JP4939433B2 - 検鏡におけるまたはこれに関する改良 - Google Patents

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Description

本発明は、本発明は検鏡に関し、特に、膣壁及び子宮頸部の検査および治療を可能にする膣鏡に関する。
一般に知られているように、膣鏡は、膣壁または子宮頸部が、検査・診断・手術等による治療のために、より容易に視認及びアクセスできるように、膣腔の口部を拡張する際に医師より用いられるものである。
標準の二弁鏡の代表的なものは、基端部近傍で固定ヒンジにより接続された二枚のブレード(上側ブレード及び下側ブレード)を有している。少なくとも一方のブレードは、その基端部から懸下するハンドルを備えており、医師が保持できるようになっている。両ブレードの基端部は、協働して基部開口部を形成し、この開口部から、医師が、検査用、診査用または手術用の器具を用いて、膣腔や子宮頸部を観察及びアクセスできるようになっている。一般的に、ハンドルは、ブレードを開閉すべく互いに対して相対的に動かすことのできる2本の操作レバーを備えている。
使用時、検鏡は、膣管において、上側ブレードが膣管の上部近傍に、下側ブレードが膣管の底部近傍に来るよう位置決めされる。その後、これらのブレードは、レバーを操作することによって離し広げられ、膣管の上部および底部を押し広げることにより膣管を拡張させる。固定ヒンジのために、膣管の拡張は、ブレードの先端部で最大となり、基端部に向かって縮小する。
通常、検鏡にはまた、ブレードが任意の程度まで開かれると、膣壁の筋収縮に抗してブレードを定位置にロックするロック機構が設けられている。代表的なロック機構は、回動軸によって一方の操作レバーに接続されたネジ付きロッドと、このロッドと螺合して、他方の操作レバーに締め付けることのできるナットとを備えている。開いたブレードの姿勢をロックするには両手が必要になり、厄介な操作となり得ることが理解されよう。
二弁鏡は、ブレード同士を離し広げることによって膣管の頸部端部を広げるには効果的であるものの、膣管に対するアクセスは、膣口の径、したがって通常はそれ以上は広くできない基部開口部によって決められてしまう。外科的処置などの治療中や、特定の医療器具を使用するためには、より良好なアクセスが必要となることが理解されよう。
従って、グレーヴス検鏡などの可動ヒンジ型検鏡があるが、これは、上側ブレードと下側ブレードが直接には接続されず、ブレードの先端部が広がらずに、上側ブレードと下側ブレード同士が離間するようになっている。しかし、これは従来の固定ヒンジ型よりは適応性のある検鏡ではあるものの、ブレードの分離、ブレードの拡張、及びロック操作はすべて別々の行為を伴い、片手で行うのは困難あるいは不可能であるため、操作はより複雑でより時間が掛かる。このように手順が長引くことはまた、迅速かつ検鏡の操作を極力要しない検査や治療を望む患者の立場からも望ましいものではない。
ほとんどの検鏡構造に関連する別の問題点は、検鏡のハンドルがブレードに対して通常鋭角または直角になっていることである。このことにより、婦人科的処置中に、医師の手や指が必然的に患者の性器・大腿上部・臀部に接触または接近することになり、それが患者に不快感を与え、不当行為であるという医師に対する非難につながることもある。
従来の検鏡構造は、患者の膣壁が弛緩していて、それが脱出して、使用中の検鏡の開状態のブレード間の内側へ突出するために、医師の視界及びアクセスの障害となり、頸部の塗沫標本採取(cervical smear-taking)などの処置や電気外科などの治療を妨げるような場合には、効率の悪いものである。
膣側壁脱出症(vaginal side wall prolapse)に対処するための4枚刃型検鏡が知られており、これには、検査及び治療中に膣側壁を支持し押し返せるように、さらに2枚のブレードが設けられている。このタイプの検鏡は、アメリカ特許第5,868,668号及びアメリカ特許第6,024,696号に記載されている。しかし、場合によっては、上述したような上側及び下側ブレードの操作に加えて、検鏡が所定位置にあるときに、これらの補助的なブレードを医師が手で操作しなければならない。これにより、必然的に両手を連係使用する必要が生じ、医師にとって厄介で困難なものとなり、医師の両手が検鏡の操作でふさがれている間処置が遅れることになる。また、性器、大腿上部や臀部に医師の両手が触れたり接近したりするのを感じる患者にとっても不愉快なものである。
