JP4943067B2 - リーダライタ、光送受信モジュール、およびケーブルシステム - Google Patents

リーダライタ、光送受信モジュール、およびケーブルシステム Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバケーブルもしくは電線ケーブルに取り付けられえた非接触RFタグ用のリーダライタ(読み出し・書き込み装置)に関するものである。
特許文献1には、ケーブルの端部に設けられたプラグおよび当該プラグを接続するアダプタのそれぞれにRFタグを取り付け、それぞれのRFタグに固有の情報を記録する技術が開示されている。当該特許文献1の技術は、RFタグに書き込んだ情報をもとに、接続すべきプラグとアダプタの対応関係を示す表を作成し、実際の接続の工程において、リーダライタによりプラグおよびアダプタに記録された情報をそれぞれ読み出して、作成した表を参照しながら接続の作業を実行することにより、接続作業の迅速化を図るものである。
特開2005−216698号公報
上記の特許文献1に記載の技術は、1本のケーブルの両端に、対応する情報を予め記録したRFタグを取り付けてから敷設する場合を想定しており、このような場合には、確かに、RFタグに記録された情報を頼りに、ケーブルの両端の対応を認識することができる。しかし、電力線や通信ケーブル等は、建物の建築段階で予め敷設され、建物が出来上がってから実際に接続する機器を搬入して接続作業を行う場合が多い。そのため、ケーブルにRFタグが取り付けられていなければ、今まで通り、ケーブルの一端と他端との対応関係を調査する作業が必要となる。
また、RFタグの技術が確立されたのはごく最近であり、RFタグ技術が確立される前に敷設されたケーブルについては、RFタグが取り付けられていない。そのため、ケーブルの両端の対応を1本1本確認する必要があり、ケーブルの一端と他端との対応関係を調査する作業が必要となり、接続作業に時間がかかる場合があった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数のケーブルが敷設された中で、それぞれのケーブルの一端と他端の対応関係を迅速に認識することができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の装置は、ケーブルの端部に取り付けられているRFタグ内のデータの読み出しを指示する信号を、当該ケーブルを介して受信した場合に、RFタグからデータを読み出し、読み出したデータを当該ケーブルを介して送信する。
例えば、本発明の第1の態様は、無線通信により、光ファイバケーブルの端部に取り付けられているRFタグへのデータの書き込み、または当該RFタグからのデータの読み出しを行うリーダライタであって、光ファイバケーブルを介して受信した光信号を電気信号に変換する光受信部と、電気信号を光信号に変換して、光ファイバケーブルへ送信する光送信部と、RFタグと無線通信を行う無線通信部と、光受信部を介して読み出しを指示する信号を受信した場合に、無線通信部を介してRFタグ内のデータを読み出し、読み出したデータを、光送信部を介して光ファイバケーブルへ送出し、光受信部を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、当該受信した書き込みデータを、無線通信部を介してRFタグへ書き込むRFタグ制御部とを備えることを特徴とするリーダライタを提供する。
また、本発明の第2の態様は、光ファイバケーブルを介して受信した光信号を電気信号に変換する光受信部および電気信号を光信号に変換して、光ファイバケーブルへ送信する光送信部を有する光送受信モジュールであって、光ファイバケーブルの端部に取り付けられているRFタグと無線通信を行う無線通信部と、光受信部を介して読み出しを指示する信号を受信した場合に、無線通信部を介してRFタグ内のデータを読み出し、読み出したデータを、光送信部を介して光ファイバケーブルへ送出し、光受信部を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、当該受信した書き込みデータを、無線通信部を介してRFタグへ書き込むRFタグ制御部とを備えることを特徴とする光送受信モジュールを提供する。
また、本発明の第3の態様は、無線通信により、電気信号を伝送するケーブルの端部に取り付けられているRFタグへのデータの書き込み、または当該RFタグからのデータの読み出しを行うリーダライタであって、ケーブルを介して受信した電気信号を受信する受信部と、電気信号をケーブルへ送信する送信部と、RFタグと無線通信を行う無線通信部と、受信部を介して読み出しを指示する信号を受信した場合に、無線通信部を介してRFタグ内のデータを読み出し、読み出したデータを、送信部を介してケーブルへ送出し、受信部を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、当該受信した書き込みデータを、無線通信部を介してRFタグへ書き込むRFタグ制御部とを備えることを特徴とするリーダライタを提供する。
本発明によれば、複数のケーブルが敷設された中で、それぞれのケーブルの一端と他端の対応関係を迅速に認識することができる。さらに、ケーブルの一端が敷設された場所において、当該ケーブルの他端が敷設された場所にわざわざ移動することなく、当該ケーブルを介して他端に取り付けられているRFタグに必要なデータを書き込むことができる。
