JP4936922B2 - 中間信号制御装置の模擬装置および更新方法 - Google Patents

中間信号制御装置の模擬装置および更新方法 Download PDF

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Description

この発明は、中間信号制御装置の模擬装置およびその模擬装置を用いた中間信号制御装置の更新方法に関する。
鉄道分野で用いられる信号保安装置の具体例として信号機や,転てつ機,連動装置,中間信号制御装置などが挙げられるが、そのうち信号機や転てつ機は軌道に付設されるのに対し、連動装置や中間信号制御装置は機器室の中に設置される。
機器室は、大抵、駅のうちでも軌道に分岐器や転てつ機の付いている比較的大きな駅に設けられ、軌道に分岐器や転てつ機の付いていない比較的小さな駅には設けられない。
連動装置も中間信号制御装置も軌道回路や他の信号保安装置から列車進入可否に係る情報を入力して信号機の点灯/滅灯に係る制御を行うが、連動装置は信号機に加えて電気転てつ機も制御するのに対し、中間信号制御装置は電気転てつ機の制御を行わない。
本発明の模擬装置および更新方法は、信号機の追加や入替といった信号機更新に伴う中間信号制御装置の更新に役立つものである。
先ず、従来の中間信号制御装置20の具体的な構成を、図面を引用して説明する。図3は、(a)が既設の軌道10に沿った信号機配置の概要図、(b)が信号制御システムの概要図、(c)が中間信号制御装置20の概要ブロック図、(d)が中間信号制御装置20等の構成図である。
軌道10は(図3(a)参照)、例えばA駅とB駅とC駅とをその順に繋ぐ既存の軌道であり、その軌道10には、分岐器を作動させる電気転てつ機11や、三個や五個など適宜個数の信号灯12を装備した信号機が付設されている。信号機は、駅の大小や分岐器の有無にかかわらず、列車有無の検出単位である軌道回路の区間(例えば特許文献1参照)などの適宜な区間毎に設置されている。これに対し、電気転てつ機11は、A駅やC駅の付近に存在する分岐器のところには設置されているが(図ではA駅を含む範囲AやC駅を含む範囲Cを参照)、分岐器の存在しないB駅やその近くには設置されていない(図ではB駅からA駅寄りの範囲BaやB駅からC駅寄りの範囲Bcを参照)。また、比較的大きなA駅やC駅には機器室が設けられるが、それらの中間に位置する小さなB駅には機器室が設けられない。
A駅の機器室14には(図3(b)参照)、A駅中心の範囲Aに属する幾つかの電気転てつ機11と多数の信号灯12とを制御する連動装置15が設置されるとともに、A駅寄りの範囲Baに属する多数の信号灯12を制御する中間信号制御装置20も設置される。図示は割愛したが、C駅の機器室には、範囲C用の連動装置と、範囲Bc用の中間信号制御装置とが、設置される。
中間信号制御装置20は(図3(b)参照)、室外ケーブル13にて範囲Baの信号灯12と接続され、室外ケーブル13を介して信号灯12に制御信号を送出するようになっている。室外ケーブル13は、少なくとも一対の電線を含んでいて、大抵、一つの信号灯12に一本ずつ敷設され、機器室14から信号灯12までの距離に対応して長いものでは長さが3kmや4kmに達する。
また、中間信号制御装置20は(図3(c)参照)、機器室14の中で、駅装置の主架に相当する電子端末架30と、入出力結合架に相当する機器架40とに、分けて設置される。電子端末架30搭載部分と機器架40搭載部分とは、電子端末架30側コネクタ23と機器架40側コネクタとを具えた室内ケーブル22にて接続され、機器架40搭載部分は、他の室内ケーブルと配電盤28と上記の室外ケーブル13を介して、遠隔の信号灯12に接続されている。また、中間信号制御装置20は、図示は割愛したが、機器室14の連動装置15や軌道10の軌道回路から列車進入可否に係る情報を随時入力するようになっている他、上位の信号論理架から必要に応じてプログラムをダウンロードするようにもなっている。
さらに、中間信号制御装置20は(図3(d)参照)、一つの制御部31と複数の信号灯制御ユニット32と一つのトランス42と複数のトランス43とを具えているが、そのうち制御部31と信号灯制御ユニット32は電子端末架30に搭載され、トランス42,トランス43は機器架40に搭載されている。