これらの問題点の一部は、国際公開第00/69325号に開示されている本件出願人の先願発明によって解消されるが、これは、浮動ヒンジまたは回動軸によって基端部近傍で接続された2枚のブレードを備えた検鏡を記載しており、ブレードを必ずしも離し広げなくても、基部開口部を広げるためにこれらのブレードを離間させることができるようになっている。この検鏡の利点は、片手操作を可能にする操作機構を備えていることである。また、下側ブレードに取り付けられた補助ブレードを横方向に広げるのも片手で操作できることが記載されている。さらに、操作レバー及びハンドルが、ブレードに対して基部方向に鈍角を形成しており、検鏡の操作中、医師の手や指が患者の身体からさらに離れるようになっている。
浮動ヒンジにより、基部開口部をある程度拡大することができ、膣腔内にアクセスできるようにはなるものの、この拡大は、浮動ヒンジ自体の長さにより制限されるため、この検鏡でも、膣腔へのさらに広いアクセスが必要とされる外科的処置での使用には適切ではない。
また、補助ブレードや関連部分があるために器具の洗浄や消毒が困難である。これは、最近のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)「スーパーバグ(super-bug)」による院内感染の不安に鑑みた場合、特に肝心である。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌を蔓延させないために、すべてとは言わずとも、ほとんどの病院において、医療器具は、構造上効果的に洗浄及び消毒できるものでない限り、1回の使用ごとに捨てる方針になっている。これは、疑いなく、国際公開第00/69325号に記載された検鏡や、アメリカ特許第6,048,308号や国際公開第99/12466号に記載された他の同様の先行技術による器具が、それらの構造上使い捨て器具として扱われ、1回の使用ごとに処分されるものであるということになる。しかし、これらの複雑な器具の製造コストは高くなることも多い。さらに、これらの検鏡の設計では金属の使用が必要となり、それに伴う製作及び材料コストも、プラスチックを使用した場合より高くなる。結果として生じるコストおよび材料面の両方における損耗が重大なことは明らかである。1回限りの使い捨ての器具であるなら、機能性を損なうことなく、できるだけ簡素で廉価なものである必要がある。
アメリカ特許第5,868,668号明細書 アメリカ特許第6,024,696号明細書 国際公開第00/69325号パンフレット アメリカ特許第6,048,308号明細書 国際公開第99/12466号パンフレット
本発明は、上述した問題点を解消または最小限にする膣鏡を提供することを目的としている。
ひとつの観点から、発明は、互いに対して相対移動可能で開閉する複数の主ブレードを備えた検鏡用の補助ブレードであって、検鏡に取付け可能な固定部と、固定部に対して可動のブレード部とを有するとともに、ブレード部が主ブレードの少なくとも一方と相互作用して、主ブレードが開くと拡張位置へ動く形状となっている。
好ましくは、補助ブレードは、主ブレードが閉じると、後退位置に復帰するよう弾性を有する。
補助ブレードは、ひとつまたは複数の主ブレードにおいて、前記主ブレードの凸状外面に対して位置する形状の凹状内面を有しており、例えば、固定部を含む平面の外側に位置する少なくともひとつの翼部を備える。
拡張位置にある補助ブレードによって、弛緩した膣壁を押し返す、または支持できる利点がある。これは、膣壁にある検鏡の開いた主ブレードの効果に付加されるものであって、これにより、医師が、妨害されずに、膣または子宮頸部の観察や治療を行うことができる。補助ブレードの拡張位置と後退位置との間での動きは、補助ブレードのブレード部と主ブレードの少なくともひとつとの相互作用によるものであるため、その操作にさらに別のレバーやハンドルを必要としない。このことにより、医師は、検鏡を片手で操作し、他方の手を、必要に応じて、試料採取や治療に使うことができ、より複雑な検鏡を使用する場合に較べて、患者の不愉快さを和らげ、処置が全体的に早くなる。
補助ブレードは、全長に沿う方向を横切る横断面が、ふたつの折り目により分断されて非連続となっており、この断面が、各折り目から延びる2つ以上のほぼ平らな部分を備えていることが好ましい。補助ブレードは、また、固定部と反対側の自由端に向かってほぼテーパー状になっている主要部と、固定部に向かってほぼテーパー状になった補助的部分と、固定部をブレード部に結合するネック部とを備えていることが好ましい。補助ブレードの横断面は、尾根部と、その尾根部と同じ側に位置する2つの翼部とを有し、尾根部の中央長手軸心を中心に左右対称になっている。
