JP4933443B2 - サービスエリア境界領域でのパケット・データ・サービスをサポートする方法と装置 - Google Patents

サービスエリア境界領域でのパケット・データ・サービスをサポートする方法と装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般的には、移動機(移動局、移動端末)へのパケット・データ・サービスの提供に関し、特に、無線通信ネットワーク内のサービスエリアの境界領域におけるパケット・データ・サービスの提供に関する。
無線通信ネットワークの世界において、人は、ある場合には、発展的変化のことを「進化的変化」だと考え、ある場合には、この発展的変化のことを「革命的変化」と考える。「進化的変化」(evolutional change)という場合には、典型的には、既存の能力と既存のプロトコルを基礎にして発展構築されたものであり、通常の場合、後方互換性が確保されている。これに対して、「革命的変化」(revolutional change)という場合には、典型的には、かつて存在したものとは別物であり、往々にして、既存の規格とは互換性がない。既存のものを単に発展させたものという弱点や互換性がないという弱点は、通常の場合、簡単には達成不可能な性能や効率改善のもので、しかも、後方互換性を同時に有する物の出現で相殺される。
一般的な意味では、cdma2000の技術には、上で述べた「進化的」技術と「革命的」技術が混在している。このことを具体的に言えば、例えば、古い型のIS−95Bネットワーク規格(cdmaOneでの規格)では、回路交換型の音声サービスとデータサービスをサポートするフォワードリンクで使用されていた専用チャネルは低速であったが、後方互換性という点では、cdma2000ネットワーク規格では、「フォワード基本チャネル」(F−FCH,Forward Fundamental Channel)と呼ばれる、その古い型の低速チャネルをフォワードリンク用のチャネルとして引き継いでいる。さらに、cdma2000ネットワークでは、この低速チャネルも、その典型的なデータレートが9.6kbpsに限定されてはいるが、回路交換、パケット交換サービス用に使用されている。
cdma2000では、上で述べた古い型のIS−95Bチャネルに対して、革命的チャネルと言える新型の「フォワード補助チャネル」(F−SCH,Forward Supplemental Channel)をフォワードリンク用の専用チャネルとして使用している。cdma2000では、高速のパケット・データ・サービスをサポートするために、必要であれば、1つまたはそれ以上のF−SCHを移動機に割り当てている。このF−SCHは、500kbps以上のパケット・データ・レートでのサポートが可能で、「ソフトハンドオフ」動作の実行にも使えるという長所がある。つまり、F−SCHを使用して任意の移動機にパケット・データ・トラフィックの伝送を行う場合、その任意の移動機が現在接続されているハンドオフ元となるソースの基地局(BS,Base Station)から、BS同士を通信可能にリンクさせるサイドホールリンクを介して、その任意の移動機の近隣に存在する、1つまたはそれ以上の基地局に対してパケット・データ・トラフィックを伝送することが可能である。制御用インタオペラビリティ標準(IOS,Interoperability Standard)では、このサイドホールリンクをA3/A7インターフェースとして定義している。
ソースとなる基地局と任意の移動機との間で、あるF−SCHを使用してのデータサービス提供が行われているという状態で、ソフトハンドオフが始まった場合には、そのソースとなる基地局のサービスエリアとターゲット(切り換え先)基地局サービスエリアとの間の境界領域内にその移動機が移動したことを受けて、今度は、別のF−SCHが、移動機とその近隣のターゲット基地局との通信に使われることになる。つまり、まず、ソースとなる基地局は、ハンドオフ先となるターゲット基地局に対して、その移動機のためにF−SCHを使用した接続の確立要求を出し、その要求をターゲット基地局が受け入れた場合には、ソースとなる基地局は、A3/A7サイドホールを介して、移動機のためのパケット・データ・トラフィックの送信を開始し、その送信が行われている間に、今度は、移動機とターゲット基地局との間に、新しく割り当てられたF−SCHを使った送信がターゲット基地局から移動機に対して始まることになる。
従って、ソースとなる基地局は、少なくとも一時的に、それまでのF−SCHを使用してパケットデータの送信を継続するので、移動機は、ソースとなる基地局と新しく割り当てられたターゲット基地局の両方からパケットデータを受信することになる。勿論、移動機が元の発信基地のほうに戻る場合には、ターゲット基地局がF−SCHとの接続を切断することになる。逆に、移動機がソースとなる基地局からさらに遠くに移動する場合には、ソースとなる基地局は、F−SCHとの接続を切断する。但し、ソースとなる基地局は、サイドホールリンクを介して、必要な限り、パケットデータの送信を継続する。
cdma2000ネットワークにおいて、F−SCHが、達成可能な限度までパケット・データ・レートを引き上げれば、それだけ、弱点も増えて、F−SCHとして、欠点なしの存在ではなくなる。F−SCHは、例えば、ネットワークリソース(ネットワーク資源)の利用という点では、必ずしも、有効とは言えない。例えば、F−SCHによるデータレートを引き上げれば、それだけ多くのCDMAの拡張コード資源を必要とし、そのために、他のユーザが使えるコードを減少させる結果となり、さらに、多くのフォワードリンク用の送信電力を必要とし、その結果、他のユーザが使える電力を減少させる結果となる。このために、cdma2000規格の新改訂では、新型のフォワードリンク用のパケットデータチャネルを定義することで、効率的な高速のパケットデータチャネルを提供する必要性を挙げており、そのチャネルの例として、フォワード・パケット・データ・チャネル(F−PDCH,Forward Paket Data Channel)がある。