以下に、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るリーダライタ10の構成を例示するブロック図である。リーダライタ10は、入力部11、表示部12、RFタグ制御部13、光送信部14、光受信部15、光分配部16、無線通信部17、およびアンテナ18を備える。リーダライタ10は、光信号を伝送する光ファイバケーブル20に接続して使用される。
光ファイバケーブル20の両端には、コネクタ21が設けられ、コネクタ21内には、アンテナ22およびICチップ23が収容されている。ICチップ23は、アンテナ22を介して受信した電波から生成した電力によって駆動すると共に、当該アンテナ22を介して、RFタグの規格(ISO/IEC 18000-3等)に従って無線通信を行う機能および外部から無線通信により取得したデータを格納するメモリ等を有する。アンテナ22とICチップ23とは、RFタグを構成する。
入力部11は、例えばキーボードであり、ユーザからの操作入力を受け付けてRFタグ制御部13に供給する。表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、RFタグ制御部13から出力されたデータを表示する。なお、他の例として、入力部11および表示部12は、リーダライタ10の外部に設けられたキーボード等の入力装置やLCD等の表示装置のインターフェースとして機能してもよい。
光分配部16は、例えば半透明ミラーであり、光ファイバケーブル20を介して受信した光信号を光受信部15へ送ると共に、光送信部14から送信された光信号を光ファイバケーブル20へ送る。光受信部15は、光分配部16を介して受信した光信号を電気信号に変換してRFタグ制御部13に供給する。光送信部14は、RFタグ制御部13から受信した電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を光分配部16を介して光ファイバケーブル20へ送信する。
無線通信部17は、RFタグ制御部13からの指示に応じて、アンテナ18を介して、RFタグの規格に従ってICチップ23と無線通信することにより、ICチップ23内のメモリに格納されたデータを読み出してRFタグ制御部13に提供する処理、および、RFタグ制御部13から受け取ったデータをICチップ23内のメモリに書き込む処理を実行する。
RFタグ制御部13は、入力部11を介して、ユーザからRFタグ内のデータの読み出し指示を受信した場合に、ICチップ23内のメモリに格納されたデータを読み出す旨を無線通信部17に指示する。そして、RFタグ制御部13は、読み出し指示に応じて無線通信部17から受信したデータを表示部12に表示させる。また、RFタグ制御部13は、入力部11を介して、ユーザからRFタグ内にデータを書き込む旨の指示および書き込みデータを受信した場合に、書き込み指示および書き込みデータを無線通信部17へ送る。
また、RFタグ制御部13は、光受信部15を介してRFタグ内のデータの読み出し指示を受信した場合に、ICチップ23内のメモリに格納されたデータを読み出す旨を無線通信部17に指示する。そして、RFタグ制御部13は、読み出し指示に応じて無線通信部17から受信したデータを光送信部14へ送る。また、RFタグ制御部13は、光受信部15を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、書き込み指示および書き込みデータを無線通信部17へ送る。
図2は、ICチップ23内のメモリに格納されるデータ構造を例示する。ICチップ23内のメモリには、それぞれの項目230に対応付けてデータ231が格納されている。ICチップ23内のメモリには、当該ICチップ23が取り付けられた光ファイバケーブル20の認識情報および固有情報等が記録されている。
本実施形態では、建物内に予め敷設されており、RFタグが取り付けられていない光ファイバを想定している。そのため、光ファイバケーブル20の両端には、接続の段階で、アンテナ22およびICチップ23を有するコネクタ21が取り付けられ、リーダライタ10を用いてICチップ23内のメモリに所定のデータが書き込まれる。また、所定のデータが書き込まれたICチップ23およびアンテナ22を有するコネクタ21が、光ファイバケーブル20の両端に取り付けられてもよい。
また、他の例として、光ファイバケーブル20の出荷段階等で、光ファイバケーブル20の製造メーカによって、光ファイバケーブル20に関する情報がICチップ23内のメモリに書き込まれてもよい。また、この場合であっても、ICチップ23内のメモリには、光ファイバケーブル20のユーザによってデータの書き込みが可能な領域が設けられ、光ファイバケーブル20のユーザが光ファイバケーブル20を接続する段階で、接続に関する情報(接続箇所、接続状態、または挿抜回数等)をリーダライタ10を用いて書き込むことができるようにすることが好ましい。
図3は、光ファイバケーブル20のコネクタ21の詳細な構成を例示する。コネクタ21は、フレーム210、フェルール211、コイルバネ213、およびストップリング214を備える。コイルバネ213は、導電性材料で形成される。フェルール211には、導電性材料で形成されたフェルールホールド212が設けられる。ストップリング214には、導電性材料で形成された突起部215が設けられる。
フェルール211は、コイルバネ213内に挿入される。フェルール211が挿入されたコイルバネ213が、中空の円筒形状を有するストップリング214内に挿入される。そして、フェルール211およびコイルバネ213が挿入されたストップリング214が、中空の円筒形状を有するフレーム210に挿入されることにより、コネクタ21が作成される。コイルバネ213は、SC(Single Coupling)型の光ファイバケーブル20において、レセプタとの接続時に、レセプタ内のフェルールと光ファイバケーブル20内のフェルール211との突き当て力を生成するためのものである。
