JP4955441B2 - アフィリエイト制御システム、ディジタルデータ、通信装置、アフィリエイト制御プログラム - Google Patents

アフィリエイト制御システム、ディジタルデータ、通信装置、アフィリエイト制御プログラム Download PDF

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Description

本発明はアフィリエイト制御システム、ディジタルデータ、通信装置、アフィリエイト制御プログラムに関し、特にディジタルコンテンツを視聴したユーザが実店舗で商品を購入した場合などについてアフィリエイト・プログラムを適用するためのアフィリエイト制御システム、ディジタルデータ、通信装置、アフィリエイト制御プログラムに関する。
一般に、インターネットを介したディジタルコンテンツ(以下、単に「コンテンツ」と適宜略称する)の流通方式としては、主に次の3種類の方式が知られている。
(1)ダウンロード方式:コンテンツ代金の支払いを先に済ませ、その後コンテンツを利用者端末にダウンロードする方式である。この方式では、ダウンロード後のコンテンツの利用は自由に行うことができる。
(2)コピープロテクト方式:利用者端末の固有ID等を用いてコンテンツを暗号化し、その暗号化に用いた固有IDに対応する利用者端末等以外では復号できないようにする方式である。
(3)超流通方式:超流通に対応した利用者端末においてのみ再生可能な超流通コンテンツを作成し、その超流通コンテンツを配布する方式である。超流通コンテンツの利用記録を回収して課金する。
上述したダウンロード方式では、ダウンロード後のコンテンツの利用は自由に行うことができるので、コンテンツを許諾無くコピーして配布する場合がある。この場合においては、コンテンツの配布側で無許諾のコピー行為を把握できないため、コンテンツの利用に応じた課金が的確に行えない場合がある。コピープロテクト方式では、コンテンツを利用する利用者端末等への機器依存性が高いので、他の機器でコンテンツを利用することができない場合がある。超流通方式では、ユーザごとの利用記録を回収し、その回収した利用記録に基づいて課金処理を行うので、利用記録の回収過程で事故が発生すれば課金処理が行えない場合がある。
これらの問題を解決するため、暗号化されたコンテンツと課金情報とが対応付けられて構成されたコンテンツ情報を用い、鍵情報が生成された場合に課金処理を行う技術が特許文献1に記載されている。コンテンツが暗号化されているので、それを再生する場合には鍵情報が必要であり、その鍵情報が生成された場合に課金処理が行われる。
この他、特許文献2には、顧客に送信したコンテンツの通信ログに基づき、コンテンツの利用料金を代行して徴収するための技術が記載されている。
特許文献3には、コンテンツ事業者以外の事業者も著作権管理について課金を行う技術が記載されている。
特許文献4には、広告の再生状況を把握し、把握された再生状況に基づき、課金データを更新することが記載されている。
特許文献5には、試聴状況の記録に基づき、実際に試聴した番組に対してのみ課金することや、CMの視聴状況などに応じて課金することが記載されている。
特開2004−287996号公報 特開2002−183605号公報 特開2006−309326号公報 特開2002−197370号公報 特開2005−184472号公報
ところで、視聴状況に応じて課金するコンテンツを利用すれば、アフィリエイト・プログラムを実現できると考えられる。すなわち、動画像などのディジタルコンテンツが視聴された場合に、そのディジタルコンテンツの内容に関連する商品が購入された場合についてアフィリエイト・プログラムを適用すれば、インセンティブを付与する機会の増加が期待できる。
一般に、アフィリエイト・プログラムは、ユーザが何らかのトランザクション(例えば、商品の購入)をブラウザにより発生させてはじめて広告料が支払われる成功報酬型の広告配布手法である。ここでは、視聴されたコンテンツに関連する商品が購入された場合に、そのコンテンツを配布したユーザにインセンティブを付与する、というアフィリエイト・プログラムが考えられる。
本発明の目的は、ディジタルコンテンツについて、アフィリエイト・プログラムを適切に実現するための、アフィリエイト制御システム、ディジタルデータ、通信装置、アフィリエイト制御プログラムを提供することである。
本発明の一態様によるアフィリエイト制御システムは、ディジタルデータを記憶するコンテンツサーバ装置と、前記コンテンツサーバ装置に記憶されているディジタルデータをダウンロードできる第1の通信装置と、前記第1の通信装置においてダウンロードされたディジタルデータを取得できる第2の通信装置と、前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、購買されたことを示す購買情報を送出する店舗端末とを含むアフィリエイト制御システムであって、
前記ディジタルデータは、前記第2の通信装置において再生可能なディジタルコンテンツと、前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスを特定するための第1の識別情報と、前記商品を購入するための店舗または前記サービスの提供を受けるための店舗を特定するための第2の識別情報とを含み、前記ディジタルコンテンツが前記第2の通信装置において再生された後、前記関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から送出される購買情報に基づいて、前記第1の通信装置のユーザへインセンティブを付与することが可能なデータ構造を有するディジタルデータであり、
