JP4948282B2 - 特殊記号読取方法,特殊記号読取プログラム,特殊記号読取装置 - Google Patents

特殊記号読取方法,特殊記号読取プログラム,特殊記号読取装置 Download PDF

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Description

本発明は,線分の数によって情報を示す特殊記号を読み取るための特殊記号読取方法,そのプログラム及びその装置に関し,特に,その特殊記号を正確に読み取るための技術に関するものである。
製造や物流の現場では,製品や中間製品等の被管理部材の端面にロット番号や製造番号等の管理情報を表す文字や記号を印字し,その被管理部材をCCDカメラにより撮像して得られる画像に基づいてコンピュータによる画像認識処理を行い,その画像認識処理によって読み取られた文字や記号に基づいて被管理部材の管理を行う管理システムが採用されている(例えば,特許文献1,2参照)。
このような管理システムにおいては,プリンタヘッドによって被管理部材の端面に文字や記号が直接印字されたり,或いは所定のシール部材に文字や記号が印字され,そのシール部材が被管理部材に貼付されたりする。
具体的に,上記管理システムで管理情報を簡易に表すものとして,線分の数によって数字などの情報を示す特殊記号を用いることが考えられる。例えば,図18(a)〜(c)は,線分の数と数字との対応関係の一例を示す図である。
但し,製造や物流の現場では,被管理部材の移動や汚れ,他の部材との接触,不十分な照明など,印字や撮像の環境が良くないことに起因して,被管理部材の撮像画像の品質が悪い場合があり,上記特殊記号の読み取り精度が悪くなるという問題が生じる。例えば,図18(d)は,図18(b)の特殊記号に汚れが付着している状態を示している。図18(d)の状態で撮像された撮像画像から特殊記号を読み取る際,汚れを線分として認識することにより情報を誤って読み取ってしまうおそれがある。
一方,例えば特許文献3には,バーコードを読み取る際に,複数の走査線を設定することによって,そのバーコードを正しく読み取ることのできる技術が開示されている。
特開平8−339421号公報 特開平11−353413号公報 特開平9−237312号公報
しかしながら,図18(d)に示すように,情報を示す線分と略同じ長さの汚れが生じている場合など,汚れがその線分に似ている場合には,上記特許文献3の技術を用いて複数の走査線を設定しても,全ての走査線上で3本の線分が検出されることになり,正確に線分の数を特定することができないという問題がある。
また,特殊記号をパターン認識によって読み取ることも考えられるが,特殊記号に汚れが生じている場合などには,該特殊記号のサイズや中心位置などがパターン認識に用いられる比較対象とずれるため,パターン認識の精度が低くなるという問題がある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,線分の数で情報を示す特殊記号に汚れなどが生じている場合における該特殊記号の読取精度を高めることのできる信頼性の高い特殊記号読取方法,そのプログラム,及びその装置を提供することにある。
上記目的を達成するために,本発明は,所定の配置条件に従って配置された線分の数によって情報を表す特殊記号を含む画像が形成された読取対象を撮像し,得られた撮像画像に基づいて上記特殊記号を読み取るための特殊記号読取方法であって,所定のプロセッサにより次の(1)〜(6)に示す各手順を実行することにある。
(1)上記撮像画像から上記特殊記号を抽出する特殊記号抽出手順。
(2)上記特殊記号抽出手順によって抽出された抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第1の線分読取手順。
(3)上記第1の線分読取手順によって読み取られた線分の数と該線分の数に対応する上記所定の配置条件とに基づいて上記特殊記号の形状を推定する形状推定手順。
(4)上記特殊記号抽出手順によって抽出された上記抽出特殊記号と上記形状推定手順によって推定された推定特殊記号とのサイズ及び/又は中心位置が一致するように上記抽出特殊記号を補正する抽出特殊記号補正手順。
(5)上記抽出特殊記号補正手順によって補正された後の上記抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第2の線分読取手順。
(6)上記第1の線分読取手順と上記第2の線分読取手順との読取結果が一致である場合に,該読取結果を出力する読取結果出力手順。
本発明によれば,上記第1の線分読取手順で読み取った読取結果が正当であるか否かを,上記(4)〜(6)の手順によって確認することができ,当該特殊記号読取方法による読取結果の信頼性を高めることができる。これにより,例えば,上記抽出特殊記号に付着した汚れなどに起因して該抽出特殊記号のサイズや中心位置にずれが生じている場合に,上記抽出特殊記号の誤読を防止することができる。
さらに,上記第1の線分読取手順及び上記第2の線分読取手順が異なる手法で上記線分の数を読み取るものであることが望ましい。これにより,上記読取結果出力手順において,異なる読取手法による読取結果が比較されることになるため上記読取結果の信頼性をより高めることができる。
ところで,上記読取対象に形成された上記画像に,上記特殊記号に加えて文字が含まれることも考えられる。このとき,上記特殊記号が,上記線分における中心よりもいずれかの端部側に片寄った位置で該線分と略垂直に交差する交差線分を含むものであることが望ましい。この場合には,上記交差線分を含む上記特殊記号を,上記撮像画像全体の向きや傾きを検出するために利用することが可能である。
具体的には,次の(7),(8)の各手順を実行することによって上記撮像画像の向きを正しく補正することができる。
(7)上記撮像画像において上記交差線分が上記線分のいずれの端部側に片寄っているかを検出する位置検出手順。
(8)上記位置検出手順による検出結果に基づいて上記撮像画像全体の向きを回転補正する第1の回転補正手順。
さらに,次の(9),(10)の各手順を実行することによって上記撮像画像の傾きを補正することができる。