図4は、コネクタ21として組み上げられた場合のフレーム210、フェルール211、コイルバネ213、およびストップリング214の断面図である。
コネクタ21として組み上げられた状態で、コイルバネ213の一端はフェルールホールド212に接触しており、他端は突起部215に接触している。ストップリング214内にはICチップ23が取り付けられ、当該ICチップ23のアンテナ入力端子の一端は配線216を介してフェルールホールド212に接続され、他端は突起部215に接続される。なお、ストップリング214の部材217は、非導電性材料で形成される。このような構成により、コイルバネ213をアンテナとして、コイルバネ213およびICチップ23は、RFタグとして機能することができる。
近年の微細加工技術により、RFタグ用のICチップ23は0.1mm角程度の製品も存在するが、受信した電波によって駆動電力を生成するため、RFタグ用のアンテナは小さくすることが難しい。そのため、RFタグ全体としては小型化が難しい場合があった。しかし、本実施形態のように、光ファイバケーブル20内のコイルバネ213をRFタグのアンテナとして利用することにより、小型化の難しいアンテナを追加する必要が無くなり、光ファイバケーブル20にRFタグの機能を設ける場合に、光ファイバケーブル20の形状や大きさの変更を少なくすることができる。
なお、ICチップ23のアンテナとして機能する部材は導電性材料で形成され、フェルール211を付勢する機能を有する部材であれば、コイルバネ213でなくてもよく、板バネ等であってもよい。また、光ファイバケーブル20の表面あるいは内部に設けられ、導電性材料で形成されたループ状の部材(ワッシャや装飾目的の部材等)を、ICチップ23のアンテナとして用いるようにしてもよい。
図5は、リーダライタ10を用いたケーブルシステム30のシステム構成を例示する。本ケーブルシステム30では、光ファイバケーブル20の両端に、ICチップ23を有するRFタグが取り付けられたコネクタ21がそれぞれ設けられる。そして、光ファイバケーブル20の一端に設けられたコネクタ21aにリーダライタ10aが接続され、他端に設けられたコネクタ21bにリーダライタ10bが接続される。
このようなケーブルシステム30により、リーダライタ10aは、コネクタ21a内のICチップ23aに格納されたデータを読み出すことができると共に、光ファイバケーブル20を介してリーダライタ10bに指示することにより、コネクタ21b内のICチップ23bに格納されたデータを読み出すことができる。
また、データの書き込みにおいても、リーダライタ10aは、コネクタ21a内のICチップ23aにデータを書き込むことができると共に、光ファイバケーブル20を介してリーダライタ10bに指示することにより、コネクタ21b内のICチップ23bにデータを書き込むことができる。
このようなケーブルシステム30によれば、他端が敷設された場所へ移動しなくても、一端が敷設された場所で作業を行うことができるので、例えば、光ファイバケーブル20の両端がそれぞれ遠方に敷設されているような場合により効果的である。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本発明のリーダライタ10によれば、複数の光ファイバケーブル20が敷設された中で、それぞれのリーダライタ10の一端と他端の対応関係を迅速に認識することができる。さらに、光ファイバケーブル20の一端が敷設された場所において、当該光ファイバケーブル20の他端が敷設された場所へわざわざ移動することなく、当該光ファイバケーブル20を介して他端に取り付けられているICチップ23に必要なデータを書き込むことができる。本発明は、例えば、光ファイバケーブル20の両端がそれぞれ遠方に敷設されているような場合に特に効果的である。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る光伝送装置40の構成を例示するブロック図である。光伝送装置40は、入力部41、表示部42、制御部43、ネットワークインターフェイス44、および複数の光送受信モジュール50を備える。なお、本実施形態における光ファイバケーブル20の構成については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
それぞれの光送受信モジュール50は、光ファイバケーブル20を介して受信した光信号を電気信号に変換してネットワークインターフェイス44へ送ると共に、ネットワークインターフェイス44から受信した電気信号を光信号に変換して光ファイバケーブル20を介して送信する。
また、それぞれの光送受信モジュール50は、制御部43からの指示に応じて、ICチップ23内のデータを、RFタグの規格に基づく無線通信により読み出して制御部43へ供給する処理、および、制御部43から指示されたデータを、RFタグの規格に基づく無線通信によりICチップ23内に書き込む処理を実行する。
また、それぞれの光送受信モジュール50は、光ファイバケーブル20を介して、他の光伝送装置40から受信した指示に応じて、ICチップ23内のデータを、RFタグの規格に基づく無線通信により読み出して光ファイバケーブル20を介して送信する処理、および、光ファイバケーブル20を介して指示されたデータを、RFタグの規格に基づく無線通信によりICチップ23内に書き込む処理を実行する。