補助ブレードは、固定部にある解放可能な締め付け具によって検鏡に取付けられることが好都合で、解放可能な締め付け具は、検鏡の孔内に係入可能なスタッドであることが好ましい。これは、補助ブレードを必要な場合にだけ取り付ければよく、必要とされない状況では取り外せばよい、ということである。さらに、固定部の解放可能な締め付け具は、補助ブレードが既存の従来の検鏡構造に用いることができるため、既存の装置を改造する必要がない。補助ブレードの構造は簡素であり、プラスチックで容易に製造できるため、製造コストが安い。よって、補助ブレード、または補助ブレードが適用された検鏡は、使い捨て装置として使用できる。あるいは、この補助ブレードは、検鏡とは別々に洗浄し、消毒することができる。
補助ブレードの別の利点は、固定部が検鏡の2箇所以上の位置に取り付け可能である締め付け具を有しており、第1取付位置が第2取付位置より横方向内側にあるということである。スタッドは、それぞれ取付位置を形成する2つ以上のくびれ部を有している。このように2つ以上の取付位置があるということは、拡張位置にある補助ブレードの任意の拡張度を、患者や状況に応じて、制御あるいは選択できるということである。
発明は、互いに対して相対移動可能で開閉するとともに、少なくとも1枚の補助ブレードが取り付けられる複数の主ブレードを備えた検鏡であって、補助ブレードが主ブレードの少なくともひとつと相互作用して、主ブレードが開くと拡張位置へ動くように位置付けられる検鏡をも含む。
発明は、互いに対して相対移動可能で開閉する複数の主ブレードを備えるとともに、ブレードの少なくともひとつが、これに対して補助ブレードを取り付けるための手段を有しており、少なくともひとつのブレードの機能的長さを大きくする検鏡をも含む。取付手段は、補助ブレードの一部を受け、これを少なくともひとつのブレードに取り付ける開口を有すると好都合である。好適な実施例で、開口は、補助ブレードの一部を受ける溝部を有しており、ブレードの機能的長さを変えるべく、補助ブレードが溝部内で可動となっている。
本発明は、第1及び第2ブレードを有し、それらの開閉が各ハンドルを操作することによって制御されるとともに、少なくとも一方のハンドルが、他方のハンドルと係合するラチェット手段を備えている検鏡をも含む。
ラチェット手段は、一方のハンドルから後方に延びる台上にあり、他方のハンドルは、ハンドルが使用時に操作されたとき、この台を横切って動くと好都合である。この台には、例えば横方向に延びる隆起のような一連の突起が設けられている。他方のハンドルは、突起と協働する自由縁部を備えることが好都合で、オプションとして、ラチェット手段と係合する2つ以上の係合手段を有している。
2つ以上の係合手段が設けられている場合、これらがハンドルに沿って間隔を空けているとともに、ハンドルを浮動ヒンジ回りで動かして、ラチェット手段を、選択されたひとつの係合手段と協働させることにより、選択可能になっていることが好ましい。このような係合手段は、ハンドルの開口のエッジにより形成してもよい。
これらの特徴により、従来の検鏡の代表的なナット/スクリュー式ロック機構を用いるより、容易に検鏡をブレード開姿勢でロックすることができる。医師は片手のみで検鏡のブレードを定位置にロックすることができるので、患者にとっても快適なものとなり、処置のスピードアップが図れる。
少なくとも一方のハンドルの自由端から親指支持部が突出していてもよい。これは、医師が検鏡のハンドルを操作する際や、ブレードを定位置にロックする際の助けとなる。
本発明は、検鏡などの医療器具の少なくとも一部をカプセル化する包袋となるパッケージをも含み、このパッケージは、包袋と器具との間に潤滑剤を含有し、包袋を取り除く前に、器具の少なくとも一部を潤滑にするようになっている。
潤滑剤を組み込むことにより、患者の膣口内へ検鏡を挿入するなどの医療器具の使用が容易になる利点がある。
器具の少なくともカプセル化された部分は、包袋に包み込まれる前に、潤滑剤で予め潤滑にされることが望ましい。これにより、予め潤滑にされカプセル化された器具を滅菌ユニットとすることができ、医師がそのまま使用できる状態にある、ということである。汚染の可能性を高めるような、使用前に医師が指で器具に潤滑剤を塗布することに時間を使う必要がなくなる利点がある。
潤滑剤は包袋内にとどめ、包袋内の箇所に選択的に封じ込められるあることが好ましい。好適実施例で、潤滑剤は、破断できるバリアによって包袋内に封じ込められる。バリアの素材は、包袋の素材よりも適度に弱く、例えば、ユーザーが包袋の外部から圧力をかけることによって破断できるようになっている。あるいは、このバリアは、器具からの圧力によって、またはユーザーと器具からの圧力との組み合わせによって破断できるようになっていてもよい。
潤滑剤は包袋内で器具の先端部近傍に位置することが望ましい。しかし、包袋は、包袋の操作によって潤滑剤が器具に散布されるように可撓性を有していることが好ましい。
包袋は器具を完全にカプセル化していることが好ましいが、この包袋は、潤滑剤を含有する小さな隔室と、器具の少なくとも一部をカプセル化するための大きな隔室を有していてもよい。
本発明はまた、使用前に医療器具を潤滑にする方法も含み、包袋において少なくとも部分的にカプセル化された器具に対し、包袋と器具との間に潤滑剤を供給することと、包袋を取り除く前に器具に潤滑剤を散布するよう包袋を操作することからなる。潤滑剤は、最初は包袋内の一部分にあることが好ましく、破断可能なバリアによって包袋内に封じ込められていることが好ましい。この場合、この方法は、包袋及び/または器具を操作して、潤滑剤を器具に散布するためにバリアを破断することからなる。
本発明をより容易に理解するために、添付図を参照しながら、現在の好適な実施形態を例に挙げてさらに説明する。
まず図1〜図4を参照すると、従来の検鏡12(一部が図5〜図8に示されている)に取り付けまたは固定可能な補助ブレード10が示されており、この従来の検鏡12は、一般的に、基端部17近傍でヒンジ、回動軸または支点によって接続された、あるいは協働する2枚の主ブレード、つまり、上側ブレード14と下側ブレード16とを備えている。一般的に、ヒンジ18は2つの同心のジョイント20からなる。
主ブレード14、16の協働する基端部17は基部開口(図外)を形成しており、ここから患者の膣腔にアクセスすることができる。従来と同じく、ブレード14、16がジョイント20回りで離間するように、ブレード14、16およびヒンジ18が配置されており、ブレード14、16を離し広げて、使用時において患者の膣壁を押し返すようになっている。これらの図には示していないが、本発明の補助ブレード10は、主ブレードの基端部が離間して基部開口を広くすることができるようになっている検鏡にも用いることができる。
補助ブレード10は、膣壁が弛緩した患者や、膣壁が脱出する危険性があったり、すでに脱出している場合など他の状況において、膣側壁を押し返す、あるいは支持するためのものである。補助ブレード10は内面30と外面32を有し、固定部34、ブレード部36、ヒンジ部38からなる。ブレード部36の長さは、従来の検鏡の主ブレードの長さの約4分の3である。
ブレード部36は、ほぼ移植ごてのような形状で、その基端40から進んで基端40近傍で最大幅まで広がり、そこからその先端42に向かって、全長に沿って先細りになっている。さらに、ブレード部36は、凹状の内面30を有しており、その形状は、従来の検鏡12の2枚の主ブレード14、16が閉じ位置にあるとき、その主ブレード14、16の凸状の外側湾曲を補完するものとなっている。ブレード部36を平面状の尾根部46と2枚の翼部48、50に分割する折り目44がブレード部の全長に沿って延びており、各翼部48、50は、ブレード部36の最大幅に対応する翼部先端部52、54を備えている。固定部34とブレード部36の尾根部46は、補助ブレード10が静止状態のとき、ほぼ同じ平面上に位置する。本実施例では、2つの翼部48、50は折り目44に沿って折り曲げられ、図4、9、10から明確に理解されるように、2枚の翼部先端部52、54が、尾根部46の面と平行な共通の平面に位置する。あるいは、ブレード部36がV字形断面を有するように、全長に沿って延びる折り目44がひとつだけでもよいし、あるいは同じく、折り目を設けず、ブレード部36がU字形断面を有するようになっていてもよい。ここで概念上関連することは、ブレード部36が、補助ブレード10の尾根部46または固定部34の平面とは異なる平面に位置する翼部先端部を少なくともひとつ備えているということである。
ブレード部36は、例えば、使用中その全体形状と輪郭を維持するに充分な硬度をもつ硬性ポリマーのような材料で作られているが、この材料は、ある程度可撓性と弾性を有していることが好ましい。ヒンジ部38は、ブレード部36を固定部34に結合するものであり、ブレード部36と固定部34とに一体形成されていてもよいし、それらとは別体としてこれらに結合されていてもよい。固定部34は検鏡12に取り付けられて、検鏡12に対して相対的に非可動であるが、ヒンジ部38は、使用時における補助ブレード部36の横方向移動を可能にする。補助ブレード10が、成形樹脂製品などの単体構造である場合は、ヒンジ部38の可撓性は、ヒンジ部38の厚みを薄くすることによって得ることができるし、あるいは、ヒンジ部38を、ヒンジ部38が撓むことができるように、折り目状・切り込み線状・蛇腹状などに形成してもよい。あるいは、補助ブレード10が単体ではない場合は、ブレード部36および固定部34を別体として形成して連結し、これらの間の連結部がヒンジ部34を形成してもよい。