制御部31は、プログラマブルなマイクロプロセッサやデジタルシグナルプロセッサ等からなり、列車進入可否に係る情報に基づいて信号灯12の制御信号の元の二値論理信号を生成するようになっている。
信号灯制御ユニット32は、例えばDC12Vの二値論理信号から例えばAC100Vの制御信号を生成するために、制御部31から受けた二値論理信号に応じてオンオフするソリッドステートリレーSSRを具えているが、この例では耐圧確保等のためソリッドステートリレーSSRが二段接続されており、オン状態では室内ケーブル22のパワーラインPと室内ケーブル22のシグナルラインSのうち該当するものとを短絡させることにより制御信号の電圧値をAC100Vにし、オフ状態では両ラインP,Sを遮断することによって制御信号の電圧値を0Vにする。このような信号灯制御ユニット32には、制御信号の電圧値を検出する電圧検出計Vと、制御信号の電流値を検出する電流検出計Iも、設けられている。パワーラインPから該当シグナルラインSへ至るラインに対して電圧検出計Vは並列接続されるので電圧降下を生じないが、電流検出計IとソリッドステートリレーSSRは直列に介挿接続されるので多少の電圧降下を生じるものとなっている。なお、室内ケーブル22の該当シグナルラインSと共通のコモンラインMとに接続されるサージアブソーバや抵抗なども必要に応じて信号灯制御ユニット32に組み込まれる。
トランス42は、交流の電源41から制御信号生成用の交流たとえばAC110Vを生成して、それを室内ケーブル22のパワーラインP経由で信号灯制御ユニット32に供給するものである。
トランス43は、室内ケーブル22のシグナルラインSにて信号灯制御ユニット32と一対一で接続され、該当シグナルラインSを介して受けた制御信号を配電盤28と室外ケーブル13を介して信号灯12に送出するものである。
トランス42もトランス43も、電圧調整可能な絶縁トランスからなり、例えばタップ選択にて一次側と二次側との電圧比を或る程度なら変更できるようになっている。
なお、信号灯12はLED信号を図示したが電球のものも多い。
このような中間信号制御装置20にあっては、実稼動に先立ち、トランス42,43について一つずつ電圧調整が行われる。上述のように室外ケーブル13が長くなりがちで、それによる電圧降下がケーブル毎に異なるうえ例えば15Vや20Vと過大になることもしばしばであり、それをトランス43の電圧調整で補償することが必要なためである。
トランス43の電圧調整は、信号灯12の印加電圧を作業者が計測して別の作業者に連絡し、連絡を受けた作業者が該当トランス43のタップ調整を行う、といった手順で遂行される。そのため、信号灯12の個数が多いと手間が掛かる。
調整が済んで確認試験が開始されると、中間信号制御装置20では、制御部31のプログラム実行によって、範囲Baに属する軌道回路や,その近くの軌道回路,機器室14の連動装置15,範囲Baに設置されたATSP地上子などから列車進入可否情報が収集され、その情報に基づき点灯か滅灯かの二値論理信号が生成されて信号灯制御ユニット32に送出される。また、信号灯制御ユニット32によって、二値論理信号に応じた制御信号が生成され、これが点灯であれば例えばAC100Vの信号となってトランス43と配電盤28と室外ケーブル13を介して信号灯12に印加される。その際、室外ケーブル13での電圧降下が該当トランス43によって補償されることから、何れの信号灯12も、点灯時には、設計に叶った適切な電圧たとえばAC100Vの制御信号によって駆動されるので、規定に適った適切な光度で点灯する。
こうして確認試験が済んだら実稼動が開始される。
次に、信号機更新に伴う中間信号制御装置20の更新方法を説明する。中間信号制御装置20の更新に先立って機器室14に別の中間信号制御装置や切換スイッチ専用架を追加設置できる場合は公知の手法で良いが(例えば特許文献2参照)、それが叶わないことも多く、この場合に機器室14の既設電子端末架30や既設機器架40の内部の拡張余地を利用して行われている従来の更新方法について、図面を引用して説明する。図4は、(a)が既設の軌道10と新設の軌道50とに沿った信号機配置の概要図、(b)が中間信号制御装置20の既設部分と中間信号制御装置更新部分60等の構成図である。