動的に維持されている伝送スケジュールに従って、時分割方式を採用すれば、多数のユーザを、1つのF−PDCHに割り当てることが可能で、1つのF−PDCHを使用して比較的多数のユーザにパケットデータを高いデータレートで提供できる。このために、専用F−SCHを、高速パケット・データ・サービスを望んでいる各ユーザに個別に割り当てる必要が無くなる。また、F−PDCHは、データレート制御型のチャネルであり、F−SCHのように電力制御型チャネルではない。
具体的には、F−PDCHは、RBS(無線基地局、Radio Base Station)で使用可能な送信電力であれば、その電力が、専用チャネル、放送チャネル、制御チャネル、パイロットチャネルに割り当てた後の、「残り送信電力」であるかないかに関係なく、その電力を使用して、データを伝送する。F−PDCHが、最高のデータレート(Data Rate)で各移動局にデータサービスを提供できるように、移動機の特別な受信状態に応じて送信電力が供給され、これに対して、各移動機は、高速(例えば、800 Hz)で、CQI(チャネル品質インディケータ、Channel Quality Indicator)をRBSに返送してくる。その後、RBSは、そのCQIを受信するとすぐに、F−PDCHを介して、個別の移動機に送信するための個別のデータレートを設定する。
F−PDCHのような高度の技術を採用する結果として、二つの大きな利点が得られる。その一つは、F−PDCHを使用することで、専用のF−SCHに較べて、より高いパケット・データ・サービスが提供できること、および、専用のF−SCHに較べて、より効率的なネットワーク資源の使用が可能となることである。しかし、F−PDCHを採用することで、1つまたはそれ以上の問題がある。
その第一の問題は、既存のIOSには、違った基地局間における、F−PDCHのハンドオフについては何も規定していないことである。各RBS(無線基地局)がF−PDCHをサポートすると仮定した場合に、同じ基地局制御装置の制御の元で動作している、異なったRBS間でのF−PDCHのハンドオフが可能であることに注意する必要がある。その第二の問題は、任意のネットワークにおいて、必ずしも、全部のRBSがF−PDCHをサポートする構成を採用していないがために、能力が混在した別の違ったサービスエリアが発生することである。つまり、隣接する2つのサービスエリアの両方がF−SCHによるパケット・データ・サービスをサポートし、その2つのサービスエリアうちの1つだけが、F−PDCHによるパケット・データ・サービスをサポートするというようなことが発生する。
第一の例では、ソースとなる基地局とターゲット基地局との間の境界領域において、F−PDCHを使用したパケット・データ・サービスが継続されないということが起こる。その理由は、ソースとなる基地局とターゲット基地局との間に、A3/A7サイドホールリンクを介して、パケット・データ・トラフィックを共同で移動局に提供するという定義付けされたメカニズムがないからである。第二の例では、ソースとなる基地局とターゲット基地局との間の境界領域において、F−PDCHを使用したパケット・データ・サービスが継続されないということが起こる。その理由は、単純にターゲット基地局がF−PDCHをサポートしていないからである。この両方の例において、境界領域に移動する、あるいは、境界領域を通過する移動局に高いパケット・データ・レートでのサービスの提供をいかにして継続させるかという問題が解決されていない。
本発明は、移動機が基地局サービス境界内に存在しているとき、移動機がその境界を通過するとき、移動機が共通パケットデータチャネルのサービス境界に存在しているとき、その境界を通過するときに、パケット・データ・サービスを継続的に提供するために、共通パケットデータチャネルと専用パケットデータチャネルとの間の切り換えを行うことにより、移動機へのパケット・データ・サービスをサポートする方法と装置を含む。本発明によれば、移動機が共通パケットデータチャネルのハンドオフをサポートしていないか、あるいは、共通パケットデータチャネルサービスを提供していない隣接サービスエリアを有する第一サービスエリアの境界領域に移動すると、任意の移動機へのデータサービスの提供に使用されるチャネルが、共通パケットデータチャネルから専用パケットデータチャネルに切り換えられる。例えば、チャネルとチャネルとの間の切り換えは、第一または隣接サービスエリアが移動機に対して、より良好な受信信号品質を提供するかかどうかの決定、共通チャネルサービスまたは専用チャネルサービスを提供することによりネットワーク資源が有効に使われているかどうかの決定、共通チャネルサービスまたは専用チャネルサービスが移動機に対してより良好なサービスを提供しているかどうかの決定のうち、少なくとも1つの決定に応じて実行される。
実施形態の1つによれば、本発明は、無線通信ネットワーク内の第一サービスエリアでの共通パケットデータチャネルを使用しての移動機に対するサービスに基づいて移動機にパケット・データ・サービスを提供する方法、移動機が第一サービスエリアの境界内に存在していることを検知したことを受けて、移動機とのパケットデータトラフィック通信で使用されるチャネルを共通パケットデータチャネルから専用パケットデータに切り換える方法を含む。境界領域は、共通パケットデータチャネルを全くサポートしないか、あるいは、共通パケットデータチャネルのハンドオフをサポートする他の基地局により制御された隣接するサービスエリアに対応付けられている。
移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信に使うチャネルを共通パケットデータチャネルから専用パケットデータチャネルに(または、その逆に)切り換えるかどうか、いつの時点で切り換えるかを決定するに際して、ソースとなる基地局は、その発信基地局自体の無線リンク信号品質、および、境界領域に対応付けられた1つまたはそれ以上の近隣基地局の無線リンク信号品質を評価する。例えば、ソースとなる基地局は移動機から受信した信号品質報告をモニタ(監視)し、移動機が境界領域に存在することを検知したことを受けて、チャネルを共通チャネルから専用チャネルに切り換える。しかし、共通チャネルを通じて通信されるデータのデータレートは高く、その状態は、その共通チャネルをサポートしているソースとなる基地局と移動機との間の無線リンク品質が低下するまで続くので、その移動機が境界領域を移動して通過する際に、そのデータレートの高い状態が可能な限り長く続くようにソースとなる基地局を構成してもよい。
