JP4940651B2 - 光伝送システム、信号伝送装置、光伝送方法、信号伝送装置の制御方法、制御プログラム - Google Patents

光伝送システム、信号伝送装置、光伝送方法、信号伝送装置の制御方法、制御プログラム Download PDF

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本発明は、起動待機状態において省電力を実現するとともに、その起動制御を行う光伝送システム、信号伝送装置、光伝送方法、信号伝送装置の制御方法、制御プログラムに関する。
TVチューナやハードディスクレコーダ等の映像信号を出力する映像信号出力装置と、CRTやLCD等の映像信号を受信して表示する映像信号入力装置との間で、ディジタル映像信号を伝送する伝送規格として、DVI(Digital Visual Interface)や、HDMI(High Definition Multimedia Interface)がある。
ここで、電気信号伝送システム200は、図5に示すように、映像信号を出力するソース機器201と、映像信号を入力して表示するモニタ機器202と、ソース機器201とモニタ機器202とを所定のインターフェースを介して接続する電気信号ケーブル203により構成される。ソース機器201とモニタ機器202は、それぞれ映像信号の入出力を行うRGBI/F201a、202aを備えている。また、ソース機器201とモニタ機器202は、互いの機器間での動作命令を送受信する制御信号の入出力を行う制御信号I/F201b、202bを備えている。電気信号ケーブル203は、映像信号と制御信号との複数の信号を伝達するため、ケーブル内に複数の電気信号線を必要とする。つまり、電気信号ケーブル203は、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)と呼ばれる1チャンネルに対して2本の信号線を用いた差動の電気信号からなる映像信号であって、RGBの3チャンネルのRGB信号と、RGB信号を同期させる同期信号との合計4つの信号を伝送する4本の信号線によって構成される。
このような電気信号伝送システム200において、例えばFull HDと呼ばれる規格のディジタル映像信号を伝送する場合には、当該映像信号のピクセルレートが148.5Mbpsであって、TMDS伝送規格で伝送した場合、1チャンネルあたりの伝送帯域が、1.485Gbpsになる。このように、高ビットレートの映像信号をTMDSのような伝送規格で伝送する場合において、電気ケーブルを介して単に電気信号形式で伝送した場合には、数メートル程度が伝送距離の限界となってしまう。
そこで、長距離信号伝送を可能にするため、高周波帯域の信号の伝送減衰率が、電気信号に比べて非常に小さい光ファイバ等による光伝送が用いられている。映像信号を光伝送する伝送システムとしては、特許文献1に示されているように、映像信号を構成するRGB信号と同期信号とをそれぞれ光信号に変換するものや、特許文献2に示されているように、1つの光信号線に異なる波長領域毎に分割して、分割した波長領域毎にRGB信号と同期信号を割り当てて伝送するものがある。しかし、特許文献1に示されているような、RGB信号と同期信号をそれぞれ光信号に変換する場合には、電気信号形式を光信号形式に変換する電気/光信号変換部、及び光信号形式を電気信号形式に変換する光/電気信号変換部が複数必要である。
また、特許文献2に示されているような、RGB信号と同期信号をそれぞれ光信号において分割した波長帯域に割り当てて伝送する、いわゆるWDM(Wavelength Dibision Multiplexing)伝送の場合には、複数の波長領域に応じて、光信号を多重する変換部、及び、光信号を分離する変換部が必要であり、さらに分離された光信号を電気信号に変換する光/電気信号変換部が複数必要であるため、回路規模が拡大且つ複雑になり、それに伴って消費電力が増大する。
ところで、映像信号出力装置と映像信号入力装置とを、電気ケーブルを介して接続された電気信号の伝送システムにおいて、映像信号出力装置からの起動命令により待機状態の映像信号入力装置を起動させる場合には、映像信号出力装置から所定の起動制御信号が、電気ケーブルを介して映像信号入力装置へ伝送される。
これに対して、光信号により映像信号を伝送する光伝送システムにおいて、映像信号出力装置が待機状態の映像信号入力装置を起動させる場合、映像信号出力装置は、電気信号を光信号に変換する電気/光信号変換部とその周辺の回路に、常に電力が供給されている必要があるため、待機状態においてもこのような変換部の消費電力が大きく、省電力を実現することができなかった。一方、映像信号入力装置は、省電力化のために光信号を電気信号へ変換する光/電気信号変換部に電力が供給されなかった場合には、映像信号出力装置から伝送される光信号形式の起動制御信号を受信することができず、起動することができなかった。
特開2002−366340号公報 特開2003−273834号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、電気信号を光信号に変換して伝送する光伝送システムであって、待機状態に省電力を実現するとともに、その起動制御を行う光伝送システム、信号伝送装置、光伝送方法、信号伝送装置の制御方法、制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る光伝送システムは、所定の伝送信号の伝送を行う、光伝送ケーブルを介して接続された第1の信号伝送装置と第2の信号伝送装置からなる光伝送システムにおいて、第1の信号伝送装置は、第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域の電気信号形式の伝送信号を光信号形式に変換する第1の電気/光信号変換部と、第1の周波数帯域又は第2の周波数帯域で第2の信号伝送装置から光伝送ケーブルを介して伝送される光信号形式の伝送信号を電気信号形式に変換する第1の光/電気信号変換部と、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う第1の起動制御部を備え、第2の信号伝送装置は、第1の周波数帯域又は第2の周波数帯域を伝送帯域の電気信号形式の伝送信号を光信号形式に変換する第2の電気/光信号変換部と、第2の周波数帯域で第1の信号伝送装置から伝送される光信号形式の伝送信号を電気信号形式に変換する第2の光/電気信号変換部と、第1の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う第2の起動制御部を備え、第2の信号伝送装置は、第1の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を第2の電気/光信号変換部へ送信し、第2の電気/光信号変換部が電気信号形式の起動制御信号を光信号形式に変換して光伝送ケーブルを介して待機状態の第1の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、第1の信号伝送装置は、第1の周波数帯域で第2の信号伝送装置から光伝送ケーブルを介して伝送される光信号形式の起動制御信号を第1の光/電気信号変換部が電気信号形式に変換して第1の起動制御部へ送信し、第1の起動制御部が電気信号形式の起動制御信号に応じて待機状態から通常動作状態に移行し、第1の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、第1の信号伝送装置と第2の信号伝送装置との間で、第2の周波数帯域を伝送帯域として光伝送ケーブルを介して伝送信号の伝送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る信号伝送装置は、所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続される信号伝送装置であって、第1の周波数帯域又は第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域の電気信号形式の伝送信号を光信号形式に変換する電気/光信号変換部と、第2の周波数帯域で光伝送ケーブルを介して接続された他の信号伝送装置から伝送される光信号形式の伝送信号を電気信号形式に変換する光/電気信号変換部と、他の信号伝送装置を、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う起動制御部とを備え、他の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を電気/光信号変換部へ送信し、電気/光信号変換部が起動制御信号を光信号形式に変換して光伝送ケーブルを介して接続された待機状態の他の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、起動制御信号により、他の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行し、他の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、他の信号伝送装置との間で、第2の周波数帯域を伝送帯域として、光伝送ケーブルを介して伝送信号の伝送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る信号伝送装置は、所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置であって、第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域の電気信号形式の伝送信号を光信号形式に変換する電気/光信号変換部と、第1の周波数帯域又は第2の周波数帯域で光伝送ケーブルを介して接続された他の信号伝送装置から伝送される光信号形式の伝送信号を電気信号形式に変換する光/電気信号変換部と、待機状態から通常動作状態へ移行する制御を行う起動制御部とを備え、第1の周波数帯域で他の信号伝送装置から光伝送ケーブルを介して伝送される、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う光信号形式の起動制御信号を、光/電気信号変換部が電気信号形式に変換して起動制御部へ送信し、起動制御部が電気信号形式の起動制御信号に応じて、待機状態から通常動作状態に移行し、通常動作状態に移行した後、他の信号伝送装置との間で、第2の周波数帯域を伝送帯域として光伝送ケーブルを介して伝送信号の伝送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送方法は、所定の伝送信号の伝送を行う、光伝送ケーブルを介して接続された第1の信号伝送装置と第2の信号伝送装置からなる光伝送システムにおける光伝送方法であって、第2の信号伝送装置は、第1の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を出力し、電気信号形式の起動制御信号を光信号形式に変換して光伝送ケーブルを介して待機状態の第1の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、第1の信号伝送装置は、第1の周波数帯域で第2の信号伝送装置から光伝送ケーブルを介して伝送される光信号形式の起動制御信号を電気信号形式に変換し、電気信号形式の起動制御信号に応じて待機状態から通常動作状態に移行し、第1の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、第1の信号伝送装置と第2の信号伝送装置との間で、第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として上記光伝送ケーブルを介して伝送信号の伝送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る信号伝送装置の制御方法は、所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置の制御方法であって、他の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を出力し、出力した電気信号形式の起動制御信号を光信号形式に変換し、光信号形式の起動制御信号を光伝送ケーブルを介して待機状態の他の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、起動制御信号により、他の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行し、他の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、他の信号伝送装置との間で、第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として、光伝送ケーブルを介して、伝送信号の伝送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る信号伝送装置の制御方法は、所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置の制御方法であって、第1の周波数帯域で他の信号伝送装置から光伝送ケーブルを介して伝送される、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う光信号形式の起動制御信号を電気信号形式に変換し、電気信号形式の起動制御信号に応じて、待機状態から通常動作状態に移行し、通常動作状態に移行した後、他の信号伝送装置との間で、第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として光伝送ケーブルを介して伝送信号の伝送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る制御プログラムは、所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置に搭載されるコンピュータにより実行される制御プログラムであって、他の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態へ移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を出力し、電気信号形式の起動制御信号を光信号形式に変換して光伝送ケーブルを介して待機状態の他の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、起動制御信号により、他の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行し、他の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、他の信号伝送装置との間で、第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として、光伝送ケーブルを介して、伝送信号を伝送する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る制御プログラムは、所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置に搭載されるコンピュータにより実行される制御プログラムであって、第1の周波数帯域で他の信号伝送装置から光伝送ケーブルを介して伝送される、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う光信号形式の起動制御信号を電気信号形式に変換し、電気信号形式の起動制御信号に応じて、待機状態から通常動作状態に移行し、通常動作状態に移行した後、他の信号伝送装置との間で、第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として光伝送ケーブルを介して伝送信号を伝送する制御を行うことを特徴とする。
本発明は、光伝送システムにおける第2の信号伝送装置が、起動制御部から起動制御信号を出力し、起動制御信号を光信号形式に変換して光伝送ケーブルを介して待機状態の第1の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、第1の信号伝送装置が、第1の周波数帯域で第2の信号伝送装置から伝送される光信号形式の起動制御信号を電気信号形式に変換し、起動制御信号に応じて待機状態から通常動作状態に移行し、その後、第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として光伝送ケーブルを介して伝送信号を伝送する制御を行う。
このことにより、本発明は、起動待機状態において、電気信号を光信号に変換する電気/光信号処理と、光信号を電気信号に変換する光/電気信号処理に消費される電力を低減して、待機状態に省電力を実現するとともに、その起動制御を行うことができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態は、映像信号の伝送を行う光伝送システム1に適用したものである。
光伝送システム1は、図1に示すように、映像信号を出力するソース機器10と、ソース機器10から出力される映像信号を表示するモニタ機器20と、ソース機器10とモニタ機器20とを接続して光信号形式で映像信号等の伝送信号の伝送を行う光信号ケーブル30とからなる。
ソース機器10は、映像記録媒体からの映像データの読み取りなどを行うソース本体部11と、ソース本体部11が生成した映像信号を外部へ出力する映像信号I/F部12と、光信号ケーブル30を介して接続されたモニタ機器20との間で通信を行う制御信号の出力を行う制御信号I/F部13と、映像信号と制御信号とを同一の光信号で伝送するための信号処理を施すソース伝送処理部14とから構成される。
ソース本体部11は、映像記録媒体からの映像データの読み出し、又は放送映像信号の受信などを行って映像信号を生成する。ここで、映像信号は、具体的に3原色信号からなるRGB信号と当該RGB信号を同期させるためのクロック信号とから構成され、映像信号I/F部12から外部へ出力される。
制御信号I/F部13は、光信号ケーブル30を介して接続されたモニタ機器20との間で通信を行う制御信号を所定の伝送規格に変換する。ここで、制御信号とは、接続されたモニタ機器20との間で送受信される命令信号である。
モニタ機器20は、図1に示すように、ソース機器10から送信される映像信号を表示するモニタ本体部21と、映像信号をモニタ本体部21へ入力させる映像信号I/F部21と、光信号ケーブル30を介して接続されたソース機器10との間で通信を行う制御信号を出力する制御信号I/F部23と、映像信号と制御信号とを同一の光信号で伝送するための信号処理を施すモニタ伝送処理部24とから構成される。
モニタ本体部21は、ソース機器10から送信される映像信号を表示する。ここで、映像信号は、具体的に3原色信号からなるRGB信号と当該RGB信号を同期させるためのクロック信号とから構成され、映像信号I/F部22から入力される。
制御信号I/F部23は、光信号ケーブル30を介して接続されたソース機器10との間で通信を行う制御信号を所定の伝送規格に変換する。ここで、制御信号とは、接続されたソース機器10との間で送受信される命令信号である。
光信号ケーブル30は、ソース機器10からモニタ機器20へ映像信号や制御信号を送信する信号線と、モニタ機器20からソース機器10へ制御信号を送信する信号線との、合計2つの光ファイバーから構成されている。ここで、各信号線は、シリアル信号を伝送するものとする。
次に、図2を参照して、ソース機器10のソース伝送処理部14の構成について詳細に説明する。ソース伝送処理部14は、図2に示すように、映像信号と制御信号とを多重又は分離処理をして光伝送に適した電気信号に変換する電気信号処理部141と、電気信号処理部141が変換した電気信号を光信号に変換するE/O変換部142と、光信号ケーブル30を介してモニタ機器20から送信される光信号を電気信号に変換するO/E変換部143と、モニタ機器20との間で、待機状態から通常動作状態へ移行する制御を行う起動制御部144とから構成される。
電気信号処理部141は、映像信号と制御信号との多重化する信号処理を行い、図2に示すように、RGBI/Fデバイス部141aと、ロジック部141bと、SERDES変換部141cとから構成されている。
RGBI/Fデバイス部141aは、映像信号I/F部12が出力した所定のディジタル映像信号伝送規格に基づいた映像信号から、他の装置へ伝送するために映像信号とクロックを取り出す。具体的なディジタル映像信号伝送規格としては、DVI(Digital Visual Interface)や、HDMI(High Definition Multimedia Interface)がある。
ロジック部141bは、RGBI/Fデバイス部141aにより取り出した映像信号とクロック、及び、制御信号I/F部13から出力された制御信号をそれぞれ時分割して、1つの信号に多重化する。また、光信号ケーブル30を介してモニタ機器20から送られてきた光信号であって、O/E変換部143によって電気信号に変換された制御信号は、ロジック部141bに提供される。ここで、ロジック部141bに入力された制御信号は、1つの信号に多重化されているので、ロジック部141bにより分離処理が施され所定のディジタル信号伝送規格に変換される。
SERDES変換部141cは、ロジック部141bにより多重化された信号を光伝送に適した符号変換を施してシリアル信号に変換する。ここで、光信号ケーブル30は、送信用、受信用の2本の光信号線から構成されている。また、それぞれの光信号線の伝送形式は、シリアル伝送形式である。したがって、SERDES変換部141cは、ロジック部141bにより多重化された信号を、シリアル伝送形式で伝送される光信号に適したシリアル信号形式の電気信号に変換する。
E/O変換部142は、電気信号処理部141において、多重化かつシリアル化された電気信号を光信号に変換する。また、E/O変換部142は、伝送する情報量に応じて、光信号の伝送周波数帯域を変更する。ここで、E/O変換部142は、低周波帯域で伝送することにより、消費電力を小さくすることができる。具体的に、E/O変換部142は、映像信号等の情報量が大きい信号を伝送する通常変換モードと、映像信号と比べて小さい情報量に応じた信号を伝送する省電力変換モードとの少なくとも2つのモードを有しており、起動制御部144からの制御命令に応じて、これら2つのモードを切り換えて電気信号を光信号に変換する。
O/E変換部143は、光ケーブル30を介してモニタ機器20から送信される光信号を検出して電気信号に変換する。また、O/E変換部143は、光信号ケーブル30から伝送される情報量に応じて、光信号を検出する周波数帯域を変更する。ここで、O/E変換部143は、検出周波数帯域を低くすることにより、消費電力を小さくすることができる。具体的に、O/E変換部143は、映像信号等の情報量が大きい信号を検出する通常変換モードと、映像信号と比べて小さい情報量の信号を検出する省電力変換モードとの少なくとも2つのモードを有しており、起動制御部144からの制御命令に応じて、これら2つのモードを切り換えて変換を行う。
起動制御部144は、待機状態から通常動作状態へ移行する起動制御信号の送受信を行う。具体的に、起動制御部144は、低消費電力で動作できる演算処理装置が用いられている。また、この演算処理装置には、モニタ機器20から起動制御信号を受信して当該ソース機器10を待機状態から通常動作状態へ移行する制御をするための起動制御プログラムが組み込まれている。よって、起動制御部144は、この起動制御プログラムに従って、E/O変換部142及びO/E変換部143への供給電力の制御を行う。
次に、図3を参照して、モニタ機器20のモニタ伝送処理部24の構成について、詳細に説明する。モニタ伝送処理部24は、図3に示すように、光信号ケーブル30の光信号をモニタ機器20の所定ディジタル映像信号伝送規格I/Fへの電気信号の信号処理を行う電気信号処理部241と、電気信号処理部241において信号処理された電気信号を光信号に変換するE/O変換部242と、光信号ケーブル30を介してソース機器10から送信される光信号を電気信号に変換するO/E変換部243と、ソース機器10との間で、待機状態から通常動作状態へ移行する制御を行う起動制御部244から構成される。
電気信号処理部241は、図3に示すように、SERDES変換部241aと、ロジック部241bと、RGBI/Fデバイス部241cとから構成されている。
SERDES変換部241aは、光信号ケーブル30を介してソース機器10から送られてきた光信号であって、O/E変換部243により変換された電気信号をパラレル信号へ変換する。ここで、光信号ケーブル30を介して伝送される光信号がシリアル信号形式なので、シリアル信号形式の電気信号がO/E変換部243から出力される。
ロジック部241bは、SERDES変換部241aによってパラレル信号形式へ変換された信号が時分割に多重化されているので、この多重化信号を映像信号と制御信号とに分離する。
RGBI/Fデバイス部241cは、ロジック部241bにより分離処理が施された映像信号を、所定のディジタル映像信号伝送規格に基づいた映像信号形式に変換して、映像信号I/F部22へ出力する。
E/O変換部242は、電気信号処理部241において多重化された電気信号を光信号に変換する。ここで、E/O変換部242は、ソース機器10のE/O変換部142と同様に、通常変換モードと省電力変換モードとの2つのモードを有しており、起動制御部244からの制御命令に応じて、これらの2つのモードを切り換えて電気信号を光信号に変換する。
O/E変換部243は、光ケーブル30を介してソース機器10から送信される光信号を電気信号に変換する。ここで、O/E変換部243は、ソース機器10のO/E変換部143と同様に、通常変換モードと省電力変換モードとの少なくとも2つのモードを有しており、これらの2つのモードを切り換えて光信号を電気信号に変換する。
起動制御部244は、待機状態から通常動作状態へ移行する起動制御信号の通信を行う。具体的に、起動制御部244は、低消費電力で動作できる演算処理装置が用いられている。また、この演算処理装置には、ソース機器10を待機状態から通常動作状態へ移行させる起動制御信号を送信するための起動制御プログラムが組み込まれている。起動制御部244は、この起動制御プログラムに従って、E/O変換部242及びO/E変換部243への供給電力の制御を行う。
次に、ソース機器10とモニタ機器20とが互いに備える起動制御部144、244を用いて、待機状態から通常動作状態へ移行する起動制御工程について、図4を用いて説明する。
本実施の形態では、互いに待機状態のソース機器10とモニタ機器20とを、通常動作状態へ移行する起動制御工程に注目して扱う。したがって、本実施の形態において、通常動作状態に移行した後に光伝送システム1が行う映像信号の伝送に関しての説明は省略する。また、この起動制御工程は、起動制御部144、244にそれぞれ書き込まれた起動制御プログラムに従って実行されるものとする。
まず、図4のステップS1〜S5に示す電源の供給から待機状態に設定されるまでのモニタ機器20における起動制御部244の処理工程について説明する。
ステップS1において、起動制御部244は、モニタ本体部21から電力が供給される。ここで、モニタ本体部21は、待機状態であって、所定のユーザインターフェースから起動命令が入力され、通常動作状態へ移行するとともに、起動制御部244に電力を供給する。
ステップS2において、起動制御部244に電力が供給されると、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、所定の初期設定を行う。
ステップS3において、初期設定が完了すると、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、起動用I/O割り込み設定を行う。ここで、起動用I/O割り込み設定とは、モニタ伝送処理部24の各ブロックへの供給電力を制限して省電力化された待機状態とし、当該起動制御部244と接続された制御信号I/F部23から入力される制御信号の変化を検出に応じて、待機状態から通常起動状態へ移行して、制限された動作を解除する設定である。
ステップS4において、起動用I/O割り込み設定が完了すると、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、モニタ伝送処理部24を待機状態へ移行させる。具体的にモニタ光伝送処理部24は、起動制御部244のみに電力が供給されている待機状態へ移行させる。ここで、起動制御部244は、制御信号I/F部23及び光信号ケーブル30を介してO/E変換部243から出力される単純なHigh/Low電圧レベルに応じて割り込み処理を行う、演算処理能力を制限した待機状態に設定する。
ステップS5において、モニタ伝送処理部24が待機状態へ移行すると、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、制御信号I/F部23又はO/E変換部243からHigh/Low電圧レベルに応じた割り込み起動命令があるか否かを判断する。ここで、起動制御プログラムは、割り込み起動命令があればステップS6へ移行し、割り込み起動命令がなければ、この処理を繰り返し実行する。
一方、ソース機器10における起動制御部144も、ステップS21〜S25において、モニタ機器20における起動制御部244と同様に電源が供給され、待機状態に設定される。ここで、モニタ機器20の起動制御工程のステップS4において、起動制御部244が制御信号I/F部23からのHigh/Low電圧レベルに対して割り込み処理を行うのに対して、ソース機器10の起動制御部144では、ステップS24において、光信号ケーブル30を介してO/E変換部243から出力されるHigh/Low電圧レベルに応じた割り込み処理に待機した状態となっている。
次に、互いに待機状態のソース機器10とモニタ機器20に対して、待機状態を解除する割り込み処理が行われ、2つの機器が映像信号を光伝送する通常動作状態へ移行する起動処理について説明する。
ステップS6において、モニタ本体部21における起動制御部244は、制御信号I/F部23からHigh/Low信号に応じた割り込み起動命令が入力され、起動制御プログラムに従って、待機状態から通常動作状態へ移行する。ここで、モニタ本体部21は、ユーザインターフェース等からの起動命令により、待機状態から通常動作状態に移行するとともに、制御信号I/E部23からHigh/Low信号に応じた割り込み起動命令を出力する。
ステップS7において、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、制御信号I/F部23から出力された起動制御信号から起動制御データの読み取りを行う。ここで、起動制御データは、起動制御信号における所定の信号伝送規格に基づいて読み取られたデータであり、単純なHigh/Low信号に応じた割り込み起動命令ではなく、ソース機器10に対して具体的な制御命令として扱われる。
ステップS8において、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、E/O変換部242に対して、電力を供給させて省電力モードとして起動させる。
ステップS9において、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、E/O変換部242が省電力モードで起動したことを確認して、制御信号I/F部23から出力された起動制御信号を、E/O変換部242へ出力する。ここで、E/O変換部242が省電力モードで動作しているために、当該起動制御信号は、低伝送速度でE/O変換部242へ送信される。具体的には、映像信号がGbps又はMbps単位の速度で伝送されるのに対して、起動制御信号は、Kbps単位の低速度で伝送される。さらに、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、E/O変換部242に対して、起動制御信号を光信号に変換させて光信号ケーブル30へ送信させる。
ステップS10において、E/O変換部242が光信号ケーブル30とを介してソース機器10へ起動制御信号を送信すると、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、電気信号処理部241の各処理部へ電力を供給させて、光信号ケーブル30を介してソース機器10から伝送される映像信号に備える。
ステップS11において、起動制御部244は、起動制御プログラムに従って、待機状態に移行するか否かを判断する。起動制御部244は、待機状態に移行しないと判断されると、ステップS11の動作を繰り返し、待機状態に移行すると判断されると、ステップS4に本起動制御処理を戻す。
次に、モニタ機器20から光信号ケーブル30へ送信された起動制御信号がソース伝送処理部14に到達した後に、起動制御部144は、起動制御プログラムに従って、ステップS25〜29の処理工程により、ベース伝送処理部14を待機状態から通常動作状態へ移行させる。
まず、起動制御信号は、光信号ケーブル30を介してO/E変換部143へ入力される。続いて、O/E変換部143は、光信号形式の起動制御信号を電気信号形式へ変換して、起動制御部144へ出力する。
ステップS26において、O/E変換部143から起動制御信号が起動制御部144に入力されると、起動制御部144は、起動制御プログラムに従って、起動制御信号が入力されたことによる電圧変化によって、割り込み処理が行われ、待機状態から動作状態へ移行する。
ステップS27において、起動制御部144が通常動作状態へ移行すると、起動制御部144は、起動制御プログラムに従って、モニタ機器20から光伝送された起動制御信号から起動制御データを読み取る。
ステップS28において、起動制御部144は、起動制御プログラムに従って、起動制御信号から読み取られた起動制御データを制御信号I/F部13へ出力する。また、ソース本体部11は、制御信号I/F部13から起動制御データが入力されると、I/O割り込み処理によって、待機状態から通常動作状態へ移行する。具体的に、ソース本体部11は、入力した起動制御データに応じて、映像信号の出力等の動作が実行される。
ステップS29において、制御信号I/F部13へ起動制御信号が出力されると、起動制御部144は、起動制御プログラムに従って、電気信号処理部141の各ブロックへ電力を供給させて、ソース本体部11から出力される映像信号に対する信号処理に備える。
以上の処理工程により、ソース機器10とモニタ機器20とは、待機状態から映像信号を光伝送する動作状態へ移行する。
ステップS30において、起動制御部144は、起動制御プログラムに従って、待機状態に移行するか否かを判断する。起動制御部144は、待機状態に移行しないと判断されると、ステップS30の動作を繰り返し、待機状態に移行すると判断されると、ステップS24に本起動制御処理を戻す。
このように、起動制御部144、244は、これらの演算処理装置に組み込まれた起動制御プログラムに応じて起動制御工程が実行される。したがって、起動制御部144、244は、省電力状態において動作が不必要な部分の電源をOFFにし、待機状態において動作が必要な部分に必要となる電力のみを供給させる、複雑な起動制御を行うことができる。さらに、このような複雑な起動制御をソフトウェアにより実行されるため、複雑なハードウェアを設計する必要がなく、目的に応じて設計仕様の書き換えを容易に行うことができる。
また、起動制御部144、244は、低消費電力化された演算処理装置を使用することで、待機状態において省電力を実現する。このような低消費電力化された演算処理装置は、通常動作状態以外に、待機状態や、外部からの入力により待機状態から通常動作状態へ移行できる割り込み起動処理を行うことができるので、待機状態における消費電力を低くすることができる。
なお、本実施の形態に示した起動制御工程は、起動制御信号をE/O変換部に出力して光信号ケーブル30を介して他方の機器へ送信する送信起動命令処理と、送信される起動制御信号に応じて起動を行う受信起動制御処理との2つの処理を行う起動制御プログラムが、それぞれの起動制御部144、244に組み込まれている。また、本実施形態では、モニタ機器20の起動制御部244が送信起動命令処理を行い、ソース機器10の起動制御部144が受信起動制御処理を行う起動処理工程を示した。しかし、このような起動処理工程に限らず、ソース機器10の起動制御部144が送信起動命令処理を行い、モニタ機器20の起動制御部244が受信起動制御処理を行うように、起動制御部の各処理ブロックを構成して、プログラムを設定するようにしてもよい。また、起動制御部144、244が、送信起動命令処理及び受信起動制御処理の両方を行うように、起動制御部における各処理ブロックを構成して、プログラムを設定するようにしても良い。
さらに、本発明は上述した実施の形態である映像信号を光信号で伝送を行うものに限らず、光伝送ケーブルを介して起動制御を行うものであれば、映像信号以外の音声信号や情報データを光信号で伝送する伝送システムに適用するようにしてもよい。
光伝送システムの構成を示した模式図である。 ソース機器の構成を示した模式図である。 モニタ機器の構成を示した模式図である。 光伝送システムにおける起動制御工程を示したフローチャートである。 映像信号が電気信号によって伝送される伝送システムの構成を示した模式図である。
符号の説明
1 光伝送システム、10 ソース機器、11 ソース本体部、20 モニタ機器、21 モニタ本体部、12、22 映像信号I/F、13、23 制御信号I/F、14 ソース伝送処理部、24 モニタ伝送処理部、141、241 電気信号処理部、142、242 E/O変換部、143、243 O/E変換部、144、244 起動制御部、30 光信号ケーブル

Claims (16)

  1. 所定の伝送信号の伝送を行う、光伝送ケーブルを介して接続された第1の信号伝送装置と第2の信号伝送装置からなる光伝送システムにおいて、
    上記第1の信号伝送装置は、第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域の電気信号形式の上記伝送信号を光信号形式に変換する第1の電気/光信号変換部と、該第1の周波数帯域又は該第2の周波数帯域で上記第2の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送される光信号形式の上記伝送信号を電気信号形式に変換する第1の光/電気信号変換部と、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う第1の起動制御部を備え、
    上記第2の信号伝送装置は、上記第1の周波数帯域又は上記第2の周波数帯域を伝送帯域の電気信号形式の上記伝送信号を光信号形式に変換する第2の電気/光信号変換部と、該第2の周波数帯域で上記第1の信号伝送装置から伝送される光信号形式の上記伝送信号を電気信号形式に変換する第2の光/電気信号変換部と、上記第1の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う第2の起動制御部を備え、
    上記第2の信号伝送装置は、上記第1の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を上記第2の電気/光信号変換部へ送信し、上記第2の電気/光信号変換部が電気信号形式の上記起動制御信号を光信号形式に変換して上記光伝送ケーブルを介して待機状態の上記第1の信号伝送装置へ上記第1の周波数帯域で伝送し、
    上記第1の信号伝送装置は、上記第1の周波数帯域で上記第2の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送される光信号形式の上記起動制御信号を上記第1の光/電気信号変換部が電気信号形式に変換して上記第1の起動制御部へ送信し、上記第1の起動制御部が電気信号形式の上記起動制御信号に応じて待機状態から通常動作状態に移行し、
    上記第1の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、該第1の信号伝送装置と上記第2の信号伝送装置との間で、上記第2の周波数帯域を伝送帯域として上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号の伝送を行う光伝送システム。
  2. 上記伝送信号は映像信号であって、
    上記第1の信号伝送装置は、映像信号を送信する映像信号送信部を備え、
    上記第2の信号伝送装置は、上記映像信号を受信する映像信号受信部を備え、
    上記第1の信号伝送装置は、上記第1の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、上記映像信号送信部から上記映像信号を上記電気/光信号変換部へ送信し、上記電気/光信号変換部が上記映像信号を光信号形式に変換して上記光信号ケーブルを介して上記第2の信号伝送装置に伝送し、
    上記第2の信号伝送装置は、上記光信号ケーブルを介して伝送された上記映像光信号を上記光/電気信号変換部により電気信号形式に変換し、上記映像信号受信部が上記映像信号を受信する請求項1記載の光伝送システム。
  3. 所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続される信号伝送装置であって、
    第1の周波数帯域又は該第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域の電気信号形式の上記伝送信号を光信号形式に変換する電気/光信号変換部と、
    上記第2の周波数帯域で上記光伝送ケーブルを介して接続された他の信号伝送装置から伝送される光信号形式の上記伝送信号を電気信号形式に変換する光/電気信号変換部と、
    上記他の信号伝送装置を、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う起動制御部とを備え、
    上記他の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を上記電気/光信号変換部へ送信し、
    上記電気/光信号変換部が上記起動制御信号を光信号形式に変換して上記光伝送ケーブルを介して接続された待機状態の上記他の信号伝送装置へ上記第1の周波数帯域で伝送し、
    上記起動制御信号により、上記他の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行し、
    上記他の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、上記他の信号伝送装置との間で、上記第2の周波数帯域を伝送帯域として、上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号の伝送を行うことを特徴とする信号伝送装置。
  4. 上記伝送信号は映像信号であって、
    電気信号形式の上記映像信号を受信する映像信号受信部をさらに備え、
    上記他の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送される光信号形式の上記映像信号を、上記光/電気信号変換部が電気信号形式に変換し、
    上記映像信号受信部が電気信号形式の上記映像信号を受信することを特徴とする請求項3記載の信号伝送装置。
  5. 所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置であって、
    第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域の電気信号形式の上記伝送信号を光信号形式に変換する電気/光信号変換部と、
    上記第1の周波数帯域又は上記第2の周波数帯域で上記光伝送ケーブルを介して接続された他の信号伝送装置から伝送される光信号形式の上記伝送信号を電気信号形式に変換する光/電気信号変換部と、
    待機状態から通常動作状態へ移行する制御を行う起動制御部とを備え、
    上記他の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して上記第1の周波数帯域で伝送される、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う光信号形式の上記起動制御信号を、上記光/電気信号変換部が電気信号形式に変換して上記起動制御部へ送信し、
    上記起動制御部が電気信号形式の上記起動制御信号に応じて、待機状態から通常動作状態に移行し、
    通常動作状態に移行した後、上記他の信号伝送装置との間で、上記第2の周波数帯域を伝送帯域として上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号の伝送を行うことを特徴とする信号伝送装置。
  6. 上記伝送信号は映像信号であって、
    電気信号形式の上記映像信号を送信する映像信号送信部をさらに備え、
    通常動作状態に移行した後、上記映像信号送信部により電気信号形式の上記映像信号を上記電気/光信号変換部に送信し、
    上記電気/光信号変換部により電気信号形式の上記映像信号を光信号形式に変換して上記光伝送ケーブルを介して上記他の信号伝送装置に伝送することを特徴とする請求項記載の信号伝送装置。
  7. 所定の伝送信号の伝送を行う、光伝送ケーブルを介して接続された第1の信号伝送装置と第2の信号伝送装置からなる光伝送システムにおける光伝送方法であって、
    上記第2の信号伝送装置は、上記第1の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を出力し、電気信号形式の上記起動制御信号を光信号形式に変換して上記光伝送ケーブルを介して待機状態の上記第1の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、
    上記第1の信号伝送装置は、上記第1の周波数帯域で上記第2の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送される光信号形式の上記起動制御信号を電気信号形式に変換し、電気信号形式の上記起動制御信号に応じて待機状態から通常動作状態に移行し、
    上記第1の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、上記第1の信号伝送装置と上記第2の信号伝送装置との間で、上記第1の伝送周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号の伝送を行う光伝送方法。
  8. 上記伝送信号は映像信号であって、
    上記第1の信号伝送装置は、上記第1の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、電気信号形式の上記映像信号を出力し、出力した電気信号形式の上記映像信号を光信号形式に変換して上記光信号ケーブルを介して上記第2の信号伝送装置に伝送し、
    上記第2の信号伝送装置は、上記光信号ケーブルを介して伝送された光信号形式の上記映像信号を電気信号形式に変換し、電気信号形式の上記映像信号を受信する請求項記載の光伝送方法。
  9. 所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置の制御方法であって、
    上記他の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を出力し、
    出力した上記電気信号形式の起動制御信号を光信号形式に変換し、
    光信号形式の上記起動制御信号を上記光伝送ケーブルを介して待機状態の上記他の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、
    上記起動制御信号により、上記他の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行し、
    上記他の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、上記他の信号伝送装置との間で、上記第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として、上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号の伝送を行うことを特徴とする信号伝送装置の制御方法。
  10. 上記伝送信号は映像信号であって、
    上記他の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送された光信号形式の上記映像信号を電気信号形式に変換し、
    電気信号形式の上記映像信号を受信することを特徴とする請求項記載の信号伝送装置の制御方法。
  11. 所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置の制御方法であって、
    第1の周波数帯域で上記他の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送される、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う光信号形式の起動制御信号を電気信号形式に変換し、
    電気信号形式の上記起動制御信号に応じて、待機状態から通常動作状態に移行し、
    通常動作状態に移行した後、上記他の信号伝送装置との間で、上記第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号の伝送を行うことを特徴とする信号伝送装置の制御方法。
  12. 上記伝送信号は映像信号であって、
    通常動作状態に移行した後、電気信号形式の上記映像信号を送信し、
    電気信号形式の上記映像信号を光信号形式に変換して上記光伝送ケーブルを介して上記他の信号伝送装置に伝送することを特徴とする請求項11記載の信号伝送装置の制御方法。
  13. 所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置に搭載されるコンピュータにより実行される制御プログラムであって、
    上記他の信号伝送装置が待機状態から通常動作状態へ移行する制御を行う電気信号形式の起動制御信号を出力し、
    上記電気信号形式の起動制御信号を光信号形式に変換して上記光伝送ケーブルを介して待機状態の上記他の信号伝送装置へ第1の周波数帯域で伝送し、
    上記起動制御信号により、上記他の信号伝送装置を待機状態から通常動作状態に移行し、
    上記他の信号伝送装置が通常動作状態に移行した後、上記他の信号伝送装置との間で、上記第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として、上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号を伝送する制御を行うことを特徴とする制御プログラム。
  14. 上記伝送信号は映像信号であって、
    上記他の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送された光信号形式の上記映像信号を電気信号形式に変換し、
    電気信号形式の上記映像信号を受信する制御を行うことを特徴とする請求項13記載の制御プログラム。
  15. 所定の伝送信号を伝送する光伝送システムにおける光伝送ケーブルを介して他の信号伝送装置と接続された信号伝送装置に搭載されるコンピュータにより実行される制御プログラムであって、
    第1の周波数帯域で上記他の信号伝送装置から上記光伝送ケーブルを介して伝送される、待機状態から通常動作状態に移行する制御を行う光信号形式の起動制御信号を電気信号形式に変換し、
    電気信号形式の上記起動制御信号に応じて、待機状態から通常動作状態に移行し、
    通常動作状態に移行した後、上記他の信号伝送装置との間で、上記第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を伝送帯域として上記光伝送ケーブルを介して上記伝送信号を伝送する制御を行うことを特徴とする制御プログラム。
  16. 上記伝送信号は映像信号であって、
    通常動作状態に移行した後、電気信号形式の上記映像信号を送信し、
    電気信号形式の上記映像信号を光信号形式に変換して上記光伝送ケーブルを介して上記他の信号伝送装置に伝送する制御を行うことを特徴とする請求項15記載の制御プログラム。
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