ネットワークインターフェイス44は、それぞれの光送受信モジュール50から受信した電気信号に基づくデータを、外部のネットワークに用いられるデータ形式に変換して外部ネットワークへ送信すると共に、外部ネットワークから受信したデータの形式を変換して、当該データを転送すべき光送受信モジュール50へ送る。
入力部41は、例えばキーボードであり、ユーザからの操作入力を受け付けて制御部43に供給する。表示部42は、例えばLCDであり、制御部43から出力されたデータを表示する。制御部43は、入力部41を介してユーザから受け付けた指示に応じて、それぞれの光送受信モジュール50を、通常モードまたは保守モードとして動作させる。
ここで、通常モードとは、ネットワークに接続されたユーザ端末やサーバ等によって送受信されるユーザデータを、それぞれの光ファイバケーブル20を介して、例えば数ギガbps(bits per second)程度の伝送速度で送受信するモードである。保守モードとは、光ファイバケーブル20に取り付けられたICチップ23内のデータの読み出しまたは書き込みを行うモードである。
保守モードでは、読み出し指示を示すデータ、当該読み出し指示に応じてICチップ23から読み出されたデータ、書き込み指示を示すデータ、および当該書き込み指示で書き込むべきデータ等が光ファイバケーブル20を介して送受信されるが、ICチップ23内のメモリの容量は、数百バイト程度であることから、それほど高い伝送帯域を必要としない。そのため、保守モードにおいて送受信されるデータの伝送速度は、通常モードよりもすっと低く、例えば数キロbps程度である。
図7は、光送受信モジュール50の詳細な構成を例示するブロック図である。光送受信モジュール50は、光送信部51、RFタグ制御部52、光受信部53、光分配部54、無線通信部55、およびアンテナ56を備える。
光分配部54は、例えば半透明ミラーであり、光ファイバケーブル20を介して受信した光信号を光受信部53へ送ると共に、光送信部51から送信された光信号を光ファイバケーブル20へ送る。光受信部53は、光分配部54を介して受信した光信号を電気信号に変換し、変換した信号を、制御部43からの指示に応じて、ネットワークインターフェイス44またはRFタグ制御部52に供給する。光送信部51は、制御部43からの指示に応じて、ネットワークインターフェイス44またはRFタグ制御部52から受信した電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を光分配部54を介して光ファイバケーブル20へ送信する。
無線通信部55は、RFタグ制御部52からの指示に応じて、アンテナ56を介して、ICチップ23とRFタグの規格に基づく無線通信することにより、ICチップ23内のメモリに格納されたデータを読み出してRFタグ制御部13に提供する処理、および、RFタグ制御部13から受け取ったデータを、RFタグの規格に基づく無線通信によりICチップ23内のメモリに書き込む処理を実行する。
RFタグ制御部52は、制御部43からRFタグ内のデータの読み出し指示を受信した場合に、ICチップ23内のメモリに格納されたデータを読み出す旨を無線通信部55に指示する。そして、RFタグ制御部52は、読み出し指示に応じて無線通信部55から受信したデータを制御部43へ送る。また、RFタグ制御部52は、制御部43からRFタグ内にデータを書き込む旨の指示および書き込みデータを受信した場合に、書き込み指示および書き込みデータを無線通信部55へ送る。
また、RFタグ制御部52は、光受信部53を介してRFタグ内のデータの読み出し指示を受信した場合に、ICチップ23内のメモリに格納されたデータを読み出す旨を無線通信部55に指示する。そして、RFタグ制御部52は、読み出し指示に応じて無線通信部55から受信したデータを、光送信部51へ送る。また、RFタグ制御部52は、光受信部53を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、書き込み指示および書き込みデータを無線通信部55へ送る。
図8は、光送信部51の詳細な構成を例示するブロック図である。光送信部51は、発行素子駆動回路510、スイッチ511、コンデンサ512、発光素子513、受光素子514、抵抗515、基準電圧源516、スイッチ517、比較増幅器518、および制御電流源519を備える。
発行素子駆動回路510の入力端子はネットワークインターフェイス44に接続され、出力端子は、スイッチ511を介してコンデンサ512の一端に接続される。コンデンサ512の他端は、発光素子513のカソードに接続される。発光素子513は、例えばLEDであり、アノードが電源に接続され、カソードが制御電流源519を介して接地される。
基準電圧源516の負端子は接地され、正端子はスイッチ517に接続される。受光素子514は、例えばフォトダイオードであり、カソードが電源に接続され、アノードが抵抗515を介して接地される。受光素子514は、発光素子513が発生する光を受光することができるように、発光素子513の近傍に設けられる。比較増幅器518の一方の入力端子はスイッチ517に接続され、他方の入力端子は受光素子514のアノードに接続される。比較増幅器518の出力端子は、制御電流源519の電流調整用入力端子に接続される。
スイッチ511は、制御部43によって制御され、通常モード時にONに制御され、保守モード時にOFFに制御される。スイッチ517は、通常モード時にONに制御され、保守モード時に、RFタグ制御部52によってONまたはOFFに制御される。
通常モードでは、発行素子駆動回路510は、ネットワークインターフェイス44から受信した電気信号を増幅して、スイッチ511およびコンデンサ512を介して、発光素子513のカソードに供給して、ネットワークインターフェイス44から受信した電気信号に応じて、発光素子513の光量を制御することにより、ネットワークインターフェイス44から受信した電気信号を光信号に変換して光ファイバケーブル20に送信する。
