JP4929990B2 - 仮想網ルーティングシステム、接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法 - Google Patents

仮想網ルーティングシステム、接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4929990B2
JP4929990B2 JP2006302193A JP2006302193A JP4929990B2 JP 4929990 B2 JP4929990 B2 JP 4929990B2 JP 2006302193 A JP2006302193 A JP 2006302193A JP 2006302193 A JP2006302193 A JP 2006302193A JP 4929990 B2 JP4929990 B2 JP 4929990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
connection device
terminal
destination
physical address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006302193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008118579A (ja
Inventor
俊夫 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006302193A priority Critical patent/JP4929990B2/ja
Publication of JP2008118579A publication Critical patent/JP2008118579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4929990B2 publication Critical patent/JP4929990B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は仮想網ルーティングシステム接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法並びにそのプログラムに関し、特に1つの接続装置に接続する複数の端末が異なるデータリンク層仮想網に接続可能な仮想網ルーティングシステムに関する。
近年、先進的な企業等において、フリーアドレスオフィスの導入が盛んになってきている。このフリーアドレスオフィスを実現するためには、ネットワークもそれに応じたシステムである必要があるが、フロア毎に一つのフラットなドメインを割り当てる等の対処しかなされていない場合がほとんどである。
これを解決するための方法として、認証VLAN(Virtual Local Area Network)技術がある。VLANをまたがる通信は、VLAN間ルーティングを行うことによって実現する。しかしながら、VLAN間のルーティングを行うための装置に対して負荷が集中し、さらには端末間の経路が最短にならないという問題がある。
上記のVLANについては、以下に示す特許文献1等に開示された技術がある。
特開2006−033431号公報
上述した従来のフリーアドレスオフィスでは、認証VLAN技術が用いられているが、VLANをまたがるトラフィックをある一点の装置に集中させなければならないという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、ルーティング装置を必要とすることなく、ルーティング経路の最短化や分散化を実現することができる仮想網ルーティングシステム接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による仮想網ルーティングシステムは、通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバとを備え、
前記複数の接続装置各々は、
前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段と、
前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理手段とを含み、
前記受信フレーム処理手段は、
前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信し、
前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信している。
本発明による接続装置は、通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバとから構築された仮想網ルーティングシステムにおいて、
前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段と、
前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理手段とを備え、
前記受信フレーム処理手段が、
前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信し、
前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信している。
本発明による仮想網ルーティング方法は、通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバと
から仮想網ルーティングシステムを構成し、
前記複数の接続装置各々に、前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段を設け、
前記複数の接続装置各々が、前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理を実行し、
前記接続装置が、
前記受信フレーム処理において、前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信し、
前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信している。
本発明によるプログラムは、通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバとから構築された仮想網ルーティングシステムにおいて、前記接続装置の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
前記接続装置に、前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段を設け、
前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理を含み、
前記受信フレーム処理において、
前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信させ、
前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信させることを特徴とする。
すなわち、本発明の仮想網ルーティングシステムは、通信ネットワークに接続する管理サーバ装置と、通信ネットワークに接続する1つ以上の接続装置と、接続装置に接続する1つ以上の端末とを備えている。ここで、通信ネットワークは、管理サーバ装置と接続装置との間の通信を可能とする。
管理サーバは、到達可能仮想網記憶部と、端末所属記憶部と、管理通信手段とを備えている。到達可能仮想網記憶部は、それぞれ別の仮想網に所属する2つの端末の通信が到達可能であるようなその仮想網の組を登録し、呼び出すことが可能となっている。端末所属記憶部は、どの仮想網にどの端末が所属するかを登録し、呼び出すことが可能となっている。管理通信手段は、到達可能仮想網記憶部及び端末所属記憶部の情報を呼び出し、その内容をパケット化し、接続装置を宛先として通信ネットワークへ送信する。
接続装置は、受信フレーム処理手段と、トンネリング手段と、トンネリングフレーム処理手段と、ルーティング処理手段と、アドレス記憶部とを備えている。受信フレーム処理手段は、各端末から受信したフレームの内容に基づき、次のように条件に応じて適切な処理を行う。
つまり、受信フレーム処理手段は、
(1)端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが同報アドレスである場合に、その端末が所属する仮想網をキーとしてアドレス記憶部を検索して得られる接続装置と物理アドレスとの組について、接続装置に対応する送信元を除く全ての端末へそのフレームを送信し、接続装置以外については呼び出された他の接続装置全てについて該フレームが送信されるようにそのフレームを必要に応じてコピーしてデータリンク層フレームとしてトンネリング手段へ出力する
(2)端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含まない場合に、接続装置に既定の受信処理をさせる
(3)端末から受信したフレームの宛先論理アドレスが接続装置の論理アドレスである場合に、接続装置に既定の受信処理をさせる
(4)端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスをアドレス記憶部で検索して合致するものがない場合に、到達不能メッセージを返送する
(5)端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスをアドレス記憶部で検索して呼び出された接続装置が接続装置である場合に、送信元物理アドレスを接続装置の物理アドレスとし、宛先物理アドレスを宛先の端末の物理アドレスに変換したフレームを宛先の端末へ送信する
(6)端末から受信したフレームの宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスをアドレス記憶部で検索して呼び出された接続装置が接続装置ではない場合に、呼び出された他の接続装置へ向けて送信するようにネットワーク層パケットとしてトンネリング手段へ出力する
(7)端末から受信したフレームの宛先物理アドレスをアドレス記憶部で検索して呼び出された接続装置が接続装置である場合に、該フレームを接続装置に接続する端末へ送信する
(8)端末から受信したフレームの宛先物理アドレスをアドレス記憶部で検索して呼び出された接続装置が接続装置でない場合に、その接続装置へ向けて送信するようにデータリンク層フレームとしてトンネリング手段へ出力する
(9)端末から受信したフレームの宛先物理アドレスをアドレス記憶部で検索して合致するものが見つからなかった場合に、そのフレームを破棄する
という処理を行う。
トンネリング手段は、受信フレーム処理手段より入力したデータがデータリンク層フレームか、ネットワーク層パケットかによって、次のように異なる動作をする。つまり、トンネリング手段は、受信フレーム処理手段より入力したデータがデータリンク層フレームである場合に、指定された宛先へデータリンク層以上をカプセル化したパケットとして通信ネットワークへ送信し、受信フレーム処理手段より入力したデータがネットワーク層パケットである場合に、指定された宛先へネットワーク層以上をカプセル化したパケットとして通信ネットワークへ送信する。
また、トンネリング手段は、通信ネットワークから受信したパケットがカプセル化されたパケットである場合に、これをデカプセル化する。トンネリング手段は、ここで得られたデータがネットワーク層パケットかデータリンク層フレームかによって次のように異なる動作をする。
トンネリング手段は、ネットワーク層パケットの場合に、ルーティング処理手段へ出力し、データリンク層フレームの場合に、宛先物理アドレスが同報アドレスであるフレームを同一の仮想網に所属する端末へ一斉送信し、同報アドレスではないフレームをその宛先物理アドレスに該当する端末へ送信する。
ルーティング処理手段は、送信元物理アドレスを接続装置の物理アドレス、宛先物理アドレスを宛先論理アドレスに対応する端末の物理アドレスとするデータリンク層フレームとして宛先端末へ送信する。
アドレス記憶部は、通信ネットワークを介して管理通信手段から送られる情報に基づき、物理アドレスと接続装置と仮想網との組を登録し、論理アドレスと接続装置との組を登録することが可能である。そして、アドレス記憶部は、物理アドレスをキーとして接続装置と仮想網との組を呼び出し、物理アドレスと仮想網との組をキーとして接続装置を呼び出し、仮想網をキーとして物理アドレスと接続装置とを呼び出し、論理アドレスをキーとして接続装置を呼び出すことが可能である。
これによって、本発明の仮想網ルーティングシステムでは、1つの接続装置に接続する複数の端末が異なるデータリンク層仮想網に接続可能なシステムにおいて、データリンク層仮想網間でルーティング経路を最短化並びに分散化する仮想的なネットワーク層ルーティング機能を提供することが可能となる。
したがって、本発明の仮想網ルーティングシステムでは、従来の技術のようなルーティング装置を必要とせず、アクセスポイント自身がルーティングに相当する処理を適宜行うことによって、ルーティング経路の最短化や分散化が可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、ルーティング装置を必要とすることなく、ルーティング経路の最短化や分散化を実現することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による仮想網ルーティングシステムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による仮想網ルーティングシステムは、インタネットや企業内イントラネット等のIP(Internet Protocol)で通信可能なネットワーク等の通信ネットワーク100と、システム全体の制御や管理を行う管理サーバ装置1と、トンネリングやフレームの処理をする接続装置21〜23と、通信を行う実体である端末31〜37とから構成されている。尚、接続装置の数、端末の数はそれぞれ1つ以上であればよい。
通信ネットワーク100は、管理サーバ装置1と接続装置21〜23との間の通信を可能とする。
管理サーバ装置1は、到達可能仮想網記憶部11と、端末所属記憶部12と、管理通信手段13とを備えている。到達可能仮想網記憶部11は、それぞれ別の仮想網に所属する2つの端末の通信が到達可能であるようなその仮想網の組を登録し、呼び出すことができる。端末所属記憶部12は、どの仮想網にどの端末が所属するかを登録し、呼び出すことができる。管理通信手段13は、到達可能仮想網記憶部11及び端末所属記憶部12の情報を呼び出し、その内容をパケット化し、接続装置21〜23を宛先として通信ネットワーク100へ送信する。
接続装置21は、受信フレーム処理手段211と、トンネリング手段212と、ルーティング処理手段214と、アドレス記憶部215とを備えている。
受信フレーム処理手段211は、各端末から受信したフレームの内容に基づき、次のように条件に応じて適切な処理を行う。つまり、受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが同報アドレスである場合に、その端末が所属する仮想網をキーとしてアドレス記憶部215を検索し得られる接続装置と物理アドレスの組について、接続装置21に対応する送信元を除く全ての端末へそのフレームを送信し、接続装置21以外については呼び出された接続装置全てについてそのフレームが送信されるように、そのフレームを必要に応じてコピーしてデータリンク層フレームとしてトンネリング手段212へ出力する。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが接続装置21の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含まない場合に、接続装置21に既定の受信処理をさせる。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先論理アドレスが接続装置21の論理アドレスである場合に、接続装置21に既定の受信処理をさせる。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが接続装置21の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスをアドレス記憶部215で検索して合致するものがない場合に、到達不能メッセージを返送する。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが接続装置21の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスをアドレス記憶部215で検索して呼び出された接続装置が接続装置21である場合に、送信元物理アドレスを接続装置21の物理アドレスとし、宛先物理アドレスを宛先の端末の物理アドレスに変換したフレームを宛先の端末へ送信する。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスをアドレス記憶部215で検索して呼び出された接続装置が接続装置21ではない場合に、呼び出された接続装置へ向けて送信するようにネットワーク層パケットとしてトンネリング手段212へ出力する。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先物理アドレスアドレス記憶部215で検索して呼び出された接続装置が接続装置21である場合に、そのフレームを接続装置21に接続する端末31,32へ送信する。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先物理アドレスをアドレス記憶部215で検索して呼び出された接続装置が接続装置21でない場合に、その接続装置へ向けて送信するようにデータリンク層フレームとしてトンネリング手段212へ出力する。
受信フレーム処理手段211は、端末から受信したフレームの宛先物理アドレスをアドレス記憶部215で検索して合致するものが見つからなかった場合に、そのフレームを破棄する。
トンネリング手段212は、受信フレーム処理手段211より入力したデータがデータリンク層フレームか、ネットワーク層パケットかによって、次のように異なる動作をする。
つまり、トンネリング手段212は、受信フレーム処理手段211より入力したデータがデータリンク層フレームである場合に、指定された宛先へデータリンク層以上をカプセル化したパケットとして通信ネットワーク100へ送信する。
トンネリング手段212は、受信フレーム処理手段211より入力したデータがネットワーク層パケットである場合に、指定された宛先へネットワーク層以上をカプセル化したパケットとして通信ネットワーク100へ送信する。
また、トンネリング手段212は、通信ネットワーク100から受信したパケットがカプセル化されたパケットである場合に、これをデカプセル化する。ここで得られたデータがネットワーク層パケットかデータリンク層フレームかにより次のように異なる動作をする。トンネリング手段212は、ネットワーク層パケットの場合に、ルーティング処理手段214へ出力する。
データリンク層フレームの場合に、宛先物理アドレスが同報アドレスであるフレームは同一の仮想網に所属する端末へ一斉送信し、同報アドレスではないフレームは該宛先物理アドレスに該当する端末へ送信する。
ルーティング処理手段214は、送信元物理アドレスを接続装置21の物理アドレス、宛先物理アドレスを宛先論理アドレスに対応する端末の物理アドレスとするデータリンク層フレームとして宛先端末へ送信する。
アドレス記憶部215は、通信ネットワーク100を介して管理通信手段13から送られる情報に基づき、物理アドレスと接続装置と仮想網との組を登録し、論理アドレスと接続装置との組を登録することができる。そして、アドレス記憶部215は、物理アドレスをキーとして接続装置と仮想網との組を呼び出し、物理アドレスと仮想網との組をキーとして接続装置を呼び出し、仮想網をキーとして物理アドレスと接続装置とを呼び出し、論理アドレスをキーとして接続装置を呼び出すことができる。
端末31〜37は、接続装置21〜23へ接続し、データリンク層フレームを送受信する。接続装置22,23、並びにそれらの従属の手段等は、上述した接続装置21と同様である。つまり、接続装置22,23は、上述した接続装置21と同様の処理を行う、受信フレーム処理手段221,231と、トンネリング手段222,232と、トンネリングフレーム処理手段223,233と、ルーティング処理手段224,234と、アドレス記憶部225,235とを備えている。
図2〜図4は図1の受信フレーム処理手段211,221,231の処理動作を示すフローチャートであり、図5及び図6は図1のトンネリング手段212,222,232の処理動作を示すフローチャートである。これら図1〜図6を参照して本発明の一実施例による仮想網ルーティングシステムの動作について説明する。尚、図2〜図6に示す処理は、接続装置21〜23各々のCPU(中央処理装置)(図示せず)がプログラムを実行することで実現可能である。
ここで、端末31〜33は仮想網41に所属し、端末34〜37は仮想網42に所属する。端末31,32は接続装置21に接続し、端末33,34は接続装置22に接続し、端末35〜37は接続装置23に接続している。また、アドレス記憶部215、225、235には、通信ネットワーク100を介して管理通信手段13から送られる情報に基づいて、すでに必要な全てのアドレスが予め登録されているものとする。以下、同一接続装置内で同一仮想網内の端末への送信について説明する。
端末31から宛先物理アドレスが端末32であるデータリンク層フレームが接続装置21へ送信されると、宛先物理アドレスは同報アドレスでも接続装置21でもないので(図2ステップS1)、端末32をキーとしてアドレス記憶部215から呼び出し(図3ステップS13)、呼び出された接続装置が自接続装置であるので(図3ステップS14)、受信フレーム手段211はこれを端末32へ送信し(図3ステップS15)、端末32はこれを受信する。
以下、異なる接続装置に接続する同一仮想網内の端末への送信について説明する。
端末31から宛先物理アドレスが端末33であるデータリンク層フレームが接続装置21へ送信されると、受信フレーム手段211は宛先物理アドレスが同報アドレスでも接続装置21でもないので(図2ステップS1)、アドレス記憶部215より宛先物理アドレスである端末33をキーとして検索する(図3ステップS13)。アドレス記憶部215は結果として接続装置22を呼び出す。
したがって、受信フレーム手段211は接続装置22へ向けてデータリンク層フレームを送信するようにトンネリング手段212へ出力する(図3ステップS14,S16)。トンネリング手段212は入力したデータがデータリンク層フレームであるので(図5ステップS21)、データリンク層フレームのデータリンク層以上をカプセル化し(図5ステップS22)、生成されたパケットの宛先を接続装置22として通信ネットワーク100へ送信する(図3ステップS24)。
通信ネットワーク100はパケットを接続装置22へ送信する。接続装置22はパケットを受信し、トンネリング手段222はパケットがカプセル化パケットであるので(図6ステップS31)、そのパケットをデカプセル化し(図6ステップS32)、得られたデータリンク層フレームの宛先物理アドレスが同報アドレスではないので(図6ステップS34,S36)、宛先である端末33へ送信し(図6ステップS38)、端末33はこれを受信する。
以下、同一の接続装置に接続する異なる仮想網内の端末への送信について説明する。
端末33から宛先物理アドレスが接続装置22であり、宛先論理アドレスが端末34であるデータリンク層フレームが接続装置32へ送信されると、受信フレーム手段221は宛先物理アドレスが接続装置22であり(図2ステップS1)、宛先論理アドレスを含み(図2ステップS5)、宛先論理アドレスが端末34であるので(図2ステップS7)、アドレス記憶部225より宛先論理アドレスである端末34をキーとして検索する(図2ステップS8)。アドレス記憶部225は結果として接続装置22を呼び出す。
したがって、受信フレーム手段221は送信元物理アドレスを接続装置22の物理アドレスとし、宛先物理アドレスを宛先の端末34の物理アドレスに変換したフレームを宛先の端末34へ送信し(図2ステップS9,S11)、端末34はこれを受信する。
以下、異なる接続装置に接続する異なる仮想網内の端末への送信について説明する。
端末31から宛先物理アドレスが接続装置21であり、宛先論理アドレスが端末34であるデータリンク層フレームが接続装置21へ送信されると、受信フレーム手段211は宛先物理アドレスが接続装置21であり(図2ステップS1)、宛先論理アドレスを含み(図2ステップS5)、宛先論理アドレスが端末34であるので(図2ステップS7)、アドレス記憶部215より宛先論理アドレスである端末34をキーとして検索する(図2ステップS8)。アドレス記憶部215は結果として接続装置22を呼び出す。
したがって、受信フレーム手段211は呼び出された接続装置22へ向けて送信するようにネットワーク層パケットとしてトンネリング手段212へ出力する(図2ステップS9、図4ステップS12)。トンネリング手段212は受信フレーム処理手段211より入力したデータリンク層フレームがネットワーク層パケットであるので(図5ステップS21)、指定された宛先である接続装置22へネットワーク層以上をカプセル化し(図5ステップS23)、得られたパケットを通信ネットワーク100へ送信する(図5ステップS24)。
通信ネットワーク100はパケットを接続装置22へ送信する。接続装置22はパケットを受信し、トンネリング手段222はパケットがカプセル化パケットであるので(図6ステップS31)、そのパケットをデカプセル化し(図6ステップS32)、得られたネットワーク層フレームをルーティング処理手段224へ出力する(図6ステップS34,S35)。ルーティング処理手段224は、送信元物理アドレスを接続装置22の物理アドレス、宛先物理アドレスを宛先論理アドレスに対応する端末の物理アドレスとするデータリンク層フレームとして宛先端末24へ送信し、端末24はこれを受信する。
以下、同報送信について説明する。
端末35から宛先物理アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームが接続装置23へ送信されると、受信フレーム手段231は宛先物理アドレスが同報アドレスであるので(図2ステップS1)、端末35が所属する仮想網42をキーとしてアドレス記憶部235を検索する(図2ステップS2)。アドレス記憶部235は結果として、端末35〜37のそれぞれと接続装置23との組と端末34と接続装置22との組を呼び出す。
受信フレーム手段231は得られた接続装置23に対応する送信元を除く全ての端末である端末36,37へデータリンク層フレームを送信し(図2ステップS3)、端末36,37はこれを受信する。
一方、受信フレーム手段231は接続装置22へもデータリンク層フレームが送信されるようにデータリンク層フレームとしてトンネリング手段232へ出力する(図2ステップS4)。トンネリング手段232は、受信フレーム処理手段231より入力したデータがデータリンク層フレームであるので(図5ステップS21)、指定された宛先である接続装置22へデータリンク層以上をカプセル化し(図5ステップS22)、得られたパケットとして通信ネットワーク100へ送信する(図5ステップS24)。
通信ネットワーク100はパケットを接続装置22へ送信する。接続装置22はパケットを受信し、トンネリング手段222はパケットがカプセル化パケットであるので(図6ステップS31)、そのパケットをデカプセル化し(図6ステップS32)、得られたデータリンク層フレームの宛先物理アドレスが同報アドレスであるため(図6ステップS34,S36)、送信元物理アドレスである端末35と同一の仮想網の宛先である端末34へ送信し(図6ステップS37)、端末34はこれを受信する。
このように、本実施例では、端末がどの接続装置に接続していても、同一の仮想網内では区別なくデータリンク層フレームとして送受信することができ、同報送信も可能であり、さらに、異なる仮想網へもネットワーク層パケットとしてルーティングされて送受信可能となる。
結果として、本実施例では、1つの接続装置に接続する複数の端末が異なるデータリンク層仮想網に接続可能なシステムにおいて、データリンク層仮想網間でルーティング経路を最短化並びに分散化する仮想的なネットワーク層ルーティング機能を提供することが可能となる。
本発明の一実施例による仮想網ルーティングシステムの構成を示すブロック図である。 図1の受信フレーム処理手段の処理動作を示すフローチャートである。 図1の受信フレーム処理手段の処理動作を示すフローチャートである。 図1の受信フレーム処理手段の処理動作を示すフローチャートである。 図1のトンネリング手段の処理動作を示すフローチャートである。 図1のトンネリング手段の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 管理サーバ装置
11 到達可能仮想網記憶部
12 端末所属記憶部
13 管理通信手段
21〜23 接続装置
31〜37 端末
41,42 仮想網
100 通信ネットワーク
211,221,231 受信フレーム処理手段
212,222,232 トンネリング手段
214,224,234 ルーティング処理手段
215,225,235 アドレス記憶部

Claims (18)

  1. 通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
    前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
    前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバとを有し、
    前記複数の接続装置各々は、
    前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段と、
    前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理手段とを含み、
    前記受信フレーム処理手段は、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信することを特徴とする仮想網ルーティングシステム。
  2. 前記通信ネットワークは、前記管理サーバと前記接続装置との間の通信を可能とすることを特徴とする請求項1記載の仮想網ルーティングシステム。
  3. 前記管理サーバは、
    それぞれ別の仮想網に所属する2つの端末の通信が到達可能であるようなその仮想網の組を登録しかつその組を呼び出し可能な到達可能仮想網記憶手段と、
    どの仮想網にどの端末が所属するかを登録しかつその端末を呼び出し可能な端末所属記憶手段と、
    前記到達可能仮想網記憶手段及び前記端末所属記憶手段の情報を呼び出してその内容をパケット化しかつ当該パケットを前記接続装置を宛先として前記通信ネットワークへ送信する管理通信手段と
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の仮想網ルーティングシステム。
  4. 前記接続装置は、
    前記端末各々から受信したフレームの内容に基いて受信処理を行う受信フレーム処理手段と、
    前記受信フレーム処理手段より入力したデータがデータリンク層フレームかネットワーク層パケットかに応じて異なる動作を行うトンネリング手段と、
    送信元物理アドレスを前記接続装置の物理アドレス、宛先物理アドレスを宛先論理アドレスに対応する端末の物理アドレスとするデータリンク層フレームとして宛先端末へ送信するルーティング処理手段と、
    前記通信ネットワークを介して前記管理通信手段から送られる情報に基づいて物理アドレスと前記接続装置と前記仮想網との組を登録し、論理アドレスと前記接続装置との組を登録し、前記物理アドレスをキーとして前記接続装置と前記仮想網との組を呼び出し、前記物理アドレスと前記仮想網との組をキーとして前記接続装置を呼び出し、前記仮想網をキーとして前記物理アドレスと前記接続装置を呼び出し、前記論理アドレスをキーとして前記接続装置を呼び出すアドレス記憶手段とを含むことを特徴とする請求項3記載の仮想網ルーティングシステム。
  5. 前記受信フレーム処理手段は、
    端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが同報アドレスである場合に、当該端末が所属する仮想網をキーとして前記アドレス記憶手段を検索して得られる接続装置と物理アドレスとの組について、当該接続装置に対応する送信元を除く全ての端末へ当該フレームを送信し、当該接続装置以外については呼び出された他の接続装置全てについて当該フレームが送信されるように当該フレームをコピーしてデータリンク層フレームとして前記トンネリング手段へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり宛先論理アドレスを含まない場合に、当該接続装置に既定の受信処理をさせ、
    前記端末から受信したフレームの宛先論理アドレスが前記接続装置の論理アドレスである場合に、当該接続装置に既定の受信処理をさせ、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して合致するものがない場合に、到達不能メッセージを返送し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出された場合に、送信元物理アドレスを当該接続装置の物理アドレスとし、宛先物理アドレスを宛先の端末の物理アドレスに変換したフレームを前記宛先の端末へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出されない場合に、呼び出された他の接続装置へ向けて送信するようにネットワーク層パケットとして前記トンネリング手段へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出された場合に、当該フレームを当該接続装置に接続する端末へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出されない場合に、呼び出された他の接続装置へ向けてデータリンク層フレームを送信するように前記トンネリング手段へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して合致するものが見つからなかった場合に、当該フレームを破棄することを特徴とする請求項4記載の仮想網ルーティングシステム。
  6. 前記トンネリング手段は、
    前記受信フレーム処理手段より入力したデータがデータリンク層フレームである場合に、指定された宛先へデータリンク層以上をカプセル化したパケットとして前記通信ネットワークへ送信し、
    前記受信フレーム処理手段より入力したデータがネットワーク層パケットである場合に、指定された宛先へネットワーク層以上をカプセル化したパケットとして前記通信ネットワークへ送信し、
    前記通信ネットワークから受信したパケットがカプセル化されたパケットである場合に、これをデカプセル化して得られたデータがネットワーク層パケットであれば、前記ルーティング処理手段へ出力し、得られたデータがデータリンク層フレームであれば、宛先物理アドレスが同報アドレスであるフレームを同一の仮想網に所属する端末へ一斉送信し、同報アドレスではないフレームを当該宛先物理アドレスに該当する端末へ送信することを特徴とする請求項5記載の仮想網ルーティングシステム。
  7. 通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
    前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
    前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバとから構築された仮想網ルーティングシステムにおいて、
    前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段と、
    前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理手段とを有し、
    前記受信フレーム処理手段が、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信することを特徴とする接続装置。
  8. 前記通信ネットワークが、前記管理サーバと前記接続装置との間の通信を可能とすることを特徴とする請求項7記載の接続装置。
  9. 前記端末各々から受信したフレームの内容に基いて受信処理を行う受信フレーム処理手段と、
    前記受信フレーム処理手段より入力したデータがデータリンク層フレームかネットワーク層パケットかに応じて異なる動作を行うトンネリング手段と、
    送信元物理アドレスを前記接続装置の物理アドレス、宛先物理アドレスを宛先論理アドレスに対応する端末の物理アドレスとするデータリンク層フレームとして宛先端末へ送信するルーティング処理手段と、
    前記通信ネットワークを介して前記管理通信手段から送られる情報に基づいて物理アドレスと前記接続装置と前記仮想網との組を登録し、論理アドレスと前記接続装置との組を登録し、前記物理アドレスをキーとして前記接続装置と前記仮想網との組を呼び出し、前記物理アドレスと前記仮想網との組をキーとして前記接続装置を呼び出し、前記仮想網をキーとして前記物理アドレスと前記接続装置を呼び出し、前記論理アドレスをキーとして前記接続装置を呼び出すアドレス記憶手段とを含むことを特徴とする請求項7または請求項8記載の接続装置。
  10. 前記受信フレーム処理手段は、
    端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが同報アドレスである場合に、当該端末が所属する仮想網をキーとして前記アドレス記憶手段を検索して得られる接続装置と物理アドレスとの組について、当該接続装置に対応する送信元を除く全ての端末へ当該フレームを送信し、当該接続装置以外については呼び出された他の接続装置全てについて当該フレームが送信されるように当該フレームをコピーしてデータリンク層フレームとして前記トンネリング手段へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり宛先論理アドレスを含まない場合に、当該接続装置に既定の受信処理をさせ、
    前記端末から受信したフレームの宛先論理アドレスが前記接続装置の論理アドレスである場合に、当該接続装置に既定の受信処理をさせ、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して合致するものがない場合に、到達不能メッセージを返送し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出された場合に、送信元物理アドレスを当該接続装置の物理アドレスとし、宛先物理アドレスを宛先の端末の物理アドレスに変換したフレームを前記宛先の端末へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出されない場合に、呼び出された他の接続装置へ向けて送信するようにネットワーク層パケットとして前記トンネリング手段へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出された場合に、当該フレームを当該接続装置に接続する端末へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出されない場合に、呼び出された他の接続装置へ向けてデータリンク層フレームを送信するように前記トンネリング手段へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して合致するものが見つからなかった場合に、当該フレームを破棄することを特徴とする請求項9記載の接続装置。
  11. 前記トンネリング手段は、
    前記受信フレーム処理手段より入力したデータがデータリンク層フレームである場合に、指定された宛先へデータリンク層以上をカプセル化したパケットとして前記通信ネットワークへ送信し、
    前記受信フレーム処理手段より入力したデータがネットワーク層パケットである場合に、指定された宛先へネットワーク層以上をカプセル化したパケットとして前記通信ネットワークへ送信し、
    前記通信ネットワークから受信したパケットがカプセル化されたパケットである場合に、これをデカプセル化して得られたデータがネットワーク層パケットであれば、前記ルーティング処理手段へ出力し、得られたデータがデータリンク層フレームであれば、宛先物理アドレスが同報アドレスであるフレームを同一の仮想網に所属する端末へ一斉送信し、同報アドレスではないフレームを当該宛先物理アドレスに該当する端末へ送信することを特徴とする請求項10記載の接続装置。
  12. 通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
    前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
    前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバと
    から仮想網ルーティングシステムを構成し、
    前記複数の接続装置各々に、前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段を設け、
    前記複数の接続装置各々が、前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理を実行し、
    前記接続装置が、
    前記受信フレーム処理において、前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信することを特徴とする仮想網ルーティング方法。
  13. 前記通信ネットワークが、前記管理サーバと前記接続装置との間の通信を可能とすることを特徴とする請求項12記載の仮想網ルーティング方法。
  14. 前記管理サーバに、それぞれ別の仮想網に所属する2つの端末の通信が到達可能であるようなその仮想網の組を登録しかつその組を呼び出し可能な到達可能仮想網記憶手段と、どの仮想網にどの端末が所属するかを登録しかつその端末を呼び出し可能な端末所属記憶手段とを設け、
    前記管理サーバが、前記到達可能仮想網記憶手段及び前記端末所属記憶手段の情報を呼び出してその内容をパケット化しかつ当該パケットを前記接続装置を宛先として前記通信ネットワークへ送信することを特徴とする請求項12または請求項13記載の仮想網ルーティング方法。
  15. 前記接続装置に、前記通信ネットワークを介して前記管理サーバから送られる情報に基づいて物理アドレスと前記接続装置と前記仮想網との組を登録し、論理アドレスと前記接続装置との組を登録し、前記物理アドレスをキーとして前記接続装置と前記仮想網との組を呼び出し、前記物理アドレスと前記仮想網との組をキーとして前記接続装置を呼び出し、前記仮想網をキーとして前記物理アドレスと前記接続装置を呼び出し、前記論理アドレスをキーとして前記接続装置を呼び出すアドレス記憶手段を設け、
    前記接続装置が、前記端末各々から受信したフレームの内容に基いて受信処理を行う受信フレーム処理と、前記受信フレーム処理手段より入力したデータがデータリンク層フレームかネットワーク層パケットかに応じて異なる動作を行うトンネリング処理と、送信元物理アドレスを前記接続装置の物理アドレス、宛先物理アドレスを宛先論理アドレスに対応する端末の物理アドレスとするデータリンク層フレームとして宛先端末へ送信するルーティング処理とを実行することを特徴とする請求項14記載の仮想網ルーティング方法。
  16. 前記接続装置が、前記受信フレーム処理において、
    端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが同報アドレスである場合に、当該端末が所属する仮想網をキーとして前記アドレス記憶手段を検索して得られる接続装置と物理アドレスとの組について、当該接続装置に対応する送信元を除く全ての端末へ当該フレームを送信し、当該接続装置以外については呼び出された他の接続装置全てについて当該フレームが送信されるように当該フレームをコピーしてデータリンク層フレームとして前記トンネリング処理へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり宛先論理アドレスを含まない場合に、当該接続装置に既定の受信処理をさせ、
    前記端末から受信したフレームの宛先論理アドレスが前記接続装置の論理アドレスである場合に、当該接続装置に既定の受信処理をさせ、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して合致するものがない場合に、到達不能メッセージを返送し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスであり、宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出された場合に、送信元物理アドレスを当該接続装置の物理アドレスとし、宛先物理アドレスを宛先の端末の物理アドレスに変換したフレームを前記宛先の端末へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先論理アドレスを含み、この宛先論理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出されない場合に、呼び出された他の接続装置へ向けて送信するようにネットワーク層パケットとして前記トンネリング処理へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出された場合に、当該フレームを当該接続装置に接続する端末へ送信し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して当該接続装置が呼び出されない場合に、呼び出された他の接続装置へ向けてデータリンク層フレームを送信するように前記トンネリング処理へ出力し、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスを前記アドレス記憶手段で検索して合致するものが見つからなかった場合に、当該フレームを破棄することを特徴とする請求項15記載の仮想網ルーティング方法。
  17. 前記接続装置が、前記トンネリング処理において、
    前記受信フレーム処理より入力したデータがデータリンク層フレームである場合に、指定された宛先へデータリンク層以上をカプセル化したパケットとして前記通信ネットワークへ送信し、
    前記受信フレーム処理より入力したデータがネットワーク層パケットである場合に、指定された宛先へネットワーク層以上をカプセル化したパケットとして前記通信ネットワークへ送信し、
    前記通信ネットワークから受信したパケットがカプセル化されたパケットである場合に、これをデカプセル化して得られたデータがネットワーク層パケットであれば、前記ルーティング処理へ出力し、得られたデータがデータリンク層フレームであれば、宛先物理アドレスが同報アドレスであるフレームを同一の仮想網に所属する端末へ一斉送信し、同報アドレスではないフレームを当該宛先物理アドレスに該当する端末へ送信することを特徴とする請求項16記載の仮想網ルーティング方法。
  18. 通信ネットワークに接続し、1つ以上の通信トンネルを生成することで1つ以上の仮想網を構築する複数の接続装置と、
    前記接続装置に接続する1つ以上の端末と、
