JP4932170B2 - 画像撮影装置及び発光制御方法、並びに携帯電話端末 - Google Patents

画像撮影装置及び発光制御方法、並びに携帯電話端末 Download PDF

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Description

本発明は、撮影補助光を発光するためのデバイスを備えた画像撮影装置及びその画像撮影装置の発光制御方法、並びに携帯電話端末に関する。
従来より、暗所での撮影を行う際の撮影補助光発光装置或いは閃光装置(以下、これらをまとめてフラッシュライトと呼ぶ。)としては、キセノン管を用いたフラッシュライト(以下、キセノンフラッシュライトと呼ぶ。)や、発光ダイオードを用いたフラッシュライト(以下、LEDフラッシュライトと呼ぶ。)が知られている。上記キセノンフラッシュライトは、数十〜数百μsecという短時間に数十万〜数百万ルクス(lx)という大光量の光を発光することにより、例えば真っ暗な環境下(すなわち例えば0ルクス環境下)での撮影であっても、いわゆる手振れや被写体振れによる撮影画像の劣化を発生させずに、適正露光の画像が得られる閃光装置として、主に銀塩カメラやディジタルカメラに搭載されている。一方、上記LEDフラッシュライトは、デバイス自体が小さく、発光時の消費電力も少ないため、主にカメラ機能付き携帯電話端末における撮影補助光発光装置として使用されている。
なお、特開2003−241266号の公開特許公報(特許文献1)には、発光ダイオード等の半導体発光素子を、所定の露光時間に基づく時間発光させ続けることを可能とした、カメラの発光装置が開示されている。
また、特開2003−84345号の公開特許公報(特許文献2)には、複数のLEDを時分割に個別にパルス駆動することで、各LEDに蓄積される熱を少なくする一方で、LEDの駆動電流を大きくして、より大きな光度を確保可能とした閃光装置及びそれを備えたカメラ装置、閃光装置の発光素子駆動方法が開示されている。
特開2003−241266号公報(第3図) 特開2003−84345号公報(第2図)
ところで、近年は、ディジタルカメラにおいて、動画の撮影や暗所でのフレーミングを容易にするために、撮影補助光を常時点灯可能な機能を搭載することが望まれている。
ここで、キセノンフラッシュライトは、メインコンデンサに蓄積した電荷を一気に放出することで瞬間的に大光量の光を発光するようになされたデバイスであるため、撮影補助光を常時点灯するような用途には適さない。
一方で、LEDフラッシュライトは、常時点灯が可能なデバイスであるため、動画撮影や暗所でのフレーミング用の光源として適していると考えられる。
しかしながら、現状のLEDフラッシュライトは、駆動電流を多く流すことができないこと、駆動時に発生する熱を筐体から逃がすのが難しいこと、といった理由により、キセノンフラッシュライトほどの大光量で発光させるのが難しい。すなわち、駆動電流値及び発熱量を考慮して、LEDフラッシュライトの駆動電流を例えば80mA程度とした場合、被写体までの距離が50cmであった時の当該被写体上での照度は、精々20lx程度しか確保出来ない。上記20lxの照度は、被写体の形状が判別できる程度の明るさであり、この照度で撮影を行った場合、暗いがために露光時間を長くせざるをえなくなり、手振れや被写体振れによる撮影画像の劣化が起こり易くなる。
また、ディジタルカメラは今後も高画素化していくと考えられているが、例えば撮像デバイスサイズ(センサーサイズ)を変更せずに高画素化すると、1画素当たりの画素サイズが相対的に小さくなり、その結果、1画素当たりの絶対的な入射光量が減少してしまうことになる。ここで、上記1画素当たりの絶対的な入射光量が減少する場合の対応策としては、例えば1画素当たりの画素サイズを大きくすること、レンズ系の絞りに相当するF値を下げること等が考えられる。しかしながら、1画素当たりの画素サイズを大きくすることを考えた場合において、例えば撮像デバイスの総画素数を変更しないとすると、撮像デバイスのサイズが大きくなり、その結果、カメラ自体の大きさが大きくなってしまうと共に、製造コストも大幅に上昇してしまう。また、レンズ系のF値を下げることを考えた場合において、例えば焦点距離に変更を加えないとすると、より口径の大きなレンズが必要になり、さらに、レンズ系における光学解像度を維持した状態で口径を大きくする場合には、高度なレンズ設計技術や特殊な光学素材が必要となり、製造コストが大幅に上昇することになる。逆に、レンズ系の光学解像度を考慮せずに単にF値を下げるようにした場合には、解像度の低下は避けられず、その結果、撮影画像がぼやけた画像になってしまう。その他、上記1画素当たりの絶対的な入射光量が減少する場合の対応策として、撮像信号の増幅率を上げることも考えられるが、この場合はノイズも増加してしまう虞がある。
なお、キセノンフラッシュライトとLEDフラッシュライトの両方を搭載することで、十分な発光光量と動画撮影や暗所でのフレーミングの容易性を同時に実現することも考えられるが、それら両フラッシュライトを搭載した場合、筐体外形サイズが大きくなってしまうと共にコストも上昇してしまうことになる。したがって、例えばカメラ機能付き携帯電話端末のように筐体サイズを大きく出来ない装置や、価格競争の激しい装置に適用することは難しい。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、装置の大型化やコストの上昇を抑えつつ、必要十分な光量の撮影補助光による適正露光での撮影を可能にすると共に、撮影補助光を常時点灯することをも可能とする、画像撮影装置及び発光制御方法、並びに携帯電話端末を提供することを目的とする。
本発明の画像撮影装置は、画像を撮影するための撮像センサーを有するカメラモジュールと、高輝度LEDと当該高輝度LEDの発光部前面に配される照射角調整用の集光レンズと高輝度LEDの熱を放熱するための放熱板とを少なくとも備えたLEDモジュールと、高輝度LEDに駆動電流を供給するためのLEDドライバとを有する。そして、本発明の画像撮影装置において、カメラモジュールは、撮影可能モードになっている時に、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定し、撮影を実行する時に、撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成して上記LEDドライバへ出力し、LEDドライバは、カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、高輝度LEDを露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させことにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の発光制御方法は、画像を撮影するための撮像センサーを有するカメラモジュールが撮影可能モードになるステップと、撮影可能モードになっている時、カメラモジュールが、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定するステップと、画像撮影を実行する時、カメラモジュールが、撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