比較増幅器518は、基準電圧源516の電圧と、発光素子513が発生した光によって受光素子514のアノードに発生した電圧との比較結果に基づいて、制御電流源519を制御することにより、発光素子513のバイアス電流を制御し、発光時の発光素子513の光量を一定に保つ。
保守モードでは、RFタグ制御部52は、読み出し指示、書き込み指示、および書き込みデータ等の制御を示す電気信号に従って、スイッチ517をONまたはOFFすることにより、当該制御を示す電気信号に従って発光素子513の光量を制御する。これにより、発光素子513は、RFタグ制御部52から受信した電気信号を光信号に変換して光ファイバケーブル20に送信する。
ここで、RFタグ制御部52からの制御信号をネットワークインターフェイス44を介して光信号に変換するとすれば、当該制御信号の伝送速度が低いことから、当該制御信号を示す電気信号がコンデンサ512において減衰してしまう場合がある。しかし、本実施形態の光送信部51は、ネットワークインターフェイス44から供給されるデータとは異なる経路で、RFタグ制御部52からの電気信号を光信号に変換することにより、RFタグ制御部52からの制御信号を確実に光信号に変換して光ファイバケーブル20へ送信することができる。
図9は、光受信部53の詳細な構成を例示するブロック図である。光受信部53は、差動増幅器530、抵抗531、受光素子532、抵抗533、増幅器534、コンデンサ535、増幅器536、およびスイッチ537を備える。
受光素子532は、例えばフォロダイオードであり、カソードが抵抗531を介して電源に接続され、アノードが増幅器534の入力端子に接続される。差動増幅器530は2つの入力端子を有し、一方が抵抗531の一端に接続され、他端が抵抗531の他端に接続される。抵抗531の出力端子はRFタグ制御部52に接続される。
抵抗533の一端は増幅器534の入力端子に接続され、他端は増幅器534の出力端子に接続される。抵抗533および増幅器534は、電流を電圧に変換するトランスインピーダンスアンプとして機能する。増幅器534の出力端子は、コンデンサ535を介して増幅器536の入力端子に接続される。増幅器536の出力端子は、スイッチ537を介してネットワークインターフェイス44に接続される。
通常モードでは、スイッチ537は、制御部43によってONに制御され、光ファイバケーブル20を介して受光素子532が受信した光信号に応じた電流が電圧に変換され、増幅器534、コンデンサ535、増幅器536、およびスイッチ537を介してネットワークインターフェイス44へ出力される。
保守モードでは、スイッチ537は、制御部43によってOFFに制御され、光ファイバケーブル20を介して受光素子532が受信した光信号に応じた電流によって抵抗531に発生した電圧が、差動増幅器530によって増幅されてRFタグ制御部52に出力される。
なお、保守モードにおいて受信される制御信号の伝送速度は低いため、信号レベルがコンデンサ535によって十分減衰する場合には、光受信部53内にスイッチ537が設けられなくてもよい。また、差動増幅器530および抵抗531に代えて、光受信部53内に低域通過フィルタを設け、増幅器534の高周波成分を除去することにより、制御信号を抽出してRFタグ制御部52へ出力するようにしてもよい。
図10は、光伝送装置40を用いたケーブルシステム60のシステム構成を例示する。本ケーブルシステム60では、複数の光ファイバケーブル20の両端に、ICチップ23を有するRFタグが取り付けられたコネクタ21がそれぞれ設けられ、それぞれの光ファイバケーブル20の一端が光伝送装置40a内の光送受信モジュール50aに接続され、他端が光伝送装置40b内の光送受信モジュール50bに接続される。
本実施形態のケーブルシステム60では、初期起動時には全ての光伝送装置40が保守モードで動作し、管理者からの指示を受けた1台の光伝送装置40がマスタとなって、光ファイバケーブル20を介して他の光伝送装置40を制御する。そして、マスタの光伝送装置40からの指示を受けて、それぞれの光伝送装置40は、通常モードでの動作を開始する。
このようなケーブルシステム60により、光伝送装置40aは、それぞれの光送受信モジュール50aを介して、光ファイバケーブル20のコネクタ21a内のICチップ23aに格納されたデータを読み出すことができると共に、光ファイバケーブル20を介して光送受信モジュール50bに指示することにより、コネクタ21b内のICチップ23bに格納されたデータを読み出すことができる。
また、データの書き込みにおいても、光伝送装置40aは、それぞれの光送受信モジュール50aを介して、光ファイバケーブル20のコネクタ21a内のICチップ23aにデータを書き込むことができると共に、光ファイバケーブル20を介して光送受信モジュール50bに指示することにより、コネクタ21b内のICチップ23bにデータを書き込むことができる。
ここで、例えば、マルチモードファイバ専用の光送受信モジュール50に誤ってシングルモードファイバが接続されると、光ファイバコア径等のファイバ特性が不一致となり、所望の伝送特性が得られない場合がある。そこで、本実施形態のケーブルシステム60を用いることにより、光ファイバケーブル20のコネクタ21a内のICチップ23aに格納されたデータを読み出す事前に読み取り、適切な光ファイバケーブル20が接続されているか否かを確認することができる。