本発明のcdma2000実施形態において、共通パケットデータチャネルは、CDMA搬送信号を使用した個別ユーザデータの時間多重化伝送方式に従って、複数の移動機(ユーザ)に高速でパケット・データ・トラフィックを伝送する「フォワード・パケット・データ・チャネル」(F−PDCH)を含む。専用パケットデータチャネルは、「フォワード補助チャネル」(F−SCH)を含む。このF−SCHは、専用「フォワード基本チャネル」(F−FCH)よりも高いデータレートをサポートし、個別の移動機に割り当てられる。一般的に、F−SCHのネットワーク資源の有効使用率は、高いデータ・レート・サービスを提供するF−PDCHよりも低いので、F−PDCHを使用するほうが好ましい。
本発明の実施形態での動作においては、基地局制御装置(BSC,Base Staion Controller、例えば、cdma2000基地局制御装置)が採用されており、それには、任意の移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルを、共通パケットデータチャネルから専用パケットデータチャネルに(または、その逆に)切り換える1つまたはそれ以上の処理回路が含まれている。例えば、元のBSCは、任意の移動機とのパケット・データ・サービスを、元のBSCにより制御されている無線基地局(RBS,Radio Base Station)により伝送が行われるF−PDCHを使用して確立する。F−PDCHを使用してのパケット・データ・サービスが、F−PDCHをサポートする元のBSCにより制御されるRBS間で行われるイントラBSCハンドオフのために継続される。但し、F−PDCHをサポートしていないRBSへのイントラBSCハンドオフの場合、あるいは、別のBSCへのイントラBSCハンドオフの場合、元のBSCは、移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルを、F−PDCHからF−SCHに切り換える。この場合には、F−SCHが、すべてのRBSによりサポートされるので、BSC間のソフトハンドオフが行われている期間、このすべてのRBSによるF−SCHのサポートが維持されるという利点がある。
本発明のチャネル切り換え方法は、勿論、cdma2000の実施形態に限定されるものでなく、また、上記で述べた特徴や長所に限定されるものではない。下記の明細書の詳細と添付図面により、以下に記載されてない追加の特徴や利点があることは当業者の理解できるところである。
実施形態によれば、本発明には基地局が含まれ、cdma2000ネットワークにおける連続したパケット・データ・サービスを提供するための方法と装置を提供するものであり、高速の共通パケットデータチャネルが1つのサービスエリアではサポートされるが、隣接サービスエリアではサポートされず、または、サービスエリア間でのチャネルをハンドオフする機能はない。任意の移動局に対するパケット・データ・サービスを、サービスエリア境界でのハンドオフが不可能であるタイプのサービスから、ハンドオフが可能なタイプのサービスに変更する方法と装置が提供されるものである。
図1は、二個の基地局を図示したもので、この二機の基地局を便宜上、「BS1」と「BS2」と呼ぶ。基地局BS1は、第一型チャネルまたは第二型チャネルを使用して高速パケット・データ・サービスを提供する。ここでは、タイプ1のチャネル(第一型チャネル)とタイプ2のチャネル(第二型チャネル)という名称により、2つのチャネルが別物であることを示している。cdma2000に関する実施形態では、第一型チャネルは、F−PDCH(フォワード・パケット・データ・チャネル、Forward Packet Data Channel)のことであり、これは、複数のパケットユーザが使用する比較的高速用の共通パケットデータチャネルである。第二型チャネルは、F−SCH(フォワード補助チャネル、Forward Supplemental Channel)のことであり、これは1人のパケットユーザが使用する専用(ユーザ専用)のチャネルであり、F−FCH(フォワード基本チャネル、Forward Fundamental Channel)よりも高いデータレート用のチャネルである。F−PDCHを使用するほうが、F−SCHを使用するよりも好ましい。その理由は、F−PDCHのほうが、ネットワーク資源の利用の点で有効であり、さらに、一般的に、F−SCHよりも高速で有効なデータレートを提供するからである。
説明を分かりやすくするために、ここでは、基地局BS2は、第一型チャネルとの互換性がない、つまり、第一型チャネルではパケット・データ・サービスを提供しないか、あるいは、基地局BS1と基地局BS2との間で第一型チャネルへのハンドオフをする機能を有しないと仮定する。図1には、移動機12へのパケット・データ・サービス提供方法の実施形態が示されている。ここでは、時間t1において、基地局BS1に対応するる第一のサービスエリアで、第一型パケットデータチャネルを介して、パケット・データ・サービスの提供が開始され、その後、移動機12は、境界領域を通過して、基地局BS2に対応する第二の隣接サービスエリアに移動する。
図示したように、移動機12は、時間t2において、境界領域に入るが、パケット・データ・サービスは、引き続き、第一型チャネルを介して提供される。その理由は、第一型チャネルと無線機12との間には、無線リンクが、良好な状態のまま継続して動作しているからである。但し、本発明の別の実施形態では、基地局BS1は、移動機12が境界領域に入ったことを探知したことを契機として、その基地局BS1が、移動機12に対して、第一型チャネルを介したサービス提供を維持できるほどの十分な無線リンク品質をまだ有しているかどうかに関係なく、チャネルの型を切り換えるようになっている。
移動機12が境界領域に入ったかどうかについては、基地局BS1は、移動機12からの受信する信号品質報告をモニタすることで検知する。例えば、移動機12が境界領域に入ると、定期的なパイロット強度測定メッセージ(PPSMM)信号などが、移動機12から基地局BS1に送信されてくるが、その中には、境界領域に対応した隣接サービスエリアを制御している1つまたはそれ以上の近隣基地局について測定したパイロット強度の情報が含まれている。基地局BS1は、移動機12でのパイロット信号強度が減少しており、一方、基地局BS2の受信信号強度が増加していることを検出する。