成してLEDドライバへ出力するステップと、高輝度LEDと当該高輝度LEDの発光部前面に配される照射角調整用の集光レンズと高輝度LEDの熱を放熱するための放熱板とを少なくとも備えたLEDモジュールの高輝度LEDを、カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、LEDドライが、露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させるステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯電話端末は、少なくとも通話のための通信を行う無線通信部と、操作者からの指示入力を取り込むための操作部と、画像を撮影するための撮像センサーを有するカメラモジュールと、高輝度LEDと当該高輝度LEDの発光部前面に配される照射角調整用の集光レンズと高輝度LEDの熱を放熱するための放熱板とを少なくとも備えたLEDモジュールと、高輝度LEDに駆動電流を供給するためのLEDドライバとを有する。そして、本発明の携帯電話端末において、カメラモジュールは、撮影可能モードになっている時に、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定し、撮影を実行する時に、撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成して上記LEDドライバへ出力し、LEDドライバは、カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、高輝度LEDを露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させることにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、LEDモジュールは高輝度LEDを備えており、当該高輝度LEDを発光させることにより、被写体を明るく照らすことができる。また、本発明によれば、高輝度LEDの発光部前面には、照射角調整用の集光レンズが設けられているため、当該高輝度LEDからの出射光を効率良く被写体に照射することができる。また、本発明によれば、LEDモジュールには、高輝度LEDの熱を放熱するための放熱板が設けられているため、高輝度LEDを大電流駆動することができる。さらに、本発明によれば、カメラモジュールは、撮影可能モードになっている時に、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定し、撮影を実行する時に、撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成してLEDドライバへ出力し、LEDドライバは、カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、高輝度LEDを露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させるようになされているため、無駄なく適正露光が得られる。
本発明においては、高輝度LEDの発光部前面に集光レンズを配すると共に放熱板も備えたLEDモジュールを有し、カメラモジュールは、撮影可能モードになっている時に、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定し、撮影を実行する時に、撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成してLEDドライバへ出力し、LEDドライバは、カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、高輝度LEDを露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させるようになされているため、装置の大型化やコストの上昇を抑えつつ、必要十分な光量の撮影補助光による適正露光での撮影を可能にすると共に、撮影補助光を常時点灯することをも可能となっている。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
本発明実施形態の画像撮影装置は、暗所での撮影を行う際の撮影補助光発光手段として、常時点灯が可能なLEDフラッシュライトを用いることにより、動画撮影や暗所でのフレーミングを容易にすると共に、LEDとして高輝度LEDを用い、当該高輝度LEDを大電流駆動することにより、キセノンフラッシュライトに匹敵する露光量を確保可能としている。
先ず、本発明の実施形態の具体的な構成及び動作について述べる前に、高輝度LEDを用いたLEDフラッシュライトにより、キセノンフラッシュライトに匹敵できる露光量を確保可能とした仕組みについて説明する。
本実施形態の画像撮影装置においては、「高輝度LEDの大電流駆動」による大光量化と、当該高輝度LEDにレンズモジュールを付加することによる光出射角の最適化(「レンズモジュール化による撮影補助光学系の最適化」)と、画像撮影時のシャッター速度を制御することによる露光量の最適化(「シャッター速度制御による露光量の最適化」)とを、組みあわせることにより、LEDフラッシュライトにてキセノンフラッシュライトと同様の適正露光での撮影を実現可能としている。以下、「高輝度LEDの大電流駆動」、「レンズモジュール化による撮影補助光学系の最適化」、「シャッター速度制御による露光量の最適化」について説明する。
〔高輝度LEDの大電流駆動〕
例えば携帯電話端末等に使用されている一般的な撮影補助光用のLEDや、キー照明用LED、着信ランプ用LED、充電ランプ用LED、液晶ディスプレイのバックライト用LED等は、LED1灯当たり20mA〜30mAの小電流により駆動されるものとなされており、それら汎用のLEDを複数灯使用して撮影補助光用に使用したとしても、単純にLED数に比例した明るさが得られる訳ではなく、また、光源数が多くなることで光学設計も難しくなり、さらにLED数が増えることによってコストも上昇することになる。また、それら汎用のLEDは、大電流の注入には耐えられないため、LED1灯で大光量を得ることも難しい。そこで、本実施形態では、例えば直流電流で200mA〜500mA、パルス電流で1000mA以上の大電流を流すことができる高輝度LED(例えば照明や信号機等に使われている高輝度LED)を1灯だけ用い、その高輝度LEDを大電流駆動することで大光量を得られるようにしている。
〔レンズモジュール化による光学系の最適化〕
現在、汎用品のチップLEDは、殆どが例えば120度程度の非常に広い指向角を有している。一方で、例えば携帯電話端末等に搭載されているカメラモジュールにおけるレンズ系の画角は50〜60度程度となされており、したがって、その汎用品のチップLEDを撮影補助光用の照明デバイスとしてそのまま用いた場合、実際には撮影されない範囲まで照明することになり、非常に無駄が多い。なお、LEDが封入されたパッケージには、リフレクター構造を持つパッケージや、レンズ状の成型品が一体になされたパッケージのものもあるが、それらはあくまで汎用化されたものであり、必ずしもカメラモジュールの画角に対して最適な光学設計になっているとはいえない。そこで、本実施形態では、高輝度LEDを集光用レンズを備えたレンズ鏡筒内に配置し、高輝度LEDの出射光を上記集光用レンズにて集光することにより、カメラモジュールの画角に合わせた照射角の撮影補助光を出射可能にしたレンズ付きLEDフラッシュライト(以下、LEDフラッシュモジュールと呼ぶ)を実現している。また、本実施形態のレンズ付きLEDフラッシュモジュールでは、集光用レンズの曲率や光学材料を最適設計することにより、高輝度LEDの出射光の色度を、撮影補助光用の最適な色度に調整可能となっている。
〔シャッター速度制御による露光量の最適化〕
上述したように「高輝度LEDの大電流駆動」と「レンズモジュール化による撮影補助光学系の最適化」を実現した場合でも、LEDフラッシュモジュールが出力する光量はキセノンフラッシュライトによる光量と比較すると非常に少ない。例えば、キセノンフラッシュライトから被写体までの距離が100cmであるとした場合、当該キセノンフラッシュライトの発光による被写体照度は数十万〜数百万lxになるのに対して、LEDフラッシュモジュールによる被写体照度は数十lx程度である。そこで、本実施形態では、カメラモジュールにおける撮影時のシャッター速度を、手振れや被写体振れが目立たない程度に長くすると共に、カメラモジュールの撮像センサーの露光周期に同期させてLEDフラッシュモジュールを発光させる(つまり露光周期と略々同じ時間だけ発光させる)ことにより、露光量の最適化を実現している。すなわち、カメラモジュールによる撮影時の露光量は、被写体照度(撮像センサーへの入射光量)とシャッター速度の積にて求めることができ、また、キセノンフラッシュライトの発光可能時間が数十〜数百μsecなのに対して、LEDは数百msec以上点灯させることが可能であるため、上記カメラモジュールにおける撮影時のシャッター速度を或る程度長くすると共に、本実施形態のLEDフラッシュモジュールの点灯時間を上記撮像センサーの露光周期に合わせることで、結果的に、キセノンフラッシュライトと同等の露光量が得られるようにしている。
〔画像撮影装置の構成〕
以下、上述したような「高輝度LEDの大電流駆動」、「レンズモジュール化による撮影補助光学系の最適化」、「シャッター速度制御による露光量の最適化」を実現可能な本実施形態の画像撮影装置の概略的な構成について説明する。
図1〜図3には、本発明実施形態の画像撮影装置に搭載されている上記レンズ付きのLEDフラッシュモジュールの概略的な外観図を示す。なお、図1は実施形態のLEDフラッシュモジュールをLED11の発光部側から観た図であり、図2は図1を側面から観た図、図3は図1を裏面から観た図である。
本実施形態のLEDフラッシュモジュールは、図1,図2に示すように、基板間接続用のいわゆるBtoBコネクタ15と高輝度LED11とがプリント基板10上に実装(マウント)され、さらに、上記高輝度LED11は集光用レンズ12が勘合されたレンズ鏡筒13内に配されたダブルパッケージ構造となされている。上記レンズ鏡筒13は、高輝度LED11の発光部から出射した光を外部に漏らさずに集光用レンズ12側へ導くための円筒形状を有しており、上記集光用レンズ12は、高輝度LED11の発光部前面に配置され、当該高輝度LED11の発光部から出射した光の照射角をカメラモジュールのレンズ系の画角に略々合わせるように光学設計がなされて作成されている。すなわち本実施形態において、LEDフラッシュモジュールからの光の照射角は、カメラモジュールのレンズ系における画角の50〜60度程度に合うように±30度程度の角度に調整されている。また、上記集光用レンズ12は、コスト面を考慮し、アクリル樹脂若しくはポリカーボネート樹脂を射出成型したプラスチックレンズにより形成されており、例えば接着或いは勘合により上記レンズ鏡筒13に取り付けられている。なお、上記レンズ鏡筒13は、図示しない画像撮影装置の筐体に開けられ且つ透明板が設けられた開口部(図示は省略)に例えば耐衝撃用クッション材を介して取り付けられ、上記集光用レンズ12が当該開口部(透明板)を介して外界へ向くように配されることになり、筐体内部に設けられるメイン回路基板(図示は省略)と上記ダブルパッケージ構造部分との間が或る程度の距離だけ隔たることになるため、上記プリント基板10は、例えばガラスエポキシ樹脂製の基板のような非可撓性部材ではなく、例えばフレキシブルプリント基板(FPC)のような可撓性部材で構成されていることが望ましい。その他、上記筐体の開口部には、透明板を設けないようにしても良い。透明板を設けない場合、当該透明板による照度低下を無くすことができる。
上述のように、本実施形態のLEDフラッシュモジュールにおいては、集光用レンズ12が勘合されたレンズ鏡筒13内に上記高輝度LED11を配置したダブルパッケージ構造を採用することにより、上記高輝度LED11からの出射光を効率良く被写体へ照射できるようにしている。
また、本実施形態のLEDフラッシュモジュールは、図2,図3に示すように、上記高輝度LED11が実装されているフレキシブルプリント基板10の裏面側に、当該高輝度LED11を大電流駆動させた時に発生した熱を放熱するための放熱板14が取り付けられている。すなわち、本実施形態によれば、光源として高輝度LEDを用いているとはいえ、その電圧効率や内部量子効率は素子の組成によって決まり、汎用LEDと略々同じである。したがって、供給エネルギーが光にならずに熱となって放出される比率は、高輝度LEDも汎用LEDも略々同じであり、特に高輝度LEDを大電流駆動すると、その発熱量が大きくなる。そこで、本実施形態では、上記放熱板14により、上記高輝度LEDからの発熱を十分に放熱できるようにしている。なお、本実施形態では、放熱板14として金属製の放熱板を使用しているが、例えばセラミック製の放熱部材であっても良い。
このように、本実施形態のLEDフラッシュモジュールによれば、LEDとして高輝度LED11を用いると共に、その高輝度LED11の基板裏面側に放熱板14を設けることにより、当該高輝度LED11を大電流駆動して大光量発光させた際に発生する熱を、効率的に外部へ逃がすようになされている。
次に、図4には、本発明実施形態のLEDフラッシュモジュールを備えた画像撮影装置の主要部の概略的なブロック構成を示す。
この図4において、高輝度LED23は前述した高輝度LED11である。LEDドライバ21は、例えばGPIO(General Purpose Input/Output)などの入出力手段を介して、CPU(Central Processing Unit)20により予め駆動電流値がレジスタ設定されている。
カメラモジュール22は、シリアルインターフェースなどのインターフェース手段を介して、CPU20からキャプチャー命令が設定されると、それ以前のドラフトモードからキャプチャーモードへ遷移する。キャプチャーモードへ遷移したカメラモジュール22は、撮像センサー(例えばいわゆるCCDセンサーやCMOSセンサー)の露光期間に同期した発光トリガパルスをLEDドライバ21へ出力する。
LEDドライバ21は、上記カメラモジュール22からの発光トリガパルスのアクティブ期間の時にのみ、事前にCPU20によりレジスタ設定されている電流値で高輝度LED23を定電流駆動する。
