JP4924645B2 - ストレージ制御装置、ストレージシステム及びコピー方法。 - Google Patents

ストレージ制御装置、ストレージシステム及びコピー方法。 Download PDF

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Description

本件は、ストレージ制御装置、ストレージシステム及びコピー方法に関する。
ストレージ製品やコンピュータにおけるコピー元ボリュームのデータをバックアップする手法の一つとして、OPC(One Point Copy)が知られている。OPCとは、バックアップ対象となるデータについて所定時点における、その後の更新等を含まないデータであるスナップショットを作成するものである。バックアップを作成する際に、当該作成時点における対象となるコピー元ボリュームの全データをバックアップする手法である。
例えば、OPCを実行するストレージシステムは、ユーザからOPCを行う旨のOPC指示を受け付けると、当該OPC指示を受けた時点におけるコピー元ボリュームの全データをコピーする。
そして、当該ストレージシステムは、OPC指示を受け付けた時点におけるスナップショットとして、コピー元ボリュームのデータをコピーしたデータ、つまりバックアップデータをコピー先ボリュームへ格納する。
具体的な一例を挙げて説明すると、当該ストレージシステムは、OPC指示を受け付けた時刻や世代、つまりセッション情報に対応付けて、コピー元ボリューム全体を複製したデータであるバックアップデータを格納する。
また、上記したOPCの拡張機能の一つとして、SnapOPCという手法が知られている。SnapOPCとは、バックアップを作成する際に、コピー元ボリュームのデータのうち、更新の行われた箇所における更新前のデータのみをバックアップする手法である。
例えば、SnapOPCを実行するストレージシステムは、SnapOPCを行う旨のSnapOPC指示を受け付けると、SnapOPC指示を受け付けた時刻や世代に対応付けて、所定の記憶領域を割り当てる。
そして、当該SnapOPC指示を受け付けた後にコピー元ボリュームに更新が行われた場合に、当該更新が行われた箇所における更新前のデータ、つまり当該更新が行われることによって、コピー元ボリュームから失われるデータである差分データのみをコピーして、当該記憶領域に格納する。
なお、特許文献1には、差分データを保存する手法の一つについて開示されている。
特開2005−292865号公報(第1−4頁、第1図)
ところで、上記した従来技術は、以下で説明するように、コピー動作が効率的でないという課題があった。
例えば、SnapOPCでは、当該SnapOPC指示を受け付けた後に、コピー元ボリュームに更新が行われた場合に、当該更新が行われた箇所におけるデータのみをコピーして、割り当てられた所定の記憶領域に格納しており、データ自身の内容はチェックしていない。
そのため、同一内容のデータがコピー元ボリュームに書き込まれ更新が行われた場合(例えば、ホストからコピー元ボリュームに対しファイルの上書きコピーを実施した場合)は重複したデータをコピーするという不要なコピー動作を行うこととなる。
そこで、本ストレージ制御装置は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、不要なデータコピー動作を削減でき、バックアップの信頼性を高めることが可能であるストレージ制御装置、ストレージシステム及びコピー方法を提供することを目的とする。
本件開示のストレージ制御装置は、コピー元ボリュームに記憶されたコピー元データを、コピー先ボリュームにコピーするストレージ制御装置であって、ホストから受領したデータと該データを記憶するコピー元ボリューム内の領域の書き込まれたデータとを比較するコピー元データ比較部と、コピー元ボリューム比較部によって比較したデータが一致しているとの判断に基づき、ホストから受領したデータをコピー元ボリュームに書き込むことを回避するコピー機能実行部とを有する。
本件開示のストレージ制御装置によれば、不要なデータコピー動作を省略し、記憶領域を有効に使用できるため、ストレージシステムの信頼性が高まる。
また、本件開示のストレージシステムによれば、不要なデータコピー動作を省略できるため、コピー方法の信頼性が高まる。
また、本件開示のコピー方法によれば、不要なデータコピー動作を省略できるため、コピー方法の効率が高まる。
ストレージシステムのハードウェア構成図である。 ストレージ制御装置のファームウェア構成図である。 SnapOPCの概念図である。 ホストからストレージシステムへ書き込み要求を受信した概念図である。 一時バッファへのデータの書き込みとホストへの応答を示した概念図である。 書き込みデータとコピー元ボリュームのデータの比較を示した概念図である。 データが一致した場合の処理終了を示した概念図である。 比較したデータが不一致の場合の書き込みデータのコピー先ボリュームへのコピーを示した概念図である。 比較したデータが不一致の場合の処理終了を示した概念図である。 ホストからストレージシステムへ書き込み要求を受信した概念図である。 データの書き込みとホストへの応答を示した概念図である。 書き込みデータとコピー先ボリュームのデータの比較を示した概念図である。 比較したデータが一致した場合に未割り当て領域として終了処理する概念図である。 比較したデータが不一致の場合に終了処理する概念図である。 論理ビットマップを表した図である。 物理ビットマップを表した図である。 LBA変換テーブルを表した図である。 SDVの概念図である。 管理テーブルの遷移図である。 書き込み時にデータを比較する方法のフローチャートである。 ストレージ制御装置のファームウェア構成図である。 内部データを定期的チェックする方法のフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、ストレージ制御装置、ストレージシステム及びコピー方法の実施例を詳細に説明する。
図1を用いて本システムのハードウェア構成を示す。なお、すべての図において同一部分は同一符号で示す。本システムはホスト1とストレージシステム2からなる。ストレージシステム2は、ストレージデバイス3、チャネルアダプタ4、コントローラモジュール5(CM)を有する。ストレージデバイス3は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などのデータ記憶装置である。コントローラモジュール5は、ストレージ制御装置である。ストレージ制御装置は、CPU6、不揮発メモリ(ROM)7、揮発メモリ(RAM)8、キャッシュメモリ9、デバイスアダプタ10を有する。揮発メモリ8は管理テーブル等の制御データを格納する。キャッシュメモリ9はユーザデータを格納する。揮発メモリ8とキャッシュメモリ9は同一のものでも良い。デバイスアダプタ10はストレージデバイス3とのインターフェイス制御装置である。
ストレージ制御装置に、オペレータまたはユーザが使用するホスト1、ホスト1とのインターフェイス制御装置であるチャネルアダプタ4、データ記憶装置が接続される。データ記憶装置は、ストレージシステムがホスト1から受領したデータを格納する。データ記憶装置は、コピーやバックアップを行う際にコピー対象となるデータを記憶するボリュームであるコピー元ボリュームと、コピーするデータを格納するコピー先のボリュームであるコピー先ボリュームとが作成される。
図2にストレージ制御装置のファームウェア構成を示す。ストレージ制御装置の機能は不揮発メモリ7に格納されたプログラムにより実行される。ストレージ制御装置100のファームウェアはコピー制御部101と、キャッシュ制御部102と、デバイス制御部103とチャネル制御部104とを有する。
コピー制御部101は、コピー機能実行部105と、コピーボリューム対応制御部106と、ビットマップ制御部107と、LBA(Logical Block Addressing)変換テーブル制御部108と、データ比較制御部109と、一時バッファ割り当て制御部110を有する。コピーボリューム対応制御部106は、SnapOPC実行時のコピー元ボリュームとコピー先ボリュームとの対応を制御する。
ビットマップ制御部107は、コピー元ボリュームとコピー先ボリュームの夫々の記憶領域を対応付ける管理テーブルであるビットマップを更新、参照する。ビットマップ制御部は、ホストから受領したデータを記憶するコピー先ボリューム内の領域の書き込まれたデータの有無を確認する。ビットマップ制御部107は、コピー元ボリュームの対象領域のデータのコピー先ボリュームへのコピー状況を示す論理ビットマップと、コピー先ボリュームの物理領域の使用状況を示す物理ビットマップとを更新、参照する。LBA変換テーブルは、論理領域のデータが存在する箇所を示した論理LBAと物理領域のデータが存在する箇所を示した物理LBAを対応付ける変換テーブルである。管理テーブルについて図を用いて後述する。
データ比較制御部109は、コピー元データ比較部111とコピー先データ比較部112とを有する。コピー元データ比較部111は、ホストから受領したデータと該データを記憶するコピー元ボリューム内のホストから受領したデータが書き込まれる領域に既に書き込まれているデータとを比較する。コピー先データ比較部112は、ビットマップ制御部107による、コピー先ボリュームの対象とする領域に書き込まれたデータが存在するとの判断に基づき、当該データとホストから受領したデータとを比較する。
一時バッファ割り当て制御部110は、バッファを要求されると、キャッシュメモリ上に一時バッファを割り当てる。バッファ領域はコントローラモジュール内のキャッシュメモリ上の領域、もしくは揮発メモリの領域を使用する。
以下において、本システムにおけるSnapOPC動作とSnapOPC指示後のコピー方法の説明を行う。SnapOPCとは、バックアップを実行する際に、コピー元ボリュームのデータのうち、書き込み等による更新が行われた領域における更新前のデータのみをバックアップする手法である。