例えばB駅のところの軌道10を新たな軌道50に変更する場合(図4(a)参照)、暫くは既設の軌道10で列車運行を継続しながら、軌道50を並設するとともに、適宜個数の信号灯51を装備した信号機を軌道50に沿って適宜な区間毎に設置する。なお、信号灯51は信号灯12と同じで良いが既存品と区別するため別の符号を付している。
また(図4(b)参照)、信号灯51のうちA駅寄りの範囲Daに属するものを中間信号制御装置20で制御するため、中間信号制御装置20に中間信号制御装置更新部分60を増設する。繰り返しとなる説明は割愛するが、範囲Dcの信号灯51についても同様にC駅の機器室に中間信号制御装置更新部分が増設される。
中間信号制御装置更新部分60は、信号灯制御ユニット32と同じ信号灯制御ユニット61と、室内ケーブル22と同様にコネクタ63,64の付いた室内ケーブル62と、電源41やトランス42と同じ電源65やトランス66と、トランス43と同じトランス67と、配電盤28と同様の配電盤68とからなる。信号灯制御ユニット61とトランス67の組は信号灯51と同数だけ追加されるが、交流電源65やトランス66はトランス42や交流電源41の流用も可能である。
このような中間信号制御装置更新部分60は、新たな架に設置されるのでなく、電子端末架30と機器架40とに分けて設置される。
具体的には、電子端末架30のうち拡張用に確保されていた空き部分に信号灯制御ユニット61が設置され、機器架40のうち拡張用に確保されていた空き部分にトランス66,67が設置される。そして、信号灯制御ユニット61と室内ケーブル62とトランス66,67と配電盤68とが、上述した信号灯制御ユニット32と室内ケーブル22とトランス42,43と配電盤28と同様に、接続される。
さらに、各信号灯51と配電盤68とが室外ケーブル13同様の室外ケーブル52で接続されて、信号灯制御ユニット61とトランス67と信号灯51とが一つずつ組になる。その他、軌道50の軌道回路から列車進入可否に係る情報を入力する拡張もなされる。
各部の設置と接続が済むと、中間信号制御装置更新部分60についても、トランス66,67について一つずつ上述の電圧調整が行われるが、その際、制御部31に信号現示試験プログラムが例えばダウンロードにてインストールされる。
一方、軌道10で列車が運行されている間は、信号灯制御ユニット32の制御プログラムを制御部31にインストールしておかなければならない。
そのため、中間信号制御装置更新部分60のトランスに係る電圧調整の作業は、中間信号制御装置更新部分60が列車運行の未だない軌道50の信号灯51を制御するものであっても、既設の軌道10で列車運行のない夜間などに限って、行われていた。
特開2000−168554号公報 特開2005−212532号公報
しかしながら、このような従来の中間信号制御装置の更新方法では、既設軌道での列車運行停止時間が短いと、中間信号制御装置更新部分の電圧調整が捗らないため、確認試験の開始が不所望に待たされてしまう。
これに対しては、中間信号制御装置更新部分の電圧調整が既設軌道での列車運行と並行して行えるよう、中間信号制御装置の模擬装置を導入することが考えられるが、それには、電圧調整に適う模擬信号を生成することが要請されるうえ、新たな架を専用に割り当てなくても済むようコンパクト実装に叶うことも要請される。
そこで、中間信号制御装置更新部分の電圧調整に好適で而もコンパクトな模擬装置を実現することが技術的な課題となる。
また、その模擬装置を用いることによって電圧調整が何時でも行える中間信号制御装置の更新方法を実現することも更なる課題となる。
本発明に係る中間信号制御装置の模擬装置は(解決手段1)、上記の技術課題を解決するために創案されたものであり、鉄道用の信号機に加え電気転てつ機も制御する連動装置と同じ機器室に設置されて信号機は制御するが電気転てつ機は制御しない中間信号制御装置が電子端末架搭載部分の信号灯制御ユニットで生成してそこから室内ケーブルにて機器架搭載部分の電圧調整可能なトランスへ送出する制御信号に似せた模擬信号を生成する中間信号制御装置の模擬装置であって、前記模擬信号の採りうる二値状態のうち何れか一方を手動で設定する操作スイッチと、前記制御信号に係る前記信号灯制御ユニットでの電圧降下と等価な電圧降下を前記模擬信号に生じさせる電圧降下模擬回路とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る中間信号制御装置の模擬装置は(解決手段2)、上記解決手段1の模擬装置であって、前記信号灯制御ユニットがソリッドステートリレーにて前記制御信号の電圧値を切り替えるとともに電流検出計にて前記制御信号の電流値を検出するものであることに対応して、前記電圧降下模擬回路が、前記ソリッドステートリレーの順方向電圧降下を模擬する模擬ダイオードと、前記電流検出計の抵抗と等価な模擬抵抗とを具備していることを特徴とする。