(9)上記第1の回転補正手順により補正された後の上記撮像画像において上記交差線分の鉛直方向又は水平方向に対する傾きを検出する傾き検出手順。
(10)上記傾き検出手順による検出結果に基づいて上記撮像画像全体の傾きを回転補正する第2の回転補正手順。
このように,上記撮像画像全体の向きや傾きを補正することによって,上記撮像画像に基づいて上記文字の認識処理を行う際に,正しい角度で文字の認識を行うことができ,該文字の読取精度を向上させることができる。
また,本発明は,以上に示した本発明に係る特殊記号読取方法における各手順を所定のプロセッサ(コンピュータといってもよい)に実行させるための特殊記号読取プログラムとして具現されることも考えられる。
同様に,本発明は,以上に示した本発明に係る特殊記号読取方法における各手順を実行する手段を備えた特殊記号読取装置として具現されることも考えられる。なお,所定のプログラムを実行することにより,以上に示した本発明に係る特殊記号読取方法における各手順を実行するコンピュータ(情報処理装置)が,本発明に係る特殊記号読取装置の典型例である。
本発明によれば,上記第1の線分読取手順で読み取った読取結果が正当であるか否かを,上記(4)〜(6)の手順によって確認することができ,当該特殊記号読取方法による読取結果の信頼性を高めることができる。これにより,例えば,上記抽出特殊記号に付着した汚れなどに起因して該抽出特殊記号のサイズや中心位置にずれが生じている場合に,上記抽出特殊記号の誤読を防止することができる。
さらに,上記第1の線分読取手順及び上記第2の線分読取手順が異なる読取手法で上記線分の数を読み取るものであることが望ましい。これにより,上記読取結果出力手順において,異なる読取手法による読取結果が比較されることになるため上記読取結果の信頼性をより高めることができる。
また,上記特殊記号を用いて上記撮像画像全体の向きや傾きを検知し,その向きや傾きを補正することによって,上記撮像画像に基づいて上記文字の認識処理を行う際に,正しい角度で文字の認識を行うことができ,該文字の読取精度を向上させることができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。なお,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る特殊記号読取装置Zの概略構成を表すブロック図,図2は線分の数で情報を表す特殊記号c1の一例を示す図,図3は本発明の実施形態に係る特殊記号読取装置Zによる文字・記号読取処理の手順の一例を示すフローチャート,図4〜図8は文字・記号読取処理を説明するためのフローチャート,図9は撮像画像G及び特殊記号c1の一例を表す図,図10は縦棒L1の位置を検出するための処理を説明するための図,図11は撮像画像Gの回転補正を説明するための図,図12は特殊記号c1の2値画像の一例を表す図,図13は特殊記号c1の縦棒領域R20の投影データの一例を表す図,図14は特殊記号c1の特徴量データP´の一例を表す図,図15は推定特殊記号c11の一例を表す図,図16は特殊記号c1の特徴量データP´のサイズ及び位置の補正を説明するための図,図17は線分に似たノイズNが付着した特殊記号c1の読取を説明するための図である。
まず,図1に示すブロック図を参照しつつ,本発明の実施形態に係る特殊記号読取装置Zの概略構成について説明する。
上記特殊記号読取装置Zは,コンピュータであり,図1に示すように,CPU41,カメラインターフェース(I/F)42,画像メモリ43,画像処理部44,表示部45,汎用メモリ46及び通信部47を備えている。
上記特殊記号読取装置Zは,所定の配置条件に従って配置された線分の数によって情報を表す特殊記号及び文字列を含む画像が形成された被管理部材1(読取対象の一例)をCCDカメラ3で撮像して得られた撮像画像に基づいて上記特殊記号及び上記文字列を読み取り,その読取結果をホストコンピュータYに出力する文字・記号読取処理(図3のフローチャート参照)を自動的に実行する装置である。なお,上記文字・記号読取処理の詳細については後段で詳述する。
上記被管理部材1は,例えばスラブやビレットなどであり,その端面1aには,該被管理部材1の管理情報を示す特殊記号c1及び文字列c2を含む画像cが形成されている。なお,上記画像cは,プリンタヘッドによって被管理部材1の端面1aに直接印字され,或いは,所定のシール部材に印字されてそのシール部材が被管理部材1に貼付けられることにより,該被管理部材1の端面1aに形成される。
ここで,上記画像cにおいて上記特殊記号c1の下方に配置された文字列c2は,所定の位置に配置された縦横比が1.5:1である縦長形状の複数の文字(英数字など)を含んでいる。
一方,上記画像cにおいて上記特殊記号c1の上方に配置された上記特殊記号c1は,図2(a)〜(c)に示すように,所定の配置条件に従って配置された一又は複数の縦棒L1(線分の一例)と,その縦棒L1の下端と交差する横棒L2(交差線分の一例)とを含むものであって,上記縦棒L1の数によって数字(情報の一例)を表すものである。
また,上記特殊記号c1の外接矩形L3は,常に同じサイズで形成され,具体的には縦横比が1:5の横長形状に形成される。
なお,上記横棒L2は,上記縦棒L1における中心よりもいずれかの端部側に片寄った位置で該縦棒L1と略垂直に交差するものであればよく,例えば上記縦棒L1の上端と交差するものや,上記縦棒L1の中心と下端との間で交差するものであってもよい。
ここで,図2を用いて,上記縦棒L1の所定の配置条件の具体例について説明する。なお,ここで説明するのは,所定の配置条件の一部であって,該所定の配置条件は上記縦棒L1の数ごとに予め定められている。また,本実施の形態で説明する所定の配置条件は,単なる一例に過ぎずこれに限定されるものでもない。