固定部34は、補助ブレード10を検鏡12に取り付けるための締め付け具60のような取付手段を有している。締め付け具60は、検鏡12の改変を必要とせずに、検鏡12にすでにあるジョイント20に弾性的に圧入されるピンや、スタッドや、トグルであることが好ましい。この点に関して、検鏡のジョイント20は、一般的に補助ブレード10の締め付け具60を受ける穴を形成する中空リベットである。しかし、もちろん、接着剤などの他の固定部材でもよい。また、固定部材は、医師が何らかの理由により補助ブレードを使用したくない場合に、これらを取り外して破棄できるように、除去可能であることが好ましい。
使用時、補助ブレード10は、その締め付け具60によって、検鏡ヒンジ18のジョイント20に位置決めされ、取り付けられ、補助ブレード10の内面30が検鏡の主ブレード14、16の外面に対向し、これを包囲する。ひとつの検鏡12に、本発明の補助ブレード10が2枚使用されるようになっており、各ブレード10は、検鏡12のいずれか一側において、2つのヒンジジョイント20のうちひとつに取り付けられる。
検鏡12の主ブレード14、16が閉じ位置にあるとき、補助ブレード10は主ブレード14、16に充分接近した位置にあり、補助ブレード10付の検鏡12を膣腔にスムーズに挿入できる。特に、主ブレード14、16が閉じ位置にあるとき、各補助ブレード10の先端領域42が主ブレード14、16に接当ないし近接することが認識されよう。
図2にもっとも明確に示すように、締め付け具60は、検鏡12に対して補助ブレード10を取り付ける位置を2箇所形成すべく、二重くびれの断面形状を有しており、A、Bで表されている。補助ブレード10が第1位置Aで検鏡12に取り付けられているとき、補助ブレード10の固定部34、従ってブレード部36の基端40が、第2位置Bで取り付けられている場合より、検鏡12の主ブレード14、16から大きく間隔を空けていることが理解されよう。2つの取り付け位置A、Bにより、補助ブレードの異なる拡大効果が得られ、それを、図5〜図10を参照して以下で説明する。
図5〜図10を参照して、使用時に検鏡12の主ブレード14、16が従来の方法で開かれる、つまり広げられると、検鏡12に取り付けられた補助ブレード10は、主ブレード14、16の少なくとも一方(本実施例では両方)との相互作用により、検鏡12の本体から外側へ広げられる。膣腔内部で、外側に広がった補助ブレード10は膣側壁を押し返し、医師が検査または治療のために膣管にアクセスするのを遮らないようにする。最初に、主ブレード14、16が閉じられた状態で、補助ブレード10のブレード部36の少なくとも先端領域42が少なくとも一方の主ブレードに接当する。主ブレード14、16がさらに開いて、補助ブレード10がさらに外側に広がると、ブレード部36の接当先端領域は、翼部先端52、54に達するか接近するまで基端方向へ移動し、この時点で補助ブレード10はその最大拡大姿勢をとる。これは、図10に最も明確に示されている。
補助ブレード10が締め付け具60の位置Aで検鏡12に取り付けられると、補助ブレード10の基端部40とその翼部先端52、54は、検鏡12の主ブレード14、16からさらに大きく離間する。これは、取付位置Bの場合と較べて、開放移動の後段階で、つまり主ブレード14、16がさらに開いたとき、補助ブレード10が検鏡12の本体から離れて広げられるということを意味する。つまり、取付位置Aは、緩めの横方向拡大効果が要求されるときに選択される。
図示はしていないが、本発明は、図1の補助ブレード10の別実施例として、固定部34、ブレード部36、ヒンジ部38が互いに対して実質的に非可動となっているものがある。
図11は、図5〜図10の従来の検鏡12とは異なる別の検鏡148を示しており、上側ブレード150および下側ブレード152を有し、各ブレード150,152が、その先端部と基端部との間に延びるほぼ矩形のスロット、溝または案内手段154を備えている。各スロット154は、それぞれのブレード150,152に関して中央に位置しており、その基端部において、スロット154の幅よりもわずかに広い開口156で終端となっている。
図12に最も明確に示されるように、検鏡148は、検鏡148の機能的長さを大きくするために、図1の補助ブレード10のような補助ブレードを組み付けるよう意図されている。スロット154の基部開口156は、圧入により補助ブレード10の締め付け具60を受ける形状になっている。いったん組み付けられると、補助ブレード10は、検鏡148の機能的長さを変えるよう、スロット154の全長に沿って摺動可能となる。
