプ部34を移動させることによってプレート21に押し付けると、塑性変形抵抗が極めて小さい状態の鉄筋22の先端は固相接合し、図4に示すように鉄筋22とプレート21との間に接合部23が形成される。この接合部23が、例えば鉄筋22の周囲に5〜10mmの幅で形成されるまで、鉄筋22をプレート21に押し付ける。
When the tip of the
このようにして摩擦圧接による接合部23を形成した後に油圧シリンダ36を縮めると、鉄筋22に連動して芯押しクランプ部34が後退し、鉄筋22の先端に接合されたプレート21が摩擦圧接用治具1の凹部12aから外れる。
When the
そして、回転装置3から取り外された鉄筋22は、図4に示すようにプレート21を接合した端部と反対側の端部をU字状に折り曲げてフック部22aとし、せん断補強鉄筋2を完成させる。
Then, as shown in FIG. 4, the reinforcing
また、このようにして製造されたせん断補強鉄筋2は、主鉄筋24,24間に架け渡して鉄筋コンクリート構造物のせん断耐力を増加させるためなどに使用される。
In addition, the
一方、図5は、プレート21に対する鉄筋22の取り付け位置が、上述した図3とは異なる場合のキャップ部121の正面図である。すなわち、図3(a)で説明したキャップ部12は、左右は対称で、上下のみが非対称になるように凹部12aが形成されている。
On the other hand, FIG. 5 is a front view of the
これに対して図5に示したキャップ部121は、鉄筋22の取り付け位置(回転軸X)に対して、凹部121aの形成される位置が、図5で見て上下だけでなく左右にも偏心している。
On the other hand, in the
なお、このキャップ部121は、ボルト孔121b,・・・の大きさ及び位置が、上述したキャップ部12のボルト孔12b,・・・と同じであるため、ベース部11にキャップ部121を付け替えることで、鉄筋22の取り付け位置が異なる摩擦圧接をおこなうことができる。
In addition, since this
また、図6は、板状ワークの形状がプレート21とは異なる場合に使用するキャップ部122の正面図である。
FIG. 6 is a front view of the
すなわち、このキャップ部122によって摩擦圧接させる板状ワークは、円板形状をしており、上述した長方形板状のプレート21とは形状が異なる。そこで、キャップ部122には、平面視円形の凹部122aを平面視円形の板状ワークの外形に合わせて形成する。
That is, the plate-like workpiece that is friction-welded by the
また、この凹部122aは、鉄筋22の取り付け位置(回転軸X)に対して、図6で見て上下に偏心した位置に形成されている。このため、円板状の板状ワークの偏心した位置に鉄筋22を摩擦圧接することができる。
Further, the
なお、このキャップ部122は、ボルト孔122b,・・・の大きさ及び位置が、上述したキャップ部12のボルト孔12b,・・・と同じであるため、ベース部11にキャップ部122を付け替えることで、円板状の板状ワークの摩擦圧接に使用することができる。
In addition, since this
次に、本実施の形態の摩擦圧接用治具1、及びその摩擦圧接用治具1を使ったせん断補強鉄筋2の製造方法、及び製造されたせん断補強鉄筋2の作用について説明する。
Next, the
このように構成された本実施の形態の摩擦圧接用治具1は、回転装置3に装着されるベース部11と、ベース部11に取り付けられるキャップ部12,121,122とを備えている。そして、キャップ部12,121,122に板状ワークの外形に合う凹部12a,121a,122aが形成されている。
The
このため、摩擦圧接させる板状ワークの形状や取り付け位置が変化しても、キャップ部12,121,122のみ付け替えれば対応できるので、適用範囲を広くすることができる。
For this reason, even if the shape and the mounting position of the plate-like work to be friction-welded are changed, only the
また、ベース部11に回転装置3の主軸チャック部31によって把持可能な脚部11aを設けることで、コレットチャックなどの汎用的なチャックを備えた回転装置3を使用して、様々な形態のせん断補強鉄筋2を製作することができる。
Further, by providing the
さらに、キャップ部12,121,122の凹部12a,121a,122aを貫通させ、ベース部11に磁石11cを埋設することで、凹部12a,121a,122aに嵌め込まれた板状ワークが磁性材料であれば、確実にベース部11に固定することができる。ここで、この磁石11cは、いずれのキャップ部12,121,122を取付けた際にも、凹部12a,121a,122aに露出する位置に設けておく。
Further, the plate-like workpiece fitted in the
また、主軸チャック部31を高速回転させると、鉄筋22の先端は約1200℃以上の高温になるため、プレート21及びフランジ部11bにもその熱が伝達されて、回転軸X付近は高温になる。そして、このような高熱に磁石11cが接すると、劣化したり、窪みが発生したりするおそれがあるため、磁石11cを回転軸Xから外れた位置に埋設しておくことで劣化や窪みの発生を防止することができる。
Further, when the
また、板状ワークの中心と回転軸Xとが偏心するような位置に凹部12a,121a,122aを形成することによって、板状ワークの中心からはずれた位置に鉄筋22が取り付けられた非対称なせん断補強鉄筋2を、回転摩擦圧接によって容易に製作することができる。
Further, by forming the
さらに、板状ワークの偏心した位置に鉄筋22が接合されたせん断補強鉄筋2であれば、板状ワークの中心に鉄筋ワークを接合する対称形のせん断補強鉄筋と比較して板状ワークの面積を削減することができるので経済的である。
Further, in the case of the
以下、前記した実施の形態とは別の形態の実施例について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。 Hereinafter, an example of a mode different from the above-described embodiment will be described. The description of the same or equivalent parts as those described in the above embodiment will be given the same reference numerals.
