JP4931607B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、特に、画像データに基づいて印字動作を行う画像形成装置に関する。
カラープリンタ等のカラー画像形成装置としては、ブラック、イエロー、シアン及びマゼンダの4色に対応する感光体ドラムの表面にトナー像を形成し、これらのトナー像を転写ベルトに多重転写した後これを記録紙に転写して定着する、いわゆるタンデム式のカラー画像形成装置がある。このようなタンデム式のカラー画像形成装置は、高速性に優れているが、その一方で、各色用の感光体ドラムや現像装置等を並べて配置しなければならないため、画像形成装置自体が大型化してしまう。
そこで、近年では、タンデム式のカラー画像形成装置を小型化させるため、例えば各色用の感光体ドラム同士の間隔を狭くして感光体ドラムや現像装置の配置を工夫したり、例えば特許文献1に示すように、現像装置のサイズを小さくしたりして、画像形成装置を小型化させる技術が良く用いられている。
特開2003−295589号公報
ところで、現像装置のサイズを小さくすると、現像装置内部に収容される現像剤の量も少なくなる。このような場合には、画像形成装置は、印字動作を問題なく行うことができるトナー量を常に現像装置内に確保するため、印字動作により現像装置が消費した現像剤中のトナー量をできるだけ正確に推測し、トナーを適切に現像装置に補給する必要がある。一方で、現像装置へのトナーの補給が、例えば適切な量及びタイミングで行われない場合、現像装置内では現像剤中のトナー量にムラが生じ易くなる。トナー量にムラが生じると、用紙等に印字される画像にもムラが生じてしまう。特に、現像装置内に補給されるトナー量が多すぎると、画像にはかぶりが発生するおそれがある。反対に、現像装置内に補給されるトナー量が少なすぎると、印字動作時にトナーが不足するおそれがある。トナーが不足した場合には、画像形成装置は、印字動作を中断させて補給動作を行わなければならない。
そこで、本発明は、印字動作により現像装置が消費したトナー量をできるだけ正確に推測し、トナーを適切に補給することができる画像形成装置の提供を目的とする。
発明1に係る画像形成装置は、画像データに基づいて印字動作を行う画像形成装置であって、現像手段、補給手段、推定手段、及び補給制御手段を備える。現像手段は、容器本体と、搬送手段とを含む。容器本体は、トナーとキャリアとからなる現像剤を有し、内部は現像剤の搬送方向に少なくとも2以上の区画に区分されている。搬送手段は、2以上の区画内の現像剤を循環させて搬送方向に搬送する。補給手段は、現像手段にトナーの補給を行う。推定手段は、印字動作で消費されるトナー量を、画像データの印字率に基づいて、区画毎に推定する。補給制御手段は、容器本体内の2以上の区画のうち、印字動作が行われる前のトナー量と推定手段により推定されたトナー量との差が所定値よりも低い区画に、トナーの補給が行われるように、補給手段を制御する。
この画像形成装置によると、印字動作で消費されたトナー量は、画像データの印字率に基づいて容器本体内の区分された区画毎に推定される。そして、画像形成装置は、印字動作が行われる前のトナー量から推定されたトナー量を減算し、補給を行う必要があるか否かを判断する。これにより、トナーの補給動作は、補給が必要な場合にのみ実行される。
発明2に係る画像形成装置は、発明1に係る画像形成装置であって、推定手段は、搬送手段が現像剤を搬送する搬送速度、及び印字動作が行われる印字速度に基づいて、印字動作で消費されるトナー量を推定する。
この画像形成装置は、印字速度と搬送速度とにより、印字された画像データの印字率のうちどのくらいの割合の印字率に相当する印字動作が、1つの区画におけるトナーを用いて行われたのかを推定する。この動作は、区画毎に行われる。これにより、印字動作により消費されたトナー量はより正確に推定される。
発明3に係る画像形成装置は、発明2に係る画像形成装置であって、補給制御手段は、搬送速度に基づいて、補給手段がトナーの補給を行うタイミングを更に制御する。
これにより、補給手段は、印字動作によりトナーが消費されトナー補給が必要な区画に、適切なタイミングで補給を行うことができる。
発明4に係る画像形成装置は、発明3に係る画像形成装置であって、補給制御手段は、補給手段がトナーを補給する補給速度に基づいて、補給手段が、印字動作が行われる前のトナー量と推定手段により推定されたトナー量との差が所定値よりも低い区画にトナーを補給する補給時間を調節する。
この画像形成装置によると、補給手段は、補給制御手段により調節された補給時間の間、トナーを補給する。これにより、トナーが補給されるべき区画には、的確なトナー量が補給される。
発明5に係る画像形成装置は、発明4に係る画像形成装置であって、補給制御手段は、印字動作が行われる前のトナー量と推定手段により推定されたトナー量との差に補給手段により補給されたトナー量を加算する。そして、補給制御手段は、この加算後のトナー量に基づいて補給速度を調節し、調節された補給速度に応じて補給時間を更に調節する。
この画像形成装置は、補給後の各区画のトナー量に基づいて、補給時間を決定するための補給速度を調節する。言い換えると、補給時間の決定に用いられる補給速度はフィードバック調節される。そして、補給手段が次回補給を行う際の補給時間は、調節された補給速度に基づいて決定される。これにより、補給手段は、補給動作をより的確に行うことができる。
発明6に係る画像形成装置は、発明5に係る画像形成装置であって、トナーが補給された後のトナー量を検知する検知手段を更に備える。そして、補給制御手段は、加算後のトナー量が検知手段により検知されたトナー量未満の場合、補給速度を第1所定速度下げるように調節する。また、補給制御手段は、加算後のトナー量が検知手段により検知されたトナー量以上の場合、補給速度を第2所定速度上げるように調節する。
この画像形成装置は、演算により求めたトナー量が実測値未満である場合、実際の補給速度は補給時間の決定に用いた補給速度より遅いと判断し、補給時間の決定に用いる補給速度を下げる。逆に、演算により求めたトナー量が実測値以上である場合、画像形成装置は、実際の補給速度は補給時間の決定に用いた補給速度より早いと判断し、補給時間の決定に用いる補給速度を上げる。これにより、補給時間の決定に用いる補給速度は、実際の速度により近いものになる。従って、補給時間は、より的確な時間に決定される。
発明7に係る画像形成装置は、発明6に係る画像形成装置であって、検知手段は、区画のいずれかに配置されている。
本発明に係る搬送手段は現像剤を循環搬送するため、検知手段を、このように容器本体内の区画のいずれかに配置させることにより、検知手段は、トナーが補給された後のトナー量を検知すると共に、印字動作が行われる前のトナー量を更に検知するようになる。従って、印字動作が行われる前のトナー量を検知するためのものと、補給後のトナー量を検知するためのものとのように、複数設けずに済む。
発明8に係る画像形成装置は、発明1〜7のいずれかに係る画像形成装置であって、トナーは非磁性トナーであり、キャリアは磁性キャリアである。そして、現像手段は、磁気ブラシローラと、現像ローラと、電位差生成手段とを含むハイブリッド式の現像手段である。磁気ブラシローラは、表面に非磁性トナーと磁性キャリアとによる磁気ブラシが形成される。現像ローラは、磁気ブラシローラにより表面が摺擦されトナー薄層が形成される。電位差生成手段は、磁気ブラシローラ及び現像ローラの間に電位差を生成させる。
発明9に係る画像形成装置は、発明1〜8のいずれかに係る画像形成装置であって、互いに並列に配置された複数の像担持体を更に備える。そして、現像手段は、複数の像担持体それぞれに対応するように複数設けられている。
この画像形成装置は、いわゆるタンデム式の画像形成装置である。このように、本発明に係る画像形成装置は、タンデム式の画像形成装置に適用できる。本発明に係る画像形成装置によると、現像手段内にはトナーの補給が的確に行われるため、タンデム式の画像形成装置を小型化した際に、現像手段のサイズが小さくなったことにより現像手段内の現像剤の容量自体が減らされたとしても、トナーの補給ムラが生じにくくなる。
本発明の画像形成装置によると、印字動作により現像装置が消費したトナー量をできるだけ正確に推測し、トナーを適切に補給することができる。
(1)構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置が採用されたカラープリンタ1の概略断面図である。カラープリンタ1は、タンデム式の画像形成装置であって、PC等の外部装置から通信部16(後述)を介して取得した画像データに基づいて印字動作を行う。カラープリンタ1は、図1及び図5に示すように、画像形成部2、補給装置7、トナーセンサ8、転写装置9、通信部16及び制御部21を備える。
画像形成部2は、カラー画像を形成可能なものであって、図1に示すように、感光体ドラム3、帯電器4、現像装置5及びクリーニングローラ6を含む。これらの各部材は、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の各トナーそれぞれに対応して設けられている。従って、例えば4つの感光体ドラム3は、それぞれ並列に配列されており、現像装置5は、各感光体ドラム3に対応して4つ配置されている。
感光体ドラム3は、アモルファスシリコン等からなる感光層を有しており、その表面には、画像データに基づいて静電潜像が形成される。また、感光体ドラム3は、図示しないドラム電圧印加部と接続されており、電圧を印加されることが可能となっている。
帯電器4は、感光体ドラム3の表面を一様に帯電させる。
現像装置5は、ハイブリッド現像法が採用された現像装置であって、図2及び図3に示すように、容器本体5a、磁気ブラシローラ5b、現像ローラ5c、ドクターブレード5d及び攪拌ローラ5e,5fを備える。
容器本体5aは、内部に非磁性トナーと磁性キャリアとからなる2成分の現像剤(以下より、単に“現像剤”という)を有している。そして、容器本体5aは、図4に示すように、その内部が、現像剤の搬送方向(図4の矢印A及びB。以下より、各矢印を“搬送方向A”“搬送方向B”という)に10個の区画に区分されている。ここで、説明を簡単にするため、図4の各区画には1〜10の番号を付している。具体的には、容器本体5aの右側の補給位置から搬送方向Aに向かって並んでいる区画には、順に1,2,・・・,5と番号を付しており、区画5の印字方向下流側に位置している区画から搬送方向Bに向かって並んでいる区画には、順に6,7,・・・,10と番号を付している。尚、補給位置は、補給装置7がトナーを補給するための位置である。また、区画7,8,9に移動してきた現像剤中のトナーは、印字動作が行われる場合に用いられる。
磁気ブラシローラ5bは、表面に非磁性トナー(以下より、単に“トナー”という)と磁性キャリア(以下より、単に“キャリア”という)とによる磁気ブラシが形成されている。そして、磁気ブラシローラ5bは、磁気ブラシローラ電圧印加部5h(電位差生成手段に相当)と接続されており、電圧を印加されることが可能となっている。
現像ローラ5cは、感光体ドラム3及び磁気ブラシローラ5bに対向するように配置されており、磁気ブラシローラ5bにより表面が摺擦されることで、表面にはトナー薄層が形成される。そして、現像ローラ5cは、感光体ドラム3にトナーを供給し静電潜像をトナー像として現像する。また、現像ローラ5cは、磁気ブラシローラ5bと同様に、現像ローラ電圧印加部5i(電位差生成手段に相当)と接続されており、磁気ブラシローラ5bに印加される電圧とは異なる電圧を印加されることが可能となっている。このように、磁気ブラシローラ電圧印加部5h及び現像ローラ電圧印加部5iがそれぞれ磁気ブラシローラ5b及び現像ローラ5cに異なる電圧を印加すると、磁気ブラシローラ5b及び現像ローラ5c間には電位差が生じ、現像ローラ5cの表面にはトナーのみの薄層が形成されるようになる。ここで、各ローラ5b,5c間の電位差の範囲としては、例えば約100V〜約350Vが好ましい。
ドクターブレード5dは、磁気ブラシローラ5bの表面に付着した現像剤の穂切りを行う。
搬送ローラ5e,5fは、図3に示すように、スパイラル状の形状を有しており、仕切壁5gを介してそれぞれ対向するように配置されている。搬送ローラ5e,5fは、容器本体5a内の現像剤を循環搬送させる。より具体的には、搬送ローラ5eは、図4に示すように、容器本体5a内の区画1〜4上の現像剤を、図4の搬送方向Aに搬送速度veで搬送し、搬送ローラ5fは、容器本体5a内の区画6〜9上の現像剤を、図4の搬送方向Bに搬送速度vfで搬送する。尚、仕切壁5gは、図4に示すように、区画2〜4と区画7〜9との間を仕切っているため、区画5上の現像剤は区画4上の現像剤に押し出されて区画6に移動する。また、区画10上の現像剤は、区画9上の現像剤に押し出されて区画1に移動する。
クリーニングローラ6は、感光体ドラム3の表面に残留したトナーを除去するためのものであって、感光体ドラム3の表面に当接可能に設けられている。
補給装置7は、図3及び図4に示す補給位置から、現像装置5の容器本体5a内にトナーを補給する。補給装置7により補給されたトナーは、補給位置から区画1方向に移動し、容器本体5a内で循環搬送され区画1に移動してきた現像剤と混ざり合う。
トナーセンサ8は、図3及び図4に示すように、現像装置5の搬送ローラ5eの搬送経路上であって、かつ区画3に対応するように設けられている。トナーセンサ8は、区画3上に位置している現像剤中のトナー量を検知する。即ち、本実施形態では、容器本体中5a中の現像剤が循環搬送されているため、トナーセンサ8は、区画7〜9において印字動作が行われる前のトナー量を検知すると共に、補給装置7により補給されたトナーを含んだ後の現像剤中のトナー量を検知することができる。
転写装置9は、図1に示すように、給紙カセット11から用紙搬送路10を介して搬送されてきた記録紙に、現像装置5の現像ローラ5bにより現像されたトナー像を転写する。そして、転写装置9は、転写後の記録紙を図示しない定着装置に搬送する。尚、転写後の記録紙は、図示しない定着装置によりトナー像の定着が行われた後、排出部12を経てカラープリンタ1外部へ排出される。
通信部16は、PC等の外部装置と通信を行う。
制御部21は、CPUやメモリを含むマイクロコンピュータで構成されており、図5に示すように、通信部16、感光体ドラム3及び現像装置5を含む画像形成部2、補給装置7、トナーセンサ8及びその他の入出部と接続されている。その他の入出部には、クリーニングローラ7等が含まれる。制御部21は、接続されている各機能部の入出力部の動作や画像処理の制御を行う。特に、本実施形態に係る制御部21は、記録紙への印字動作により消費されたトナー量を区画上の現像剤毎に推定し、推定したトナー量に基づいて、補給装置7の補給動作を制御する。このような動作を行うため、制御部21は、推定部21a及び補給制御部21bとして機能する。以下に、各機能について説明する。
〔推定部〕
推定部21aは、印字動作で消費されたトナー量を、通信部16が受信した画像データの印字率d%(以下、%を省略する)、搬送ローラ5e,5fの搬送速度ve,vf、及び印字動作が行われる印字速度viに基づいて、区画毎に推定する。
以下に、消費されたトナー量を推定部21aがどのように推定するかについて、具体的に説明する。尚、推定部21aがトナーを推定する以下の各過程において算出された各値は、メモリに記憶される。
まず、推定部21aは、画像データの印字率dを、図示しない定着装置によりトナー像が定着される記録紙毎に算出する。そして、推定部21aは、印字率dの画像データが印字される印字時間tdを、印字速度viを用いて算出する。例えば、A4の記録紙に画像データが印字された場合、A4ヨコの記録紙の長さは約210mmであるから、推定部21aは、A4ヨコの用紙を1枚印刷する場合の印字時間tdを210/vi(sec)と算出する。従って、印字速度viが例えば150(mm/sec)である場合、A4ヨコの用紙を1枚印刷する印字時間tdは、1.4secと算出される。
次いで、推定部21aは、画像データの印字率d、印字時間td及び搬送ローラ5e,5fの搬送速度ve,vfから、区画7〜9それぞれにおいて消費されたトナー量を算出する。搬送ローラ5e,5fの搬送速度ve,vf、即ち搬送ローラ5e,5fが現像剤を隣の区画に搬送する時間が共に約3secであるとし、A4ヨコの用紙を1枚印刷する場合の印字時間tdが1.4secである場合、推定部21aは、印字時間td“1.4sec”が搬送速度ve,vf“3sec”よりも短いため、印字動作がほぼ区画7上の現像剤を用いて行われたと判断する。そして、この場合、画像データの印字率dが仮に50%であるとすると、推定部21aは、区画7上の現像剤において消費されたトナーの量が、画像データの印字率50%分全てに相当すると判断する。ここで、印字率が100%である画像データを印字する場合に消費されるトナーが例えば360mgである場合には、推定部21aは、区画7上で消費されたトナー量はその半分の180mgであると算出する。
〔補給制御部〕
補給制御部21bは、補給装置7の補給動作を制御する。
先ず、補給制御部21bは、トナーの補給がなされるべき区画上の現像剤を決定し、その区画上の現像剤にトナーの補給が行われるように、補給装置7を制御する。具体的には、補給制御部21bは、区画7〜9で印字動作が行われる前のトナー量、即ちトナーセンサ8により検知されたトナー量から、推定部21aにより推定されたトナー量を、区画毎に減算する。そして、補給制御部21bは、減算した結果が所定値よりも低い区画上の現像剤には、トナーの補給が行われるように、補給装置7を制御する。これにより、補給動作は、印字動作によりトナーが所定の量以上消費された区画上の現像剤に対して行われる。ここで、所定値は、実験などにより的確に定められた値であるとする。
次いで、補給制御部21bは、搬送ローラ5e,5fの搬送速度ve,vfに基づいて、補給装置7がトナーの補給を行うタイミングを制御する。また、補給制御部21bは、補給装置7がトナーを補給する補給速度vhに基づいて、トナーを補給すべき区画上の現像剤に補給装置7がトナーを補給する補給時間を調節する。尚、以下では、現在区画7上にある現像剤がトナー補給を行うべき現像剤である場合について説明する。例えば、搬送ローラ5e,5fが現像剤をそれぞれ一定の時間T2(sec)毎に隣の区画に搬送させている場合、補給制御部21bは、現在区画7に位置する現像剤が区画1に移動するまでには、“4×T2(sec)”の時間がかかると算出する。そして、補給位置から容器本体5a内に補給されたトナーが区画1に到着するまでにT1(sec)の時間がかかるとした場合、補給制御部21bは、現在区画7上にある現像剤に補給位置から補給されたトナーが混ざり合うのは、“4×T2−T1(sec)”後であると算出する。そして、補給制御部21bは、補給装置7がトナーを補給する補給速度vhに基づいて、補給装置7がトナーを補給する時間を調節する。例えば、補給速度vhが100mg/secであって、現在区画7上にある現像剤に補給すべきトナー量が180mgであれば、補給制御部21bは、補給装置7の駆動時間を1.8secと決定する。次いで、補給制御部21bは、現在区画7上にある現像剤にトナーが混ざり合う時間“4×T2−T1(sec)”から補給装置7の駆動時間を減算することで、補給装置7が補給を行うタイミングを決定する。この場合、補給制御部21bは、補給装置7が補給を行うタイミングを現在から“4×T2−T1−1.8(sec)”後と決定し、その時間となった場合に補給装置7が補給動作を行うように、補給装置7を制御する。
また、補給制御部21bは、上記の計算で用いる補給装置7の補給速度vhを調節し、調節後の補給速度vhに応じて補給時間を更に調節する。具体的には、補給制御部21bは、印字動作が行われる前のトナー量(即ちトナーセンサ8が検知したトナー量)と、推定部21aにより推定されたトナー量との差に、補給装置7により補給されたトナー量を加算する。ここで、区画3においてトナーセンサ8により一度トナー量を検知されている現像剤は、区画7〜9に移動して印字動作に用いられた後、区画1に移動する。区画1に移動した現像剤は、トナーが補給された場合にはこれと混ざり合い、やがて区画3に移動する。このようにして、区画3に移動した現像剤は、再度トナーセンサ8によりトナー量を検知される。そこで、補給制御部21bは、補給されたトナー量を加算した後トナー量と、トナーセンサ8により再度検知されたトナー量とを比較し、その比較結果に基づいて推定部21aが推定する際に用いる補給速度vhが実際の補給速度に近づくように、補給速度vhを調節する。具体的には、加算後のトナー量が再度検知されたトナー量未満である場合、補給制御部21bは、印字動作で消費されたトナー量を推定するのに用いる補給速度vhが実際の補給速度よりも早いと判断し、補給速度vhを第1所定速度下げる。また、加算後のトナー量が再度検知されたトナー量以上である場合、補給制御部21bは、印字動作で消費されたトナー量を推定するのに用いる補給速度vhが実際の補給速度よりも遅いと判断し、補給速度vhを第2所定速度上げる。そして、補給制御部21bは、このようにして調節した補給速度vh’を、以後の補給時間の調節に用いる。ここで、第1所定速度及び第2所定速度は、実験などにより求められた値であって、加算後のトナー量が再度検知されたトナー量との差に応じて決められている。
(2)動作
次に、本実施形態に係るカラープリンタ1の動作について、図6を用いて説明する。
ステップS1〜2:カラープリンタ1の電源がオンすると(S1)、画像形成部2は駆動を開始する。特に、画像形成部2内の現像装置5においては、搬送ローラ5e,5fが現像剤の循環搬送を開始する(S2)。
ステップS3〜4:通信部16が印字動作の開始指示及び画像データをPC等の外部装置から受信すると(S3)、トナーセンサ8は区画3に移動してきた現像剤中のトナー量検知を開始する(S4)。
ステップS5:画像形成部2は、現像装置5の容器本体5a内における区画7〜9上の現像剤を用いて、印字動作を行う。これにより、区画7〜9上の現像剤内のトナーが消費される。
ステップS6:制御部21の推定部21aは、画像データの印字率d、搬送ローラ5e,5fの搬送速度ve,vf、及び印字速度viに基づいて、消費されたトナー量を区画毎に推定する。補給制御部21bは、トナーセンサ8により検知されたトナー量から、推定部21aにより推定されたトナー量を区画毎に減算する計算を行う。
ステップS7〜8:補給制御部21bは、ステップS6で計算した値と所定値とを比較する。補給制御部21bは、ステップS6で計算した値が所定値よりも低いと判断した場合(S7)、その低いと判断したトナー量を有する現像剤(以下、トナー補給を行うべき現像剤という)にトナーが補給されるように、補給装置7の動作を制御する(S8)。この動作については、後述する。尚、ステップS6で計算した値が所定値よりも高い場合には、補給制御部21bは、その区画上の現像剤にはトナーを補給する必要がないと判断する。
ステップS9:カラープリンタ1の電源がオフされるまで、カラープリンタ1は、ステップS3以降の動作を行う。尚、カラープリンタ1の電源がオフされた場合には、カラープリンタ1は一連の動作を終了する。
(2−1)補給動作制御サブルーチン
図7は、本実施形態に係る補給装置7の動作を制御するためのサブルーチンを示す図である。
ステップS21:補給制御部21bは、補給装置7が、トナー補給を行うべき現像剤が区画1に移動してきた時、この現像剤にトナーが補給されるように、トナーを補給するタイミング及び補給時間を算出する。
ステップS22:補給装置7は、ステップS21で補給制御部21bが算出した補給タイミング及び補給時間に基づいて、トナーの補給動作を行う。これにより、現像装置5の容器本体5aでは、新たなトナーが補給位置から補給され、区画1に移動してきたトナー補給を行うべき現像剤に混ざり合う。
ステップS23:補給制御部21bは、ステップS6で計算した値に、ステップS22で補給されたトナー量を加算する。
ステップS24:区画1においてトナーが補給された現像剤は、やがて区画3に移動する。トナーセンサ8は、この現像剤中のトナー量を検知する。
ステップS25:補給制御部21bは、ステップS23で計算した加算後のトナー量と、ステップS24においてトナーセンサ8により検知された実際のトナー量とを比較する。
ステップS26:ステップS25において、加算後のトナー量がトナーセンサ8により検知された実際のトナー量よりも小さい場合、補給制御部21bは、推定部21aが推定に用いる補給速度vhを第1所定速度だけ下げる。
ステップS27:ステップS25において、加算後のトナー量がトナーセンサ8により検知された実際のトナー量よりも大きい場合、補給制御部21bは、推定部21aが推定に用いる補給速度vhを、第2所定速度だけ上げる。
(3)効果
このカラープリンタ1では、現像装置5の容器本体5aが現像剤の搬送方向に複数の区画に区分されている。このカラープリンタ1は、印字動作で消費されたトナー量を、画像データの印字率dに基づいて区画毎に推定する。そして、カラープリンタ1は、印字動作が行われる前のトナー量から推定されたトナー量を減算し、補給を行う必要があるか否かを判断する。これにより、トナーの補給動作は、補給が必要な場合にのみ実行される。
また、カラープリンタ1は、印字動作における印字速度viと搬送ローラ5e,5fの搬送速度ve,vfとにより、印字された画像データの印字率dのうちどのくらいの割合の印字率に相当する印字動作が、1つの区画におけるトナーを用いて行われたのかを推定する。この動作は、区画毎に行われる。これにより、印字動作により消費されたトナー量はより正確に推定される。
また、カラープリンタ1内の補給制御部21bは、搬送ローラ5e,5fの搬送速度ve,vfに基づいて、補給装置7がトナー補給を行うタイミングをする。これにより、補給装置7は、印字動作によりトナーが消費され補給が必要な区画に、適切なタイミングで補給を行うことができる。
また、カラープリンタ1内の補給制御部21bは、補給装置7がトナーを補給する補給速度vhに基づいて、補給装置7がトナーを補給すべき現像剤にトナーを補給する補給時間を調節する。これにより、補給装置7は、この補給時間の間トナーを補給する。従って、トナーが補給されるべき区画には、的確なトナー量が補給される。
また、カラープリンタ1は、印字動作が行われる前のトナー量と推定部21aにより推定されたトナー量との差に、補給装置7により補給されたトナー量を加算し、この加算後のトナー量に基づいて、補給時間を決定するための補給速度vhを調節する。言い換えると、補給時間の決定に用いられる補給速度vhはフィードバック調節される。そして、補給装置7が次回補給を行う際の補給時間は、調節された補給速度vhに基づいて決定される。これにより、補給装置7は、補給動作をより的確に行うことができる。
特に、カラープリンタ1は、加算後のトナー量がトナーセンサ8により検知された実際の値未満である場合、実際の補給速度は計算に用いた補給速度vhより遅いと判断し、計算に用いる補給速度vhを第1所定速度だけ下げる。逆に、加算後のトナー量がトナーセンサ8により検知された実際の値以上である場合、カラープリンタ1は、実際の補給速度は計算に用いた補給速度vhより早いと判断し、計算に用いる補給速度vhを第2所定速度だけ上げる。これにより、計算に用いられる補給速度vhは、実際の速度により近い値になる。従って、補給時間は、より的確な時間に決定される。
また、本実施形態に係るカラープリンタ1は、現像剤を循環搬送する搬送ローラ5e,5fを用いている。そのため、トナーセンサ8は、現像装置5の容器本体5a内の区画3に対応するように配置していることにより、トナーが補給された後のトナー量を検知すると共に、印字動作が行われる前のトナー量を更に検知するようになる。従って、トナー量を検知するためのセンサを、印字動作が行われる前のトナー量を検知するためのものと、補給後のトナー量を検知するためのものとのように、複数設けずに済む。
また、カラープリンタ1は、いわゆるタンデム式のプリンタである。このように、本発明に係る画像形成装置をタンデム式の画像形成装置として採用した場合、現像装置5内にはトナーの補給が的確に行われるため、タンデム式の画像形成装置を小型化した際に、現像装置のサイズが小さくなったことにより現像装置内の現像剤の容量自体が減らされたとしても、トナーの補給ムラが生じにくくなる。
以下に、本発明を採用していないカラープリンタ及び上記実施形態に係るカラープリンタ1をそれぞれ用いて、高濃度(A4ヨコで印字率が30%のベタ画像)の原稿を一分間に32枚の速度で連続して印字した。その結果を、図8及び図9に示している。
図8は、本発明を採用していないカラープリンタの結果を示しており、図9は、上記実施形態に係るカラープリンタ1の結果を示している。図8及び9の縦軸は、トナーセンサが検知した電圧値をトナー重量(mg)に換算したものを示しており、例えば縦軸の差分“100”は、トナーとキャリアとの重量比(以下、T/C)に換算すると約“0.8%”の差分に相当する。尚、図8及び図9では、トナー量の目標値を“600mg”としている。
図8では、トナーの最大値及び最小値がそれぞれ“700mg”“450mg”であることから、T/Cに換算すると約“2%”のトナー量のムラが生じている。これに対し、図9では、トナーの最大値及び最小値との差分が約“100mg”であることから、トナー量のムラは、T/Cに換算して約“0.8%”であると分かる。
即ち、本発明を採用していないカラープリンタでは、トナーセンサでトナー量を検知してからトナー補給を行うために、現像剤中のトナーを消費した部分にトナーが補給されるのではなく、トナーを消費していない現像剤の部分にトナーが補給されてしまう。つまり、補給動作のタイミングが遅れてしまう。そのため、現像剤中のトナー量のムラが生じ、トナーセンサの値に大きなばらつきが生じてしまう。
一方で、上記実施形態に係るカラープリンタ1では、トナーセンサの値のばらつきは図8に比して小さい。これにより、的確なタイミングで、現像剤中のトナーを消費した部分にトナーが補給されていることが分かる。
また、画像ムラに関しては、本発明を採用していないカラープリンタ及び上記実施形態に係るカラープリンタ1それぞれにより印字された連続100枚の記録紙の端部から約5cmの左右位置の反射画像濃度(マクベスRD912)の差分をとって平均化し、これらを比較した。すると、本発明を採用していないカラープリンタでは、反射画像濃度の差分は“0.33”であったのに対し、上記実施形態に係るカラープリンタ1では“0.08”に著しく改良されていた。
<その他の実施形態>
(a)上記実施形態に係る図6では、説明の便宜上、印字動作が行われた後に、消費されたトナー量の推定動作のステップと、推定量及びトナー濃度センサ値による計算のステップ(S6)とを記載している。しかし、ステップS6における計算は、通信部16が印字動作指示を取得した場合に、開始されてもよい。尚、この場合、印字動作に用いられなかった現像剤については、消費されたトナー量がないため、推定されたトナー量を用いて行われた計算結果が、ステップS7において所定値以下とはならないため、補給動作が行われないステップに移行する。
(b)上記実施形態に係る図7では、ステップS24の“トナー量検知”のフローは、動作の説明の便宜上記載しているものである。従って、トナー濃度センサ8は、印刷指示が行われた後、区画3に移動してきた現像剤のトナー量を常に検知する。
(c)上記実施形態では、図4に示すように、現像装置5の容器本体5a内部を10個の区画に分けた場合について記載したが、区画の数は10個以外であってもよい。即ち、本発明に係る現像装置の容器本体内部は、少なくとも2以上の区画に分けることができる。
(d)上記実施形態では、トナーセンサ8を区画3に対応するように設けた場合について記載したが、トナーセンサ8の位置については、これに限定されない。トナーセンサ8は、図4中の、補給位置、補給されたトナーが混ざり合う区画1、及び印字動作においてトナーが消費される区画7〜9以外であれば、どこに配置されてもよい。
(e)上記実施形態では、トナーセンサ8が、1つ設けられた場合について記載したが、2以上設けられてもよい。
(f)上記実施形態では、現像装置5がハイブリッド現像である場合を例に取り説明したが、現像装置は、その他の現像方法を用いたものであってもよい。
(g)上記実施形態では、タンデム式を採用されたカラープリンタを例にとり説明したが、本発明に係る画像形成装置は、例えばロータリー式等の、タンデム式以外の方式を採用されたカラープリンタにも適用できる。
本発明の画像形成装置は、複写機や、モノクロまたはカラープリンタ、ファクシミリ装置の各機種や、これらの機能に更にスキャナ機能を併せ持つ複合機として適用できる。
本実施形態に係るカラープリンタの概略断面図。 現像装置の内部構造を示す縦断面図。 現像装置の内部構造を上からみた場合の模式図。 現像装置の容器本体が複数の区画に区分された状態を示す図。 本実施形態に係るカラープリンタの構成を模式的に示すブロック図。 本実施形態に係るカラープリンタの動作を説明するためのフローチャート。 本実施形態に係るカラープリンタが行う補給動作制御サブルーチン。 本発明を採用していないカラープリンタが連続印刷を行った場合の、印字時間におけるトナー量の推移を示すグラフ。 本実施形態に係るカラープリンタが連続印刷を行った場合、印字時間におけるトナー量の推移を示すグラフ。
符号の説明
1 カラープリンタ
5 現像装置
5a 容器本体
5b 磁気ブラシローラ
5c 現像ローラ
5d ドクターブレード
5e,5f 搬送ローラ
5g 仕切壁
7 補給装置
8 トナーセンサ
21 制御部
21a 推定部
21b 補給制御部

Claims (9)

  1. 画像データに基づいて印字動作を行う画像形成装置であって、
    トナーとキャリアとからなる現像剤を有し、内部が前記現像剤の搬送方向に少なくとも2以上の区画に区分されている容器本体と、前記2以上の区画内の前記現像剤を循環させて前記搬送方向に搬送する搬送手段と、を含む現像手段と、
    前記現像手段に前記トナーの補給を行う補給手段と、
    前記印字動作で消費されるトナー量を、前記画像データの印字率に基づいて、前記区画毎に推定する推定手段と、
    印字動作が行われる前のトナー量と、前記推定手段により推定されたトナー量との差を前記区画毎に算出し、該印字動作が行われる前のトナー量と前記推定手段により推定されたトナー量との差が所定値よりも低い区画に対しトナーの補給が行われるように、前記補給手段を制御する補給制御手段と、
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記推定手段は、前記搬送手段が前記現像剤を搬送する搬送速度、及び前記印字動作が行われる印字速度に基づいて、前記印字動作で消費される前記トナー量を推定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補給制御手段は、前記搬送速度に基づいて、前記補給手段が前記トナーの補給を行うタイミングを更に制御する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補給制御手段は、前記補給手段が前記トナーを補給する補給速度に基づいて、前記補給手段が、前記印字動作が行われる前の前記トナー量と前記推定手段により推定された前記トナー量との差が所定値よりも低い区画に前記トナーを補給する補給時間を調節する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記補給制御手段は、前記印字動作が行われる前の前記トナー量と前記推定手段により推定された前記トナー量との差に前記補給手段により補給された前記トナー量を加算し、この加算後の前記トナー量に基づいて前記補給速度を調節し、調節された前記補給速度に応じて前記補給時間を更に調節する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナーが補給された後の前記トナー量を検知する検知手段を更に備え、
    前記補給制御手段は、加算後の前記トナー量が前記検知手段により検知された前記トナー量未満の場合、前記補給速度を第1所定速度下げるように調節し、前記加算後のトナー量が前記検知手段により検知された前記トナー量以上の場合、前記補給速度を第2所定速度上げるように調節する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記検知手段は、前記区画のいずれかに配置されている、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーは非磁性トナーであって、
    前記キャリアは磁性キャリアであって、
    前記現像手段は、表面に前記非磁性トナーと前記磁性キャリアとによる磁気ブラシが形成された磁気ブラシローラと、前記磁気ブラシローラにより表面が摺擦されトナー薄層が形成される現像ローラと、前記磁気ブラシローラ及び前記現像ローラの間に電位差を生成させる電位差生成手段と、を更に含むハイブリッド式の現像手段である、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 互いに並列に配置された複数の像担持体を更に備え、
    前記現像手段は、前記複数の像担持体それぞれに対応するように複数設けられている、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
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