JP4966713B2 - 新設配管部材の接続工法および閉鎖管端部の切削工具 - Google Patents

新設配管部材の接続工法および閉鎖管端部の切削工具 Download PDF

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Description

本発明は、新設配管部材の接続工法および閉鎖管端部の切削工具に係り、例えば、公道などの地中に敷設されている既設配管部材(本支管)から、隣接している民地側などに引き込むための新設配管部材の接続工法、および、この接続工法において新設配管部材を接続するときに、閉鎖管端部を切り落として開口するために用いられる切削工具に関する。
公道下などの地中に敷設されているガスや水道などの本支管から、公道に隣接している民地側などに向けて引き込み配管されるガス管や水道管などの管路は、ポリエチレン(PE)などの合成樹脂材料によって形成されている。
ところで、地中に敷設されている配管では、土地の所有区分に応じて配管に資産区分が分かれていることが多い。ガス管を例にすると、公道の下などに敷設されているガスの本支管は、ガス会社の資産である。そして、公道に隣接している民地内に敷設されているガス配管は、土地所有者の資産である。
このようなことから、公道下の本支管から分岐させて民地内にガス管を引き込む場合には、公道と民地との地境において配管の資産が変わることになるが、一本の配管を民地内に向けて引き込む工事を行うときなどには、資産区分毎に工事業者や工事時期が異なる事態が生じる。このために、地境付近で配管の端部を一旦区切り遮断しておいて、遮断された端部から別途に新たな配管を接続する先継ぎ工事が行われることとなる。
また、このような資産区分の事情に拘らずに、配管の延長を行うことが予想されるなどの場合には、その途中まで配管を敷設するか、或いは管接続口を遮断させた分岐継手を予め接続しておいて、後日などのしかるべき時期に新たな配管を接続する配管工事が行われることもある。
公道下の本支管から分岐させて隣接している民地側などに向けてガス管を引き込むための配管工事を行う場合、本支管の引き込み分岐地点の公道から民地との地境に至る範囲において作業用の縦穴(立坑)などを掘削する必要があるが、一般的に地境に沿う公道側には側溝が存在しており、また、地境に沿う民地側においてはブロックや柵などからなる境界塀が存在していることが多い。
このようなことから、作業用の縦穴などを側溝に掘削すると、側溝の支持が不安定となり、側溝が陥没することや割れ目が生じるおそれがあるなどから、作業者に不安を与えるばかりか、作業効率が悪く、作業者に与える負担が大きいものとなっていた。
また、配管工事に際しては、ガス管を切断する切断作業が必要とするが、従来では特許文献1などにおいて知られているロータリーカッタなどを用いて行われていた。
このロータリーカッタは、凹部側に回転刃を突出させて支持する円弧状の回転刃支持部を備え、この回転刃支持部材の両端側に連結片部を設けた一対の枠部材を備えている。この一対の枠部材は、一方側の連結片部に結合用ネジ棒を連結するとともに、他方側の連結片部に結合用ネジ棒を貫通させるための貫通孔を備えている。
そして、ロータリーカッタは、回転刃支持部の凹部を対向させて一対の枠部材を配置し、一方側の枠部材の結合用ネジ棒を、他方側の枠部材の貫通孔に貫通させて締付用ナットにより締め付ける構成としているとともに、一対の枠部材の回転刃支持部には回転刃を支持する切断操作用ハンドルを備えた構成としている。
特開平9−253926号公報(段落番号0012〜0016、および図2、図3参照)
しかしながら、特許文献1のロータリーカッタは、ガス管を切断するときに、回転刃を支持している一対の枠部材の回転刃支持部を、ガス管の外周に沿わせてセットした後に、結合用ネジ棒に螺合する締付用ナットを、回転操作ハンドルを用いて締め付けることにより、全ての回転刃を所望の圧力でガス管の外周に当接させる。この状態で、切断用操作ハンドルによって一対の枠部材をガス管の外周に沿わせて回転させることで、ガス管に沿って回転刃を回転移動させながらガス管の外周に食い込ませる。外周への食い込みによって回転刃のガス管に対する当接力が弱くなった時点で、再度回転操作ハンドルを用いて締付ナットを締め付けることを数回繰り返しながら、ガス管を切断するように構成されている。