時間がt2からt3へと経過して、移動機12が境界領域をさらに先に進むにつれて、移動機12と基地局BS1との無線リンクが弱くなり、逆に移動機12と基地局BS2との無線リンクが強くなる。信号品質の閾値と、第一型チャネルを介してのサービス提供を続けるか、第二型チャネルへの切り換えを行うかの評価・判定に基づいて、基地局BS1は、移動機12とのパケット・データ・トラフィック通信を第一型チャネルから第二型チャネルに切り換える。ここで基地局BS1は、その切り換えプロセスの一部を実施することになる。第二型チャネルは、境界の両方のサービスエリアで使用が可能であり、第二型チャネルへのハンドオフが境界を挟んで実行される。これにより、基地局BS2が、別の第二型チャネルを介して移動機12にサービスを提供し、移動機12は第二型チャネルを介してソフトハンドオフを実行することになる。
基地局BS1が、この時点では、まだ依然として、ソースであるか、あるいは、制御権を有する基地局であるので、移動機12に宛てたパケット・データ・トラフィックは、基地局BS1により、切り換えられた第二型チャネルを使用して伝送され、基地局BS1とBS2との間は、サイドホールリンク(sidehaul link)を介してデータが送受信され、今度は、基地局BS2は別の第二型チャネルを使用して移動機12との通信を行う。このように、パケット・データ・トラフィックは、少なくとも一時的に両方の基地局BS1とBS2により伝送されるので、境界領域では、移動機12へのサービスは高い信頼性のもとでの提供が維持される。この場合、移動機12でのソフトハンドオフにおけるダイバシティ利得が得られるという利点があるが、第二型チャネルで達成されるデータレートは、良好な信号条件で達成されていた切り換え前の第一型チャネルでのデータレートほどには高くはない。しかし、その後、一旦第一型チャネルを使用した信号品質が任意の閾値を超えて劣化してしまった後では、今度は、第二型チャネルを介して提供されるサービスの品質は良好となり、ネットワーク資源のより有効な使用ができるようになる。
ある時点、例えば、時間t4において、移動機12が境界領域を通過して、完全に第二サービスエリアに入り、基地局BS1の有効無線レンジ外になる。但し、基地局BS2は、第二型チャネルを使用して、パケット・データ・サービスを継続する。ここで注意すべきことは、基地局BS2による伝送データは、この時点でも、まだBS1とBS2との間のサイドホールリンクで伝送されており、基地局BS1が依然として、そのパケットデータコールが続いている間、ソースまたは制御基地局として動作しているということである。
その後の、ある時点t5において、移動機12が、再度、境界領域に入ると、第二型チャネルを介して基地局BS1とBS2との間で、ソフトハンドオフが開始される。移動機12が基地局BS1の方向に戻り、例えば、t6の時点に到着したときに、移動機12が基地局BS1から受ける信号品質は全体的に改善される。基地局BS1は、移動機12から受信した信号品質報告の信号のモニタ動作を継続する。どこかの時点で、基地局BS1とBS2とのソフトハンドオフが終了した後、移動機12とのパケット・データ・トラフィック伝送用のチャネルを第一型チャネルに切り換え、第二型チャネルを切断する。
図2は、サービス境界領域でパケット・データ・サービスを提供するための基地局による処理ロジックの例を示している。当該技術分野では周知のとおり、典型的な基地局は、1つまたはそれ以上の汎用処理回路と専用処理回路を備える。その汎用処理回路と専用処理回路としては、マイクロプロセッサ、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ、Digital Signal Processor)、ASIC(特定用途向け集積回路、Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ, Field Programmable Gate Array)、CPLD (コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス、Complex Programmable Logic Device)、その他のデジタル処理回路がある。図示された、これらの処理ロジックは、基地局10において、ハードウエア、ソフトウエア、これらが組み合わされた形で実施される。別の実施形態では、本発明は、1つまたはそれ以上のデジタル処理回路により実行されるプログラム命令として具現化されている。
この処理は、基地局10において、移動機12へのパケット・データ・サービス(コール)が第一型のパケットデータチャネルを介して開始される(ステップ1)。サービスコールの提供中に、基地局10は、移動機12がサービス境界領域に移動したことを検知する(ステップ102)。この検知動作は、移動機12により伝送される信号品質報告の信号に基づいて判断されており、ここでは、第一基地局10からの、あるいは、1つまたはそれ以上の近隣や隣接の基地局10からのパイロット信号強度が評価されることになる。実施形態の中の少なくとも、その1つでは、移動機12が境界領域にあるかどうかを決定する判断の基礎として、移動機12の「アクティブセット」として指定されている複数の基地局からの各信号強度が、基地局10によりモニタされる。このモニタのための追加構成または代替構成として、基地局10によるモニタの対象が、信号品質報告以外のものでもよく、例えば、高速の共通パケットデータチャネルを使用したCDMA方式の移動機から送信されたCQI(チャネル品質インディケータ、Channel Quality Indicator)報告をモニタする構成であってもよい。