これにより、上記カメラモジュール22では、撮像センサーの露光期間に同期して発光制御された上記高輝度LED23からの光により照明された被写体等の撮影が行われることになる。そして、カメラモジュール22からの撮像信号はCPU22に転送される。
以上のように、本発明の画像撮影装置によれば、カメラモジュール22の撮像センサーの露光期間に同期させて高輝度LED23を点灯制御することにより、冗長な点灯時間無しに高輝度LED23を大光量発光させることができ、且つ、カメラモジュール22における適正露光の撮影を実現可能としている。
図5には、上記カメラモジュール22の撮像センサーの露光期間と、それに同期して生成される上記発光トリガパルスとの関係を示す。
図5において、図中VSYNCはカメラモジュール22の撮像センサーの垂直同期信号である。カメラモジュール22は、CPU20からキャプチャー命令を受け取ると、ドラフトモードでの画像取り込み状態Tdから無効画像の取り込み状態Tiへと状態遷移し、さらに無効画像の取り込み状態Tiから有効画像の取り込み状態Taへと状態遷移する。
ここで、カメラモジュール22の撮像センサーが例えばCMOSセンサーである場合、当該撮像センサーの露光期間では、1画素毎に露光のための画素開閉スイッチングが行われることになるため、上記高輝度LED23は、先頭画素の露光開始Psから最終画素の露光終了Peまで点灯していなければならない。このため、カメラモジュール22は、先頭画素の露光開始Psのタイミングでハイレベルとなり、最終画素の露光終了Peのタイミングでローレベルになる発光トリガパルスを生成し、その発光トリガパルスをLEDドライバ21へ出力する。
以上のように、LEDドライバ21は、カメラモジュール22の撮像センサーの露光期間に同期させて高輝度LED23を点灯制御することができるようになっている。
なお、本実施形態の画像撮影装置において、上記LEDドライバ21は、順方向電圧(VF)が3V〜5Vとなされている高輝度LED23用の昇圧手段を備えている。当該昇圧手段としては、いわゆるコイルを使うタイプの場合は外付けで大きな容量のものが必要となり望ましくないため、本実施形態ではいわゆるチャージポンプタイプのものを用いている。当該チャージポンプタイプも外付け部品は必要であるが、非常に小さなCR(コンデンサと抵抗)のみで実現可能であるため、実装面積の削減が可能となる。また、本実施形態の場合、LEDドライバ21は、上記カメラモジュール22からの上記発光トリガパルスを受け付けるための外部パルス信号入力用イネーブルピンを備えている。また、当該LEDドライバ21における上記駆動電流値の設定に関しては、制限抵抗を付けた二入力による四値設定があっても良く、シリアルインターフェースなどにより細かな設定が可能であっても良い。
また、上記高輝度LED23の点灯時間は、上記カメラモジュール22の撮像センサーの露光周期に対して十分なマージンを持つ時間にしても良いが、当該高輝度LED23には大電流が流されて熱が発生するため、本実施形態では、上述したように露光周期に同期した必要最小限の点灯時間に抑えている。また、上記発光トリガパルスは、例えば、上記垂直同期信号(VSYNC)や水平同期信号(HSYNC)を基にCPU20が生成しても良いが、この場合、遅延が生じる虞があるので、本実施形態では、上述したようにカメラモジュール22にて生成する(つまりカメラモジュール22に発光トリガパルス出力用のハードピンを設けておく)ようにしている。
また、本実施形態の画像撮影装置において、上記高輝度LED23は、前述したような発光トリガパルスに基づくパルス点灯だけでなく、常時点灯させることも可能となされている。このように、高輝度LED23を常時点灯させる場合、CPU20は、当該常時点灯のための電流値をLEDドライバ21に設定し、また当該常時点灯する場合における点灯のON/OFF制御をも行う。
さらに、本実施形態の画像撮影装置では、上述したように、撮影補助光用の光源として高輝度LEDを用いているために、明るすぎて画像が白く飛んだり(いわゆる白飛び)、高輝度LEDからの出射光が周囲光と混ざるためにホワイトバランスが合わなかったりすることが考えられるため、カメラモジュールは高輝度LEDの明るさや色度に基づいて、撮影パラメータを制御する機能を備えている。なお、撮影パラメータの制御機能の具体例については後述する。
本実施形態の画像撮影装置は、上述したように高輝度LEDをダブルパッケージ構造としたLEDフラッシュモジュールを備えていることにより、例えば図6に示すように、高輝度LED単体により得られる照度と比較して約2倍の照度で被写体を照明することが可能となっている。なお、図6は、本実施形態のLEDフラッシュモジュールを用いて100cm離れた被写体を照明した時の複数サンプルの中心照度測定での各測定照度値と、LED単体のみを用いて100cm離れた被写体を照明した時の複数サンプルの中心照度測定での各測定照度値とをプロットしたグラフを示している。この図6からわかるように、高輝度LED単体のみによる各測定照度が7lx程度であるのに対し、本実施形態のLEDフラッシュモジュールによる各測定照度は14lx近傍となり、本実施形態のLEDフラッシュモジュールによれば、高輝度LED単体に対して約2倍の照度アップを実現できている。さらに、図示は省略するが、本実施形態のLEDフラッシュモジュールによれば、従来の小出力のLED単体と比較した場合、それに対して約3倍もの照度アップを実現することができる。
また、本実施形態の画像撮影装置においては、高輝度LEDをダブルパッケージ化しているため、高輝度LEDをプリント基板にリフローすることによる色度のズレの発生を抑えることができ、また、高輝度LEDを集光用レンズを備えたレンズ鏡筒内に配置すると共に当該集光用レンズの曲率や光学材料を上記高輝度LED用に最適設計しているため、レンズによる色分離で色度のズレが発生するのを抑えている。これにより、本実施形態の画像撮影装置によれば、例えば図7に示すように、モジュール化する際の色度のズレを最小限に抑えることが可能となっている。なお、図7は、本実施形態のLEDフラッシュモジュールによる色度のズレを複数サンプルで測定した各測定値と、LED単体のみを用いた場合の色度のズレを複数サンプルで測定した各測定値とをプロットしたグラフを示している。この図7からわかるように、本実施形態のLEDフラッシュモジュールは、集光用レンズを用いているにもかかわらず、LED単体の場合と略々同じ色度を実現できている。
図8には、本実施形態の画像撮影装置を例えば携帯電話端末に搭載し、上記LEDフラッシュモジュールを前述した発光トリガパルスによりパルス的に発光させた時の電流波形を示している。この図8において、高輝度LEDに対して、例えばバッテリー電圧が3.5V時に200mAの電流を流した場合であっても、電池端での電圧降下は20mV程度となっている。したがって、高輝度LEDを、上記パルス発光させたとしても、その瞬間に電圧降下によりシステムリセットがかかってしまうことがない。