    前記通信ネットワークに接続し、前記複数の接続装置及び前記仮想網に関する情報を前記複数の接続装置各々に通知する管理サーバとから構築された仮想網ルーティングシステムにおいて、前記接続装置の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記接続装置に、前記端末各々について、前記管理サーバから通知される情報に基づいて前記端末の物理アドレスと前記端末が接続する接続装置と前記端末が所属する仮想網とを対応させて登録するアドレス記憶手段を設け、
    前記端末から受信した異なる仮想網に属する他の端末宛のフレームの受信処理を行う受信フレーム処理を含み、
    前記受信フレーム処理において、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置以外の接続装置である場合、前記受信したフレームをカプセル化して、前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置へ送信させ、
    前記端末から受信したフレームの宛先物理アドレスが前記接続装置の物理アドレスでありかつ前記受信したフレームに格納された宛先論理アドレスに対応する接続装置が前記端末の接続する接続装置である場合、前記アドレス記憶手段を用いて、前記受信したフレームの送信元アドレスを前記端末の接続する接続装置の物理アドレスに変換しかつ宛先物理アドレスを前記受信したフレームの宛先である端末の物理アドレスに変換し、当該フレームを宛先の端末に送信させることを特徴とするプログラム。
JP2006302193A 2006-11-08 2006-11-08 仮想網ルーティングシステム、接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法 Expired - Fee Related JP4929990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006302193A JP4929990B2 (ja) 2006-11-08 2006-11-08 仮想網ルーティングシステム、接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006302193A JP4929990B2 (ja) 2006-11-08 2006-11-08 仮想網ルーティングシステム、接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008118579A JP2008118579A (ja) 2008-05-22
JP4929990B2 true JP4929990B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=39504120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006302193A Expired - Fee Related JP4929990B2 (ja) 2006-11-08 2006-11-08 仮想網ルーティングシステム、接続装置及びそれらに用いる仮想網ルーティング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4929990B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033431A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd アクセスポイント制御システム及びアクセスポイント制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008118579A (ja) 2008-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107819677B (zh) 一种报文转发方法及装置
KR100900007B1 (ko) 로컬 어드레싱 도메인을 이용한 효율적인 vpn 서버 인터페이스, 어드레스 할당, 및 시그널링을 위한 방법 및 장치
US8705522B2 (en) Mobile router support for IPv6
US7944854B2 (en) IP security within multi-topology routing
US9154993B1 (en) Mobile-IPv6 encapsulation for wireless networks
US8036230B2 (en) System and method for providing single IP tunnel
TW201815131A (zh) 一種資料傳輸的方法及網路設備
CN107483345B (zh) 业务处理方法、设备及系统
JP2005510953A (ja) 明示的マルチキャストのトンネリングサービス方法及び装置
CN104660508A (zh) 一种报文转发方法及装置
CN104919766A (zh) 用于设备到设备通信的路径切换过程
JPWO2006095508A1 (ja) フラッディング抑制方法
JPWO2013145167A1 (ja) Lan多重化装置
WO2022007503A1 (zh) 一种业务流量处理方法及装置
CN112511444A (zh) 一种组播流量传输方法、装置、通信节点及存储介质
CN112134776B (zh) 生成组播转发表项的方法和接入网关
US20150131672A1 (en) Method, device and system for establishing a pseudo wire
US11929923B2 (en) Packet transmission method and apparatus
WO2008032709A1 (fr) SystÈme de distribution de paquet et procÉDÉ de distribution de paquet
CN109246016B (zh) 跨vxlan的报文处理方法和装置
CN112822097A (zh) 报文转发的方法、第一网络设备以及第一设备组
US8243728B2 (en) Apparatus and method for transmitting packets in a packet switched network
JP6378121B2 (ja) ゲートウェイ装置及び通信方法
JP2024500548A (ja) パケット転送方法および装置、ならびにネットワークシステム
JP6402078B2 (ja) ネットワークシステムおよびパケット転送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110824

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4929990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees