JP4971977B2 - 角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御する方法 - Google Patents

角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4971977B2
JP4971977B2 JP2007506551A JP2007506551A JP4971977B2 JP 4971977 B2 JP4971977 B2 JP 4971977B2 JP 2007506551 A JP2007506551 A JP 2007506551A JP 2007506551 A JP2007506551 A JP 2007506551A JP 4971977 B2 JP4971977 B2 JP 4971977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
legged robot
determining
segment
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007506551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007531636A (ja
Inventor
ゴスワミ,アンバリッシュ
カレム,ヴィヌサ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JP2007531636A publication Critical patent/JP2007531636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4971977B2 publication Critical patent/JP4971977B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D57/00Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track
    • B62D57/02Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
    • B62D57/032Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members with alternately or sequentially lifted supporting base and legs; with alternately or sequentially lifted feet or skid

Description

本出願は、2004年3月31日に出願された米国仮特許出願番号60/558,367号、「二足歩行ロボットの角運動量の変化率及びバランス維持」に基づいて優先権を主張するものであり、参照により本明細書中に組み込むものとする。
本発明は、脚式ロボットが転倒しないように脚式ロボットを制御することに関する。より詳細には、本発明は、脚式ロボットの角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御することに関する。
有用な活動に従事するため、脚式ロボットは、そのバランスを維持することができるべきである。「バランス」という用語は、一般的には、全体的な回転安定性すなわち平衡の維持をいう。ロボットの全体的な回転安定性が失われた場合には、ロボットが転倒する可能性がある。
ロボットのバランスを維持または改善する目的で、ロボットに一定の行動を取るように指示する制御システムが開発されてきた。制御システムは、大抵、ロボットの回転平衡(またはその欠如)を表す物理量である「安定性判定基準」に基づいている。安定性判定基準の値は、ロボットの状態に基づいて変わり、大抵、安定性を示す値の範囲がある。ロボットの安定性判定基準がこの目標範囲内に含まれない場合には、制御システムは、ロボットに一定の行動を取るように指示する。これらの行動は、ロボットの状態を変化させて、安定性判定基準の値が目標範囲に近づく(または到達する)ように意図されている。安定性判定基準を継続的にモニタリングすることにより、制御装置は、ロボットに経時的にその安定性を維持または改善させることができる。
安定性判定基準の一つのタイプは、ロボットが立っている支持表面(例えば、地面)上の点である。そのような点の一つが、圧力中心(CoP)である。CoPは、ロボットの足の下の合成地面反力(GRF)の作用点である。このように、ロボットの足の少なくとも一つが常に地面に接しているので、CoPはロボットが空中浮遊していない限り存在する。CoPの位置は、実験で測定可能である。ロボットを安定させるために、CoPは、ロボットの支持多角形内、理想的には、多角形内の最中心位置に位置すべきである。
ロボット工学の文献において、CoPは、ときに、ゼロモーメント点(ZMP)として言及される。この文献は、CoP/ZMPの位置を(実験で測定するのでなく)分析的に算出するための手段を提供する。支持表面が平面ではないときには、CoP/ZMPの位置は、明確ではない。CoP/ZMPの位置は、比較的安定なロボットの安定性を数値で表すことができるが、不安定なロボットに関してはできない。これは、場合によっては、同一のCoP/ZMP位置が複数の異なるロボットの状態に対応する可能性があり、これらの状態がロボットの安定性に関して様々な効果を有する可能性があるためである。
そのような点の別の一つが、足回転指標(FRI)点である。FRI点は、足回転の現象に関連しており、二脚の単脚支持期の間のみ適用可能である。定義上、CoPは支持多角形から離れることができないが、FRI点は可能である。FRI点が支持多角形の外に位置するときには、FRI点と支持多角形との間の距離は、不安定性の総量に比例する。一よりも多い足が地面に接しているときには、FRI点の位置は、不明である。
従来の判定条件の欠点を克服した安定性判定条件及びその判定基準を用いてロボットのバランスを維持または改善する制御技術が必要とされている。
ロボットのバランスを維持または改善するために脚式ロボットの重心の角運動量の変化
Figure 0004971977
指令を実行することにより、ロボットは安定な状態を維持し、または、より安定になる。
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
複数の異なる種類の指令がロボットに送られる。一般的に、これらの指令は、ロボットに一以上のモータを駆動させることによりそのボディ位置を変えさせる。これらのモータは、例えば、二つの隣接するセグメント間の関節角度を制御する。ロボットは様々な方策を用いてそのバランスを維持または改善することができる。一実施形態において、各方策
Figure 0004971977
また、ロボットのバランスを維持または改善するためにHから算出される値を用いるシステム及び方法が提示される。一実施形態において、制御システムは、ZRAM点(A)の位置を決定し、AとPとの間の距離を決定し、この値を閾値と比較し、ロボットに送る指令を決定する。指令を実行することにより、ロボットは安定な状態を維持し、または、より安定になる。
以下の記述において、説明を目的として、本発明に対する深い理解を提供するために多くの詳細部分が示されている。しかし、当業者にとっては、本発明がこれらの詳細部分なしでも実施可能であることは明らかである。他の例において、本発明の不明確さを回避するため、構造及び装置がブロック図の形で示されている。
本明細書における「一実施形態」または「実施形態」への言及は、実施形態に関連して記述された特定の特徴、構造または特性が、本発明の少なくとも一つの実施形態に含まれていることを意味する。本明細書の様々な場所における「一実施形態において」という文言の登場は、必ずしも全てが同一実施形態に言及しているわけではない。
後記する詳細な記述のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットに関する動作のアルゴリズム及び記号的表現に関して表される。これらのアルゴリズム的記述及び表現は、データ処理の技術者によって彼らの仕事の内容を他の当業者に最も効率的に伝えるために用いられる手段である。ここで一般的に、アルゴリズムは、所望の結果に導くための自己無撞着なステップのシーケンスであると考えられる。ステップは、物理量の物理的操作を必要とするものである。必ずしもそうとは限らないが、大抵の場合、これらの量は、記憶、転送、結合、比較及び他の操作が可能な電気または磁気信号の形を取る。主として共通利用のため、これらの信号をビット、値、要素、シンボル、文字、用語、数字等として言及することが、時として便利であることがわかっている。
しかし、これらの全て及び同一の用語は、好適な物理量に関連しており、これらの量に適用される単に便利なラベルであることを思うべきである。特に他に述べられない限り、以下の議論から明らかなように、記述を通して、「処理」、「算出」、「計算」、「決定」、「表示」等のような用語を用いた議論は、コンピュータシステムのレジスタ及び記憶装置内の物理(電気的)量として表されるデータを、コンピュータシステムの記憶装置、レジスタ、他の情報記憶装置、または伝送もしくは表示装置内の物理量として同様に表される他のデータを操作及び伝送するコンピュータシステムまたは同様の電子計算装置の動作及び処理に関して言及する。
本発明は、本明細書の動作を実行するための装置にも関する。この装置は、特に所望の目的のために構成されており、すなわち、コンピュータ内に記憶されたコンピュータプログラムにより選択的に動作または再構成される汎用コンピュータを備えている。コンピュータプログラムは、限定されないが、フロッピー(登録商標)ディスク、光学ディスク、CD−ROM及び光磁気ディスクを含む各種ディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気または光カード、電気的指令を記憶するのに適し、コンピュータシステムバスにより互いに結合される各種メディア等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されている。
本明細書で提示されるアルゴリズム及び表示は、特定のコンピュータまたは他の装置に本質的に関連するものではない。様々な汎用システムが本発明の説明に関するプログラムとともに用いられ、より特化した装置が所望の方法ステップを実行するために構成される。これらの多様なシステムに要求される構造は、以下の記述から明らかになるであろう。さらに、本発明は、特定のプログラム言語に関して記述されているわけではない。多様なプログラム言語が本明細書で記述された本発明の教示を実行するために使用可能であることは明らかである。
<1.角運動量の変化率>
前記したように、「バランス」という用語は、一般的に、全体的な回転平衡の維持をいう。物体の回転(例えば、ロボットの回転)を測定する一の手法は、その全体的な回転位置を経時的に決定することである。角度位置が経時的に変化する場合には(すなわち、ロボットが角速度を有する場合には)、ロボットは回転している。角度位置は任意の直線に対して測定可能であるが、一実施形態において、角度位置は、ロボットの質量中心(CoM)を通る重力線に対して測定される。
物体(例えば、ロボット)が全体的な角速度を有するときには、物体は傾き、かかる傾きは、(例えば、体操、フィギュアスケート、ダイビングのような)回転または転倒を引き起こす。物体の現在の角速度すなわち角運動量が一定である場合であっても、ゼロではない任意の角速度すなわち角運動量を有する物体は転倒する可能性がある。転倒の原因は、角速度すなわち角運動量の変化である。ここで、角速度すなわち角運動量の変化率は、回転平衡の損失に対応している。
ニュートンの運動の第二法則は、物体の並進(直線)加速度が物体に作用する力の合計によって決定されることについて述べている。同様に、ニュートン・オイラー方程式は、物体の回転加速度が物体に作用するトルク(「モーメント」とも呼ばれる)の合計によって決定されることについて述べている。この合計は、「合成外部トルク」または「合成外部モーメント」としても知られている。物体に作用する(物体のCoMに対して測定された)合成外部モーメントがゼロに等しい場合には、全体的な角運動量の変化率がゼロに等しくなり、全体的な回転安定性すなわち平衡が達成される。モーメントは、重力、対象物(例えば、地面、固定された対象物等)との接触すなわち相互作用、予期しない障害(例えば、床等の滑りやすい表面、壁等の動かない対象物等)等のあらゆる力から生じ得る。力は、「純粋な」回転力または直線成分を有する力である。
物体に作用する合成外部モーメントは、物体の角運動量の変化率に等しい。合成外部モーメントが物体のCoM(その重心としても知られる)に対して定められる場合には、角
Figure 0004971977
図1(a)及び1(b)は、本発明の二つの実施形態に係るロボットを説明するための図である。図解された各実施形態において、以下の条件が存在する。
1)ロボットの足は、同一の水平面に置かれている。
2)ロボットは、その足を介してのみ環境と相互作用している(換言すると、力及びモーメントは、足を介してのみロボットに加えられる)。
3)これらのモーメントの鉛直成分は回転の不安定性に寄与しない。
Figure 0004971977
モーメントがロボットのCoM(G)まわりに得られる場合には、
Figure 0004971977
Figure 0004971977
めに用いられる他の式については後記する。これらの式は、前記した条件が存在しないとき及び/またはモーメントがGまわりに得られないときに有用である。
Gがロボットの質量中心(CoM)を表し、その重心としても知られていることを想起されたい。Gを決定する一つの手法は、ロボットをn個のセグメントに「分解する」ことである。各セグメントの質量は、その質量中心の位置とともに、後記するようにGを決定
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
標系に対するセグメントの位置に基づいている。ロボット製造者は、セグメント座標系に対するセグメントの質量中心の位置を提供する。大域座標系に対するセグメントの初期位置は、そのセグメントに隣接するセグメントの位置に基づいて測定すなわち決定される。
セグメントから構成されたロボットは、隣接するセグメント間の角度に基づいて多くの異なる位置に存在することができる。これらの角度は、例えば、隣接するセグメント対のそれぞれの間の角度を測定するために関節に設けられたポジションエンコーダにより決定可能である。各セグメントのサイズが知られている場合には、任意のセグメントの位置が、関節角度及びロボットボディの一点の位置(例えば、ロボットの脚または骨盤上の一点)に基づいて決定される。ロボット製造者は、各セグメントのサイズを提供する。前記した点の位置は、例えば、慣性基準点Oに対してロボットを物理的に測定することにより決定される。Oは、座標系の原点を表し、任意に選択される。
Figure 0004971977
点を表すことを想起されたい。GRFを決定する一つの手法は、例えば、マサチューセッツ州ウォータータウンのAMTI(Advanced Mechanical Technology, Inc.)から入手可能なフォース・プレートを用いることである。脚式ロボットと地面との間の相互作用は、ロボットの一本の足(または複数本の足)を介している。フォース・プレートは、その中に組み込まれた複数の力センサ(例えば、プレートの各コーナーに一つのセンサ)を有している。各センサは3軸であり、3軸とは、足と地面との間に作用する力を3軸:横(X)、前後(Y)及び縦(Z)で測定することを意味する。地面からの全ての反作用の合計(GRF)は、センサにより測定された力の合計と等しい。Pは、GRF、プレートの原点(中心)及びGRFにより生じる原点まわりのモーメントに基づいて決定される。原点は、プレートの較正データシートで提供され、他の値は、プレート自身により提供される。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る、回転平衡を有するロボットを説明するため
Figure 0004971977
図1(b)は、本発明の一実施形態に係る、回転平衡を有しないロボットを説明するた
Figure 0004971977
らない。したがって、(Gに対して測定された)そのモーメントはゼロではない。ロボットに作用する他の力(すなわち、重力)のみが(定義により)Gを通るので、他の力はゼ
Figure 0004971977
まわりに時計回りの正味モーメントを有することを示している。したがって、ロボットは、前方に傾く傾向を有する。
Figure 0004971977
このことは、図1(b)に描写されており、ここで、Aは地面と移動された(想像上の)GRFとの交点である。換言すると、Aは、作用線がGを通るように並進移動されたG
Figure 0004971977
Pが地面と実際のGRFとの間の交点を表し、Aが地面と移動されたGRFとの間の交点を表すので、GRFの並進移動の総量は、PA(PからAまでの距離)に等しい。PAがゼロに等しいときには(すなわち、AがPと同じ場所に位置するときには)、実際のGRFの作用線がすでにGを通っており、ロボットは回転平衡である。PAがゼロではないときには、実際のGRFの作用線がGを通らず、ロボットは回転的に不安定である。
ZRAM点の位置は、ロボットのCoMをGRFに沿って射影することにより決定される。ZRAM点の実際の位置は、地面の形状による。図2(a)−2(d)は、四つの異なる状況に対するZRAM点の位置を図式的に表す図である。図2(a)は、水平な地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図である。図2(b)は、傾いた地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図である。図2(c)は、階段状の地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図である。図2(d)は、不均一な地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図である。前記したように、Gは
Figure 0004971977
表し、AはZRAM点を表す。GRF作用線を移動することは、地面が異なる点で遮られることの原因となり、この点は足支持領域の凸包内にはないことに留意されたい。
ロボットの足が同一水平面に置かれ、ロボットが足のみでモーメントを受け、これらのモーメントの鉛直成分が回転不安定性に寄与せず、モーメントがGまわりに得られるとき
Figure 0004971977
Figure 0004971977
運動量の変化率の合計に等しい。換言すると、n個のセグメントから構成されたロボットに関して、
Figure 0004971977

である。対象物(例えば、ロボットのセグメント)の重心の角運動量の変化率が物体に作
Figure 0004971977
)である。モーメントが成分によってグループ化される場合には、我々は以下の式を有する。
Figure 0004971977
ト+力の直線成分からのモーメント)=Σ(力の回転成分からのモーメント)+Σ(力の直線成分からのモーメント)
Figure 0004971977
Figure 0004971977
これらの式を用いて、
Figure 0004971977
Figure 0004971977
決定可能である。ポジションエンコーダは関節角度位置を測定するために用いられるので、これらの測定を経時的に行い、第一の導関数及び第二の導関数を行うことが、関節角速度及び関節角加速度をそれぞれ産み出す。Oは、座標系の原点を表し、任意に選択される。
Figure 0004971977
メントに基づいて決定可能である。図3は、本発明の一実施形態に係る、地面及び環境により生じる力及びモーメントが作用するロボットを説明するための図である。任意の慣性(地球固定)座標系フレームが、Oで位置付けられて示される。足は、二つの異なる平面
Figure 0004971977
Figure 0004971977
由ベクトルであり、これらの加えられる点は、システム力学において重要ではない。Gはロボットの質量中心(CoM)を表し、Cは質量中心の地面射影である。図解された実施形態において、圧力中心(CoP)の位置及び足回転指標(FRI)点は明確に定まらない。
並進運動の力学平衡に関する式は、
Figure 0004971977
として記載可能であり、この式は、
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
はn個のセグメントを有する(質量中心CoMに位置する)ロボットの全体の質量であり、
Figure 0004971977
Figure 0004971977
(CoMに対して測定された)物体に作用する合成外部モーメントが物体の重心の角運動量の変化率に等しいことを想起されたい。点GがロボットのCoMの位置を表す場合には、Gを通りロボットに作用する力は、ゼロに等しい(Gに対して測定された)モーメン
Figure 0004971977
否かを判断することはできない。それを判断するためには、モーメント式を解かなければならない。
モーメント式は、ロボットのCoM(G)または慣性基準点で公式化される。
任意の慣性点Oまわりのモーメントをとると、
Figure 0004971977
Figure 0004971977
式(6)は
Figure 0004971977
のように換算され、ここで、
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
の変数を決定可能である。また、これらの変数はロボットの脚の下に設置された力センサまたは圧力センサを用いて決定可能である。
モーメントがCoMまわりに得られる場合には(換言すると、OがGと置換される場合には)、式(7)は
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
のように換算される。したがって、前記した条件が存在するときに、式(9)は、O、
Figure 0004971977
モーメントがGまわりに得られる場合には、式(9)は
Figure 0004971977
Figure 0004971977
<2.角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御するための技術の概説>
一実施形態において、ロボット制御システムは、バランスが回転平衡に強い関連性を有
Figure 0004971977
が決定されて、この値に基づいてロボットに指示して特定の動作を実行させることによりロボットのバランスを維持(または改善)する。
図4は、本発明の一実施形態に係る、角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御する方法を説明するためのフローチャートである。方法400の第一ステップでは、ロボットの現在の安定性(または不安定性)が決定される(410)。(図示された)一実施形態において、ロボットの現在の安定性(または不安定性)を決定すること(410)は
Figure 0004971977
ロボットの現在の安定性(または不安定性)が決定された(410)後、この値は、ロボットがどれだけ安定であるか(または不安定であるか)を決定する(420)ために用
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
。制御システムは、複数の閾値のいずれか一つを用いることができる。どの値が特定のシチュエーションに最も適しているかは、脚と地面との間の摩擦、ロボットのアクチュエータのトルク制限、ロボットの設計パラメータ、ロボットの慣性特性等の多くの因子に依存する。
Figure 0004971977
られる。ロボット及びヒト被験者が異なる肉体寸法を有する場合には、いくつかの値が、縮小/拡大される必要がある。
Figure 0004971977
ある。このデータは、測定または推定される。複数の刊行物がこのデータの種類を含む。これらの刊行物は、W.T.Dempster,“Anthropometry of Body Action”,Annals of the New York Academy of Sciences,vol.63,pp.559-585(1956)及びV.Zatsiorsky and V.Seluyanov,“The Mass and Inertia Characteristics of the Main Segments of the Human Body”,Biomechanics VIII-B,vol.8,pp.1152-1159(1983)を含む。
複数の異なる指令の種類がロボットに送られる。一般的に、これらの指令は、ロボットに、一以上のモータを駆動させることによりロボットのボディの位置を変えさせる。これらのモータは、例えば、二つの隣接するセグメントの間の関節の角度を制御する。指令は、例えば、指令を達成するために用いられるべき所望の関節角度位置、速度及び加速度を特定することができる。ロボットは、一歩進む、座る、支持材を把持する等の複雑な動作も実行することもできる。これらの複雑な動作は、複数のモータに指令を送ることにより達成される。
Figure 0004971977
支持多角形を大きくする−ロボットが不安定である場合には、ZRAM点(A)が支持多角形の外に位置する。図5は、本発明の一実施形態に係る、支持多角形及びZRAM点を上から見た図である。現在の支持多角形は、点I,J,K,L,Mにより定められる。Aがこの多角形の外に位置することに留意されたい。したがって、ロボットは、現在不安
Figure 0004971977
Aと支持多角形の最近傍点との間の距離dは、ロボットの不安定性に比例する。換言すると、dが増加するにつれて、ロボットの不安定性が増加する。図解された実施形態において、支持多角形のAへの最近傍点は、縁JK上に存在する。支持多角形がAを取り囲むためには、縁JKが新たなJ’K’の位置までdの量だけ外側に移動されなければならない。この縁を移動させる一手法は、距離dだけ足を移動させる(例えば、一歩移動させる)ことである。
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
として表現可能である。
≪Gを移動させる≫
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
≪GRFの方向を変える≫
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
Figure 0004971977
として書き換え可能である。式(15)及び(16)に基づいて、以下が得られる。
Figure 0004971977
Figure 0004971977
安定性を維持または改善するためにロボットに送る指令を決定するときに、制御システムは、複数の制御法則のいずれか一つを用いることができる。これらの制御法則は、それ
Figure 0004971977
システムは、指令を生成する。この指令は、ロボットに所望の特定の関節トルクをもたらす動作を行わせる。
<3.角運動量の変化率から算出される値に基づいた脚式ロボットを制御するための技術の概説>
Figure 0004971977
維持判定基準として、A(ZRAM点)またはPA(実際のGRFの圧力中心であるPとAとの間の距離)を用いることができる。算出された判定基準の値が決定され、制御システムは、この値に基づいて特定の動作を実行するようにロボットに指示することによりロボットのバランスを維持または改善する。
一実施形態(図示せず)において、ロボットの現在の安定性(または不安定性)を決定することは、ZRAM点の位置を決定することを含む。ロボットの現在の安定性(または不安定性)が決定された後、この値は、ロボットがどの程度安定であるか(または不安定であるか)を判断するために用いられる。一実施形態において、現在のPAの値がゼロに等しい場合には、ロボットは「安定」である。この実施形態において、PAの絶対値はロボットがどの程度安定であるかを表し、より小さい絶対値はより安定したロボットを表し、より大きい絶対値はより不安定なロボットを表す。
Figure 0004971977
制御システムは、ロボットがどの程度安定(または不安定)であるかに基づいて、ロボットに送る指令を決定する。一実施形態において、この決定は、PAの絶対値に基づいている。ロボットが指令を実行するときには、ロボットはより安定的な状態になる。一実施形態において、指令を実行することは、PAの絶対値を減少させる。
一実施形態において、PAの絶対値は、「安定的な」動作の範囲を表す閾値と比較される。
<4.角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御するための装置>
図6は、本発明の一実施形態に係る、角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御するための装置を説明するためのブロック図である。装置600は、好ましくは、処理装置610と、主記憶装置620と、データ記憶装置630と、入出力制御部680と、を備え、これらの全ては、通信可能にシステムバス640に連結されている。装置600は、例えば、汎用コンピュータである。
処理装置610は、データ信号を処理し、CISCアーキテクチャ、RISCアークテクチャまたは指令セットの組み合わせを実行するアーキテクチャを含む様々なコンピューティングアーキテクチャを備えている。図6には単一の処理装置のみが示されているが、複数の処理装置が備えられてもよい。
主記憶装置620は、処理装置610により実行される指令及び/またはデータを記憶する。指令及び/またはデータは、本明細書に記載された技術のいずれか/及びまたは全てを実行するためのコードを備えている。主記憶装置620は、好ましくは、DRAM装置、SRAM装置または公知である他の記憶装置である。
データ記憶装置630は、処理装置610に対するデータ及び指令を記憶し、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CD−ROM装置、DVD−ROM装置、DVD−RAM装置、DVD−RW装置、フラッシュメモリ装置または公知である他の大量記憶装置を含む一以上の装置を備えている。
ネットワーク制御部680は、装置600を他の装置に接続し、装置600がこれらの装置と通信することができるようにしている。
システムバス640は、装置600中で情報及びデータを通信するために共有されたバスである。システムバス640は、IPAバス、PCIバス、USBまたは同等の機能を提供可能な公知である他のバスを含む一以上のバスを備えている。
システムバス640を介して装置600に連結可能な追加構成は、ディスプレイ装置650と、キーボード660と、カーソル制御装置670と、を含む。ディスプレイ装置650は、ローカルユーザまたは保守管理者に対して電子画像及びデータを表示するために設けられた装置を表す。ディスプレイ装置650は、CRT、LCD、設けられた他の同等のディスプレイ装置、スクリーンまたはモニタである。キーボード660は、装置600に連結されて情報及びコマンド選択を処理装置610に通信する英数字入力装置を表す。カーソル制御装置670は、処理装置610へのコマンド選択と同等の位置データを通信するために設けられたユーザ入力装置を表す。カーソル制御装置670は、マウス、トラックボール、スタイラスペン、ペン、カーソル方向キーまたはカーソルの移動を生じるための他の機構を備えている。
当業者にとっては、本発明の精神及び要旨を逸脱しない範囲で、装置600が図6に記載されたものよりも多いまたは少ない構成を備えてもよいことは自明である。例えば、装置600は、例えば、第一または第二キャッシュ、一以上のASIC等の追加の記憶装置を備えていてもよい。前記したように、装置600は、ASICのみを備えていてもよい。さらに、装置600に連結される構成は、例えば、画像スキャン装置、デジタル静止またはビデオカメラ、装置600から/に電子データを取得及び/またはダウンロードするために設けられた、または設けられていない他の装置等を備えていてもよい。
図7は、図6の記憶ユニットを説明するためのより詳細なブロック図である。一般的に、記憶ユニット620は、角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御するための複数のコードモジュールを備えている。特に、記憶装置620内のコードモジュールは、主プログラムモジュール700と、値決定モジュール710と、安定性判断モジュール720と、指令決定モジュール730と、を備えている。
コードモジュール710,720,730の全ては、主プログラムモジュール700と通信可能に結合されている。主プログラムモジュール700は、各コードモジュール710,720,730からデータを受信するのと同様に指令及びデータを送信し、装置700の動作及び処理フローを制御する。
値決定モジュール710は、方法300のステップ310を実行する。安定性判断モジュール720は、方法300のステップ320を実行する。指令決定モジュール730は、方法300のステップ330を実行する。
主プログラムモジュール700は、値決定モジュール710に方法300のステップ310を実行するように指示する。主プログラムモジュール700は、安定性判断モジュール720に方法300のステップ320を実行するように指示する。主プログラムモジュール700は、指令決定モジュール730に方法300のステップ330を実行するように指示する。
<5.追加の実施形態>
本発明が、任意の実施形態を参照して多数の詳細に関して記述されたが、他の実施形態も可能であることは当業者であれば理解されるであろう。
例えば、他の実施形態は、A.Goswami and V.Kallem,“Rate of Change of Angular Momentum and Balance maintenance of Biped Robots”,Proceedings of the 2004 IEEE International Conference on Robotics and Automation (ICRA),New Orleans,Louisiana,April 2004,pp.3785-3790に記述されており、参照により本明細書に組み込まれる。
(a)は本発明の一実施形態に係る、回転平衡を有するロボットを説明するための図であり、(b)は本発明の一実施形態に係る、回転平衡を有しないロボットを説明するための図である。 (a)は水平な地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図であり、(b)は傾いた地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図であり、(c)は階段状の地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図であり、(d)は不均一な地面形状に対するZRAM点を図式的に表すロボットの図である。 本発明の一実施形態に係る、本発明の一実施形態に係る、地面及び環境により生じる力及びモーメントが作用するロボットを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る、角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、支持多角形及びZRAM点を上から見た図である。 本発明の一実施形態に係る、角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御するための装置を説明するためのブロック図である。 図6の記憶ユニットを説明するためのより詳細なブロック図である。

Claims (20)

  1. 脚式ロボットに送る指を決定するシステムを用いた方法であって、
    前記システムは、
    前記脚式ロボットの安定度を示す値である、前記脚式ロボットの重心の角運動量の変化
    Figure 0004971977
    を特徴とする方法。
  2. 決定された前記指令は、前記脚式ロボットに支持多角形を大きくさせることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 決定された前記指令は、前記脚式ロボットに支持多角形を大きくさせ、
    大きくされた前記支持多角形は、角運動量の変化率がゼロである点を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 決定された前記指令は、前記脚式ロボットに当該脚式ロボットの重心の位置を変えさせることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 決定された前記指令は、前記脚式ロボットに当該脚式ロボットに作用する合成地面反力を変えさせることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記システムは、
    前記閾値を決定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記閾値を決定することは、
    ヒトの重心の角運動量の変化率を決定することを含むこと、
    を特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記閾値は、
    前記脚式ロボットと地面との間の摩擦、前記脚式ロボットのアクチュエータのトルク制限、前記脚式ロボットの設計パラメータ及び前記脚式ロボットの慣性特性を含む一群の因子のうちの1又は複数の因子に基づいていること、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. Figure 0004971977
    Gは前記脚式ロボットの質量中心の位置を表し、