図3は、ホスト1とストレージシステム2を表した図である。ホスト1が認識しているボリュームはLUN(Logical Unit Number)1の論理記憶容量11とLUN2の論理記憶容量12である。ストレージシステム内のストレージデバイスであるコピー元ボリューム13の物理記憶容量はLUN1の論理記憶容量と同じである。コピー先ボリューム14であるSDV(Snap Data Volume)の物理容量はLUN2の論理容量より小さい記憶容量となっている。
ここで、SnapOPCを実行するストレージ制御装置は、ユーザからSnapOPCを行う旨のSnapOPC指示を受付けると、コピーボリューム対応制御部により、SnapOPC指示を受付けた時刻や世代(セッション情報)と、SnapOPC指示を受付けた時点におけるコピー元ボリュームのスナップショットを格納する記憶領域との対応付けや管理テーブルの作成を行い、その時点では、コピー先ボリュームに何らデータを格納しない。スナップショットとは、ある過去の一時点で存在した、ストレージ中にある、ファイルとディレクトリの集合およびその記録を指す。
次に、書き込み処理におけるコピー方法について説明する。図4はSnapOPC指示後、ホスト1からストレージ制御装置5へ書き込み要求を受信した概念図である。ホスト1に接続されたストレージシステム2は、ストレージ制御装置5にコピー元ボリューム13とコピー先ボリューム14であるSDVが接続される。ストレージ制御装置5は、上述のように、CPU6と、管理テーブル15と、キャッシュメモリ9とを有する。コピー元ボリューム13は所定の記憶領域13AにデータA16が記憶されている。
ホスト1からストレージ制御装置5に、コピー元ボリューム13のデータA16が記憶されている記憶領域13AにデータX17を書き込むという書き込み要求18があった場合を例として説明する。ホスト1からストレージ制御装置5に、コピー元ボリューム13のデータA16が記憶されている領域にデータX17を書き込むという書き込み要求18があると、ビットマップ制御部107は、管理テーブル15を参照して、記憶領域13Aに対応するコピー先ボリューム14内の記憶領域14Aにデータが既に書き込まれているか確認する。このビットマップ制御部(コピー先データ確認部)107により、ビットマップを参照してコピー先ボリューム14の対応領域14Aにデータの書き込まれていないと確認されると、一時バッファ割り当て制御部110が、キャッシュメモリ9上に一時バッファを割り当て、コピー機能実行部105がホスト1から受領したデータX18を一時バッファに格納する。
図5に、一時バッファ19へのデータの書き込みとホスト1への応答を示す。一字バッファ割り当て制御部110が、キャッシュメモリ9上に一時バッファを割り当てる。コピー機能実行部がデータX17を一時バッファ19に格納する20と、ストレージ制御装置5からホスト1へチャネルアダプタを通して書き込み要求が完了したことを応答21する。
図6は、書き込みデータとコピー元ボリューム13のデータとの比較を示した概念図である。書き込み要求完了応答21後、コピー元データ比較部111が、対応する記憶領域13Aに記憶されたコピー元ボリューム13のデータA16と、書き込み要求されたデータX17とを比較する22。コピー機能実行部105が、コピー元ボリューム13のデータA16をキャッシュメモリ9上に読み出す23。読み出し23後、コピー元データ比較部111がキャッシュメモリ9上に読み出されたデータA16と一時バッファ19上のデータX17とを比較する22。
データ比較制御部109が、データA16とデータX17とが一致していると判断した場合、コピー元ボリューム13からコピー先ボリューム14へのデータの退避は行わず、一時バッファ19を開放する。図7はデータが一致した場合の処理終了を示した概念図である。コピー元ボリューム13の対応領域13AにデータA16が格納されたままであり、コピー先ボリュームの対応領域14Aにはデータは格納されていない。
図8は書き込みデータのコピー先ボリュームへのコピーを示した概念図である。データ比較制御部109が、データA16とデータX17とが一致してないと判断した場合、コピー機能実行部105がキャッシュメモリ9上のデータA16をコピー先ボリューム14の対応領域14Aにコピーする。一時バッファ上のデータXはコピー元ボリュームのデータA16が記憶されている領域13Aに上書きされる。図9は比較したデータが不一致の場合の処理終了を示した概念図であり、コピー元ボリュームの対応する領域にはデータXが格納され、コピー先ボリュームにはデータA16が格納される。
書き込み処理におけるコピー方法について、コピー先ボリュームにデータが格納されている場合について説明する。図10はホスト1からストレージシステム2へ書き込み要求24を受信した概念図である。コピー元ボリューム13は所定の領域13AにデータC25が記憶されている。コピー先ボリューム14は所定の領域14AにデータA16が記憶されている。
コピー先ボリューム14にデータが格納されている状態は、SnapOPC指示後、少なくとも一回、コピー元ボリューム13の対象領域13Aに書き込みが行われた状態である。具体的には、ホスト1からデータC25がコピー元ボリューム13に書き込まれ、コピー元ボリューム13の対象領域13Aに格納されていたデータA16がコピー先ボリューム14にコピーされている。