その他、実際の撮影画像の図示は省略するが、例えば被写体までの距離が50cmである場合に、例えばキセノンフラッシュライトを発光させると、撮影画像は白飛びしてしまうのに対し、本実施形態のLEDフラッシュモジュールによれば、適正露光の撮影画像が得られる。すなわち、従来のキセノンフラッシュライトの場合、発光光量は大きいが発光時間が非常に短時間であり且つその発光時間の長さを制御することが出来ないのに対して、本実施形態のLEDフラッシュライトによれば、発光光量はキセノンフラッシュライトよりも少ないが、発光状態を継続することができると共にその発光時間の長さを自由に制御することができるため、露光量を任意に調整することができ、その結果として、適正露光の撮影画像を得ることができる。
〔カメラ付き携帯電話端末への適用例〕
図9には、本実施形態の画像撮影装置をカメラ付き携帯電話端末に適用した場合の概略的な内部ブロック構成を示す。
図9において、通信アンテナ32は、例えば内蔵アンテナであり通話や電子メール等のパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路31は、送受信信号の周波数変換、変調と復調、復号等を行う。
上記通信アンテナ32及び通信回路31により受信された通話音声のデータは、データラインを介してCPU等からなる制御部30へ送られる。制御部30は、通話音声データをデータラインを介してスピーカ36へ送る。
スピーカ36は、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音、アラーム音等のデータをディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声やリンガ音、アラーム音等が得られることになる。
マイクロホン37は、送話用のマイクロホンに相当し、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン37を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して制御部30へ送られた後、通信回路31へ送られ、そこで符号化、変調、周波数変換等の各種処理を受けた後、通信アンテナ32から送信される。
表示部33は、本実施形態の携帯電話端末の液晶ディスプレイパネルとそれらの駆動回路、ディスプレイコントローラ、フレームバッファを含み、ディスプレイ上には、文字や映像、当該携帯電話端末を操作するためのUI(ユーザインターフェース)画面、撮影された画像などが表示される。
操作部34は、本実施形態の携帯電話端末の筐体上に設けられているテンキーや、発話キー、クリアキー、終話/電源キー、カメラの各種設定を行うためのカメラ機能キー、画像撮影時に押されるシャッターボタンなどの各キー、ジョグダイヤル等と、それら各キー等の操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生部とを有している。なお、シャッターボタンは、銀塩カメラやディジタルカメラのシャッターボタンと同様に、いわゆる「半押し」と「全押し」の二つの状態を検出可能なボタンとなされている。
カメラ40は、前述の図4に示したカメラモジュール22に相当し、静止画像や動画像を撮影するためのデバイスである。本実施形態の場合、当該カメラ40は、オートフォーカス機構やオートアイリス機構を備えている。
撮像制御部38は、前述の図4に示したCPU20に相当し、カメラ40の動作制御と、当該カメラ40から出力された撮影画像信号の処理とを行う。なお、撮像制御部38は、制御部30に含まれていても良い。なお、撮像制御部38は、上記操作部34のシャッターボタンが「半押し」であることを制御部30から通知された時、カメラ40に対して例えばオートフォーカスの動作を行わせたり明るさの計測、オートアイリスの動作等を行わせ、シャッターボタンが「全押し」されたことを制御部30から通知された時、カメラ40に対して画像の撮影を実行させる。
LED41は、本実施形態のLEDフラッシュモジュール、キー照明用LED、着信ランプ用LED、充電ランプ用LED、液晶ディスプレイのバックライト用LED等かならる。
LEDドライバ39は、上記LED41を駆動するためのドライバであり、前述の図4で説明したLEDドライバ21も含まれる。当該LEDドライバ39は、制御部30により駆動電流値のレジスタ設定制御や常時点灯時のON/OFF制御が行われ、前述したようにカメラ40(カメラモジュール)のハードピンを介して供給される発光トリガパルスによりLEDフラッシュモジュールを発光させる。
メモリ35は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)からなる。ROMは、OS(Operating System)、制御部30が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、着信音やキー操作音,アラーム音用の各種音データ、電子メールの作成や編集等を行うためのアプリケーションプログラムコード、画像や音声に対して様々な処理を行うためのアプリケーションプログラムコード、撮像制御部38がカメラ40を制御する際の撮影用アプリケーションプログラムコード、その他、携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーションプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、いわゆるNAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス帳、写真画像データ、ダウンロードされた写真データや音楽データ、ダウンロードされた着信音,キー操作音,アラーム音用等の音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、カメラ40により撮影された画像データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部30が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
制御部30は、メモリ35に記憶されているアプリケーションプログラムコードに基づき、上述した通話音声データの符号化や復号化、発着信の制御、電子メールの送受信制御、その他、制御ラインを介して当該携帯電話端末の各構成要素の制御、各種の演算処理を行う。
その他、図9には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、音楽を再生したり動画像を再生したりするためのマルチメディア機能や、いわゆる電子財布機能、赤外線や電磁誘導方式等を利用した近距離無線機能、GPS(Global Positioning System)による位置測位機能等を備えている。
〔カメラ付き携帯電話端末におけるLEDフラッシュ点灯動作〕
次に、図9に示した携帯電話端末のカメラ40による画像の撮影と、その際のLEDフラッシュモジュールの点灯動作について、図10,図11のフローチャートを用いて説明する。
先ず、本実施形態の携帯電話端末において、カメラ40が撮影可能な状態(ドラフトモード)になっている時に、ユーザにより操作部34のカメラ機能キーが押下操作されると、制御部30は、表示部33のディスプレイ上に、LEDフラッシュ選択メニューを表示させる。ここで、当該LEDフラッシュ選択メニューには、外光の明るさが暗い時にLEDフラッシュを自動点灯させるためのAUTO発光設定メニューや、外光の明るさにかかわらずシャッターボタンが全押しされたときに必ずLEDフラッシュを発光させる強制発光設定メニューなどが用意されており、ユーザが操作部34を操作して所望のメニューを選択及び決定すると、制御部30は、その選択及び決定されたメニュー項目に応じてカメラ機能を設定する。
図10には、上記自動発光(AUTO発光)モードにカメラ機能が設定されている時の本実施形態の携帯電話端末の動作を示す。
この図10において、上記自動発光モードにカメラ機能が設定されている時、制御部30は、先ず、ステップS1の処理として、LEDドライバ39に対してLEDフラッシュモジュールの高輝度LEDを弱点灯させる際の駆動電流値と強点灯させる際の駆動電流値を設定する。また、このステップS1の時、撮影制御部38は、カメラ40を動作させて、外光の明るさを計測させる。そして、外光の明るさが或る閾値より暗い場合、カメラ40からは上記外光の明るさが閾値より暗いことを示す信号が出力され、撮像制御部38は、その信号を制御部30へ転送する。
次に、ステップS2の処理として、ユーザにより操作部34のシャッターボタンが「半押し」操作された時の操作信号が制御部30に供給されると、当該制御部30は、ステップS3の処理として、LEDフラッシュモジュールの高輝度LEDを弱点灯させるようにLEDドライバ39を制御する。また、このステップS3において、撮影制御部38は、カメラ40を制御してオートフォーカスやオートアイリスの動作を行わせたり、撮影パラメータの制御を行わせる。そして、オートフォーカスにより合焦した時、カメラ40から撮影制御部38には合焦信号が送られる。
次にステップS4の処理として、制御部30は、操作部34からの操作信号を見ることで、ユーザがシャッターボタンの「半押し」を解除(リリース)したか否か判定しており、「半押しリリース」となされた時には、ステップS5の処理として、LEDフラッシュモジュールの高輝度LEDを消灯させるようにLEDドライバ39を制御した後、ステップS2へ処理を戻す。
一方、「半押しリリース」になされていない時、制御部30は、ステップS6の処理として、ユーザがシャッターボタンを「全押し」したか否か判定しており、「全押し」されたと判定した時には、ステップS7へ処理を進める。
ステップS6にてシャッターボタンが「全押し」されたと判定してステップS7へ処理を進めると、制御部30は、LEDフラッシュモジュールの高輝度LEDが強点灯できるようにLEDドライバ39を制御すると同時に、撮像制御部38に対してシャッターボタンが「全押し」されたことを通知する。この通知を受けた撮像制御部38は、カメラ40に対してキャプチャー命令を出力する。当該キャプチャー命令を受け取ったカメラ40は、露光を開始すると同時に、LEDドライバ39に対して前述した発光トリガパルスを出力する。
これにより、LEDフラッシュモジュールは強点灯され、カメラ40では、当該LEDフラッシュモジュールにより照明された状態の被写体像が撮影されることになる。そして、当該カメラ40にて撮影された画像データは、メモリ35のRAM領域に一時的に格納されることになる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話端末によれば、自動発光モードの時、シャッターボタンの「半押し」によりLEDフラッシュが弱点灯するようになされているため、オートフォーカスを合わせるときや暗所でのフレーミングを行う時に、必ず照明がある状態となり、したがって、暗い所で画像のコントラストが取れずにオートフォーカスが合わないという問題や、暗所でのフレーミングの困難性という問題を解決している。
図11には、上記強制発光モードにカメラ機能が設定されている時の本実施形態の携帯電話端末の動作を示す。
この図11において、上記強制発光モードにカメラ機能が設定されている時、制御部30は、先ず、ステップS11の処理として、LEDドライバ39に対してLEDフラッシュモジュールの高輝度LEDを弱点灯させる際の駆動電流値と強点灯させる際の駆動電流値を設定する。また、当該強制発光モードの時、制御部30は、ステップS12の処理として、LEDフラッシュモジュールの高輝度LEDを直ちに弱点灯させるようにLEDドライバ39を制御する。
次に、ステップS13において、ユーザにより操作部34のシャッターボタンが「半押し」操作されたことを通知する信号が制御部30から供給されると、ステップS14の処理として、撮影制御部38は、カメラ40を制御してオートフォーカスやオートアイリスの動作、撮影パラメータの制御を行わせる。そして、オートフォーカスにより合焦した時、カメラ40から撮影制御部38には合焦信号が送られる。
次にステップS15の処理として、制御部30は、操作部34からの操作信号を見ることで、ユーザがシャッターボタンの「半押し」を解除(リリース)したか否か判定しており、「半押しリリース」となされた時には、ステップS13へ処理を戻す。
一方、「半押しリリース」になされていない時、制御部30は、ステップS16の処理として、ユーザがシャッターボタンを「全押し」したか否か判定しており、「全押し」されたと判定した時には、ステップS17へ処理を進める。
ステップS16にてシャッターボタンが「全押し」されたと判定してステップS17へ処理を進めると、制御部30は、LEDフラッシュモジュールの高輝度LEDが強点灯できるようにLEDドライバ39を制御すると同時に、撮像制御部38に対してシャッターボタンが「全押し」されたことを通知する。この通知を受けた撮像制御部38は、カメラ40に対してキャプチャー命令を出力する。当該キャプチャー命令を受け取ったカメラ40は、露光を開始すると同時に、LEDドライバ39に対して前述した発光トリガパルスを出力する。これにより、LEDフラッシュモジュールは強点灯され、カメラ40では、当該LEDフラッシュモジュールにより照明された状態の被写体像が撮影されることになる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話端末によれば、強制発光モードの時には、LEDフラッシュが必ず弱点灯するようになされているため、オートフォーカスを合わせるときや暗所でのフレーミングを行う時に、必ず照明がある状態となり、したがって、暗い所で画像のコントラストが取れずにオートフォーカスが合わないという問題や、暗所でのフレーミングの困難性という問題を解決している。
〔高輝度LEDの明るさや色度に基づく撮影パラメータ制御の例〕
以下、図12〜図16を用いて、本実施形態の携帯電話端末のカメラ40(カメラモジュール)がLEDフラッシュモジュールの高輝度LEDの明るさや色度に基づいて、撮影パラメータを制御する際の動作について簡単に説明する。すなわち、本実施形態の携帯電話端末は、図10のステップS3や図11のステップS14において、オートフォーカスの合焦処理を行っている間に、LEDフラッシュモジュールの高輝度LEDの照度や色度、周囲光の照度や色度、被写体条件等に基づいて、カメラ40の撮影パラメータを適正に調整するようになされている。