    Rは前記脚式ロボットに作用する合成地面反力を表し、
    Pは合成地面反力の圧力中心の位置を表し、
    GPはGからPへのベクトルを表し、
    ×はベクトル積演算を表すこと、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. Figure 0004971977
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記脚式ロボットは、複数のセグメントを備えており、
    前記脚式ロボットの質量中心の位置(G)を決定することは、セグメントの位置を決定することを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記脚式ロボットは複数のセグメントを備えており、
    前記脚式ロボットの質量中心の位置(G)を決定することは、セグメントの質量を決定することを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. Figure 0004971977
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 前記脚式ロボットに作用する合成地面反力(R)を決定することは、
    力センサを用いることを含むこと、
    を特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記脚式ロボットは、
    複数のセグメントを備えており、
    Figure 0004971977
    nは前記脚式ロボットに含まれるセグメントの数を表すこと、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. Figure 0004971977
    を特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. Figure 0004971977
    は前記セグメントiの質量を表し、
    はセグメントiの直線加速度を表し、
    Oは座標系の原点の位置を表し、
    は前記セグメントiの質量中心の位置を表し、
    は前記セグメントiの慣性モーメントを表し、
    αは前記セグメントiの角加速度を表し、
    OGはOからGへのベクトルを表し、
    ×はベクトル積演算を表すこと、
    を特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. Figure 0004971977
    を特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記セグメントiの角加速度(α)を決定することは、
    加速度計を用いることを含むこと、
    を特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記セグメントiの角加速度(α)を決定することは、
    ポジションエンコーダを用いることを含むこと、
    を特徴とする請求項18に記載の方法。
JP2007506551A 2004-03-31 2005-03-31 角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御する方法 Expired - Fee Related JP4971977B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US55836704P 2004-03-31 2004-03-31
US60/558,367 2004-03-31
PCT/US2005/010887 WO2005098733A2 (en) 2004-03-31 2005-03-31 Systems and methods for controlling a legged robot based on rate of change of angular momentum

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007531636A JP2007531636A (ja) 2007-11-08
JP4971977B2 true JP4971977B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=35125745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007506551A Expired - Fee Related JP4971977B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-31 角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御する方法

Country Status (3)

Country Link
US (2) US8060253B2 (ja)
JP (1) JP4971977B2 (ja)
WO (1) WO2005098733A2 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100946706B1 (ko) * 2004-12-14 2010-03-12 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 다리식 이동 로봇 및 그 제어방법
US7835822B2 (en) * 2005-03-30 2010-11-16 Honda Motor Co., Ltd. Systems and methods for controlling a legged robot using a two-phase disturbance response strategy
JP5034235B2 (ja) 2006-01-16 2012-09-26 ソニー株式会社 制御システム及び制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2008067404A2 (en) * 2006-11-29 2008-06-05 Honda Motor Co., Ltd. Determination of foot placement for humanoid push recovery
JP4440956B2 (ja) * 2007-09-12 2010-03-24 トヨタ自動車株式会社 脚式ロボット、及びその制御方法
JP4392037B2 (ja) * 2007-09-12 2009-12-24 トヨタ自動車株式会社 脚式ロボット、及びその制御方法
WO2009067458A1 (en) * 2007-11-21 2009-05-28 Honda Motor Co., Ltd. Learning capture points for humanoid push recovery
US8332068B2 (en) 2008-12-19 2012-12-11 Honda Motor Co., Ltd. Intelligent stepping for humanoid fall direction change
US8369991B2 (en) * 2008-12-19 2013-02-05 Honda Motor Co., Ltd. Humanoid fall direction change among multiple objects
