JP4969463B2 - 異種ネットワーク間におけるマルチモード移動端末のハンドオーバー支援方法 - Google Patents

異種ネットワーク間におけるマルチモード移動端末のハンドオーバー支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチモード移動端末に係り、より詳細には、広帯域無線接続ネットワークシステム、無線ローカル接続ネットワーク(LAN)、有線LAN、及びセルラーシステムインターフェースのようなマルチモード移動端末が、異種ネットワーク間で效率的にハンドオーバーを行えるように支援する方法に関する。
近年、標準化機構IEEE 802.21は、異種(heterogeneous)ネットワーク間における媒体独立ハンドオーバー(MIH:Media Independent Handover)に関する国際標準化を進行してきている。このMIHは、異種ネットワーク間にシームレスハンドオーバー(seamless handover)とサービス連続性(service continuity)を提供し、移動端末装置のユーザ便宜性をより向上させるためのもので、IEEE 802.21は、基本的な要求事項として上記のMIH機能(MIH function)の他にも、イベントトリガー(Event Trigger)及び情報サービス(IS:Information Service)などの様々な機能を定義している。
移動端末(MSS:Mobile Subscriber Station)は、2つ以上のインターフェースタイプ(interface type)を支援するマルチモードノード(multi−mode node)である。このインターフェースタイプは、IEEE 802.3基盤のイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))のような有線(Wire−line)形態のインターフェースタイプ、IEEE 802.11、IEEE 802.15、IEEE 802.16などのようなIEEE802.XX基盤の無線インターフェースタイプまたは3GPP、3GPP2のようなセルラー(Cellular)標準化機構により定義されたインターフェースタイプのいずれかでありうる。ただし、これに限定されることはない。
図1は、一般の媒体独立ハンドオーバー機能(MIHF:MIH Function)参照モデルを示す図である。
図1は、異なる階層間及び異なる遠隔のMIHFと相互作用するためのMIHF構造を示す。このMIHFが同期及び非同期サービスを下位階層及び上位階層に提供するために、MIH_MGHT_SAP、MIH_SME_SAP及びMIH_SAPのようなサービスアクセスポイント(SAPs:Service Access Points)をプリミティブ(primitives)と一緒に定義する。MIH_MGMT_SAPは、MIHF及び異なるネットワークインターフェースの管理平面(管理エンティティ)間のインターフェースを定義し、同等のMIHFエンティティ間だけでなく、MIHFとローカルリンク階層エンティティ間にMIHプロトコルメッセージを転送するために用いられる。MIH_SAPは、MIHFと装置管理者(device manager)、ハンドオーバー政策管理機能(handover policy control function)、転送、第3階層(L3)移動性管理プロトコルなどのような上位階層エンティティとの間のインターフェースを定義し、MIH構成及び動作のために用いられる。MIH_SME_SAPは、MIHFと基地局管理エンティティまたはネットワーク管理システムとの間のインターフェースを定義し、MIG構成及び動作のために用いられる。
図2は、マルチモード移動端末のプロトコル階層を示す構造図である。
図2を参照すると、マルチモード移動端末は、各モード別物理階層(PHY:physical layer)と媒体アクセス制御(MAC:medium access control layer)階層を有し、IP階層の下にMIH階層が位置する。
MIHは、IEEE 802系列インターフェース間、または、IEEE 802系列インターフェースと上記の3GPP、3GPP2のようなセルラー標準化機構により定義されたインターフェースタイプのような非802系列インターフェースとの間で定義される。また、モバイルIP(Mobile IP)とSIP(Session Initiation Protocol)のような上位階層の移動性支援プロトコルが、ハンドオーバーとシームレスサービスのために支援されなければならない。
MIH機能は、IP階層の下に位置し、トリガーイベント(trigger event)と他のネットワークに関する情報などのような第2階層(Layer 2)からの入力値を用いてハンドオーバー処理過程を容易にする。また、MIH機能は、ハンドオーバー過程に影響を与えうるユーザ政策(policy)と構成(configuration)基盤の入力値を含むことができ、モバイルIP(mobile IP)またはSIPのような第3階層(Layer 3)エンティティ(entity)とMIH機能間に一般的なインターフェースが定義される。このようなインターフェースは、第1階層(物理階層)と第2階層(媒体アクセス制御階層)及び移動性管理に関する情報を提供し、MIH階層は、イベントと情報サービス機能を用いて下位階層とネットワークに関する情報を獲得する。
上位階層には、移動端末内の様々なリンクの状態をモニタし制御するための上位管理エンティティが位置し、ハンドオーバー制御機能(Handover Control Function)及び装置管理者(Device Manager)機能を果たす。ここで、ハンドオーバー制御機能と装置管理者は、独立してそれぞれ位置しても良く、両機能が上位管理エンティティとして共に含まれても良い。
図3は、MIH機能、ネットワーク機能エンティティ及び転送プロトコルを含む移動端末機能エンティティを示す。図3で、点線はプリミティブ、イベントトリガーなどを表す。
速いハンドオーバーのために、ネットワーク階層は、できるだけ速く連結を再設定できるようにリンク階層(link layer)からの情報を利用する必要がある。リンク階層イベントは、ユーザの移動を予測する役割を果たし、移動端末とネットワークが事前にハンドオーバーを準備するのに役立つ。
ハンドオーバーのためのトリガーは、物理階層(PHY)、媒体アクセス制御階層(MAC)から始まることができ、このようなトリガーの根源はローカルスタック(Local Stack)または遠隔スタック(Remote Stack)になることができる。図4は、トリガーモデルモデル示すブロック図である。
イベントトリガーは、現在信号情報、他のネットワークの状態変化情報、未来の予測される変化情報を提供する。また、イベントトリガーは、物理階層と媒体アクセス制御階層上の変化情報あるいは特定ネットワークの属性変化情報を含む。
イベントタイプは、物理階層イベント(PHY layer event)、媒体アクセス制御階層イベント(MAC layer event)、管理イベント(Management event)、第3階層イベント(L3 event)及び応用イベント(Application event)などに分類されることができる。基本的なトリガーイベントについて説明すると、下記の通りである。
‘Link_Up’は、特定リンクインターフェース上で第2階層連結が設定され、上位階層で第3階層パケットを転送できる時に発生する。この場合、リンクを構成する全ての第2階層構成は設定完了したと判断する。この時、‘Link_Up’イベントの根源は、‘Local MAC’と‘Remote MAC'である。下記の表1に、‘Link_Up’のパラメータを示す。
Figure 0004969463
‘Link_Down’イベントは、特定インターフェース上でL2連結が解除され、L3パケットがそれ以上あて先に転送不可能な場合に発生する。‘Link_Down’イベントの根源は、ローカルMACである。下記の表2に、‘Link_Down’イベントのパラメータを示す。
Figure 0004969463
‘Link_Going_Down’は、2階層連結が特定時間内に‘link down’すると予測される時に発生し、ハンドオーバー手順を初期化するためのシグナルにもなりうる。イベント根源は、‘Local MAC’と‘Remote MAC’である。表3に、‘Link_Going_Down'のパラメータを示す。
Figure 0004969463
‘Link_Going_Up’は、第2階層連結が特定時間内に‘Link_Up’すると予測される時に発生し、ネットワークの初期化に時間が長くかかる場合に用いられる。‘Link_Going_Up’イベントの根源は、‘Local MAC’と‘Remote MAC’である。表4に、‘Link_Going_Up’のパラメータを示す。
Figure 0004969463
‘Link_Event_Rollback’は、‘Link_Going_Up’、‘Link_Going_Down’と結合して用いられる。‘Link_Going_Up’または‘Link_Going_Down’が転送されたが、特定時間内にそれ以上‘Link_UP’または‘Link_Down’が発生しないと予測される時に発生されるトリガーである。‘Link_Event_Rollback’イベントの根源は、‘Local MAC’及び‘Remote MAC’である。表5に、‘Link_Event_Rollback’のパラメータを示す。
Figure 0004969463
‘Link_Available’は、新しい特定リンクが利用可能であるということを表し、現在移動端末の接続している基地局や接続点(POA:Point of Attachment)に比べて新しい基地局(BS)や接続点(POA)がより良いリンク品質を提供できるという可能性を表す。‘Link_Available’イベント根源は、‘Local MAC’と’Remote MAC’である。表6に、‘Link_Available’のパラメータを示す。
Figure 0004969463
‘Link_Parameters_Change’は、リンクパラメータ値の変化が特定限界水準を越えた時に発生するイベントである。これは、リンク速度、QoS(Quality of Service)、暗号化値などのようなリンク階層パラメータを含むことができる。‘Link_Parameters_Change’イベント根源は、‘Local MAC’及び‘Remote MAC’である。表7に、‘Link_Parameters_Change’のパラメータを示す。
Figure 0004969463
図5は、移動端末の現在接続しているリンクの品質が低下し、新しいリンクを設定するまで発生されるトリガーの一例を示す図である。
情報サービス(Information Service)は、ネットワーク発見と選択をするのに必要なネットワークに関する詳細な情報を提供し、いずれのネットワークからも接近可能でなければならない。情報サービスは、リンクアクセスパラメータ(link access parameter)、保安メカニズム(security mechanism)、ネイバーマップ(Neighbor Map)、位置(Location)、サービス提供者及び他のアクセス情報(Provider and other Access Information)、リンク費用(Cost of link)などのような情報要素を含まなければならない。
マルチモード移動端末の現在接続されているリンクインターフェースの媒体アクセス制御(MAC)階層は、現在連結されているリンクの信号品質が低下する場合、MIHに‘Link_Going_Down'トリガーを伝達した後、同種のネットワーク(homogeneous network)で接続可能なリンクの有無を判断するためにスキャニング(Scanning)プロセスを実行する。スキャニングの結果、同種ネットワークから接続可能リンクが検索されないと、当該移動端末は、異種ネットワーク(heterogeneous network)から接続可能なリンクの存在有無を判断するためにスキャニングプロセスを実行しなければならないが、これと関する従来技術が未だ開示されておらず、マルチモード移動端末の異種ネットワーク間におけるハンドオーバーを效率的に支援し難いという問題点があった。
本発明は、異種ネットワークへの移動端末の媒体独立ハンドオーバーを支援する方法に関する。
本発明の追加的な長所、目的、及び特徴は、一部は以下の詳細な説明で展開され、一部は以下の詳細な説明に基づいて当該技術分野における通常の技術を持つ者に明らかになり、または、発明の実施から明確になる。本発明の目的及び長所は、添付の図面の他、作成された詳細な説明及び請求項によって詳細に指摘された構成から得られ、具体化することができる。
上記またはその他の利点を得るために、そして、本発明の目的に応じてここに具体化され、概略的に説明されたように、本発明は、移動端末の異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバーを支援する方法において、前記移動端末の上位階層に同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つからの、及び、同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つへのメッセージを管理するための統合インターフェースを設定する段階と、前記ハンドオーバーを行うための前記異種ネットワークの接近可能なリンクの存在を決定するために、前記統合インターフェースを通して前記移動端末の現在ネットワークと異なる異種ネットワークに対するスキャニングを要請する段階とを含む媒体独立ハンドオーバー支援方法とした。
好ましくは、前記スキャニングを要請する段階は、前記上位階層で行われることができる。好ましくは、前記異種ネットワークは、周期的にスキャニングされることができる。好ましくは、前記統合インターフェースは、媒体独立ハンドオーバー機能(MIHF)エンティティでありうる。好ましくは、前記上位階層は、前記移動端末と結合した同種及び異種ネットワークリンクを管理するための上位管理エンティティを含むことができる。
本発明の一側面において、上記方法は、前記異種ネットワークの前記接近可能なリンクを発見する段階と、前記統合インターフェースを通して前記接近可能なリンクの前記上位階層に関する情報を通知する段階と、前記接近可能なリンクに連結を設定する段階と、をさらに含むことができる。
好ましくは、前記統合インターフェースを通して接近可能なリンクの前記上位階層に関する情報を通知する段階は、前記異種ネットワークの前記接近可能なリンクの信号品質を、前記上位階層に通知する段階を含むことができる。好ましくは、前記信号品質は、信号対干渉及び雑音比(SINR)及び受信信号強度指示(RSSI)のうちの少なくとも一つを含むことができる。
本発明の他の側面において、前記スキャンを要請する段階は、前記要請の生成された根源を識別する段階と、前記要請の転送されるあて先を識別する段階と、前記移動端末の識別を提供する段階のうちの少なくとも一つを含むことができる。
本発明の他の実施例によって、移動端末の異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバーを支援する方法は、前記移動端末の上位階層に同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つからの、及び、同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つへのメッセージを管理するための統合インターフェースを設定する段階と、前記ハンドオーバーを行うための前記移動端末の現在リンクと異なる現在ネットワークのリンクをスキャニングする段階と、前記現在ネットワークの前記現在リンクと異なる前記リンクの利用可能な状態を報告する段階と、前記移動端末の上位階層で前記統合インターフェースを通して前記報告を受信する段階と、前記現在リンクと異なる前記現在ネットワークの前記リンクが利用可能でない場合に、前記ハンドオーバーを行うための前記異種ネットワークの接近可能なリンクの存在を決定するために、前記統合インターフェースを通して前記現在ネットワークと異なる異種ネットワークのスキャニングを要請する段階と、を含む構成とした。
好ましくは、前記スキャニングを要請する段階は、前記上位階層で行われることができる。好ましくは、前記異種ネットワークは、周期的にスキャニングされることができる。好ましくは、前記統合インターフェースは、媒体独立ハンドオーバー機能(MIHF)エンティティでありうる。好ましくは、前記上位階層は、前記移動端末と結合した同種ネットワーク及び異種ネットワークリンクを管理するための上位管理エンティティを含むことができる。
本発明の一側面において、上記方法は、前記異種ネットワークの前記接近可能なリンクを発見する段階と、前記統合インターフェースを通して前記接近可能なリンクの前記上位階層に関する情報を通知する段階と、前記接近可能なリンクに連結を設定する段階と、をさらに含むことができる。好ましくは、前記統合インターフェースを通して接近可能なリンクの前記上位階層に関する情報を通知する段階は、前記異種ネットワークの前記接近可能なリンクの信号品質を前記上位階層に通知する段階を含むことができる。好ましくは、前記信号品質は、信号対干渉及び雑音比(SINR)及び受信信号強度指示(RSSI)のうちの少なくとも一つを含むことができる。
本発明の他の側面において、前記スキャニングを要請する段階は、前記要請の生成された根源を識別する段階と、前記要請の転送されるあて先を識別する段階と、前記移動端末の識別を提供する段階のうちの少なくとも一つを含むことができる。
本発明のさらに他の実施例によって、移動端末の異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバーを支援する方法は、前記移動端末の上位階層に同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つからの、及び、同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つへのメッセージを管理するための統合インターフェースを設定する段階と、前記ハンドオーバーを行うために、前記移動端末の現在ネットワークと異なる異種ネットワークの接近可能なリンクに対する検索を要請する段階と、前記移動端末の前記上位階層で前記統合インターフェースを通して前記要請を受信する段階と、
前記ハンドオーバーを行うために、前記接近可能なリンクの存在を決定するために前記統合インターフェースを通して前記異種ネットワークに対するスキャニングを要請する段階と、を含む構成とした。
好ましくは、前記スキャニングを要請する段階は、前記上位階層で行われることができる。好ましくは、前記異種ネットワークは、周期的にスキャニングされることができる。好ましくは、前記統合インターフェースは、媒体独立ハンドオーバー機能(MIHF)エンティティでありうる。好ましくは、前記上位階層は、前記移動端末と結合した同種ネットワーク及び異種ネットワークリンクを管理するための上位管理エンティティを含むことができる。
本発明の一側面において、上記方法は、前記異種ネットワークの前記接近可能なリンクを発見する段階と、前記統合インターフェースを通して前記接近可能なリンクの前記上位階層に関する情報を通知する段階と、前記接近可能なリンクに連結を設定する段階と、をさらに含むことができる。好ましくは、前記統合インターフェースを通して接近可能なリンクの前記上位階層に関する情報を通知する段階は、前記異種ネットワークの前記接近可能なリンクの信号品質を、前記上位階層に通知する段階を含むことができる。好ましくは、前記信号品質は、信号対干渉及び雑音比(SINR)及び受信信号強度指示(RSSI)のうちの少なくとも一つを含むことができる。
本発明の他の側面において、上記方法は、前記現在ネットワークと異なる前記異種ネットワークの接近可能なリンクに対する検索を要請する段階の前に、接近可能なリンクのための前記現在ネットワークをスキャニングする段階をさらに含むことができる。好ましくは、前記現在ネットワークと異なる前記異種ネットワークの接近可能なリンクに対する前記検索を要請する段階は、前記同種ネットワークで接近可能なリンクの存在が発見されない時に発生することができる。
本発明の他の側面において、前記検索を要請する段階は、前記要請の生成された根源を識別する段階と、前記要請の転送されるあて先を識別する段階と、前記移動端末の識別を提供する段階のうちの少なくとも一つを含むことができる。
本発明のさらに側面において、前記スキャニングを要請する段階は、前記要請の生成された根源を識別する段階と、前記要請の転送されるあて先を識別する段階と、前記移動端末の識別を提供する段階のうちの少なくとも一つを含むことができる。
本発明のさらに他の実施例によって、異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバーを支援する移動端末は、前記移動端末の上位階層で同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つからの、及び、同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つへのメッセージを管理するための統合インターフェースと、前記ハンドオーバーを行うための前記異種ネットワークの接近可能なリンクの存在を決定するために、前記統合インターフェースを通して前記移動端末の現在ネットワークと異なる異種ネットワークに対するスキャニングを要請する手段と、を備える構成とした。
本発明のさらに他の実施例によって、異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバーを支援する移動端末は、前記移動端末の上位階層で同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つからの、及び、同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つへのメッセージを管理するための統合インターフェースと、前記ハンドオーバーを行うための前記移動端末の現在リンクと異なる現在ネットワークのリンクをスキャニングする手段と、前記現在ネットワークの前記現在リンクと異なる前記リンクの利用可能な状態を報告する手段と、前記移動端末の上位階層で前記統合インターフェースを通して前記報告を受信する手段と、前記現在リンクと異なる前記現在ネットワークの前記リンクが利用可能でない場合に、前記統合インターフェースを通して、前記ハンドオーバーを行うための前記異種ネットワークの接近可能なリンクの存在を決定するために前記現在ネットワークと異なる異種ネットワークのスキャニングを要請する手段と、を備える構成とした。
本発明のさらに他の実施例によって、異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバーを支援する移動端末は、前記移動端末の上位階層で同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つからの、及び、同種ネットワーク及び異種ネットワークのうちの少なくとも一つへのメッセージを管理するための統合インターフェースと、前記ハンドオーバーを行うために、前記移動端末の現在ネットワークと異なる異種ネックワークの接近可能なリンクに対する検索を要請する手段と、前記移動端末の前記上位階層で前記統合インターフェースを通して前記要請を受信する手段と、前記ハンドオーバーを行うために、前記接近可能なリンクの存在を決定するために前記統合インターフェースを通して前記異種ネットワークに対するスキャニングを要請する手段と、を備える構成とした。
前述した点と本発明の他の目的、特徴、様相そして長所は、添付図面に基づく以下の本発明の詳細な説明からより明確になる。上述した概略的な説明と下記の本発明の詳細な説明はいずれも例示的且つ説明的なものであり、さらには請求された発明に対する追加的な説明が提供されることができる。
本発明は、広帯域無線接続ネットワークシステム、無線ロジックアクセスネットワーク(LAN)、有線LAN、及び、セルラーシステムインターフェースなどに適用されることができる。
本発明は、マルチモード移動端末が異種ネットワーク間ハンドオーバーを機能を效率的に行えるようにする方法に関する。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施例について具体的に説明する。図面中、同一の構成要素には可能な限り同一の参照番号を共通使用するものとする。
好ましくは、一般のイベントトリガー(trigger)モデルは、イベント(event)サービス及びコマンド(command)サービスに拡張されることができる。イベントサービスは、MIHイベントとリンクイベントとに分類されることができる。コマンドサービスは、MIHコマンドとリンクコマンドとに分類されることができる。
図6は、本発明の一実施例によるリンクイベント(Link Event)、MIHイベントモデルの構造を示す図である。図6を参照すると、MIHイベントは、MIHから上位管理エンティティまたは上位階層に伝達されるイベントであり、一般的な技術におけるイベントトリガーがそれに該当する。リンクイベントは、下位階層(MACまたは物理階層)からMIHに伝達されるイベントであり、それぞれのインターフェースMAC階層または物理階層で用いられるプリミティブ(primitives)が用いられる。
図7は、本発明の一実施例による遠隔リンクイベント(Remote Link Event)モデルの構造を示す図である。図7を参照すると、ローカルスタック(local stack)内にある下位階層で同ローカルスタック内にあるMIHにイベントを発生させると、該ローカルスタックのMIHは、前記イベントを遠隔スタックのMIHに伝達する。同様に、遠隔スタック内の下位階層から遠隔スタックMIHにイベントを発生させ、前記遠隔スタックMIHがローカルスタックMIHにトリガーを伝達する。
図8は、本発明の一実施例による遠隔MIHイベント(Remote MIH Event)モデルの構造を示す図である。図8を参照すると、ローカルスタック内にあるMIHは、遠隔MIHイベントを発生させて遠隔スタック内にある相手のMIHに転送する。この遠隔スタックのMIHは、伝達されてきたイベントを、遠隔スタック内の上位管理エンティティまたは上位階層に伝達する。同様に、遠隔スタック内のMIHからローカルスタックMIHにイベントを発生させ、該ローカルスタックMIHがローカルスタックの上位階層に当該イベントを伝達する。
図9は、本発明の一実施例によるMIHコマンド、リンクコマンド(link command)モデルの構造を示す図である。図9を参照すると、MIHコマンドは、上位管理エンティティまたは上位階層から発生してMIHに伝達され、MIHにある行為を指示する。リンクコマンドは、MIHから発生して下位階層に伝達され、下位階層にある行為を指示する。
図10は、本発明の一実施例による遠隔MIHコマンドモデルの構造を示す図である。図10を参照すると、ローカルスタック内にある上位管理エンティティまたは上位階層から遠隔MIHコマンドが発生してMIHに伝達され、この伝達されてきたMIHコマンドをMIHが遠隔スタック内の相手のMIHに伝達する。同様に、遠隔スタック内の上位階層から遠隔スタックのMIHにコマンドを発生させ、この遠隔スタックMIHがローカルスタックの当該MIHにコマンドを伝達する。
図11は、本発明の一実施例による、遠隔リンクコマンドモデルの構造を示す図である。図11を参照すると、ローカルスタックに含まれたMIH機能は、遠隔リンクコマンドを生成し、この遠隔リンクコマンドを遠隔スタックに含まれた相手のMIH機能に転送する。この遠隔スタックに含まれたMIH機能は、当該遠隔リンクコマンドを、遠隔スタックに含まれた下位階層に伝達する。同様に、遠隔スタックに含まれたMIH機能はコマンドを生成し、このコマンドをローカルスタックのMIH機能に転送し、このローカルスタックのMIH機能は、当該コマンドをローカルスタックの下位階層に転送する。
図12は、本発明の好ましい一実施例によるマルチモード移動端末のプロトコルスタックの構造を示す図である。好ましくは、上述のマルチモードは、広帯域無線接続ネットワークシステム及び無線LAN間のインターフェースまたは広帯域無線接続ネットワークシステム及びセルラーネットワークシステム間のインターフェースと関連している。
図12の(a)を参照すると、もし、マルチモード移動端末が無線LANモデルで周期的にスキャニング動作を行うと、MIH機能エンティティは、周期的なスキャニングコマンドを広帯域無線接続ネットワークシステムの第2階層(すなわち、MAC階層)または3Gセルラー移動通信モデルの第2階層(すなわち、MAC階層)に転送する。好ましくは、当該MIHは、他のMAC/PHY階層のスキャニング動作を開始するためのスキャニングコマンドリンクイベントである‘Scan_Indication’を生成し、この‘Scan_Indication’イベントを転送する。好ましくは、当該MIHから下位MAC階層へ転送されるリンクコマンドは、個別的なインターフェースネットワークで用いられるプリミティブを使用する。様々なプリミティブの一例として、広帯域無線接続ネットワークの‘M.Scanning.request’情報、無線LANの‘MLME−SCAN.requst’情報、3GPPの‘CPHY−Measurement−REQ’または‘CMAC−Measurement−REQ’情報などがある。
図12の(b)において、現在無線LANモードで動作しているマルチモード移動端末が、同種ネットワークでそれ以上ハンドオーバーを行う信号(リンク)がない場合、この現在動作中の無線LANモードの媒体アクセス制御階層は、MIH機能エンティティに、それ以上同種ネットワークから検出される信号(リンク)がないということを、リンク検索要請イベントである‘Scan_Other_Link’を発生させて伝達する。この時に用いられるプリミティブは、MLME−SCAN.confirmationにそれ以上可用の接続点(POA)がないということを無線LANで表現できるプリミティブパラメータを使用することができる。
この‘Scan_Other_Link’イベントを受信したMIH機能エンティティは、当該移動端末が備えているIEEE 802.16モードや3世代(3G)セルラー移動通信モードの第2階層(媒体アクセス制御階層)に、他の種類のMAC/PHY階層のスキャニングを開始するようにスキャニング指示コマンドである‘Scan_Indication’を発生させる。
他のモードのスキャニングを開始するための他の方法において、MIHは、下位第2階層(媒体アクセス制御階層)に他の種類のMAC/PHY階層のスキャニングを開始するように指示するリンクコマンドを発生させる。この時に用いられるリンクコマンドとしては各インターフェースネットワークで用いられるプリミティブを使用する。該プリミティブの例には、広帯域無線接続ネットワークではM.scanning.request、無線LANネットワークではMLME−SCAN.requestなどがある。
図13は、本発明の好ましい一実施例によるフローチャートで、MIHからスキャニングを指示するプロセスの一例である。
図13を参照すると、マルチモード移動端末の現在接続しているリンクの媒体アクセス制御階層(LL old)は、現在リンクの信号品質が低下した場合、‘Link_Going_Down'トリガーイベントを発生させてMIH機能エンティティに伝達する。好ましくは、S61段階で、MIH機能エンティティは、現在リンクの媒体アクセス制御階層に同種ネットワークで接続可能なリンクがあるか否かを判断するようにスキャニング実行を指示する。
S62段階で、現在リンクの媒体アクセス制御階層のスキャニング結果、同種ネットワークで接続可能なリンクが検索されないと、S63段階で、現在リンクの媒体アクセス制御階層は、リンク検索要請リンクイベントである‘Scan_otherlink_request’を発生させてMIH機能エンティティに伝達する。
S64段階で、MIH機能エンティティは、現在リンクの媒体アクセス制御階層から‘Scan_otherlink_request’を受信し、スキャニング指示リンクコマンドである‘Scan_indication’を発生させ、これを、移動端末が備えている広帯域無線接続ネットワークモードや3世代(3G)セルラー移動通信モードの媒体アクセス制御階層(LL New)に伝達して接続可能な異種ネットワークリンクをスキャニングするように指示する。
S65段階で、現在接続中のモードとは異なる種類のモードの媒体アクセス制御階層がスキャニングを行った結果、S66段階で、接続可能な異種ネットワークリンクが検索されると、S67段階で、上記他のモードの媒体アクセス制御階層はMIH機能エンティティに‘Link_Available’をトリガーした後、当該接続可能な新しい異種ネットワークリンクと連結を設定する。好ましくは、S68及びS69段階で、‘Link Available’には、受信した信号強度指示(RSSI)及び信号対干渉及び雑音比(SINR)のような該当するリンクの信号品質に関する情報が含まれて転送されることができる。
図14は、本発明の好ましい他の実施例によるマルチモード移動端末のプロトコルスタックの構造を示す図である。詳しくは、図14は、上位管理エンティティがスキャニング動作を指示する一例を示している。好ましくは、上述したマルチモードは、広帯域無線接続ネットワークシステム及び無線LAN間のインターフェースまたは広帯域無線接続ネットワークシステム及びセルラーネットワークシステム間のインターフェースに関する。
図14の(a)を参照すると、もし、マルチモード移動端末が無線LANモード(すなわち、IEEE 802.11モード)でスキャニング動作を周期的に行うと、上位管理エンティティは、周期的なスキャニングコマンドをMIHを介して広帯域無線接続ネットワークモード(すなわち、IEEE 802.16モード)の第2階層(すなわち、MAC階層)または3Gセルラー移動通信モードの第2階層(すなわち、MAC階層)に伝達する。
好ましくは、上位管理エンティティは、MAC/PHY階層の他のスキャニング動作を開始するためのMIHコマンドである‘Scan_Indication’を生成し、この‘Scan_Indication’をMIHに転送する。好ましくは、該MIHコマンドを受信したMIHは、リンクコマンドを生成し、下位MAC階層に上記スキャニング動作を指示する。このMIHから下位MAC階層に伝達されるリンクコマンドは、各インターフェースネットワークで使用するためのプリミティブ情報を使用する。様々なプリミティブの例には、広帯域無線接続ネットワークの‘M.scanning.request’情報及び無線LANの‘MLME−SCAN.request’情報がある。
図14の(b)を参照すると、現在無線LAN(すなわち、IEEE 802.11)モードで動作しているマルチモード移動端末が、同種ネットワークでそれ以上ハンドオーバーを行う信号(リンク)がない場合、現在動作中の無線LANモードの媒体アクセス制御階層は、MIH機能エンティティに、それ以上同種ネットワークから検出される信号(リンク)がないということを、リンクイベントを発生させて伝達する。この時に用いられるプリミティブは‘MLME−SCAN.confirmation’で、このプリミティブにそれ以上可用の接続点(POA)がないということを、無線LANで表現できるプリミティブパラメータを用いて表現できる。
この‘MLME−SCAN.confirmation’プリミティブを受信したMIHは、MIHイベントである‘Scan other link'を発生させて上位管理エンティティに伝達する。
このMIHイベントを受信した上位管理エンティティは、当該MIHに他の利用可能な接続点(POA)をスキャンするように指示する‘Scan_Indication’を発生させて伝達し、該MIHは、下位第2階層(媒体アクセス制御階層)に他の種類のMAC/PHY階層のスキャニングを開始するように指示するリンクイベントを発生させる。
図15は、本発明の好ましい他の実施例によるフローチャートで、上位管理エンティティからスキャニング動作を指示するプロセスを示す図である。
図15を参照すると、マルチモード移動端末の現在接続しているリンクの媒体アクセス制御階層(LL old)は、現在リンクの信号品質が低下した場合、‘Link_Going_Down'トリガーイベントを発生させ、これを、MIH機能エンティティを介して上位管理エンティティに伝達する。この場合、上位管理エンティティは、現在リンクの媒体アクセス制御階層に同種ネットワークで接続可能なリンクがあるか否かを判断するスキャニングを実行する(S71)。
現在リンクの媒体アクセス制御階層のスキャニング結果、同種ネットワークで接続可能なリンクが検索されない場合(S72)、この現在リンクの媒体アクセス制御階層は、MIH機能エンティティに、それ以上同種ネットワークから検出される信号(リンク)がないということを、リンクイベントを発生させて伝達する。この時に用いられるプリミティブは、MLME−SCAN.confirmationで、このプリミティブにそれ以上可用の接続点がないということを、該当する無線LANで表現できるプリミティブパラメータを用いて表現する。
