JP4962739B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は駐車支援装置に関し、より特定的には駐車位置まで車両の移動を支援する駐車支援装置に関する。
従来、運転者が旋回や後退などの運転操作をして車両を目標地点に駐車する際、当該運転操作を支援する装置が開発されている。
例えば、特許文献1に開示される駐車支援装置は、先ず、車両が一度の後退移動で目標地点へ到達可能な経路が存在するか否かを判定する。車両が一度の後退移動で目標地点へ到達可能な経路が存在する場合、駐車支援装置は、当該経路に沿って目標地点まで車両を駆動し誘導する。一方、一度の後退移動で目標地点へ到達可能な経路が存在しない場合、すなわち切り返し操作が必要な場合、駐車支援装置は、切り返しを行う位置までの経路を設定する。そして、駐車支援装置は、切り返しを行う位置まで車両を駆動し誘導する。駐車支援装置は、切り返しを行う位置に車両が到達すると、再度、目標地点へ一度の後退移動で到達する経路の有無を判定する。このように、駐車支援装置は、上記判定、上記経路の設定、および上記誘導を繰り返して車両を目標地点へ誘導する。
上記駐車支援装置は、車両の操舵装置の舵角を自動的に制御して上記の駆動誘導を実行する。したがって、運転者はシフトレバー、およびブレーキペダルを操作するだけで、車両を容易に目標地点へ駐車することが可能である。
また、駐車支援装置は、支援を実行する間、車両後方の画像を後方カメラで撮影した画像を車両内部に備えられたディスプレイに表示する。運転者は、車両を後方へ移動させる際、上記ディスプレイに表示される車両後方の画像を見て、経路上に障害物が存在するか否かを判断し、ブレーキ操作をして、障害物との衝突を回避する。
特開2003−237511号公報
上記の通り、従来の駐車支援装置は、後方カメラで撮影した画像をディスプレイに表示するという手段のみによって、運転者が目視確認し難い位置に存在する障害物を運転者に知らせていた。したがって、運転者がディスプレイの表示を視認し損ねたり、目視確認を怠ったり等した場合、運転者は、障害物に気付かないままブレーキ操作が遅れ、車両を障害物に衝突させる可能性があった。このように、従来の駐車支援装置には改良の余地が残されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、車両と障害物との衝突の危険を軽減する駐車支援装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本願は以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明は、車両を駐車する操作を支援する駐車支援装置であって、車両を駐車する目標地点を設定する目標地点設定手段と、車両を目標地点まで移動させる経路を設定する経路設定手段と、車両の移動を経路に沿って案内する経路案内手段と、車両を中心として予め定めた範囲を原領域として設定する原領域設定手段と、原領域中で障害物が存在している障害物領域を検出する障害物領域検出手段と、支援開始時に、原領域から少なくとも障害物領域を除外した領域を支援領域として設定する支援領域設定手段と、経路案内手段が車両の移動を案内している間、車両が支援領域の外周端部に接近したか否かを判定する端部接近判定手段と、端部接近判定手段により車両が支援領域の外周端部に接近したと判定された場合、当該接近を運転者に知らせる警報を発報する警報手段とを備える駐車支援装置である。
第2の発明は、第1の発明において、経路設定手段は、経路を支援領域内で設定することを特徴とする駐車支援装置である。
第3の発明は、第2の発明において、経路案内手段が、支援領域および経路を示す経路画像を作成する経路画像作成手段と、経路画像中における自車の位置を算出する自車位置算出手段と、経路画像、および当該経路画像中における自車の位置を表示して車両の移動を案内する表示案内手段とを含む駐車支援装置である。
第4の発明は、第2の発明において、経路案内手段が、車両に備えられた自動操舵装置であり、当該自動操舵装置は、車両が経路に沿って移動するように車両の操舵装置を自動的に制御することを特徴とする駐車支援装置である。
第5の発明は、第1の発明において、車両の走行速度を検出する速度検出手段と、車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、進行方向へ向けて車両から支援領域の外周端部までの到達距離を算出する到達距離算出手段とをさらに備え、端部接近判定手段は、少なくとも到達距離に基づいて車両が支援領域の外周端部に接近したか否かを判定することを特徴とする駐車支援装置である。
第6の発明は、第5の発明において、車両の走行速度を検出する速度検出手段と、到達距離および走行速度に基づいて警報を発報するタイミングを決定する、警報タイミング決定手段とをさらに備えることを特徴とする駐車支援装置である。
第7の発明は、第5の発明において、端部接近判定手段が、到達距離が警告を必要とする警告距離以下である場合、当該車両が外周端部に接近したと判定し、到達距離が警告距離より大きい場合、当該車両は外周端部に接近していないと判定することを特徴とする駐車支援装置である。
第8の発明は、第7の発明において、警告距離を前記車両の走行速度に応じて算出する警告距離算出手段をさらに備え、警告距離算出手段は、車両の走行速度が大きくなるにつれて、算出する前記警告距離を次第に長くすることを特徴とする駐車支援装置である。