US8781624B2 (en) * 2009-03-24 2014-07-15 Disney Enterprises, Inc. Systems and methods for tracking and balancing robots for imitating motion capture data
JP5379304B2 (ja) 2009-07-01 2013-12-25 レックス バイオニクス リミテッド 移動補助器械用制御システム
US8924015B2 (en) * 2009-09-14 2014-12-30 Honda Motor Co., Ltd. Whole-body humanoid control from upper-body task specifications
KR101097040B1 (ko) 2009-09-16 2011-12-22 (주)동부로봇 보행로봇의 이상보행 교정방법
JP5440152B2 (ja) * 2009-12-22 2014-03-12 トヨタ自動車株式会社 脚式ロボットとそのための歩容データ生成方法
US9367795B2 (en) * 2010-02-25 2016-06-14 Honda Motor Co., Ltd. Momentum-based balance controller for humanoid robots on non-level and non-stationary ground
FR2964055B1 (fr) * 2010-08-27 2012-08-17 Aldebaran Robotics S A Robot humanoide dote de capacites de gestion de chutes et methode de gestion desdites chutes
KR20120060578A (ko) * 2010-12-02 2012-06-12 삼성전자주식회사 보행 로봇 및 그 자세 제어 방법
KR101778027B1 (ko) * 2010-12-21 2017-09-13 삼성전자주식회사 보행 로봇 및 그 자세 제어 방법
US8849454B2 (en) 2011-03-21 2014-09-30 Honda Motor Co., Ltd. Humanoid robot push recovery on level and non-level ground
US20130131972A1 (en) * 2011-11-18 2013-05-23 Microsoft Corporation Computing-device localization based on inertial sensors
KR20130063230A (ko) * 2011-12-06 2013-06-14 삼성전자주식회사 보행 로봇 및 그 제어 방법
KR101438968B1 (ko) 2012-12-27 2014-09-15 현대자동차주식회사 로봇의 보행제어방법 및 시스템
US9193403B2 (en) * 2013-03-20 2015-11-24 Honda Motor Co., Ltd Humanoid fall damage reduction
JP6071815B2 (ja) * 2013-09-06 2017-02-01 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットの制御装置
US9618937B1 (en) 2014-08-25 2017-04-11 Google Inc. Slip detection using robotic limbs
US10081098B1 (en) 2014-08-25 2018-09-25 Boston Dynamics, Inc. Generalized coordinate surrogates for integrated estimation and control
US9517561B2 (en) * 2014-08-25 2016-12-13 Google Inc. Natural pitch and roll
US9387588B1 (en) 2014-08-25 2016-07-12 Google Inc. Handling gait disturbances with asynchronous timing
US9387896B1 (en) 2014-08-25 2016-07-12 Google Inc. Slip avoidance
JP6339467B2 (ja) * 2014-09-29 2018-06-06 本田技研工業株式会社 移動ロボットの制御装置
JP6356033B2 (ja) * 2014-09-29 2018-07-11 本田技研工業株式会社 移動体の制御装置
US9446518B1 (en) 2014-11-11 2016-09-20 Google Inc. Leg collision avoidance in a robotic device
US9499218B1 (en) 2014-12-30 2016-11-22 Google Inc. Mechanically-timed footsteps for a robotic device
JP6407409B2 (ja) * 2015-04-02 2018-10-17 国立大学法人大阪大学 脚型機構体、歩行ロボット、姿勢制御方法及びプログラム
US9594377B1 (en) * 2015-05-12 2017-03-14 Google Inc. Auto-height swing adjustment
US9586316B1 (en) 2015-09-15 2017-03-07 Google Inc. Determination of robotic step path
US9789919B1 (en) 2016-03-22 2017-10-17 Google Inc. Mitigating sensor noise in legged robots
US10351189B2 (en) * 2016-12-13 2019-07-16 Boston Dynamics, Inc. Whole body manipulation on a legged robot using dynamic balance
CN109703645B (zh) * 2018-12-29 2020-05-22 深圳市优必选科技有限公司 机器人质心位置调整方法、装置、机器人和数据存储介质

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3035051B2 (ja) * 1991-12-20 2000-04-17 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットの歩行制御装置
JPH05215764A (ja) * 1992-01-31 1993-08-24 Canon Inc 光学式加速度計及び光学式角加速度計
JP3132156B2 (ja) * 1992-05-22 2001-02-05 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットの歩容生成装置
US7370713B1 (en) * 1993-02-24 2008-05-13 Deka Products Limited Partnership Personal mobility vehicles and methods
US6505096B2 (en) * 1996-12-19 2003-01-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Posture control system of legged mobile robot