前記第2の通信装置における前記ディジタルコンテンツの視聴状況を取得する視聴状況取得手段と、前記ディジタルコンテンツの視聴された部分に関連する商品およびサービスの少なくとも一方が前記第2の通信装置の利用によって購買されたことを示す購買情報を該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から取得する購買情報取得手段とを含み、前記視聴状況取得手段によって取得された視聴状況と前記購買情報取得手段によって取得された購買情報とに基づいて、前記ディジタルコンテンツの配布元である前記第1の通信装置についてインセンティブを付与する処理を行うことを特徴とする。
上記アフィリエイト制御システムによれば、視聴状況および購買情報に基づいてインセンティブを付与するので、ディジタルコンテンツについて、アフィリエイト・プログラムを適切に実現することができる。また、商品またはサービスを特定するための識別情報と店を特定するための識別情報とが、ディジタルコンテンツに付加されているため、実店舗での購入について、アフィリエイト・プログラムを適用できる。
本発明の他の態様によるアフィリエイト制御システムは、記ディジタルコンテンツ複数の部分から構成され、
前記識別情報は前記複数の部分それぞれの内容に対応付けられていることを特徴とする
上記アフィリエイト制御システムによれば、動画像を構成する各シーンに関連する商品やサービスに関して、個別に、アフィリエイト・プログラムを適用できる。
前記ディジタルデータには、該ディジタルデータの配布元である前記第1の通信装置を特定するための装置識別情報が付与されており、該ディジタルデータを取得した装置において前記配布元である前記第1の通信装置を特定できるようにし、前記第1の通信装置についてインセンティブを付与する処理を行うようにしてもよい。また、前記ディジタルデータが取得されただけでは課金処理を行わず、該ディジタルデータに含まれる前記ディジタルコンテンツが再生された場合に始めて課金処理を行う決裁処理部を更に含んでいてもよい。
本発明の一態様による通信装置は、ディジタルデータに含まれているディジタルコンテンツの視聴履歴を記録する記録手段と、識別情報によって特定される店における商品またはサービスに関する購買情報と前記記録手段に記録されている視聴履歴とに基づいて前記ディジタルデータの配布元にインセンティブを付与する処理を行うための情報を作成する作成手段とを含み、
前記ディジタルデータは、
ンテンツサーバ装置に記憶されており、第1の通信装置によってダウンロードでき、前記第1の通信装置とは異なる第2の通信装置が前記第1の通信装置から取得できるデータであり、かつ、前記第2の通信装置において再生可能なディジタルコンテンツと、前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスを特定するための第1の識別情報と、前記商品を購入するための店または前記サービスの提供を受けるための店舗を特定するための第2の識別情報とを含み、さらに、前記ディジタルコンテンツが前記第2の通信装置において再生された後、前記関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から送出される購買情報に基づいて、前記第1の通信装置のユーザへインセンティブを付与することが可能なデータ構造を有するデータであることを特徴とする通信装置。
上記通信装置によれば、コンテンツ再生に合わせて視聴履歴を記録すると共に、アフィリエイトのベースルール(アフィリエイト情報)との照合を行い、視聴履歴にあわせた、ユーザ特有のアフィリエイトルールを生成することができる。また、視聴状況および購買情報に基づいて、ユーザの通信装置内において作成した情報を用いてインセンティブを付与するので、ディジタルコンテンツについて、アフィリエイト・プログラムを適切に実現することができる。
本発明の他の態様による通信装置は、
前記ディジタルコンテンツが複数の部分から構成され、
前記第1及び第2の識別情報は前記複数の部分それぞれの内容に対応付けられていることを特徴とする。この構成によれば、動画像を構成する各シーンに関連する商品やサービスに関して、個別に、アフィリエイト・プログラムを適用できる。
前記ディジタルデータには、該ディジタルデータの配布元である前記第1の通信装置を特定するための装置識別情報が付与されており、該ディジタルデータを取得した装置において前記配布元である前記第1の通信装置を特定できるようにし、前記第1の通信装置についてインセンティブを付与する処理を行うようにしてもよい。また、前記ディジタルデータが取得されただけでは課金処理を行わず、該ディジタルデータに含まれる前記ディジタルコンテンツが再生された場合に始めて課金処理を行う決済処理部を更に含んでいてもよい。
本発明の一態様によるアフィリエイト制御プログラムは、コンピュータを、
請求項2又は3に記載のディジタルデータに含まれているディジタルコンテンツの視聴履歴を記録する記録手段、識別情報によって特定される店における商品またはサービスに関する購買情報と前記記録手段に記録されている視聴履歴とに基づいて前記ディジタルデータの配布元にインセンティブを付与する処理を行うための情報を作成する作成手段、
として機能させ、
前記ディジタルデータは、
ンテンツサーバ装置に記憶されており、第1の通信装置によってダウンロードでき、前記第1の通信装置とは異なる第2の通信装置が前記第1の通信装置から取得できるデータであり、かつ、前記第2の通信装置において再生可能なディジタルコンテンツと、前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスを特定するための第1の識別情報と、前記商品を購入するための店または前記サービスの提供を受けるための店舗を特定するための第2の識別情報とを含み、さらに、前記ディジタルコンテンツが前記第2の通信装置において再生された後、前記関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から送出される購買情報に基づいて、前記第1の通信装置のユーザへインセンティブを付与することが可能なデータ構造を有するデータであることを特徴とする。
この構成によれば、コンテンツ再生に合わせて視聴履歴を記録すると共に、アフィリエイトのベースルール(アフィリエイト情報)との照合を行い、視聴履歴にあわせた、ユーザ特有のアフィリエイトルールを生成することができる。また、視聴状況および購買情報に基づいて、ユーザの通信装置内において作成した情報を用いてインセンティブを付与するので、ディジタルコンテンツについて、アフィリエイト・プログラムを適切に実現することができる。
本発明によれば、商品またはサービスを特定するための識別情報と店を特定するための識別情報とが、ディジタルコンテンツに付加されているため、視聴状況と実店舗での購買活動等とを結び付けてアフィリエイト・プログラムを適切に適用することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(システム構成)
図1は、本発明の実施形態によるアフィリエイト制御システムの構成例を示すブロック図である。同図において、本例のアフィリエイト制御システムは、コンテンツを最初にダウンロードした通信装置1と、この通信装置1においてダウンロードしたコンテンツを取得した通信装置2と、通信端末によるコンテンツの視聴状況を取得する視聴管理サーバ装置3と、商品を販売する店舗などに設置された店舗端末4と、ダウンロードが可能なディジタルデータを記憶しているコンテンツサーバ装置5とを含んで構成されている。
本システムにおいて、通信装置1および通信装置2は、例えば、携帯電話機、移動可能なパーソナルコンピュータである。
店舗端末4には、図示せぬICリーダが接続されている。そして、このICリーダと通信装置に内蔵されているICチップとの間で所定のデータが授受されることによってクレジット機能や電子マネー決済機能が実現される。
コンテンツサーバ装置5には、後述するデータ構造を有するディジタルデータが記憶されており、このディジタルデータは通信装置によるダウンロードが可能である。このダウンロードは、無線通信又は有線通信による送信に限らず、着脱可能な記憶媒体を介してコンテンツを受け渡す場合も含む。電子メールや電子クーポンに添付してコンテンツを受け渡す場合も含む。
以上の構成において、あるユーザの通信装置1が操作されることによりコンテンツサーバ装置5に記憶されているコンテンツがダウンロードされる。そして、そのコンテンツは、他のユーザの通信装置2によって取得される。このコンテンツの取得の手段は、無線通信又は有線通信による送信に限らず、着脱可能な記憶媒体を介してコンテンツを受け渡す場合も含む。電子メールや電子クーポンに添付してコンテンツを受け渡す場合も含む。
本例では、通信装置1はあるユーザAが使用し、通信装置2は他のユーザBが使用している。通信装置1から取得したコンテンツを通信装置2において再生すなわち視聴すると、その状況が視聴履歴として記録される。その後、通信装置2の使用者であるユーザBが記録された視聴履歴に関連する商品を購入すると、店舗端末4から購買情報が出力される。この購買情報と視聴履歴とに基づいて、視聴管理サーバ装置3は通信装置1のユーザAについてインセンティブを付与する処理を行う。
なお、地下など無線基地局からの電波の届かない場所で再生した場合でも、その視聴状況を履歴として記録しておき、無線基地局からの電波の届く場所に移動した時にその視聴履歴を送信すればよい。視聴履歴を記録しているので、無線基地局からの電波の届かない場所で再生した場合についてもアフィリエイトの対象にすることができる。
(データ構造)
コンテンツを含むディジタルデータの構造例について、図2を参照して説明する。同図は、コンテンツサーバ装置5に記憶されているディジタルデータの構造例を示す概念図である。同図(a)において、ディジタルデータは、コンテンツ210を含んでいる。このコンテンツ210は、例えば、動画像、楽曲である。動画像である場合、例えば「シーン1」、「シーン2」、…という各構成部分が結合されてコンテンツ210が成立している。
また、ディジタルデータは、コンテンツ210を構成する構成部分である「シーン1」、「シーン2」、…という情報と、コンテンツの各構成部分に対応しその部分が再生された場合の課金情報220である「○○円」、「××円」、…という情報と、コンテンツの各構成部分に対応しているアフィリエイト情報230とを含んでいる。
アフィリエイト情報230は、コンテンツの各構成部分に関連する商品を販売している店舗を識別するための店ID、その商品を識別するための商品ID、を含んでいる。
「シーン」に限らず、「フレーム」単位に、課金情報220やアフィリエイト情報230を対応付けてもよい。
このように構成されたディジタルデータが再生されると、その再生された部分に対応する課金情報に従って課金処理が行われる。本例では、シーンが再生されるたびにそのシーンに対応する課金情報が加算される。CMなど広告に関する部分が再生された場合には、マイナスの課金(つまり課金額の減算)を行ってもよい。