第9の発明は、第1の発明において、原領域設定手段が、車両を中心にして、予め定められた長さの4辺から成る平面視四角形領域を原領域として設定し、支援領域設定手段は、障害物領域が含まれないように原領域の4辺の少なくとも一部を各々平行移動させて成る領域を支援領域として設定することを特徴とする駐車支援装置である。
第1の発明によれば、駐車支援装置が駐車を支援している間、車両と障害物とが接近した場合、警報が発報されるため、運転者は警報により車両と障害物との衝突の危険を感知して、当該衝突を回避する操作を容易に行うことができる。したがって、第1の発明に係る駐車支援装置は、車両と障害物との衝突の危険を軽減することができる。
第2の発明によれば、目標地点までの経路が駐車支援領域から外れることがないため、運転者が経路通りに車両を運転しさえすれば、経路設定時に検出された障害物と車両とが衝突する危険を回避することができる。
第3の発明によれば、運転者は目標地点までの経路を示す画像を視認することにより、車両を目標地点まで容易に移動させることができる。
第4の発明によれば、運転者はアクセル操作をするだけで車両を目標地点まで容易に移動させることができる。
第5の発明によれば、車両の進行方向に応じて支援領域端部までの距離が算出されるため、車体の向きに拘わらず衝突するまでの距離を正確に算出することができる。
第6の発明によれば、警報を発報するタイミングを、車両が支援領域端部に到達するまでの推定時間に応じて決定することができる。
第7の発明によれば、設定した警告距離の値に応じて警報を発報するタイミングを変更することができる。
第8の発明によれば、車両の速度が速いほど、早いタイミングで警報を発報することができるため、運転者は容易に車両と障害物との衝突を回避する操作を行うことができる。
第9の発明によれば、支援領域を容易に簡単な処理で設定することができるため、処理時間の短縮や処理量を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態に係る駐車支援装置1について図1から図6を参照して説明する。なお、駐車支援装置1は車両に搭載される。
まず、図1を参照して駐車支援装置1の機能構成について説明する。図1は駐車支援装置1の機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、駐車支援装置1はミリ波レーダー10、超音波センサ11、車外監視カメラ12、ステアリング角センサ13、制御装置20、タッチパネルディスプレイ30、自動操舵装置31、および警報装置32を備える。また駐車支援装置1を備える車両には、車速センサ14およびシフト装置15が備えられている。駐車支援装置1は、車速センサ14およびシフト装置15と接続され、車両の駐車を支援する際に、車速センサ14およびシフト装置15から出力されるデータを利用する。
ミリ波レーダー10は、ミリ波長の電磁波を放射し、車両の周囲に存在する物体からの反射波を受信して、当該物体の位置を検出するレーダー装置である。ミリ波レーダー10は、フロントグリル内部やリアバンパーなど、車両の前後に配置され、車両100の周囲の物体を検出する。ミリ波レーダー10は、車両から検出物までの距離、およびミリ波レーダー10から見た検出物の水平方向の方位を測定する。ミリ波レーダー10は、制御装置20と電気的に接続され、車両から検出物までの距離、および検出物の検出方向を示すデータを制御装置20へ出力する。
超音波センサ11は、超音波を放射し、車両の周囲に存在する物体からの反射波を受信して、当該物体の位置を検出するセンサ装置である。超音波センサ11は、左右のフロントフェンダーやリアフェンダーなど、車両の左右両側の前端部および後端部に配置され、車両の周囲の物体を検出する。超音波センサ11は、車両から検出物までの距離を測定する。超音波センサ11は、制御装置20と電気的に接続され、車両から検出物までの距離を示すデータを制御装置20へ出力する。
車外監視カメラ12は、車両の周囲の画像を撮影するCCDカメラなどの撮像装置である。車外監視カメラ12は、車両の前方および後方に備えられ、車両の周囲の画像を撮影する。以下、車外監視カメラ12に撮影された画像をカメラ画像と呼称する。車外監視カメラ12は、制御装置20と電気的に接続され、カメラ画像のデータを制御装置20へ出力する。
ステアリング角センサ13は、自車のステアリングホイールの操舵角を検出するセンサ装置である。ステアリング角センサ13は、制御装置20と電気的に接続され、操舵角を示すデータを制御装置20へ出力する。
車速センサ14は、車両の車速Vを検出するセンサである。車速センサ14は、制御装置20と電気的に接続され、車両の車速Vを示すデータを制御装置20に対して出力する。車速センサ14は、特許請求の範囲に記載の速度検出手段に相当する。
シフト装置15は、運転者が車両のシフトギヤを選択するための装置である。運転者は、シフト装置15を操作することにより、シフトギヤを変更して、車両の前後の進行方向を変更することができる。例えば、ギヤがバックに設定されている場合車両は後退し、ギヤが1速に設定されている場合車両は前進する。シフト装置15は、制御装置20に電気的に接続され、ギヤの設定状態を示す信号を制御装置20へ出力する。
制御装置20は、典型的にはマイクロコンピュータなどの情報処理装置、メモリなどの記憶装置、およびインターフェース回路などを備える処理装置である。