図2(a)に示すように,上記縦棒L1が1本である場合には,該縦棒L1は上記横棒L2の中心に配置される。また,図2(b)に示すように,上記縦棒L1が2本である場合には,該縦棒L1各々は間隔d1をあけて配置される。さらに,図2(c)に示すように,上記縦棒L1が5本である場合には,該縦棒L1各々は間隔d2をあけて配置される。このように上記縦棒L1の数ごとに対応して定められた所定の配置条件に関する情報(以下「配置条件情報」という)は,上記汎用メモリ46に予め記憶されている。上記CPU41は,後述の文字・記号読取処理(図3のフローチャート参照)を実行するときなど,必要に応じて上記汎用メモリ46に記憶された上記配置条件情報を参照する。
上記CPU41は,上記汎用メモリ46に予め記憶されたプログラムを実行することにより,上記カメラインターフェース42,上記画像処理部44,上記表示部45及び上記通信部47を制御するプロセッサである。
上記カメラインターフェース42は,上記特殊記号c1及び上記文字列c2が含まれた上記画像cが印字された上記被管理部材1の端面1aを撮像するCCDカメラ3を制御するものである。具体的に,上記カメラインターフェース42は,ベルトコンベアなどの搬送手段2により搬送されてくる被管理部材1がCCDカメラ3の正面付近に到達した際に,CCDカメラ3のシャッターが切られるように制御するとともに,そのCCDカメラ3による撮像画像のデータをCCDカメラ3から取得し,上記画像メモリ43に記憶させる。
上記画像メモリ43は,上記CCDカメラ3による撮像画像のデータや,その2値画像のデータなど,各種の画像データを記憶する記憶手段である。
上記画像処理部44は,不図示のROMに予め記憶されたプログラムを実行するプロセッサであり,上記画像メモリ43から画像データを読み出し,読み出した画像データについて各種の画像処理(画像データの加工)を行うとともに,その画像処理後の画像データを上記画像メモリ43に記憶させる。
なお,上記CPU41及び上記画像処理部44が,本発明に係る特殊記号読取方法における各手順を実行するプロセッサの一例である。また,上記CPU41及び上記画像処理部44それぞれによって実行されるプログラムが,本発明に係る特殊記号読取プログラムの一例である。
上記表示部45は,上記画像メモリ43に記憶された画像データに基づく画像を表示するとともに,上記CPU41から引き渡される情報を画像として表示する映像表示手段である。
上記汎用メモリ46は,上記CPU41によって読み書きされる各種データや,上記CPU41によって実行されるプログラムを記憶する不揮発性メモリであり,例えばハードディスクやフラッシュメモリなどである。
上記通信部47は,上記被管理部材1に関する情報を管理するホストコンピュータYと通信を行う通信手段であり,上記文字・記号読取処理が実行されることによって上記画像cに基づいて得られた管理情報(上記特殊記号c1及び文字列c2が表す情報)を上記ホストコンピュータYに送信(出力)するものである。
次に,図3〜図8に示すフローチャートに従って,図9〜図17を参照しつつ,上記特殊記号読取装置Z(コンピュータ)により実行される文字・記号読取処理の手順の一例について説明する。以下に示す上記カメラインターフェース42及び上記画像処理部44による各処理は,CPU41からの制御指令に従って実行される。なお,以下に示すS1,S2,…は,処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
図3のフローチャートに示すように,当該文字・記号読取処理では,上記被管理部材1の端面1aを撮像して撮像画像を得る手順(ステップS1),上記撮像画像から上記特殊記号c1を抽出する手順(ステップS2),上記特殊記号c1を用いて上記撮像画像の回転補正を行う手順(ステップS3),回転補正後の上記撮像画像から上記特殊記号c1を抽出する手順(ステップS4),回転補正後の上記撮像画像から上記文字列c2を抽出する手順(ステップS5),抽出された上記特殊記号c1の読み取りを行う手順(ステップS6),抽出された上記文字列c2の読み取りを行う手順(ステップS7),読取結果を出力する手順(ステップS8)が順に実行される。なお,これらのステップS1〜S8の処理は,上記CPU41及び上記画像処理部44によって自動的に実行される。
以下,上記ステップS1〜S8の各手順について詳説する。
[ステップS1]
まず,CPU41が,不図示のセンサの検出信号に基づいてCCDカメラ3の正面付近に被管理部材1が到達したことを検知すると,カメラインターフェース42が,CCDカメラ3に撮像を実行させるとともにその撮像画像GのデータをCCDカメラ3から取得し,その画像データを画像メモリ43に記憶させる(ステップS1)。ここに,図9(a)は,ステップS1で得られる撮像画像Gの一例を表す図である。
[ステップS2]
次に,画像処理部44は,画像メモリ43に記憶された撮像画像Gに基づいて,その撮像画像Gに含まれる連結画素を抽出してラベリングを行い,該連結画素それぞれについて予め定められた特殊記号画像の条件(以下,特殊記号画像条件という)を満たすか否かを判別することにより,上記撮像画像Gにおける連結画素の中から上記特殊記号画像条件を満たすものを特殊記号c1として抽出する(ステップS2)。なお,上記特殊記号画像条件に関する情報は,予め汎用メモリ46に記憶されており,画像処理部44がその情報を参照する。
具体的に,上記特殊記号画像条件は,連結画素の外接矩形における対角線の長さと,特殊記号c1の外接矩形L3(図2参照)における対角線の長さとの比較結果が所定の誤差範囲内であることが考えられる。なお,所定の誤差は,予め設定されるパラメータである。
ここで,抽出された特殊記号c1は,連結画素のラベル情報(連結画素の識別情報)に対応づけられて画像処理部44が備える不図示のメモリに記憶される。ここに,図9(b)は,ステップS2において撮像画像Gから抽出される特殊記号c1の一例を表す図である。
[ステップS3]
次に,図4のフローチャートを用いて,上記特殊記号c1を用いて上記撮像画像Gの回転補正を行うステップS3の手順について説明する。なお,以下に示すS31,S32,…は,ステップS3における処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