次に、第一基地局10が、移動機12の境界領域での動作を検知し、移動機12へのパケット・データ・サービスの提供に使用するチャネルを、この検知動作に対応して、第一型のパケットデータチャネルから、選択的に、第二型のパケットデータチャネルに切り換える(ステップ104)。すでに述べたように、このステップには、移動機12とのパケット・データ・トラフィック伝送用のチャネルは、それまでの共通チャネルから新しく割り当てられた専用のチャネルに切り換えられる動作を含む。さらに、第一基地局10は、この新しく割り当てられた専用チャネルを使用して、移動機12をソフトハンドオフの状態にして、その移動機12と、その境界エリアと対応する1つまたはそれ以上の近隣の基地局とのリンク通信に切り替わるようにする。このようにして、1つまたはそれ以上の基地局により移動機に対してパケット・データ・サービスが引き続き提供されることになる。
ここで、移動機12が、その後、第一の基地局のサービスエリアの背後(少なくとも後方)に移動して、その動きを示すような第一基地局の信号品質の変化が検知されたと仮定する(ステップ108)。その第一基地局10は、移動機12とのパケット・データ・トラフィック伝送用のチャネルを、第二型のパケットデータチャネルから第一パケットデータチャネルに選択的に切り換える(ステップ110)。cdma2000関連の実施形態における、このステップには、移動機12へのサービス提供に使用されるチャネルを、上記で述べたF−SCHチャネルから第一基地局のF−PDCHチャネルに切り換えることが含まれる。コール(呼)が継続している間、または、移動機が第一基地局10のエリアレンジに後退した後の所望の時間、基地局10は、引き続き移動機に第二型のチャネルを介してパケット・データ・サービスを提供することを理解する必要がある。
例えば、第一の基地局10は、第二型のチャネルを介して移動機1に引き続きサービスを提供するが、その目的は、できるだけ長くソフトハンドオフ状態を維持することであり、他の型のチャネルで提供することは、輻輳またはローディングのようなネットワーク状態を考えると、好ましくないからである。例えば、共通のF−PDCHチャネルがすでに輻輳状態である場合には、F−SCHを使用して移動機12へのサービスを継続させることができるよう第一基地局10は構成されている。
上記で述べた動作内容は、ネットワークの能力、レイアウト、サービス目的により変更されうることは当業者の理解するところである。そのような変更は、移動機12がソースとなる基地局10から遠ざかるときのチャネルの切り換え、移動機がソースとなる基地局に近づくときの切り換えを契機として発生することが予想される。
図3は、無線ネットワーク20(例えば、cdma2000ネットワーク)のフレームワーク内での動作方法に関する実施形態を示したものである。cdma2000のネットワークでは、IS−2000規格がエアインターフェースを規制し、IOS(インタオペラビリティ標準)が、基地局間の信号インターフェースのようなエンティテイ間のインターフェースを規制していることは当業者の知るところである。
無線ネットワーク20は、RAN(無線アクセスネットワーク、Radio Access Network)22、PDSN(パケットデータ在圏ノード、Packet Data Serving Node)26を含むPSCN(パケット交換コアネットワーク、Packet Switched Core Network)24で構成され、PDSN26は、パケットデータの転送機能と、パケットデータ・モビリティ・マネジメント機能をサポートするホーム/フォーリン・エージェント・アドバタイズメント機能を提供する。RAN22とPSCN24は、移動機12が、インターネットのような、1つまたはそれ以上のPDN(パブリック・データ・ネットワーク、Public Data Network)28と、通信ができるような状態で、接続させる。これにより、移動機12は、多様な他のデバイスやPDN28を通してアクセスが可能なシステムとパケットデータのやりとりができるようになる。
RAN22は、多数のBSC(基地局制御装置、Base Station Controller)30を設置することで、サービスエリア内でのパケット・データ・サービスをサポートし、各BSCは、1つまたはそれ以上のRBS(無線基地局、Radio Base Station)32の動作を制御する。各BSC30には、PCF(パケット・コントロール・ファンクション)34が含まれ、あるいは、各BSC30は、PCF34と対応付けられており、PCF34とPSCN24のPDSN26との間のインターフェースを実現する。つまり、PCF34は、RAN22とPSCN24との間のRP(無線―パケット、Radio-Packet)インターフェースを提供する。
RBS32とRBS32との間には、距離があり、その無線カバレッジは、多かれ少なかれ、重複しているが、各RBS32はセルに対応した無線カバレッジを提供しており、その無線カバレッジは複数の無線セクタに分割されている。これは本発明を限定することのない一例にすぎないが、各RBS32は、3つの無線セクタ(S1〜S3)のそれぞれでカバレッジを提供する。このBSC30とRBC32の組み合わせにより基地局10が構成されており、このことは、図1と図2での説明を総合すると理解できることである。
各RBS32の無線トランシーバー回路はセクタ化されており、RBS32によりサポートされる各セクタのそれぞれが別のサービスエリアとして有効に存在しており、上で述べた境界領域は、このセクタ間の境界に存在するものであることは当業者の知るところである。ここで、付記すべきことは、同じRBS32に属するセクタ間での境界領域において、一般的に、移動機へのパケット・データ・サービスを、F−PDCHを使用して継続するという意味での問題はない。その理由は、任意の移動機とのパケット・データ・トラフィック通信は、任意のRBS32に属する、ある1つのセクタでの転送に使用されているF−PDCHから、その同じRBS32に属する別のセクタのF−PDCHに対して容易に転送がなされるからである。
別の実施形態では、移動機12が、別のRBS32により制御されている1つまたはそれ以上の隣接セクタ間での境界領域に入ったときにも、ある第一のRBS32の1つのセクタにおいて、そのF−PDCHを使用して、任意の移動機12に対してのパケット・データ・サービスが継続されるようになっている。さらに別の実施形態では、移動機12が元のRBS32のサービスエリアに戻ったときには、その動作に応じて、今度は、移動機12へのパケット・データ・サービスに使用するチャネルを、F−SCHからF−PDCHに切り換えるようになっている。