制御装置20は、ミリ波レーダー10、超音波センサ11、車外監視カメラ12、およびステアリング角センサ13から出力される情報を、記憶装置に記憶したプログラムに基づいて処理し、車両の駐車を支援する。当該プログラム、および当該プログラムを実行する制御装置20のハードウェア(情報処理装置)は、目標地点設定部201、経路設定部202、経路案内部203、障害物領域検出部204、原領域設定部205、支援領域設定部206、端部接近判定部207、進行方向検出部208、および到達距離算出部209、警報タイミング決定部210により構成される。
制御装置20は、上述のプログラムに基づいて下記の制御を行う。先ず、制御装置20は、ミリ波レーダー10、および超音波センサ11から出力される検出物に関する情報に基づいて、車両の周囲の障害物の位置を示す地図(以下、周囲マップと呼称する)を作成する。そして、制御装置20は、周囲マップ中で車両の移動の障害となる障害物を除外した領域を、車両の駐車を支援する領域(以下、支援領域と呼称する)として設定する。制御装置20は、設定した支援領域内で運転者の駐車操作を支援するようタッチパネルディスプレイ30、自動操舵装置31、および警報装置32を制御する。制御装置20は、上記支援を実行している間に、車両が支援領域の端部に接近した場合、すなわち車両と障害物との衝突の危険がある場合、警報装置32を動作させて運転者に対し当該危険を報知する。
タッチパネルディスプレイ30は、典型的には従来既知のタッチパネルを備えた液晶ディスプレイなどの表示入力装置である。タッチパネルディスプレイ30は、インストルメントパネルなど、車両の内部で運転者が視認、操作可能な位置に配置される。タッチパネルディスプレイ30は、駐車支援装置1の操作画面や、車外監視カメラ12により撮影されたカメラ画像などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ30は、運転者のタッチ入力情報を制御装置20へ出力し、制御装置20は、当該タッチ入力情報に応じて制御処理を行う。
運転者は、タッチパネルディスプレイ30に表示された操作画面に対してタッチ入力することにより駐車支援装置1を操作できる。例えば、駐車支援の開始時において、タッチパネルディスプレイ30は、車外監視カメラ12のカメラ画像を表示し、当該画像中で運転者が車両を駐車可能な候補地点(以下、駐車候補地点と呼称する)をハイライト表示する。運転者は、ハイライト表示された駐車候補地点のうち一つをタッチ入力で指定することにより、当該指定地点を、車両を駐車する目標地点(以下、駐車目標地点と呼称する)として設定することができる。
自動操舵装置31は、車両のステアリングホイールとステアリングギヤとの間に配置されたアクチュエータである。自動操舵装置31は、制御装置20の指示に応じて、ステアリングホイールを自動的に回転制御する。制御装置20が算出した経路に沿うように自動操舵装置31が操舵を行うことによって、運転者はステアリング操作をすることなく容易に駐車をすることができる。
警報装置32は、ブザーなどの音声出力装置である。警報装置32は、制御装置20の指示に応じて、車両が支援領域端部に接近した際に警告音を発する。警報装置32は、特許請求の範囲に記載の警報手段に相当する。
次に、図2を参照して制御装置20が実行する処理の詳細について説明する。図2は、制御装置20が実行する処理を示すフローチャートの一例である。制御装置20は、運転者がタッチパネルディスプレイ30を操作し、駐車支援装置1の動作を開始するよう入力指示した場合に図2に示す処理を開始する。
先ず、ステップS1において、制御装置20は、周囲情報を取得する。具体的には、制御装置20は、ミリ波レーダー10、および超音波センサ11により測定されたデータ、すなわち車両の周囲に存在する障害物の位置を取得し、記憶装置に記憶する。制御装置20は、ステップS1処理を完了すると処理をステップS2へ進める。
次いで、ステップS2において、制御装置20は、周囲マップを作成する。制御装置20は、ステップS1において記憶したデータをもとに、周囲マップを作成する。制御装置20は、処理を完了すると処理をステップS3へ進める。
上記ステップS1およびステップS2の処理により制御装置20が作成する周囲マップの一例を図3に示す。図3は、周囲マップおよび支援領域を示す平面図である。例えば、車両100の周囲に、柱51、壁52、および壁53などの障害物が存在している場合、ミリ波レーダー10および超音波センサ11は、上記障害物までの距離および方向を検出し、制御装置20へ出力する。そして、制御装置20は、入力された障害物のデータに基づいて図3に示す周囲マップを作成する。なお、周囲マップは、車両100を中心として進行方向をY軸、横幅方向をX軸とした座標系で表されるものとする。
なお、上記ステップS1およびステップS2の処理は、制御装置20が備える障害物領域検出部204により実行される。障害物領域検出部204、ミリ波レーダー10、および超音波センサ11は、特許請求の範囲に記載の障害物領域検出手段に相当する。
図2のフローチャートの説明に戻り、ステップS3において、制御装置20は、支援領域設定処理のサブルーチンを実行する。図4は支援領域設定処理を示すフローチャートの一例である。以下、図4を参照して支援領域設定処理の詳細について説明する。