図11はキャッシュメモリ9への書き込み26とホスト1への応答27を示した概念図である。コピー機能実行部105が、ホスト1から受領したデータX17をキャッシュメモリ9上に格納し、さらにコピー元ボリューム13の所定の領域13AのデータC25に上書きコピーする28。データC25に関しては、SnapOPC指示時の対象領域のデータであるデータA16がコピー先ボリューム14に退避しているので上書きする。そして、ストレージ制御装置5からホスト1へ、書き込み要求が完了したことを応答する27。
図12は、書き込みデータとコピー先ボリューム14とのデータの比較を示した概念図である。コピー先ボリュームの対応する記憶領域14Aに格納されたデータA16をキャッシュメモリ9上に読み出す29。データ比較制御部109がキャッシュメモリ9上のデータX17とデータA16とを比較30し、一致するかどうか確認する。
図13は、比較したデータが一致した場合に未割り当て領域として終了処理する概念図である。データ比較制御部109により、比較したデータXとデータA16とが一致した場合、ビットマップ制御部107が管理テーブル15を更新し、コピー先ボリューム14のデータA16が記憶されている領域を未割り当て状態とし、書き込み可能にする。
図14は、比較したデータが不一致の場合に終了処理する概念図である。比較したデータが一致しなかった場合は、コピー元ボリューム13の対象領域13AにデータX17が格納される。コピー先ボリューム14の対象領域14AにデータAが格納される。
従って、SnapOPCにおいて、データ内容の比較を行うことで、コピー元ボリュームと割り当てた記憶領域に同一内容のデータが重複して存在しないようにバックアップを行うことができる。
次に、上述の概念図で用いた管理テーブルについて説明する。本件、ストレージ制御装置において、以下の管理テーブルを用いる。図15は、コピー元ボリュームの対象領域のデータがコピー先ボリュームへコピー済みであることを示す論理ビットマップ31である。「0」32の様に、「0」と「1」とでデータを示す。「0」は、対象論理領域のデータはコピー先ボリュームの対応する記憶領域に存在することを示す。「1」は対象論理領域のデータはコピー元ボリュームに存在することを示す。
図16は、コピー先ボリュームの物理領域の使用状態を示す物理ビットマップ33である。「0」34は対象物理領域がデータを保持していることを示す。「1」は対象物理領域がデータを保持していないことを示す。
図17は、コピー先ボリュームに格納されているデータについて物理LBAと論理LBAの変換を示すLBA変換テーブルである。コピー先ボリュームに対し未コピー状態である部分は無効値として0xFFFF(16進数)を記載してある。
図18は、コピー先ボリューム14と管理テーブルの概念図である。論理ビットマップ31と物理ビットマップ33とLBA変換テーブルによってコピー先ボリュームの論理領域と、物理領域の状態を表している。コピー先ボリュームで論理LBA00にあるデータは、物理LBA04にあることを示す。1領域あたり8KBである。
図19は、管理テーブルの遷移図である。論理ビットマップ31と物理ビットマップ33とLBA変換テーブル35とが、記憶領域Bを未割り当て状態にする場合の変更点を示す。データBが格納されていた領域を未割り当てにするときには、論理ビットマップと物理ビットマップの対応箇所36の「0」を「1」に変換し、LBA変換テーブル35の09をFFFFに変換し、書き込み可能な状態になる。これにより、実際に、ストレージ上では例えば磁性的にデータが記憶されていたとしても、ストレージ制御装置上では未割り当て状態となり、データを物理的に消去する手間がかからず、データ領域を効率良く利用できる。
図20を用いて、ストレージ制御装置の更新処理についての一例を示す。なお、図20は、ストレージ制御装置による更新処理の一例を示すフローチャートである。
図20に示すように、ストレージ制御装置は、ホストからコピー元ボリュームへデータの書き込み要求があると(S101)、ビットマップ制御部107を用いて、コピー先ボリュームの対応する論理記憶領域にデータが書き込まれているか確認する(S102)。
管理テーブルである論理ビットマップを用いて、コピー先ボリュームの書き込み要求に対応する記憶領域にデータが書き込まれているか確認する。ビットマップの対応箇所が「0」であれば、対象の論理領域のデータはコピー先ボリュームに書き込まれている。「1」であれば、対象の論理領域のデータはコピー先ボリュームに書き込まれておらず、コピー元ボリュームに書き込まれている。
コピー先データ確認部によって、コピー先ボリュームの書き込み要求に対応する論理記憶領域にデータが書き込まれていないと確認されると(S102NO)、一時バッファ割り当て制御部がキャッシュメモリ上に一時バッファを割り当てる(S103)。そして、割り当てられた一時バッファへホストから受領したデータを格納する(S104)。