また、光伝送装置に接続された光ファイバケーブルを取り外して、当該ケーブルに関する情報を調査するとすれば、光ファイバケーブルの端面にゴミ等が付着したり、勘合部分の劣化を招く恐れがある。これに対し、本実施形態のケーブルシステム60によれば、光ファイバケーブル20を光伝送装置40から取り外すことなく、光ファイバケーブル20に関する情報を迅速に調査することができ、光ファイバケーブル20を用いた信号伝送の信頼性を高く保つことができる。
なお、図10において、光ファイバケーブル20の一端に光伝送装置40を接続し、他端に第1の実施形態で説明したリーダライタ10を接続するようにしてもよい。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図11は、本発明の第3実施形態に係るリーダライタ70の構成を例示するブロック図である。リーダライタ70は、入力部71、表示部72、RFタグ制御部73、送信部74、スイッチ75、受信部76、無線通信部77、およびアンテナ78を備える。リーダライタ70は、電気信号を伝送するケーブル80に接続して使用される。
ケーブル80は、金属等の導電性材料で形成された芯線81を、ビニール等の非導電性材料で形成された被覆84で覆うことにより作成される。ケーブル80の両端には、アンテナ82およびICチップ83が取り付けられている。RFタグ制御部73は、表示部72を介して受信した電波から生成した電力によって駆動すると共に、当該表示部72を介して、RFタグの規格(ISO/IEC 18000-3等)に従って無線通信を行う機能および外部から無線通信により取得したデータを格納するメモリ等を有する。表示部72とRFタグ制御部73とは、RFタグを構成する。
本実施形態において、ケーブル80は、例えば送電線、電話線、またはスピーカーケーブル等の電気信号を伝送するケーブルを想定しており、データ伝送以外の目的(電力供給等)に使用されるケーブルを含む。
入力部71は、例えばキーボードであり、ユーザからの操作入力を受け付けてRFタグ制御部73に供給する。表示部72は、例えばLCDであり、RFタグ制御部73から出力されたデータを表示する。なお、他の例として、入力部71および表示部72は、リーダライタ70の外部に設けられたキーボード等の入力装置やLCD等の表示装置のインターフェースとして機能してもよい。
スイッチ75は、RFタグ制御部73からの指示に応じて、ケーブル80を介して受信した電気信号を受信部76へ送ると共に、送信部74から送信された電気信号をケーブル80へ送る。送信部74は、RFタグ制御部73から受信したデータを、ケーブル80へ伝送させるべき電気信号形式に変換してスイッチ75を介してケーブル80へ送信する。受信部76は、スイッチ75を介してケーブル80から受信したデータを、信号形式を変換してRFタグ制御部73へ送る。
なお、他の形態として、送信部74の出力端子をオープンコレクタまたはオープンドレインとし、送信部74の出力端子と受信部76の入力端子との間にプリアップ抵抗を設けることにより、リーダライタ70は、スイッチ75を用いることなく、送信部74から出力される電気信号をケーブル80へ送信すると共に、ケーブル80を介して受信した電気信号を受信部76に入力してもよい。
無線通信部77は、RFタグ制御部73からの指示に応じて、アンテナ78を介して、RFタグの規格に従ってICチップ83と無線通信することにより、ICチップ83内のメモリに格納されたデータを読み出してRFタグ制御部73に提供する処理、および、RFタグ制御部73から受け取ったデータをICチップ83内のメモリに書き込む処理を実行する。
RFタグ制御部73は、入力部71を介して、ユーザからRFタグ内のデータの読み出し指示を受信した場合に、ICチップ83内のメモリに格納されたデータを読み出す旨を無線通信部77に指示する。そして、RFタグ制御部73は、読み出し指示に応じて無線通信部77から受信したデータを表示部72に表示させる。また、RFタグ制御部73は、入力部71を介して、ユーザからRFタグ内にデータを書き込む旨の指示および書き込みデータを受信した場合に、書き込み指示および書き込みデータを無線通信部77へ送る。
また、RFタグ制御部73は、受信部76を介してRFタグ内のデータの読み出し指示を受信した場合に、ICチップ83内のメモリに格納されたデータを読み出す旨を無線通信部77に指示する。そして、RFタグ制御部73は、読み出し指示に応じて無線通信部77から受信したデータを送信部74へ送る。また、RFタグ制御部73は、受信部76を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、書き込み指示および書き込みデータを無線通信部77へ送る。
データ伝送の目的に使用されないケーブルであっても、本実施形態のリーダライタ70を用いることにより、一端が敷設された場所において他端の情報を取得することができるので、長距離に渡って敷設された電力線を取り扱う場合や、コンサート会場等で多数のスピーカーケーブルを取り扱う場合等に、接続作業を迅速かつ確実に遂行することができる。
なお、ケーブル80のアンテナ82は、被覆84の外周に巻きつけるように取り付けられることが好ましい。また、この場合、リーダライタ70のアンテナ78は、ケーブル80がリーダライタ70に接続された状態でアンテナ82に対向するようにリーダライタ70内に設けられることが好ましい。これにより、アンテナ78とアンテナ82とは、電波を効率よく送受信することができる。