図11および図12は、上側および下側ブレード150、152の両方にスロット154を有する検鏡148を示しているが、ブレード150、152の一方のみにスロット154を設けて、検鏡148の長さが一方側のみで変更可能にしてもよい。同様に、スロット154が上側および下側ブレード150、152の両方に設けられている場合、それらの補助ブレード10は異なる機能的長さに延ばすことができる。
図示していない別構造において、スロット154の代わりに、上側および/または下側ブレード150、152の全長に沿って間隔を空けた直線状の孔列を設けることもできる。これにより、種々の機能的長さを選択できるように、複数の選択可能な固定点が設けられる。
本発明はまた、従来の検鏡12が、その上側および/または下側ブレード14、16に、上述したスロット154をひとつまたは複数個有することも提案している。
次に図13〜図16を参照して、本発明はまた、開いたブレードの位置をロックするための簡素化されたロック機構を備えた検鏡80も提案している。この検鏡80は、ほぼ従来の形状を持つ上側ブレード82および下側ブレード84を有しており、これらの上側および下側ブレード82、84は、それぞれ対応する上側および下側ハンドル86、88を備えている。上側および下側ブレード82、84は、ヒンジ89により、その基端部で互いに連結可能となっており、ヒンジ89は、2つのジョイント91を備え、ブレード82、84の各側にひとつずつある。各ジョイント91は、下側ブレード84の基端部に形成された、あるいは結合されたピン90と(図14に最も明確に示されている)、上側ブレード82の基端部でピン90を受ける開口92からなる。あるいは、ピン90が上側ブレード82に形成または結合されるとともに、開口が下側ブレード84に形成されていてもよい。前述のように、上側および下側ブレード82、84の基端部は、基部開口を形成しており、使用時には、ここから膣管にアクセスすることができる。
上側および下側ハンドル86、88の両方は、それぞれ、上側および下側ブレード82、84の基端から、ブレード82、84に対して鈍角を形成して懸下している。つまり、上側および下側ハンドル86、88は、ブレード82、84から後方または基部方向に懸下している。上側ブレード82から上側ハンドル86が形成する角度は、下側ブレード84から下側ハンドル88が形成する角度より小さい。ハンドル86、88を握り締めると、あるいは、上側ハンドル86を下側ハンドル88の方向に先端側へ押圧すると、ブレード82、84は、その先端部で広がって離れる。従来と同様に、ブレード82、84の分離はその先端で最大となり、基端へ向かって狭くなる。
使用時に、下側ハンドル88のラチェット部98と、ラチェット部と協働する上側ハンドル86の自由端101のエッジ100からなるラチェット手段96によって、広がったブレード82、84の姿勢を膣壁からの内側への圧力に抗して定位置に保持またはロックすることができると好都合である。ラチェット部98は、一連の突起102または歯を備え、下側ハンドル88に直交して後方に延びるハンドルの自由端104に設けられている。開いたブレード姿勢は、膣壁筋の収縮から圧縮状態にある開いたブレード82、84により、上側ハンドル86の自由端のエッジ100を突起102のひとつと係合または接当させることにより保持またはロックされる。
上側および下側ブレード82、84は、ジョイント91のピンおよび孔の構造と、ブレードができている素材の可撓性により、容易に外すことができる。これにより、医師は、ある種の医療器具を入れるために膣口からのより良好なアクセスが必要なときなど、検査および治療中により大きな適応性を得ることができる。この場合、下側ブレード84および上側ブレード82を互いから取り外し、あるいは分解して、ブレードの両方または一方を開創器として使用する。
図15は、図1〜図10に示した補助ブレード10を組み付けた図13の検鏡80を示している。この検鏡80を操作すると、図1〜図10に関連して上述したように、少なくとも一方の検鏡ブレードとの協働により補助ブレード10が広がる。
図16は、図13〜図15に示したものとは別の上側ブレード82aおよびハンドル86aを示し、上側ブレード82aの基端部に組み込まれた煙抜きチューブ110を備えている。
図17〜図19は、図13〜図16の検鏡の別実施例を示し、それはさらに別の上側ブレード82bおよびハンドル86bの構造を備え、分解せずに膣口をさらに拡張させることができる。上側ブレード82bと下側ブレード84との間のヒンジは、可動または浮動ヒンジ89bであり、これは、下側ブレード84のピン90を受ける上側ブレード82bの長尺開口またはスロット120からなるジョイント91bにより形成される。基部開口は、ピン90がスロット120のハンドル端部側に位置するように、下側ブレード84と上側ブレード82bを相対移動させることにより拡大することが理解されよう。この別実施例のラチェット手段は、前述したように、下側ハンドルの自由端104にあるラチェット部98bと、上側ハンドル86bの自由端に設けられ、ラチェット部98bを受けるのに充分な幅を持つ2つ開口122、124からなる。使用時、ブレードの広がり姿勢は、ラチェット手段96bの突起102と一方の開口124のエッジ126との係合により、定位置に保持またはロックされる。大きい基部開口が必要なときには下側の開口122が選択され、逆に、小さい基部開口でよいときは上側の開口124が選択される。ブレードの一方または両方が開創器として使用できるように、そして洗浄しやすいように、上側および下側ブレードを互いから取り外したり、あるいは分解することもできる。
図18は、図1〜図10の補助ブレードが組み付けられた図17の検鏡を示している。
この別実施例の上側ブレードの改変例が図19に示されており、これは、上側ハンドル側の自由端101にある親指支持部128と、例えば、電気外科処置中に膣腔に挿入される煙抜きチューブを保持するために上側ブレード82cの基端部にあるクリップ130とを備えている。このクリップ130は、検鏡の上側ブレード82cに取り付けられる別体の部品であってもよいが、上側ブレード82cと一体形成され、そのブレードから切り取って屈曲させたタブであることが好ましい。検鏡と親指支持部128の構造により、医師が片手でブレードの開口部を調整したり、ブレードを定位置にロックすることを助ける。
図20は、図5および図8の2枚の主ブレード14、16を備えた従来の検鏡12を示しており、従来の検鏡12のブレード14、16を潤滑にするための潤滑手段を備えており、ブレード14、16が患者の膣口に挿入されやすくする。この潤滑手段は、薄膜136によって拘束されたKYゼリー(登録商標)や他の適切な潤滑剤などの潤滑剤134を含有するブリスター132である。このブリスター132は、滅菌した従来の検鏡12を包含するパッケージ138の内側にある。
使用時、医師は、パッケージ138の開封前に、ブレードの先端で薄膜136に圧力をかけることにより、潤滑剤134のブリスター132を破裂させて、潤滑剤134を従来の検鏡12のブレード14、16の先端に塗布する。このように、医師は、従来の検鏡12に潤滑剤を塗布するために指を使う必要がなく、従来の検鏡12はその滅菌パッケージ内で潤滑される。図示はしないが、本発明の潤滑手段は、図7〜図19の検鏡のいずれに用いてもよい。また、ブリスター132は、潤滑剤134の代わりに、あるいはそれと共に、抗生物質クリームやローションのような医薬用または治療用の製品を含有してもよい。
本発明は、パッケージ138内に密封された予め潤滑にされた検鏡のような、検鏡用の別形態の潤滑手段も意図している。前述したように、このように包装された検鏡に、医薬用または治療用の製品を追加的に、あるいは択一的に適用してもよい。
本発明は、添付の請求の範囲および他の記載内容の本質的な特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態で実施することも可能である。例えば、最も広義における本発明は、婦人科用検鏡のみに限定されるものではない。同様に、検鏡の形状、大きさ、素材も特定の状況に応じて選択することができる。
本発明による補助ブレードの(a)内面、及び(b)外面の平面図 基端部から見た図1の補助ブレードのX−X’線断面図 図1の補助ブレードのY−Y’線断面図 図1の補助ブレードのZ−Z’線断面図 上側及び下側主ブレードを有する従来の検鏡に取り付けられ、検鏡の主ブレードが閉じ姿勢にあるときの、図1の2枚の補助ブレードの平面図 図5に対応する平面図であるが、検鏡の主ブレードが開姿勢にあるときの広がって離れた補助ブレードを示した図 検鏡の主ブレードが閉じ姿勢にあるときの図5の補助ブレードと検鏡の配置の側面図 検鏡の主ブレードが開姿勢にあるときの図6の補助ブレードと検鏡の配置の側面図 検鏡の主ブレードが閉じ位置にあるときの図5の従来の検鏡に取り付けられた図1の補助ブレードのZ−Z’線断面図 検鏡の主ブレードが開位置にあるときの図5の従来の検鏡に取り付けられた図1の補助ブレードのZ−Z’線断面図 本発明による改変例の検鏡の斜視図 図1の補助ブレードが組み付けられた図11の検鏡の斜視図 上側ブレードおよびハンドルと下側ブレードおよびハンドルを備えた本発明の検鏡の斜視図 図13の検鏡の下側ブレードおよびハンドルの斜視図 図1の補助ブレードが組み付けられた図13の検鏡の斜視図 図13の検鏡の上側ブレードおよびハンドルの変形例の側部からの斜視図 図13の検鏡の別実施例の側部からの斜視図 図1の補助ブレードが組み付けられた図17の検鏡の側部からの斜視図 図17の検鏡の上側ブレードおよびハンドルの改変例の側部からの斜視図 本発明の潤滑パックを備えた従来の検鏡の斜視図

Claims (26)

  1. 互いに対して相対移動可能で開閉する複数の主ブレードを備えた検鏡用の補助ブレードであって、
    検鏡に取付け可能な固定部と、前記固定部に対して可動のブレード部とを有するとともに、前記ブレード部が前記主ブレードの少なくとも一方と相互作用して、前記主ブレードが開くと拡張位置へ動く形状となっている補助ブレード。
  2. 前記主ブレードが閉じると、後退位置に復帰するよう弾性を有する請求項1に記載の補助ブレード。
  3. ひとつまたは複数の前記主ブレードにおいて、前記主ブレードの凸状外面に対して位置する形状の凹状内面を有する請求項1又は2に記載の補助ブレード。
  4. 前記固定部を含む平面の外側に位置する少なくともひとつの翼部を備えた請求項3に記載の補助ブレード。
  5. 前記固定部から延びる尾根部を有する請求項3又は4に記載の補助ブレード。
  6. 全長に沿う方向を横切る横断面が連続的に湾曲する請求項3〜5の何れか一項に記載の補助ブレード。
  7. 全長に沿う方向を横切る横断面が、少なくともひとつの折り目により分断されて非連続となっている請求項3〜5の何れか一項に記載の補助ブレード。
  8. 全長に沿う方向に延びる平行な折り目を備えた請求項7に記載の補助ブレード。
  9. 前記横断面が、各折り目から延びる2つ以上のほぼ平らな部分を備えている請求項7又は8に記載の補助ブレード。
  10. 固定部と反対側の自由端に向かってほぼテーパー状になっている主要部を有する請求項1〜9の何れか一項に記載の補助ブレード。
  11. 前記固定部に向かってほぼテーパー状になった補助的部分を有する請求項10に記載の補助ブレード。
  12. ネック部が前記固定部を前記ブレード部に結合する請求項10に記載の補助ブレード。
  13. 固定部が、検鏡に取り付け可能であり解放可能な締め付け具を有する請求項1〜12の何れか一項に記載の補助ブレード。
  14. 前記固定部が、検鏡の2箇所以上の位置に取り付け可能である締め付け具を有する請求項1〜13の何れか一項に記載の補助ブレード。
  15. 第1取付位置が第2取付位置より横方向内側である請求項14に記載の補助ブレード。
  16. 前記締め付け具が、検鏡の孔内に係入可能なスタッドである請求項13〜15の何れか一項に記載の補助ブレード。
  17. 前記スタッドが、それぞれ取付位置を形成する2つ以上のくびれ部を有する請求項14又は15に従属する請求項16に記載の補助ブレード。
  18. 横断面が、尾根部とその尾根部と同じ側に位置する2つの翼部とを有する請求項1〜17の何れか一項に記載の補助ブレード。
  19. 前記横断面が前記尾根部の中央長手軸心を中心に左右対称である請求項18に記載の補助ブレード。
  20. 互いに対して相対移動可能で開閉するとともに、請求項1〜19のいずれか一項に記載の少なくとも1枚の補助ブレードが取り付けられる複数の主ブレードを備えた検鏡であって、
    前記補助ブレードが前記主ブレードの少なくともひとつと相互作用して、前記主ブレードが開くと拡張位置へ動くように位置付けられる検鏡。
  21. 前記補助ブレードを検鏡に解放可能に取り付けるための取付手段を有する請求項20に記載の検鏡。
  22. 互いに対して相対移動可能で開閉する複数の主ブレードを備えるとともに、ブレードの少なくともひとつが、これに対して補助ブレードを取り付けるための手段を有しており、その少なくともひとつのブレードの機能的長さを大きくする検鏡。
  23. 前記取付手段が、前記補助ブレードを少なくともひとつの前記ブレードに解放可能に取り付けるよう構成された請求項22に記載の検鏡。
  24. 前記取付手段が前記補助ブレードの一部を受け、これを少なくともひとつの前記ブレードに取り付ける開口を有する請求項22又は23に記載の検鏡。
  25. 前記取付手段が、前記ブレードの機能的長さを変えるための複数の取付位置を形成する複数の前記開口を有する請求項24に記載の検鏡。
  26. 前記開口が前記補助ブレードの一部を受ける溝部を有しており、前記ブレードの機能的長さを変えるべく、前記補助ブレードが前記溝部内で可動である請求項24に記載の検鏡。
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