例えば、図3において、RBS2が、RBS2に属するセクタS1のF−FDCHを使用して、図の移動機12にサービスの提供を開始するとする。さらに、このサービスコールが継続している間に、移動機12が、RBS2のセクタS1とRBS3のセクタ3との境界領域に移動すると仮定する。この場合、RBS3は、F−FDCHを使用したサービスを提供しないか、あるいは、無線ネットワーク20では、規格により、BSC30間でのF−FDCHを使用したハンドオフができない。つまり、BSC間におけるF−PDCHのハンドオフを提供できない。その結果、移動機12がRBS2のセクタS1とRBS3のセクタS3との境界に入った場合にも、BSC1とBSC2は、F−PDCHを使用してのパケット・データ・サービスを共同して継続することは不可能である。
BSC1は、移動機12がRBS 2のセクタS1で動作しているときに、信号品質報告の信号を移動機12から受信し、これにより移動機12がいつ境界領域に移動したかを検知する。さらに、BSC1は、RBS2のセクタS1のF−PDCHを使用して行う移動機12へのパケット・データ・サービスを終了させて、RBS2のセクタS1にある移動機12に対してF−SCHをチャネルとして割り当て、その結果、パケット・データ・サービスは継続されることになる。移動機12へのサービス提供に使うチャネルを、F−PDCHからF−SCHに切り換える決定は、このサービス提供チャネルをF−PDCHからF−SCHに切り換えることによって、ネットワークがより有効に使われるかどうかに基づいて、あるいは、どのチャネルを使用すれば、QoS(サービス品質、Quality of Service)に適合できるかどうかに基づいて予測するようにしてもよい。
移動機12へのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルが、一旦、F−PDCHから専用のF−SCHに変更されると、BSC1は、ターゲット基地局としてのBSC2との間で、移動機12のソフトハンドオフを開始する。このようにして、BSC1は、パケットデータを、サイドホールリンク(例えば、A3/A7)を介してBSC2に伝送し、それにより、パケットデータが、RBS3のS3セクタでの移動機12に割り当てられたF−SCHにより送信されることになる。移動機12がRBS2の方に戻る場合には、プロセスが逆になり、移動機とのパケット・データ・トラフィックの伝送用のチャネルが、RBS2のセクタS1のF−PDCHに切り換わる。
また、例えば、RBS2のセクタS1において、移動機12が音声コールまたは低速パケットデータコールを発信する場合にも、上記と同じプロセスを実行する。このコール(呼)は、割り当てた専用のF−FCHでサポートされるが、F−FCHを使用した伝送のためのBSC間のサイドホールシグナリングは現行のIOS標準に従ってサポートされることになる。よって、このコールは、境界領域で、ソフトハンドオフされて、RBS3のセクタ3に受け渡されうる。F−SCHがRBS3のセクタ3において、移動機12に割り当てられる。そのとき、F−FCHを使用したコールがまだアクティブであれば、BSC1は、ソースとなる基地局として、そのコールをサポートし、移動機12へのF−SCHを使用したパケット・データ・トラフィックは、割り当てられたF−SCHを使用してRBS3が伝送できるように、サイドホールリンクを介してBSC1からBSC2に伝送される。
この場合に、本発明によれば、移動機12が、その後、BSC1のサービスエリアに戻る場合には、パケットデータを伝送するチャネルを、F―SCHから、BSC1のサービスエリアでの伝送を行うF−PDCHに切り換える。このように、別のBSCとRBSが任意の移動機12にF−FCHを割り当てることもできるし、あとで、トラフィックを伝送するチャネルをF−PDCHに切り換えてもよい。勿論、この切り換えを行うかどうかは、現在のネットワーク資源や輻輳の状態から判断して、チャネルをF−SCHからF−PDCHに切り換えるのが適当であるかによって決まる。
図4は、本発明の1つまたはそれ以上の実施形態によるBSC30の機能を示したものであり、上で述べた動作の関係を説明するものである。図示したBSC30の回路は、ハードウエア、ソフトウエア、それらの組み合わせたものにより構成され、専用回路または共通回路を含む。BSC30は、図のとおり、通信処理回路・制御回路40、これと関連する1つまたはそれ以上の評価回路42、選択回路44、PCF/PDSNインターフェース回路46、および、RBSインターフェース回路48を含む。
図5に示されているとおり、BSC30は、第一型のチャネルを使用して移動機12へのデータサービスを行い、一方、移動機12はBSC30の第一のサービスエリアに存在する(ステップ120)。BSC30は、移動機12へのパケット・データ・サービス提供に使うチャネルを選択的に切り換えることができるように構成されている。例えば、移動機12がサービスエリアの境界領域に移動したことを検知したかどうかに応じて、共通パケットデータチャネルである第一型チャネルから専用のパケットデータチャネルである第二型チャネルへの切り換えが可能となる(ステップ122)。
評価回路42は、移動機12のアクティブセットをモニタすることにより、または、移動機12への高速パケット・データ・サービスの提供に特に関連のある基地局のアクティブセット(集合)を削減することで得られたサブセット(補集合)をモニタすることにより、移動機12が境界領域に存在することを検知して、上記の動作をサポートするように構成されている。一旦、移動機が境界領域で動作していることが検知されると、選択回路44は、通信処理制御回路40に、移動機へのパケット・データ・トラフィックの伝送に使用しているチャネルを、第一チャネルから第二チャネルへの切り換えを実行させる。
代替例として、BSC30は、移動機12での受信品質の点で、および、第一型チャネルが十分に使用されてないという点で、チャネルを切り換えることが望ましくない場合には、そのまま第一型チャネルを使用して、移動機12へのデータサービスを継続してもよい。また、評価回路42と選択回路44は、移動機12へのパケット・データ・サービス提供のためのチャネルの切り換えを決定するに際して、拡散コード、送信電力、ネットワーク資源の利用可能性を考慮に入れるように構成してもよい。
