JP4954805B2 - コールバック管理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、サービス利用者の要求に応じてサービス提供者から電話の折り返しを行うコールバック業務を支援するための技術、に関する。
インターネットの普及に伴い、消費者がサービスや商品についての情報をウェブページから得たり、メールによってサービス提供者への問い合わせを行うことが盛んに行われている。しかし、より詳細な情報を得たいときや、サービス提供者への問い合わせを行いたいときには、その双方向性や即時性から電話によるコミュニケーションのほうが有効である場合が多い。
そこで、サービス提供者のウェブページ上に「コールバックボタン」を設け、サービス利用者がそのボタンをクリックすると、サービス提供者から自身の電話に着信し、その着信に応答するとサービス提供者との通話が可能になるという、「コールバックシステム」が考えられている。
特許文献1には、サービス利用者がオペレータとの通話を希望する時間と自身の電話番号の指定を行い、その指定時間になるとサービス利用者とオペレータの電話回線を自動的に接続し、通話を開始させる交換装置システムについて開示されている。
特開平11−32121号公報
上記の従来技術では、通話の開始の管理は交換装置によってのみ行われており、サービス利用者の指定時間に基づいてコールバックが自動的に行われるため、オペレータ側での接続のコントロールができない仕組みになっている。そのため、オペレータは絶えずコールバックへの応答を余儀なくされ、オペレータの心理的負担は大きい。
また、サービス利用者が問い合わせを行いたい内容やその緊急度は様々であり、指定時間にすぐにコールバックを要求するサービス利用者もいる一方で、指定時間が厳密にまもられることを特には望まない利用者も多い。
本発明は、上記課題認識に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、オペレータ側で発呼の優先順位をコントロールできるコールバック管理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のコールバック管理装置は、オペレータからの発信による通話を要求するためのコールバック要求を受け付ける画面として、コールバック要求入力画面を表示させるコールバック要求画面表示部と、コールバック要求入力画面を介してサービス利用者から入力される情報であって、サービス利用者の電話番号を含むコールバック要求情報を受け付ける要求受付部と、複数のサービス利用者から受け付けた複数のコールバック要求情報を保持するコールバック要求情報保持部と、コールバック要求情報保持部に保持された複数のコールバック要求情報を、所定の優先条件にしたがって受付順とは異なる順序に優先順位付けを行うデータ処理部と、複数のコールバック要求情報を、優先順位にしたがって並べ替えて一覧表示させる要求情報表示部と、一覧表示されたコールバック要求情報のうちのいずれかに対するオペレータの選択を検出する選択受付部と、選択されたコールバック要求情報からサービス利用者の電話番号を抽出し、電話番号により特定される利用者端末と、オペレータ端末との通話を成立させる通話制御部とから構成される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムにより表現したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、オペレータ側でコールバックのコントロールを行うことができ、オペレータ業務の効率化を行うことができる。
図1は、コールバック管理装置100の概略を示すブロック図である。
利用者端末14はサービス利用者が使用する電子計算機や携帯電話などの端末装置であり、利用者通信端末16はサービス利用者が使用する固定電話や携帯電話などの端末装置である。オペレータ端末18は、サービス提供者側のオペレータが使用する電子計算機などの端末であり、オペレータ通信端末20は、オペレータがサービス利用者との通話を行うための通信端末である。
コールバック管理装置100、利用者端末14、利用者通信端末16、オペレータ端末18およびオペレータ通信端末20はネットワーク12に接続されている。
なお、図1におけるネットワーク12は、電話網、携帯電話網、コンピュータ網から構成される通信網を意味するが、図1では特に区別せずに一体のものとして図示している。
また、サービス利用者やオペレータは複数いることが想定されるが、図1では特に図示していない。
