JP4929077B2 - 鍵判定システム - Google Patents

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Description

本発明は、ドアに設けられたドア錠解錠用信号受信部と、ID信号送信部および鍵穴に挿入可能な差込部を有する鍵と、異常発生時に警報部により警報を発するようにする制御部とを備える鍵判定システムに関する。
近年、住宅マンション、オフィスビル等において、各部屋の防犯性を高めるために、非接触キーを使用する電気錠システムが考えられている。例えば、非接触キーから特定の施解錠信号を電波等で対応する部屋のドアに設けた受信部に送信し、モータ、ソレノイドを電気的に駆動して錠内部の施解錠機構やデッドボルトを進退させることにより、錠の施解錠を可能とすることが考えられている。このような非接触キーを使用する電気錠システムによれば、非接触キーを持たない第三者がドアの錠を解錠することは難しい。
また、特許文献1には、共同玄関にID照合端末器であるキーリーダヘッド部を設け、キーリーダヘッド部から入力されたIDデータを、予め居住者のIDデータを登録したIDデータ蓄積手段を備えたID照合コントローラで照合して認証した後、共同玄関の電気錠を解錠するID照合連動システムと、エレベータ昇降制御装置とを組み合わせたID照合連動マンションHAシステムが記載されている。ID照合連動マンションHAシステムにおいて、ID照合コントローラは、キーリーダヘッド部から入力されたIDデータを認証したときに、共同玄関の電気錠を解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送させるとしている。また、非接触型キーから各居住者固有のIDデータを発信し、キーリーダヘッド部はIDデータを受信するとされている。
特開2002−129793号公報
従来から考えられているような、非接触キーを使用し、警報部を備えない単なる電気錠システムの場合、非接触キーを持ち主が紛失し、それを第三者に拾得された場合、拾得した第三者により非接触キーに対応する部屋を見つけられると、簡単にドアを解錠されてしまう可能性があり、防犯上改良の余地がある。
例えば、特許文献1に記載されたID照合連動マンションHAシステムにおいて、非接触型キーの信号の送信により、対応する部屋のドアの錠の解錠を可能とする場合には、非接触型キーで共同玄関の電気錠を解錠されてしまうだけでなく、マンションの複数の部屋に順番に、または無作為に行かれて、非接触型キーがドアの錠に対応する受信部に近づけられると、非接触型キーからの信号が表すデータと、ドアの解錠用のデータとが一致した場合に、ドアを第三者により無断で開けられてしまう可能性がある。このため、防犯性を高める面から改良の余地がある。
特に、特許文献1に記載されたID照合連動マンションHAシステムの場合、共同玄関のID照合端末器に第三者が拾得した非接触型キーが近づけられると、共同玄関の電気錠が解錠されるだけでなく、エレベータが居住者の居住階まで自動的に昇降し、そこで自動停止するため、第三者に居住階を容易に特定されてしまう。このため、非接触型キーを拾得した第三者が居住階を横に移動することにより、居住者の居住部屋をさらに簡単に見つけられてしまう可能性があるため、防犯性を高めることが特に求められる。
本発明の目的は、鍵判定システムにおいて、建物に設けた場合に、鍵の持ち主が鍵を紛失し、第三者に鍵を拾得されてしまった場合でも、警報部を備えない単なる電気錠システム付の建物の場合よりも、各部屋の防犯性を高くすることを目的とする。
本発明に係る鍵判定システムは、ドアに設けられ、部屋の識別情報である部屋IDを表すID信号を受信するドア錠解錠用信号受信部と、部屋IDを表すID信号を送信可能なID信号送信部、および、ドアに設けられた鍵穴に挿入可能な差込部を有する鍵と、ID信号送信部から送信され、ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと予め記憶した登録部屋IDとが不一致であると判定された異常発生時に、警報部により警報を発するようにする制御部と、を備え、ドア錠解錠用信号受信部は、少なくとも、鍵穴に鍵の差込部を挿入している状態で、ID信号送信部からのID信号の受信が可能となる位置に設けており、さらに、ドアに設けられ、鍵穴を有するシリンダ錠であって、外筒と、外筒に一部を挿入した内筒と、鍵による内筒の回転に伴い回転するカム部材とを有するシリンダ錠を備え、内筒の回転によりカム部材に係合したデッドボルトをドアの側面から出入りさせることで、ドアの施錠と開放とを切り替え可能としており、制御部は、停電発生時に警報部が常に非作動となるように制御することを特徴とする鍵判定システムである。
また、好ましくは、制御部は、登録部屋IDを記憶するID記憶手段と、ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとを照合するID照合手段と、ID信号送信部から送信され、ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが不一致であると判定された異常発生時に、警報部により警報を発するようにする警報部制御手段とを備える。
また、より好ましくは、鍵穴に鍵の差込部が挿入されたことを検知し、その検知信号を制御部に出力可能とする鍵穴挿入センサを備え、制御部は、鍵穴に鍵の差込部が挿入されたと判定された場合において、ID信号受信部が鍵からのID信号を受信していないと判定された場合に、警報部により警報を発するようにする。また、より好ましくは、シリンダ錠の内筒が回されたことを検知し、その検知信号を制御部に出力可能とする内筒回転検知センサを備え、制御部は、内筒の回転が検知された場合において、ID信号受信部が鍵からのID信号を受信していないと判定された場合に、警報部により警報を発するようにする。
また、より好ましくは、共同玄関とエレベータの乗り場と乗りかごとのうちの少なくとも一方に設けられ、ID送信部から送信されたID信号を受信可能なエレベータ制御用信号受信部と、エレベータ制御用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが一致した正常の場合に、エレベータを作動させて、部屋IDに対応する階床に乗りかごを移動させ、自動停止させるエレベータ制御部と、を備える。
また、より好ましくは、制御部は、警報部により警報を発するようにする場合に、管理人室または警備部に警報部が警報を発したことと、異常が発生したドアに対応する部屋の特定情報とを表す信号を送信する。
本発明に係る鍵判定システムによれば、建物に設けた場合に、鍵の持ち主が鍵を紛失し、第三者に鍵を拾得されてしまった場合でも、第三者が鍵に対応するドアとは異なるドアに設けられた鍵穴に鍵を挿入した場合等、鍵と対応しないドア錠解錠用信号受信部に鍵を近づけた場合に、鍵のID信号送信部が送信し、ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと、予め記憶した登録部屋IDとが一致しないため、警報部により警報が発せられる。また、第三者が、拾得した鍵と対応するドアを、多くのドアのうちから間違えることなく1回で見つけることができる可能性は低い。このため、鍵の持ち主が鍵を紛失し、第三者に鍵を拾得されてしまった場合でも、第三者が不正に他人の部屋のドアを開けようとした場合に、警報を発せられやすくでき、警報部を備えない単なる電気錠システム付の建物の場合よりも、各部屋の防犯性を高くできる。
また、停電発生時に停電を表す信号を制御部に入力することにより、警報部が常に非作動になるようにするので、停電発生時に、ドア錠解錠用信号受信部が鍵からのID信号を正常に受信できなくなった場合でも、鍵穴に正規の鍵の差込部を挿入した場合に、警報部により警報が発せられることがなく、鍵によるドアの開放が可能となる。このため、各部屋のドアを電気錠システムで解錠可能とする建物の場合と異なり、停電発生時に鍵の正規の持ち主が部屋に入れなくなることを防止できる。
また、共同玄関とエレベータの乗り場と乗りかごとのうちの少なくとも一方に設けられ、ID送信部から送信されたID信号を受信可能なエレベータ制御用信号受信部と、エレベータ制御用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが一致した正常の場合に、エレベータを作動させて、部屋IDに対応する階床に乗りかごを移動させ、自動停止させるエレベータ制御部と、を備える構成によれば、鍵を拾得した第三者が共同玄関で鍵からエレベータ制御用信号受信部にID信号を送信し、部屋IDを照合すれば、エレベータの乗りかごに乗っただけで、鍵の正規の持ち主の部屋がある階床に自動で移動できてしまい、鍵の持ち主の部屋を特定されやすくなってしまう。このため、ドアに設けられ、部屋の識別情報である部屋IDを表すID信号を受信するドア錠解錠用信号受信部と、部屋IDを表すID信号を送信可能なID信号送信部、および、ドアに設けられた鍵穴に挿入可能な差込部を有する鍵と、ID信号送信部から送信され、ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと予め記憶した登録部屋IDとが不一致であると判定された異常発生時に、警報部により警報を発するようにする制御部と、を備える本発明の構成により、鍵の持ち主が鍵を紛失し、第三者に鍵を拾得されてしまった場合でも、警報部を備えない単なる電気錠システム付の建物の場合よりも、建物の各部屋の防犯性を高くできるという本発明により得られる効果がより顕著になる。
また、制御部は、警報部により警報を発するようにする場合に、管理人室または警備部に警報部が警報を発したことと、異常が発生したドアに対応する部屋の特定情報とを表す信号を送信する構成によれば、異常発生時に警報部で警報が発せられるだけでなく、管理人室または警備部にいる人に異常を知らせることができるため、防犯性をより高くできる。
[第1の発明の実施の形態]
以下において、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。図1から図5は、本発明の第1の実施の形態を示している。図1は、本実施の形態に係る、各部屋のドアに対応して鍵判定システムを備える建物である、マンションの全体構成を示す略図である。図2は、部屋入口のドアとIDコントローラおよび警報部である警報ブザーの構成とを示す略図である。図3は、鍵を示す略図である。図4は、鍵判定システムの一部の構成を示すブロック図である。図5は、鍵判定システムにより鍵の不正使用時に警報を発するようにする方法を示すフローチャートである。なお、本発明の鍵判定システムは、マンションに設ける場合に限定するものではなく、例えばオフィスビル等、他の建物に設けることもできる。
図1に示すように、マンションは1階に管理人室10を有し、2階以上の各部屋が住居用となっている。住居用の部屋は、例えば、各階に8個等の複数個設ける。1階の出入り口である共同玄関12の外側に、端末機14を設置している。居住者が鍵を端末機14の受信部に接近させ、鍵に設けたID信号送信部が送信したID信号が表す部屋IDと、予め端末機で記憶した登録部屋IDとが一致した場合のみ、共同玄関12のドア16の電気錠を解錠し、ドア16を電動で開放可能としている。
マンションにエレベータ18を設けており、エレベータ18は、昇降路20内を昇降可能な乗りかご22と、昇降路20上部、例えばマンションの最上階に設けて、乗りかご22を主ロープ24によって昇降させる巻上げ機26と、乗りかご22の動作を制御すべく巻き上げ機26の作動を制御するエレベータ制御部である、エレベータ制御装置28とを備える。巻き上げ機26およびエレベータ制御装置28は、例えばマンションの最上階の機械室(図示せず)等に設ける。なお、エレベータの方式は、このような巻き上げ機26付きの構造に限定するものではなく、例えば油圧ジャッキの伸縮により主ロープを介して乗りかごを昇降させる油圧式とすることもできる。
また、鍵判定システムは、2階以上の各部屋のドア30にそれぞれ設けた、ドア錠解錠用信号受信部であるドア側ID信号受信部32と、制御部であるIDコントローラ34とを備える。すなわち、図2に詳しく示すように、各部屋のドア30に、ドア側ID信号受信部32と、IDコントローラ(IDC)34とを設けている。また、各部屋のドア30に、鍵穴を有するシリンダ錠36と、鍵判定システムを構成する警報部である警報ブザー38と、デッドボルト40と、ラッチボルト42とを設けている。ドア側ID信号受信部32は、鍵判定システムを構成する鍵43(図3)から送信される信号であり、部屋の識別情報である部屋IDを表すID信号を受信可能としている。ラッチボルト42は、ドア30に設けたレバーハンドル44の操作、すなわち揺動によりドア30の側面45からの出入を可能としている。
鍵43は、図3に示すように、共同玄関12(図1)解錠機能を備えた非接触キーに、いわゆるメカキーと呼ばれる構造を組み合わせている。すなわち、鍵43は、部屋IDを表すID信号を電波等により無線信号として送信可能なID信号送信部46と、部屋IDを記憶するメモリ等の記憶手段48と、鍵穴に挿入可能な差込部50とを有する。差込部50は、シリンダ錠36の鍵穴56(図2)に対応する形状を有し、差込部50の形状は鍵43ごとに異なっている。
シリンダ錠36は、従来から一般的に知られているように、外筒と、外筒に一部を挿入した内筒とを有し、内筒の外筒から突出した部分に図示しないカム部材を設けている。内筒の回転に伴いカム部材が回転すると、カム部材に係合したデッドボルト40(図2)がドア30の側面45から出入する。デッドボルト40がドア30の側面45から突出した場合には、図示しない戸枠側の受け座に設けた孔部にデッドボルト40が入り込み、シリンダ錠36が施錠されて、ドア30の開放が阻止される。これに対して、デッドボルト40がドア30の側面45からドア30内側に退避すると、戸枠側の受け座に設けた孔部からデッドボルト40が抜け出して、シリンダ錠36が解錠され、ドア30の開放が可能となる。なお、鍵43は、上記の図3に示したようなピンタンブラー対応型に限定するものではなく、例えばマグネットタンブラー対応型等とすることもできる。
図4に示すように、ドア側ID信号受信部32は、IDコントローラ34が有するID照合手段64に、部屋IDを表す信号を出力可能としている。IDコントローラ34は、ID照合手段64と、メモリ等のID記憶手段66と、警報ブザー制御手段68とを有する。
ID記憶手段66は、各ドア30に対応する登録部屋IDを記憶する。ID照合手段64は、ドア側ID信号受信部32で受信されたID信号が表す部屋IDと、ID記憶手段66で記憶された登録部屋IDとを照合する。警報ブザー制御手段68は、鍵43が有するID信号送信部46から送信され、ドア側ID信号受信部32で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが不一致であるとID照合手段64により判定された異常発生時に、警報ブザー38により警報を発するようにする。また、ドア側ID信号受信部32は、少なくとも、鍵穴56(図2)に鍵43の差込部50を挿入している状態で、ID信号送信部46からのID信号の受信が可能となるような位置である、すなわち無線信号が届く範囲の、鍵穴56の近くの位置に設けている。
また、図4に示すIDコントローラ34は、警報ブザー38により警報を発するようにする場合に、各階ドア信号統合制御部76を介して管理人室10(図1)に設けた監視盤78、すなわちMOP(Monitor Panel)に警報ブザー38が警報を発したことと、警報を発した警報ブザー38に対応する、すなわち異常が発生したドア30(図2)に対応する部屋の特定情報、例えば階数、部屋番号等とを表す信号を出力するようにしている。図1に示すように、各階ドア信号統合制御部76は、各階に1個ずつ設けており、対応する階の全てのドア30のうち、いずれか1以上のドア30に設けたIDコントローラ34から、警報ブザー38(図4)が警報を発したことを表す信号が入力された場合に、警報ブザー38が警報を発したことと、異常が発生したドア30(図2)に対応する部屋の特定情報とを表す信号を、監視盤78に出力する。
次に、このような鍵判定システムにより、鍵43(図3、図4)の不正使用時に警報を発するようにする方法を、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、この図5を用いた説明では、上記の図1から図4で各要素に付した符号を用いて説明する。まず、ステップS1で、ドア側ID信号受信部32が、鍵43のID信号送信部46からのID信号を受信したか否かを、ID照合手段64がそれに対応する信号を受け取ることにより判定する。なお、鍵43をID信号受信部32に直接向けるようにして近づけられた場合、または、鍵43が鍵穴56に挿入された場合等に、鍵43から送信されたID信号がドア側ID信号受信部32で受信される。ドア側ID信号受信部32またはIDコントローラ34の側に電源を設けており、ドア側ID信号受信部32側から電波等による無線信号を送信されることにより、鍵43側に電力が供給されるようにしている。
ステップS1で、ドア側ID信号受信部32でID信号を受信したと判定された場合には、ステップS2で、ID照合手段64は、鍵43から送信されるID信号が表す部屋IDと、予めID記憶手段66で記憶した登録部屋IDとが照合されたか否かを判定する。そして、照合されていないと判定された場合には、ステップS3に移行し、鍵43を所持している、または、鍵穴56に鍵43を挿入しているのは居住者ではないと判断し、ステップS4で警報ブザー制御手段68により制御信号を警報ブザー38に出力し、警報ブザー38を作動させる。また、これとともに、各階ドア信号統合制御部76を介して監視盤78に異常が発生したことを表す信号を送信し、監視盤78周辺部にいる人に異常が発生したことと、異常が発生した部屋番号等、部屋の特定情報をディスプレー等の表示部で知らせる。
なお、この場合、IDコントローラ34は、監視盤78を介してマンション外部の警備部である、警備会社またはマンションの管理会社の警備部門等に、警報ブザー38が警報を発したことと、異常が発生したドア30に対応する部屋の特定情報とを表す信号を、インターネット回線等を通じて送信するようにすることもできる。
また、図5のステップS2において、ID照合手段64により、鍵43から送信されるID信号が表す部屋IDと、ID記憶手段66で記憶した登録部屋IDとが一致したと判定された場合には、ステップS6に移行し、鍵43を所持している、または、鍵穴56に鍵43を挿入しているのは居住者であると判断する。そして、ステップS7で、警報ブザー38を非作動のままとし、警報が発せられないようにしつつ、鍵43によるシリンダ錠36の解錠を可能とする。
このような本実施の形態の鍵判定システムによれば、マンションに設けた場合に、鍵43の持ち主が鍵43を紛失し、第三者に鍵43を拾得されてしまった場合でも、第三者が鍵43に対応するドア30とは異なるドア30に設けられた鍵穴56に鍵43の差込部50を挿入した場合等、鍵43と対応しないドア側ID信号受信部32に鍵43を近づけた場合に、鍵43のID信号送信部46が送信したID信号を、ドア側ID信号受信部32で受信しても、受信したID信号が表す部屋IDと、予め記憶した登録部屋IDとが一致しないため、警報ブザー38により警報が発せられる。このため、周辺にいる人に異常を知らせることができる。また、第三者が、拾得した鍵43と対応するドア30を、多くのドア30のうちから間違えることなく1回で見つけることができる可能性は低い。このため、鍵43の持ち主が鍵43を紛失し、第三者に鍵43を拾得されてしまった場合でも、第三者が不正に他人の部屋のドア30を開けようとした場合に、警報が発せられやすくなるため、警報部を備えない単なる電気錠システム付のマンションの場合よりも、マンションの各部屋の防犯性を高くできる。また、本実施の形態によれば、シリンダ錠36等の鍵挿入部として、従来と同様のものを使用でき、また、ドア30に電気錠を設ける必要もない。
また、停電発生時に停電を表す信号をIDコントローラ34に入力することにより、警報ブザー38が常に非作動になるようにすれば、停電発生時に、ドア側ID信号受信部32が鍵43からのID信号を正常に受信できなくなった場合でも、鍵穴56に正規の鍵43の差込部50を挿入した場合に、警報ブザー38により警報が発せられることがなく、鍵43によるドア30の開放が可能となる。このため、各部屋のドアを電気錠システムで解錠可能とするマンションの場合と異なり、停電発生時に鍵43の正規の持ち主が部屋に入れなくなることを防止できる。
また、IDコントローラ34は、警報ブザー38により警報を発するようにする場合に、管理人室10または警備部に警報ブザー38が警報を発したことと、異常が発生したドア30に対応する部屋の特定情報とを表す信号を送信するので、異常発生時に警報ブザー38で警報が発せられるだけでなく、管理人室10または警備部にいる人に異常を知らせることができるため、防犯性をより高くできる。
[第2の発明の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態において、鍵判定システムにより鍵の不正使用時に警報を発するようにする方法を示すフローチャートである。本実施の形態では、上記の第1の実施の形態において、図4にカッコ内と、破線矢印とで示すように、鍵挿入部である、シリンダ錠36(図2参照)に、鍵穴挿入センサ72を設けている。鍵穴挿入センサ72は、鍵穴56(図2参照)に鍵43の差込部50が挿入された場合にこれを検知し、その検知信号をIDコントローラ34に出力可能としている。鍵穴挿入センサ72の検出部は、例えばシリンダ錠36の内筒に設ける。例えば、鍵穴挿入センサ72は、鍵穴56への差込部50の挿入により、マイクロスイッチ等が押されてこれを知らせる信号を挿入検知信号として出力するものとする。また、IDコントローラ34が備える警報ブザー制御手段68は、鍵穴56に鍵43の差込部50が挿入されたと判定された場合において、ドア側ID信号受信部32が鍵43からのID信号を受信していないと判定された異常発生時に、警報ブザー38により警報を発するようにする機能も有する。
このような本実施の形態は、図6に示すようにして鍵判定システムにより鍵43の不正使用時に警報を発するようにする。なお、この図6を用いた説明では、上記の図1から図4で各要素に付した符号を用いて説明する。まず、図6のステップS1で、IDコントローラ34は、鍵穴挿入センサ72からの検出信号の入力の有無により、鍵穴56に鍵43の差込部50が挿入されているか否かを判定する。そして、鍵穴56に差込部50が挿入されていると判定された場合には、ステップS2に移行する。
ステップS2では、ID照合手段64は、鍵穴56に鍵43を挿入している状態で、ドア側ID信号受信部32が鍵43から送信されるID信号を受信しているか否か、すなわち、鍵43から送信されるID信号が表す部屋IDと、予めID記憶手段66で記憶した登録部屋IDとが照合されたか否かを判定する。そして、照合されていないと判定された場合には、ステップS3に移行し、鍵穴56に鍵43を挿入しているのは居住者ではない、すなわち、挿入されている鍵43が、正規の形状であるが、正規のID信号送信部46を備えていない鍵43であると判断し、ステップS4で警報ブザー制御手段68により制御信号を警報ブザー38に出力し、警報ブザー38を作動させる。また、これとともに、各階ドア信号統合制御部76を介して監視盤78に異常が発生したことを表す信号を送信し、監視盤78周辺部にいる人に異常が発生したことと、異常が発生した部屋番号等、部屋の特定情報をディスプレー等の表示部で知らせる。
また、IDコントローラ34は、監視盤78を介してマンション外部の警備部である、警備会社またはマンションの管理会社の警備部門等に、警報ブザー38が警報を発したことと、異常が発生したドア30に対応する部屋の特定情報とを表す信号を、インターネット回線等を通じて送信するようにすることもできる。
また、図6のステップS2において、ID照合手段64により、鍵穴56に鍵の差込部50を挿入している状態で、鍵43から送信されるID信号が表す部屋IDと、ID記憶手段66で記憶した登録部屋IDとが照合されたと判定された場合には、ステップS6に移行する。ステップS6では、ID照合手段64が、鍵43から送信されたID信号が表す部屋IDと予めID記憶手段66で記憶した登録部屋IDとが一致したか否かを判定する。一致していないと判定された場合には、上記のステップS3からS5に移行し、上記と同様に、警報ブザー38を作動させるとともに監視盤78に異常が発生したことを表す信号を送信する。
これに対して、ステップS6で、鍵43から送信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが一致したと判定された場合には、ステップS7に移行して、鍵穴56に鍵43を挿入しているのは居住者であると判断する。そして、ステップS8で、警報ブザー38を非作動のままとし、警報が発せられないようにしつつ、鍵43によるシリンダ錠36の解錠を可能とする。
次いで、ステップS9で、鍵穴挿入センサ72からの検出信号により、鍵穴56から鍵43の差込部50が抜かれたと判定された場合には、ステップS10において、ドア側ID信号受信部32でID信号を受信したことを表すデータ、すなわち受信ID信号データをリセットする。これにより、ドア側ID信号受信部32は、鍵43のID信号送信部46からID信号が送信されるのを待つ、入力待ち状態となり、ステップS1に戻る。
このような本実施の形態によれば、IDコントローラ34は、鍵穴56に鍵43の差込部50が挿入されていることが検出された場合において、ドア側ID信号受信部32がID信号を受信していないと判定された異常発生時に、警報ブザー38により警報を発するようにする。このため、ID信号送信部がない複製の鍵を持つ第三者の部屋への侵入を有効に防止でき、防犯性をより有効に高くできる。その他の構成および作用については、上記の第1の実施の形態と同様であるため、重複する説明および図示を省略する。なお、鍵穴挿入センサ72の代わりに、シリンダ錠36の内筒が回された場合に、これを検知する内筒回転検知センサを設けて、図6のステップS1で内筒の回転を検知した場合にステップS2に移行し、ステップS2で内筒が回転された状態で鍵43からのID信号をドア側ID信号受信部32で受信されたか否かを判定することもできる。このようにすれば、本実施の形態で得られる効果に加えて、ピッキング等で無理にシリンダ錠36を解錠しようとする第三者の部屋への侵入も有効に防止できる。内筒回転検知センサは、例えば内筒の外周面の円周方向一部に突部を設けて、内筒が回転した場合に突部によりマイクロスイッチが押されるようにし、押された場合に内筒回転検知信号として出力する構成とすることができる。
[第3の発明の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態を示している。図7は、鍵判定システムの一部の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、鍵判定システムは、共同玄関12(図1参照)に設けられ、鍵43に設けたID信号送信部46から送信されたID信号を受信可能なエレベータ制御用信号受信部である、ロビー側ID信号受信部88と、エレベータ制御部90とを備える。また、ロビー側ID信号受信部88は、共同玄関12のドア16周辺部に設けた端末機14に設けて、鍵43からのID信号を受信可能としている。
エレベータ制御部90は、エレベータ群管理装置92と、複数(図示の場合は2個)のエレベータ制御装置94とを備える。エレベータ制御装置94は、エレベータ18(図1参照)と同数設けている。すなわち、図示の例の場合は、2個の乗りかご22を2個の乗りかご昇降機構によりそれぞれ昇降可能としている。それぞれの乗りかご昇降機構は、巻き上げ機26(図1参照)、または油圧ジャッキ等の駆動部を備える。それぞれのエレベータ制御装置94は、この駆動部を制御する。また、エレベータ群管理装置92は、複数のエレベータ制御装置94を統合的に制御するもので、例えば、いずれかの階のエレベータ乗場で操作ボタン等の操作部が操作された場合にその時点で使用されていない乗りかご22(図1参照)のうち、最も近い位置にある乗りかご22を操作部が操作された階床まで移動させる機能を有する。
また共同玄関12の端末機14に、第2IDコントローラ96を設けている。第2IDコントローラ96は、ID照合手段98とID記憶手段100とを有する。共同玄関12のドア16(図1)に電気錠を設けている。ID照合手段98により、ロビー側ID信号受信部88で受信されたID信号が表す部屋IDと、ID記憶手段100で予め記憶した登録部屋IDとが一致したと判定された正常の場合のみ、共同玄関12の電気錠解錠用信号が出力されて、電気錠を解錠してドア16が自動で開放されるようにする。また、この場合には、ID照合手段98は、エレベータ群管理装置92に正常の場合であることと、部屋IDが表す部屋のある階床情報とを表す信号を出力する。エレベータ群管理装置92は、複数のエレベータ制御装置94のうちから最適なエレベータ制御装置94を選択して、選択されたエレベータ制御装置94は、乗りかご22を共同玄関12のある階床まで移動させるようにエレベータ18を作動させ、その後、人が乗りかご22に乗ったことを条件に、ロビー側ID信号受信部88で受信したID信号が表す部屋IDに対応する階床に乗りかご22を移動させ、自動停止させる。なお、第2IDコントローラ96は、管理人室10等、共同玄関12の端末機14以外の部分に設けることもできる。また、本実施の形態の場合も、上記の図1に示した第1の実施の形態と同様に、ドア30に設けられたドア側ID信号受信部32と、IDコントローラ34とを備える。
このような本実施の形態によれば、共同玄関12に設けられ、鍵43のID信号送信部46から送信されたID信号を受信可能なロビー側ID信号受信部88と、ロビー側ID信号受信部88で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが一致した正常の場合に、エレベータ18を作動させて、部屋IDに対応する階床に乗りかご22を移動させ、自動停止させるエレベータ制御部90とを備える。このため、鍵43を拾得した第三者が共同玄関12で鍵43をロビー側ID信号受信部88に近づけ、ロビー側ID信号受信部88にID信号を送信し、部屋IDを照合すれば、エレベータ18の乗りかご22に乗っただけで、鍵43の正規の持ち主の部屋がある階床に自動で移動できてしまい、鍵43の持ち主の部屋が特定されやすくなってしまう。このため、ドア30(図1参照)に設けられたドア側ID信号受信部32(図1参照)と、IDコントローラ34(図1参照)とを備える本実施の形態の構成により、鍵43の持ち主が鍵43を紛失し、第三者に鍵43を拾得されてしまった場合でも、警報部を備えない単なる電気錠システム付のマンションの場合よりもマンションの各部屋の防犯性を高くできるという本実施の形態により得られる効果がより顕著になる。その他の構成および作用については、上記の図1から図5に示した第1の実施の形態と同様であるため、同等部分には同一符号を付して重複する説明および図示を省略する。
なお、本実施の形態において、エレベータ制御装置94およびエレベータ群管理装置92の一方または両方は、マンションの最上階の機械室等に設けることも、マンションの最上階以外に設けることもできる。また、エレベータ制御用信号受信部は、共同玄関12(図1参照)に設ける場合に限定するものではなく、例えば、エレベータ乗場または乗りかご22内に設けることもできる。この場合には、エレベータ制御用信号受信部に鍵43を近づけID信号を送信することで、ID信号に対応する階床に乗りかご22を自動で移動させ、自動停止させることができる。
また、上記の各実施の形態において、IDコントローラ34は、各階に1個ずつ設けて、それぞれの階のすべてのドア30のドア側ID信号受信部32と、鍵穴挿入センサ72とからの信号がIDコントローラ34に入力されるようにし、IDコントローラ34から、対応する部屋のドア30の警報ブザー38に制御信号を出力するようにすることもできる。また、警報ブザー38を各階に1個ずつ設けて、それぞれの階のすべての部屋のうち、いずれか1以上の部屋のドア30に設けたIDコントローラ34から各階ドア信号統合制御部76に異常が発生したことを表す信号が入力された場合に警報ブザー38を作動させて、警報を発するようにすることもできる。
第1の発明の実施の形態において、各部屋のドアに対応して鍵判定システムを備えるマンションの全体構成を示す略図である。 同じく部屋入口のドアとIDコントローラおよび警報ブザーの構成とを示す略図である。 同じく鍵を示す略図である。 同じく鍵判定システムの一部の構成を示すブロック図である。 同じく鍵判定システムにより鍵の不正使用時に警報を発するようにする方法を示すフローチャートである。 第2の発明の実施の形態において、鍵判定システムにより鍵の不正使用時に警報を発するようにする方法を示すフローチャートである。 第3の発明の実施の形態において、鍵判定システムの一部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 管理人室、12 共同玄関、14 端末機、16 ドア、18 エレベータ、20 昇降路、22 乗りかご、24 主ロープ、26 巻き上げ機、28 エレベータ制御装置、30 ドア、32 ドア側ID信号受信部、34 IDコントローラ、36,36a シリンダ錠、38 警報ブザー、40 デッドボルト、42 ラッチボルト、43 鍵、44 レバーハンドル、45 側面、46 ID信号送信部、48 記憶手段、50 差込部、56 鍵穴、64 ID照合手段、66 ID記憶手段、68 警報ブザー制御手段、72 鍵穴挿入センサ、76 各階ドア信号統合制御部、78 監視盤、88 ロビー側ID信号受信部、90 エレベータ制御部、92 エレベータ群管理装置、94 エレベータ制御装置、96 第2IDコントローラ、98 ID照合手段、100 ID記憶手段。

Claims (6)

  1. ドアに設けられ、部屋の識別情報である部屋IDを表すID信号を受信するドア錠解錠用信号受信部と、
    部屋IDを表すID信号を送信可能なID信号送信部、および、ドアに設けられた鍵穴に挿入可能な差込部を有する鍵と、
    ID信号送信部から送信され、ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと予め記憶した登録部屋IDとが不一致であると判定された異常発生時に、警報部により警報を発するようにする制御部と、を備え
    ドア錠解錠用信号受信部は、少なくとも、鍵穴に鍵の差込部を挿入している状態で、ID信号送信部からのID信号の受信が可能となる位置に設けており、
    さらに、ドアに設けられ、鍵穴を有するシリンダ錠であって、外筒と、外筒に一部を挿入した内筒と、鍵による内筒の回転に伴い回転するカム部材とを有するシリンダ錠を備え、
    内筒の回転によりカム部材に係合したデッドボルトをドアの側面から出入りさせることで、ドアの施錠と開放とを切り替え可能としており、
    制御部は、停電発生時に警報部が常に非作動となるように制御することを特徴とする鍵判定システム。
  2. 請求項1に記載の鍵判定システムにおいて、
    制御部は、
    登録部屋IDを記憶するID記憶手段と、
    ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとを照合するID照合手段と、
    ID信号送信部から送信され、ドア錠解錠用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが不一致であると判定された異常発生時に、警報部により警報を発するようにする警報部制御手段とを備えることを特徴とする鍵判定システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の鍵判定システムにおいて、
    鍵穴に鍵の差込部が挿入されたことを検知し、その検知信号を制御部に出力可能とする鍵穴挿入センサを備え、
    制御部は、鍵穴に鍵の差込部が挿入されたと判定された場合において、ID信号受信部が鍵からのID信号を受信していないと判定された場合に、警報部により警報を発するようにすることを特徴とする鍵判定システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の鍵判定システムにおいて、
    シリンダ錠の内筒が回されたことを検知し、その検知信号を制御部に出力可能とする内筒回転検知センサを備え、
    制御部は、内筒の回転が検知された場合において、ID信号受信部が鍵からのID信号を受信していないと判定された場合に、警報部により警報を発するようにすることを特徴とする鍵判定システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載の鍵判定システムにおいて、
    共同玄関とエレベータの乗り場と乗りかごとのうちの少なくとも一方に設けられ、ID送信部から送信されたID信号を受信可能なエレベータ制御用信号受信部と、
    エレベータ制御用信号受信部で受信されたID信号が表す部屋IDと登録部屋IDとが一致した正常の場合に、エレベータを作動させて、部屋IDに対応する階床に乗りかごを移動させ、自動停止させるエレベータ制御部と、を備えることを特徴とする鍵判定システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1に記載の鍵判定システムにおいて、
    制御部は、警報部により警報を発するようにする場合に、管理人室または警備部に警報部が警報を発したことと、異常が発生したドアに対応する部屋の特定情報とを表す信号を送信することを特徴とする鍵判定システム。
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