JP4931889B2 - 熱電供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、熱電供給システムに関する。
エネルギーを有効に活用するための技術として、コージェネレーション発電システム(例えば、以下に示す特許文献1を参照)と、バイオマス発電システム(例えば、以下に示す特許文献2を参照)と、が知られている。コージェネレーション発電システムとは、原動機により発電機を駆動して発電された電力を需要家の電力需要(照明機器、動力源等)に向けて供給するのと併行して、原動機からの発電に伴う排熱を需要家の熱需要(冷暖房機器、給湯機器、蒸気機器等)に供給する熱電併給システムのことである。バイオマス発電システムとは、有機物を含む汚泥を密閉した消化槽に入れて、空気の嫌いな微生物の作用で汚泥中の有機物の多くを液化又はガス化し、又は、木屑やごみを高温でガス化し、この結果により発生したガスを燃料として、原動機を動かして発電する装置のことである。尚、バイオマスとは、有機物に由来するエネルギー源の総称のことである。
特開2007−187027号公報 特開2005−245105号公報
本出願の時点では、コージェネレーション発電システムとバイオマス発電システムとが共存する電力系統であって、コージェネレーション発電システムとバイオマス発電システムとが相互に協調して電力や熱の需要バランス調整を行う熱電供給システムが存在していない。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、コージェネレーション発電システムとバイオマス発電システムとが相互に協調して電力や熱の需給バランス調整を行う熱電供給システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、電力と熱とを供給する熱電供給システムであって、電力系統と、前記電力系統に接続されるコージェネレーション発電システムとバイオマス発電システムとを含む複数の分散型電源と、常温熱Qhを蓄熱する常温槽と、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdgに応じて排出される排出熱Qdgと、前記常温槽に蓄熱された常温熱Qhと、を蓄熱する温熱槽と、運転時に前記常温槽に蓄熱された常温熱Qhを前記温熱槽に移動させるヒートポンプと、前記温熱槽に蓄熱された温熱が前記バイオマス発電システムにおいて電力Pbを発電させるためのバイオマス熱Qbを含んだ前記需要家の温熱需要Qwを賄えるように、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pb及び前記ヒートポンプの運転又は停止を制御する制御装置と、を有することを特徴とする。
また、上記の熱電供給システムであって、前記需要家の温熱需要Qwのうち前記バイオマス熱Qbとそれ以外の温熱需要Qw’、前記常温槽に蓄熱された常温熱Qh、前記コージェネレーション発電システムの排出熱Qdgを用いた、Qw’+Qb=Qh+Qdgとして定義される熱需給式が成立するように、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pb及び前記ヒートポンプの運転又は停止を制御する、こととしてもよい。
また、上記の熱電供給システムであって、前記制御装置は、前記熱需給式においてQw’+Qb<Qh+Qdgの場合、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを増加させるとともに、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdgを減少させ、前記熱需給式においてQw’+Qb>Qh+Qdgの場合、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを減少させるとともに、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdgを増加させる、こととしてもよい。
また、上記の熱電供給システムであって、前記制御装置は、前記熱需給式においてQw’+Qb<Qh+Qdgの場合、前記ヒートポンプを停止させ、前記熱需給式においてQw’+Qb>Qh+Qdgの場合、前記ヒートポンプの運転させる、こととしてもよい。
また、上記の熱電供給システムであって、前記制御装置は、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg及び前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを含んだ前記電力系統から供給される電力Pgが前記需要家の電力需要Pdを賄えるように、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg及び前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを制御する、こととしてもよい。
その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、電力系統に接続されたコージェネレーション発電システムとバイオマス発電システムとが相互に協調して、需要家との間における電力の需給バランス調整と熱の需給バランス調整を行う熱電供給システムを提供することができる。
以下では、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
<<<熱電供給システムの全体構成>>>
図1は、本発明の一実施形態に係る熱電供給システムの全体構成を示した図である。
同図に示す熱電供給システムは、主に、マイログリッド電力系統100、マイクログリッド熱系統200、需要家300、マイクログリッド制御装置400により構成される。
===マイクログリッド電力系統===
マイクログリッド電力系統100は、既存の電力系統(不図示)と一点で連系、又は既存電力系統から独立した小規模電力系統である。マイクログリッド電力系統100は、自然エネルギー等の電力制御が困難な分散型電源と、電力制御が可能な分散型電源と、を組み合わせた構成とすることで、環境に配慮しつつ既存の電力系統に影響を与えないシステム構成を可能としている。
マイクログリッド電力系統100は、自然エネルギー等の電力制御が困難な分散型電源として、太陽光発電システム101、風力発電システム102が接続され、電力制御が可能な分散型電源として、コージェネレーション発電システム103、バイオマス発電システム104が接続される。また、マイクログリッド電力系統100は、需要家300の電力需要が接続される。さらに、マイクログリッド電力系統100は、系統安定化のために超電導電力貯蔵システム105が接続される。
太陽光発電システム101は、シリコン半導体の光電効果を利用して太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する発電システムのことであり、複数の太陽電池を配置した太陽電池パネルと、太陽電池で発電した電気を交流に変えるインバータ等により構成される。尚、以下では、太陽光発電システム101により発電される電力をPpvと表す。
風力発電システム102は、風車の風力エネルギーを機械的動力に変換し、この動力を発電機に伝達して電気エネルギーに変換する発電システムのことであり、ブレード及びロータ軸等のロータ系、ロータ系の回転エネルギーを発電機に伝達する伝達系、伝達された回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機等により構成される。尚、以下では、風力発電システム102により発電される電力をPwと表す。
コージェネレーション発電システム103は、原動機(ガスエンジン、ガスタービンエンジン、ディーゼルエンジン)により発電機を駆動して発電された電力を需要家300の電力需要(照明、動力等)に向けて供給するのと併行して、発電に伴う原動機からの排熱を需要家の熱需要(冷暖房、給湯、蒸気等)に供給する熱電併給システムである。コージェネレーション発電システム103は、上記の原動機を用いたシステムの他に、水素と酸素を科学的に反応させて電気を発電されるとともにその発電に伴う排熱を利用する燃料電池を用いたシステムであってもよい。尚、コージェネレーション発電システム103により発電される電力をPdgと表し、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdgに応じて排出される排出熱のうち、後述の温熱槽205に蓄熱させる熱をQdgと表し、後述の常温槽203に蓄熱させる残熱をQdg’と表す。
バイオマス発電システム104は、有機物を含む汚泥を密閉した消化槽に入れて、空気の嫌いな微生物の作用で汚泥中の有機物の多くを液化又はガス化し、又は、木屑やごみを高温でガス化し、この結果により発生したガスを燃料(バイオマス燃料)として用いて、原動機を動かして発電するシステムである。尚、バイオマス発電システム104により発電される電力をPbと表し、また、バイオマス発電システム104が電力Pbを発電するために必要なバイオマス燃料を生成するために要する熱をQb(=βPb)と表す。
超電導電力貯蔵システム105は、一般にSMES(Superconducting Magnetic Energy Storage)と呼ばれており、極低温状態になると電気抵抗ゼロになる特性を有した超電導コイル内で電流を循環させて電気エネルギーを貯蔵するシステムである。超電導電力貯蔵システム105は、超電導コイルとこれを冷却するための冷媒(液体ヘリウム、液体窒素等)とを収容する極低温容器と、極低温容器を収納する真空容器と、超電導コイルに電力を貯蔵するか若しくは貯蔵された電力を取り出すためのスイッチと、超電導コイルから取り出した電力を交流に変換するインバータ等により構成される。尚、極低温容器内の冷媒は超電導電力貯蔵システム105と接続された冷凍機106により冷却される。尚、超電導電力貯蔵システム105が蓄電する蓄電量をPsmと表す。
需要家300の電力需要は、後述の冷熱需要を構成する冷房、冷蔵、冷凍、後述の常温熱源としての残り湯を生成する給湯、後述の温熱需要を構成する給湯、暖房、乾燥である。尚、需要家300の全電力需要をPdと表す。
===マイクログリッド熱系統===
マイクログリッド熱系統200は、需要家300の冷熱需要や温熱需要に熱を供給するシステムである。マイクログリッド熱系統200は、冷熱槽201、冷熱供給用ヒートポンプ202、常温槽203、温熱供給用ヒートポンプ204、温熱槽205により構成される。
冷熱槽201は、冷却ガス(10℃未満の窒素等)を熱媒体としており、需要家300の冷熱需要に供給する冷熱ガスの熱Qcと、冷凍機106に供給する冷熱ガスの熱Qsmと、を蓄熱する。尚、冷熱需要は、需要家300として家庭、スーパー、食品工場に設置される冷蔵、冷房、冷凍や、データセンタや工場等に設置される機器の冷却である。冷熱槽201に蓄熱される冷熱Qlは、冷熱供給用ヒートポンプ202によって常温槽203に移動される。
冷熱供給用ヒートポンプ202は、運転時に冷熱槽201に蓄熱される冷熱Qlを高効率に常温槽203に移動させる装置である。冷熱供給用ヒートポンプ202は、冷熱槽201から供給される冷熱Qlより低温液体を蒸発させたガスを生成する蒸発部2021と、蒸発部2021によって生成したガスを圧縮させて高温ガスを生成する圧縮部2022と、圧縮部2022によって生成した高温ガスを凝縮することで元の冷熱Qlの高圧液体を発生する凝縮部2023と、凝縮部2023により発生した高圧液体を膨張して蒸発部2021に供給する低温液体を生成する膨張部2024と、を有する。
常温槽203は、常温(10℃〜40℃)の空気を熱媒体としており、冷熱供給用ヒートポンプ202により冷熱槽201から移動される冷熱Qlと、需要家300の給湯設備の貯湯槽に蓄えられた残り湯の熱や大気熱から成る常温熱Qmと、コージェネレーション発電システム103より排出される排出熱のうち温熱槽205に蓄熱されずにいた残熱Qdg’と、を蓄熱する。尚、常温槽203より発する常温熱Qhは、温熱供給用ヒートポンプ204に吸収される。
温熱供給用ヒートポンプ204は、常温槽203より発する常温熱Qhを高効率に温熱槽205に移動させる装置である。温熱供給用ヒートポンプ204は、常温槽203から供給される常温熱Qhより低温液体を蒸発させたガスを生成する蒸発部2041と、蒸発部2041によって生成したガスを圧縮させて高温ガスを生成する圧縮部2042と、圧縮部2042によって生成した高温ガスを凝縮することで元の常温熱Qhの高圧液体を発生する凝縮部2043と、凝縮部2043により発生した高圧液体を膨張して蒸発部2041に供給する低温液体を生成する膨張部2044と、を有する。
温熱槽205は、温水(40℃〜100℃)を熱媒体としており、温熱供給用ヒートポンプ204より常温槽203から移動される常温熱Qhと、コージェネレーション発電システム103より排出される排出熱Qdgと、を蓄熱する。尚、温熱槽205に蓄熱されるトータルの温熱は、需要家300の温熱需要Qwに供給される。温熱需要Qwは、家庭、ホテル、病院、介護施設に設けられる給湯、暖房や、理美容院、クリーニング店に設けられる給湯、乾燥、農業温室に設けられる暖房、さらに、バイオマス燃料生成設備(乾燥、発酵機器)310である。温熱需要Qwは、バイオマス燃料生成設備310によって需要される温熱需要Qbと、バイオマス燃料生成以外の温熱需要によって需要される温熱需要Qw’と、に区分される。
===マイクログリッド制御装置===
図2は、マイクログリッド制御装置400の構成並びにその周辺の接続を示した図である。
マイクログリッド制御装置400は、総合的なエネルギー効率を向上させるべく、マイクログリッド電力系統100とマイクログリッド熱系統200とが相互に協調して電力や熱の需給バランスを実現するための熱電制御を行う。マイクログリッド制御装置400は、CPU401、メモリ402、ハードディスク等の記憶装置403、通信装置404、キーボード等の入力装置405、液晶ディスプレイ等の表示装置406を有する。
尚、通信装置404は、冷熱槽201に設置された熱量計C1により計測される冷熱槽201に蓄熱された熱Ql−st、冷熱供給用ヒートポンプ202と常温槽203との間に設けられた熱量計C2により計測される冷熱Ql、常温槽203に設置された熱量計C3により計測される常温槽203に蓄熱される熱Qm−st、温熱供給用ヒートポンプ204と温熱槽205との間に設けられた熱量計C4により計測される熱Qh−st、冷凍機105の出力側に設置された熱量計C6により計測される冷熱Qsmを通信線410を介して受信する。
また、通信装置404は、太陽光発電システム101とマイクログリッド電力系統100との間に設けられた電力計W1により計測される電力Ppv、風力発電システム102とマイクログリッド電力系統100との間に設けられた電力計W2により計測される電力Pw、コージェネレーション発電システム103とマイクログリッド電力系統100との間に設けられた電力計W3により計測される電力Pdg、バイオマス発電システム104とマイクログリッド電力系統100との間に設けられた電力計W4により計測される電力Pb、超電導電力貯蔵システム105とマイクログリッド電力系統100との間に設けられた電力計W5により計測される電力Psmを通信線420を介して受信する。
<<<マイクログリッド制御装置の熱電制御>>>
===熱電制御の概要===
マイクログリッド制御装置400は、温熱槽205に蓄熱される熱(=常温熱Qh+コージェネーション発電システム103より排出される排出熱Qdg+温熱槽205内の湯の蓄熱Qh−st)が需要家300の温熱需要Qwを賄えるように、コージェネレーション発電システム103において発電される電力Pdg及びバイオマス発電システム104において発電される電力Pbを制御する。さらに、マイクログリッド制御装置400は、マイクログリッド電力系統100から供給される電力(=全発電量Pg+蓄電量Psm)が需要家300の電力需要Pdを賄えるように、コージェネレーション発電システム103において発電される電力Pdg及びバイオマス発電システム104において発電される電力Pbを制御する。
このように、需要家300の電力需要Pdとマイクログリッド電力系統100から供給される電力(=全発電量Pg+蓄電量Psm)との間の需給バランス調整と、需要家300の温熱需要Qwと温熱槽205に蓄熱される熱(=常温熱Qh+コージェネーション発電システム103より排出される排出熱Qdg+温熱槽205内の湯の蓄熱Qh−st)との間の需給バランス調整と、を同時に実現することが可能となる。
また、コージェネレーション発電システム103と比べて、マイクログリッド電力系統100と接続した電力制御が可能なコージェネレーション発電システム103から排出される熱がマイクログリッド熱系統200に流入される構成とした。このため、マイクログリッド電力系統100とマイクログリッド熱系統200との間で協調した電力や熱の需給バランス調整が行われ、総合的なエネルギー効率を向上させることが可能となる。
さらに、マイクログリッド制御装置400は、需要家300の温熱需要Qwと温熱槽205に蓄熱される熱(=常温熱Qh+コージェネーション発電システム103より排出される排出熱Qdg+温熱槽205内の湯の蓄熱Qh−st)とを一致させるように、且つ常温槽203に蓄熱される熱(=冷熱Ql+常温熱源の熱Qm+コージェネレーション発電システム103の残熱Qdg’+常温槽203内の空気の蓄熱Qm−st)と温熱供給用ヒートポンプ204に吸収される常温熱Qhとを一致させるように、且つ冷熱槽201に蓄熱される熱(=冷凍機105に供給する熱Qsm+冷熱需要Qc+冷熱槽201に蓄熱された熱Ql−st)と冷熱供給用ヒートポンプ202に吸収される冷熱Qlとを一致させるように、コージェネレーション発電システム103において発電される電力Pdg、バイオマス発電システム104において発電される電力Pb、データセンタや工場等に設けられる機器に供給される電力Pdcに基づいて制御する。このように、温熱槽205、常温槽203に加えて冷熱槽201を設け、さらに、冷熱供給用ヒートポンプ202を設けたことにより、熱の需給バランス調整を行うための自由度がより高くなる。
以下では、数式を用いたマイクログリッド制御装置400の熱電制御の内容を説明する。
まず、マイクログリッド電力系統100内の電力需給バランスとして、次のような電力需給式が成立することになる。
Pd = Pg+Psm ・・・式(1)
Pg = Pdg+Ppv+Pw+Pb ・・・式(2)
尚、式(1)において、需要家300の全電力需要Pdが、マイクログリッド電力系統100内の全発電量Pgと、超電導電力貯蔵システム105に蓄電される蓄電量Psmと、の合計と一致すべきことを表している。
また、式(2)において、マイクログリッド電力系統100内の全発電量Pgは、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdgと、太陽光発電システム101より発電される電力Ppvと、風力発電システム102より発電される電力Pwと、バイオマス発電システム104より発電される電力Pbと、の合計と一致すべきことを表している。
つまり、マイクログリッド制御装置400は、式(1)、式(2)が成立するように、制御可能なコージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdg並びにバイオマス発電システム104より発電される電力Pbを制御することになる。
つぎに、マイクログリッド熱系統200における熱の需給バランスとして、次の熱需給式が成立することになる。
Ql = Qc+Qsm+Ql−st ・・・式(3)
Qh = Ql+Qm+Qdg’+Qm−st ・・・式(4)
Qw = Qh+Qdg+Qh−st ・・・式(5)
式(3)は、冷熱槽201の熱収支を表しており、冷熱槽201に蓄熱されるトータルの冷熱Qlは、冷熱需要Qc、冷凍機105に供給する熱Qsm、冷熱槽201に蓄熱された熱Ql−stの合計であることを表している。
また、式(4)は、常温槽203の熱収支を表しており、常温槽203から温熱供給用ヒートポンプ204により移動される常温槽203に蓄熱されたトータルの常温熱Qhは、コージェネレーション発電システム103から排出される残熱Qdg’、冷熱供給用ヒートポンプ202から移動される冷熱槽201に蓄熱されたトータルの冷熱Ql、常温熱源の熱Qm、常温槽203内の空気の蓄熱Qm−stの合計であることを表している。
また、式(5)は、温熱槽205の熱収支を表しており、温熱槽205から需要家300の温熱需要に向けて供給される温熱需要Qwは、温熱供給用ヒートポンプ204から移動される常温熱Qh、コージェネレーション発電システム103から排出される排出熱Qdg、温熱槽205内の湯の蓄熱Ql−stの合計であることを表している。
ところで、コージェネレーション発電システム103から排出される排出熱Qdg、残熱Qdg’は、それぞれ次式のとおり、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdgに応じて定まる。
Qdg = αPdg(αは係数) ・・・式(6)
Qdg’= α’Pdg(α’は係数) ・・・式(7)
また、バイオマス資源の乾燥、発酵など、バイオマス燃料の生成に要する熱Qbは、次式のとおり、バイオマス発電システム104によって発電させる電力Pbに応じて定まる。
Qb = βPb(βは係数) ・・・式(8)
従って、温熱槽205から温熱需要Qwは、次式で表される。
Qw = Qw’+Qb = Qw’+βPb ・・・式(9)
また、冷熱需要の中でデータセンタや工場に設置される機器を冷却するための熱Qdcは、次式のとおり、これらの機器の電力需要Pdcで定まる。
Qdc = γPdc(γは係数) ・・・式(10)
従って、冷熱槽201から冷熱需要Qcは、次式で表される。
Qc = Qc’+Qdc = Qc’+γPdc ・・・式(11)
式(3)、式(4)、式(5)において、式(6)、式(7)、式(11)を代入すると、次式が成立する。
Ql = Qc’+γPdc+Qsm+Ql−st ・・・式(12)
Qh = Ql+Qm+α’Pdg+Qm−st ・・・式(13)
Qw’+βPb = Qh+αPdg+Qh−st ・・・式(14)
つまり、マイクログリッド制御装置400は、式(12)、式(13)、式(14)が成立するように、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdg、バイオマス発電システム104より発電される電力Pb、冷熱槽201から常温槽203に移動させるべき熱Ql、常温槽203から温熱槽205に移動させるべき熱Qhを制御する。
===電力の需給バランス変動時の熱電制御===
図3に示すフローチャートを用いた、式(1)が成立しなくなった場合、つまり、需要家300の全電力需要Pdが、マイクログリッド電力系統100内の全発電量Pgと、超電導電力貯蔵システム105に蓄電される蓄電量Psmと、の合計と一致しなくなった場合における熱電制御について説明する。
まず、式(1)が成立しなくなった場合(S300:YES)、マイクログリッド制御装置400は、式(1)、式(2)、式(12)、式(13)、式(14)が成立するように、且つ、冷熱Ql及び常温熱Qhを最小化するように、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdg及びバイオマス発電システム104より発電される電力Pbの制御量を夫々算定し(S301)、この算定した電力Pdg、Pbをコージェネレーション発電システム103及びバイオマス発電システム104に指定する(S302)。尚、最小化の際には、局所探索手法や焼きなまし手法等の最適化手法を用いる。
また、この場合に調整されるパラメータは、冷熱Ql、常温熱Qh、熱Ql−st、Qm−st、熱Qh−st、蓄電量Psmである(S303)。但し、熱Ql−st、Qm−st、Qh−st、蓄電量Psmに対して夫々上下限レベルを設定することで、熱Ql−st、Qm−st、Qh−st、蓄電量Psmを所定範囲内に確保するようにする。S300からS303の制御ループは、熱電制御の終了まで繰り返される。
===温熱の需給バランス変動時の熱電制御===
図4に示すフローチャートを用いた、式(10)が成立しなくなった場合、つまり、需要家300の温熱需要Qwが、常温熱Qhと、コージェネーション発電システム103より排出される排出熱Qdgと、温熱槽205内の湯の蓄熱Qh−stと、の合計と一致しなくなったとき(S400:YES)、マイクログリッド制御装置400は、式(1)、式(2)、式(12)、式(13)、式(14)が成立し、且つ、冷熱Ql及び常温熱Qhを最小化するように、常温槽203に蓄熱させる常温熱Qh、コージェネレーション発電システム103より発電させる電力Pdg、バイオマス発電システム104より発電させる電力Pbの制御量を夫々算定する(S401)。
マイクログリッド制御装置400は、S401により算定した常温熱Qhを温熱槽205に蓄熱させるとともに、S401により算定した電力Pdg、Pbをコージェネレーション発電システム103及びバイオマス発電システム104に指定する(S402)。尚、最小化の際には、局所探索手法や焼きなまし手法等の最適化手法を用いる。
また、この場合に調整されるパラメータは、冷熱槽201に蓄熱させる冷熱Ql、冷熱槽201に蓄熱させる熱Ql−st、常温槽203に蓄熱させる熱Qm−st、温熱槽205に蓄熱させる熱Qh−st、超電導電力貯蔵システム105の蓄電量Psmである(S403)。但し、熱Ql−st、Qm−st、Qh−st、蓄電量Psmに対して夫々上下限レベルを設定することで、熱Ql−st、Qm−st、Qh−st、蓄電量Psmを所定範囲内に確保するようにする。S400からS403の制御ループは、熱電制御の終了まで繰り返される。
===冷熱の需給バランス変動時の熱電制御===
図5に示すフローチャートを用いた、式(12)が成立しなくなった場合、つまり、冷熱槽201に蓄熱される冷熱Qlは、冷熱需要Qcと、冷凍機105に供給する熱Qsmと、冷熱槽201内の熱Ql−stと、の合計が一致しなくなったとき(S500:YES)、マイクログリッド制御装置400は、式(1)、式(2)、式(12)、式(13)、式(14)が成立するように、且つ、冷熱Ql及び常温熱Qhを最小化するように、冷熱Ql、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdg、バイオマス発電システム104より発電される電力Pbの制御量を夫々算定する(S501)。
マイクログリッド制御装置400は、S501により算定した冷熱Qlを冷熱槽201に蓄熱させるとともに、S501により算定したPdg、Pbをコージェネレーション発電システム103及びバイオマス発電システム104に夫々指定する(S502)。尚、最小化の際には、局所探索手法や焼きなまし手法等の最適化手法を用いる。
また、この場合において調整されるパラメータは、常温熱Qh、冷熱槽201に蓄熱された熱Ql−st、常温槽203内の空気の蓄熱Qm−st、温熱槽205内の湯の蓄熱Qh−st、超電導電力貯蔵システム105に蓄電される蓄電量Psmである(S503)。但し、熱Ql−st、Qm−st、Qh−st、蓄電量Psmに対して夫々上下限レベルを設定することで、熱Ql−st、Qm−st、Qh−st、蓄電量Psmを所定範囲内に確保するようにする。S500からS503の制御ループは、熱電制御の終了まで繰り返される。
以上のとおり、マイクログリッド電力系統100及びマイクログリッド熱系統200によれば、コージェネレーション発電システム103による熱電併給システムと比べて、熱や電力の需給バランスを個々に制御することが可能となる。また、熱や電力の需給バランスを制御するための自由度が向上することになる。
例えば、コージェネレーション発電システム103より排出される排出熱Qdg(=αPdg)が、需要家300の温熱需要Qwよりも多い場合(Qw<αPdg)、温熱供給用ヒートポンプ204を停止して、温熱供給用ヒートポンプ204により常温槽203から温熱槽205に移動される常温熱Qhをゼロにするか、バイオマス発電システム104より発電される電力Pbを増加し且つコージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdgを減少することで、式(14)を成立させることができる。
例えば、コージェネレーション発電システム103より排出される排出熱Qdg(=αPdg)が、需要家300の温熱需要Qwよりも少ない場合(Qw>αPdg)、温熱供給用ヒートポンプ204を運転して、温熱供給用ヒートポンプ204により常温槽203から温熱槽205に常温熱Qhを移動させるようにするか、バイオマス発電システム104より発電される電力Pbを減少し且つコージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdgを増加することで、式(14)を成立させることができる。
また、冷熱供給用ヒートポンプ202、温熱供給用ヒートポンプ204のようにヒートポンプ2台の構成としたことで、需要家300の冷熱需要Qcや温熱需要Qwのアンバランス分が吸収しやすくなるとともに、大気熱やコージェネレーション発電システム103より排出される排出熱Qdgの有効活用が可能となる。また、ポンプアップする温度差が小さくなるため、冷熱供給用ヒートポンプ202、温熱供給用ヒートポンプ204の性能係数COPを高くすることができる。
例えば、需要家300の冷熱需要Qcが温熱需要Qwよりも少ない場合(Qc<Qw)、式(12)において、冷熱供給用ヒートポンプ202より冷熱槽201から移動される冷熱Qlの不足分を、常温熱Qm、コージェネレーション発電システム103より排出される排出熱の残熱Qdg’、常温槽203内の空気の蓄熱Qm−stによって調整することができる。
また、冷熱槽201に蓄熱された熱Ql−stを増加させて冷熱Qlを増加することで、式(12)で表される熱の需給バランスを調整することができる。さらに、温熱槽205内の湯の蓄熱Qh−stを増加させて常温熱Qhを減少するか、若しくは、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdgを増加させることで、常温熱Qhを減少させることができる。但し、コージェネレーション発電システム103より発電される電力Pdgを増加したため、ひいてはマイクログリッド電力系統100の全発電量Pgが増加したため、式(1)及び式(2)において、超電導電力貯蔵システム105の蓄電量Psmを減少させて、電力の需給バランスを調整する必要がある。
以上より、式(12)、式(13)、式(14)で表される熱の需給バランスを調整することができる。尚、ヒートポンプ1台の構成の場合、例えば、冷熱槽201、冷熱供給用ヒートポンプ202、温熱槽205の構成となる場合、需要家300の冷熱需要Qcと温熱需要Qwとの間のアンバランス分は、冷熱槽201、温熱槽205の蓄熱のみで調整しなければならなくなる。このため、ヒートポンプ2台の構成の方が、上記アンバランス分の調整のための自由度が増すことになる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施形態に係る熱電供給システムの全体構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係るマイクログリッド制御装置の構成並びにその周辺の接続を示した図である。 本発明の一実施形態に係る電力の需給バランス変動時における熱電制御の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る温熱の需給バランス変動時における熱電制御の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る冷熱の需給バランス変動時における熱電制御の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 マイクログリッド電力系統
101 太陽光発電システム
102 風力発電システム
103 コージェネレーション発電システム
104 バイオマス発電システム
105 超電導電力貯蔵システム
106 冷凍機
200 マイクログリッド熱系統
201 冷熱槽
202 冷熱供給用ヒートポンプ
203 常温槽
204 温熱供給用ヒートポンプ
205 温熱槽
400 マイクログリッド制御装置

Claims (5)

  1. 電力と熱とを供給する熱電供給システムであって、
    電力系統と、
    前記電力系統に接続されるコージェネレーション発電システムとバイオマス発電システムとを含む複数の分散型電源と、
    常温熱Qhを蓄熱する常温槽と、
    前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdgに応じて排出される排出熱Qdgと、前記常温槽に蓄熱された常温熱Qhと、を蓄熱する温熱槽と、
    運転時に前記常温槽に蓄熱された常温熱Qhを前記温熱槽に移動させるヒートポンプと、
    前記温熱槽に蓄熱された温熱が前記バイオマス発電システムにおいて電力Pbを発電させるためのバイオマス熱Qbを含んだ前記需要家の温熱需要Qwを賄えるように、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pb及び前記ヒートポンプの運転又は停止を制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする熱電供給システム。
  2. 請求項1に記載の熱電供給システムであって、
    前記需要家の温熱需要Qwのうち前記バイオマス熱Qbとそれ以外の温熱需要Qw’、前記常温槽に蓄熱された常温熱Qh、前記コージェネレーション発電システムの排出熱Qdgを用いた、
    Qw’+Qb=Qh+Qdg
    として定義される熱需給式が成立するように、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pb及び前記ヒートポンプの運転又は停止を制御する、
    ことを特徴とする熱電供給システム。
  3. 請求項2に記載の熱電供給システムであって、
    前記制御装置は、
    前記熱需給式においてQw’+Qb<Qh+Qdgの場合、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを増加させるとともに、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdgを減少させ、
    前記熱需給式においてQw’+Qb>Qh+Qdgの場合、前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを減少させるとともに、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdgを増加させる、
    ことを特徴とする熱電供給システム。
  4. 請求項3に記載の熱電供給システムであって、
    前記制御装置は、
    前記熱需給式においてQw’+Qb<Qh+Qdgの場合、前記ヒートポンプを停止させ、
    前記熱需給式においてQw’+Qb>Qh+Qdgの場合、前記ヒートポンプの運転させる、
    ことを特徴とする熱電供給システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の熱電供給システムであって、
    前記制御装置は、
    前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg及び前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを含んだ前記電力系統から供給される電力Pgが前記需要家の電力需要Pdを賄えるように、前記コージェネレーション発電システムにおいて発電される電力Pdg及び前記バイオマス発電システムにおいて発電される電力Pbを制御する、
    ことを特徴とする熱電供給システム。
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