サービス利用者は、利用者端末14からネットワーク12を介してコールバック管理装置100にアクセスし、後述するコールバック要求画面160を取得する。サービス利用者はコールバック要求画面160に折り返しを希望する電話番号や折り返しの時刻などの情報(以下「コールバック要求情報」と呼ぶ)を入力する。電話番号としては、例えば、利用者通信端末16の電話番号を入力する。利用者端末14は入力された情報をコールバック管理装置100に送信する。
コールバック管理装置100は、複数のサービス利用者から受信したコールバック要求情報を格納し、所定の優先条件にしたがってコールバック要求情報の優先順位付けを行う。その後、コールバック要求情報を、優先順位にしたがって並べ替えてオペレータ端末18に一覧表示させる。
オペレータは一覧表示されたコールバック要求情報の中から、優先度を参照しつつ任意のコールバック要求情報を選択する。オペレータによって選択されたコールバック要求情報がオペレータ端末18からコールバック管理装置100に送信される。
コールバック管理装置100は、選択されたコールバック要求情報の取得を行う。コールバック管理装置100は、取得したコールバック要求情報の中からサービス利用者の電話番号と、選択操作を行ったオペレータの通信端末であるオペレータ通信端末20の電話番号を取得する。コールバック管理装置100は取得した電話番号により、利用者通信端末16とオペレータ通信端末20の呼び出しを行い、サービス利用者とオペレータの通話を開始させる。
図2は、コールバック管理装置100の機能ブロック図である。
ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
コールバック管理装置100は、インターフェース部102、データ保持部112、データ処理部116および通話制御部118を含む。
インターフェース部102は、サービス利用者あるいはオペレータに対しての情報表示や、入力受付などのユーザーインターフェースに関する処理を担当する。
データ保持部112は、予め用意された各種の設定データや利用者情報、インターフェース部102およびデータ処理部116から受け取ったさまざまなデータを格納する。
データ処理部116は、インターフェース部102や通話制御部118からの入力情報や、データ保持部112に格納されたデータについて処理を行い、処理した結果のデータをインターフェース部102、データ処理部116、通話制御部118に送信する。データ処理部116は、データ処理部116内のコールバック要求情報について所定の優先条件による優先順位付けを行う。この処理については、データ処理部116内におけるコールバック要求情報のデータ構造を示した図4に関連して詳述する。
通話制御部118は、利用者通信端末16とオペレータ通信端末20との回線の接続や、通話中の呼の制御を行う。例えばSIP(Session Initiation Protocol)などの既知技術の応用によって実現される。
インターフェース部102は、要求画面表示部104、要求受付部106、情報表示部108および選択受付部110を含む。
要求画面表示部104は、利用者端末14に対してコールバック要求情報を入力するための画面を送信し、表示を行わせる。要求受付部106は、サービス利用者が入力したコールバック要求情報を取得する。
情報表示部108は、オペレータがコールバック要求情報を選択するための一覧画面を、オペレータ端末18に対して送信する。選択受付部110は、一覧画面からオペレータが選択したコールバック要求情報をオペレータ端末18から取得する。
データ保持部112は、要求情報保持部114を含む。
要求情報保持部114は、複数のサービス利用者から取得したコールバック要求情報を保持する。要求情報保持部114に保持されたデータ構造については、図4に関連して詳述する。
図3は、要求画面表示部104によって利用者端末14に表示されるコールバック要求画面160である。
サービス利用者は、コールバックを希望する電話番号として、利用者通信端末16の電話番号を電話番号入力欄162に、コールバックを希望する日時を指定日時入力欄164に入力を行う。また、オペレータへの用件についての種別を種別入力欄166に、メッセージをメッセージ入力欄168に入力を行う。
電話番号入力欄162は初期表示状態で空欄にして表示してもよいし、コールバック管理装置100側で利用者端末14の電話番号が識別できる場合には、初期状態でその番号を入力した状態で表示してもよい。電話番号の識別には利用者端末14の識別情報を取得して行うことや、サービス利用者へのログイン認証を設けている場合には、ログイン情報などから取得することなどが考えられる。
指定日時入力欄164は、何分後などの指定方法が行えるように入力欄を設けてもよい。 また、サービス利用者の入力は、電話番号入力欄162については必須であるが、その他の項目については入力を任意にすることもできる。
サービス利用者は各入力欄に入力を終えた後に、コールバック要求画面160上の送信ボタン170を押下する。送信ボタン170の押下により、利用者端末14からコールバック管理装置100にコールバック要求情報が送信される。
コールバック管理装置100は、要求受付部106によってコールバック要求情報を受け付ける。要求受付部106は、受信したコールバック要求情報をデータ処理部116に送信する。データ処理部116は、コールバック要求情報を要求情報保持部114のデータ構造に従った形に編集し、要求情報保持部114への格納を行う。
図4は、要求情報保持部114のデータ構造図である。
データの構造は主に、コールバック要求画面160の入力項目からなり、コールバックの指定時間、用件種別、メッセージ、コールバック指定先の電話番号などから構成される。
受付ID142は、コールバック要求情報ごとに付与され、コールバック要求情報を個別に識別するためのIDである。サービス利用者からコールバック要求情報を取得する度に、データ処理部116によって付与される。受付ID142は、コールバック要求情報が識別されるように付与されれば、任意のフォーマットでよい。
受付日時144は、要求受付部106がコールバック要求情報を取得したときの日時であり、データ処理部によって付与される。
発信状況146は、そのコールバック要求情報がオペレータによって発信済みであるか否かを示す情報である。コールバック要求情報が要求情報保持部114に登録される初期状態では「未発信」が設定される。
図5は、情報表示部108によって表示される一覧表示画面180を示す図である。
データ処理部116によって優先順位付けされたコールバック要求情報が、優先順位順に並べ替えられ、情報表示部108によって一覧表示画面180としてオペレータ端末18に表示される。図5の例では、指定日時入力欄164に入力された着信希望日時の順に優先順位付けされて一覧表示されている。
なお、オペレータが複数いる場合には、各オペレータ端末に共通の一覧表示画面180が表示される。各オペレータは、発信状況の欄を参照して、他のオペレータがコールバック処理を行ったことがわかる。
表示される項目は要求情報保持部114のデータ構造の項目に対応した項目である。オペレータは一覧表示されたコールバック要求情報の中からコールバックを行う情報を選択入力することができる。図5の例では、発信状況の項目をリンク182として表示し、オペレータが選択を行うコールバック要求情報の欄のリンク182をクリックすることによって選択入力が可能となっている。選択入力手段の表示方法や、選択入力の方法はこの例に限られるものではない。
また、コールバック指定先の電話番号は、オペレータに対して隠蔽することもできる。隠蔽は、電話番号の一部を記号などに置き換えて表示を行ったり、電話番号自体の表示を行わないなどの方法による。
オペレータはサービス利用者の電話番号を認識することができないので、サービス利用者のプライバシーを保護することができる。また、サービス提供者やオペレータにとっても、機密管理などを行う必要がなくなり、負担を軽減することができる。
一覧表示画面180により、オペレータはサービス利用者のコールバック要求情報を参照しながらコールバックを行うことができる。そのため、オペレータはコールバックを行う前にサービス利用者の用件などについてあらかじめ知ることができるため、顧客の要望に応じた対応を行うことができる。また、オペレータの判断で一覧表示された優先順位とは異なる順序でコールバックを行ったほうが良い場合などにも、オペレータはその判断によりコールバックを行うことができるため、より効率的なコールバック管理を行うことができる。
図6は、本実施例の処理過程の流れを示すシーケンス図である。
まず、サービス利用者は利用者端末14からコールバック管理装置100を介してコールバック要求画面160へのアクセスを行う(S10)。要求画面表示部104は、コールバック要求画面160の情報を利用者端末14に送信し、利用者端末14の画面上に表示させる(S12)。サービス利用者はコールバック要求画面160にコールバック要求情報を入力し、送信ボタン170を押下する。これにより、利用者端末14から要求受付部106に対してコールバック要求情報が送信される(S14)。