まず,画像処理部44は,上記ステップS2で抽出された特殊記号c1のノイズ除去を行う(ステップS31)。具体的には,平均値フィルタやGaussianフィルタ,Medianフィルタ,膨張収縮フィルタ,縮小膨張フィルタなどの各種の周知のノイズ除去手法のうちの一つ又は複数の組み合わせを適用することによりノイズ除去を行う。
次に,画像処理部44は,上記ステップS2で抽出された特殊記号c1の外接矩形L3が,横幅と縦幅とのいずれが長いかを判定する(ステップS32)。ここで,縦幅が長いと判定された場合には(ステップS32のYes側),処理はステップS33に移行する。ステップS33では,画像処理部44は,撮像画像G全体を左右のいずれかに90°回転補正する(ステップS33)。
具体的に,図9(b)に示すように,上記特殊記号c1の外接矩形L3が横幅W<縦幅Hである場合には,その撮像画像G全体を90°回転させることによって,図9(c)に示すように,上記特殊記号c1が横長となる撮像画像G1が得られる。なお,この補正後の撮像画像G1のデータは,上記画像メモリ43に記憶される。また,上記ステップS32において,横幅が長いと判定された場合には(ステップS32のNo側),上記撮像画像Gはそのまま撮像画像G1として上記画像メモリ43に記憶される。
そして,ステップS34では,画像処理部44は,画像メモリ43から撮像画像G1を読み出し,該撮像画像G1に含まれた特殊記号c1における縦棒L1が横棒L2の上側又は下側のいずれに位置しているかを判定する。
具体的に,上記画像処理部44は,以下の式(1),式(2)に基づいて,上記特殊記号c1における縦棒L1が横棒L2の上側又は下側のいずれに位置しているか,即ち,上記撮像画像G1において横棒L2が縦棒L1のいずれの端部側に片寄っているかを検出する。ここに,かかる手順が位置検出手順に相当する。
Figure 0004948282
図10に示すように,式(1)のU(x)は,特殊記号c1の外接矩形L3における座標xにおいて,上端側から見て最初に輝度値が閾値以上になる画素までの距離を示している。
また,図10に示すように,式(2)のL(x)は,特殊記号c1の外接矩形L3における座標xにおいて,下端側から見て最初に輝度値が閾値以上になる画素までの距離を示している。
上記式(1)のU及び式(2)のHは,特殊記号c1の外接矩形L3における余白の変動量の総和を表しており,HよりもUが大きければ縦棒L1が横棒L2の上側に位置しており,UよりもHが大きければ縦棒L1が横棒L2の下側に位置していると判定することができる。
そして,上記ステップS34において,特殊記号c1の縦棒L1が横棒L2の下側に位置していると判定すると(ステップS34のYes側),続くステップS35では,画像処理部44は,撮像画像G1全体を180°回転補正する。このように,上記ステップS34の判定結果に基づいて,上記撮像画像G1の回転補正を行うための手順が第1の回転補正手順に相当する。
具体的に,図9(c)に示す撮像画像G1のように,縦棒L1が横棒L2の下方にある場合には,該撮像画像G1が180°回転されることにより,図11(a)に示すように,縦棒L1が横棒L2の上方に位置する撮像画像G2が得られる。なお,この補正後の撮像画像G2のデータは,上記画像メモリ43に記憶される。また,上記ステップS34において特殊記号c1の縦棒L1が横棒L2の上側に位置していると判定された場合には(ステップS34のNo側),上記撮像画像G1はそのまま撮像画像G2として上記画像メモリ43に記憶される。
このように,当該文字・記号読取処理では,特殊記号c1が文字列c2の下側に位置する場合であっても,常に特殊記号c1が文字列c2の上側に位置する撮像画像G2を得ることができる。
続いて,ステップS36では,画像処理部44は,画像メモリ43から撮像画像G2を読み出し,該撮像画像G2における横棒L2の水平方向の傾きを検出する。なお,横棒L2の水平方向ではなく鉛直方向の傾きを検出してもかまわない。ここに,かかる手順が傾き検出手順に相当する。
具体的に,上記横棒L2の傾きは,上記撮像画像G2における全ての座標(i,j)のデータをD(i,j)とし,下記の式(3)〜(5)によって重みw(i,j)を定義した上で,その重みつきの最小二乗法を用いて検出することが可能である。
Figure 0004948282
そして,続くステップS37では,画像処理部44は,上記ステップS36で検出された横棒L2の水平方向の傾きに基づいて,上記横棒L2が水平となるように,上記撮像画像G2全体を回転補正する(ステップS37)。このように,上記ステップS36の検出結果に基づいて,上記撮像画像G2の回転補正を行うための手順が第2の回転補正手順に相当する。なお,回転補正後の撮像画像G3のデータは,上記画像メモリ43に記憶される。
具体的に,図11(a)に示すように,撮像画像G2における横棒L2に傾きが生じている場合には,その撮像画像G2全体をその横棒L2の傾き分だけ回転させることによって,図11(b)に示すように,上記横棒L2が水平方向と平行になるように,即ち撮像画像G2が正しい角度となる撮像画像G3が得られる。
このように,当該文字・記号読取処理では,被管理部材1が傾いた状態で搬送されてくる場合や,被管理部材1の端面1aの画像cの印字形状に傾きが生じている場合などであっても,常に特殊記号c1及び文字列c2が正しい角度となる撮像画像G3を得ることができる。
図3に戻り,上記ステップS3が終了すると,次に,画像処理部44は,上記撮像画像G3から上記特殊記号c1の抽出(ステップS4)及び上記文字列c2の抽出(ステップS5)を行う。
上記特殊記号c1の抽出(ステップS4)は,上記ステップS2と同様の手順で行えばよいため,ここでは説明を省略する。ここに,かかる特殊記号c1の抽出を行う手順が,特殊記号抽出手順に相当する。なお,ここで抽出された特殊記号c1を抽出特殊記号c1という。
また,上記文字列c2の抽出(ステップS5)は,例えば上記特許文献1のように,所定の文字条件(例えば縦横比が1.5:1であることなど)を満たす連結画素を全て含む外接矩形領域を特定することにより行えばよいため,ここでは説明を省略する。もちろん,他の従来周知の技術を用いて上記文字列c2を抽出してもよい。