さらに、本発明に係る中間信号制御装置の更新方法は(解決手段3)、上記解決手段1,2のうち何れかの模擬装置を用いる更新方法であって、具体的には、軌道に付設された鉄道用の信号機を更新するに際して前記信号機の制御を担う中間信号制御装置も更新する中間信号制御装置の更新方法において、前記信号機のうち新規設置分と前記中間信号制御装置のうち機器架搭載部分の電圧調整可能なトランスとを室外ケーブルにて接続するとともに、上記解決手段の模擬装置と前記トランスとを室内ケーブルにて接続して、前記模擬装置から前記トランスを介して前記の新規設置分の信号機へ模擬信号を送出しながら前記トランスに係る電圧調整を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る中間信号制御装置の更新方法は(解決手段4)、上記解決手段3の更新方法であって、前記中間信号制御装置のうち電子端末架搭載部分の信号灯制御ユニットに係る設備更新を前記電圧調整に先行して又は並行して行うことを特徴とする。
このような本発明に係る中間信号制御装置の模擬装置にあっては(解決手段1)、操作スイッチを手動操作することで模擬信号の値を所望の値に切り替えることができるうえ、電圧降下模擬回路を具備したことによって、模擬信号の電圧降下が信号灯制御ユニットでの電圧降下と等価なものにされることから、制御信号の代わりに模擬信号を使用して中間信号制御装置更新部分の電圧調整を行ってから本来の制御信号を使用しても再調整が要らないので、電圧調整に適う模擬信号が生成される。しかも、模擬信号の電圧降下を担う電圧降下模擬回路は、電圧降下機能さえ果たせば良いので、小形化が容易である。
したがって、この発明によれば、中間信号制御装置更新部分の電圧調整に好適で而もコンパクトな模擬装置を実現することができる。
また、本発明に係る中間信号制御装置の模擬装置にあっては(解決手段2)、電圧降下模擬回路の具現化に際して、ソリッドステートリレーより小さいダイオードや、電流検出計より小さい抵抗が採用されているので、電圧降下模擬回路が確実に小形化される。
したがって、この発明によれば、中間信号制御装置更新部分の電圧調整に好適で而もコンパクトな模擬装置を確実に実現することができる。
さらに、本発明に係る中間信号制御装置の更新方法にあっては(解決手段3)、中間信号制御装置更新部分のうちの機器架搭載部分から新たな信号灯までの接続を済ませたら、機器架搭載部分のトランスに上記の模擬装置を仮接続して模擬装置から模擬信号を送出しながらトランスに係る電圧調整が行われる。
このように上記解決手段の模擬装置を用いてトランスの電圧調整が行われるようにしたことにより、中間信号制御装置更新部分のうち信号灯制御ユニットが電子端末架に搭載されていようといまいと何時でも、さらには中間信号制御装置の既設部分が実稼動していようといまいと何時でも、中間信号制御装置更新部分の電圧調整を行うことができる。
したがって、この発明によれば、上記模擬装置を用いることによって電圧調整が何時でも行える中間信号制御装置の更新方法を実現することができる。
また、本発明に係る中間信号制御装置の更新方法にあっては(解決手段4)、中間信号制御装置のうち電子端末架搭載部分の信号灯制御ユニットに係る設備更新が電圧調整より先に又は同時に行われるため、電圧調整が済めば直ちに確認試験に移行することができるので、実稼動までの時間が大幅に短縮される。
このような本発明の中間信号制御装置の模擬装置および更新方法について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)を具現化したものであり、図2に示した実施例2は、上述した解決手段4(出願当初の請求項4)も具現化したものである。