JP3655056B2 (ja) * 1997-08-04 2005-06-02 本田技研工業株式会社 脚式移動ロボットの制御装置
JP3443077B2 (ja) * 1999-09-20 2003-09-02 ソニー株式会社 ロボットの運動パターン生成装置及び運動パターン生成方法、並びにロボット
US7000933B2 (en) * 2000-03-01 2006-02-21 Deka Products Limited Partnership Method for attaching a carrier to a balancing transporter
US7217247B2 (en) * 2002-09-23 2007-05-15 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Gravity compensation method in a human assist system and a human assist system with gravity compensation control
JP3569764B2 (ja) * 2001-11-19 2004-09-29 独立行政法人 科学技術振興機構 二脚歩行式移動装置およびその歩行制御装置並びに歩行制御方法
DE60236460D1 (de) * 2001-12-28 2010-07-01 Honda Motor Co Ltd Gangerzeugungsvorrichtung für beweglichen roboter mit beinen
KR100977348B1 (ko) * 2002-03-15 2010-08-20 소니 주식회사 다리식 이동 로봇의 동작 제어 장치 및 동작 제어 방법 및 로봇 장치
CN101745910B (zh) * 2002-03-18 2014-11-05 索尼株式会社 移动设备及其控制方法
JP3834629B2 (ja) * 2002-09-26 2006-10-18 独立行政法人産業技術総合研究所 歩行ロボットの歩行歩容生成装置
JP4513320B2 (ja) 2003-12-17 2010-07-28 ソニー株式会社 ロボット装置、並びにロボット装置の運動制御方法
US20060139355A1 (en) * 2004-12-27 2006-06-29 Seyoon Tak Physically based motion retargeting filter
US7313463B2 (en) * 2005-03-31 2007-12-25 Massachusetts Institute Of Technology Biomimetic motion and balance controllers for use in prosthetics, orthotics and robotics

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007531636A (ja) 2007-11-08
US8060253B2 (en) 2011-11-15
US20120035762A1 (en) 2012-02-09
WO2005098733A2 (en) 2005-10-20
WO2005098733A3 (en) 2007-01-04
US20050234593A1 (en) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4971977B2 (ja) 角運動量の変化率に基づいて脚式ロボットを制御する方法
Caron et al. Leveraging Cone Double Description for Multi-contact Stability of Humanoids with Applications to Statics and Dynamics.
KR20110010796A (ko) 힘 균형 유지 이동성 로봇 시스템
CN104842360B (zh) 用于移动机器人的移动控制方法
Abi-Farraj et al. Torque-based balancing for a humanoid robot performing high-force interaction tasks
US20150051734A1 (en) Human motion tracking control with strict contact force contstraints for floating-base humanoid robots
US10188579B2 (en) Method for controlling a walking assistant apparatus
CN113031639B (zh) 机器人步长处理方法、装置、机器人控制设备及存储介质
WO2022183786A1 (zh) 多足机器人负重平衡方法、装置和多足机器人
Heins et al. Mobile manipulation in unknown environments with differential inverse kinematics control
Lee et al. Terrain edge detection for biped walking robots using active sensing with vCoP-position hybrid control
JP2011255500A (ja) 脚式移動ロボットの制御装置
JP2006150567A (ja) ロボットの安定化制御装置
JP2005028567A (ja) 2足歩行移動装置の歩行制御方法
Picard Modeling and Robust Control of Cable-Driven Parallel Robots for Industrial Applications
JP4915934B2 (ja) 脚式移動ロボットの制御装置
JP2006247800A (ja) 脚式移動ロボットの制御装置
Adams et al. Entry, Descent, and Landing GN&C System Evaluation via Cable-Driven Emulation Robotics
Yamada et al. Tele-operation construction robot control system with virtual reality
Golubev et al. Insectomorphic robot maneuvering on freely rolling balls
Gupta et al. A carrying task for nonprehensile mobile manipulators
JP3163346B2 (ja) 物体協調運搬ロボットの制御方法及びその装置
JP5268107B2 (ja) 多脚歩行式移動装置のハイブリッド制御装置及び手法
US11378960B2 (en) Mobile entity
Ito et al. Development of a Mobile Robot Capable of Tilting Heavy Objects and its Safe Placement with Respect to Target Objects

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4971977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees