JP4964859B2 - ネットワーク状態の取込みおよび再現 - Google Patents

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Description

本発明は一般に通信ネットワークに関し、より詳細には、そのようなネットワークの監視および分析のための技法に関する。
統一された通信に向けての遠隔通信産業における最近の傾向は、サービス品質(QoS)の必要が様々である様々なタイプの応用例に対して許容できるQoSを送達するための収束型ネットワークの必要を強調していることである。ビデオ・ストリーミングやvoice over IP(VoIP)などのリアル・タイム応用例は、基礎となるデータ・ネットワークからの厳格なQoS保証を要求する。そのような応用例の配置のすべての段階でのネットワーク挙動を理解することは、その性能にとって重要である。例えば、配置前段階では、必要なQoSをネットワークが送達することができるかどうか、およびより重要なことであるが、ネットワークのどの部分がそれを行うことができないかを評価することが必要である。配置の後、受け入れられるQoSレベルを維持するために、ネットワークの性能を監視することが必要である。
多数のネットワーク監視および分析システムが当技術分野で周知である。例えば、複数のエンドポイント装置を含むネットワーク内の性能問題に関連する特定の場所を求める根本原因分析技法を開示する、「Method and Apparatus for Automatic Determination of Performance Problem Locations in a Network」という名称の米国特許出願公告第2005/0053009号を参照されたい。
ネットワーク監視および分析システムはしばしば、ネットワーク状態がリアル・タイム応用例にどのように影響を及ぼすかを理解しようとして、遅延、ジッタ、パケット損失などの低レベル・ネットワーク測定値を収集する。しかし、そのような低レベル・ネットワーク測定値は、受信ストリームの知覚品質に対する影響の点で、解釈することが難しい可能性がある。このために、低レベル測定値はしばしば、受信ストリームの全体的知覚品質を1から5のスケールで伝える推定Mean Opinion Score(MOS)によって補足される。ITU T Recommendation P.800、「Methods for subjective determination of transmission quality」を参照されたい。別の周知の知覚品質推定技法は、ITU-T Recommendation G.107、「The E-model, a computational model for use in transmission planning」に記載のEモデルを使用する。Eモデルは、低レベル・ネットワーク測定値を使用して、0から100の範囲で変化することができ、推定MOSに対応付けることのできるR因子と呼ばれるスカラ値を計算する。VoIP応用例の場合、2方向での受信ストリームの同時知覚品質を特徴付ける会話推定MOSを使用することができる。
上述の推定MOSおよびEモデルに基づく従来型手法の著しい欠点は、こうした手法が、受ける品質の非常に単純化された記述のみを伝えることである。したがって、こうした技法では、ネットワーク・エンジニアが、ネットワーク応用例のユーザによって報告された特定の品質問題をネットワーク・エンジニア自身のために再現および体験することが可能ではなく、問題を分析および訂正することが非常に難しくなる可能性がある。このことは、品質問題が稀なネットワーク状態または過渡的ネットワーク状態に起因する状況で特に当てはまる。
米国特許出願公告第2005/0053009号、「Method and Apparatus for Automatic Determination of Performance Problem Locations in a Network」 ITU T Recommendation P.800、「Methods for subjective determination of transmission quality」 ITU-T Recommendation G.107、「The E-model, a computational model for use in transmission planning」 Internet Engineering Task Force (IETF) Request for Comments (RFC) 768、「User Datagram Protocol」、1980年8月 IETF RFC 1889、「RTP: A Transport Protocol for Real-Time Applications」 IETF RFC 3158、「RTP Testing Strategies」、2001年8月 IETF RFC 3261、「SIP: Session Initiation Protocol」、2002年6月 ITU-T Recommendation H.323、「Packet-based multimedia communication systems」、2000年11月 ITU-T Recommendation H.225、「Call signaling protocols and media stream packetization for packet-based multimedia communication systems」、2000年11月
本発明は、1つまたは複数の例示的実施形態において、ネットワーク状態の取込みおよび再現のための技法を提供することにより、上述の従来の慣行の欠点を克服する。
本発明の一態様によれば、ネットワーク状態取込みおよび再現技法は、所与の時間でのネットワークの第1エンドポイント装置と第2エンドポイント装置の間のネットワーク状態を特徴付ける測定データを取り込み、取り込んだ測定データをネットワーク障害装置(network impairment device)で使用して、後の時間にネットワーク状態を再現する。測定データは、例えば、エンドポイント装置のうちの少なくとも1つまたはその付近で記録されたタイムスタンプから生成された遅延データを含むことができる。
ネットワーク内の第1エンドポイント装置と第2エンドポイント装置の間に装置ネットワーク障害装置を結合することができる。あるいは、ネットワークの外部のネットワーク状態を再現するために、ネットワークの外部のテスト・エンドポイント装置間にネットワーク障害装置を結合することもできる。
例示的実施形態でネットワーク状態を取り込み、再現するために、いくつかの異なる手法を使用することができる。例えば、複数のパケットのそれぞれについて出発タイムスタンプおよび到着タイムスタンプを生成し、出発タイムスタンプおよび到着タイムスタンプを処理して、所与の時間でのネットワーク状態を特徴付ける1方向通過時間のシーケンスd,d,...,dを形成することによって測定データを取り込むことができる。次いで、それぞれの1方向通過時間d,d,...,dに少なくとも部分的に基づいて決定される時間に、ネットワーク障害装置によって解放すべき受信パケットの順序付きシーケンスをネットワーク障害装置の可変遅延バッファに格納することにより、測定データによって特徴付けられるネットワーク状態を後の時間に再現することができる。
別の例として、複数のパケットのそれぞれについて到着タイムスタンプを生成し、到着タイムスタンプを処理して、所与の時間でのネットワーク状態を特徴付ける、タイムスタンプの最初のものに対する相対的タイムスタンプのシーケンスt,t,...,tを形成することによって測定データを取り込むことができる。次いで、それぞれの相対的タイムスタンプt,t,...,tに少なくとも部分的に基づいて決定される時間にネットワーク障害装置によって解放すべき受信パケットの順序付きシーケンスをネットワーク障害装置の可変遅延バッファに格納することにより、測定データによって特徴付けられるネットワーク状態を再現することができる。
本発明の別の態様によれば、ネットワーク障害装置は、聴取品質モードおよび会話品質モードを含む複数の動作モードを有することができる。聴取品質モードでは、選択された格納サンプル通信を、エンドポイント装置で再現するためにネットワーク障害装置によってエンドポイント装置のうちの1つに送ることができる。会話品質モードでは、ネットワーク状態下でネットワーク障害装置を介して第1エンドポイント装置と第2エンドポイント装置の間の双方向通信が実施される。
有利なことに、本発明は、例示的実施形態において、ネットワーク・エンジニアが、ネットワーク応用例のユーザによって報告された特定の品質問題をネットワーク・エンジニア自身のために再現および体験することを可能にする改良型ネットワーク監視および分析手法を提供する。この手法は、品質問題が稀なネットワーク状態または過渡的ネットワーク状態に起因する状況であっても、問題の分析および訂正をかなり容易にする。
例示的ネットワーク状態取込みおよび再現プロセス、ならびに関連するネットワーク・ベースの通信システムと共に本発明を例示する。しかし、本発明が記載の特定のプロセスおよび通信システムと共に使用することに限定されないことを理解されたい。例えば、関連するネットワーク内の性能問題または他の状態の改良型監視および分析を提供することが望ましい任意の通信応用例での使用のために、直接的に記載の技法を適合させることができる。
さらに、本発明は、VoIPトラフィックの監視および分析で使用するのに特に適しているが、特定の品質問題が生じたネットワーク状態を取り込み、再現することが望ましいマルチメディア・トラフィック応用例または他のフロー・ベースのリアル・タイム応用例での著しい利点ももたらす。
したがって、音声、ビデオ、マルチメディア、または任意の他のタイプのネットワーク・トラフィックと共に本発明を使用することができる。
本明細書で使用する「パケット」という用語は、IPパケットだけでなく、他のパケット・ベースの通信システムで使用される他のタイプのパケットも含むものとする。
「エンドポイント」および「エンドポイント装置」という用語は、本明細書では交換可能に使用され、所与のVoIP通信または他のタイプのパケット・ベースの通信に関連する発信装置または宛先装置を含むものとする。したがって、所与のエンドポイント装置はシステムの端末装置である必要はなく、例えばゲートウェイ、ルータ、交換機、任意の他のタイプの非端末ネットワーク要素などの内部ネットワーク要素を含むことができることを理解されたい。例示的実施形態での所与の1対のエンドポイント装置は一般に、特定の通信経路のソース・ノードおよび宛先ノードを含むものとして見ることができる。したがって、エンドポイント装置は、任意のネットワーク・ノードを含む装置あるいは任意のネットワーク・ノードに関連する装置でよい。
本明細書で使用する「測定データ」という用語は、例えば、遅延、ジッタ、損失、または他のQoS関連統計、それらから求めることができる関連する分析結果、ならびに他のタイプのデータを含むものとする。
ここで図1を参照すると、例示的ネットワーク状態取込みおよび再現プロセスが示されている。
ステップ100では、所与の時間について、ネットワークのソース・エンドポイント装置と宛先エンドポイント装置の間で遅延データが取り込まれる。所与の時間は、例えば、指定の期間またはいくつかの指定の時点でよい。想定パケット・レートで伝送されるパケットの概数によって時間を指定するなど、所与の時間を指定する他の技法を使用することができる。図2Aおよび2Bと共に以下で説明するが、エンドポイント装置のうちの少なくとも1つまたはその付近で記録されたタイムスタンプから遅延データを生成することができる。遅延データを、より一般的に本明細書では測定データと呼ぶものの一例として見ることができる。他の実施形態は、所与の時間でのネットワーク状態を特徴付けるために様々なタイプの測定データを取り込むことができる。
ソース・エンドポイント装置および宛先エンドポイント装置は、より一般的に本明細書では第1および第2エンドポイント装置と呼ぶものの例である。もちろん、所与のエンドポイント装置は、例えば双方向通信の場合、ソース・エンドポイント装置と宛先エンドポイント装置のどちらとしても動作することができる。したがって、本明細書での特定のエンドポイント装置のソース・エンドポイント装置または宛先エンドポイント装置としての指定は、例示を単純かつ明確にするためのものであり、どんな形でも限定と解釈すべきではない。
ステップ102では、取り込まれた遅延データが格納される。例えば、エンドポイント装置のうちの1つの中のメモリまたはエンドポイント装置のうちの1つに関連するメモリ、あるいはそれぞれのエンドポイント装置の中のメモリまたはそれぞれのエンドポイント装置に関連するメモリに、取り込まれた遅延データを格納することができる。
ステップ104では、取り込まれた遅延データがネットワーク障害装置に供給される。ネットワーク障害装置の例示的実施形態を図3および4と共に以下でより詳細に説明する。
ステップ106では、ネットワーク障害装置が使用されて、後の時間に、恐らくは異なる場所で、所与の時間についてのネットワーク状態が再現される。例えば、後の時間に所与の時間からネットワーク状態を再現するために、ネットワーク内のソース・エンドポイント装置と宛先エンドポイント装置の間の通信経路内にネットワーク障害装置を挿入することができる。別の例として、ネットワークの外部のネットワーク状態を再現するために、ネットワークの外部のソース・エンドポイント装置と宛先エンドポイント装置の間にネットワーク障害装置を挿入することができる。そのような構成では、ネットワーク・エンジニアは、問題に直面したときに使用されたのと同じタイプのソース・エンドポイント装置と宛先エンドポイント装置を使用して、特定の品質問題が生じるネットワーク状態を再現することができる。これは、エンジニアがネットワークの外部の問題を再現してトラブルシューティングすることを可能にするだけではなく、関係する特定のタイプのエンドポイント装置に関連する任意の効果を考慮に入れることによって問題のより正確な再現も保証する。さらにこれは、取り込まれたネットワーク状態下で受けた何らかの品質問題が異なるエンドポイント装置によって軽減されたはずであるかどうかを判定するように、再現で使用される特定のタイプのエンドポイント装置を変更するオプションをエンジニアに与える。
ネットワーク障害装置がいくつかの異なる選択可能なモードで動作可能であることに留意されたい。例えば、ネットワーク障害装置は、聴取品質モードまたは会話品質モードで動作可能である。
聴取品質モードでは、格納されたサンプル通信を、ネットワーク障害装置によってエンドポイント装置のうちの1つに、そのエンドポイント装置で再現するために送ることができる。装置は、異なるタイプの複数のサンプル通信を格納することができ、それによってネットワーク・エンジニアは、聴取品質モードで使用される通信のタイプを変更することができる。ネットワーク・エンジニアは、2つの方向のそれぞれで別々に、取り込まれるネットワーク状態の対象となる音声サンプルを聴取することができる。異なるネットワーク障害が異なる音声サンプルに対して異なる影響を有し、そのような変動は推定MOSなどの従来型技法では取り込まれないので、音声サンプルを選ぶことができることは有益である。
会話品質モードでは、エンドポイント装置間の双方向通信が、ネットワーク状態下でネットワーク障害装置を介して実施される。したがって、各エンドポイント装置にいる1対のネットワーク・エンジニアは会話を実施することができ、各ストリームは、取り込まれるネットワーク状態に反映される障害があるならばその障害の対象となる。これにより、エンジニアが、特定のタイプのエンドポイント装置を使用して特定の日の特定の時間に例えばニューヨークとロサンゼルスの間での会話がどのようになされたかを体験することができる。上述のように、エンジニアはプロセスのデータ取込み部分で使用されるのとは異なるタイプのエンドポイント装置を自由に使用し、したがって、例えば異なるエンドポイント装置を使用することが、取り込まれるネットワーク状態に関連する何らかの品質問題を軽減するはずであるかどうかを判定することができる。本明細書でのネットワーク・エンジニアに関する言及は、例えばテスタ、技術者、管理者などの他のタイプの人員を包含するように広い意味で解釈すべきである。
図1の処理ステップの特定の構成は例示的実施例として提示されるに過ぎないことを理解されたい。処理ステップの多数の代替構成を使用して、所与の時間でのネットワーク状態を示す測定データを取り込み、後の時間に、取り込んだデータを使用してネットワーク状態を再現することができる。
図1の例示的実施形態は、例えば、ネットワークの第1エンドポイント装置と第2エンドポイント装置の間で、2つの方向のそれぞれでパケット出発タイムスタンプおよびパケット到着タイムスタンプを収集することによって、遅延データを取り込むことができる。タイムスタンプを使用して、2つの方向のそれぞれで直接的にパケット遅延を計算することができる。次いで、2つの方向のそれぞれでの遅延を使用して、タイムスタンプが記録された時間で受けた聴取品質および会話品質を再現する目的で、2つのエンドポイント装置間に配置されるネットワーク障害装置を構成することができる。
各エンドポイントの入口および出口またはその付近でネットワーク測定を行うことが好ましい。こうした地点で取られるデータは、対応するエンドポイントに進入および退出するパケットの時間相対的特徴を最良に表すからである。あるいは、幾分より単純な実装では、2つのエンドポイント間のネットワーク内の任意の所与の地点でデータを測定することもできる。しかし、そのような地点で測定されたデータで表されるネットワーク状態は、必ずしも各エンドポイントで知覚される品質を反映するわけではない。
図2Aは、ネットワーク状態取込み機能を含むネットワーク・ベースの通信システム200の一部を示す。図示されるシステム200の部分は、ネットワーク206を介して宛先エンドポイント装置204と通信するソース・エンドポイント装置202を含む。例示を単純にするために図では端末エンドポイント装置として示したが、先に示したように、システムのエンドポイント装置のうちの1つまたは複数は、ネットワーク206の内部ノードを含むことができ、あるいはネットワーク206の内部ノードと関連付けることができる。さらに、上述のように、2つのエンドポイント装置はそれぞれ、双方向通信の場合と同様に、ソース装置および宛先装置として動作することができる。したがって、図2Aおよび本明細書の他の図で一方をソースとして指定し、他方を宛先として指定することは純粋に任意であり、特定の方向での通信に関する例示のためのものである。
システム200は、ネットワーク206に結合されたコントローラ208をさらに含む。この実施形態でのコントローラを使用して、測定データの取込みを容易にすることができる。例えば、コントローラは、上記で引用した米国特許出願公告第2005/0053009号に記載されているのと同様のタイプのネットワーク監視および分析システム・コントローラを含むことができる。ネットワーク206に結合する代わりに、またはネットワーク206に結合することに加えて、コントローラ208をエンドポイント装置202、204の一方または両方に結合することができる。
コントローラを中央コントローラ、分散型コントローラとして、または集中型技法および分散型技法の組合せを使用して実装することができる。例えば、コントローラの機能を、システムのエンドポイント装置のうちの1つまたは複数にわたって少なくとも部分的に分散させることができる。したがって、本明細書で使用する「コントローラ」という用語は、集中型コントローラ、分散型コントローラ、あるいは少なくとも部分的に集中型であり、少なくとも部分的に分散型であるハイブリッド・コントローラを含むものとする。
代替実施形態は、コントローラ208を省略することができ、共通コントローラを使用せずに遅延データを取り込むようにエンドポイント装置202、204、または他のシステム要素を構成することができる。
動作の際に、VoIP通信または他のタイプのパケット・ベースの通信が、システム200内のソース・エンドポイント装置202と宛先エンドポイント装置204の間で行われ、所与の時間について遅延データが取り込まれる。システムは例示的に、この目的でタイムスタンプ・レコーダ210Sおよび210Dを使用する。タイムスタンプ・レコーダは、ソース・エンドポイント装置および宛先エンドポイント装置によるパケットの送信または受信のタイミングを正確に反映するように、それぞれのソース・エンドポイント装置および宛先エンドポイント装置に近接して配置される。以下で詳細に説明するように、宛先エンドポイント装置に関連する単一のタイムスタンプ・レコーダを使用して遅延データを取り込むことが可能である。そのような実施形態では、タイムスタンプ・レコーダ210Sを省略することができる。タイムスタンプ・レコーダの動作を、その関連するエンドポイント装置、コントローラ208、またはこうしたシステム要素と他のシステム要素の組合せによって指示することができる。
したがって、この実施形態でのタイムスタンプ・レコーダ210Sおよび210Dは、図1のプロセスの遅延データ取込み態様を実装するのに使用される。こうした装置またはその関連するエンドポイントを、取り込まれた遅延データを格納し、取り込まれた遅延データをネットワーク障害装置に供給するように構成することもできる。
図2Bに示されるように、タイムスタンプ・レコーダ210Sまたは210Dの所与の1つをその対応するソース・エンドポイント装置または宛先エンドポイント装置に組み込むことができる。したがって、システム200のエンドポイント装置のうちの1つまたは複数は、統合タイムスタンプ記録機能を有することができる。
エンドポイント装置202、204は、他の点では従来型の有線またはワイヤレスIP電話(IP「ソフトフォン」と一般に呼ばれる装置を含む)、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、パーソナル・コンピュータ(PC)、シングル・ボード・コンピュータ(SBC)、または他のタイプの処理装置でよい。
先に示したように、一般にはエンドポイント装置202、204はそれぞれ、所与の1対のエンドポイント間で確立された双方向VoIP通信の場合と同様に、ソースと宛先のどちらとしても動作するように構成される。したがって、それぞれは、受信機回路および送信機回路を組み込む可能性が高い。
そのようなエンドポイント装置の従来型態様は当技術分野で周知であり、したがって本明細書ではさらに詳細には説明しない。
図2Aには図示していない追加のシステム要素を、エンドポイント202、204のそれぞれとネットワーク206の間に結合することができ、あるいは従来の慣行に従ってシステム200内に配置することができる。
ネットワーク206は、例えば、インターネット、広域ネットワーク、大都市圏ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイヤレス・セルラ・ネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、またはサテライト・ネットワークなどのグローバル通信ネットワーク、ならびにこうした通信ネットワークまたは他の通信ネットワークの一部または組合せを表すことができる。ネットワーク206は、従来型IPルータ、ゲートウェイ、交換機、または他のパケット処理要素を含むことができる。
エンドポイント装置202、204間の通信は、例えばVoIP通信を含むことができる。VoIP通信で一般に使用される標準プロトコルは、Internet Engineering Task Force (IETF) Request for Comments (RFC) 768、「User Datagram Protocol」、1980年8月に記載のUser Datagram Protocol(UDP)と、IETF RFC 1889、「RTP: A Transport Protocol for Real-Time Applications」に記載のReal-Time Transport Protocol (RTP)と、IETF RFC 3158、「RTP Testing Strategies」、2001年8月に記載のRTP Control Protocol (RTCP)とを含み、これらすべては参照により本明細書に組み込まれる。
例えば、VoIP通信は、UDPを使用してIPネットワークを介して送られるRTP音声データ・パケットを含むことができる。より具体的には、RTPパケットはUDPパケット内にカプセル化され、UDPパケット自体はIPパケット内にカプセル化される。もちろん、本発明を実装する際に多種多様なプロトコルおよびカプセル化構成を使用することができる。
呼出しセットアップ、ティアダウン(teardown)、ダイヤル・トーンなどの機能を提供するためにVoIP通信と共に使用可能なシグナリング・プロトコルは、IETF RFC 3261、「SIP: Session Initiation Protocol」、2002年6月、ITU-T Recommendation H.323、「Packet-based multimedia communication systems」、2000年11月、およびITU-T Recommendation H.225、「Call signaling protocols and media stream packetization for packet-based multimedia communication systems」、2000年11月に記載のSession Initiation Protocol (SIP)を含み、これらすべては参照により本明細書に組み込まれる。
当業者には容易に理解できるであろうが、上記で引用したプロトコルのうちの1つまたは複数、または他の適切なプロトコルを使用して、本発明の状況でのVoIP通信または他の通信を実装することができる。
図2Aに示されるシステム200の単純化された構成は例示のためのものに過ぎず、要素の何らかの特定の構成に本発明を限定するものとして解釈すべきではないことを強調しておく。例えば、システム200は、他のタイプおよび構成のルーティング要素、交換要素、または他の処理要素を含む、追加のエンドポイントを含むことができる。システムの所与のエンドポイント装置または他の処理要素は一般に、メモリに結合されたプロセッサを備え、通常はネットワーク・インターフェースをさらに含むことになる。
図3は、所与の時間について取り込まれた遅延データを使用して、後の時間に、恐らくは異なる場所で、その所与の時間についてのネットワーク状態を再現することのできる方式を示す。図示されるシステム200’は、ソース・エンドポイント装置202’および宛先エンドポイント装置204’を備え、その装置間にネットワーク障害装置300が結合される。ソース・エンドポイント装置202’および宛先エンドポイント装置204’は、遅延データが取り込まれたときに使用されたのと同じ装置202、204でよい。したがって、図2Aに示されるシステム200にネットワーク障害装置を挿入することができる。あるいは、システム200’は、所与の時間について取り込まれたネットワーク状態がシステム200の外部で再現される別々のテスト・システムを備えることもできる。この場合、ソース・エンドポイント装置202’および宛先エンドポイント装置204’は、任意の品質問題のより良好な再現を保証するように、遅延データが取り込まれたときに実際のシステムで使用されたのと同じタイプのテスト・ソース・エンドポイント装置およびテスト宛先エンドポイント装置であることが好ましい。
図4に、ネットワーク障害装置300がより詳細に示されている。この実施形態では、ネットワーク障害装置は、メモリ402に結合されたプロセッサ400を備える。図1のネットワーク状態取込みおよび再現プロセスの再現部分を実装するソフトウェアをメモリ402に格納し、プロセッサ400で実行することができる。メモリ402は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、光または磁気ディスク・ベースのストレージ、または他の記憶素子、ならびにそれらの組合せを表すことができる。プロセッサ400は、例えばマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、コンピュータ、または他の装置を含むことができる。
ネットワーク障害装置300には、パケット受信インターフェース410、1組の可変遅延バッファ412、およびパケット送達インターフェース414も含まれる。前述のように、ネットワーク障害装置は、聴取品質モードや会話品質モードなどの複数のモードで動作可能である。したがって、エンドポイント装置202’、204’間の双方向通信をサポートするようにインターフェース410、414、および可変遅延バッファ412を構成することができる。そのような構成では、パケット受信インターフェースの一部分は、パケット送達インターフェースの対応する部分を介してエンドポイント装置204’に送達されるパケットをエンドポイント202’から受信することができる。同様に、パケット受信インターフェースの別の部分は、パケット送達インターフェースの対応する部分を介してエンドポイント装置202’に送達されるパケットをエンドポイント204’から受信することができる。このタイプの構成での可変遅延バッファ412はまた、各通信方向についての異なるバッファの組に分離される。
ネットワーク障害装置300の特定の動作モードが、プロセッサ400の制御下でモード・セレクタ420によって選択される。
図1のプロセスのステップ100で取り込まれた遅延データを、エンドポイント装置202、204、またはその関連するタイムスタンプ・レコーダ210に格納することができ、それがネットワーク障害装置300に供給され、メモリ402に格納される。プロセッサ400は、取り込まれた遅延データをメモリから取り出し、それを使用して、取り込まれた遅延データで特徴付けられる、所与の時間でのネットワーク状態を再現するように、可変遅延バッファ412によって与えられる可変遅延の量を制御する。
図4に示される特定のネットワーク障害装置はそのような装置の一例に過ぎないことを理解されたい。代替実施形態は、プロセッサ、メモリ、およびインターフェース要素の様々な構成、ならびに先に取り込まれた測定データに基づいてネットワーク状態を再現するための様々な技法を使用することができる。
次に、VoIP通信を参照しながら、いくつかの異なる取込みおよび再現技法をより詳細に説明する。双方向VoIP通信は一般に、ソース・エンドポイントから宛先エンドポイントに送られるパケットのシーケンスと、逆方向に送られるパケットのシーケンスとを含む。したがって、2つのエンドポイント間で交換される1対のVoIPパケット・ストリームが存在する。説明を簡単にするために、以下の例では、2つのパケット・ストリームの任意の一方に焦点を当てる。この場合も、エンドポイントは、端末エンドポイントまたはネットワーク内部のエンドポイントでよい。
ソース・エンドポイントが規則的にパケットを送ること、例えば50ミリ秒ごとに1パケットを送ることを仮定する。ネットワークが様々な競合アプリケーションによって使用されること、およびその結果、ネットワークが、パケットごとに異なる遅延後に連続するパケットを宛先に送達することをさらに仮定する。図1のプロセスのステップ100は、以下で説明する技法を使用して、所与の時間についてこうした遅延を取り込む。2つの例示的取込み技法を説明するが、本発明を実装する際に多種多様な他の取込み技法を使用できることを理解されたい。さらに、VoIPとは異なるタイプの通信と共に使用するために、記載の技法を直接的に適合させることができる。
第1取込み手法では、ソース・エンドポイント装置202および宛先エンドポイント装置204が、各パケットについての出発タイムスタンプおよび到着タイムスタンプを求める際に協働する。この手法は一般に、ソース・エンドポイントおよび宛先エンドポイント上のクロックが互いに同期されること、または周知の技法を使用してタイムスタンプを後処理し、スキューおよびドリフトを補正することを必要とする。各パケットについての出発タイムスタンプおよび到着タイムスタンプを互いに差し引いて、VoIP性能に対するネットワークの寄与を表す1方向通過時間のシーケンスd,d,...,dを形成することができる。i番目のパケットが紛失した場合、その対応する通過時間dは無限大であると仮定される。典型的なVoIPストリームでは各パケットのRTPヘッダ中にパケット番号が存在するので、この例でパケットに索引付けすることができる。
上述のように、タイムスタンプ・レコーダ210Sおよび210Dを使用して出発タイムスタンプおよび到着タイムスタンプを取り込むことができ、タイムスタンプ・レコーダ210Sおよび210Dはそれぞれのソース・エンドポイント装置および宛先エンドポイント装置に組み込むことができ、またはネットワーク内のそうした装置付近に配置することができる。後者の場合、ネットワーク内のタイムスタンプ・レコーダ配置が、エンドポイントとそのレコーダ間で著しい遅延を受けないことを保証することが好ましい。
第2取込み手法では、宛先エンドポイント装置204は、ソース・エンドポイント装置202の協働なしに動作し、単に各パケットについての到着タイムスタンプを求める。タイムスタンプ・レコーダ210Dを使用して到着タイムスタンプを取り込むことができ、タイムスタンプ・レコーダ210Dは、先に示したように、宛先エンドポイント装置204の内部でよく、またはネットワーク内のその装置付近に配置することができる。各到着タイムスタンプから第1到着タイムスタンプが減算され、第1タイムスタンプに対するそれぞれのタイムスタンプt,t,...,tが形成される。i番目のパケットが紛失した場合、その対応する相対的タイムスタンプtは無限大であると仮定される。相対的タイムスタンプ値tは、0である初期相対的タイムスタンプ値tから概して増加するシーケンスを形成する。この場合も、典型的なVoIPストリームでは各パケットのRTPヘッダ中にパケット番号が存在するので、この例でパケットに索引付けすることができる。
次に、上記の第1取込み手法および第2取込み手法を使用して取り込まれた遅延データからネットワーク状態を再現する技法を説明する。
第1取込み手法で生成された1方向通過時間d,d,...,dからネットワーク状態を再現する際に、ネットワーク障害装置300の可変遅延バッファ412が、プロセッサ400の制御下で構成され、パケットが所望の1方向通過時間d,d,...,dで送達されるように、連続するパケットが遅延される。図4と共に述べたように、ネットワーク障害装置は、ソース・エンドポイントからパケットを受信するインターフェースと、宛先エンドポイントにパケットを送達するインターフェースとを含む。ネットワーク障害装置は、ソース・エンドポイントからパケットを受信するための実行スレッドと、時間を追跡し、適切な時間にパケットを解放する実行スレッドという2つの実行スレッドを含むことができる。したがって、可変遅延バッファは、それぞれの1方向通過時間d,d,...,dによって決定される指定の将来時間に解放されるべき受信パケットの順序付きシーケンスを格納することができる。より具体的には、ネットワーク障害装置がi番目のパケットを受信したとき、ネットワーク障害装置は、将来の時間dに解放するためにそのパケットをバッファ内に配置する。dが無限大である場合、パケットが紛失したとみなされ、パケットはネットワーク障害装置によって送達されない。
ネットワーク障害装置300で実装される可変遅延を調節して、ソース・エンドポイントから障害装置へのパケットの伝送、および障害装置から宛先エンドポイントへのパケットの伝送に関連する任意の追加の遅延を反映できることに留意されたい。例えば、障害装置がi番目のパケットを受信したとき、ソース・エンドポイントが障害装置からどれだけ離れているかに応じて、パケットは既に何らかの遅延を受けている可能性がある。同様に、i番目のパケットが障害装置によって解放されたとき、宛先エンドポイントが障害装置からどれだけ離れているかに応じて、そのパケットは何らかのより多くの遅延を受ける可能性がある。ネットワーク障害装置自体の中の遅延を含めて、このタイプの追加の遅延を反映するために、調節後1方向通過時間d−d,d−d,...,d−dに従ってパケットを解放するように障害装置を構成することができる。ただしdは、上述の追加の遅延を相殺するように選択される。
第2取込み手法で生成された相対的タイムスタンプt,t,...,tからネットワーク状態を再現する際に、ネットワーク障害装置300の可変遅延バッファ412がやはりプロセッサ400の制御下で構成され、パケットが所望のタイミングで送達されるように、連続するパケットが遅延される。再現プロセスは、第1取込み手法の状況で上述したのと同様である。しかし、この場合、ネットワーク障害装置は、相対的タイムスタンプt,t,...,tだけではなく、ベース1方向遅延dと共に構成しなければならない。tは構成によって0であるので、dは第1パケットに関する遅延と考えることができる。ネットワーク障害装置がi番目のパケットを受信したとき、ネットワーク障害装置は、将来の時間d+dに解放するためにそのパケットをバッファ内に配置する。この場合も、dが無限大である場合、パケットが紛失したとみなされ、パケットはネットワーク障害装置によって送達されない。第1手法下での再現と場合と同じく、遅延dの量を解放時間の計算に組み込み、再現に関係する追加の遅延を相殺することができる。
上述の特定の取込みおよび再現手法は例示的なものに過ぎない。多数の他の技法を使用して、所与の時間についての測定データを取り込み、そのデータによって特徴付けられる特定のネットワーク状態を後の時間に再現することができる。さらに、特定の方向での通信を参照しながら説明したが、こうした手法を双方向通信に直接的に拡張することができる。
特定の品質問題に関連するネットワーク状態の再現に応答して、問題を軽減または克服するためにネットワーク内の様々な調節または修正を行うことができる。したがって、本発明の所与の実施形態は、再現されたネットワーク状態に基づいて決定されるそのような調節または修正を含むことができる。
上述のように、本発明の例示的実施形態と共に上述したネットワーク状態取込みおよび再現機能のうちの1つまたは複数を、ネットワーク障害装置300内のプロセッサ400およびメモリ402、またはエンドポイント装置202、204内の類似の要素、タイムスタンプ・レコーダ210、またはシステムの他の部分などの処理要素を使用するソフトウェアとして全体的または部分的に実装することができる。本発明の技法を実装するのに、多種多様の他の適切な構成のハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアを使用することができる。
上述の構成は例示的なものに過ぎないことを再び強調しておく。例えば、代替実施形態は、異なる構成のエンドポイント装置、障害装置、コントローラ、または他のシステム要素、異なるタイプのネットワーク・トラフィック、異なるタイプの取込みまたは再現技法などを含むことができる。さらに、例示的実施形態を説明する状況で使用した特定の仮定を本発明の要件と見るべきではなく、こうした仮定のうちの1つまたは複数が適用されない実施形態を構築することができる。添付の特許請求の範囲内にある上記および多数の他の代替実施形態が当業者には明らかであろう。
本発明の例示的実施形態でのネットワーク状態取込みおよび再現プロセスの流れ図である。 本発明の例示的実施形態での、ネットワーク状態取込み機能を有する通信システムの部分を示す図である。 本発明の例示的実施形態での、ネットワーク状態取込み機能を有する通信システムの部分を示す図である。 例示的実施形態での、先に取り込まれたネットワーク状態の再現のためのシステムの1つの可能な構成を示すブロック図である。 図3のシステムのネットワーク障害装置の1つの可能な実装のより詳細な図である。

Claims (13)

  1. 所与の時間でのネットワークの第1エンドポイント装置と第2エンドポイント装置の間のネットワーク状態を特徴付ける測定データを取り込むステップと、
    取り込んだ測定データをネットワーク障害装置で使用して、後の時間に前記ネットワーク状態を再現するステップとを含み、
    前記ネットワーク障害装置は、聴取品質モードおよび会話品質モードのうちの少なくとも1つで動作するよう構成される、方法。
  2. 前記聴取品質モードにおいて、格納されたサンプル通信が、前記エンドポイント装置のうちの1つで再現するために前記ネットワーク障害装置によって前記エンドポイント装置のうちの前記1つに送られる請求項に記載の方法。
  3. 前記会話品質モードにおいて、前記ネットワーク状態下で前記ネットワーク障害装置を介して前記第1エンドポイント装置と前記第2エンドポイント装置の間の双方向通信が実施される請求項に記載の方法。
  4. 測定データを取り込む前記ステップが、複数のパケットのそれぞれについて出発タイムスタンプおよび到着タイムスタンプを生成すること、および前記出発タイムスタンプおよび前記到着タイムスタンプを処理して、前記所与の時間での前記ネットワーク状態を特徴付ける1方向通過時間のシーケンスd,d,...,dを形成することを含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記取り込んだ測定データをネットワーク障害装置で使用して前記ネットワーク状態を再現する前記ステップが、それぞれの前記1方向通過時間d,d,...,dに少なくとも部分的に基づいて求められた時間に前記ネットワーク障害装置によって解放すべき受信パケットの順序付きシーケンスを前記ネットワーク障害装置の可変遅延バッファに格納することを含む請求項に記載の方法。
  6. 測定データを取り込む前記ステップが、複数のパケットのそれぞれについて到着タイムスタンプを生成すること、および前記到着タイムスタンプを処理して、前記所与の時間での前記ネットワーク状態を特徴付ける、前記タイムスタンプの最初のものに対する相対的タイムスタンプのシーケンスt,t,...,tを形成することを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記取り込んだ測定データをネットワーク障害装置で使用してネットワーク状態を再現する前記ステップが、それぞれの前記相対的タイムスタンプt,t,...,tに少なくとも部分的に基づいて求められた時間に前記ネットワーク障害装置によって解放すべき受信パケットの順序付きシーケンスを前記ネットワーク障害装置の可変遅延バッファに格納することを含む請求項に記載の方法。
  8. 前記取り込んだ測定データをネットワーク障害装置で使用してネットワーク状態を再現する前記ステップが、前記ネットワーク状態の再現に起因する追加の遅延を相殺するために、前記ネットワーク障害装置におけるバッファされたパケットの解放時間を調整することをさらに含む、請求項5または7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記取り込んだ測定データをネットワーク障害装置で使用して前記ネットワーク状態を再現する前記ステップが、紛失パケット状況と関連する想定遅延を有するパケットを破棄することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 破棄された前記パケットが、前記破棄されたパケットのReal−time Transport Protocol(RTP)ヘッダに基づいて、前記ネットワーク障害装置によって索引付けされる、請求項9に記載の方法。
  11. 再現された前記ネットワーク状態に基づいて、前記ネットワークの少なくとも1つの特徴を修正するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. メモリに結合されたプロセッサを備えるネットワーク障害装置と、
    所与の時間でのネットワークの第1エンドポイント装置と第2エンドポイント装置の間のネットワーク状態を特徴付ける、取り込まれた測定データを受信し、前記取り込まれた測定データを使用して、後の時間に前記ネットワーク状態を再現するように構成されるネットワーク障害装置とを備え
    前記ネットワーク障害装置は、聴取品質モードおよび会話品質モードのうちの少なくとも1つで動作するよう構成される、機器。
  13. ネットワークを介して通信するように構成された複数のエンドポイント装置を備え、測定データが、所与の時間での第1のエンドポイント装置と第2のエンドポイント装置の間のネットワーク状態を特徴付けるように取り込まれ、さらに、
    取り込まれた測定データを使用して、後の時間に前記ネットワーク状態を再現するように構成されたネットワーク障害装置を備え
    前記ネットワーク障害装置は、聴取品質モードおよび会話品質モードのうちの少なくとも1つで動作するよう構成される、システム。
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