ステップS31において、制御装置20は、原領域を設定する。具体的には、制御装置20は、周囲マップ上において車両を中心として予め定められた長さの4辺から成る平面四角形領域を原領域として設定する。例えば、図3において破線で示すように、車両100を中心として辺の長さがDの正方形領域を原領域として設定する。ステップS31の処理を完了すると、制御装置20は、処理をステップS32へ進める。
なお、上記ステップS31の処理は、制御装置20が備える原領域設定部205により実行される。原領域設定部205は、特許請求の範囲に記載の原領域設定手段に相当する。
ステップS32において、制御装置20は、障害物に応じて原領域を設定する。具体的には、制御装置20は、原領域のうち、障害物を除外した領域を原領域として設定する。
例えば、制御装置20は、原領域の外周を成す各辺を、当該辺に囲まれる領域内部に障害物が含まれない位置まで車両方向へ平行移動させる。この処理により移動した各辺で囲まれる領域を図3において一点鎖線で示す。制御装置20は、当該一点鎖線で囲まれる領域を支援領域として設定する。図3に示すように、支援領域内には障害物が含まれない。
ステップS32の処理を完了すると、制御装置20は、支援領域設定処理のサブルーチンを終了し、処理を図2のステップS4へ進める。
図2の説明に戻り、ステップS4において、制御装置20は、駐車候補地点を表示する。具体的には、先ず、制御装置20は、車外監視カメラ12のカメラ画像中で駐車枠を認識し、車両が駐車されていない駐車スペースを駐車候補地点として検出する。なお、カメラ画像中で駐車枠を認識する手法は従来既知の画像処理手法を用いて良い。次に、制御装置20は、タッチパネルディスプレイ30に対し、カメラ画像を表示し、同画像中で検出した駐車候補地点を示す画像をハイライト表示するよう指示する。駐車可能なスペースが複数ある場合は、複数の駐車候補地点がハイライト表示される。なお、ハイライト表示とは当該画像を強調表示することである。ハイライト表示の手法には、色彩の変更や点滅表示等々、従来既知の強調手法を用いて良い。ステップS4の処理を完了すると制御装置20は処理をステップS5に進める。
なお、上記ステップS32の処理は、制御装置20が備える支援領域設定部206により実行される。支援領域設定部206、車外監視カメラ12、およびタッチパネルディスプレイ30は、特許請求の範囲に記載の支援領域設定手段に相当する。
ステップS5において、制御装置20は、目標地点が指定されたか否かを判定する。具体的には、制御装置20は、タッチパネルディスプレイ30においてハイライト表示された駐車候補地点を示す画像に対してタッチ入力が行われたか否かを判定する。制御装置20は、駐車候補地点を示す画像に対してタッチ入力が行われたと判定した場合、当該駐車候補地点を目標地点として設定し、処理をステップS6へ進める。一方、駐車候補地点を示す画像に対してタッチ入力が行われていないと判定した場合、制御装置20は処理をステップS3へ戻す。
上記ステップS4からステップS5の処理によれば、運転者はタッチパネルディスプレイ30上においてハイライト表示される駐車候補地点の画像をタッチ入力で選択して目標地点を設定することができる。
なお、上記ステップS4およびステップS5の処理は、制御装置20が備える目標地点設定部201により実行される。目標地点設定部201、車外監視カメラ12、およびタッチパネルディスプレイ30は、特許請求の範囲に記載の目標地点設定手段に相当する。
ステップS6において、制御装置20は、現在位置から切り返し地点又は目標地点まで車両を移動させる経路を設定する。具体的には、先ず、制御装置20は、周囲マップ上の支援領域内において、目標地点の座標まで1回の移動で到達可能であるか否かを判定する。そして、制御装置20は、目標地点まで1回の移動で到達可能であると判定した場合、目標地点までの到達経路を算出して設定する。一方、制御装置20は、目標地点まで1回の移動で到達不可能であると判定した場合、支援領域内で切り返し地点の座標を算出し、当該切り返し地点までの経路を設定する。なお、切り返し地点の算出方法、および上記目標地点または切り返し地点までの経路の算出方法は従来既知の技術であるため詳細な説明を省略する。上記の通り、経路が支援領域内部で設定されるため、運転者は経路通りに車両を運転するだけで、経路設定時に検出された障害物と車両との衝突を回避することができる。
ステップS6の処理を完了すると、制御装置20は、処理をステップS7へ進める。
なお、上記ステップS6の処理は、制御装置20が備える経路設定部202により実行される。および経路設定部202は、特許請求の範囲に記載の経路設定手段に相当する。
ステップS7において、制御装置20は、経路に応じて経路案内を行う。具体的には、制御装置20は、ステップS6において設定した経路に沿ってステアリングを回転させるよう自動操舵装置31に対して指示する。さらにステップS7の処理を完了すると、制御装置20は、処理をステップS8へ進める。
なお、上記ステップS7の処理は、制御装置20が備える経路案内部203により実行される。経路案内部203、および自動操舵装置31は、特許請求の範囲に記載の経路案内手段に相当する。
上記ステップS6およびステップS7の処理によれば、運転者はステアリングを操作することなく、シフト装置15、アクセル、およびブレーキ操作のみによって車両を目標地点まで移動させることができる。なお、制御装置20が図2のフローチャートの処理を行う間、エンジンのトルクを通常時より上げた状態にしておけば、運転者はアクセル操作を行う必要がなく、シフト装置15およびブレーキ操作のみによって目標地点まで車両を移動させることができる。