図6は、上記のチャネル切り換えのための評価プロセスの実施形態をサポートするソース側のソース側のBSC処理ロジックであり、ここで、ソース側のBSCは、共通のパケットデータチャネルを使用して、任意の移動機12に対してパケット・データ・サービス提供を実施する。さらに、このソース側のBSCは、信号品質報告を移動機12から直接または間接に受信し(ステップ124)、これらの受信報告を、1つまたはそれ以上のRBSと移動機12との間の無線リンク品質を評価するために使う(ステップ126)。一般的に、この無線リンクを評価する場合には、潜在的にハンドオフの対象である1つまたはそれ以上の近隣BSC30に対応する1つまたはそれ以上のRBS32と移動機12との間の無線リンク品質を考慮に入れる。
別の実施形態では、ソース側のBSC30は、移動機との無線リンク品質を1つまたはそれ以上の予め定義された閾値と比較するが、その場合、最小の信号受信品質及び最小のサービス・データ・レートの少なくとも一方、又は、QoS制約の観点からの比較が行われる。ソース側のBSC30が、移動機12との間に、共通パケットを使用したデータサービスを維持できるほどの十分な品質の、少なくとも1つの無線リンクがないと判断した場合には、BSC30は、その共通チャネル(例えば、F−PDCH)を使用しての移動機12へのサービス提供を停止して、トラフィック経路の変更目的で割り当てられた専用チャネル(例えば、F−SCH)に切り換える(ステップ130)。
しかし、そのソース側のBSC30が、移動機との間で、まだ十分な無線リンク品質が維持されており、共通パチャネルを使用して移動機12にサービス提供ができると判断した場合には、そのまま共通チャネルでサービスを継続する。BSC30が追加の評価を行い(ステップ132)、その共通チャネルでのサービス提供がより有利であるかどうかを判断してもよい(ステップ134)。
ここで使用されている「有利」という用語は、移動機12へのパケット伝送のために、共通のチャネルから専用チャネルに切り換えた場合に、ネットワーク資源利用の観点から定義されている。また、「有利」という用語は、共通のチャネルと専用チャネルのどちらが移動機によいサービスを提供できるかの観点(つまり、ソフトハンドオフにおけるダイバシティ利得の観点)からも定義してもよい。共通チャネルを使用して、移動機12にサービスを提供することがより有利である場合には、共通チャネルを使用したパケットサービスが継続される(ステップ136)。逆に、専用チャネルを使ったほうが有利である場合には、移動機12へのサービス提供のために共通チャネルから専用チャネルに切り換える。
このように、任意の移動機にパケット・データ・トラフィック・サービスを提供する場合に、チャネルをF−PDCHからF−SCHに切り換えるかどうかの決定は、移動機より、基地局のアクティブセット(または縮小アクティブセット)に報告される、ソース側の基地局とターゲット基地局のそれぞれからのパイロット信号強度を比較することにより実行してもよい。その切り換えをするかどうかの決定は簡単で単純である。つまり、もし、ターゲット基地局からのパイロット信号の強度が強い場合には、チャネルの切り換えがなされるし、移動機とソース側の基地局との無線リンク品質よりも、移動機とターゲット側の基地局の無線リンク品質が十分によい場合には、チャネルの切り換えがなされる。移動機12が、効果的なデータレートで動作しているかどうか、QoSを満たしているかどうかなどについて基地局が判断して、比較を行って、必要な場合には、移動機が任意の境界領域に移動したときに、チャネルの切り換えを行う。F−PDCHを使用したサービスにおけるデータレートが効果的レベルで推移している場合には、その効果が最小レベル未満になるまで、チャネルの切り換えを延期することもできるし、ネットワーク資源の利用状態から判断してF−PDCHの使用の中止が必要であれば、境界領域に入っても(境界領域を出るまで)、F−FCHがそのサービスを継続する。
本発明は上記の論議に限定されるものでなく、添付の図面により限定を受けるものでもない。本発明は以下のクレームにより限定を受け、合理的な法的事項により限定されるだけである。
図1は、本発明の実施形態に従って、移動機にパケット・データ・サービスを提供する構成となっているソース側基地局と、ターゲット側基地局を示した図である。 図2は、例えば、図1で示したような状況の中で、パケットデータチャネルを切り換える場合の処理ロジックの例を示した図である。 図3は、cdma2000規格による無線通信ネットワークにおける、ソースとなる基地局とターゲット基地局、選択ネットワークエンティティのさらに詳しい図である。 図4は、図3で示された基地局制御装置に対応した基地局制御装置の詳細を例示した図である。 図5は、共通パケットデータチャネルから専用パケットデータチャネル(または、その逆)への選択的な切り換えを示した図である。 図6は、図5で示した選択的切り換え処理のためのサポートの方法を詳細に示した図である。

Claims (13)

  1. 移動機にパケット・データ・サービスを提供する方法であって、
    無線通信ネットワークの第一サービスエリアにおいて、スケジューリングされた高速データサービスをフォワードリンク上で提供する共通パケットデータチャネルを用いて、前記移動機にサービスを提供するステップと、
    前記移動機が前記第一サービスエリアと第二サービスエリアとの境界領域に存在することを検知したことに応じて、前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルを、前記共通パケットデータチャネルから専用パケットデータチャネルに切り換えるステップと
    を含み、
    前記第二サービスエリアが前記第一サービスエリアと当該第二サービスエリアとの間で前記共通パケットデータチャネルのサービスのハンドオフをサポートしていないことを特徴とする方法。
  2. 前記ネットワークがcdma2000無線通信ネットワークを含み、前記共通パケットデータチャネルがフォワード・パケット・データ・チャネル(F-PDCH)を含み、前記専用パケットデータチャネルがフォワード補助チャネル(F-SCH)を含むことを特徴とする請求項1に記載する方法。
  3. 前記移動機が前記第一サービスエリアと前記第二サービスエリアとの境界領域に存在することを検知することには、前記第一サービスエリアにおいて前記移動機が受信した信号の品質が予め定義された閾値未満であることを検知することが含まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記移動機が前記第一サービスエリアと第二サービスエリアとの境界領域に存在することを検知したことに応じて、前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルを、前記共通パケットデータチャネルから専用パケットデータチャネルに切り換えるステップは、前記共通パケットデータチャネルを使用して前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信を終了させ、前記専用パケットデータチャネルを使用して前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの伝送を開始し、さらに、前記共通パケットデータチャネルを使用して前記移動機でのソフトハンドオフを開始するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記共通パケットデータチャネルを使用して前記移動機でのソフトハンドオフを開始するステップには、前記第一サービスエリアにおいて、前記専用パケットデータチャネルを使用して、前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信を行うステップと、別の専用パケットデータチャネルを使用して前記移動機にパケット・データ・トラフィックを伝送するために、該パケット・データ・トラフィックを隣接したサービスエリアに係る別の基地局制御装置に送信するステップとが含まれていることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記移動機が前記第一サービスエリアと前記第二サービスエリアとの境界領域に存在することを検知することには、前記境界領域に対応付けられている前記第一サービスエリア又は1つまたはそれ以上の隣接したサービスエリアにおいて、前記移動機から報告された受信信号の品質を評価するステップが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 移動機へのパケット・データ・サービスの提供をサポートする基地局制御装置であって、
    前記基地局制御装置と対応付けられている第一サービスエリアにおいて、前記移動機にサービスを提供するために、スケジューリングされた高速データサービスをフォワードリンク上で提供する共通パケットデータチャネルを選択するように構成され、
    前記移動機が前記第一サービスエリアと第二サービスエリアとの境界領域に存在していることを検知したことに応じて、前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルを、前記共通パケットデータチャネルから専用パケットデータチャネルに切り換えるよう構成された、1つまたはそれ以上の処理回路を含み、
    前記第二サービスエリアが前記第一サービスエリアと当該第二サービスエリアとの間で前記共通パケットデータチャネルのサービスのハンドオフをサポートしていないことを特徴とする基地局制御装置。
  8. 前記基地局制御装置がcdma2000の基地局制御装置を含み、前記共通パケットデータチャネルがフォワード・パケット・データ・チャネル(F-PDCH)を含み、前記専用パケットデータチャネルがフォワード補助チャネル(F-SCH)を含むことを特徴とする請求項7に記載の基地局制御装置。
  9. 前記基地局制御装置は、前記第一サービスエリアにおいて前記移動機が受信した信号の品質が予め定義された閾値未満であるかどうかを決定することによって、前記移動機が前記第一サービスエリアと前記第二サービスエリアとの境界領域に存在するかどうかを検知するよう構成されていることを特徴とする請求項7に記載の基地局制御装置。
  10. 前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルを、前記共通パケットデータチャネルから前記専用パケットデータチャネルに切り換え、前記専用パケットデータチャネルを使用して前記移動機をソフトハンドオフの状態に移行させることによって、前記基地局制御装置が前記移動機とのパケット・データ・トラフィックの通信のためのチャネルを前記共通パケットデータチャネルから前記専用パケットデータチャネルに切り換えることを特徴とする請求項7に記載の基地局制御装置。
  11. 前記基地局制御装置は、前記第一サービスエリアにおいて前記専用パケットデータチャネルを使用して前記移動機にパケットデータを送信し、別の専用パケットデータチャネルを使用して前記移動機にパケットデータを伝送するために、前記隣接したサービスエリアにおいて、パケットデータを別の基地局制御装置に伝送することで、前記移動機をソフトハンドオフの状態に移行させることを特徴とする請求項10に記載の基地局制御装置。
  12. 前記基地局制御装置は、前記第一サービスエリアと前記第二サービスエリアについて、前記移動機によって報告された受信品質を評価することによって、前記移動機が前記第一サービスエリアと前記第二サービスエリアとの境界領域に存在することを検知するよう構成されていることを特徴とする請求項7に記載の基地局制御装置。
  13. 前記1つまたはそれ以上の処理回路には、
    前記境界領域に相当する前記第一サービスエリア、および、1つまたはそれ以上の隣接したサービスエリアからの伝送に関する、前記移動機からの信号の品質報告を評価する評価回路と、
    前記移動機にサービスを提供するチャネルとして、前記評価回路の評価に基づいて、前記共通パケットデータチャネルではなく、前記専用パケットデータチャネルを選択する選択回路がと
    が含まれていることを特徴とする請求項7に記載の基地局制御装置。
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