このプリミティブ受信したMIHは、MIHイベントである‘Scan other link’を発生させて上位管理エンティティに伝達する(S73)。このMIHから‘Scan_otherlink_request'を受信した上位管理エンティティは、スキャニング指示のためにMIHコマンドである‘Scan_indication’を発生させてMIHに伝達し、続いて移動端末が備えている広帯域無線接続ネットワークモードまたは3世代(3G)セルラー移動通信モードの媒体アクセス制御階層(LL New)に伝達し、接続可能な異種ネットワークリンクをスキャニングするように指示する(S74)。
現在接続中のモードとは異なる種類のモードの媒体アクセス制御階層がスキャニングを行った結果(S75)、接続可能な異種ネットワークリンクが検索されると(S76)、当該他のモードの媒体アクセス制御階層は、MIH機能エンティティに‘Link_Available’をトリガーする(S77)。続いて、MAC階層は、接続可能な新しい異種ネットワークリンクと連結を設定する(S78、S79)。好ましくは、‘Link Available'には、該当するリンクの信号品質に関する情報(RSSI、SINR)が含まれて転送されることができる。
下記の表8及び表9は、イベントサービスに関連する‘Scan_otherlink_request'及びコマンドサービスに関連する‘Scan_indication'パラメータの一例である。具体的に、下記の表8及び表9は、トリガーイベントパラメータである‘Scan_otherlink_request'及び‘Scan_indication'の一例である。
Figure 0004969463
Figure 0004969463
下記の表10は、リンクと関連した信号品質情報を表すRSSI及びSINRなどが‘Link_Available’イベントに追加され、この‘Link_Available’イベントがあて先に転送される時の信号転送例を示す。
Figure 0004969463
上述したように、本発明の実施例による移動端末のハンドオーバーを行う方法及び該移動端末は、マルチモード移動端末で異種ネットワーク間のハンドオーバーを效果的に支援可能である。
以上では本発明を移動通信で説明してきたが、これに限定されず、本発明は、無線通信装備を備えたラップトップコンピュータ及びPDAのような移動装備を使用するいずれの無線通信システムにおいても使用可能である。なお、本発明を説明するためのUMTSのような特定用語の使用が、無線通信システムの特定タイプに本発明の範囲を限定するわけはない。したがって、本発明は、TDMA、CDMA、FDMA及びWCDMAなど他の無線インターフェース及び/または物理的階層を使用する無線通信システムのいずれにも適用されることができる。
好ましい実施例は、規格プログラミング及び/またはソフトウェア、ファームウエア、ハードウェア、またはこれらの組み合わせを生産するための工学的技術を使用する製造物品(article of manufacture)、方法または装置に適用されることができる。ここでいう‘製造物品’は、コードまたはハードウェアロジックに適用されるロジック(例えば、内蔵回路チップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等)またはコンピュータ可読媒体(例えば、磁気記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ等)、光学記憶媒体(CD−ROM、光学ディスク等)、揮発及び不揮発メモリディスク(例えば、EEPROMs、ROMs、PROMs、RAMs、DRAMs、SRAMs、ファームウエア、プログラム可能ロジック)を意味することができる。
コンピュータ可読媒体のコードは、プロセッサによって接近及び実行可能である。好ましい実施例なおいて、このコードは、転送媒体またはネットワーク上のファイルサーバーを介して転送されることができる。この場合に、当該コードの備えられた製造物品は、ネットワーク転送ライン、無線転送媒体、空間を通して伝播される信号、無線波、赤外線信号などの転送媒体を含むことができる。もちろん、このような構成に、本発明の範囲を逸脱しない範囲で様々な変形が適用されうるということが当業者には認識可能であり、上記製造物品は、該当技術分野に知らされたある情報ベアリング媒体を含むことができる。
本発明の思想や領域を逸脱しない範囲内で本発明の様々な変形及び変化が可能であるということが、当業者にとっては自明である。したがって、このような添付した請求項とその均等範囲内で提供された本発明の変形と変化も本発明に含まれる。
一般の媒体独立ハンドオーバー機能(MIHF)参照モデルを示す図である。 マルチモード移動端末のプロトコル階層を示す構造図である。 それぞれMIH機能を含む移動端末とネットワークの機能的エンティティと転送プロトコルを示す図である。 従来のトリガーモデルを示す構造図である。 移動端末の現在接続されているリンクの品質が低下し、新しいリンクを設定するまで発生するトリガーの従来例を示す図である。 本発明の一実施例によるリンクイベント(Link Event)、MIHイベントモデルの構造を示す図である。 本発明の一実施例による遠隔リンクイベント(Remote Link Event)モデルの構造を示す図である。 本発明の一実施例による遠隔MIHイベント(Remote MIH Event)モデルの構造を示す図である。 本発明の一実施例によるMIHコマンド、リンクコマンド(link command)モデルの構造を示す図である。 本発明の一実施例による遠隔MIHコマンドモデルの構造を示す図である。 本発明の一実施例による遠隔リンクコマンドモデルの構造を示す図である。 本発明の好ましい一実施例によるマルチモード移動端末のプロトコルスタックの構造を示す図である。 本発明の好ましい一実施例によるフローチャートであり、MIHでスキャニングを指示する一例である。 本発明の好ましい他の実施例によるマルチモード移動端末のプロトコルスタックの構造を示す図である。 本発明の好ましい他の実施例によるフローチャートである。

Claims (15)

  1. 移動端末の異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバー(MIH)をサポートする方法であって、前記方法は、