次に,ステップS6では,画像処理部44によって,上記ステップS4で上記撮像画像G3から抽出された抽出特殊記号c1の縦棒L1の数を読み取るための手順が実行される。
以下,図5〜8を用いて,当該ステップS6における各処理手順について説明する。なお,以下に示すS61,S62,…は,ステップS6における処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
図5のフローチャートに示すように,画像処理部44は,上記ステップS31(図4参照)と同様のノイズ除去処理を抽出特殊記号c1に対して施し,該抽出特殊記号c1からノイズを除去する(ステップS61)。
次に,ステップS62では,画像処理部44は,ノイズ除去後の上記抽出特殊記号c1を所定の閾値で2値化するための処理を行う。以下では,説明の便宜上,当該ステップS62において,図12(a)に示すように汚れが付着した上記抽出特殊記号c1の2値化データが得られた場合を例に挙げて説明する。以下の処理では,上記抽出特殊記号c1の2値化データが用いられる。
続いて,ステップS63では,上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1を取得するための処理が実行される。ここで,図6を用いて,ステップS63における各処理手順について説明する。なお,以下に示すS631,S632,…は,ステップS63における処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
図6のフローチャートに示すように,ステップS631では,上記抽出特殊記号c1が,予め設定された所定の大きさとなるように縮尺変換が行われる。具体的には,上記抽出特殊記号c1の外接矩形の対角線の長さが,予め定められた長さとなるように縮尺変換が行われる。これは,汚れなどによって上記ステップS4で抽出された上記抽出特殊記号c1のサイズが本来のサイズと異なる場合への対処である。
次に,ステップS632では,上記抽出特殊記号c1を,縦棒L1の領域(以下「縦棒領域」という)と横棒L2の領域(以下「横棒領域」という)とに分割するための処理が行われる。具体的には,図12(b)に示すように,上記抽出特殊記号c1の外接矩形L3を上下に二等分し,上部を縦棒領域R20,下部を横棒領域R21とする。なお,もちろん分割箇所はこれに限られない。
そして,ステップS633では,画像処理部44は,上記縦棒領域R20における上記縦棒L1と平行な方向の投影データVの分布を算出し,上記汎用メモリ46に記憶する。図13は,上記抽出特殊記号c1の縦棒領域R20の投影データVの一例を表す図である。
そして,ステップS634では,上記投影データVを正規化して正規化投影データV´を算出する。具体的に,上記投影データVの正規化には,以下の式(6)を適用する。
Figure 0004948282
ここに,上記式(6)において,V(i)は投影データVのi番目の値,V´(i)は正規化投影データV´のi番目の値,αは予め定められた係数であって0以上1以下を満たす定数,Vmaxは投影データVの最大値(ピークレベル)の指標値を示している。なお,Vmaxは,例えば投影データVの中で最も値の大きいものから所定個数分のデータの平均値などである。
その後,ステップS635では,上記ステップS634で算出された正規化投影データV´が,予め設定された所定の特徴量条件を満たすか否かが判定される。例えば,所定の特徴量条件は,以下の式(7)〜(9)で定められる。なお,T1及びT2は所定の特徴量条件として予め設定される閾値である。
Figure 0004948282
式(7)は,上記縦棒L1の正規化投影データV´の値の合計が閾値T1よりも小さいか否かを判定するためのものであり,式(8)は,上記縦棒L1のない領域の大きさが閾値T2よりも大きいか否かを判定するためのものである。即ち,上記式(7),(8)は,抽出特殊記号c1の汚れの程度を判定するためのものである。
当該ステップS635において,上記正規化投影データV´が所定の特徴量条件を充足すると判定された場合(ステップS635のYes側),即ち,抽出特殊記号c1の汚れがひどくない場合には,処理はステップS636に移行して正規化投影データV´を特徴量データP1として汎用メモリ46に記憶した後,ステップS65(図5参照)に移行する。
一方,抽出特殊記号c1の汚れがひどい場合など,上記正規化投影データV´が所定の特徴量条件を満たさないと判定された場合には(ステップS635のNo側),処理はステップS637に移行し,特徴量取得失敗と判断する。
図5に戻り,ステップS64では,上記ステップS63において特徴量データP1の取得処理に成功したか否かが判断される。ここで,上記ステップS64において特徴量データP1の取得に失敗した(ステップS637)と判断された場合には(ステップS64のNo側),処理はステップS691に移行し,読取失敗として,当該文字・記号読取処理は終了される。このように,上記ステップS63において上記正規化投影データV´が,予め設定された所定の特徴量条件を満たしていない場合には,読取失敗として処理されるため,汚れのひどい画像から誤った情報を誤読することを防止することができる。
一方,上記ステップS64において特徴量データP1が正常に取得されたと判断された場合には(ステップS64のYes側),処理はステップS65に移行する。
ステップS65では,画像処理部44によって,抽出特殊記号c1に含まれた縦棒L1の数とその縦棒L1各々の位置を読み取るための手順が実行される。ここに,かかる手順が第1の線分読取手順に相当する。ここで,図7を用いて,ステップS65における各処理手順について説明する。なお,以下に示すS651,S652,…は,ステップS65における処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
また,以下の処理では,特徴量データP1(i)を,画像の幅方向の座標iにおける特徴量データP1の値と考える。
図7に示すように,まずステップS651では,上記特徴量データP1(i)を,予め設定された閾値Tp以上である場合には要素値1,閾値Tp未満である場合には要素値0として,上記特徴量データP1を2値化することにより特徴量データP1´を得る。ここに,図14は,上記特徴量データP1´の一例を表す図である。
次に,ステップS652では,画像処理部44によって,上記特徴量データP1´(図14参照)における連続領域を特定してラベルを付すためのラベリング処理が行われ,該特徴量データP1´に含まれる連続領域各々にラベルr1〜r3が付される。以下,ラベルr1〜r3が付された連続領域を連続領域r1〜r3という。
そして,ステップS653では,上記ステップS652でラベルが付された連続領域r1〜r3各々の中から,その連続領域r1〜r3における幅方向の大きさが,予め設定された閾値Tmin以上Tmax未満の条件を満たさない領域が除外される。これにより,上記特徴量データP1´から縦棒L1だけを抜き出して,汚れなどにより生じた不要な連続領域を上記特徴量データP1´から除外することができる。
以上の処理によって得られた上記特徴量データP1´の連続領域の数(図14では3つ)が,上記抽出特殊記号c1における縦棒L1の数(ここでは3本)であり,該連続領域各々の配置位置が上記抽出特殊記号c1における縦棒L1の配置位置である。なお,上記特徴量データP1´の連続領域各々の位置は,画像処理部44の不図示のメモリなどに記憶される。
図5に戻り,次のステップS66では,上記画像処理部44は,上記ステップS65で得られた上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1を補正するための手順を実行する。ここに,かかる手順が抽出特殊記号補正手順に相当する。ここで,図8を用いて,ステップS66における各処理手順について説明する。なお,以下に示すS661,S662,…は,ステップS66における処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
図8に示すように,ステップS661では,上記画像処理部44は,上記ステップS65で読み取られた縦棒L1の数と該縦棒L1の数に対応する上記所定の配置条件(例えば図2参照)とに基づいて理想的な特殊記号の形状を推定し,上記ステップS65で説明した上記特徴量データP1´の算出処理と同様の処理によって,その推定された特殊記号(以下,「推定特殊記号c11」という)の特徴量データP2´(以下,「推定特徴量データP2´」という)を取得する。ここに,かかる手順が形状推定手順に相当する。なお,上記所定の配置条件は,上記汎用メモリ46に記憶された上記は位置条件情報から抽出される。
具体的に,上記ステップS65で縦棒L1の数が3であることが検出されている場合には,該縦棒L1が3である場合に対応する所定の配置条件に基づいて,図15(a)に示すように,縦棒L1の数が3である場合の理想的な特殊記号の形状である推定特殊記号c11が推定され,図15(b)に示すように,該推定特殊記号c11の推定特徴量データP2´が取得される。このとき,上記推定特殊記号c11の推定特徴量データP2´における連続領域各々には,ラベリング処理によってラベルr11〜r13が付される。以下,ラベルr11〜r13が付された連続領域を推定連続領域r11〜r13という。なお,上記推定特徴量データP2´の連続領域各々の位置は,画像処理部44の不図示のメモリなどに記憶される。
また,上記ステップS661は,その都度上記推定特殊記号c11の推定特徴量データP2´を生成するのではなく,縦棒L1の数に対応づけて予め上記汎用メモリ46などに記憶された推定特徴量データP2´を抽出するものであってもよい。なお,上記推定特徴量データP2´の連続領域各々の位置についても,上記推定特徴量データP2´と同様に上記汎用メモリ46に記憶させておき,その情報を抽出してもよい。
そして,ステップS662では,画像処理部44は,上記ステップS65で検出された抽出特殊記号c1の特徴量データP1´における連続領域r1〜r3各々の位置と,上記ステップS661で推定された推定特殊記号c11の推定特徴量データP2´における連続領域r11〜r13各々の位置とを,不図示のメモリから読み出す。
次に,ステップS663では,画像処理部44は,上記ステップS65で検出された上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1´における全ての連続領域r1〜r3を包含する領域A1(図14参照)を抽出する。
また,ステップS664では,画像処理部44は,上記ステップS662で検出された上記推定特殊記号c11の推定特徴量データP2´における全ての連続領域r11〜r13を包含する領域A2(図15参照)を抽出する。
そして,ステップS665では,画像処理部44は,上記領域A1及び上記領域A2の幅方向(x軸方向)の幅と,該領域A1及び該領域A2の幅方向(x軸方向)の中心の座標iとが算出される。以下,ここで算出された上記領域A1,上記領域A2の幅を領域幅w1,w2とし,上記領域A1,上記領域A2の中心の座標iを中心座標b1,b2とする(図14,15参照)。
ステップS666では,画像処理部44によって,上記抽出特殊記号c1と上記推定特殊記号c11との差が許容範囲内であるか否かが判定される。このとき,画像処理部44は,上記ステップS665で算出された上記領域A1の領域幅w1と上記領域A2の領域幅w2との差,上記領域A1の中心座標b1と上記領域A2の中心座標b2との差の各々が許容範囲内であるか否かによって判定を行う。
具体的には,以下に示す式(10),(11)を満たすか否かによって判定される。ここに,Twは,上記領域A1の領域幅w1と上記領域A2の領域幅w2との差の許容値,Tcは,上記領域A1の中心座標b1と上記領域A2の中心座標b2との差の許容値であって,予め設定されるパラメータである。
|w1−w2| < Tw … (10)
|b1−b2| < Tc … (11)
ここで,上記式(10),(11)を満たさないと判定された場合(ステップS666のNo側),即ち上記抽出特殊記号c1と上記推定特殊記号c11との差が許容範囲外である場合には,処理はステップS669に移行して補正失敗である判断される。