ステップS8において、制御装置20は、端部接近判定処理のサブルーチンを実行する。端部接近判定処理は、車両100が支援領域の外周端部へ接近したか否かを判定する処理である。以下、図5を参照して端部接近判定処理について説明する。なお、図5は、端部接近判定処理のサブルーチンの詳細を示すフローチャートの一例である。
ステップS81において、制御装置20は、車両100の進行方向および操舵角を検出する。具体的には、制御装置20は、シフト装置15から車両100のギヤの設定を検出し、当該ギヤの設定に基づいて車両が前後どちらへ移動するかを判定する。また、制御装置20は、ステアリング角センサから車両100の操舵角を取得する。ステップS81の処理を完了すると、制御装置20は処理をステップS82へ進める。
なお、上記ステップS81の処理は、制御装置20が備える進行方向検出部208により実行される。進行方向検出部208、およびステアリング角センサ13は、特許請求の範囲に記載の進行方向検出手段に相当する。
ステップS82において、制御装置20は、端部到達距離Lを算出する。端部到達距離Lとは、車両100が現時点のシフトギヤの設定および操舵角の状態で、現在地から支援領域端部に到達するまでに要する移動距離である。以下、図6を参照して端部到達距離Lの算出方法について説明する。なお、図6は端部到達距離Lを示す平面透視図である。図6において、一点鎖線は支援領域の端部を示す。
先ず、制御装置20は、周囲マップ上で車両100の進行軸線を算出する。進行軸線とは、車両の操舵輪の向きを示す軸線である。例えば、車両100の操舵輪が前輪である場合、制御装置20は、ステアリングの操舵角に基づいて、前輪の向きを示す軸線を進行軸線として算出する。なお、図6において進行軸線を破線で示す。次に、制御装置20は、進行軸線上で車両端部から支援領域端部(図6中においては一点鎖線)までの距離を端部到達距離Lとして算出する。なお、車両100の操舵輪が後輪である場合、後輪の向きに応じて進行軸線を算出する。ステップS82の処理を完了すると、制御装置20は、処理をステップS83へ進める。
車両の進行方向は、車体の向きではなく、操舵輪の向きにより決定されるため、上記ステップS81およびステップS82の処理によれば、正確な車両の進行方向を算出することができる。なお、上記ステップS82の処理は、制御装置20が備える到達距離算出部209により実行される。および到達距離算出部209は、特許請求の範囲に記載の到達距離算出手段に相当する。
図5の説明に戻り、ステップS83において、制御装置20は、自車の速度を検出する。具体的には、制御装置20は、車速センサ14から出力される車両100の車速Vを取得する。ステップS83の処理を完了すると制御装置20は、処理をステップS84へ進める。
ステップS84において、制御装置20は、端部到達時間Tを算出する。端部到達時間Tとは、車両が支援領域の端部に到達するまでの予想時間である。具体的には、制御装置20は、下式(1)に基づいて端部到達時間Tを算出する。なお、式(1)中、αは予め定められた定数である。
T=(L−α)/V …(1)
ステップS84の処理を完了すると、制御装置20は、処理をステップS85へ進める。
上記ステップS81からステップS84の処理によれば、車両の進行方向を正確に算出することができるため、当該進行方向に応じて変化する端部到達距離Lを正確に算出し、その結果として、端部到達時間を正確に算出することができる。なお、上記ステップS84の処理は、制御装置20が備える警報タイミング決定部210により実行される。警報タイミング決定部210は、特許請求の範囲に記載の警報タイミング決定手段に相当する。
ステップS85において、制御装置20は、端部到達時間Tが閾値以下であるか否かを判定する。具体的には、制御装置20は、予め定められた端部到達時間の閾値Tthの値と、ステップS84において算出した端部到達時間Tの値との大小を比較する。例えば、端部到達時間の閾値Tthが0であるとする。制御装置20は、端部到達時間Tの値が0以下である場合、すなわち閾値Tth以下である場合、処理をステップS86へ進める。一方、制御装置20は、端部到達時間Tの値が0より大きい場合、すなわち閾値Tthより大きい場合、処理をステップS87へ進める。
ステップS86において、制御装置20は、端部接近フラグをオンに設定する。端部接近フラグとは、車両100が端部に接近したか否かを示すフラグである。制御装置20は、端部接近フラグをオン状態に設定して、当該フラグの状態を記憶装置に記憶する。ステップS86の処理を完了すると、制御装置20は、端部接近判定処理を完了し、処理を図2に示すフローチャートのステップS9へ進める。
ステップS87において、制御装置20は、端部接近フラグをオフに設定する。制御装置20は、端部接近フラグをオフ状態に設定して、当該フラグの状態を記憶装置に記憶する。ステップS87の処理を完了すると、制御装置20は、端部接近判定処理を完了し、処理を図2に示すフローチャートのステップS9へ進める。
上記ステップS84からステップS87の処理によれば、車両100が支援領域の端部に接近した場合、端部接近フラグがオン状態に設定され、車両100が支援領域の端部に接近していない場合、端部接近フラグがオフ状態に設定される。