なお、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
本発明の中間信号制御装置の模擬装置の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)が中間信号制御装置の模擬装置70の構成図、(b)が模擬ユニット73の正面図、(c)が模擬ユニット73の右側面図、(d)が携帯ブロック76の斜視図である。
模擬装置70は(図1(a)参照)、信号灯51と同数の信号灯制御模擬回路71を具えたものであり、信号灯制御模擬回路71は、中間信号制御装置更新部分60のうち信号灯制御ユニット61を一時的に代行するものであり、信号灯制御ユニット61で生成されて室内ケーブル62のシグナルラインSを介してトランス67へ送出される制御信号に似せた模擬信号を生成するようになっている。具体的には、その模擬信号の採りうる二値状態のうち何れか一方を手動で設定する操作スイッチSWと、信号灯制御ユニット61において制御信号の生成時に生じる電圧降下と等価な電圧降下を模擬信号に生じさせる電圧降下模擬回路(Ds+R)とが、それぞれの信号灯制御模擬回路71に設けられている。必要に応じて、ラインS,Mに接続したサージアブソーバZも、設けられる。
電圧降下模擬回路(Ds+R)は、ソリッドステートリレーSSRの順方向電圧降下を模擬する模擬ダイオードDsと、電流検出計Iの抵抗と等価な模擬抵抗Rとを、直列接続した回路からなる。模擬ダイオードDsは、この例では交流を流すため、反対向きで並列接続されたダイオード対が基本単位にされ、それが電圧降下に必要なだけ直列接続されたものとなっている。
このような模擬装置70は、電子端末架30や機器架40に搭載されることなく、例えば八個の信号灯制御模擬回路71を箱体に納めた模擬ユニット73や(図1(b),(c)参照)、例えば三個の模擬ユニット73を連結して把手を付けた携帯ブロック76などに纏められる。模擬ユニット73では、操作スイッチSW1〜SW8が前面に配置され、室内ケーブル62のコネクタ63に適合したコネクタ74が背面に配されている。
この実施例1の模擬装置70を用いて行う中間信号制御装置の更新方法について、図面を引用して説明する。図1(a)は、中間信号制御装置20の既設部分と中間信号制御装置更新部分60の機器架搭載部分と模擬装置70の構成図である。
この更新方法でも、従来同様、既設の軌道10に付設した信号機の信号灯12を中間信号制御装置20で制御している状態から(図3参照)、軌道10の一部を新たな軌道50に変更するに伴って中間信号制御装置20に中間信号制御装置更新部分60を追加して切替可能状態を作り出すのであるが(図4参照)、その途中で模擬装置70を使用して電圧調整の作業を行うことが従来と相違する(図1参照)。すなわち、信号灯51を装備した信号機が軌道50に付設され、中間信号制御装置更新部分60のうちトランス66,67が機器架40に搭載され、信号灯51とトランス67とが配電盤68と室外ケーブル52とで接続されたら、信号灯制御ユニット61が電子端末架30に設置されるのを待たずに、模擬装置70を用いてトランス67の電圧調整作業が行われる。
この電圧調整作業では、電子端末架30に搭載された信号灯制御ユニット61でなく、模擬装置70の信号灯制御模擬回路71が、室内ケーブル62にて機器架40の電圧調整可能なトランス67に接続される。模擬装置70は小さくて例えば架間の隙間等に一時設置しても邪魔にならないので、機器室14に新たな架を設ける必要は無い。
この場合も、トランス66,67について一つずつ電圧調整が行われ、トランス67の電圧調整は、信号灯51の印加電圧を作業者が計測して別の作業者に連絡し、連絡を受けた作業者が該当トランス67のタップ調整を行う、といった手順で遂行されるが、この場合は、模擬装置70からトランス67を介して新規設置分の信号機の信号灯51へ模擬信号を送出しながらトランス67に係る電圧調整が行われる。
また、この場合は、制御部31を含む中間信号制御装置20の既設部分に対し、中間信号制御装置更新部分60も模擬装置70も、未だ結合されていないので、中間信号制御装置20の稼動状態にかかわらず何時でも自由に模擬装置70と中間信号制御装置更新部分60を動作させることが許される。そのため、既設の軌道10で列車運行がなされていようといまいと何時でもトランス66,67の電圧調整が行える。