図12には、撮影パラメータのうち、明るさに関するパラメータ(以下、AEレベルとする。)を調整する際の制御動作例を示す。この図12に示すように、自動発光モードにおけるシャッターボタン「半押し」時や強制発光モード時、撮像制御部38は、カメラ40を制御して、高輝度LEDが弱点灯しているときの明るさ及び周囲光の明るさに合わせて、AEレベルをオフセットさせる。その後、シャッターボタンが「全押し」された時、撮像制御部38は、上記弱点灯時と消灯時のAEレベルの差分に所定の値(α)を掛け、これを上記弱点灯時のAEレベルの値(つまり上記差分)に上乗せすることで、高輝度LEDが強点灯した時に合うAEレベルとなるようにカメラ40を制御する。
図13には、撮影パラメータのうち、ゲインに関するパラメータを調整する際の制御動作例を示す。この図13に示すように、自動発光モードにおけるシャッターボタン「半押し」時や強制発光モード時、撮像制御部38は、カメラ40を制御して、高輝度LEDが弱点灯しているときの明るさ及び周囲光の明るさに基づいて、ゲインパラメータを高く設定制御し、その後、シャッターボタンが「全押し」された時、撮像制御部38は、高輝度LEDが強点灯した時の明るさと周囲光の明るさに基づいて、ゲインパラメータを低く設定制御する。
図14には、撮影パラメータのうち、シャッタースピードに関するパラメータを調整する際の制御動作例を示す。この図14に示すように、シャッターボタンが「全押し」された時に、高輝度LEDが弱点灯される場合、撮像制御部38は、カメラ40を制御して、シャッタースピードを遅くするようにシャッタースピードパラメータを設定制御し、一方、シャッターボタンが「全押し」された時に、高輝度LEDが強点灯される場合、撮像制御部38は、カメラ40を制御して、シャッタースピードを速くするようにシャッタースピードパラメータを設定制御する。
図15には、撮影パラメータのうち、ホワイトバランスに関するパラメータを調整する際の制御動作例を示す。この図15に示すように、撮像制御部38は、カメラ40から得られる明るさに基づいて周囲光の色温度を求め、この周囲光の色温度に対して高輝度LED点灯により色温度が変化する量を求め、さらに、この色温度の変化量に対する所定の比率(β1:β2)から、ホワイトバランスを求める。そして、撮像制御部38は、このホワイトバランスに合わせてカメラ40のホワイトバランスパラメータを設定制御する。
また、図16には、AEレベルとオフセット比率の関係を示す。この図16から判るように、本実施形態では、周囲光が暗いほどLED点灯時の色温度が重視され、周囲光が明るいほど周囲光の色温度が重視されている。
〔まとめ〕
以上説明したように、本実施形態の画像撮影装置、携帯電話端末においては、高輝度LEDを備えたLEDフラッシュモジュールを撮影補助光発生手段として備えていることにより、静止画像のみならず動画像の撮影時にも被写体を照明することができ、キセノンフラッシュライトに勝るとも劣らない適正露光での撮影が可能となっている。また、キセノン管の発光可能回数は3000〜5000回であるのに対し、LEDの寿命は数万から数十万回というレベルであるので、光源を交換する等のメンテナンスは不要である。また、LEDはキセノン管に比べて低コストであるため、装置の価格上昇を抑えることができ、また、LEDは低消費電力であるため電池の消耗を抑えることができ、キセノンフラッシュライトは約300Vで瞬間的に100A以上の大電流を流すのに対して(トリガーコイルでは数kVもの電圧を発生する)、LEDは5V程度で数百mAの電流しか流れないため、周辺回路に及ぼす影響が少ない。また、本実施形態によれば、LEDフラッシュモジュールは、カメラモジュールの露光期間に同期して発光するようになされているので、無駄な時間の点灯を行う必要がなく、発熱量を最小限に抑えることができる。また、本実施形態によれば、発光トリガパルス幅をカメラモジュールが出力するので、露光条件(明るさやホワイトバランスなど)に合わせた発光時間の制御が可能となる。また、本実施形態のLEDフラッシュモジュールは、ダブルパッケージング技術によってカメラモジュールに合わせた照射角の精密な調整が行えるので、どのようなカメラモジュールであっても最適な照射を行うことが可能となる。また、本実施形態によれば、LEDフラッシュモジュールを弱点灯させることが可能となっているため、従来のディジタルカメラのように、赤外発光LED等を点灯して暗闇でオートフォーカスを動作させるようなシステムを用いなくても、オートフォーカスを動作させて合焦させることができる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した各実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本発明の画像撮影装置は、携帯電話端末だけでなく、銀塩カメラ、ディジタルカメラ、カムコーダ、カメラ機能を備えた種々の電子機器にも適用可能である。
本発明実施形態の画像撮影装置に搭載されているレンズ付きのLEDフラッシュモジュールの概略的な外観図であり、LEDフラッシュモジュールをLED発光部側から観た図である。 図1のLEDフラッシュモジュールを側面から観た外観図である。 図1のLEDフラッシュモジュールを裏面側から観た外観図である。 本発明実施形態のLEDフラッシュモジュールを備えた画像撮影装置の主要部の概略的なブロック図である。 カメラモジュールの撮像センサーの露光期間とそれに同期して生成される発光トリガパルスとの関係を示すタイミングチャートである。 本実施形態のLEDフラッシュモジュールとLED単体のみを用いて被写体を照明した時の複数サンプルでの各測定照度をプロットしたグラフである。 本実施形態のLEDフラッシュモジュールとLED単体のみを用いて被写体を照明した時の色度のズレを複数サンプルで測定した各測定値をプロットしたグラフである。 携帯電話端末に搭載したLEDフラッシュモジュールを発光トリガパルスによりパルス的に発光させた時の電流波形を示す波形図である。 本発明実施形態の画像撮影装置を搭載した携帯電話端末の概略的な内部構成を示すブロック図である。 自動発光(AUTO発光)モードにカメラ機能が設定されている時の本実施形態の携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。 強制発光モードにカメラ機能が設定されている時の本実施形態の携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。 撮影パラメータのうち、明るさに関するパラメータを調整する際の制御動作例の説明に用いる図である。 撮影パラメータのうち、ゲインに関するパラメータを調整する際の制御動作例の説明に用いる図である。 撮影パラメータのうち、シャッタースピードに関するパラメータを調整する際の制御動作例の説明に用いる図である。 撮影パラメータのうち、ホワイトバランスに関するパラメータを調整する際の制御動作例の説明に用いる図である。 AEレベルとオフセット比率の関係を示す図である。
符号の説明
10 フレキシブルプリント基板、11,23 高輝度LED、12 集光レンズ、13 レンズ鏡筒、14 金属放熱板、20 CPU、21,39 LEDドライバ、22 カメラモジュール、30 制御部、31 通信回路、32 通信アンテナ、33 表示部、34 操作部、35 メモリ、36 スピーカ、37 マイクロホン、38 撮像制御部、40 カメラ、41 LED

Claims (11)

  1. 画像を撮影するための撮像センサーを有するカメラモジュールと、
    高輝度LEDと当該高輝度LEDの発光部前面に配される照射角調整用の集光レンズと上記高輝度LEDの熱を放熱するための放熱板とを少なくとも備えたLEDモジュールと、
    上記高輝度LEDに駆動電流を供給するためのLEDドライバとを有し、
    上記カメラモジュールは、撮影可能モードになっている時に、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定し、撮影を実行する時に、上記撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成して上記LEDドライバへ出力し、
    上記LEDドライバは、上記カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、上記高輝度LEDを上記露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させる画像撮影装置。
  2. 上記LEDドライバを通じて上記高輝度LEDの点灯を制御する制御部と、
    外光の明るさを検出する明るさ検出部とを有し、
    上記カメラモジュールは、上記撮影可能モードになっている時に、上記明るさ検出部が検出した明るさに基づいて前記撮影パラメータを設定し、
    上記制御部は、上記撮影可能モードにおいて上記明るさ検出部にて上記外光の明るさが所定の閾値より暗いことが検出されている場合には、上記高輝度LEDを弱点灯させるよう上記LEDドライバを制御し、上記カメラモジュールにて撮影が実行される場合には、上記高輝度LEDを強点灯させるよう上記LEDドライバを制御する請求項1記載の画像撮影装置。
  3. 上記LEDドライバを通じて上記高輝度LEDの点灯を制御する制御部と、
    外光の明るさを検出する明るさ検出部とを有し、
    上記カメラモジュールは、自動焦点合わせを行うためのオートフォーカス部を備え、
    上記制御部は、上記撮影可能モードにおいて上記オートフォーカス部を動作させる際に、上記明るさ検出部にて上記外光の明るさが所定の閾値より暗いことが検出されている場合には、上記高輝度LEDを弱点灯させるよう上記LEDドライバを制御し、撮影を実行する場合には、上記高輝度LEDを強点灯させるよう上記LEDドライバを制御する請求項1記載の画像撮影装置。
  4. 上記明るさ検出部において上記外光の明るさが所定の閾値よりも明るいことが検出されている場合、上記制御部は、上記高輝度LEDを発光させないよう上記LEDドライバを制御する請求項2又は請求項3記載の画像撮影装置。
  5. 操作者からの指示入力状態として、第一の操作指示入力状態と第二の操作指示入力状態の少なくとも二つの操作指示入力状態を取り得る操作部を有し、
    上記カメラモジュールは、上記操作部が第一の操作指示入力状態である時に上記撮影可能モードとなり、上記操作部が第二の操作指示入力状態になった時に上記撮影を実行する請求項1乃至請求項4のうち何れか一項に記載の画像撮影装置。
  6. 画像を撮影するための撮像センサーを有するカメラモジュールが撮影可能モードになるステップと、
    上記撮影可能モードになっている時、上記カメラモジュールが、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定するステップと、
    画像撮影を実行する時、上記カメラモジュールが、上記撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成して上記LEDドライバへ出力するステップと、
    高輝度LEDと当該高輝度LEDの発光部前面に配される照射角調整用の集光レンズと上記高輝度LEDの熱を放熱するための放熱板とを少なくとも備えたLEDモジュールの上記高輝度LEDを、上記カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、LEDドライが、上記露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させるステップと
    を有する発光制御方法。
  7. 明るさ検出部が外光の明るさを検出するステップと、
    上記撮影可能モードになっている時に上記明るさ検出部において外光の明るさが所定の閾値より暗いことが検出された場合、上記LEDドライバを通じて上記高輝度LEDを点灯制御する制御部が、上記高輝度LEDを弱点灯させるよう上記LEDドライバを制御し、撮影を実行する時には、上記高輝度LEDを強点灯させるよう上記LEDドライバを制御するステップとを有し、
    上記カメラモジュールは、上記撮影パラメータを設定するステップにおいて、上記撮影可能モードになっている時に上記明るさ検出部が検出した明るさに基づいて前記撮影パラメータを設定する請求項6記載の発光制御方法。
  8. 明るさ検出部が外光の明るさを検出するステップと、
    上記カメラモジュールが備えている自動焦点合わせを行うためのオートフォーカス部を上記撮影可能モードにおいて動作させる際に、上記明るさ検出部において外光の明るさが所定の閾値より暗いことが検出された場合、上記LEDドライバを通じて上記高輝度LEDを点灯制御する制御部が、上記高輝度LEDを弱点灯させるよう上記LEDドライバを制御し、撮影を実行する時には、上記高輝度LEDを強点灯させるよう上記LEDドライバを制御するステップと
    を有する請求項6記載の発光制御方法。
  9. 上記明るさ検出部において上記外光の明るさが所定の閾値よりも明るいことが検出されている場合、上記制御部が、上記高輝度LEDを発光させないよう上記LEDドライバを制御するステップを有する請求項7又は請求項8記載の発光制御方法。
  10. 操作者からの指示入力状態として第一の操作指示入力状態と第二の操作指示入力状態の少なくとも二つの操作指示入力状態を取り得る操作部からの入力を基に、上記カメラモジュールが、上記操作部が第一の操作指示入力状態である時に上記撮影可能モードとなり、上記操作部が第二の操作指示入力状態になった時に上記撮影を実行するステップを有する請求項6乃至請求項9のうち何れか一項に記載の発光制御方法。
  11. 少なくとも通話のための通信を行う無線通信部と、
    操作者からの指示入力を取り込むための操作部と、
    画像を撮影するための撮像センサーを有するカメラモジュールと、
    高輝度LEDと当該高輝度LEDの発光部前面に配される照射角調整用の集光レンズと上記高輝度LEDの熱を放熱するための放熱板とを少なくとも備えたLEDモジュールと、
    上記高輝度LEDに駆動電流を供給するためのLEDドライバとを有し、
    上記カメラモジュールは、撮影可能モードになっている時に、適正な撮影画像を得るため露光時間を含む撮影パラメータを設定し、撮影を実行する時に、上記撮像センサーの露光開始から露光終了までの露光期間に対応した発光トリガパルスを生成して上記LEDドライバへ出力し、
    上記LEDドライバは、上記カメラモジュールが生成した発光トリガパルスに応じて、上記高輝度LEDを上記露光期間に対応した発光時間だけ発光駆動させる携帯電話端末。
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