さらに、本実施形態では、ケーブル80の芯線81は、比透磁率が比較的高く導電性を有する例えば鉄等で形成されており、リーダライタ70において、芯線81に接続される部材79も、比透磁率が比較的高く導電性を有する例えば鉄等で形成される。そのため、アンテナ78は、ループ形状を有し、部材79の周囲に配置されることが好ましい。これにより、図12に示すように、アンテナ78およびアンテナ82に多くの磁力線90を鎖交させることができ、アンテナ78とアンテナ82とは、電波をより効率よく送受信することができる。
なお、本実施形態では、アンテナ82を被覆84に直接巻きつけたが、他の形態として、ケーブル80の両端にコネクタを設けて、そのコネクタの中にアンテナ82およびICチップ83を収容するようにしてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記した実施の形態に記載の範囲には限定されない。また、上記した実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にとって明らかである。さらに、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の第1実施形態に係るリーダライタ10の構成を例示するブロック図である。 ICチップ23内のメモリに格納されるデータ構造を例示する図である。 光ファイバケーブル20のコネクタ21の詳細な構成を例示する図である。 コネクタ21として組み上げられた場合のフレーム210、フェルール211、コイルバネ213、およびストップリング214の断面図である。 リーダライタ10を用いたケーブルシステム30のシステム構成を例示する図である。 本発明の第2実施形態に係る光伝送装置40の構成を例示するブロック図である。 光送受信モジュール50の詳細な構成を例示するブロック図である。 光送信部51の詳細な構成を例示するブロック図である。 光受信部53の詳細な構成を例示するブロック図である。 光伝送装置40を用いたケーブルシステム60のシステム構成を例示する図である。 本発明の第3の実施形態に係るリーダライタ70の構成を例示するブロック図である。 アンテナ78とアンテナ82の好適な位置関係を例示する概念図である。
符号の説明
10・・・リーダライタ、11・・・入力部、12・・・表示部、13・・・RFタグ制御部、14・・・光送信部、15・・・光受信部、16・・・光分配部、17・・・無線通信部、18・・・アンテナ、20・・・光ファイバケーブル、21・・・コネクタ、210・・・フレーム、211・・・フェルール、212・・・フェルールホールド、213・・・コイルバネ、214・・・ストップリング、215・・・突起部、216・・・配線、217・・・部材、22・・・アンテナ、23・・・ICチップ、24・・・ケーブル本体、30・・・ケーブルシステム、40・・・光伝送装置、41・・・入力部、42・・・表示部、43・・・制御部、44・・・ネットワークインターフェイス、50・・・光送受信モジュール、51・・・光送信部、510・・・発行素子駆動回路、511・・・スイッチ、512・・・コンデンサ、513・・・発光素子、514・・・受光素子、515・・・抵抗、516・・・基準電圧源、517・・・スイッチ、518・・・比較増幅器、519・・・制御電流源、52・・・RFタグ制御部、53・・・光受信部、530・・・差動増幅器、531・・・抵抗、532・・・受光素子、533・・・抵抗、534・・・増幅器、535・・・コンデンサ、536・・・増幅器、537・・・スイッチ、54・・・光分配部、55・・・無線通信部、56・・・アンテナ、60・・・ケーブルシステム、70・・・リーダライタ、71・・・入力部、72・・・表示部、73・・・RFタグ制御部、74・・・送信部、75・・・スイッチ、76・・・受信部、77・・・無線通信部、78・・・アンテナ、79・・・部材、80・・・ケーブル、81・・・芯線、82・・・アンテナ、83・・・ICチップ、84・・・被覆、90・・・磁力線

Claims (10)

  1. 両端にRFタグが取り付けられている光ファイバケーブルの両端にそれぞれ接続されるリーダライタであって
    記光ファイバケーブルを介して受信した光信号を電気信号に変換する光受信部と、
    電気信号を光信号に変換して、前記光ファイバケーブルへ送信する光送信部と、
    前記光ファイバケーブルの一端に取り付けられたRFタグと無線通信を行う無線通信部と、
    ユーザからの入力を受け付ける入力部と、
    前記光ファイバケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータの読み出し指示を、前記入力部を介して受け付けた場合に、読み出しを指示する信号を、前記光送信部を介して前記光ファイバケーブルへ送出し、
    前記読み出しを指示する信号に応答して、前記光ファイバケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータを示す信号を、前記光受信部を介して受信し、
    前記光受信部を介して読み出しを指示する信号を受信した場合に、前記無線通信部を介してRFタグ内のデータを読み出し、読み出したデータを、前記光送信部を介して前記光ファイバケーブルへ送出し、
    前記光受信部を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、当該受信した書き込みデータを、前記無線通信部を介してRFタグへ書き込むRFタグ制御部と
    を備えることを特徴とするリーダライタ。
  2. 請求項1に記載のリーダライタであって
    記RFタグ制御部から受け取ったデータを表示する表示部をさらに備え
    記RFタグ制御部は