さらに、その電圧調整に際してトランス67への送出信号の値を設定や変更することが必要になったときには、作業者は、模擬装置70の信号灯制御模擬回路71の操作スイッチSWのうち該当するものを手動操作することで、容易に作業を進められる。
操作スイッチSWをオフ(開,遮断)にしたときにはトランス67の一次側には電圧が印加されないが、操作スイッチSWをオン(閉,短絡)にすると、トランス66の二次側と室内ケーブル62のパワーラインPと操作スイッチSWと電圧降下模擬回路(Ds+R)と室内ケーブル62の該当シグナルラインSと該当トランス67の一次側とが導通して、そこに模擬信号の電流が流れる。トランス66の出力する制御信号生成用の交流が例えばAC110Vであるとすると、電圧降下模擬回路(Ds+R)での電圧降下たとえば10Vが減じられるので、該当トランス67にはAC100Vが印加される。この模擬信号の電圧は、信号灯制御ユニット32,61がトランス43,67に送出する制御信号の電圧とほぼ同じであり、負荷変動等による電流変動時にも同様に変動する。そのため、模擬装置70を使用しても、信号灯制御ユニット61を使用したに等しいほど適切に、電圧調整がなされる。
こうして、トランス66,67の総てに電圧調整が施されて、中間信号制御装置更新部分60に係る電圧調整の作業が速やかに完了する。
そして、電圧調整が済むと、模擬装置70が取り外される。それから、電子端末架30に信号灯制御ユニット61が装備され、それに室内ケーブル62のコネクタ63が接続されて、確認試験の準備が調う。確認試験以降は従来同様なのでその説明は割愛するが、先行の電圧調整作業が速やかに完了するので、確認試験以降の作業を前倒しして早めに開始することができる。
本発明の中間信号制御装置の更新方法に係る実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図2は、中間信号制御装置20の既設部分と中間信号制御装置更新部分60と模擬装置70の構成図である。
この更新方法が上述した実施例1のものと相違するのは、中間信号制御装置更新部分60のうち信号灯制御ユニット61を電子端末架30に搭載する作業が機器架40搭載のトランス67の電圧調整に先行して又は並行して行われる点である。
この場合、信号灯制御ユニット61が電子端末架30に搭載されて制御部31の制御を受ける態勢をとるが、トランス67の電圧調整が済むまでは室内ケーブル62のコネクタ63が信号灯制御ユニット61でなく模擬装置70の信号灯制御模擬回路71に接続されているので、模擬装置70を使用した電圧調整作業が滞りなく遂行される。
そして、電圧調整が済んだら、室内ケーブル62のコネクタ63を模擬装置70から外して電子端末架30に接続し直せば、確認試験を行う準備が調う。
確認試験は制御部31のプログラムを入れ替えれば何時でも行うことができる。
本発明の中間信号制御装置の模擬装置および更新方法の適用は、上記の実施例で示した軌道変更による信号機更新に伴う中間信号制御装置の更新に限られる訳でない。例えば、既存の軌道はそのままにして、その軌道に信号機を増設するときや、軌道に沿って信号機を移設するときなどにも、信号機更新に伴って中間信号制御装置を更新する場合、本発明は適用可能であり有効である。
本発明の実施例1について、中間信号制御装置の模擬装置の構成とそれを用いた中間信号制御装置の更新方法を示し、(a)が中間信号制御装置とその模擬装置の構成図、(b)が模擬ユニットの正面図、(c)が模擬ユニットの右側面図、(d)が携帯ブロックの斜視図である。 本発明の実施例2について、中間信号制御装置とその模擬装置の構成図である。 従来の中間信号制御装置について、(a)が軌道に沿った信号機配置の概要図、(b)が信号制御システムの概要図、(c)が中間信号制御装置の概要ブロック図、(d)が中間信号制御装置等の構成図である。 従来の中間信号制御装置の更新方法について、(a)が軌道に沿った信号機配置の概要図、(b)が中間信号制御装置等の構成図である。
符号の説明
10…軌道(既設線路)、11…電気転てつ機、12…信号灯(信号機)、