前記実施の形態では、一端にフック部22aが形成されたせん断補強鉄筋2について説明したが、この実施例では、図7に示すように一端に先端突起221が形成されたせん断補強鉄筋2Aについて説明する。
In the above embodiment, the
なお、このせん断補強鉄筋2Aの他端にプレート21を摩擦圧接によって接合する点は、上記した実施の形態と同じであるため説明を省略する。
In addition, since the point which joins the
この先端突起221は、鉄筋22の先端を熱した状態で軸方向にプレスする、又は打撃することによって形成される。
The
また、この先端突起221に限定されるものではなく、図8に示すような別の形態の先端突起222−228を設けることができる。
Moreover, it is not limited to this front-end |
例えば図8(a)に示した先端突起222は、軟鋼やアルミニウム合金などの比較的加工しやすい金属製材料を用い、厚さが鉄筋22の直径の15%〜50%、長さが鉄筋22の直径の100%〜250%の形状を有する円筒体を使用して、これを鉄筋22の先端にかぶせ、この周りを半分の円環を2つあわせたグリッパを用いて周囲から押し潰すことにより形成することができる。
For example, the
また、図8(b)に示す先端突起223は、鉄筋ワークとしてネジ鉄筋22Aを用い、その先端にロックナットを2つねじ込んでダブルナットの先端突起223とすることで形成する。
Further, the
さらに、図8(c)に示す先端突起224は、厚さが鉄筋22の直径の30%〜80%、幅が鉄筋22の直径の130%〜200%の円形鋼製プレートを、摩擦圧接によって接合部23を形成することにより接合する。
Further, the
また、図8(d)に示すように、厚さが鉄筋22の直径の30%〜80%、幅が鉄筋22の直径の130%〜200%の多角形鋼製プレートによって先端突起225を形成してもよい。
Further, as shown in FIG. 8D, the
さらに、図8(e)に示すように、厚さが鉄筋22の直径の30%〜80%、長軸が鉄筋22の直径の130%〜200%の楕円形(小判型や円の側部を切り落としたような形状も含む)鋼製プレートから先端突起226を形成してもよい。
Furthermore, as shown in FIG. 8 (e), the thickness is 30% to 80% of the diameter of the reinforcing
また、図8(f)に示すように、円形鋼製プレート、多角形鋼製プレート、楕円形鋼製プレートに孔227a,・・・が穿孔された先端突起227であってもよい。
Moreover, as shown in FIG.8 (f), the front-end |
さらに、図8(g)に示すように、鉄筋22と接合した面と反対側の面を凸状の球面形状にした先端突起228であってもよい。
Furthermore, as shown in FIG. 8 (g), a
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。 Other configurations and functions and effects are substantially the same as those in the above-described embodiment, and thus description thereof is omitted.
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。 The best embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings, but the specific configuration is not limited to this embodiment and example, and the design does not depart from the gist of the present invention. Such modifications are included in the present invention.
例えば、前記実施の形態及び実施例では、板状ワークと鉄筋ワークとを摩擦圧接させたせん断補強鉄筋2,2Aについて説明したが、これに限定されるものではなく、プレート21や鉄筋22以外のワークの接合にも本発明を適用することができる。
For example, in the said embodiment and Example, although the
また、前記実施の形態及び実施例では、プレート21の中心から外れた偏心した位置に鉄筋22を摩擦圧接したが、これに限定されるものではなく、プレート21の中心に鉄筋22を摩擦圧接する場合であっても本発明を適用することができる。
Moreover, in the said embodiment and Example, although the reinforcing
さらに、前記実施の形態では、凹部12a,121a,122aが貫通している場合について説明したが、これに限定されるものではなく、凹部は底面を有する窪みであってもよい。
Furthermore, although the said embodiment demonstrated the case where the recessed
1 摩擦圧接用治具
11 ベース部
11a 脚部
11c 磁石
12,121,122 キャップ部
12a,121a,122a 凹部
2 せん断補強鉄筋
21 プレート(板状ワーク)
22 鉄筋(鉄筋ワーク)
22A ネジ鉄筋(鉄筋ワーク)
3 回転装置
31 主軸チャック部(チャック)
X 回転軸
DESCRIPTION OF
22 Reinforcement (rebar work)
22A Screw rebar (rebar work)
3 Rotating
X rotation axis
Claims (1)
前記回転装置に装着されるベース部と、
摩擦圧接の一方のワークの外形に合う凹部が形成されるとともに前記ベース部に取り付けられるキャップ部とを備え、
前記ベース部は、前記回転装置のチャックによって把持可能な脚部を有するとともに、
前記キャップ部の凹部は貫通しており、前記ベース部の前記キャップ部を取り付ける側の面には前記回転装置の回転軸から外れた位置に磁石が埋設されていることを特徴とする摩擦圧接用治具。 A friction welding jig used when friction welding is performed using a rotating device,
A base part mounted on the rotating device;
With recesses to fit the contour of one of the work of friction welding is formed and a said that attached to the base cap portion,
The base portion has legs that can be gripped by the chuck of the rotating device, and
The concave portion of the cap portion is penetrated, and a magnet is embedded in a surface of the base portion on the side where the cap portion is attached at a position off the rotation shaft of the rotating device . jig.
Priority Applications (1)
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JP2008327967A JP4972076B2 (en) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | Friction welding jig, method for manufacturing shear reinforcing bar, and shear reinforcing bar |
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JP2008327967A JP4972076B2 (en) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | Friction welding jig, method for manufacturing shear reinforcing bar, and shear reinforcing bar |
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