    記読み出しを指示する信号に応答して、前記光ファイバケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータを示す信号を受信した場合に、前記表示部に指示して、当該受信したデータが示す情報を表示させる
    ことを特徴とするリーダライタ。
  3. 両端にRFタグが取り付けられている光ファイバケーブルと、
    請求項に記載のリーダライタであって、前記光ファイバケーブルの両端にそれぞれ接続されるリーダライタと
    を備えることを特徴とするケーブルシステム。
  4. 請求項3に記載のケーブルシステムであって、
    前記光ファイバケーブルは、両端にコネクタを有し、
    それぞれの前記コネクタは、
    フェルールと、
    導電性材料で形成され、当該コネクタが前記リーダライタに接続された場合に、前記フェルールを当該リーダライタへ付勢する付勢部と、
    前記付勢部に接続され、当該付勢部をアンテナとして、当該付勢部と共にRFタグを構成するICチップと
    を有することを特徴とするケーブルシステム。
  5. 両端にRFタグが取り付けられている光ファイバケーブルの両端にそれぞれ接続され、前記光ファイバケーブルを介して受信した光信号を電気信号に変換する光受信部および電気信号を光信号に変換して、前記光ファイバケーブルへ送信する光送信部を有する光送受信モジュールであって、
    前記光ファイバケーブルの一端に取り付けられているRFタグと無線通信を行う無線通信部と、
    ユーザからの入力を受け付ける入力部と、
    前記光ファイバケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータの読み出し指示を、前記入力部を介して受け付けた場合に、読み出しを指示する信号を、前記光送信部を介して前記光ファイバケーブルへ送出し、
    前記読み出しを指示する信号に応答して、前記光ファイバケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータを示す信号を、前記光受信部を介して受信し、
    前記光受信部を介して読み出しを指示する信号を受信した場合に、前記無線通信部を介してRFタグ内のデータを読み出し、読み出したデータを、前記光送信部を介して前記光ファイバケーブルへ送出し、
    前記光受信部を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、当該受信した書き込みデータを、前記無線通信部を介してRFタグへ書き込むRFタグ制御部と
    を備えることを特徴とする光送受信モジュール。
  6. 両端にRFタグが取り付けられている光ファイバケーブルと、
    請求項に記載の光送受信モジュールであって、前記光ファイバケーブルの両端にそれぞれ接続される光送受信モジュールと
    を備えることを特徴とするケーブルシステム。
  7. 請求項6に記載のケーブルシステムであって、
    前記光ファイバケーブルは、両端にコネクタを有し、
    それぞれの前記コネクタは、
    フェルールと、
    導電性材料で形成され、当該コネクタが前記光送受信モジュールに接続された場合に、前記フェルールを当該光送受信モジュールへ付勢する付勢部と、
    前記付勢部に接続され、当該付勢部をアンテナとして、当該付勢部と共にRFタグを構成するICチップと
    を有することを特徴とするケーブルシステム。
  8. 両端にRFタグが取り付けられているケーブルの両端にそれぞれ接続されるリーダライタであって、
    前記ケーブルを介して受信した電気信号を受信する受信部と、
    電気信号を前記ケーブルへ送信する送信部と、
    前記ケーブルの一端に取り付けられたRFタグと無線通信を行う無線通信部と、
    ユーザからの入力を受け付ける入力部と、
    前記ケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータの読み出し指示を、前記入力部を介して受け付けた場合に、読み出しを指示する信号を、前記送信部を介して前記ケーブルへ送出し、
    前記読み出しを指示する信号に応答して、前記ケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータを示す信号を、前記受信部を介して受信し、
    前記受信部を介して読み出しを指示する信号を受信した場合に、前記無線通信部を介してRFタグ内のデータを読み出し、読み出したデータを、前記送信部を介して前記ケーブルへ送出し、
    前記受信部を介して書き込みを指示する信号および書き込みデータを示す信号を受信した場合に、当該受信した書き込みデータを、前記無線通信部を介してRFタグへ書き込むRFタグ制御部と
    を備えることを特徴とするリーダライタ。
  9. 請求項8に記載のリーダライタであって
    記RFタグ制御部から受け取ったデータを表示する表示部をさらに備え
    記RFタグ制御部は
    記読み出しを指示する信号に応答して、前記ケーブルの他端に取り付けられているRFタグに格納されているデータを示す信号を受信した場合に、前記表示部に指示して、当該受信したデータが示す情報を表示させること
    を特徴とするリーダライタ。
  10. 両端にRFタグが取り付けられている、電気信号を伝送するケーブルと、
    請求項に記載のリーダライタであって、前記ケーブルの両端にそれぞれ接続されるリーダライタと
    を備えることを特徴とするケーブルシステム。
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