このように構成されているロータリーカッタを用いたガス管の切断は、ガス管の外周に対する回転刃の当接力を維持するために繰り返し一対の枠部材を連結する係合ネジ棒に対する締付ナットの締め付けが必要となることから、面倒で作業性が悪い。
また、ガス管の円周外側におけて一対の枠部材を回転させるための操作、そして、回転操作ハンドルを用いて締付ナットを締め付けるための操作が必要となることから、ガス管の周りにはこれらの操作を行うための作業空間が必要となる。つまり、前記した縦穴(立坑)はガス管を引き込むため配管空間(幅)にとどまらず、広い作業空間を確保するように掘削しなければならい。
そのために、前記したように、作業性が悪いばかりか、側溝や堀などの支持が不安定になることによる工事の安全性においても問題視される。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、既設配管部材に対し、新設配管部材を接続する配管工事を行うときに、接続する配管部材の管外径よりも大きめの穴を、配管部材に沿ってその周りに掘り込む掘削をよって、新設配管部材の接続を可能にする接続工法および閉鎖管端部の切削工具を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、既設配管部材に新設配管部材を接続するときに備えて、一端を開口し他端の閉鎖管端部側に延びる穴部を有し、この穴部に軸方向の流通を遮断するための遮断部材を引き出し摺動可能に挿入している接続部材を、前記既設配管部材との接続部位から前記新設配管部材の敷設方向に向けて予め敷設している接続工法であって、
前記接続部材の前記閉鎖管端部側を切り落とし開口する工程と、切り落とし開口された前記接続部材の切断開口に合成樹脂製の連結部材の一端側を接続させた後に、前記遮断部材を前記連結部材の他端側に移動させる工程と、前記遮断部材が内在されている位置よりも上流側に位置する前記連結部材の一部を押し潰し封鎖することによって前記連結部材の軸方向の流通を遮断する工程と、封鎖された前記連結部材から前記遮断部材を引き抜いて取り出す工程と、前記連結部材の他端側に前記新設配管部材を接続する工程と、前記連結部材の前記封鎖部分を開放させて、前記連結部材および前記接続部材を介して前記既設配管部材と前記新設配管部材とを流通させるための工程と、を含み、
前記接続部材の前記閉鎖管端部を切り落として開口する工程が、前記接続部材の軸方向から該接続部材に被嵌させて回転させながら軸方向に移動させる切削工具によって行われることを特徴とる新設配管部材の接続工法にある。
また、本発明では、既設配管部材に新設配管部材を接続するに備えて、予め前記既設配管部材に接続されて敷設されるとともに、前記既設配管部材に接続される一端の開口側から他端の閉鎖端部側に延びる穴部を有している合成樹脂製の接続部材の閉鎖管端部を、前記接続部材の軸方向から該接続部材に被嵌させて回転させながら軸方向に移動させる動作によって切り落とし開口するための切削工具であって、
前記接続部材に嵌め合わせる内径を有する工具本体と、この工具本体の軸方向に対し、直交する方向から前記工具本体の内面に向けて刃先が突出するように備えられる切削刃と、を備え、前記切削刃の刃先は、少なくとも前記接続部材の外面から内面に至る管厚に相当する突出量にて、前記工具本体の内面から軸方向に直交するように突出していることを特徴とする新設配管部材の接続工法における閉鎖管端部の切削工具にある。
本発明に係る新設配管部材の接続工法によれば、公道下などの既設配管部材から隣接している民地側との地境の近くに向けて、新設配管部材を接続するための接続部材を予め敷設しておくための配管工事、そして、民地側の需要家に向けて接続部材から新設配管部材を引き込むための配管工事を行うときなどにおいて、公道に沿って側溝などが存在していても、側溝の支持が不安定になるなどの大きな縦穴などを掘ることなく、配管工事を遂行させることができる。
これにより、作業負担が少なくなり、作業者に対する労力の軽減と工事の安全性を高め、しかも、工期の大幅な短縮化を期待することができる。さらには、土地所有区分内での配管工事を行うことができる。
また、本発明に係る閉鎖管端部の切削工具によれば、既設配管部材に接続されて公道と民地との地境線上の近くに閉鎖管端部を向けて地中に予め打ち込み敷設されている接続部材の閉鎖管端部を切り落とし開口する切断作業を行う場合、接続部材の軸方向から工具本体を接続部材に被嵌させた後に、工具本体を、回転駆動機を用いて回転させながら軸方向に移動させることによって、接続部材の閉鎖管端部を切削刃によって切り落とすことができる。
これにより、公道に沿って側溝などが存在していても、側溝の支持が不安定になるなどの大きな穴を掘ることなく、公道下の既設配管部材に接続部材を介して新設配管部材を接続するための配管工事を遂行させることができる。したがって、前記したように、作業者に対する労力の軽減と工事の安全性を高め、工期の大幅な短縮化を期待することができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係る接続工法は、公道などの地中において敷設されている既設配管部材である本支管3から分岐させて公道に隣接する民地内の需要家に向けて引き込まれる引込み管である新設配管部材1を敷設するときに、公道と民地との地境線上Tの近くに位置する土砂中に、本支管3に一端開口側を接続し、他端を閉鎖管端部2aとしている接続部材2を予め敷設しておくことにある(後記の図7の(c)〜(e)参照)。
そして、本実施形態に係る切削工具Aは、公道と民地との地境線上Tの近くに位置している予め敷設されている接続部材2を介して民地内の需要家に向けて新設配管部材1を引き込み敷設するときの配管工事のときに、地境線上Tの近くに位置して埋設されている接続部材2の閉鎖管端部2aを切り落とし開口するために用いられるものである(後記の図4および図9参照)。
≪切削工具の構成≫
図1および図2は、本実施形態に係る新設配管部材の接続工法を遂行していく過程において接続部材の閉鎖管端部を開口するために用いられる切削工具を示す縦断側面図であり、図3は、同切削工具を示す斜視図である。
図1に示すように、切削工具Aは、円筒形状を呈している工具本体A1と、この工具本体A1に装着される切断刃A2とを備えて構成されている
≪工具本体の構成≫
工具本体A1は、適宜の金属材や合成樹脂材などによって、一端を開口し、他端を閉鎖している適宜の長さ有する円筒形状に形成されている。
この工具本体A1は、図1および図2に示すように、切断刃A2が取り付けられる部位を境として、一端開口側に至る範囲L1の内径L3が、接続部材2の外径と略同径に形成されている大径孔部1aとし、他端の閉鎖端部側に至る範囲L2の内径L4が、接続部材2の内径と略同径に形成されている小径孔部1bとしている。
これにより、大径孔部1aと小径孔部1bとの間には、図1に示すように、段部1cが形成される。また、大径孔部1aは、工具本体A1を接続部材2の閉鎖管端部2a側に被嵌させて軸方向に回転させながら移動させるときのガイド機能を備え、小径孔部1bは、閉鎖管端部1aを切り落とし開口するときに発生する切屑aを、後記する窓孔9を介して外部に排出するための排出機能を備えている(後記の図4の(b)〜(d)参照)。
また、工具本体A1は、閉鎖端部の軸芯に係合部4を備えている。
この係合部4は、図1および図3に示すように、六角の孔形状に形成されている。これにより、電動工具などの携帯回転駆動機(図示省略)の出力軸Bに取り付けられている六角形状の連結部4aに対して係脱自在に連結されるようにしている。
また、工具本体A1は、図1から図3に示すように、切削刃A2が取り付けられる外周部位に、工具本体A1の軸方向に対して直交するように刃装着部5を備えている。
この刃装着部5は、図2に示すように、工具本体A1の軸芯を通る対角線上Xに対して鋭角θの傾きをもって一体に突設されている。
これにより、切断刃A2は、図1に示すように、工具本体A1の小径孔部1bの内面から刃先a2を工具本体A1の軸方向に対し、直交する方向に向けて突出させるように刃装着部5に取り付けられる。そして、図1および図2に示すように、小径孔部1bの内面からわずかに突出させるように取り付けられる切削刃A2の刃先a2は、工具本体A1の回転方向に向けて刃先角部を鋭利状に突出させることで、接続部材2の閉鎖管端部2aを切れ味のよい状態で効率的に切削し、切り落とし開口し得るようにしている。
また、刃装着部5の工具本体A1の閉鎖端部側に面する突出一側面にはスライド溝部7が設けられている。このスライド溝部7は、切削刃A2を工具本体A1の内面に向けてボルト(六角レンチボルトなど)6を用いてスライド可能に取り付けることができるように形成されており、溝底にはネジ孔8を備えている。
また、工具本体A1は、刃装着部5の基端(根元)から閉鎖端部の端面に至るように窓孔9を備えている。この窓孔9は、刃装着部5のスライド溝部7の溝幅に相当する開口幅にて工具本体A1の小径孔部1bの周壁に形成されて、切削刃A2に削り取られた接続部材2の切屑aを外部に排出するものである。
切削刃A2は、刃物などの材料として一般的に用いられて所望な金属材によって形成されている。この切削刃A2は、図3に示すように、工具本体A1のスライド溝部7にスライド可能にセットされる程度の大きさで適宜の厚さ(板厚)を有する略矩形形状に形成されているとともに、その短辺一側縁に刃先a2を備えている。
また、切削刃Aは、スライド用に長孔10を備えており、ボルト6を緩めることによって、工具本体A1の内側からの突出量を、適宜調節することができるようにしている。
なお、図1に示すように、工具本体A1の小径孔部1bの内面から軸芯方向に向けた刃先a2の突出量lを、0.1〜0.2mm位に設定することが好適なものとなる。
[切削工具の作用説明]
つぎに、以上のように構成されている本実施形態に係る切削工具Aの使用について簡単に説明する。
図4は、接続部材の閉鎖管端部を切り落とし開口するときに、切削の進行に伴い切削工具を接続部材の軸方向へ移動させる状態を段階的に示す縦断面図である。
まず始めに、工具本体A1の開口する大径孔部1a側を、接続部材2の閉鎖管端部2aの外側に、軸方向から被せるように嵌め合わせセットさせた状態で、工具本体A1の閉鎖端部の係合部4に携帯回転駆動機の出力軸Bに備えられている連結部5を嵌め挿し込んで連結させる(図4(a)の状態)。このとき、予め工具本体A1を出力軸Bの連結部5に連結させた状態で、工具本体A1を接続部材2の閉鎖管端部2aに嵌め合わせセットするようにするもよい。
この状態で、携帯回転駆動機を駆動させて工具本体A1を回転させながら、工具本体A1を接続部材2の軸方向に押し込む方向に力を加える。すると、略弾頭形状を呈している閉鎖管端部2aの曲面に宛がわれている切削刃A2の刃先a2は、閉鎖管端部2aに周方向に切り込みを入れながら該閉鎖管端部2aを接続部材2の軸方向に向けて削る加工が進行されていく(図4(b)の状態)。このときに、削り取られた切屑aは小径孔部1bの窓孔9から外部に排出される。
そして、切削加工の進行が、閉鎖管端部2aの根元、接続部材2に対する融着部11に達すると、削られずに残る残存物(残骸頭部)12は、小径孔部1b内に残った状態で(図4(c)の状態)、接続部材2の軸方向への切削加工がさらに進行することによって切削は終了する。これにより、接続部材2は開口される(図4(d)の状態)。
このように構成されている本実施形態に係る切削工具Aによれば、図4に示すように、接続部材2の軸方向から工具本体A1を接続部材2に被嵌させた後に、電動工具などの携帯回転駆動機を用いて工具本体A1を回転させながら軸方向に移動させることによって、接続部材2の閉鎖管端部2aを切削刃A2によって切り落とすことができる。
これにより、例えば、本支管3に接続されて公道と民地との地境線上Tの近くに閉鎖管端部2aを向けて地中に予め打ち込み敷設されている接続部材2の閉鎖管端部2aを切り落とし開口する切断作業を行う場合、公道に沿って側溝Cなどが存在していても、側溝Cの支持が不安定になるなどの大きな穴を掘ることなく、公道下の本支管3に接続部材2を介して新設配管部材1を接続するための配管工事を遂行させることができる。
≪他の実施形態に係る切削工具の構成≫
図5は、切削工具の他の実施形態を示す縦断面図である。
斯かる実施形態では、切断刃A2の構成形態を変えた以外の他の構成要素は、前記した切断工具Aと基本的に同じことから、同じ構成要素に同じ符号を付することで重複の説明は省略する。
すなわち、図5に示すように、切削刃A3は、長手方向の一側縁に沿わせて刃先a3を備えている。そして、切断刃A3は、長手方向に等間隔をおいて、短手方向に斜めに延びる折れ線13が施されている。このような切断刃A3とした場合、刃装着部5のスライド溝部7の溝底の両側には切断刃A3の板厚に相当する係止溝14が設けられており、切断刃3がスライド溝部7に係脱自在に固定されるようにしている。
これにより、接続部材2の閉鎖管端部2aを切り落とし開口するときに、刃先a3の切れが悪くなった場合、切断刃A3を工具本体A1の刃装着部5を取り外し、切れが悪い刃先側を折れ線13から折ることによって(図5の二点鎖線の状態)、新規の刃先a3によって切削作業を継続させることができる。
≪接続部材の構成≫
図6は、本実施形態に係る新設配管部材の接続工法に用いられる接続部材を示す縦断面図である。
接続部材2は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール樹脂などの合成樹脂材料によって管形状に形成されている。この接続部材2は、図6に示すように、一端側を開口し、この一端開口側から他端側の閉鎖管端部2aに延びる穴部2bを備えている。
閉鎖管端部2aは、先端に向けて外面を曲面的に絞り込むように形成されている略弾丸形状を呈している。これにより、公道下などの地中において敷設されている既設配管部材である本支管3の近くから隣接している民地との地境線上Tに向けた土砂内に接続部材2を大きな力を必要とせずに、かつ、速やかに打ち込み敷設することができるようにしている(後記の図7の(c)参照)。
そして、接続部材2の穴部2bには、図6に示すように、軸方向の流通を遮断するための遮断部材15が挿入されているとともに、この遮断部材15の軸方向の移動を抑制するための環状突起部16が閉鎖管端部2側における穴部2bの内周面に備えられている。
遮断部材15は、接続部材2と同じく合成樹脂材料などによって形成されている。この遮断部材15は、図6に示すように、穴部2bの内径と略同径としている円柱形状の遮断部15aと、この遮断部15aの軸方向の一端から略ネック形状に突出されている軸部15bとを備えて形成されている。
そして、遮断部材15は、遮断部15aの外周に並列させた2本のシール部材16を備えているとともに、軸部15bの突端側には紐などからなるフレキシブルな引き抜き部材17が備えられている。これにより、遮断部材15を穴部2bの軸方向に移動させる、そして、穴部2bから遮断部材15を引き出すことを引き抜き部材17によって行うことができるようにしている(後記の図7の(b)〜(d)参照)。
≪新設配管部材の接続工法の説明≫
次に、以上のように構成されている本実施形態に係る切削工具Aを用いた本支管3に対する新設配管部材1の接続工法について説明する。
図7および図9は、本実施形態に係る新設配管部材の接続工法の施工手順を示す概略図である。
まず、公道下に敷設されている本支管3から民地との地境線上Tに向けて敷設される接続部材2の配管工事について、図7を参照しながら説明する。
図7の(a)に示すように、本支管3が露出するように公道に縦穴(立坑)18を掘削した後に、図7の(b)に示すように、露出させた本支管3に分岐継手19を取り付ける。
次に、図7の(c)に示すように、分岐継手19の近くの縦穴18の掘削壁面から隣接する民地との地境線上Tに向けた土砂内に接続部材2を打ち込む。このとき、遮断部材15を穴部2bに挿入しない状態で、または、遮断部材15を穴部2bに挿入させた状態で接続部材2を土砂中に打ち込む作業を行うも任意である。
また、接続部材2の閉鎖管端部2aが地境線上Tから民地側に飛び出さないようにすることが好適なものとなる。これにより、民地側において配管工事以外の他の工事が行われるときに、縦穴が掘削された場合、接続部材が掘削を妨げることがなくなる。
このようにして、接続部材2を土砂中に打ち込み敷設するための作業が終了した後に、図7の(d)に示すように、接続部材2の開口している一端側を分岐継手19に接続することで、新設配管部材1を後から本支管3に接続するために備える公道側における配管工事が終了となり、最後に、図7の(e)に示すように、公道の縦穴18を埋め戻す。
以上のような施工手順によって、穴部2bに遮断部材15を挿入している接続部材2を、公道と民地との地境線上Tの近くまで予め打ち込み敷設した後において、民地側における新設配管部材1の接続について説明する。
図8および図9は、民地側において新設配管部材の配管工事を行うときの本実施形態に係る接続工法における施工手順を示す概略図である。ここでは、図4を適宜参照しながら説明する。
図8に示すように、接続部材2が打ち込み敷設されている深さの縦穴20などを掘削するとともに、この縦穴20の掘削壁から接続部材2の閉鎖管端部2aに至り、なおかつ、切削工具Aを接続部材2に被嵌セットさせた状態で回転させることができる程度の穴径(空間)が接続部材2の周りの確保されるように横穴21を掘削する。
横穴21の掘削作業が終了した後に、前記した図4の(a)に示すように、切削工具Aの工具本体A1の開口する大径孔部1a側を、接続部材2の閉鎖管端部2aの外側に、軸方向から被せるように嵌め合わせセットさせる。以後は、図4の(b)〜(d)において詳述した切削作業にて閉鎖管端部2aを切り落として接続部材2の他端を開口させる(図9(a)の状態)。
このような切削作業によって接続部材2が開口されたとき、遮断部材15がガス圧によって押されて穴部2bから抜けようとした場合、遮断部材15の移動は規制突起部16によって規制される。これにより、接続部材2の開口とともに遮断部材15がガス圧により穴部2bから抜け外れることはない。これによって、ガス漏れなどの事態は防止される。
このようにして、接続部材2の他端を開口させた後に、図9の(b)に示すように、接続部材2に合成樹脂製の連結部材22の一端側を接続させるとともに、接続部材2の穴部2bに挿入されている遮断部材15を、引き抜き部材17を利用して連結部材22の他端側に引き抜き移動させる。
なお、図示を省略しているが、連結部材22の他端側の内周面に、接続部材2と同じく規制突起部16を設けておくことで、ガス漏れなどに対する安全性の向上が図られるものである。
遮断部材15を連結部材22の他端側に移動させたところで、遮断部材15よりも上流側における連結部材22の一部を、図9の(c)に示すように、押し潰して連結部材22の軸方向の流通を遮断するための封鎖処理を行う。
そして、図9の(d)に示すように、連結部材22から遮断部材15を引き抜き取り出した後に、連結部材22の他端側に新設配管部材1を接続するとともに、封鎖部分23を開放(解除)して連結部材22の流通を戻すことによって民地側における配管工事が終了する。最後に、横穴21、縦穴20などを埋め戻すものである。
本実施形態に係る新設配管部材1の接続工法は以上のように構成されていることで、公道下の本支管3から隣接している民地側との地境線上Tの近くに向けて、新設配管部材1を接続するための接続部材2を予め敷設しておくための公道側における配管工事、そして、本支管3から新設配管部材1を需要家に向けて引き込むために接続部材2の閉鎖管端部2aを切り落としして開口させるための民地側における配管工事のときなどにおいて、公道に沿って側溝Cなどが存在していても、側溝Cの支持が不安定になるなどの大きな穴を掘ることなく、配管工事を遂行させることができる。
これにより、作業負担が少なくなり、作業者に対する労力の軽減と工事の安全性を高め、しかも、工期の大幅な短縮化を期待することができる。さらには、土地所有区分内での配管工事を行うことができる。
また、接続部材2の閉鎖管端部2a側の形状は、先端に向けて外面を曲面的に絞り込むように形成されている略弾丸形状を呈している。これにより、公道下などの地中において敷設されている既設配管部材である本支管3の近くから隣接している民地との地境線上Tに向けた土砂内に接続部材2を打ち込むに際して、大きな力を必要とせずに、かつ、速やかに打ち込み敷設することができる。
また、遮断部材15を挿入している接続部材2の閉鎖管端部2aは、公道と民地との地境線上Tよりも公道側に位置させておくことで、民地側において配管工事以外の他の工事が行われるときに、縦穴が掘削された場合、接続部材2が掘削を妨げることがなくなる。
なお、本発明の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1から請求項4に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本発明に含まれるものである。
例えば、民地の需要家が解体されて、ガスの供給を止めるなどの場合、地境線上Tにおける引き込み配管部材(既設配管)を截断し、遮断部材15を挿入している接続部材2の一端開口を裁断された配管部材に接続することにより、接続部材2を敷設しておくことができる。この場合、接続部材2の閉鎖管端部2aは、地境線上Tよりも公道側に位置させておくことが望ましい。
これにより、前記したように、接続部材2が配管工事以外の他の工事が行われるときの縦穴などの掘削を妨げることがなくなる。また、図8および図9に示す民地側における配管工事を行うことで、ガスの供給を復活させることができる。
また、切削工具Aの工具本体A1に対し、周方向に複数の切削刃A2を取り付けことができる。また、工具本体A1の閉鎖端部における係合部4の形態として、丸孔形状として、孔の内周面に回り止め用のローレットを施す、または、孔に変えて六角などの突出形状にすることができる。つまり、回転方向において携帯回転駆動機の出力軸Bと一体となり、軸方向において係脱自在とすることができる構造、形状であればよく、限定されるものではない。
さらに、工具本体A1の大径孔部1aの口元をラッパ形状などに拡開、また、大径穴部1aの内周面方向に適宜の間隔をおいて軸方向に、または、周方向の突条などを設けることができる。これにより、接続部材2の外周面との接触が面ではなく、突条による線接触とすることで、閉鎖管端部2aを切り落とすときに、切削工具Aの軸方向への移動、または、回転方向の動きが速やかになるなどの効果を期待することができる。
本実施形態に係る切削工具を示す縦断面図である。 図1のII−II線の矢視方向から見たときの縦断面図である。 切断刃を工具本体が分離させた状態を示す同切削工具の斜視図である。 接続部材の閉鎖管端部を切り落とし開口するときに、切削の進行に伴い切削工具を接続部材の軸方向へ移動させる状態を段階的に示す縦断面図であり、(a)は、接続部材の閉鎖管端部の外面に切削刃の刃先を宛がうように工具本体を接続部材に被嵌セットさせた状態を示す、(b)は、閉鎖管端部の外面を軸方向の途中まで削る切削加工を進行させた状態を示す、(c)は、閉鎖管端部を接続部材から切り落とす段階まで切削加工を進行させた状態を示す、(d)は、接続部材を軸方向に切削する加工時点まで切削加工を進行させた状態を示す。 他の実施形態に係る切断工具を示し、図1のIV−IV線の矢視方向から見たときの縦断面図である。 本実施形態に係る接続部材を示す縦断面図であり、長さを一部省略して示す。 本実施形態に係る接続工法において公道側における配管工事の流れを説明するための概略図であり、(a)は、本支管が敷設されている公道に作業用の縦穴を掘削した状態を示す、(b)は、本支管に分岐継手を取り付けた状態を示す、(c)は、接続部材を土砂内に打ち込み敷設した状態を示す、(d)は、接続部材を分岐継手に接続させた状態を示す、(e)は、公道の縦穴を埋め戻した状態を示す。 同接続工法において民地側における配管工事を説明するための概略図であり、接続部材の閉鎖管端部を切り落とし開口するために作業用の縦穴と、この縦穴から接続部材の周囲に向けて横穴を掘削した状態を示す。 同民地側における配管工事の流れを説明するための概略図であり、(a)は、接続部材から閉鎖管端部を切り落とした状態を示す、(b)は、接続部材の切削開口に連結部材を接続し、接続部材から連結部材に遮断部材を移動させた状態を示す、(c)は、連結部材の上流側を押し潰して封止した状態を示す、(d)は、連結部材から遮断部材を外部に引き抜き取り出した状態を示す、(e)は、連結部材に新設配管部材を接続した後に、連結部材の封鎖部分を解除させた状態示す。
符号の説明
A:切削工具、A1:工具本体、A2,A3:切削刃、a2,a3:刃先、1:新設配管部材、2:接続部材、2a:閉鎖管端部、2b:穴部、3:本支管(既設配管部材)、4:係合部、5:刃装着部、6:ボルト、7:スライド溝部、8:ネジ孔、9:窓孔、15:遮断部材、22:連結部材、23:封鎖部分、B:出力軸(回転駆動機)

Claims (4)

  1. 既設配管部材に新設配管部材を接続するときに備えて、一端を開口し他端の閉鎖管端部側に延びる穴部を有し、この穴部に軸方向の流通を遮断するための遮断部材を引き出し摺動可能に挿入している接続部材を、前記既設配管部材との接続部位から前記新設配管部材の敷設方向に向けて予め敷設している接続工法であって、
    前記接続部材の前記閉鎖管端部側を切り落とし開口する工程と、
    切り落とし開口された前記接続部材の切断開口に合成樹脂製の連結部材の一端側を接続させた後に、前記遮断部材を前記連結部材の他端側に移動させる工程と、
    前記遮断部材が内在されている位置よりも上流側に位置する前記接続部材の一部を押し潰し封鎖することによって前記連結部材の軸方向の流体の流通を遮断する工程と、
    封鎖された前記連結部材から前記遮断部材を引き抜いて取り出す工程と、
    前記連結部材の他端側に前記新設配管部材を接続する工程と、
    前記連結部材の前記封鎖部分を開放させて、前記連結部材および前記接続部材を介して前記既設配管部材と前記新設配管部材とを流通させる工程と、を含み、
    前記接続部材の前記閉鎖管端部を切り落として開口する工程が、前記接続部材の軸方向から該接続部材に被嵌させて回転させながら軸方向に移動させる切削工具によって行われることを特徴とる新設配管部材の接続工法。
  2. 既設配管部材に新設配管部材を接続するに備えて、予め前記既設配管部材に接続されて敷設されるとともに、前記既設配管部材に接続される一端の開口側から他端の閉鎖端部側に延びる穴部を有している合成樹脂製の接続部材の閉鎖管端部を、前記接続部材の軸方向から該接続部材に被嵌させて回転させながら軸方向に移動させる動作によって切り落とし開口するための切削工具であって、
    前記接続部材に嵌め合わせる内径を有する工具本体と、
    この工具本体の軸方向に対し、直交する方向から前記工具本体の内面に向けて刃先が突出するように備えられる切削刃と、を備え、
    前記切削刃の刃先は、少なくとも前記接続部材の外面から内面に至る管厚に相当する突出量にて、前記工具本体の内面から軸方向に直交するように突出していることを特徴とする新設配管部材の接続工法における閉鎖管端部の切削工具。
  3. 前記工具本体は、一端を開口し、他端を閉鎖している円筒形状に形成されているとともに、前記切削刃が取り付けられる部位を境として、一端開口側に至る内径が、前記接続部材の外径と略同径に、前記閉鎖端部側に至る内径が、前記接続部材の内径と略同径に形成され、
    かつ、前記閉鎖端部の軸芯には回転駆動機に係脱自在に連結させるための係合部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の新設配管部材の接続工法における閉鎖管端部の切削工具。
  4. 前記工具本体は、切屑を排出させるための窓孔を周壁に備えていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の新設配管部材の接続工法における閉鎖管端部の切削工具。
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