JP4966960B2 - 誘導コイル装置 - Google Patents

誘導コイル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4966960B2
JP4966960B2 JP2008503442A JP2008503442A JP4966960B2 JP 4966960 B2 JP4966960 B2 JP 4966960B2 JP 2008503442 A JP2008503442 A JP 2008503442A JP 2008503442 A JP2008503442 A JP 2008503442A JP 4966960 B2 JP4966960 B2 JP 4966960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concentrator
assembly
induction coil
coil
coil device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008503442A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008537572A (ja
Inventor
ハイマー,フランツ
Original Assignee
フランツ・ハイマー・マシーネンバウ・カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フランツ・ハイマー・マシーネンバウ・カーゲー filed Critical フランツ・ハイマー・マシーネンバウ・カーゲー
Publication of JP2008537572A publication Critical patent/JP2008537572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4966960B2 publication Critical patent/JP4966960B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P11/00Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for 
    • B23P11/02Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for  by first expanding and then shrinking or vice versa, e.g. by using pressure fluids; by making force fits
    • B23P11/025Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for  by first expanding and then shrinking or vice versa, e.g. by using pressure fluids; by making force fits by using heat or cold
    • B23P11/027Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for  by first expanding and then shrinking or vice versa, e.g. by using pressure fluids; by making force fits by using heat or cold for mounting tools in tool holders
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/14Tools, e.g. nozzles, rollers, calenders
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/36Coil arrangements
    • H05B6/38Coil arrangements specially adapted for fitting into hollow spaces of workpieces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

本発明は、回転工具のシャフトのための中央受取開口部を有する工具保持具の自由端スリーブ部を加熱するための誘導コイル装置に関し、前記工具保持具は、工具保持具の回転軸に同軸の受取開口部にある工具のシャフトをプレス嵌めで保持し、加熱の際に解放する。
WO01/89758A1により、同軸の態様で実質的にスリーブ部を囲む環状コイルアセンブリを通じてスリーブ部を誘導的に加熱することが公知である。コイルアセンブリは高周波ACジェネレータに接続され、金属スリーブ部において渦電流を引き起こし、前記スリーブ部を加熱する。コイルアセンブリの表面および周囲上に配置されるのは、フェライトなどの軟磁性の実質的に電気的に非導電性の材料でできた集線器要素であって、コイルアセンブリによって生成された磁束を工具保持具のスリーブ部上に、特にスリーブ部の自由端の部分に方向付ける。集線器配置のスリーブ部の自由端に隣接している部分は、径方向に移動可能な要素によって形成される。前記要素によって囲まれた開口部は、この態様で工具保持具の直径に適合されることができる。前記要素は、動作中、スリーブ部の自由面端の軸面領域で支持され、したがって加熱中に、コイルアセンブリおよび、別の方法でこれと接続されてユニット化する、集線器アセンブリの、スリーブ部の自由端に対する軸位置を決定する。誘導コイル装置はこのようにして工具保持具に対して軸方向に位置決めされ得る。
DE 101 57 432 A1によって同様の誘導コイル装置が公知であるが、しかしながらそこでは、加熱動作中に、スリーブ部を囲む環状のコイルアセンブリは、互いから固定の軸距離を置いて配置される2つのコイル部分を含む。2つのコイル部分間の軸部分にはコイルがない。このようにして、スリーブ部はその末端部分ほど中間部分において熱くならないことが達成される。
工具保持具のスリーブ部はその使用に適合された軸長を有し、スリーブ部の直径は工具シャフトの直径に従って選択される。従来の誘導コイル装置では、磁束集線器アセンブリによって決定される工具シャフト用の開口部の直径のみが、加熱される工具保持具に対して適合され得る。コイルアセンブリが予め定められた一定の軸長を有するので、コイルアセンブリは置換されなければならず、さもなければ工具のシャフトのクランプ締めには用いられない工具保持具の部分も加熱されることが避けられない。
本発明の目的は、加熱される必要のあるスリーブ部の部分の軸長が異なるにもかかわらず誘導コイル装置を通して工具保持具が均一に加熱されるような、誘導コイル装置を与えることである。
本発明は誘導コイル装置に基づき、誘導コイル装置は、
−加熱動作中に実質的に同心のスリーブ部を囲む環状コイルアセンブリと、
−スリーブ部の自由端に隣接したコイルアセンブリの側の、軟磁性で電気的に実質的に非導電性の材料でできた、工具保持具のスリーブ部の自由端の少なくとも近くに達する、磁束集線器アセンブリと、
−工具保持具と一緒に動作する、加熱動作中に、スリーブ部の自由端に対してコイルア
センブリおよび集線器アセンブリの軸位置を決定する、停止手段とを含む。
上記の目的は、本発明に従って、2つの同心のコイル装置を有するが、これらの装置は操作で変更できる距離を置いて配置されるコイルアセンブリによって、かつ/または、コイルアセンブリ側に配置された、前記集線器アセンブリからの軸距離が操作で変更できる、スリーブ部の自由端から離れた、軟磁性の実質的に電気的に非導電性の材料からなる第2の磁束集線器アセンブリを通じて達成され、かつ調整手段が与えられ、2つのコイル装置および/または2つの集線器アセンブリの互いに対する軸位置の選択的な調整、および、2つのコイル装置の少なくとも1つおよび/または2つの集線器アセンブリの少なくとも1つの停止手段に対する軸位置の選択的な調整を可能にする。
コイルアセンブリによって生成された磁束がスリーブ部で渦電流を生成する、スリーブ部を暖める部分が規定された態様で選択され得、この基準でスリーブ部の自由端に対して位置決めされ得る。このように、誘導コイル装置は、規定された態様で、可変長のスリーブ部のクランプ部を介して工具保持具に適合されることができる。