要求受付部106は、取得したコールバック要求情報をデータ処理部116に渡し、データ処理部116は要求情報保持部114のデータ構造に従った形でコールバック要求情報を格納する(S16)。データ処理部116は、要求情報保持部114に格納されたコールバック要求情報について所定の優先条件によって優先順位付けを行う(S18)。
所定の優先条件とは、コールバック指定日時順、用件の種別順、受付日時順などの組み合わせによる優先順位の付与条件である。例えば、コールバック要求情報についてコールバック指定日時順に優先順位付けを行い、コールバック指定日時が同じものについては、用件の種別で優先順位付けを行い、さらに用件の種別が同じものについては受付日時の順に優先順位付けを行うことによって優先順位が決定される。
用件の種別の優先順位については、用件の種類が「事故の連絡」の優先度が最も高く、次に「問い合わせ」、「資料請求」の順に優先度が高いなどの、用件の種別と優先度の関係についての情報をデータ保持部112に持たせることによって判断を行わせることができる。
また、上記の項目以外にも、メッセージの内容によって優先度を判断してもよい。例えば、メッセージの項目に「緊急」、「至急」などの語が含まれる場合は優先度を高くするなどの処理を行うことが考えられる。
次に、データ処理部116は、S18によって付与された優先順位に従ってコールバック要求情報を並べ替えて、一覧表示画面180の作成を行い、情報表示部108を介してオペレータ端末18に表示させる(S20)。オペレータは一覧表示画面180からコールバックを行うコールバック要求情報を選択入力し、オペレータ端末18から選択受付部110に対してオペレータの選択入力したコールバック要求情報が送信される(S22)。選択受付部110によって取得したコールバック要求情報は、データ処理部116に送信される。データ処理部116は、コールバック要求情報の中から、コールバック先の電話番号の抽出を行い、データ保持部112からオペレータ通信端末20の電話番号を取得する(S24)。通話制御部118は、取得された電話番号の情報をデータ処理部116から取得し、該当する電話番号の通信端末の呼び出しを行う(S26)。呼び出された利用者通信端末16とオペレータ通信端末20の両方が呼び出しに応答すると、通話制御部118は両通信端末の接続を行い、両者の通話が開始される(S28)。なお、両者の接続が確立されていない間は、着信に応答した通信端末に「ウェブコールで接続しております、しばらくお待ちください」などのメッセージ音声が通話制御部118より送信される。
本発明のコールバック管理装置の実施における基本形態は以上の通りであるが、以下のような応用形態が想定される。
応用形態1.
この実施の形態に係る機能ブロック図を図8に示す。
図2の機能ブロック図と異なる点は、オペレータ選択部122にある。オペレータ選択部122は、オペレータと用件の種類とを対応付けた担当テーブルを参照して、コールバック要求情報の担当オペレータを特定する。
データ保持部112に、図7に示すようなオペレータとそのオペレータが担当する用件の種別との対応テーブルの情報を保持させる。図7の例では、担当者IDが「0001」のオペレータは、用件の種別が「問合せ」と「資料請求」の担当で、担当者IDが「0002」のオペレータは、用件の種別が「事故対応」の担当である。
この応用形態において、ステップS20における処理は以下のとおりに行われる。まず、オペレータ選択部122は、オペレータ端末18を操作しているオペレータの担当する用件の種別をデータ保持部112より取得する。次に、データ処理部116は要求情報保持部114より一覧表示するコールバック要求情報を取得し、一覧表示画面180の作成を行う。オペレータ選択部122は、オペレータの担当する用件についての情報を情報表示部108に送信する。情報表示部108は、オペレータの担当する用件の種別によって、一覧表示を行うコールバック要求情報の選択を行った上で、オペレータ端末18に一覧表示画面180の表示を行う。
オペレータの識別にはコールバック管理装置へのログイン情報を用いてもよいし、オペレータ端末の識別情報などを取得することによっても行うことができる。
この実施の形態により、サービス利用者は、用件の種別に応じて担当のオペレータに応答してもらうことができるため、十分な応対をしてもらうことができる。また、オペレータも、自身の担当用件のみのコールバック要求情報が表示されるため、コールバックの管理をより効率的に行うことができる。
なお、基本形態のときと同様に、用件について担当オペレータが複数いる場合には、共通の一覧表示画面180が表示される。
応用形態2.
この実施の形態に係る機能ブロック図を図9に示す。
図2の機能ブロック図と異なる点は、自動通話制御部120にある。自動通話制御部120は、コールバック要求情報の中からコールバックの対象を選択し、通話制御部118にそのコールバック要求情報に該当する電話番号に発信するように指示を行う。
自動通話制御部120による自動コールバックの動作について図10のフローチャートを用いて説明する。この処理は図6に示したシーケンス図中のステップS20からS28に代わって、あるいは、並行して行われる処理である。
まず、自動通話制御部120は、要求情報保持部114より、コールバック要求の指定時刻が現在の時刻から所定の範囲内であるコールバック要求情報を取得する(S30)。取得したコールバック要求情報のうち、ステップS18で付与された優先順位が最も高いものをコールバックの対象とする(S32)。コールバックの対象となったコールバック要求情報が発信済みであるかの判断を発信状況の項目を参照することによって行う(S34)。既に発信済みであるときにはステップS32へ戻り、優先順位が次のコールバック要求情報の取得を行う(S34のY)。未発信である場合には、次のステップS36に進む(S34のN)。
次に、自動通話制御部120は、空オペレータの確認を行い、担当オペレータの決定を行う(S36)。空オペレータがいない場合は、空オペレータが出るまで待ってから担当オペレータの割り当てを行う。担当オペレータの決定には、データ保持部112から図7で示したオペレータと担当する用件の種別の対応を示すデータを参照し、用件の種別に応じて担当オペレータの決定を行うこともできる。
このとき、自動通話制御処理と並行して、オペレータ端末18に一覧表示画面180を表示しておき、空オペレータによるコールバック処理が行えるようにしていてもよい。
次に、担当オペレータが決定した時点で、情報表示部108は、担当オペレータのオペレータ端末18の画面上に、コールバックを行うコールバック要求情報を表示させる(S38)。表示は一覧表示画面180上の該当するコールバック情報強調表示することによって行われるが、ポップアップ画面によりその情報について表示してもよい。また、コールバック要求情報の表示の際にオペレータに対応を確認するための入力手段を設け、オペレータによる確認がされてから、最終的に担当オペレータを決定するようにしてもよい。
次に、自動通話制御部120は、コールバック要求情報からコールバック指定先の電話番号と、データ保持部112から担当オペレータのオペレータ通信端末20の電話番号の取得を行い、通話制御部118に電話番号情報を送信する(S40)。通話制御部118は、指定された電話番号により通話の制御を行う(S42)。
自動通話制御部120は、ステップS30で取得したコールバック要求情報のうち次のコールバック対象となるデータが存在するかを確認する(S44)。次のコールバック要求情報が存在しない場合は処理を終了し(S44のN)、存在する場合はステップS32に戻り、次の優先順位のコールバック要求情報の処理を行う(S44のY)。この処理をS32で取得したコールバック要求情報について繰り返し処理を行うことができる。
以上の一連の処理の開始の契機は、一定時刻ごとに処理を開始しておく旨をコールバック管理装置100に設定しておいてもよいし、一覧表示画面180上に処理を開始する指示を入力する手段を設け、オペレータの指示によって開始してもよい。
以上の応用形態の実施例により、データ処理部116によって優先順位付けされた順番にコールバックを行い、オペレータによるコールバック要求情報の選択処理が不要であると判断したときには、オペレータによる操作を行わずに自動的にコールバック業務が行えるため、効率よく業務を行うことができる。
以上、本実施例に示したコールバック管理装置100によれば、サービス利用者からのコールバック要求について、サービス利用者側でその優先度を判断しコールバックの優先順位を決定することができる。さらに、一覧表示された優先順位とは異なる順序でコールバックを行ったほうが良い場合などに、オペレータは自身の判断でコールバック要求情報を選択してコールバックを行うことができるため、より効率的なコールバック管理を行うことができる。
また、コールバック管理装置100は、コールバック要求情報にサービス利用者の用件を含ませて取得し、用件の種類によってコールバックの優先順位を決定することができる。そのため、サービス利用者の用件に応じて優先的にコールバックを行うことができ、サービス利用者の要求に応じたタイミングでコールバックの対応をすることができる。
また、コールバック管理装置100は、一覧表示画面180にオペレータの担当である用件のコールバック要求情報のみを表示させることができる。これにより、サービス利用者は用件の種別に応じて担当のオペレータに応答してもらうことができ、オペレータも、自身の担当用件のみのコールバック要求情報が表示されるため効率的に対応することができる。
また、コールバック管理装置100は、一覧表示画面180において、サービス利用者が指定したコールバック先電話番号をオペレータが認識できない態様によって表示を行うことができる。これにより、サービス利用者のプライバシーを保護することができる。
さらに、コールバック管理装置100は、自動通話制御部120によってデータ処理部116によって優先順位付けされた順番にしたがってコールバックを自動的に行うことができる。これにより、データ処理部116によって優先順位付けされた順番で、オペレータによる操作を行わずに自動的に発信作業ができるため、コールバックが効率よく行われる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。なお本発明はこの実施の形態に限定されることなく、そのさまざまな変形例もまた、本発明の態様として有効である。
なお、本実施例においては、コールバック管理装置100を単一の装置として説明したが、コールバック管理装置100は、各部が独立した装置として構成され、それらの連携による形で実現されることも当業者には理解されるところである。
また、本実施例においては、サービス利用者の利用者端末14と利用者通信端末16を別個の装置として説明したが、例えば、携帯電話など画面表示、入力および通話のいずれもが可能である端末によって構成される場合は、利用者端末14と利用者通信端末16は1つの端末によって構成されてもよい。オペレータ端末18とオペレータ通信端末20についても同様に1つの端末によって構成されてもよい。
コールバック管理装置の概略を示すブロック図である。 コールバック管理装置の機能ブロック図である。 コールバック要求画面の画面図である。 要求情報保持部のデータ構造図である。 一覧表示画面の画面図である。 本実施例の処理過程の流れを示すシーケンス図である。 オペレータと担当する用件の種別との対応テーブルのデータ構造図である。 応用形態1におけるコールバック管理装置の機能ブロック図である。 応用形態2におけるコールバック管理装置の機能ブロック図である。 自動通話制御処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
12 ネットワーク、 14 利用者端末、 16 利用者通信端末、 18 オペレータ端末、 20 オペレータ通信端末、 100 コールバック管理装置、 104 要求画面表示部、 106 要求受付部、 108 情報表示部、 110 選択受付部、 114 要求情報保持部、 116 データ処理部、 118 通話制御部、 122オペレータ選択部、 160 コールバック要求画面、 180 一覧表示画面。

Claims (4)

  1. オペレータからの発信による通話を要求するためのコールバック要求を受け付ける画面として、コールバック要求入力画面を表示させる要求画面表示部と、
    前記コールバック要求入力画面を介してサービス利用者から入力される情報であって、前記サービス利用者の電話番号を含むコールバック要求情報を受け付ける要求受付部と、
    複数の前記サービス利用者から受け付けた複数の前記コールバック要求情報を保持する要求情報保持部と、
    前記要求情報保持部に保持された複数のコールバック要求情報を、所定の優先条件にしたがって受付順とは異なる順序に優先順位付けを行うデータ処理部と、
    前記複数のコールバック要求情報を、前記優先順位にしたがって並べ替えて一覧表示させる情報表示部と、
    前記一覧表示されたコールバック要求情報のうちのいずれかに対するオペレータの選択を検出する選択受付部と、
    選択された前記コールバック要求情報からサービス利用者の電話番号を抽出し、前記電話番号により特定される利用者端末と、オペレータ端末との通話を成立させる通話制御部と、
    を備え
    前記情報表示部は、前記サービス利用者の電話番号を隠蔽して、コールバック要求情報を一覧表示させることを特徴とするコールバック管理装置。
  2. 前記要求受付部は、更に、サービス利用者の用件を含む情報として前記コールバック要求情報を取得し、
    前記データ処理部は、用件の種類に応じてコールバック要求情報を優先順位付けするための前記優先条件にしたがって、前記複数のコールバック要求情報の優先順位付けを行うことを特徴とする請求項1に記載のコールバック管理装置。
  3. オペレータと用件の種類とを対応付けた担当テーブルを参照して、コールバック要求情報の担当オペレータを特定するオペレータ選択部、を更に備え、
    前記情報表示部は、前記コールバック要求情報を一覧表示させる画面において、この画面にアクセスしているオペレータが担当として特定されているコールバック要求情報を一覧表示の対象として選択することを特徴とする請求項2に記載のコールバック管理装置。
  4. コールバック要求情報においては所定の自動開始条件が設定されており、前記自動開始条件が成立したとき、その対象となるコールバック要求情報からサービス利用者の電話番号を抽出し、前記電話番号により特定される利用者端末と前記オペレータ端末との通話を自動的に成立させる自動通話部、を更に備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のコールバック管理装置。
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