    記移動端末の媒体独立ハンドオーバー機能(MIHF)において、複数のネットワークからスキャニングされるネットワークを特定するレイヤタイプパラメーターとアドレスパラメーターとを含む第1コマンド要求を前記移動端末の上位エンティティから受信することであって、前記第1コマンド要求は、前記移動端末および新しい接続点(AP)のうちの一つのMIHFに宛てられる、ことと、
    前記第1コマンド要求が前記移動端末の前記MIHFに宛てられている場合、前記移動端末の前記MIHFから前記移動端末の下位エンティティに、前記特定されたネットワークをスキャニングするように命令する第2コマンド要求を伝送することと
    を含み、
    前記上位エンティティが、前記移動端末の前記下位エンティティおよび前記新しい接続点の下位エンティティのうちの1つにおいてスキャニング動作を開始することを試みるとき、前記第1コマンド要求は前記上位エンティティにおいて生成され、前記レイヤタイプパラメーターは、前記第1コマンド要求が伝送される宛先を示し、
    前記移動端末はマルチモード移動端末である、方法。
  2. 前記第1コマンド要求は、前記移動端末の前記MIHFに伝送されるMIHコマンドプリミティブであり、
    前記第2コマンド要求は、前記移動端末の前記下位エンティティに伝送されるリンクコマンドプリミティブである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記特定されたネットワークに対するスキャニング情報を含む第2コマンド応答を、前記下位エンティティから受信することであって、前記スキャニング情報は前記下位エンティティから取得される、ことと、
    前記スキャニング情報を含む第1コマンド応答を、前記MIHFから前記上位エンティティに伝送することと
    をさらに包含し、前記第2コマンド応答は、前記スキャニング情報を前記MIHFに報告するために前記下位エンティティによって生成され、前記第1コマンド応答は、前記スキャニング情報を前記上位エンティティに報告するために前記MIHFによって生成される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2コマンド応答はリンクコマンドローカルプリミティブであり、前記第1コマンド応答はMIHコマンドローカルプリミティブである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記スキャニング情報は、受信信号強度指示(RSSI)を含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第1コマンド応答は、前記レイヤタイプパラメーターと、前記アドレスパラメーターとをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  7. 前記スキャニング情報は、前記特定されたネットワークのリストをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第2コマンド要求は、前記第1コマンド要求に基づいて、前記MIHFにおいて生成される、請求項1に記載の方法。
  9. 異種ネットワークへの媒体独立ハンドオーバー(MIH)をサポートする移動端末であって、前記移動端末は、
    上位エンティティと、
    媒体独立ハンドオーバー機能(MIHF)と、
    下位エンティティと
    を含み、前記移動端末は、
    記移動端末のMIHFにおいて、複数のネットワークからスキャニングされるネットワークを特定するレイヤタイプパラメーターとアドレスパラメーターとを含む第1コマンド要求を前記移動端末の前記上位エンティティから受信することであって、前記第1コマンド要求は、前記移動端末および新しい接続点(AP)のうちの一つのMIHFに宛てられる、ことと、
    前記第1コマンド要求が前記移動端末の前記MIHFに宛てられている場合、前記移動端末の前記MIHFから前記移動端末の下位エンティティに、前記特定されたネットワークをスキャニングするように命令する第2コマンド要求を伝送することと
    を行うように構成され、
    記上位エンティティが、前記移動端末の前記下位エンティティおよび前記新しい接続点の下位エンティティのうちの1つにおいてスキャニング動作を開始することを試みるとき、前記第1コマンド要求は前記上位エンティティにおいて生成され、前記レイヤタイプパラメーターは、前記第1コマンド要求が伝送される宛先を示し、
    前記移動端末はマルチモード移動端末である、移動端末。
  10. 前記移動端末は、
    前記特定されたネットワークに対するスキャニング情報を含む第2コマンド応答を、前記下位エンティティから受信することであって、前記スキャニング情報は前記下位エンティティから取得される、ことと、
    前記スキャニング情報を含む第1コマンド応答を、前記MIHFから前記上位エンティティに伝送することと
    を行うようにさらに構成され、前記第2コマンド応答は、前記スキャニング情報を前記MIHFに報告するために前記下位エンティティによって生成され、前記第1コマンド応答は、前記スキャニング情報を前記上位エンティティに報告するために前記MIHFによって生成される、請求項9に記載の移動端末。
  11. 前記第2コマンド応答はリンクコマンドローカルプリミティブであり、前記第1コマンド応答はMIHコマンドローカルプリミティブである、請求項10に記載の移動端末。
  12. 前記スキャニング情報は、受信信号強度指示(RSSI)を含む、請求項10に記載の移動端末。
  13. 前記第1コマンド応答は、前記レイヤタイプパラメーターと、前記アドレスパラメーターとをさらに含む、請求項10に記載の移動端末。
  14. 前記スキャニング情報は、前記特定されたネットワークのリストをさらに含む、請求項12に記載の移動端末。
  15. 前記第2コマンド要求は、前記第1コマンド要求に基づいて、前記MIHFにおいて生成される、請求項9に記載の移動端末。
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