コンテンツを構成するシーンごとに課金処理を行うのではなく、コンテンツ全体が再生された場合に限り課金処理を行うようにしてもよい。
なお、このディジタルデータは、ダウンロードされただけでは課金されず、コンテンツが再生された場合に始めて課金される。したがって、ダウンロード後に他の装置へ転送することや配布することも自由である。むしろ、転送や配布が積極的に行われるほうが、コンテンツの視聴機会を増やし、課金される可能性を高めることができる。
同図(b)は視聴履歴情報の例を示している。同図(b)を参照すると、本例の視聴履歴情報は、「シーン1」については「○月○日12:00」に視聴され、「シーン2」については「×月×日13:00」に視聴された、という内容を含んでいる。このように、コンテンツの各構成部分について個別に視聴履歴を記録するので、そのシーンの視聴について適切にアフィリエイト・プログラムを適用することができる。例えば、商品を紹介する番組を視聴してその商品を購入した場合はもちろん、視聴したドラマに登場した洋服、家具、乗用車を購入した場合についてもアフィリエイト・プログラムを適用することができる。
同図(c)は、視聴履歴に基づいて作成される、アフィリエイト・プログラムによるインセンティブを付与するためのルール情報の例を示している。同図(c)を参照すると、本例のルール情報は、本例の購買履歴情報は、商品が購入された店舗を識別するための店ID、購入された商品を識別するための商品ID、有効期間を示す情報、を含んでいる。
店IDは、特定の店舗を識別するもののほか、フランチャイズチェーンなど、店舗グループを識別するものであってもよい。以降の説明においても同様である。
商品を購入した場合に限らず、サービスの提供を受けるための決済処理が行われた場合に、インセンティブを付与するようにしてもよい。例えば、旅行に関するコンテンツにおいて、宿泊施設を紹介するシーンを再生した後、その宿泊施設を利用した場合に、インセンティブを付与するようにしてもよい。この場合、商品IDは、宿泊施設の提供というサービスを識別することになる。
同図(d)は、店舗端末から送出される購買履歴情報の例を示している。同図(c)を参照すると、本例の購買履歴情報は、商品が購入された店舗を識別するための店ID、購入された商品を識別するための商品ID、購買日を示す情報、購買金額を示す情報、を含んでいる。
同図(b)を参照して説明した視聴履歴情報と、同図(d)を参照して説明した購買履歴情報とが視聴管理サーバ装置3に送られて確認される。後述するように、ディジタルデータには、配布元装置の識別子が付与されるので、そのディジタルデータを別の装置に送信したり、任意の装置に配布したりしても、受信した装置では配布元装置を特定できる。確認の結果、ユーザAの通信装置1から取得したコンテンツがユーザBの通信装置2によって再生され、その再生された部分に関連する商品が店舗で購入されたことが確認できれば、ユーザAに対してインセンティブが付与される。
このような確認処理は、視聴管理サーバ装置3において行う代わりに、ユーザBの通信装置2において行ってもよい。ユーザBの通信装置2において確認処理を行う場合、その確認結果がインセンティブ情報として作成され、視聴管理サーバ装置3に送信される。このインセンティブ情報は、ディジタルデータの中に組み込んで一体化してもよい。
同図(e)は、通信装置内で作成されるインセンティブ情報の例を示す図である。同図(e)を参照すると、本例のインセンティブ情報は、「○○○円」等の購買金額に関する情報と、商品が購入された店舗を識別するための店ID、購入された商品を識別するための商品ID、を含んでいる。通信装置内インセンティブ情報を作成する場合、コンテンツが再生された直後に、視聴履歴に基づくルール情報が作成される。ルールがすでに作成されているため、店舗にて決済処理を行うと即座に、負荷の軽い処理でインセンティブ情報を作成することができる。
(動作例)
図3は、本システムの一動作例を示す図である。同図において、ユーザAが通信装置1を操作することにより、コンテンツサーバ装置5からコンテンツを含むディジタルデータを取得する(ステップS31)。取得したディジタルデータには、ユーザAの通信装置1において識別子が付与される(ステップS32)。ここでは、「ID1:A」という識別子が付与される。ディジタルデータに識別子が付与されるので、そのディジタルデータを別の装置に送信したり、任意の装置に配布したりしても、受信した装置ではユーザAの通信装置1から取得したことを特定できる。例えば、ユーザBの通信装置2により、ユーザAの通信装置1からディジタルデータが取得される(ステップS33)。すると、そのディジタルデータに「ID1:A」という識別子が付与されているので、ユーザAの通信装置1から取得されたことが分かる。
次に、ユーザBが通信装置2を操作することにより、コンテンツが再生され視聴される(ステップS34)。すると、視聴状況すなわち視聴履歴が記録される(ステップS35)。そして、配布元情報すなわちユーザAからユーザBへ配布されたことを示す情報と視聴履歴とが送信され、視聴管理サーバ装置3によって受信される(ステップS36)。
その後、コンテンツのうち、ユーザBによって再生された部分に関連する商品が店舗で購入された場合、その店舗に設置されている店舗端末4との間で決済処理が行われる(ステップS37)。この場合、関連する商品が購入されると、通信装置に内蔵されているICチップと店舗端末4に接続されているICリーダ(図示せず)との間で所定のデータが授受されることによって実現されるクレジット機能や、通信端末に内蔵されているICチップと店舗端末4に接続されているICリーダ(図示せず)との間で所定のデータが授受されることによって実現される電子マネー決済機能の利用によって決済処理が行われる。この際、ユーザBの通信装置の識別子である「ID:B」が店舗端末4に送信される。
ユーザBの通信装置2の識別子は、店舗端末4から商品購買情報と共に送信され、視聴管理サーバ装置3によって受信される(ステップS38)。
視聴管理サーバ装置3では、ステップS36において受信された視聴状況および配布元情報と、ステップS38において受信された商品購買情報および通信装置2の識別子とを突き合わせて確認が行われる(ステップS39)。その結果、ユーザAの通信装置1から取得したコンテンツがユーザBの通信装置2によって再生され、その再生された部分に関連する商品が店舗で購入されたことが確認できれば、ユーザAに対してインセンティブが付与される(ステップS40)。なお、実際のインセンティブの付与は、ポイント又はギフト券の付与や、銀行口座等への振込みによって行われ、ステップS40はインセンティブの付与の処理が完了した旨の通知処理である。
つまり、本動作例では、視聴履歴は通信装置2から送出されて視聴管理サーバ装置3において取得され、購買履歴は店舗端末4から送出されて視聴管理サーバ装置3において取得される。
図4は、図3の動作を実現するための通信装置2および視聴管理サーバ装置3の構成例を示すブロック図である。同図において、通信装置2は、ユーザによる操作(ボタンの押下など)が行われるハードスイッチ等から構成される操作部21と、各部の管理制御を行う管理制御部22と、無線通信又は有線通信によってコンテンツを送受信するコンテンツ送受信部23と、店舗端末4との間で情報を授受して決済処理を行うための決済処理部24と、コンテンツを再生するためのコンテンツ再生部25と、コンテンツを再生した履歴すなわち視聴履歴を記録する履歴記録部26と、他の装置との通信を制御する通信部27とを含んで構成されている。コンテンツ送受信部23は、着脱可能な記憶媒体の受け渡しによってコンテンツを送受信するように構成されていてもよいし、電子メールへの添付によってコンテンツを送受信するように構成されていてもよい。コンテンツに関するURL(uniform resource locator)を交換することによってコンテンツを受け渡すように構成されていてもよい。配布される電子クーポンに添付することによってコンテンツを受け渡すように構成されていてもよい。
なお、通信装置2の各部の機能は、ソフトウェア又はファームウェアを装置内のCPUが実行することによって実現できる。
また、視聴管理サーバ装置3は、通信装置2から視聴状況および配布元情報を、店舗端末4から商品購買情報を、それぞれ受信する通信部31と、商品購買情報を管理する購買情報管理部32と、視聴状況に関する情報を管理する視聴情報管理部33と、視聴状況および配布元情報と商品購買情報とを確認してインセンティブを算出するインセンティブ計算部34とを含んで構成されている。ここで、インセンティブの算出は、例えば、ポイント数の算出、ギフト券の額の算出、銀行口座等への振込み金額の算出、である。視聴管理サーバ装置3の各部の機能は、ソフトウェア又はファームウェアを装置内のCPUが実行することによって実現できる。
図5は、図3の動作に対応するシーケンス図である。同図には、視聴管理サーバ装置3、コンテンツサーバ装置5、ユーザAの通信装置1、ユーザBの通信装置2、店舗端末4において授受される情報などが示されている。同図において、最初に、コンテンツサーバ装置5から通信装置1へ、コンテンツを含むディジタルデータがダウンロードされる(ステップS31)。ダウンロードされたディジタルデータには、通信装置1において識別子が付与される(ステップS32)。
次に、通信装置1から通信装置2へ、その識別子が付与されたディジタルデータが送信される(ステップS33)。ここで、通信装置2においてコンテンツが再生され視聴される(ステップS34)。すると、視聴状況すなわち視聴履歴が記録される(ステップS35)。そして、通信装置2から視聴管理サーバ装置3へ、視聴状況と配布元情報とが送信される(ステップS36)。
その後、コンテンツのうち、通信装置2において再生された部分に関連する商品が店舗で購入された場合、その店舗に設置されている店舗端末4との間で決済処理が行われる(ステップS37)。決済処理が完了すると、店舗端末4から視聴管理サーバ装置3へ、商品購買情報および通信装置2の識別子が送信される(ステップS38)。
視聴管理サーバ装置3では、ステップS36において受信された視聴状況および配布元情報と、ステップS38において受信された商品購買情報および通信装置2の識別子とを突き合わせて確認が行われる(ステップS39)。この確認の結果、通信装置1から取得したコンテンツが通信装置2において再生され、その再生された部分に関連する商品が店舗で購入されたことが確認できれば、通信装置1のユーザAに対してインセンティブが付与される(ステップS40)。なお、実際のインセンティブの付与は、ポイント又はギフト券の付与や、銀行口座等への振込みによって行われ、ステップS40はインセンティブの付与の処理が完了した旨の通知処理である。
(他の動作例)
図6は、本システムの他の動作例を示す図である。同図において、ユーザAが通信装置1を操作することにより、コンテンツサーバ装置5からコンテンツを含むディジタルデータを取得する(ステップS41)。取得したディジタルデータには、ユーザAの通信装置1において識別子が付与される(ステップS42)。ここでは、「ID1:A」という識別子が付与される。ディジタルデータに識別子が付与されるので、そのディジタルデータを別の装置に送信したり、任意の装置に配布したりしても、受信した装置ではユーザAの通信装置1から取得したことを特定できる。例えば、ユーザBの通信装置2により、ユーザAの通信装置1からディジタルデータが取得される(ステップS43)。すると、そのディジタルデータに「ID1:A」という識別子が付与されているので、ユーザAの通信装置1から取得されたことが分かる。
次に、ユーザBが通信装置2を操作することにより、コンテンツが再生され視聴される(ステップS44)。すると、視聴状況すなわち視聴履歴が記録される(ステップS45)。また、視聴状況と配布元情報すなわちユーザAからユーザBへ配布されたことを示す情報とが送信され、視聴管理サーバ装置3によって受信される(ステップS46)。また、アフィリエイト・プログラムによるインセンティブを付与するためのルール情報が作成される(ステップS47)。
その後、コンテンツのうち、ユーザBによって再生された部分に関連する商品が店舗で購入された場合、その店舗に設置されている店舗端末4との間で決済処理が行われる(ステップS48)。この場合、関連する商品が購入されると、通信装置に内蔵されているICチップと店舗端末4に接続されているICリーダ(図示せず)との間で所定のデータが授受されることによって実現されるクレジット機能や、通信端末に内蔵されているICチップと店舗端末4に接続されているICリーダ(図示せず)との間で所定のデータが授受されることによって実現される電子マネー決済機能の利用によって決済処理が行われる。この際、ユーザBの通信装置の識別子である「ID:B」が店舗端末4に送信される。
一方、店舗端末4から通信装置2へ、商品購買情報が送信される(ステップS49)。ここで、商品購買情報と通信装置2において作成されたルール情報との確認が行われる(ステップS50)。その結果、ユーザAの通信装置1から取得したコンテンツがユーザBの通信装置2によって再生され、その再生された部分に関連する商品が店舗で購入されたことが確認できれば、ユーザAに対してインセンティブを付与するためのインセンティブ情報が視聴管理サーバ装置3へ送信される(ステップS51)。
その後、視聴管理サーバ装置3からユーザAに対してインセンティブが付与される(ステップS52)。なお、実際のインセンティブの付与は、ポイント又はギフト券の付与や、銀行口座等への振込みによって行われ、ステップS52はインセンティブの付与の処理が完了した旨の通知処理である。
つまり、本動作例では、視聴履歴は通信装置2から送出されて視聴管理サーバ装置3において取得され、購買履歴は店舗端末4から送出され通信装置2を経由して視聴管理サーバ装置3において取得される。
図7は、図6の動作を実現するための通信装置2および視聴管理サーバ装置3の構成例を示すブロック図である。同図において、通信装置2の構成が図4の場合と異なるのは、アフィリエイト・プログラムによるインセンティブを付与するためのルール情報およびインセンティブを付与するためのインセンティブ情報を作成するインセンティブ計算部28が追加されている点である。すなわち、図4の場合は、インセンティブを算出するインセンティブ計算部34が視聴管理サーバ装置3内に設けられているのに対し、図7の場合は、通信装置2内でインセンティブ情報を作成している。この場合のインセンティブの算出も、例えば、ポイント数の算出、ギフト券の額の算出、銀行口座等への振込み金額の算出、である。このような構成を採用することにより、視聴された直後に、視聴履歴に基づいたインセンティブを付与するためのルール情報が作成される。ルール情報がすぐに作成されるので、決済処理が完了したタイミングでインセンティブ情報を作成する処理を軽くすることができる。
なお、通信装置2の各部の機能、視聴管理サーバ装置3の各部の機能は、ソフトウェア又はファームウェアを装置内のCPUが実行することによって実現できる。
図8は、図6の動作に対応するシーケンス図である。同図には、視聴管理サーバ装置3、コンテンツサーバ装置5、ユーザAの通信装置1、ユーザBの通信装置2、店舗端末4において授受される情報などが示されている。同図において、最初に、コンテンツサーバ装置5から通信装置1へ、コンテンツを含むディジタルデータがダウンロードされる(ステップS41)。ダウンロードされたディジタルデータには、通信装置1において識別子が付与される(ステップS42)。
次に、通信装置1から通信装置2へ、その識別子が付与されたディジタルデータが送信される(ステップS43)。ここで、通信装置2においてコンテンツが再生され視聴される(ステップS44)。すると、視聴状況すなわち視聴履歴が記録される(ステップS45)。そして、通信装置2から視聴管理サーバ装置3へ、視聴状況と配布元情報とが送信される(ステップS46)。また、アフィリエイト・プログラムによるインセンティブを付与するためのルール情報が作成される(ステップS47)。
その後、コンテンツのうち、通信装置2において再生された部分に関連する商品が店舗で購入された場合、その店舗に設置されている店舗端末4との間で決済処理が行われる(ステップS48)。決済処理が完了すると、店舗端末4から通信装置2へ、商品購買情報が送信される(ステップS49)。
ここで、商品購買情報と通信装置2において作成されたルール情報との確認が行われる(ステップS50)。その結果、通信装置1から取得されたコンテンツが通信装置2によって再生され、その再生された部分に関連する商品が店舗で購入されたことが確認できれば、ユーザAに対してインセンティブを付与するためのインセンティブ情報が視聴管理サーバ装置3へ送信される(ステップS51)。
その後、視聴管理サーバ装置3からユーザAに対してインセンティブが付与される(ステップS52)。なお、実際のインセンティブの付与は、ポイント又はギフト券の付与や、銀行口座等への振込みによって行われ、ステップS52はインセンティブの付与の処理が完了した旨の通知処理である。
(アフィリエイト制御プログラム)
図6〜図8を参照して説明したアフィリエイト制御システムにおいては、ユーザBの通信装置2において、インセンティブ情報が作成され、視聴管理サーバ装置3に送信される。このインセンティブ情報の作成は、通信装置2内のCPUがソフトウェア又はファームウェアを実行することによって行われる。このインセンティブ情報作成のためのアフィリエイト制御プログラムの処理例について、図9を参照して説明する。
同図を参照すると、通信装置2において、コンテンツが視聴されたか(ステップS61)、商品についての購買行動などがあったか(ステップS62)、判断される。
コンテンツが視聴された場合は、その視聴履歴が記録される(ステップS63)。次に、記録された視聴履歴に基づき、アフィリエイト・プログラムによるインセンティブを付与するためのルール情報が作成される(ステップS64)。その後、ステップS61に戻る。
また、商品などについての購買行動などがあった場合は、その商品などに関するルール情報が既に作成されているか判断される(ステップS65)。ルール情報が作成されていない場合は、ステップS61に戻る。
一方、ルール情報が既に作成されている場合は、購買履歴情報が作成された後(ステップS66)、インセンティブ情報が作成され(ステップS67)、視聴管理サーバ装置に送信される(ステップS68)。このインセンティブ情報を受信した視聴管理サーバ装置は、データの配布元である通信装置1に対してインセンティブを付与する処理を行うことができる。その後、ステップS61に戻る。
以上説明したプログラムは、コンピュータを、ディジタルデータに含まれているディジタルコンテンツの視聴履歴を記録する記録手段、識別情報によって特定される店における商品やサービスに関する購買情報と記録手段に記録されている視聴履歴とに基づいてディジタルデータの配布元にインセンティブを付与する処理を行うための情報を作成する作成手段、として機能させるプログラムである。このように、コンテンツ再生に合わせて視聴履歴を記録すると共に、アフィリエイトのベースルール(アフィリエイト情報)との照合を行い、視聴履歴にあわせた、ユーザ特有のアフィリエイトルールを生成することができる。
なお、上記プログラムは、通信装置内に予め組み込んでおいてもよいし、Webサーバからダウンロードして通信装置にインストールしてもよい。プログラムが記憶された記憶媒体を受け渡し、それを読み出してインストールしてもよい。
本発明は、実店舗で商品などが購入された場合についてアフィリエイト・プログラムを適用する場合に利用できる。
本発明の実施形態によるアフィリエイト制御システムの構成例を示すブロック図である。 コンテンツを含むディジタルデータの構造例を示す概念図である。 本システムの一動作例を示す図である。 図3の動作を実現するための通信装置および視聴管理サーバ装置の構成例を示すブロック図である。 図3の動作に対応するシーケンス図である。 本システムの他の動作例を示す図である。 図6の動作を実現するための通信装置および視聴管理サーバ装置の構成例を示すブロック図である。 図6の動作に対応するシーケンス図である。 インセンティブ情報作成のためのアフィリエイト制御プログラムの処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1、2 通信装置
3 視聴管理サーバ装置
4 店舗端末
5 コンテンツサーバ装置
21 操作部
22 管理制御部
23 コンテンツ送受信部
24 決済処理部
25 コンテンツ再生部
26 履歴記録部
27 通信部
28、34 インセンティブ計算部
31 通信部
32 購買情報管理部
33 視聴情報管理部
210 コンテンツ
220 課金情報
230 アフィリエイト情報

Claims (9)

  1. ディジタルデータを記憶するコンテンツサーバ装置と、前記コンテンツサーバ装置に記憶されているディジタルデータをダウンロードできる第1の通信装置と、前記第1の通信装置においてダウンロードされたディジタルデータを取得できる第2の通信装置と、前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、購買されたことを示す購買情報を送出する店舗端末とを含むアフィリエイト制御システムであって、
    前記ディジタルデータは、前記第2の通信装置において再生可能なディジタルコンテンツと、前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスを特定するための第1の識別情報と、前記商品を購入するための店舗または前記サービスの提供を受けるための店舗を特定するための第2の識別情報とを含み、前記ディジタルコンテンツが前記第2の通信装置において再生された後、前記関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から送出される購買情報に基づいて、前記第1の通信装置のユーザへインセンティブを付与することが可能なデータ構造を有するディジタルデータであり、
    前記第2の通信装置における前記ディジタルコンテンツの視聴状況を取得する視聴状況取得手段と、前記ディジタルコンテンツの視聴された部分に関連する商品およびサービスの少なくとも一方が前記第2の通信装置の利用によって購買されたことを示す購買情報を該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から取得する購買情報取得手段とを含み、前記視聴状況取得手段によって取得された視聴状況と前記購買情報取得手段によって取得された購買情報とに基づいて、前記ディジタルコンテンツの配布元である前記第1の通信装置についてインセンティブを付与する処理を行うことを特徴とするアフィリエイト制御システム。
  2. 前記ディジタルコンテンツは複数の部分から構成され、
    前記第1及び第2の識別情報は前記複数の部分それぞれの内容に対応付けられていることを特徴とする請求項1に記載のアフィリエイト制御システム。
  3. 前記ディジタルデータには、該ディジタルデータの配布元である前記第1の通信装置を特定するための装置識別情報が付与されており、該ディジタルデータを取得した装置において前記配布元である前記第1の通信装置を特定できるようにし、前記第1の通信装置についてインセンティブを付与する処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のアフィリエイト制御システム。
  4. 前記ディジタルデータが取得されただけでは課金処理を行わず、該ディジタルデータに含まれる前記ディジタルコンテンツが再生された場合に始めて課金処理を行う決済処理部を更に含むことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のアフィリエイト制御システム。
  5. ディジタルデータに含まれているディジタルコンテンツの視聴履歴を記録する記録手段と、識別情報によって特定される店における商品またはサービスに関する購買情報と前記記録手段に記録されている視聴履歴とに基づいて前記ディジタルデータの配布元にインセンティブを付与する処理を行うための情報を作成する作成手段とを含み、
    前記ディジタルデータは、
    ンテンツサーバ装置に記憶されており、第1の通信装置によってダウンロードでき、前記第1の通信装置とは異なる第2の通信装置が前記第1の通信装置から取得できるデータであり、かつ、前記第2の通信装置において再生可能なディジタルコンテンツと、前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスを特定するための第1の識別情報と、前記商品を購入するための店または前記サービスの提供を受けるための店舗を特定するための第2の識別情報とを含み、さらに、前記ディジタルコンテンツが前記第2の通信装置において再生された後、前記関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から送出される購買情報に基づいて、前記第1の通信装置のユーザへインセンティブを付与することが可能なデータ構造を有するデータであることを特徴とする通信装置。
  6. 前記ディジタルコンテンツは複数の部分から構成され、
    前記第1及び第2の識別情報は前記複数の部分それぞれの内容に対応付けられていることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記ディジタルデータには、該ディジタルデータの配布元である前記第1の通信装置を特定するための装置識別情報が付与されており、該ディジタルデータを取得した装置において前記配布元である前記第1の通信装置を特定できるようにし、前記第1の通信装置についてインセンティブを付与する処理が行われるようにしたことを特徴とする請求項5又は6に記載の通信装置。
  8. 前記ディジタルデータが取得されただけでは課金処理を行わず、該ディジタルデータに含まれる前記ディジタルコンテンツが再生された場合に始めて課金処理を行う決済処理部を更に含むことを特徴とする請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載の通信装置。
  9. コンピュータを、
    ディジタルデータに含まれているディジタルコンテンツの視聴履歴を記録する記録手段、識別情報によって特定される店における商品またはサービスに関する購買情報と前記記録手段に記録されている視聴履歴とに基づいて前記ディジタルデータの配布元にインセンティブを付与する処理を行うための情報を作成する作成手段、
    として機能させ、
    前記ディジタルデータは、
    ンテンツサーバ装置に記憶されており、第1の通信装置によってダウンロードでき、前記第1の通信装置とは異なる第2の通信装置が前記第1の通信装置から取得できるデータであり、かつ、前記第2の通信装置において再生可能なディジタルコンテンツと、
    前記ディジタルコンテンツの内容に関連する商品またはサービスを特定するための第1の識別情報と、前記商品を購入するための店または前記サービスの提供を受けるための店舗を特定するための第2の識別情報とを含み、さらに、前記ディジタルコンテンツが前記第2の通信装置において再生された後、前記関連する商品またはサービスの購買が行われた場合に、該購買が行われた店舗に設置された店舗端末から送出される購買情報に基づいて、前記第1の通信装置のユーザへインセンティブを付与することが可能なデータ構造を有するデータであることを特徴とするアフィリエイト制御プログラム。
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