2つのコイル装置または集線器アセンブリは、磁力のためにコイル装置または集線器アセンブリの軸距離が変更できないように、互いに対して、または恐らくはハウジングに対して、または誘導コイル装置の保持具に対して、ロックされることができる。本願明細書には、両方のコイル装置および/または両方の集線器アセンブリの軸位置が停止手段に対して変更かつロックされ得ることがもたらされ得る。しかしながら、好ましい実施例では、2つのコイル装置のうちの1つおよび/または2つの集線器アセンブリのうちの1つが停止手段に対して固定された軸位置を有すること、および、他の2つのコイル装置または2つの集線器アセンブリのうちの他方の軸位置が、規定された態様で、調整手段によって停止手段に対して調整され得ることをもたらす。これにより、誘導コイル装置の設計が単純化され、また動作中のその取扱いも単純化される。なぜならば、軸方向に固定された態様で停止手段に接続されたコイル装置または集線器アセンブリは、工具保持具のスリーブ部の自由端に対して一定の軸位置に配置され得るからであり、それはスリーブ部の均一な加熱のために有利であることが分かっている。好ましくは、停止手段に対して予め定められた軸位置を規定するよう調整手段が与えられる。このような割出しによって取り扱いが容易になる。
2つのコイル装置または2つの集線器アセンブリは、互いに対して軸方向の態様で動かされ得るよう導かれることができる。簡単かつ再現可能な態様でやや小さな距離差を調整することができるようにするために、有用な態様で減速ギヤ装置を通じて駆動運動が実行され、たとえば手動で操作され得る機関の比較的大きな移動を、2つのコイル装置の、または2つの集線器アセンブリの互いに対する比較的小さな軸方向の位置決めストロークに変換することができる。
特に簡単な実施例では、2つのコイル装置および/または2つの集線器アセンブリが互いに対して導かれることがもたらされ、その結果、それらが軸方向の態様で移動可能であって、回転軸のまわりに延在する少なくとも1つの螺旋形状の制御面によって互いに対して軸方向の態様で支持される。コイル装置または集線器アセンブリの外部周囲はやや大きく、その結果、軸方向ストロークに対する外部周囲の運動の十分に大きな減少が達成される。制御面は、たとえば螺旋形のスロットとして与えられるなど両側で軸方向に制限され、その結果、制御面は軸方向に両方向に有効である。好ましくは、いくつかのそのような制御面は、そうでなければ楔割りを引き起こす半径方向力を対称にするために、周方向に分散されてあたえられる。必要であれば、サーボモータによって制御運動が駆動され得ることが認識される。
上述のように、動作中の磁束により、2つのコイル装置または集線器アセンブリの間に軸方向力が生じ得、前記力は抑止装置によって受け取られなければならない。これは、制御面部分が2つのコイル装置または2つの集線器アセンブリの予め定められた軸位置にある、少なくとも1つの制御面によって極めて容易に達成することができ、前記制御面部分は直交面に互いに対して延在し、コイル装置または集線器アセンブリを軸方向に定位置に保持する。直交する制御面部分は自己ロック態様で動作する。
各コイル装置は、軸方向に固定された態様で、特定の側にある集線器アセンブリと接続されるのが好ましい。ここで好ましくは集線器アセンブリが与えられ、その結果、コイルアセンブリの磁界を外部に対して広範囲に遮蔽する。したがって、2つの集線器アセンブリの少なくとも一方は、コイルアセンブリの径方向に外側に、他方の集線器アセンブリに対して軸方向に突出する部分を含み、前記突出部は、軸方向に変更可能な位置の実質的に全部分において他方の集線器アセンブリと軸方向に重なる。2つの集線器アセンブリは、有用な態様で、互いの方へ突出して同軸に入れ子状態で互いにインタロックする、スリーブ部を有する。インタロック部分は、フィンガ構造をインタロックすることによっても実現され得ることが認識される。
工具保持具のスリーブ部の自由端に軸方向に隣接する、少なくとも第1の集線器アセンブリは、さらに好ましくは第2の集線器アセンブリも、軟磁性の電気的に実質的に非導電性の材料でできた、互いに対して移動可能ないくつかの集線器要素を有することができ、それらは回転軸のまわりに周方向に配置され、内向きに突出する誘導コイルアセンブリの内周に沿って径方向に分散され、誘導コイルアセンブリの内周を越えて回転軸に向かうその径方向の張出しは集線器アセンブリに対して操作で変更することができる。このような誘導コイル装置では、渦電流加熱の軸方向の有効長さが調整できるのみならず、磁束もスリーブ部の自由端上に収束することができる。集線器要素の適切な設計はWO01/89758A1に記載される。回転軸と平行に延在するピボット軸のまわりに誘導コイルアセンブリに対して旋回可能な集線器要素が特に好適であることがわかっている。なぜならばピボット案内部は線形の案内部よりも楔割りの傾向が少ないからである。回転軸に対向して位置するほぼディスク形状の集線器要素は特に好適であり、工具保持具のスリーブ部のための開口部を形成し、かつ周方向に隣接した集線器要素の第1のリムに沿って第1のリムに傾斜した角度で延在する第2のリムを備えて延在する。このように、集線器要素が重ならないときさえ、隣接した集線器要素間の周方向にはギャップがないか非常に狭いギャップしか残らず、そのピボット軸のまわりの集線器要素の旋回運動はやや滑らかに制御されることができる。
好ましい実施例においては、上述のものとは異なる、それ自体が本発明を構成する、他の誘導コイル装置と共に用いることができる、集線器要素のディスクがそのピボット軸に直交して実質的に位置合わせされ、隣接した集線器要素の第1および第2のリムは外周で少なくともその長さの一部にわたって重なり、特にインタロックする態様で重なり、かつ集線器アセンブリは周方向で交互である集線器要素の2つのグループを含むことがもたらされ、そこで、同じ角位置における誘導コイルアセンブリの内周を越えた第1のグループの集線器要素の径方向の張出しが、第2のグループの集線器要素の径方向の重なりよりも大きいように、構成が配置される。この実施例において、第1のグループの集線器要素のみがスリーブ部の周囲に対して置かれることができる一方で、第2のグループの集線器要素は、第1のグループの集線器要素によって規定された開口部の最大直径を減じることなく、その第1のリムを伴って径方向に外部にオフセットされる。このようにして、最大直径はより小さく保たれることができ、したがってスリーブ部も誘導コイル装置を通して比較的より小さな直径で加熱されることができる。
第1のグループの集線器要素は、好ましくは、集線器アセンブリおよびそこに接続され
る誘導コイルアセンブリの工具保持具に対する軸方向の位置決めのために第1のリムにおいて停止手段を形成する停止手段を担持する。さらにここでは、スリーブ部の直径が比較的小さいときにも停止手段自体は依然有効である。しかしながら、必要であればさらに別個の停止手段を与えることができる。
集線器要素は、制御面カム従動子アセンブリによって集線器要素に結合される、誘導コイルアセンブリと同軸で回転可能な、共通の制御機構要素によっても有用な態様で調整可能である。
制御要素が、特に2つのコイル装置のうち1つ、特にスリーブ部の自由端に隣接したコイル装置と耐トルクで接続していると有利であることが分かった。このようにして、2つのコイル装置または集線器アセンブリの軸方向の位置決め、および工具保持具のための開口部の大きさも、同じ制御要素で調整することができる。さらにここで、制御要素は手動で動作可能であり得るか、またはサーボモータでこれを駆動することができる。しかしながらこの結合は強制的ではなく、反対に集線器アセンブリの制御は、2つのコイル装置の軸方向の調整のために制御カムと案内リングとの間に結合を与えることにより、2つのコイル装置の軸方向の位置決めの制御によって分離された態様で実行されることもでき、そこで前記結合はたとえば係合ピンによって実行され得る。係合ピンを配置することによって制御カムが案内リングと結合される。制御ピンが配置されると、制御カムは、2つのコイル装置の軸方向の調整のための案内リングから切り離され、制御カムの回転は集線器アセンブリの調整に至るのみである。
コイルアセンブリは好ましくは高周波電力を与えるACジェネレータによって給電される。電流および/または周波数および/または電圧、さらに恐らくはコイルアセンブリが励起されるタイムスパンも、ACジェネレータの制御によって公知の態様で予め定められ、したがって工具保持具での過熱による破損を回避するために工具保持具の大きさおよび種類に依存する。好ましい実施例では、少なくとも1つの位置センサがコイル装置および/または集線器アセンブリと関連付けられ、それはコイル装置および/または集線器アセンブリの軸距離および/またはコイルアセンブリの内周にわたる少なくとも第1の集線器アセンブリの径方向距離を表す信号を発生し、この信号に依存してACジェネレータが制御されることができる。このように、工具保持具の大きさに対する誘導コイル装置の可能な手動の調整は、前記工具保持具の加熱のためにACジェネレータから与えられるべき電気エネルギを既に自動的に決定する。動作はこのようにして単純化される。
代替的には、コイル装置および/または集線器アセンブリの軸距離および/または少なくとも第1の集線器アセンブリの径方向の張出しは、少なくとも1つの位置決め駆動部によって調整することができ、ACジェネレータの設定に依存して駆動部によって制御されることももたらされ得る。加熱される工具保持具のためにACジェネレータで設定される電流および/または電力持続時間および/または電圧も、このようにして、コイル装置または集線器アセンブリの位置決めを決定する。さらにこの場合、動作が単純化される。位置決め駆動部は好ましくはステッパモータ位置決め駆動部であって、その停止シーケンスはコイル装置または集線器アセンブリの軸位置のための基準である。
工具保持具の加熱を温度センサを通してモニタすることが公知である。温度センサの温度依存する信号は、工具保持具のスリーブ部の実際の温度を表示するため、またはしきい値依存して警告信号を生成するため、またはACジェネレータをしきい値依存して切断するために用いることができる。しかしながら、従来の誘導コイル装置では、スリーブ部は条件付きでしか温度測定のためにアクセス可能ではない。本発明の好ましい実施例では、温度センサがコイル装置間に軸方向に配置され、工具保持具のスリーブ部の温度を検出することが与えられる。この実施例では、スリーブ部の温度測定に好都合な部分においては
いかなる利用可能な空間も用いられる。特に、温度センサもスリーブ部の表面と直接に接触するようにされることができ、それは測定精度を向上させる。
本発明の実施例は、図面を参照してさらに詳細に下記に記載される。
図1から図4は、工具保持具5のスリーブ部3を加熱するための誘導コイル装置1を示し、それは回転軸9のまわりで回転動作をするために、結合部分7を通して、より詳細には示されない工作機械の駆動スピンドルなどに結合され得る。結合部7は、たとえば急な円錐結合や、示された実施例のように中空のシャフト結合などの、従来の標準化された結合部であり得る。
スリーブ部3は、回転軸(9)に同心の受取開口部(11)を有し、それは動作中にたとえばドリルまたはミルのビットなどの回転工具のシャフト(13)をプレス嵌めで保持する。受取開口部11のプレス嵌めクランプ部分は、受取開口部11の軸深さの一部にのみわたって軸方向に延在し、それは必要とされるトルクの転送および工具シャフト13の、したがって一部にわたり、軸固定を確実にする。スリーブ部の自由端15から軸方向に反対を向いて直径拡張部17がクランプ部分に続き、前記拡張部は特定の場合においても小さくてもよい。
スリーブ部3のクランプ部分は誘導コイル装置1によって加熱されることができ、その結果、受取開口部11は工具シャフト13に対して大きく、したがって、工具シャフト13は緩く受取開口部11に挿入されたりそこから取除かれたりすることができる。したがって誘導コイル装置1はACジェネレータ19に接続され、ACジェネレータ19は10kHz以上の周波数のACを供給する。スリーブ部3に軸方向に浸透する、装置1によって生成された磁束は、スリーブ部3に渦電流を生成してスリーブ部3を加熱し、したがってスリーブ部3を拡張する。冷却後、スリーブ部はある大きさに縮んで戻り、プレス嵌めで工具シャフト13を保持する。
工具保持具5から工具シャフト13を取り外すことができるためには、スリーブ部3が、受取開口部11が工具シャフト13に対するすべての軸位置で大きくなり得るよう十分に短時間に、十分に遠くまで均一に拡張することが重要であり、工具シャフト13もわずかに拡張し得る。スリーブ部3の均一な加熱を確実にするために、装置1は、互いから軸距離を置いて配置される2つのコイル装置21、23を有し、コイル本体25、27に巻きつけられたそのコイル29、31は、環状の態様で径方向に外部で、かつ回転軸9に実質的に同心にスリーブ部3を囲む。コイル装置21、23の各々に磁束集線器アセンブリ33または35が割当てられ、それはコイル装置21または23に対して軸方向に固定される。
関連付けられた集線器アセンブリ33または35を含むコイル装置21および23は、1つの案内リング37または39と接続され、その各々、この場合は案内リング39はガイドレールで移動可能に導かれ、装置に取付けられ、より詳細には示されない41として表されるように回転軸9まで平行して延在し、したがって工具保持具5に対する装置1の相対的な線形の変位を可能にする。2つの案内リング37、39は、関連付けられたコンセントレートアセンブリ33、35を含んでコイル装置21、23の軸距離を調整できるようにするために、現在加熱されるべき工具保持具5のスリーブ部3のクランプ部分の長さに依存して、回転軸9のまわりで回転可能かつ回転軸9に沿って軸方向に移動可能であり、互いに対して導かれる。
案内リング37、39の径方向に面する外周表面では、いくつかの傾斜面カムアセンブリ43が周方向に分散され、螺旋形の態様で回転軸のまわりを包み、2つのコイル装置2
1、23および関連付けられた集線器アセンブリ33、35の軸位置を両方の軸方向に調整し、案内リング37、39の間で相対的に回転する場合には、案内が強制されることによってロックされた態様を形成する。
図4は、傾斜面カムアセンブリ43の詳細を示す。傾斜面カムアセンブリ43の各々はスロット45を含み、外周表面、ここでは案内リング39の外部の外周表面のうちの一方においてほぼ螺旋状の線を辿り、そのスロットにはカム突出部47が係合し、カム突出部47は、この場合には案内リング37の内部の外周表面である他方の周囲から突出する。
傾斜面カムアセンブリ43は周方向にいくつかの傾斜面部分49に分けられ、直交面に延在する接線割出し部分51によって接続される。割出し部分51はスロット45の両端においても続く。傾斜面部分49は、案内リング37、39の軸距離の変更、したがって案内リング37、39の相対的な回転中には関連付けられた集線器アセンブリ33、35を含むコイル装置21、23の軸距離の変更を引き起こす。割出し部分51は、他方では一定の予め定められた軸方向の動作位置において軸方向の案内リング37、39のインタロックを引き起こし、その結果、コイル装置21、23の磁界によって動作中に生じる軸方向力は案内リング37、39を調整することができない。動作位置53は各々異なる工具保持具寸法に割当てられ、その結果、装置1は、案内リング37、39の互いに対する単純な回転によって、異なる大きさを備えた工具保持具に対して調整されることができる。必要であれば、案内リング37、39またはこれらのリングと接続した構成要素に工具保持具の種類を指す印をつけてもよい。
集線器アセンブリ33、35は、工具保持具5のスリーブ部にコイル装置21、23の磁束を集中させる。軸に直交する、平坦な前面によって形成された、スリーブ部3の自由端15に隣接している集線器アセンブリ3は、図2aおよび図3aの上面図に示されるようないくつかの集線器要素55を含み、そのディスク表面は軸に直交する面に実質的に配置され、すべて互いに位置合わせされ、面端部15またはスリーブ部3のために開口部57を規定する。軟磁性の実質的に電気的に非導電性の材料、たとえばフェライトから全体が構成される集線器要素55は、自由面端部15に隣接したコイル装置21のコイル本体25において回転軸9に平行した軸ピン59で支持される。円筒状のヨークスリーブ61は、回転軸9に対して同心で、集線器材料から作られ、集線器要素55から他方のコイル装置にまで軸方向に突出し、コイル装置21の径方向の外側において隣接し、集線器要素55に好ましくは接続される。コイル装置21およびヨークスリーブ61は案内リング37で回転可能に支持され、回転軸9と回転可能に同心であるが軸方向に固定される。そこに接続されるコイル装置21を含むヨークスリーブ61は軸方向に移動可能であるが、さらに案内リング39において耐トルクで導かれる。この目的のために、1つまたはいくつかの軸スロット63がヨークスリーブ61に与えられ、そこにそれぞれの突出部65が、案内リング39と接続されて耐トルク性となるよう係合する。溝としても与えることができるスロットは、案内リング39に交互に与えることができることが認識される。
制御カム69は、案内リング37、たとえばボルト67または係合解除可能な結合部によって取付けられ、そこで前記制御カムは、集線器要素55を覆い、コイル装置21から軸方向に反対の側に軸方向に固定する。制御カムは、図2bおよび図3bに示されるように、スリーブ部3のために回転軸9と同心で、開口部71を有し、傾斜面カムアセンブリ73を通して集線器要素55と結合される。制御カム69が案内リング39に対して回転すると、傾斜面カムアセンブリ73は、軸ピン59のまわりに集線器要素55を旋回し、したがって回転9に対して径方向にカム装置21の内周を越えて集線器要素55の径方向の張出しを変更する。傾斜面カムアセンブリ73は、制御カム69におけるほぼ螺旋形状の溝またはスロット75によって、かつ集線器要素55におけるカム突出部77によって形成される。
図2aおよび図3aに最も良く見ることができるように、集線器要素55の各々は第1のリム79を有し、それを通して回転軸9の反対側に位置し、さらに第2のリム81を有し、それは回転軸9に隣接する第1のリム79の端部に鋭角で続く。リム79、81はリムに沿って延在する切り欠き部83または85を有し、そこで隣接した集線器要素55がインタロックする態様でその第1のリム79および第2のリム81と周方向に重なる。したがって、集線器要素55は周方向に開口部57を形成し、その大きさは、最大開口直径(図2a)と最小開口直径(図3a)との間で制御カム67を回転させることにより変更することができる。
周方向に隣接した集線器要素55の第1のリム79は異なるように設計され、したがってその結果、集線器要素55の第1のグループにおいて、コイル装置21の内部の周囲にわたって第1のリム79の開口部57を規定する部分の径方向の張出しは、集線器要素55の第2のグループのそれぞれの部分の径方向の張出しより大きい。2つのグループの集線器要素55は周方向に交互である。図2aおよび図2bに示されたように、集線器要素55の径方向に隆起した部分87は、第2のグループの集線器要素55よりもさらに小さな直径の円に開口部57を規定する。図3aに示されるように、第2のグループの集線器要素55が径方向に比較的後退するので、開口部57の最小の直径はこのように小さくしておくことができる。集線器要素55の2つのグループは、さらに上面図を示す図2cおよび図2dから明らかになり、径方向の張出しまたは径方向に隆起した部分87は特に図2dから明らかになる。代替的な実施例では、集線器要素55は互いに同一であってもよく、そこではこのような実施例は上面図で図2eに示される。
隆起した部分87は集線器要素55の軟磁性材料で構成することができるが、これは、動作中に熱くなるスリーブ部3から集線器アセンブリ53を熱的に絶縁するために、熱的に絶縁された材料、たとえばプラスチックまたはセラミックなどから作られるのが好ましい。隆起した部分87はコイル装置21に軸方向に面する側に停止表面89を形成し、それを通して装置1は自由面端部15に軸方向に位置決めされることができ、その結果、集線器要素55が自由端の部分の外周および/または前面に密接する。したがって、集線器要素は、軸方向の態様または径方向の態様で、外周表面および/または前面と重なることができる。しかしながらこれが必要なわけではない。
コイル装置23に関連付けられた集線器アセンブリ35はさらにヨークスリーブ91を含み、それは径方向外部でコイル装置23を囲み、回転軸9に同心で、集線器アセンブリ35のヨークスリーブ61に入れ子状態で軸方向に係合する。径方向に内向きに突出する環状フランジ93は、コイル装置21から軸方向に反対側のコイル装置23の側でヨークスリーブ61の一体的に接続する。ヨークスリーブ91および環状93部は集線器材料で構成される。コイル装置23およびさらに集線器アセンブリ35は固定的な態様で案内リング39に接続される。このように、ヨークスリーブ61、91は周方向で実質的に閉じている。環状に閉じたスリーブの代わりに、軸方向に延在するフィンガが周方向に互いのあとに続き、交互の態様で互いにロックする、フィンガ形状のヨーク構造も適切であることが理解される。
制御カム69が、この目的のために外部周囲に与えられた握りリブにおいて耐トルク性の案内リング39に対して単一の動作プロセスで制御カム69を回転させることによって耐トルクで案内リング37に接続されるので、コイル装置21、23の軸距離および開口部57の直径も、加熱される工具保持具5に適合されることができる。装置1の操作はこのように単純化される。しかしながら、制御ディスク39は、必要に応じて、両要素間にそれぞれの結合が与えられている、案内リング37から切り離すこともできる。たとえばさらに、ボルト67の代わりに係合ピンを用いることができ、前記係合ピンは制御カム6
9を配置された場所にある案内リング37に接続する。配置された係合ピンの場合には、制御カム69はここで案内リング37から切り離され、その結果、集線器アセンブリだけが制御カムを回転させることによって調整されることができる。
コイル装置21、23は直列に接続され、しかしながら好ましくは、ACジェネレータ19には互いに並列に接続されて、したがってその結果、スリーブ部3において一方向の磁束を生成する。ACジェネレータは、コイル装置21、23に取付けられた、電流および/または周波数および/または電圧の強度、および/または、ACジェネレータ19で設定される工具保持具5の大きさに依存して、予め定められたプログラムに従って、電流持続時間中の電力を制御する、制御システムを含む。好ましい実施例において、制御ディスク69を回転させて、装置1が工具保持具5の大きさに対して調整されなければならないので、少なくとも1つの位置センサ97が与えられ、回転位置および/または軸方向における2つの案内リング37、39の相対的位置を検知し、これに従って、加熱される工具保持具5の大きさにACジェネレータ19の制御を適合させるよう事前調整する。このようにして、取扱いがさらにより単純化され自動化される。位置センサ97は、たとえば集線器要素55の、たとえば制御ディスク69などの固定部分に相対する相対的位置など、互いに対して動く装置1の構成要素の相対的位置にも応答することができることが理解される。
スリーブ部3の過熱を避けるために、コイル装置21、23の間に、軸方向に、たとえば案内リング37または39のうちにおいて、温度センサ99が配置されて、スリーブ部3の外部の温度を検出する。したがって温度センサ99は、必要に応じて、弾性の態様でスリーブ部3の外周表面と接触するように、または接触せずに温度を検知するように、設計することができる。温度センサ99は、予め定められたしきい値と、付加的かつ/または代替的には聴覚的な警告信号のトリガとに依存して、ジェネレータ19の制御システムを通して電源を切ることができる。さらに、実際の温度値はディスプレイ上に表示されることができる。
続いて、以前に説明した誘導コイル装置の変形例が説明される。同一の機能を備えた構成要素は図1から図4の名称で指定され、区別のために文字を備える。全体のレイアウトおよび動作原理を説明するため、および潜在的な変形例の説明のために、説明全体がそれぞれ参照される。
図5は誘導コイル装置1aを示し、これは、サーボモータ101が案内リング37aまたは39aのうちの1つ、この場合は案内リング39aに接続され、ギヤボックス103を通じて他方の案内リング、この場合は案内リング37aを、回転する態様で回転軸9aのまわりで駆動する点でのみ、図1から図4を参照して説明された装置1と実質的に異なる。サーボモータ101は、位置センサ97aを通して互いに対する案内リング37a、39a両方の実際の位置を検出する位置決め駆動部の構成要素である。加熱される工具保持具5aの大きさはACジェネレータ19aで調整可能であり、ACジェネレータ19aは工具保持具5aに従って関連付けられた位置に駆動モータ101を制御する。サーボモータ101はステッパモータであってもよく、その結果、ステッパモータに供給される衝動パルスの数が、2つの案内リング37a、39aの相対的な回転角のための基準を構成する。この場合位置センサ97aはなくすことができるが、端位置を検出する、末端スイッチによって置換することができる。ギヤボックス103は従来のように与えることができる。この場合、モータ101のシャフトにスプロケットが置かれ、案内スリーブ37aの歯車に噛み合う。
図6は誘導コイル装置1bを示し、それは、コイル装置23bの集線器装置35bが、コイル装置21bの集線器アセンブリ33bに従って軸方向の態様で自由面末端15bの
反対側を向き、ヨークスリーブ91に接続された環状フランジ93の代わりに集線器要素55bの付加的なセットを含み、その回転軸が回転軸9bと平行な車軸ピン59bによって軸中心に導かれ、コイル本体27b、ヨークスリーブ91b、または案内リング39bで導かれる点のみが、図1から図4の誘導コイル装置1と実質的に異なる。別の制御カム105は案内リング39bで回転可能に支持されるが軸方向に固定され、傾斜面カムアセンブリ73bによって付加的な集線器要素55bに結合される。集線器要素55bおよび傾斜面カムアセンブリ73bは、図1から図4の構成要素55および73に従って形成される。制御要素105を通して、集線器アセンブリ(35b)の集線器要素55bは、集線器アセンブリ33bの集線器要素から独立して工具保持具の外部周囲に接近されることができ、しかしながら好ましくは取付けられ得る。これらの好ましくは熱的に絶縁する突起した部分(87b)は集線器アセンブリ35bの集線器要素55bにおいてなくすことができるか、またはすべての集線器要素55bで利用可能であることができる。
動作中、集線器アセンブリ33bは、当初は制御カム69bの調整を通じてスリーブ部33bの直径に調整され、それによってコイル装置21bおよび23bの軸距離も調整される。工具保持具5bの上に装置1bを置いた後も、集線器アセンブリ35bの集線器要素55bは、制御カム105を回転させることによって工具保持具5bの近くに動かされる。
制御カム105が手動で調整される前に、図5に例示された方法によって案内リング37bおよび39bがサーボモータを通して調整される変形例は、より詳細には示されない。必要であれば、制御カム105は別のサーボモータで駆動することができる。
工具保持具を加熱するための誘導コイル装置の軸方向に長手方向の断面図である。 最大開口位置における装置の集線器アセンブリの軸方向図である。 図2aの位置に関連付けられた例示における、集線器アセンブリの制御要素の軸方向図である。 集線器要素のグループの上面図である。 他方のグループの集線器要素の上面図である。 集線器要素の別の代替実施例の上面図である。 最小開口位置における集線器アセンブリの上面図である。 図3aの位置における制御カムの上面図である。 装置のコイル装置の距離を制御する調整アセンブリの部分的な径方向の断面図である。 誘導コイル装置の実施例の軸方向に長手方向の断面図である。 装置の別の実施例の軸方向に長手方向の断面図である。

Claims (23)

  1. 回転工具のシャフト(13)のための受取開口部(11)を含む工具保持具(5)の自由端スリーブ部(3)を加熱するための誘導コイル装置であって、前記工具保持具は、受取開口部(11)にある工具のシャフト(13)を、プレス嵌めによって保持し、加熱されるとこれを解放し、
    加熱動作中にスリーブ部(3)を囲むコイルアセンブリ(21,23)と、
    スリーブ部(3)の自由端(15)に隣接したコイルアセンブリ(21,23)の側であって、工具保持具(5)のスリーブ部(3)の自由端(15)の少なくとも近くに配置され得る、電気的に実質的に非誘導性の軟磁性材料でできた磁束集線器アセンブリ(33)とを備え
    (a)コイルアセンブリ(21,23)は、互いに距離をおいて配置される2つの同軸コイル装置を有し、さらに、調整手段(37,39,43)が設けられ、2つのコイル装置(21,23)の互いの相対的な軸位置の調整が可能になるか、または、
    (b)軟磁性の電気的に実質的に非導電性の材料からなる第2の磁束集線器アセンブリ(35)が、コイルアセンブリ(21,23)の側方に与えられ、磁束集線器アセンブリ(33)よりスリーブ部(3)の自由端(15)から離れており、前記集線器アセンブリ(33)からの第2の磁束集線器アセンブリ(35)の軸距離は操作で変更することができ、さらに、調整手段(37,39,43)が設けられ、2つの集線器アセンブリ(33,35)の互いの相対的な軸位置の調整が可能になるか、または、
    (c)コイルアセンブリ(21,23)は、互いに距離をおいて配置される2つの同軸コイル装置を有し、かつ、軟磁性の電気的に実質的に非導電性の材料からなる第2の磁束集線器アセンブリ(35)が、コイルアセンブリ(21,23)の側方に与えられ、磁束集線器アセンブリ(33)よりスリーブ部(3)の自由端(15)から離れており、前記集線器アセンブリ(33)からの第2の磁束集線器アセンブリ(35)の軸距離は操作で変更することができ、さらに、調整手段(37,39,43)が設けられ、2つのコイル装置(21,23)の互いの相対的な軸位置の調整が可能になり、かつ、2つの集線器アセンブリ(33,35)の互いの相対的な軸位置の調整が可能になる、誘導コイル装置。
  2. 工具保持具(5)とともに動作する停止手段(89)が与えられ、停止手段(89)は、加熱動作中にスリーブ部(3)の自由端(15)に対するコイルアセンブリ(21,23)および集線器アセンブリ(33)の軸位置を決定する、請求項1に記載の誘導コイル装置。
  3. 2つのコイル装置(21,23)のうち1つのコイル装置(21)および/または2つの集線器アセンブリ(33,35)のうち1つの集線器アセンブリ(33)は、停止手段(89)に対して固定された軸位置を有し、かつ、2つのコイル装置(21,23)のうち他方のコイル装置および/または2つの集線器アセンブリ(33,35)のうち他方の集線器アセンブリ(35)の軸位置は、調整手段(37,39,43)を介して、調整手段(89)に対して選択的に調整されることができる、請求項2に記載の誘導コイル装置。
  4. 他方のコイル装置(23)および/または他方の集線器アセンブリ(35)は、停止手段(89)に対して予め定められた軸位置に、調整手段(37,39,43)を介して選択的に調整可能である、請求項2または3に記載の誘導コイル装置。
  5. 2つのコイル装置(21,23)および/または2つの集線器アセンブリ(33,35)は互いに相対的に軸方向に移動可能に導かれ、回転軸のまわりに延在する、少なくとも1つの螺旋形状の制御面(45)を介して軸方向に互いに相対的に支持される、請求項1から4のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  6. 少なくとも1つの制御面(45)は制御面部分(51)を含み、制御面部分(51)は、2つのコイル装置(21,23)または2つの集線器アセンブリ(33,35)の予め定められた軸位置において、軸に対する直交面に延在し、コイル装置(21,23)または集線器アセンブリ(33,35)を軸方向においてロックする、請求項5に記載の誘導コイル装置。
  7. 2つのコイル装置(21a,23a)および/または2つの集線器アセンブリ(33a,35a)の軸位置はサーボモータによって互いに相対的に変更可能である、請求項1から6のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  8. 各コイル装置(21,29)は、軸方向に固定された態様で、その側面に配置される集線器アセンブリ(33,35)に結合される、請求項1から7のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  9. 2つの集線器アセンブリ(33,35)の少なくとも一方は部分(61,69)を含み、部分(61,69)は、コイルアセンブリ(21,23)の径方向に外側に、他方の集線器アセンブリに対して軸方向に突出し、前記部分は、軸方向に変更可能な位置の部分の実質的に全部分において他方の集線器アセンブリと重なる、請求項1から8のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  10. 集線器アセンブリ(33,35)の両方は互いに向かい合って突出する部分(61,91)を有し、前記部分(61,91)は軸方向に重なる、請求項9に記載の誘導コイル装置。
  11. 部分は同軸に互いにロックするスリーブ部(61,91)として設けられる、請求項10に記載の誘導コイル装置。
  12. 少なくとも1つの第1の集線器アセンブリ(33)および好ましくはさらに第2の集線器アセンブリ(35)は、軟磁性で実質的に電気的に非導電性の材料でできたいくつかの集線器要素(55)を有し、集線器要素(55)は、回転軸(9)の周りに周方向に配置され、内側に向かう誘導コイルアセンブリ(21,23)の内周を越えて径方向に突出し、互いに相対的に移動可能であって、誘導コイル(21,23)の内周を越えて回転軸(9)に向かう突出は操作で変更できる、請求項1から11のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  13. 集線器要素(55)は、回転軸(9)に平行に延在するピボット軸(59)の周りに誘導コイルアセンブリ(21,23)に対して旋回されることができる、請求項12に記載の誘導コイル装置。
  14. 集線器要素(55)は、第1のリム(79)を備え、回転軸に対向するほぼディスクの形状を有し、工具シャフト(13)および/または工具保持具(5)のスリーブ部(3)のための開口部(57)を形成し、かつ周方向に隣接した集線器要素(55)の第1のリム(79)に沿って、第1のリム(79)に対して傾斜した角度で延在する第2のリム(81)を備えて延在する、請求項13に記載の誘導コイル。
  15. 隣接した集線器要素(55)の第1のリム(79)および第2のリム(81)は周方向でその長さにおいて少なくとも部分的に重なり、特にインタロックする態様で重なり、集線器アセンブリ(33)は、周方向で交互である集線器要素(55)の2つのグループを含み、アセンブリは、同一の角位置における誘導コイルアセンブリ(21,23)の内周を越えた第1のグループの集線器要素(55)の径方向の張出しが第2のグループの集線器要素(55)の径方向の重なりよりも大きい、請求項14に記載の、または請求項1の前文との組合わせにおいて請求項12から14の特徴に記載の誘導コイル。
  16. 第1のグループの集線器要素(55)は、工具保持具(5)に対する集線器アセンブリ(33)およびそこに接続される誘導コイルアセンブリ(21)の軸方向の位置決めのためにその第1のリム(79)において停止手段(89)を形成する停止要素(87)を担持する、請求項15に記載の誘導コイル装置。
  17. 集線器要素(55)は共通の制御要素(69)によって調整可能であって、制御要素(69)は、誘導コイルアセンブリ(21,23)の軸の周りに回転可能であり、制御面カム従動子アセンブリ(73)によって集線器要素(55)と結合される、請求項12から16のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  18. 2つのコイル装置(21,23)は耐トルクで導かれるが互いに相対的に軸方向に移動可能であり、2つのコイル装置(21,23)の一方のコイル装置(21)の集線器要素(55)を調整する制御要素(69)は、2つのコイル装置(21,23)の他方のコイル装置(23)と耐トルクで接続される、請求項4または5との組合わせにおいて請求項17に記載の誘導コイル装置。
  19. 制御要素(69)は手動で動作可能なハンドリング要素(95)を含む、請求項17または18に記載の誘導コイル装置。
  20. 制御要素(69)はサーボモータによって駆動されることができる、請求項17または18に記載の誘導コイル装置。
  21. 少なくとも1つの位置センサ(97)は、コイル装置(21,23)および/または集線器アセンブリ(33,35)の軸距離および/またはコイル装置(21,23)の内周を越える少なくとも第1の集線器アセンブリ(33)の径方向の張出しを表す信号を生成するコイル装置(21,23)および/または集線器アセンブリ(33,35)と関連付けられ、コイル装置(21,23)はACジェネレータ(19)に結合され、その電流および/または持続期間中の電力および/または電圧は信号に依存して制御可能である、請求項1から20のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  22. コイル装置(21,23a)および/または集線器アセンブリ(33a,35a)の軸距離および/または少なくとも第1の集線器アセンブリ(33a)の径方向の張出しは少なくとも1つの位置決め駆動部、特にステッパモータ位置決め駆動部によって制御可能であり、コイル装置(21a,23a)はACジェネレータ(19a)に結合され、その電流および/または持続期間中の電力および/または電圧は調整可能であって、それが設定に依存して少なくとも1つの位置決め駆動部を制御する、請求項1から20のいずれかに記載の誘導コイル装置。
  23. 温度センサ(99)はコイル装置(21,23)の間に軸方向に配置され、工具保持具(5)のスリーブ部(3)の温度を検知する、請求項1から22のいずれかに記載の誘導コイル装置。
JP2008503442A 2005-04-01 2006-04-03 誘導コイル装置 Active JP4966960B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005014984A DE102005014984A1 (de) 2005-04-01 2005-04-01 Induktionsspulen-Baueinheit
DE102005014984.7 2005-04-01
PCT/EP2006/003020 WO2006103105A1 (de) 2005-04-01 2006-04-03 Induktionsspulen-baueinheit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008537572A JP2008537572A (ja) 2008-09-18
JP4966960B2 true JP4966960B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=36587106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008503442A Active JP4966960B2 (ja) 2005-04-01 2006-04-03 誘導コイル装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9278414B2 (ja)
EP (1) EP1867211B1 (ja)
JP (1) JP4966960B2 (ja)
CN (1) CN101189915B (ja)
AT (1) ATE438283T1 (ja)
DE (2) DE102005014984A1 (ja)
ES (1) ES2329285T3 (ja)
RU (1) RU2389162C2 (ja)
WO (1) WO2006103105A1 (ja)

Families Citing this family (58)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005005892A1 (de) 2005-02-09 2006-08-10 Haimer Gmbh Induktionsspuleneinheit
CN101438620B (zh) * 2006-04-24 2011-12-07 感应加热有限公司 管状材料端部的电感应加热处理
DE102007043208B4 (de) * 2007-09-11 2011-12-15 Franz Haimer Maschinenbau Kg Vorrichtung zum induktiven Erwärmen eines Werkzeughalters
DE102008045781A1 (de) * 2008-09-04 2010-03-11 Franz Haimer Maschinenbau Kg Induktive Spannvorrichtung für das Ein- und Ausspannen von Werkzeugen
US8309895B2 (en) 2009-03-05 2012-11-13 Franz Haimer Maschinenbau Kg Device for clamping and unclamping a tool through inductive warming of a tool holder
US11476566B2 (en) 2009-03-09 2022-10-18 Nucurrent, Inc. Multi-layer-multi-turn structure for high efficiency wireless communication
US20120103964A1 (en) * 2010-11-02 2012-05-03 Chen Chin-Duey Heating device for cutting tools
GB2487546A (en) * 2011-01-26 2012-08-01 Tubefuse Applic B V Magnetic flux guide with variable geometry.
DE102011082611B4 (de) * 2011-09-13 2024-10-10 Franz Haimer Maschinenbau Kg Induktionsspuleneinheit
DE102011082613B4 (de) 2011-09-13 2024-08-14 Haimer Gmbh Induktionsspuleneinheit
US9302330B2 (en) * 2013-12-03 2016-04-05 Ching-Ting Chen Adjustable heating mantle for a tool holder
EP2950615B1 (en) * 2014-05-27 2016-08-31 Aktiebolaget SKF Induction heating device
JP6691927B2 (ja) * 2015-02-12 2020-05-13 フランツ ケスラー ゲーエムベーハー 工作機械および工作機械ユニット
US10063100B2 (en) 2015-08-07 2018-08-28 Nucurrent, Inc. Electrical system incorporating a single structure multimode antenna for wireless power transmission using magnetic field coupling
US11205848B2 (en) 2015-08-07 2021-12-21 Nucurrent, Inc. Method of providing a single structure multi mode antenna having a unitary body construction for wireless power transmission using magnetic field coupling
US10658847B2 (en) 2015-08-07 2020-05-19 Nucurrent, Inc. Method of providing a single structure multi mode antenna for wireless power transmission using magnetic field coupling
US9960628B2 (en) 2015-08-07 2018-05-01 Nucurrent, Inc. Single structure multi mode antenna having a single layer structure with coils on opposing sides for wireless power transmission using magnetic field coupling
US9941729B2 (en) 2015-08-07 2018-04-10 Nucurrent, Inc. Single layer multi mode antenna for wireless power transmission using magnetic field coupling
US10636563B2 (en) 2015-08-07 2020-04-28 Nucurrent, Inc. Method of fabricating a single structure multi mode antenna for wireless power transmission using magnetic field coupling
US9941590B2 (en) 2015-08-07 2018-04-10 Nucurrent, Inc. Single structure multi mode antenna for wireless power transmission using magnetic field coupling having magnetic shielding
US9948129B2 (en) 2015-08-07 2018-04-17 Nucurrent, Inc. Single structure multi mode antenna for wireless power transmission using magnetic field coupling having an internal switch circuit
US9960629B2 (en) 2015-08-07 2018-05-01 Nucurrent, Inc. Method of operating a single structure multi mode antenna for wireless power transmission using magnetic field coupling
US9941743B2 (en) 2015-08-07 2018-04-10 Nucurrent, Inc. Single structure multi mode antenna having a unitary body construction for wireless power transmission using magnetic field coupling
US10985465B2 (en) 2015-08-19 2021-04-20 Nucurrent, Inc. Multi-mode wireless antenna configurations
DE102015016830A1 (de) 2015-12-28 2017-06-29 Haimer Gmbh Schrumpfgerät für den vorzugsweise mobilen Einsatz
DE102015016831A1 (de) 2015-12-28 2017-06-29 Haimer Gmbh Schrumpfgerät mit Heizkontrolle
US11408043B2 (en) * 2016-03-02 2022-08-09 Ntn Corporation Heat-processing device and heat-processing method
JP7102396B2 (ja) 2016-08-26 2022-07-19 ニューカレント インコーポレイテッド 無線コネクタシステム
US10432032B2 (en) 2016-12-09 2019-10-01 Nucurrent, Inc. Wireless system having a substrate configured to facilitate through-metal energy transfer via near field magnetic coupling
US11177695B2 (en) 2017-02-13 2021-11-16 Nucurrent, Inc. Transmitting base with magnetic shielding and flexible transmitting antenna
US11282638B2 (en) 2017-05-26 2022-03-22 Nucurrent, Inc. Inductor coil structures to influence wireless transmission performance
DE102017125047A1 (de) 2017-10-26 2019-05-02 Bilz Werkzeugfabrik Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Schrumpfspannen
DE102017130773A1 (de) 2017-12-20 2019-06-27 Bilz Werkzeugfabrik Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Schrumpfspannen
CN108942083A (zh) * 2018-06-29 2018-12-07 南京高速齿轮制造有限公司 具有不同膨胀系数的包容件与被包容件过盈装配的方法
US11564290B2 (en) 2018-07-25 2023-01-24 Heat X, LLC Magnetic induction style furnace or heat pump incorporating forced air or fluid blowers
US11564289B2 (en) 2018-07-25 2023-01-24 Heat X, LLC Magnetic induction style furnace or heat pump with variable blower functionality including retractable magnet arrays
US11564288B2 (en) 2018-07-25 2023-01-24 Heat X, LLC Magnetic induction style furnace or heat pump or magnetic refrigerator having combination conductive and heated or cooled fluid redirecting rotational plate
DE102018213405A1 (de) * 2018-08-09 2020-02-13 Robert Bosch Gmbh Sensorsystem zur Bestimmung einer Temperatur und mindestens einer Rotationseigenschaft eines um mindestens eine Rotationsachse rotierenden Elements
DE102018213411A1 (de) * 2018-08-09 2020-02-13 Robert Bosch Gmbh Sensorsystem zur Bestimmung einer Temperatur und mindestens einer Rotationseigenschaft eines um mindestens eine Rotationsachse rotierenden Elements
DE202018104875U1 (de) 2018-08-24 2018-10-19 Haimer Gmbh Schrumpfgerät mit Futtererkennung und automatischer Spulenverstellung
TWI669185B (zh) * 2018-08-28 2019-08-21 國立中興大學 非接觸式電能傳輸的高頻振動主軸系統及拘束件製程方法
DE102018121883A1 (de) * 2018-09-07 2020-03-12 Helmut Diebold Gmbh & Co. Goldring-Werkzeugfabrik Schrumpfgerät und Verfahren zum induktiven Aufheizen von Schrumpffuttern
DE102019112521A1 (de) 2019-05-14 2020-11-19 Haimer Gmbh Induktionsspulen-Baueinheit und Verfahren zur Steuerung eines induktiven Erwärmungsvorgangs für eine Induktionsspulen-Baueinheit
JP2022538167A (ja) 2019-07-04 2022-08-31 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 環状チャネルを有する誘導加熱配設
US11227712B2 (en) 2019-07-19 2022-01-18 Nucurrent, Inc. Preemptive thermal mitigation for wireless power systems
US11271430B2 (en) 2019-07-19 2022-03-08 Nucurrent, Inc. Wireless power transfer system with extended wireless charging range
DE102020129700A1 (de) * 2019-12-20 2021-06-24 E. Zoller GmbH & Co. KG Einstell- und Messgeräte Induktionsheizvorrichtung, Ein- und/oder Ausschrumpfspannstation und Verfahren
US11056922B1 (en) 2020-01-03 2021-07-06 Nucurrent, Inc. Wireless power transfer system for simultaneous transfer to multiple devices
US11283303B2 (en) 2020-07-24 2022-03-22 Nucurrent, Inc. Area-apportioned wireless power antenna for maximized charging volume
DE102020123070A1 (de) 2020-09-03 2022-03-03 E. Zoller GmbH & Co. KG Einstell- und Messgeräte Induktionsheizeinheiten-Einstellvorrichtung und Einstellverfahren zu einer Einstellung zumindest eines Feldformerelements einer Induktionsheizeinheit
US11876386B2 (en) 2020-12-22 2024-01-16 Nucurrent, Inc. Detection of foreign objects in large charging volume applications
US11881716B2 (en) 2020-12-22 2024-01-23 Nucurrent, Inc. Ruggedized communication for wireless power systems in multi-device environments
DE102020134800A1 (de) 2020-12-23 2022-06-23 E. Zoller GmbH & Co. KG Einstell- und Messgeräte Induktionsheizvorrichtung, Hüllenelement und Verfahren zu einem Verschleißschutz eines Magnetflussleitelements durch das Hüllenelement
US11695302B2 (en) 2021-02-01 2023-07-04 Nucurrent, Inc. Segmented shielding for wide area wireless power transmitter
DE112022003664T5 (de) * 2021-09-03 2024-05-29 National University Corporation Okayama University Induktionsheizspuleneinheit und induktionsheizvorrichtung
US11563366B1 (en) * 2021-09-28 2023-01-24 Kaney Aerospace, Inc. Electromagnetically-controlled magnetic cycloidal gear assembly and method of operating same
US12003116B2 (en) 2022-03-01 2024-06-04 Nucurrent, Inc. Wireless power transfer system for simultaneous transfer to multiple devices with cross talk and interference mitigation
US11831174B2 (en) 2022-03-01 2023-11-28 Nucurrent, Inc. Cross talk and interference mitigation in dual wireless power transmitter

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2008675A1 (de) 1970-02-25 1971-09-09 Badische Anilin & Soda Fabrik AG, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Herstellung von tertiären Acetylenglykolen durch Umsetzung von Acetylen mit Ketonen
US3935416A (en) * 1974-06-24 1976-01-27 Park-Ohio Industries, Inc. Inductor-workpiece position detector
DE3218084C3 (de) * 1982-05-13 1990-07-12 Bald Hubert Vorrichtung zum erzeugen einer stelldrehbewegung
DE3922297A1 (de) * 1989-07-07 1991-01-17 Zeiss Carl Fa Elektromagnetische haltevorrichtung
DE69101976T2 (de) * 1990-01-08 1994-09-01 Mori Seiki Seisakusho Kk Spindel-Einheit für Werkzeugmaschine.
US5193954A (en) * 1991-10-30 1993-03-16 Gte Valenite Corporation Universal tool connection
US5221513A (en) * 1992-01-31 1993-06-22 The Penn State Research Foundation Apparatus and method for net shape finishing of gears
US5280671A (en) * 1992-05-12 1994-01-25 Fx Marquart Gmbh Process and device for clamping tools in a clamping chuck
US5710412A (en) * 1994-09-28 1998-01-20 The Boeing Company Fluid tooling for thermoplastic welding
CN1207235A (zh) * 1996-01-05 1999-02-03 雷伊化学有限公司 电磁感应加热线圈
FR2768071B1 (fr) * 1997-09-05 1999-11-12 E P B Emile Pfalzgraf Dispositif pour l'assemblage et le desassemblage d'un outil avec un porte-outils
US6362462B1 (en) * 1997-10-29 2002-03-26 Contour Hardening, Inc. Induction hardening coil for a crankshaft
US6018155A (en) * 1997-10-29 2000-01-25 Contour Hardening, Inc. Induction hardening apparatus for a crankshaft
US6048144A (en) * 1998-10-26 2000-04-11 Bohler; Lloyd C. Temperature insertion spindle
DE19915412B4 (de) * 1999-04-06 2007-09-20 Innovat Gesellschaft für Sondermaschinenbau, Meß- und Steuerungstechnik mbH Vorrichtung zum Spannen von Werkzeugen
US6260858B1 (en) * 2000-01-12 2001-07-17 Induction Technologies Insulated heat shrink tool holder
DE10015074C1 (de) * 2000-03-25 2001-08-16 Glimpel Emuge Werk Schrumpfgerät für Werkzeuge,insbesondere Hartmetallwerkzeuge
US6755228B2 (en) * 2000-05-22 2004-06-29 Kelch Gmbh & Co. Werkzeugmaschinenfabrik Method and apparatus for the thermal clamping and releasing of tools
US6861625B1 (en) 2000-05-22 2005-03-01 Haimer Gmbh Shrinking device for a toolholder
JP3839228B2 (ja) * 2000-07-31 2006-11-01 株式会社神戸製鋼所 生タイヤ予熱方法およびその装置
EP1315595A1 (en) * 2000-09-01 2003-06-04 Gemini Group, Inc. System for presetting shrink-fit tools
DE10102710B4 (de) * 2001-01-22 2011-04-28 Franz Haimer Maschinenbau Kg Vorrichtung zum induktiven Erwärmen eines Werkzeughalters
EP1310323B1 (de) * 2001-11-12 2011-03-30 Franz Haimer Maschinenbau KG Schrumpfvorrichtung für einen Werkzeughalter
DE10157432B4 (de) 2001-11-23 2013-06-13 Franz Haimer Maschinenbau Kg Induktionsspule für ein induktives Schrumpfgerät
DE20200398U1 (de) * 2002-01-11 2003-06-18 Franz Haimer Maschinenbau KG, 86568 Hollenbach Längeneinstellbarer Werkzeughalter
DE20203784U1 (de) * 2002-03-08 2003-07-24 Franz Haimer Maschinenbau KG, 86568 Hollenbach Vorrichtung zum induktiven Erwärmen eines Werkzeughalters
JP2003323970A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Harison Toshiba Lighting Corp 誘導加熱装置、定着装置、および画像形成装置
DE10233917A1 (de) * 2002-07-25 2004-02-12 Franz Haimer Maschinenbau Kg Unwucht-Messvorrichtung
DE10253106A1 (de) * 2002-11-13 2004-06-03 E. Zoller GmbH & Co. KG Einstell- und Messgeräte Schrumpfvorrichtung
DE10257226B4 (de) * 2002-12-07 2014-06-12 E. Zoller GmbH & Co. KG Einstell- und Messgeräte Verfahren zum Befestigen eines Werkzeugs
DE10309015A1 (de) * 2003-03-01 2004-09-16 Wagner-Werkzeugsysteme Müller GmbH Werkzeugschrumpfaufnahme
US7084381B2 (en) * 2004-04-01 2006-08-01 Ronald R Davids Method and apparatus for controlling part movement
DE202004013916U1 (de) * 2004-09-07 2006-01-12 Haimer Gmbh Gerät zum Spannen eines Rotationswerkzeugs in einem Werkzeughalter
US7220942B2 (en) * 2004-09-30 2007-05-22 Lincoln Global, Inc. Feeder for endless welding wire
DE102005005892A1 (de) 2005-02-09 2006-08-10 Haimer Gmbh Induktionsspuleneinheit
ES2425590T3 (es) * 2007-02-16 2013-10-16 Franz Haimer Maschinenbau Kg Dispositivo de contracción de campo transversal con medios para limitar pérdidas de flujo magnético

Also Published As

Publication number Publication date
CN101189915B (zh) 2010-12-08
ATE438283T1 (de) 2009-08-15
WO2006103105A1 (de) 2006-10-05
US20080277386A1 (en) 2008-11-13
EP1867211B1 (de) 2009-07-29
EP1867211A1 (de) 2007-12-19
CN101189915A (zh) 2008-05-28
RU2389162C2 (ru) 2010-05-10
JP2008537572A (ja) 2008-09-18
RU2007135726A (ru) 2009-05-10
US9278414B2 (en) 2016-03-08
ES2329285T3 (es) 2009-11-24
DE102005014984A1 (de) 2006-10-05
DE502006004374D1 (de) 2009-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4966960B2 (ja) 誘導コイル装置
US10129933B2 (en) Induction coil unit
JP5444352B2 (ja) 工具をクランプおよびクランプ解除するための誘導クランプ装置
CA2435303A1 (en) Device for the inductive heating of a toolholder
US7208706B2 (en) Shrinking arrangement for a tool holder
JP6170050B2 (ja) 誘導コイルユニット
US8416516B2 (en) Insert for holding an optical system in a laser machining head, and a laser machining head
US20200061760A1 (en) Induction coil unit for a shrink device and with chuck detection and automatic coil adjustment
US6900418B2 (en) Induction coil for an inductive shrinking apparatus
JP2002540964A5 (ja)
WO2002087285A1 (en) Device for converting magnetic energy into thermal energy, particularly for heating material in a solid or fluid state
JP6270725B2 (ja) 誘導コイルユニット
JP2010259251A (ja) アキシャルギャップ型回転電機用ロータとその製造方法
JP6414980B2 (ja) 電子部品の製造装置及びその製造方法
KR100731644B1 (ko) 공구홀더용 수축장치
JP5172914B2 (ja) 工具保持具用焼きばめ装置
JP5128646B2 (ja) 工具保持具用焼きばめ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4966960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250