一時バッファへホストから受領したデータを格納した後、対応する領域に記憶されたコピー元ボリュームのデータと、書き込み要求され、一時バッファに格納されたデータとを、データ比較制御部が比較する。まず、コピー元ボリュームのデータをキャッシュメモリ上に読み出し、そこで、データ比較制御部がキャッシュメモリ上のデータと一時バッファ上のデータとを比較する(S105。)
ここで、データが一致していると判断した場合(S105YES)、コピー元ボリュームからコピー先ボリュームへのデータの退避は行わず、データを格納した一時バッファを開放し(S108)、処理を終了する。
また、データが一致していないと判断した場合(S105NO)、キャッシュメモリ上のデータをコピー先ボリュームに書き込む(S106)。
一時バッファ上のデータはコピー元ボリュームの対応する記憶領域に書き込む(S107)。データを格納した一時バッファを開放し(S108)、処理を終了する。
コピー先データ確認手段によって、コピー先ボリュームの書き込み要求に対応する論理記憶領域にデータが書き込まれていると確認されると(S102YES)、ホストから受領したデータをキャッシュメモリ上に格納し、更にコピー元ボリュームの対応する記憶領域にデータを上書きする(S109)。コピー先ボリュームの対応する記憶領域に格納されたデータをキャッシュメモリ上に読み出し、データ比較制御部がキャッシュメモリ上のそれぞれのデータを比較する(S110)。
比較したデータが一致した場合(S110YES)、ビットマップ制御部が管理テーブルを更新し、コピー先ボリュームのデータが記憶されている領域を未割り当て領域とし(S111)、終了処理する。また、比較したデータが一致しない場合(S110NO)、そのまま終了処理する。
従って、本件開示のストレージ制御装置によれば、不要なデータコピー動作を省略することができる。コピー先ボリュームであるSDVは物理容量が論理容量よりも少ない容量であるため、SDVの物理容量以上のデータの更新がコピー元ボリュームに行われた場合に、データを退避できなくなってしまい、スナップショットを失ってしまうが、開示の手法により上記事象が発生する割合を減らすことが出来る。記憶領域を有効に使用できるため、ストレージシステムの信頼性が高まる。
(内部データ比較部でチェックする方法)
第2の実施例として、内部データ比較部を用いてコピー動作を制御する場合について説明する。図21に第2の実施例におけるストレージ制御装置のファームウェア構成を示す。データ比較制御部109がコピー元ボリュームに格納されたデータと、コピー先ボリューム内の該データに対応する箇所に格納されたデータとを比較する内部データ比較部113を有する。
図22のフローチャートを用いて説明する。データの書き込み時には従来のSnapOPCと同じ処理を行うが、定期的に内部データ比較部によってコピー先ボリュームに存在するデータを読み込み、対応するコピー元ボリュームの論理領域のデータを読み込み、コピー元データとコピー先データとを比較する。一致した場合は本領域に対するデータが削除状態になるように、SDVを管理するテーブルを更新し対象領域を未割り当てとすることで以降に割り当て可能とする。
内部データ比較部によるコピー動作制御は、検索をする際の該当箇所を指すポインタを論理ビットマップの先頭にセットする(S201)。ポイントする論理ビットマップをチェックし、ビットが0か判断する(S202)
ビットが1であると(S202NO)、ポインタを論理ビットマップの次に進める(S207)。ビットが0であると(S202YES)、一時バッファ割り当て制御部110がキャッシュメモリ上にバッファ1とバッファ2とを割り当てる。デバイス制御部103により、コピー元ボリュームのデータをバッファに読み出す(S203)。
LBA変換テーブルにより、対応するコピー先ボリュームの物理LBAへ変換し、コピー先ボリュームのデータをバッファ2に読み出す(S204)。バッファ1のデータとバッファ2のデータが一致するか判断をおこなう(S205)。
バッファ1のデータと、バッファ2のデータが一致すると(S205YES)、S206において、管理テーブルを更新し、コピー先ボリュームのデータを未割り当て状態にする(S206)。
S205において、バッファ1のデータとバッファ2のデータが一致しないと(S205NO)、ポインタを論理ビットマップの次に進める。(S207)
S208において、ボリュームの最後の位置のデータがどうか判断する。ボリュームの最後の位置のデータである場合(S208YES)、ボリュームの最後のデータでない場合(S208NO)、一定時間スリープ状態に入る。スケジュール処理により、一定時間後、ポインタを論理ビットマップの先頭にセットし、上述のフローを繰り返す。
各コピー動作時に重複したデータのチェックを行わない代わりに、内部データ比較部による内部データのチェックを行うことによって、記憶領域を有効に使用することができる。
(付記1)コピー元ボリュームに記憶されたコピー元データを、コピー先ボリュームにコピーするストレージ制御装置であって、ホストから受領したデータと該データを記憶するコピー元ボリューム内の領域の書き込まれたデータとを比較するコピー元データ比較部と、前記コピー元ボリューム比較部によって比較したデータが一致しているとの判断に基づき、前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームに書き込むことを回避するコピー機能実行部とを有することを特徴とするストレージ制御装置。
(付記2)付記1に記載のストレージ制御装置は、コピー元ボリュームに記憶されたコピー元データを、コピー先ボリュームにバックアップする時点におけるコピー元データを示すスナップショットを作成する。
(付記3)付記1または2いずれか1項に記載のストレージ制御装置は、ホストから受領したデータを記憶する前記コピー先ボリューム内の領域の書き込まれたデータの有無を確認するコピー先データ確認部を有する。
(付記4)付記1乃至3いずれか1項に記載のストレージ制御装置は、コピー元ボリュームとコピー先ボリュームの各記憶領域同士を対応付ける管理テーブルを有する。
(付記5)付記4に記載のストレージ制御装置は、前記管理テーブルに、前記コピー元ボリュームの対象領域のデータのコピー先ボリュームへのコピー状況を示す第1ビットマップと、前記コピー先ボリュームの物理領域の使用状況を示す第2ビットマップとを備える。
(付記6)付記3乃至5いずれか1項に記載のストレージ制御装置は、前記コピー先データ確認部による前記コピー先ボリュームの前記領域に書き込まれたデータが存在するとの判断に基づき、当該データとホストから受領したデータとを比較するコピー先データ比較部を有し、前記コピー先データ比較部によって比較したデータが同一であるとの判断に基づき、前記コピー先データ確認部が前記第2ビットマップのコピー先ボリュームの前記領域の割り当て状態を書き込み可能な状態にする。
(付記7)コピー元データを格納するコピー元ボリュームと、コピーした前記コピー元データを格納するコピー先ボリュームと、前記コピー元ボリュームに記憶されたコピー元データを、コピー先ボリュームにコピーするストレージ制御部と、ホストからの指示を受け付けるチャネルアダプタとを有し、前記ストレージ制御部は、ホストから受領したデータと該データを記憶するコピー元ボリューム内の領域の書き込まれたデータとを比較するコピー元データ比較部を備えたデータ比較制御部と、前記コピー元ボリューム比較部によって比較したデータが一致しているとの判断に基づき、前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームに書き込むことを回避するコピー機能実行部とを有することを特徴とするストレージシステム。
(付記8)コピー元ボリュームに記憶されたコピー元データについて、コピー先ボリュームにバックアップする場合におけるコピー元データを示すスナップショットを、当該コピーする時点について作成するコピー方法において、ホストから受領したデータとコピー元ボリュームの当該データを記憶する箇所に記憶されているデータとを比較するコピー元データ比較ステップと、前記コピー元ボリューム比較部によってデータが同一であると判断した場合、ホストから受領したデータをコピー元ボリュームに書き込むことを抑止する実行ステップとを有することを特徴とするコピー方法。
(付記9)付記8に記載のコピー方法は、コピー先ボリュームのホストから受領したデータを記憶する領域にデータが記憶されているか確認するコピー先データ確認ステップを有する。
(付記10)付記9に記載のコピー方法は、コピー先データ確認ステップによりコピー先ボリュームの前記領域にデータが存在すると判断した場合、当該データとホストから受領したデータとを比較するコピー先データ比較ステップを有し、前記コピー先データ比較ステップによって比較したデータが同一であると判断した場合、コピー先ボリュームの前記領域を書き込みが行える状態にする。
(付記11)コピー元ボリュームに記憶されたコピー元データについて、コピー先ボリュームにコピーする場合におけるコピー元データを示すスナップショットを、当該コピーする時点について作成するストレージ制御装置において、コピー元ボリュームとコピー先ボリュームの記憶領域を対応付ける管理テーブルと、前記管理テーブル上の割り当て済みの記憶領域を検索する検索コピー機能実行部と、前記コピー元ボリュームと前記コピー先ボリュームの前記割り当て済みの各領域同士のデータを比較する内部データ比較部とコピー制御部が前記内部データ比較部により、当該データが同一であると判断した場合、前記管理テーブルの当該領域を未使用状態にするビットマップ制御部とを有することを特徴とするストレージ制御装置。
(付記12)付記11に記載のストレージ制御装置は、前記管理テーブルが、前記コピー元ボリュームの対象領域のデータのコピー先ボリュームへのコピー状況を示す第1ビットマップと、前記コピー先ボリュームの物理領域の使用状況を示す第2ビットマップとにより構成される。
(付記13)コピー元ボリュームに記憶されたコピー元データについて、コピー先ボリュームにコピーする時点におけるコピー元データを示すスナップショットを、当該コピーする時点各々について作成するコピー方法において、コピー元ボリュームとコピー先ボリュームの記憶領域を対応付ける管理テーブル上の割り当て済みの記憶領域を検索する検索ステップと、前記コピー元ボリュームと前記コピー先ボリュームの前記割り当て済みのデータとを比較する内部データ比較ステップと、コピー制御部が前記内部データ比較ステップにより、当該データが同一であると判断した場合、前記管理テーブルの当該領域を未割り当てとする割り当てステップとを有することを特徴とするコピー方法。
1.ホスト
2.ストレージシステム
3.ストレージデバイス
4.チャネルアダプタ
5.コントローラモジュール(ストレージ制御装置)
6.CPU
7.不揮発メモリ(ROM)
8.揮発メモリ(RAM)
9.キャッシュメモリ
10.デバイスアダプタ
11.LUN1の論理記憶容量
12.LUN2の論理記憶容量
13.コピー元ボリューム
13A.記憶領域(Aを利用しても大丈夫でしょうか)
14.コピー先ボリューム
14A.記憶領域
15.管理テーブル
16.データA
17.データX
18.データ書き込み要求
19.一時バッファ
20.データの格納
21.ホストへの書き込み完了応答
22.データ比較
23.データ読み出し
24.書き込み要求
25.データC
26.書き込み
27.ホストへの書き込み完了応答
28.コピー
29.データ読み出し
30.データ比較
31.論理ビットマップ
32.「0」
33.物理ビットマップ
34.「0」
35.LBA変換テーブル
36.対応箇所
100.ストレージ制御装置
101.コピー制御部
102.キャッシュ制御部
103.デバイス制御部
104.チャネル制御部
105.コピー機能実行部
106.コピーボリューム対応制御部
107.ビットマップ制御部
108.LBA変換テーブル
109.データ比較制御部
110.一時バッファ割り当て制御部
111.コピー元データ比較部
112.コピー先データ比較部
113.内部データ比較部
S101.コピー元ボリュームへの書き込み要求が発生
S102.コピー先ボリュームの書き込み要求に対応する記憶領域にデータがあるか確認する
S103.一時バッファ割り当て制御部によりキャッシュメモリ上に一時バッファを割り当てる
S104.一時バッファにデータを書き込む
S105.書き込みデータと書き込み前のデータが一致するか確認する
S106.コピー先ボリュームへ書き込み前のデータをコピーする。
S107.一時バッファのデータをコピー元ボリュームへコピーする
S108.一時バッファを開放する
S109.コピー元ボリュームへの書き込みを実行する
S110.書き込みデータとコピー先データが一致するか確認する
S111.管理テーブルを更新し、対象物理領域を未割り当て状態にする
S201.ポインタを論理ビットマップの先頭にセットする
S202.ポイントする論理ビットマップのビットが0であるか確認する
S203.コピー元ボリュームのデータをバッファに読み出す
S204.LBA変換テーブルによって対応するコピー先ボリュームの物理LBAを変換し、コピー先ボリュームのデータをバッファ2に読み出す
S205.バッファ1のデータとバッファ2のデータが一致するか確認する
S206.管理テーブルを更新し、コピー先ボリュームのデータを未割り当て状態にする
S207.ポインタを論理ビットマップの次のマスに進める
S208.ボリュームの最後の位置にあるデータであるか確認する
S209.一定時間スリープする

Claims (8)

  1. ホストからコピー元ボリュームに書き込むデータを受領した際に、前記コピー元ボリューム内の、前記ホストから受領したデータが書き込まれる領域に記憶されているコピー元データを、前記コピー元ボリュームと対応づけられているコピー先ボリュームにコピーして前記コピー先ボリュームにバックアップする時点における前記コピー元データを示すスナップショットを作成するストレージ制御装置であって、
    前記コピー先ボリュームの対応領域にデータが書き込まれていない場合に、前記ホストから受領したデータとコピー元ボリューム内の前記領域に記憶されているデータとを比較するコピー元データ比較部と、
    前記コピー元ボリューム比較部によって比較したデータが不一致の場合、前記コピー元ボリュームの前記領域に記憶されている前記コピー元データを前記対応領域にコピーした後に前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームの前記領域に書き込み、前記コピー元ボリューム比較部によって比較したデータが一致している場合、前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームに書き込むことを回避するコピー機能実行部とを有する
    ことを特徴とするストレージ制御装置。
  2. 請求項1に記載のストレージ制御装置は、ホストから受領したデータを記憶する前記コピー先ボリューム内の領域の書き込まれたデータの有無を確認するコピー先データ確認部を有する。
  3. 請求項1または2いずれか1項に記載のストレージ制御装置は、コピー元ボリュームとコピー先ボリュームの各記憶領域同士を対応付ける管理テーブルを有する。
  4. 請求項3に記載のストレージ制御装置は、前記管理テーブルに、
    前記コピー元ボリュームの対象領域のデータのコピー先ボリュームへのコピー状況を示す第1ビットマップと、
    前記コピー先ボリュームの物理領域の使用状況を示す第2ビットマップとを備える。
  5. 請求項2乃至4いずれか1項に記載のストレージ制御装置は、前記コピー先データ確認部による前記コピー先ボリュームの前記領域に書き込まれたデータが存在するとの判断に基づき、当該データとホストから受領したデータとを比較するコピー先データ比較部を有し、
    前記コピー先データ比較部によって比較したデータが同一であるとの判断に基づき、前記コピー先データ確認部が前記第2ビットマップのコピー先ボリュームの前記領域の割り当て状態を書き込み可能な状態にする。
  6. コピー元データを格納するコピー元ボリュームと、
    コピーした前記コピー元データを格納するコピー先ボリュームと、
    ホストからコピー元ボリュームに書き込むデータを受領した際に、前記コピー元ボリューム内の、前記ホストから受領したデータが書き込まれる領域に記憶されているコピー元データを、前記コピー元ボリュームと対応づけられているコピー先ボリュームにコピーして前記コピー先ボリュームにバックアップする時点における前記コピー元データを示すスナップショットを作成するストレージ制御部と、
    ホストからの指示を受け付けるチャネルアダプタとを有し、
    前記ストレージ制御部は、前記コピー先ボリュームの対応領域にデータが書き込まれていない場合に、前記ホストから受領したデータとコピー元ボリューム内の前記領域に記憶されているデータとを比較するコピー元データ比較部と、
    前記コピー元ボリューム比較部によって比較したデータが不一致の場合、前記コピー元ボリュームの前記領域に記憶されている前記コピー元データを前記コピー先ボリュームの対応領域にコピーした後に前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームの前記領域に書き込み、前記コピー元ボリューム比較部によって比較したデータが一致している場合、前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームに書き込むことを回避するコピー機能実行部とを有する
    ことを特徴とするストレージシステム。
  7. ホストからコピー元ボリュームに書き込むデータを受領した際に、前記コピー元ボリューム内の、前記ホストから受領したデータが書き込まれる領域に記憶されているコピー元データを、前記コピー元ボリュームと対応づけられているコピー先ボリュームにコピーして前記コピー先ボリュームにバックアップする時点における前記コピー元データを示すスナップショットを作成するコピー方法において、
    前記コピー先ボリュームの対応領域にデータが書き込まれていない場合に、前記ホストから受領したデータとコピー元ボリューム内の前記領域に記憶されているデータとを比較するコピー元データ比較ステップと、
    前記コピー元ボリューム比較ステップによって比較したデータが不一致の場合、前記コピー元ボリュームの前記領域に記憶されている前記コピー元データを前記対応領域にコピーするとともに前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームの前記領域に書き込み、前記コピー元ボリューム比較ステップによって比較したデータが一致している場合、前記ホストから受領したデータを前記コピー元ボリュームに書き込むことを抑止する実行ステップと
    を有することを特徴とするコピー方法。
  8. ホストからコピー元ボリュームに書き込むデータを受領した際に、前記コピー元ボリューム内の、前記ホストから受領したデータが書き込まれる領域に記憶されているコピー元データを、前記コピー元ボリュームと対応づけられているコピー先ボリュームにコピーして前記コピー先ボリュームにバックアップする時点における前記コピー元データを示すスナップショットを作成するストレージ制御装置であって、
    前記コピー元ボリュームの対象領域のデータのコピー先ボリュームへのコピー状況を示す第1ビットマップと前記コピー先ボリュームの物理領域の使用状況を示す第2ビットマップとを備えた管理テーブルと、
    前記第1ビットマップに基づいて前記コピー先ボリュームにデータが割り当て済みの記憶領域を検索する検索コピー機能実行部と、
    前記検索コピー機能実行部による検索の結果、前記コピー先ボリュームにデータが割り当て済みであったとき、前記コピー元ボリュームと前記コピー先ボリュームの前記割り当て済みの各領域同士のデータを比較する内部データ比較部と
    コピー制御部が前記内部データ比較部により、当該データが同一であると判断した場合、前記管理テーブルの前記第2ビットマップのコピー先ボリュームの前記領域の割り当て状態を書き込み可能な状態にするビットマップ制御部と
    を有することを特徴とするストレージ制御装置。
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