図2のフローチャートの説明に戻り、ステップS9において、制御装置20は、車両100が支援領域端部に接近したか否かを判定する。具体的には、制御装置20は、端部接近フラグがオンであるか否かを判定する。端部接近フラグがオンである場合、制御装置20は、車両100が支援領域端部に接近していると判定し、処理をステップS10へ進める。一方で、端部接近フラグがオフである場合、制御装置20は、車両100が支援領域端部に接近していないと判定し、処理をステップS11へ進める。
なお、上記ステップS8およびステップS9の処理は、制御装置20が備える端部接近判定部207により実行される。端部接近判定部207は、特許請求の範囲に記載の端部接近判定手段に相当する。
ステップS10において、制御装置20は、警報を発報する。具体的には、制御装置20は、警報装置32に対して警報を発報する指示信号を出力する。警報装置32は、制御装置20の指示に応じて警報を発報する。ステップS10の処理を完了すると、制御装置20は、処理をステップS12へ進める。
ステップS11において、制御装置20は、警報を発報しない。具体的には、制御装置20は、警報装置32が警報を発報している場合、警報装置32に対して警報を発報する指示信号を出力し、警報装置32が警報を停止している状態である場合、警報を停止した状態を維持する指示信号を出力する。警報装置32は、制御装置20の指示に応じて警報を発報する。ステップS10の処理を完了すると、制御装置20は、処理をステップS12へ進める。
上記ステップS9からステップS11の処理によれば、端部接近フラグがオン状態に設定されている場合、すなわち車両100が支援領域の端部に接近した場合、警報が発報される。一方、端部接近フラグがオフ状態に設定されている場合、すなわち車両100が支援領域の端部に接近していない場合、警報が停止した状態になる。
ステップS12において、制御装置20は、切り返し地点に到達したか否かを判定する。具体的には、制御装置20は、先ず、ステップS6において切り返し地点までの経路を設定したか否かを判定する。ステップS6において切り返し地点までの経路を設定していない場合、制御装置20は処理をステップS13へ進める。一方、ステップS6において切り返し地点までの経路を設定していた場合、制御装置20は、周囲マップ上で車両100の位置が切り返し地点の座標に到達したか否かを判定する。そして、制御装置20は、周囲マップ上で車両100の位置が切り返し地点に到達したと判定した場合、処理をステップS6へ戻す。一方、制御装置20は、周囲マップ上で車両100の位置が切り返し地点に到達していないと判定した場合、処理をステップS13へ進める。
ステップS13において、制御装置20は、目標地点に到達したか否かを判定する。具体的には、制御装置20は、先ず、ステップS6において目標地点までの経路を設定したか否かを判定する。ステップS6において目標地点までの経路を設定していない場合、制御装置20は処理をステップS7へ戻す。一方、ステップS6において目標地点までの経路を設定していた場合、制御装置20は、周囲マップ上で車両100の位置が目標地点の座標に到達したか否かを判定する。そして、制御装置20は、周囲マップ上で車両100の位置が目標地点に到達したと判定した場合、処理を完了する。一方、制御装置20は、周囲マップ上で車両100の位置が切り返し地点に到達していないと判定した場合、処理をステップS7へ戻す。
上記ステップS12およびステップS13の処理によれば、車両が目標地点に到達するまで、ステップS6からステップS13の処理が繰り返し実行される。
以上より、本実施形態に係る駐車支援装置1によれば、駐車支援装置1が駐車を支援している間、車両と障害物とが接近した場合、警報が発報される。そして、運転者は、警報により衝突の危険を感知することができるため、ブレーキ操作により車両を停止させるなどして、衝突を容易に回避することができる。
なお、上記の実施形態では、制御装置20が、端部接近判定処理のステップS84において、αを予め定められた定数として算出する例について説明したが、αを速度Vに応じて算出しても構わない。例えば、αを下式(2)により算出しても構わない。なお、式(2)においてβは予め定められた係数とする。
α=β×V …(2)
式(2)によれば、制御装置20は、車両の速度に拘わらず、支援領域端部に到達する一定時間前に警報を発することができる。
また、αを下式(3)により算出しても構わない。なお、式(3)においてγは予め定められた係数とする。
α=γ×V2 …(3)
式(3)によれば、制御装置20は、車両の速度が大きいほど、早いタイミングで警報を発することができる。
また、上記実施形態では、端部接近判定処理において、端部到達時間Tに応じて端部接近フラグの設定、すなわち車両100が支援領域端部に接近したか否かの判定を行う例について説明したが、端部到達時間Tの代わりに端部到達距離Lに応じて端部接近フラグを設定しても構わない。
例えば、制御装置20は、上記のステップS84からステップS87の処理に代えて、下式(4)を満たす場合、端部接近フラグをオンとし、下式(4)を満たさない場合、端部接近フラグをオフとする処理を実行しても構わない。なお、式(4)においてLthは端部到達距離Lの閾値であり、予め定められた定数である。同様に、δも予め定められ定数である。
Lth≧L−δ×V …(4)
式(4)によれば、少なくとも車両100が支援領域端部までLthの距離まで接近した時点で警報が発せられる。また、式(4)によれば車速が大きいほど、より早いタイミングで警報が発せられるため、運転者は余裕をもって衝突回避の操作を実行できる。
上記の式(4)に基づいて端部接近フラグを設定する処理を実行する場合、制御装置20は、図7に示すように、警報タイミング決定部210に代えて警告距離算出部211を備える。図7は、本発明の実施形態に係る駐車支援装置1の機能構成の変形例を示すブロック図である。上述の、式(4)に基づいて端部接近フラグを設定する処理は、警告距離算出部211により実行される。
なお、警告距離算出部211は、特許請求の範囲に記載の警告距離算出手段に相当する。また、式(4)においてδ×Vとして算出される値は、特許請求の範囲に記載の警告距離に相当する。
また、上記実施形態では、ステップS32において、原領域の外周を成す辺を全体的に平行移動させて支援領域を設定する例について説明したが、支援領域の設定方法は上記に限らず、原領域の内部において障害物を除外していれば他の手法を用いても構わない。
例えば、原領域の外周を成す辺を部分的に平行移動して、障害物を除外しても構わない。原領域を成す辺の一部を平行移動して設定した支援領域の例を図8に示す。図8は支援領域の変形例を示す平面図である。上記に説明した手法では、図3に示すように柱51と辺が接する位置までを支援領域としていたが、辺の一部を移動可能とすることで、図8に示すように、柱51の周囲などを囲むようにして支援領域を設定することが可能である。故に、この手法によれば上記図3に示した方法に比べて、広い範囲を支援領域として設定することができる。支援領域が広いほど車両100が移動可能な範囲が広くなるため、上記手法では、より駐車操作を容易にすることができる。
また、上記実施形態では、ステップS4の処理において、制御装置20がタッチパネルディスプレイ30にカメラ画像を表示し、ハイライト表示された駐車候補地点から運転者が目標地点を選択する例を示したが、目標地点の設定方法は上記に限らない。例えば、制御装置20は、タッチパネルディスプレイ30にカメラ画像を表示する代わりに周囲マップの画像を表示し、当該マップの画像で駐車候補地点をハイライト表示して、運転者が目標地点を選択できるものとして良い。
また、上記実施形態では、ステップS6の処理において、制御装置20が切り返し地点又は目標地点までの経路を支援領域内部で設定するものとしたが、制御装置20は上記経路を支援領域の内外に跨って設定しても良い。上記経路が支援領域の内外に跨って設定された場合であっても、支援領域端部に車両100が接近した場合には警報が発報されるため、上記の通り、運転者は車両100と障害物との衝突の危険を回避することができる。
また、上記実施形態では、ステップS7の処理において、制御装置20が自動操舵装置31を制御して車両の移動を案内する例を示したが、車両の移動の案内方法は上記に限らない。
例えば、制御装置20は、タッチパネルディスプレイ30に経路を示す画像を表示して車両の移動を案内しても構わない。この場合、先ず、制御装置20は、周囲マップを示す画像を作成し、タッチパネルディスプレイ30に表示する。次いで、制御装置20は、ステップS6で算出した経路を示す経路画像を作成し、タッチパネルディスプレイ30に表示される周囲マップ上に当該経路画像合わせて表示する。そして、制御装置20は、周囲マップ上において車両100が存在する位置を算出する。制御装置20は、タッチパネルディスプレイ30に表示している周囲マップの画像上で、上記に算出した位置に車両100を示す画像を表示する。
上記のような経路画像を表示して経路を案内する処理によれば、運転者はタッチパネルディスプレイ30に表示される周囲マップ、経路、および車両100の画像を視認することにより、確実なタイミングでブレーキやシフト装置15を操作することができる。
制御装置20が上記の経路画像による経路案内を実行する場合、制御装置20が備える経路案内部203は、図7に示すように、経路画像作成部212、および自車位置算出部213により構成される。そして、周囲マップを示す画像の作成、およびタッチパネルディスプレイ30に当該画像を表示する上記処理は、経路画像作成部212により実行される。また、周囲マップ上における車両100の位置を算出する処理は、自車位置算出部213により実行される。
なお、経路画像作成部212は、特許請求の範囲に記載の経路画像作成手段に相当する。また、自車位置算出部213は、特許請求の範囲に記載の自車位置算出手段に相当する。また、上記の処理では、経路案内部205、およびタッチパネルディスプレイ30が、特許請求の範囲に記載の表示案内手段に相当する。
また、上記実施形態では、車両周囲の物体を検出するためにミリ波レーダー10および超音波センサ11を用いる例を示したが、ミリ波レーダー10および超音波センサ11に限らず、車両周囲の物体を検出可能な従来既知の検出装置を代替として用いても良い。
また、上記実施形態では、タッチパネルディスプレイ30を用いて、画像の表示および入力を可能とする例を示したが、画像の表示および入力する装置は上記に限らない。例えば、タッチパネルディスプレイ30の代わりに、タッチパネルを備えていない液晶ディスプレイなどの既知の表示装置と、リモコンなどの既知の入力デバイスとを組み合わせて用いても構わない。
また、上記実施形態では、警報装置32から警告音を発して運転者に衝突の危険を報知する例を示したが、当該警告音はブザー音に限らず人物の音声であっても構わない。さらに言えば、運転者に衝突の危険を報知する方法は音声に限らない。例えば、駐車支援装置1は座席やシートベルト、ステアリングホイールなどを振動させる装置をさらに備え、上記の警報を発報するタイミングで座席、シートベルト、ステアリングホイールを振動させるなどして運転者に衝突の危険を報知しても構わない。
本発明に係る駐車支援装置は、車両と障害物との衝突の危険を軽減する駐車支援装置などとして有用である。
本発明の実施形態に係る駐車支援装置1の機能構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る制御装置20が実行する処理を示すフローチャートの一例 本発明の実施形態に係る周囲マップおよび支援領域を示す平面図 本発明の実施形態に係る支援領域設定処理を示すフローチャートの一例 本発明の実施形態に係る端部接近判定処理のサブルーチンの詳細を示すフローチャートの一例 本発明の実施形態に係る端部到達距離Lを示す平面透視図 本発明の実施形態に係る駐車支援装置1の機能構成の変形例を示すブロック図 本発明の実施形態に係る支援領域の変形例を示す平面図
符号の説明
1 駐車支援装置
10 ミリ波レーダー
11 超音波センサ
12 車外監視カメラ
13 ステアリング角センサ
14 車速センサ
15 シフト装置
20 制御装置
30 ディスプレイ
31 自動操舵装置
32 警報装置
51 柱
52、53 壁
100 車両
201 目標地点設定部
202 経路設定部
203 経路案内部
204 障害物領域検出部
205 原領域設定部
206 支援領域設定部
207 端部接近判定部
208 進行方向検出部
209 到達距離算出部
210 警報タイミング決定部
211 警告距離算出部
212 経路画像作成部
213 自車位置算出部

Claims (8)

  1. 車両を駐車する操作を支援する駐車支援装置であって、
    前記車両を中心として予め定めた範囲を原領域として設定する原領域設定手段と、
    前記原領域中で障害物が存在している障害物領域を検出する障害物領域検出手段と、
    支援開始時に、前記原領域から少なくとも前記障害物領域を除外した領域を支援領域として設定する支援領域設定手段と、
    前記車両を駐車する目標地点を設定する目標地点設定手段と、
    前記車両を前記目標地点まで移動させる経路を、前記支援領域内で設定する経路設定手段と、
    前記車両の移動を前記経路に沿って案内する経路案内手段と、
    前記経路案内手段が前記車両の移動を案内している間、前記車両が前記支援領域の外周端部に接近したか否かを判定する端部接近判定手段と、
    前記端部接近判定手段により前記車両が前記支援領域の外周端部に接近したと判定された場合、当該接近を運転者に知らせる警報を発報する警報手段とを備える駐車支援装置。
  2. 前記経路案内手段は、
    前記支援領域および前記経路を示す経路画像を作成する経路画像作成手段と、
    前記経路画像中における自車の位置を算出する自車位置算出手段と、
    前記経路画像、および当該経路画像中における自車の位置を表示して前記車両の移動を案内する表示案内手段とを含む、請求項に記載の駐車支援装置。
  3. 前記経路案内手段は、前記車両に備えられた自動操舵装置であり、当該自動操舵装置は、前記車両が前記経路に沿って移動するように前記車両の操舵装置を自動的に制御することを特徴とする、請求項に記載の駐車支援装置。
  4. 前記車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、
    前記進行方向へ向けて前記車両から前記支援領域の外周端部までの到達距離を算出する到達距離算出手段とをさらに備え、
    前記端部接近判定手段は、少なくとも前記到達距離に基づいて前記車両が前記支援領域の外周端部に接近したか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の駐車支援装置。
  5. 前記車両の走行速度を検出する速度検出手段と、
    前記到達距離および前記走行速度に基づいて前記警報を発報するタイミングを決定する、警報タイミング決定手段とをさらに備えることを特徴とする、請求項に記載の駐車支援装置。
  6. 前記端部接近判定手段は、前記到達距離が警告を必要とする警告距離以下である場合、当該車両が外周端部に接近したと判定し、前記到達距離が前記警告距離より大きい場合、当該車両は外周端部に接近していないと判定することを特徴とする、請求項に記載の駐車支援装置。
  7. 前記警告距離を前記車両の走行速度に応じて算出する警告距離算出手段をさらに備え、
    前記警告距離算出手段は、前記車両の走行速度が大きくなるにつれて、算出する前記警告距離を次第に長くすることを特徴とする、請求項に記載の駐車支援装置。
  8. 前記原領域設定手段は、前記車両を中心にして、予め定められた長さの4辺から成る平面視四角形領域を原領域として設定し、
    前記支援領域設定手段は、前記障害物領域が含まれないように前記原領域の4辺の少なくとも一部を各々平行移動させて成る領域を支援領域として設定することを特徴とする、請求項1に記載の駐車支援装置。
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