13…室外ケーブル(遠隔)、14…機器室(A駅)、15…連動装置、
20…中間信号制御装置、22…室内ケーブル、23,24…コネクタ、
28…配電盤、30…電子端末架(駅装置の主架)、31…制御部(プログラム)、
32…信号灯制御ユニット、40…機器架(入出力結合架)、
41…電源(AC110V)、42,43…トランス(調整タップ付)、
50…軌道(新規線路)、51…信号灯(信号機)、52…室外ケーブル(遠隔)、
60…中間信号制御装置更新部分、61…信号灯制御ユニット、
62…室内ケーブル、63,64…コネクタ、65…電源(AC110V)、
66,67…トランス(調整タップ付)、68…配電盤、
70…模擬装置(中間信号制御装置の模擬装置)、71…信号灯制御模擬回路、
73…模擬ユニット、74…コネクタ、76…携帯ブロック、
SSR…ソリッドステートリレー、V…電圧検出計、I…電流検出計、
SW…操作スイッチ、Ds…模擬ダイオード、R…模擬抵抗

Claims (4)

  1. 鉄道用の信号機に加え電気転てつ機も制御する連動装置と同じ機器室に設置されて信号機は制御するが電気転てつ機は制御しない中間信号制御装置が電子端末架搭載部分の信号灯制御ユニットで生成してそこから室内ケーブルにて機器架搭載部分の電圧調整可能なトランスへ送出する制御信号に似せた模擬信号を生成する中間信号制御装置の模擬装置であって、前記模擬信号の採りうる二値状態のうち何れか一方を手動で設定する操作スイッチと、前記制御信号に係る前記信号灯制御ユニットでの電圧降下と等価な電圧降下を前記模擬信号に生じさせる電圧降下模擬回路とを備え
    更に、前記信号灯制御ユニットがソリッドステートリレーにて前記制御信号の電圧値を切り替えるとともに電流検出計にて前記制御信号の電流値を検出するものであることに対応して、前記電圧降下模擬回路が、前記ソリッドステートリレーの順方向電圧降下を模擬する模擬ダイオードと、前記電流検出計の抵抗と等価な模擬抵抗とを具備していることを特徴とする中間信号制御装置の模擬装置。
  2. 軌道に付設された鉄道用の信号機を更新するに際して前記信号機の制御を担う中間信号制御装置も更新する中間信号制御装置の更新方法において、
    前記信号機のうち新規設置分と前記中間信号制御装置のうち機器架搭載部分の電圧調整可能なトランスとを室外ケーブルにて接続するとともに、
    鉄道用の信号機に加え電気転てつ機も制御する連動装置と同じ機器室に設置されて信号機は制御するが電気転てつ機は制御しない中間信号制御装置が電子端末架搭載部分の信号灯制御ユニットで生成してそこから室内ケーブルにて機器架搭載部分の電圧調整可能なトランスへ送出する制御信号に似せた模擬信号を生成する中間信号制御装置の模擬装置であって、前記模擬信号の採りうる二値状態のうち何れか一方を手動で設定する操作スイッチと、前記制御信号に係る前記信号灯制御ユニットでの電圧降下と等価な電圧降下を前記模擬信号に生じさせる電圧降下模擬回路とを備えた中間信号制御装置の模擬装置と前記トランスとを室内ケーブルにて接続して、
    前記模擬装置から前記トランスを介して前記の新規設置分の信号機へ模擬信号を送出しながら前記トランスに係る電圧調整を行うことを特徴とする中間信号制御装置の更新方法。
  3. 軌道に付設された鉄道用の信号機を更新するに際して前記信号機の制御を担う中間信号制御装置も更新する中間信号制御装置の更新方法において、前記信号機のうち新規設置分と前記中間信号制御装置のうち機器架搭載部分の電圧調整可能なトランスとを室外ケーブルにて接続するとともに、請求項1に記載された模擬装置と前記トランスとを室内ケーブルにて接続して、前記模擬装置から前記トランスを介して前記の新規設置分の信号機へ模擬信号を送出しながら前記トランスに係る電圧調整を行うことを特徴とする中間信号制御装置の更新方法。
  4. 前記中間信号制御装置のうち電子端末架搭載部分の信号灯制御ユニットに係る設備更新を前記電圧調整に先行して又は並行して行うことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載された中間信号制御装置の更新方法。
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