一方,上記式(10),(11)を満たすと判定された場合(ステップS666のYes側),即ち上記抽出特殊記号c1と上記推定特殊記号c11との差が許容範囲内である場合には,処理はステップS667に移行する。
そして,ステップS667では,画像処理部44は,上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1´全体を,中心座標b2及び中心座標b1の差分だけ平行移動させる(ステップS667)。これにより,図16(a)に示すように,上記推定特殊記号c11の連続領域r11〜r13の位置からずれている上記抽出特殊記号c1の連続領域r1〜r3は,図16(b)に示すように,上記推定特殊記号c11の連続領域r11〜r13の位置と一致するように補正される。
続いて,ステップS668では,画像処理部44は,上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1´全体を,中心座標b2を中心として(領域幅w2/領域幅w1)のスケールで縮尺変換を行う(ステップS667)。これにより,上記特徴量データP1´のサイズは,上記推定特徴量データP2´にできる限り近づけることができる。
このように,当該ステップS66では,上記ステップS667における位置補正及び上記ステップS668による縮尺変換によって,上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1´を,上記推定特殊記号c11の推定特徴量データP2´にできる限り近づくように補正した特徴量データP1´´を得ることができる。
そして,図5に戻り,ステップS67では,上記ステップS66の補正処理が正常に終了したか否かが判断される。ここで,上記ステップS66において補正失敗(ステップS669)と判断されている場合には(ステップS67のNo側),読取失敗として当該文字・記号読取処理は終了される(ステップS691)。一方,上記ステップS66の補正処理が正常に終了したと判断された場合には(ステップS67のYes側),処理はステップS68に移行する。
ステップS68では,画像処理部44は,上記ステップS66で補正された後の上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1´´から,最近傍方やニューラルネット,SVMなどのパターン認識を用いて,縦棒L1の数を読み取るための手順を実行する。ここに,かかる手順が第2の線分読取手順に相当する。このとき,前述したように,当該文字・記号読取処理では,上記抽出特殊記号c1に汚れなどが付着していても,上記ステップS66において上記抽出特殊記号c1ができる限り上記推定特殊記号c11に近づくように補正されているため,上記パターン認識を高い精度で行うことができる。
そして,ステップS69では,上記ステップS65で読み取られた上記抽出特殊記号c1の縦棒L1の数と,上記ステップS68で読み取られた上記抽出特殊記号c1の縦棒L1の数とが一致しているか否かが判断される。ここで,一致していると判断された場合には(ステップS69のYes側),上記抽出特殊記号c1の縦棒L1の数の検出が正しく行われたと判断され,処理は後述のステップ8(図3参照)に移行して,当該読取結果が出力される。ここに,かかる手順が読取結果出力手順に相当する。
一方,一致していないと判断された場合には(ステップS69のNo側),上記抽出特殊記号c1の縦棒L1の数の検出が正しく行われていないと判断され,読取失敗として当該文字・記号読取処理は終了される(ステップS691)。
このように,上記ステップS65と上記ステップS68との異なる二つの手法による読取結果の整合性を判断することにより,上記抽出特殊記号c1における縦棒L1の数の読取精度を高めることができる。例えば,図17(a)に示すように,二本の縦棒L1の間に該縦棒L1と似たノイズNが付着している場合,上記ステップS65では,縦棒L1の数が3本であると読み取られるが,上記ステップS68では,図17(b)に示すように,上記抽出特殊記号c1の特徴量データP1´におけるノイズNの位置が,推定特殊記号c11の推定特徴量データP2´における連続領域r12と一致しないことを検出することができるため,誤読を防止することができる。
その後,図3に戻り,ステップS7では,上記ステップS5で抽出された文字列c2に基づいて,該文字列c2に含まれた文字の読み取り処理が行われる。例えば,上記文字の読み取りは,ニューラルネットやSVM,ブースティング,テンプレートマッチングなどによるパターン認識手法のいずれか一つ又は複数の組み合わせによって行われる。このとき,上記文字列c2は,上記ステップS3において正しい角度に補正された後の撮像画像G3(図11(b)参照)から抽出されたものであるため,該文字列c2の文字の読み取りを高い精度で行うことができる。
最後に,上記ステップS6で読み取られた上記抽出特殊記号c1の縦棒L1の数や,上記ステップS7で読み取られた上記文字列c2に含まれた文字などで表される管理情報が,上記ホストコンピュータYに向けて出力され,上記被管理部材1の管理に用いられる。
本発明の実施形態に係る特殊記号読取装置の概略構成を表すブロック図。 線分の数で情報を表す特殊記号の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る特殊記号読取装置による文字・記号読取処理の手順の一例を示すフローチャート。 文字・記号読取処理を説明するためのフローチャート。 文字・記号読取処理を説明するためのフローチャート。 文字・記号読取処理を説明するためのフローチャート。 文字・記号読取処理を説明するためのフローチャート。 文字・記号読取処理を説明するためのフローチャート。 撮像画像及び特殊記号の一例を表す図。 縦棒の位置を検出するための処理を説明するための図。 撮像画像の回転補正を説明するための図。 特殊記号の2値画像の一例を表す図。 特殊記号の縦棒領域の投影データの一例を表す図。 特殊記号の特徴量データの一例を表す図。 推定特殊記号の一例を表す図。 特殊記号の特徴量データのサイズ及び位置の補正を説明するための図。 線分に似たノイズが付着した特殊記号の読取を説明するための図。 線分の数で情報を表す特殊記号の一例を示す図。
符号の説明
1 …被管理部材
2 …搬送手段
3 …CCDカメラ
41…CPU
42…カメラインターフェース
43…画像メモリ
44…画像処理部
45…表示部
46…汎用メモリ
47…通信部
b1,b2…中心座標
c1…特殊記号
c2…文字列
S1,S2,…,…処理手順(ステップ)番号
Z…特殊記号読取装置

Claims (6)

  1. 所定の配置条件に従って配置された線分の数によって情報を表す特殊記号を含む画像が形成された読取対象を撮像し,得られた撮像画像に基づいて上記特殊記号を読み取るための特殊記号読取方法であって,
    所定のプロセッサにより,
    上記撮像画像から上記特殊記号を抽出する特殊記号抽出手順と,
    上記特殊記号抽出手順によって抽出された抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第1の線分読取手順と,
    上記第1の線分読取手順によって読み取られた線分の数と該線分の数に対応する上記所定の配置条件とに基づいて上記特殊記号の形状を推定する形状推定手順と,
    上記特殊記号抽出手順によって抽出された上記抽出特殊記号と上記形状推定手順によって推定された推定特殊記号とのサイズ及び/又は中心位置が一致するように上記抽出特殊記号を補正する抽出特殊記号補正手順と,
    上記抽出特殊記号補正手順によって補正された後の上記抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第2の線分読取手順と,
    上記第1の線分読取手順と上記第2の線分読取手順との読取結果が一致である場合に,該読取結果を出力する読取結果出力手順と,
    を実行することを特徴とする特殊記号読取方法。
  2. 上記読取対象に形成された上記画像に文字が含まれてなり,
    上記特殊記号が,上記線分における中心よりもいずれかの端部側に片寄った位置で該線分と略垂直に交差する交差線分を含むものであって,
    上記所定のプロセッサにより,
    上記撮像画像において上記交差線分が上記線分のいずれの端部側に片寄っているかを検出する位置検出手順と,
    上記位置検出手順による検出結果に基づいて上記撮像画像全体の向きを回転補正する第1の回転補正手順と,
    を更に実行する請求項1に記載の特殊記号読取方法。
  3. 上記読取対象に形成された上記画像に文字が含まれてなり,
    上記特殊記号が,上記線分における中心よりもいずれかの端部側に片寄った位置で該線分と略垂直に交差する交差線分を含むものであって,
    上記所定のプロセッサにより,
    上記第1の回転補正手順により補正された後の上記撮像画像において上記交差線分の鉛直方向又は水平方向に対する傾きを検出する傾き検出手順と,
    上記傾き検出手順による検出結果に基づいて上記撮像画像全体の傾きを回転補正する第2の回転補正手順と,
    を更に実行する請求項2に記載の特殊記号読取方法。
  4. 上記第1の線分読取手順及び上記第2の線分読取手順が異なる手法を用いて上記線分の数を読み取るものである請求項1〜3のいずれかに記載の特殊記号読取方法。
  5. 所定の配置条件に従って配置された線分の数によって情報を表す特殊記号を含む画像が形成された読取対象を撮像し,得られた撮像画像に基づいて上記特殊記号を読み取るための手順を所定のプロセッサに実行させるための特殊記号読取プログラムであって,
    上記撮像画像から上記特殊記号を抽出する特殊記号抽出手順と,
    上記特殊記号抽出手順によって抽出された抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第1の線分読取手順と,
    上記第1の線分読取手順によって読み取られた線分の数と該線分の数に対応する上記所定の配置条件とに基づいて上記特殊記号の形状を推定する形状推定手順と,
    上記特殊記号抽出手順によって抽出された上記抽出特殊記号と上記形状推定手順によって推定された推定特殊記号とのサイズ及び/又は中心位置が一致するように上記抽出特殊記号を補正する抽出特殊記号補正手順と,
    上記抽出特殊記号補正手順によって補正された後の上記抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第2の線分読取手順と,
    上記第1の線分読取手順と上記第2の線分読取手順との読取結果が一致である場合に,該読取結果を出力する読取結果出力手順と,
    を所定のプロセッサに実行させることを特徴とする特殊記号読取プログラム。
  6. 所定の配置条件に従って配置された線分の数によって情報を表す特殊記号を含む画像が形成された読取対象を撮像し,得られた撮像画像に基づいて上記特殊記号を読み取る特殊記号読取装置であって,
    上記撮像画像から上記特殊記号を抽出する特殊記号抽出手段と,
    上記特殊記号抽出手段によって抽出された抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第1の線分読取手段と,
    上記第1の線分読取手段によって読み取られた線分の数と該線分の数に対応する上記所定の配置条件とに基づいて上記特殊記号の形状を推定する形状推定手段と,
    上記特殊記号抽出手段によって抽出された上記抽出特殊記号と上記形状推定手段によって推定された推定特殊記号とのサイズ及び/又は中心位置が一致するように上記抽出特殊記号を補正する抽出特殊記号補正手段と,
    上記抽出特殊記号補正手段によって補正された後の上記抽出特殊記号に含まれた線分の数を読み取る第2の線分読取手段と,
    上記第1の線分読取手段と上記第2の線分読取手段との読取結果が一致である場合に,該読取結果を出力する読取結果出力手段と,
    を具備してなることを特徴とする特殊記号読取装置。
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