JP4923330B2 - Cap liner material composition and cap - Google Patents

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JP4923330B2 JP2001063178A JP2001063178A JP4923330B2 JP 4923330 B2 JP4923330 B2 JP 4923330B2 JP 2001063178 A JP2001063178 A JP 2001063178A JP 2001063178 A JP2001063178 A JP 2001063178A JP 4923330 B2 JP4923330 B2 JP 4923330B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高耐熱性を有しながら、柔軟性に富んでおり、キャップライナー成形性(特にインシェルモールド性)に優れている樹脂組成物に関するものである。詳しくは、キャップライナー材用組成物に柔軟性を持たせ、耐熱性を向上させることにより、食品(飲料品)包装容器のキャップライナーとして使用する場合、より高温での内容物(包装容器)殺菌熱処理が可能となるものである。
【0002】
このような特性により、本発明の組成物は、キャップライナーの高耐熱性であるという優位性により、食品(飲料品)の内容物(包装容器)殺菌工程において高温処理が可能となり、処理時間短縮等の利点が得られ、時間的な熱履歴が及ぼす内容物の風味阻害防止効果があり有効である。
【0003】
また、最近、多様化した食品の一部にレトルト殺菌(100〜130℃−1〜30分間熱処理)が必要とされることがあり、この処理に対しても、使用可能であり有効である。
【0004】
【従来の技術】
一般的に、キャップライナーに用いられている組成物として、ポリオレフィンに水素添加スチレン−共役ジエンブロック共重合体ゴム及び流動パラフィン等を加えた組成物(特公平6−88608号公報)や単なるポリエチレン系樹脂が好適に用いられていた。
【0005】
しかし、これらの組成物は、耐熱性が低く、食品(飲料品)の内容物(包装容器)殺菌工程での熱処理の温度は、高温でも95℃程度であり、充分な殺菌効果を発揮させるため殺菌時間を長くしていた。しかし、長時間の熱履歴による内容物の変性、風味変化等が懸念されていた。
【0006】
以上のように、現在用いられているキャップライナー材用組成物は、前記の低耐熱性の問題を抱えており、より高温での殺菌処理が可能となるキャップライナー材用組成物及びその組成物からなるキャップライナーを有するキャップが要望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、耐熱性に優れ、なおかつ、柔軟性及びキャップライナー成形性に富んでいるキャップライナー材用組成物及びその組成物からなるキャップライナーを有するキャップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らが鋭意検討した結果、柔軟性付与材として特定のメルトフローレート、高融点を有するエラストマー成分であるプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体と高結晶化温度を有するプロピレン系共重合体との組み合わせからなるキャップライナー材用組成物が、柔軟性、キャップライナー成形性と耐熱性を併せ持つことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、メルトフローレート(JIS K7210−76;230℃−2.16kg荷重)が0.1〜100g/10min、結晶化温度120℃以上であるプロピレン系重合体(イ)30〜90重量%、メルトフローレート(JIS K7210−76;230℃−2.16kg荷重)が1〜50g/10min、融点140℃以上であるポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)70〜10重量%からなることを特徴とするキャップライナー材用組成物である。
【0009】
本発明に用いられるプロピレン系重合体(イ)は、メルトフローレート(JIS K7210−76;230℃−2.16kg荷重)が0.1〜100g/10min、結晶化温度が120℃以上の範囲である。
【0010】
プロピレン系重合体(イ)は、メルトフローレート(JIS K7210−76;230℃−2.16kg荷重、以下MFRという。)が0.1〜100g/10minであり、好ましくは1〜50g/10minである。MFRが0.1g/10min未満ではキャップライナー成形時に押出負荷がかかりすぎ成形不良となり、100g/10minを越えると耐熱性、耐衝撃性に劣る。
【0011】
プロピレン系重合体(イ)は、結晶化温度が120℃以上である。結晶化温度が120℃未満では耐熱性に劣る。
【0012】
尚、結晶化温度の測定方法は、走査型示差熱量計(DSC)(パーキンエルマー社製、装置名「DSC−7」を用いて測定した。DSC炉内で試料を230℃で5分間溶融させた後、10℃/分の冷却速度で30℃まで下げて固化(結晶化)して得られる発熱曲線の最大ピーク位置の温度を結晶化温度として測定した。
【0013】
プロピレン系重合体(イ)は、公知の製造方法により得ることができ、プロピレンの重合もしくは少量(5重量%以下)のαオレフィンとの共重合により製造することができる。
【0014】
プロピレン系重合体(イ)の結晶化温度は、通常115℃近辺であるが、造核剤の添加等により目標の結晶化温度120℃以上を達成することができる。具体的な造核剤としては、リン酸金属塩類(旭電化製アデカスタブNA−11)、カルボン酸金属塩類(シェル製Al−PTBBA)等が挙げられ、0.01〜1%の添加で効果が得られる。
【0015】
本発明に用いられるポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)は、MFRが1〜50g/10min、融点140℃以上である。
ポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)は、MFRが1〜50g/10minであり、好ましくは、5〜30g/10minである。ポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)のMFRが1g/10min未満ではキャップライナー成形時に押出負荷がかかりすぎ成形不良となり、50g/10minを越えると耐熱性、耐衝撃性に劣る。
【0016】
ポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)は、融点が140℃以上である。ポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)の融点が140℃未満では、耐熱性に劣る。
【0017】
尚、融点の測定方法は、走査型示差熱量計(DSC)(パーキンエルマー社製、装置名「DSC−7」を用いて測定した。DSC炉内で試料を一度230℃に加熱する。そして30℃に冷却し、5分間保持させた後、10℃/分の加熱速度で230℃まで上げて溶融して得られる吸熱曲線の最大ピーク位置の温度を融点として測定した。
【0018】
ここで、ポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)に用いられるαオレフィンとしては、例えばプロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘキサデセン、1−ヘプタデセン、1−オクタデセン、1−ノナデセン、1−エイコセンなどを挙げることができ、1種類以上を共重合したものでよい。この中でαオレフィンとしては、プロピレン、1−ブテンが一般的であるが、その中でも1−ブテンのほうがプロピレン系重合体(イ)との相溶性を向上させ、材料物性面、特に高引張強度、低圧縮永久歪、高ESCRと改良効果が大きく、キャップライナー性能も向上し有効である。
【0019】
ポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)は、ポリプロピレンを主体とするマトリックス中にエチレン・αオレフィン共重合体成分が微分散している構造をとっており、ポリプロピレン並みの融点とオレフィン系エラストマー並みの柔軟性を併せ持ったものであり、モンテル社製キャタロイ(C200F、KS−359P、KS−357P、KS−084P、X500F等)等を入手できる。
【0020】
また、エチレン・α−オレフィン共重合体(ロ)としては、1種類又は2種類以上のブレンド物を用いることができる。
【0021】
本発明のキャップライナー材用組成物は、前記のプロピレン系重合体(イ)が30〜90重量%、好ましくは40〜80重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体(ロ)が70〜10重量%、好ましくは60〜20重量%から構成されている。プロピレン系重合体(イ)が30重量%未満では、耐熱性に劣り、90重量%を越えると剛性が高すぎ、耐衝撃性に劣る。
【0022】
本発明のキャップライナー材用組成物は、必要に応じて熱可塑性樹脂、耐熱安定剤、耐候安定剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤、スリップ剤、界面活性剤、防曇剤、流滴剤、可塑剤、造核剤、顔料、染料、シリカ、、酸化チタン、タルク、マイカ、カーボン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、金属ステアレート、木粉、コルク粉末、セルロースパウダー等の無機あるいは有機の添加剤、充填剤を本発明の目的を損なわない範囲で添加しても良い。
【0023】
その中でスリップ剤は、キャップ開栓トルクを調整するために必要な場合が多く、一般的に好適に用いられている。例えば、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、高級アルコール脂肪酸エステル、エチレンビス高級脂肪酸アミド等が用いられ、好適には、高級脂肪酸アミドが用いられ、具体的に示すと、カプリル酸アミド、カプリン酸アミド、ラウリン酸アミド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、アラキド酸アミド、ベヘン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、リノール酸アミド、リノレン酸アミドが挙げられる。
【0024】
本発明のキャップライナー材用組成物は、前記のプロピレン系重合体(イ)とポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(ロ)を前記の範囲で公知な種々の方法、例えば、ヘンシェルミキサー、V−ブレンダー、リボンブレンダー、タンブラーブレンダー等で混合後、一軸押出機、二軸押出機、ニーダー及びバンバリーミキサー等で溶融混練し、造粒あるいは粉砕する方法か、もしくは事前に溶融混練せずにドライブレンド品又はオートフィーダーによる方法が用いられる。
【0025】
キャップ成形品を得るには、インシェルモールド法によりキャップライナー材用組成物をキャップライナーとして持つキャップが得られる。
【0026】
本発明のキャップライナー材用組成物の特徴は、高結晶化温度を有するプロピレン系重合体にメルトフローレート、融点を特定範囲に限定したポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体を添加するという方法で、従来のキャップライナー材用組成物にはない、キャップライナー成形性が優れ、高耐熱性と柔軟性を併せ持つキャップライナー材用組成物である。
【0027】
上記の特徴より本発明のキャップライナー材用組成物からなるキャップライナーを備え付けたキャップは、清涼飲料、アルコール飲料、コーヒー飲料、茶飲料、ミネラルウォーター、ドレッシング、焼き肉等用タレ、調味用ソース、マヨネーズ、サラダ油及びゴマ油等の包装容器用キャップとして使用できる。
【0028】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例に制約されるものではない。
【0029】
本発明で用いた試験測定方法は次の通りである。
【0030】
<キャップライナー材用組成物の製造方法>
各構成原料をタンブラーにてブレンドした後、L/D=28mm、60mmφの田辺プラスチックス機械株式会社製単軸押出機を用い、230℃にて、混練造粒を行い、キャップライナー材用組成物を得た。
【0031】
<ライナー成形性評価>
L/D=25mm、40mmφの田辺プラスチックス機械株式会社製単軸押出機を用い、キャップライナー材用組成物を樹脂温度230℃、スクリュ回転数100rpm、吐出量15kg/hで溶融混練させ、ダイヘッド部に開けられた8mmφの穴から1本のストランドを出す。ダイヘッド部より出てきたストランドをそのまま300mgとなるように回転式カッターにて、ホットカットする。ホットカットした溶融ペレットを28mmφポリプロピレン製キャップに落下させ、加圧冷却し、キャップライナー形状に整える。1000個キャップライナー成形し、成功率を測定する。(尚、ポリプロピレン製キャップの原料としては、チッソ製チッソPP K1016を使用した。)
<水ボトルの落下試験>
キャップライナー材用組成物の耐熱性及び耐衝撃性を比較する試験として、下記の試験方法を実施した。
【0032】
500mlPETボトルに熱水を85℃で充填を行い、キャップライナー成形性評価で作製した良好なキャップを用い、キャップ巻締め処理(巻締めトルク15kg−cm)を行った。その後、レトルト殺菌釜に入れ、120℃−20分の処理を行った後、常温に放冷し、テストボトルを得た。
【0033】
1箱24本入り(4本×6段)の段ボール製カートンケースにダミーボトル(レトルト未処理ボトル)を20本入れ、上段4本のみテストボトルを入れた。
【0034】
テストボトル4本が上段となるようカートンケースを置き、キャップ天面側が衝撃面になるように徐々にカートンケースを自重で倒れるよう傾け、落下させた。
【0035】
液漏れするまで落下を繰り返し、漏れたテストボトルはそれまでの落下回数を落下回数値とし、カートンケースから抜き出しダミーボトルと入れ換え、テストボトル全数漏れるまで繰り返した。(但し、最大落下回数を30回とした。)
実施例1
キャップライナー材用組成物として、プロピレン系樹脂(チッソ製チッソポリプロK1016に造核剤アデカスタブNA−11を0.2重量%添加したもの、MFR5.0g/10min、結晶化温度133℃、以下PP−1という)を60重量%、ポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(モンテル製キャタロイ KS−357P(ポリプロピレン−エチレン・プロピレン共重合体)MFR25g/10min、融点142℃、以下PER−1という)を40重量%の100重量部に対し、エルカ酸アミドを0.3重量部添加し、組成物を得た。
その組成物を用い、ライナー成形性評価及び水ボトルの落下試験を行い、試験結果を表1に示す。
【0036】
実施例2
実施例1において、PP−1を80重量%、PER−1を20重量%に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0037】
実施例3
実施例1において、PP−1を40重量%、PER−1を60重量%に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0038】
実施例4
実施例1において、PP−1をプロピレン系樹脂(チッソ製チッソポリプロK1800に造核剤アデカスタブNA−11を0.2重量%添加したもの、MFR21.0g/10min、結晶化温度134℃、以下PP−2という)に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0039】
実施例5
実施例1において、PER−1をポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(モンテル製キャタロイX500(ポリプロピレン−エチレン・ブテン共重合体)、MFR9g/10min、融点162℃、以下PER−2という)に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0040】
比較例1
PP−1 20重量%、水添スチレン−エチレン−ブチレンブロック共重合体ゴム(シェルジャパン製クレイトンG1651、以下SEBSという)40重量%、流動パラフィン(エッソ石油株式会社製クリストールJ−262;粘度(JIS K2283−83)51mm2/S(40℃)、以下流パラという)を40重量部及びエルカ酸アマイドを0.3重量部添加し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0041】
比較例2
PP−1の100重量部に対し、エルカ酸アミドを0.3重量部添加し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0042】
比較例3
実施例1において、PP−1をプロピレン系樹脂(チッソ製チッソポリプロK1016、MFR5.0g/10min、結晶化温度114℃、以下PP−3という)に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0043】
比較例4
実施例1において、PER−1をポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(モンテル製キャタロイ5C30F(ポリプロピレン−エチレン・プロピレン共重合体)、MFR5.5g/10min、融点130℃、以下PER−3という)に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0044】
比較例5
実施例1において、PP−1を15重量%、PER−1を85重量%に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0045】
比較例6
実施例1において、PER−1をポリプロピレン−エチレン・αオレフィン共重合体(モンテル製キャタロイKS−353P(ポリプロピレン−エチレン・プロピレン共重合体)、MFR0.45g/10min、融点142℃、以下PER−4という)に変更し、実施例1の要領で組成物を得た。試験結果を表1に示す。
【0046】
【表1】

Figure 0004923330
【発明の効果】
本発明のキャップライナー材用組成物は、従来公知のキャップライナー材用組成物には無い、耐熱性と柔軟性及びキャップライナー成形性を併せ持ち、高温殺菌処理をした後であっても、ライナー性能を保持し有用である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a resin composition that has high heat resistance, is rich in flexibility, and is excellent in cap liner moldability (particularly in-shell moldability). Specifically, the cap liner material composition is made flexible and heat resistant, so that when used as a cap liner for food (beverage) packaging containers, the contents (packaging containers) are sterilized at higher temperatures. Heat treatment is possible.
[0002]
Due to such characteristics, the composition of the present invention can be processed at high temperature in the sterilization process of food (beverage) contents (packaging container) due to the superior heat resistance of the cap liner, and the processing time can be shortened. It is effective because it has the effect of preventing the flavor of the contents from being influenced by the temporal heat history.
[0003]
In addition, recently, retort sterilization (100 to 130 ° C. for 1 to 30 minutes heat treatment) may be required for some of the diversified foods, which can be used and is effective.
[0004]
[Prior art]
Generally, as a composition used for a cap liner, a composition obtained by adding a hydrogenated styrene-conjugated diene block copolymer rubber, liquid paraffin, or the like to polyolefin (Japanese Patent Publication No. 6-88608) or a simple polyethylene-based composition Resin was used suitably.
[0005]
However, these compositions have low heat resistance, and the heat treatment temperature in the sterilization process of food (beverage) contents (packaging container) is about 95 ° C. even at a high temperature, so that a sufficient sterilization effect is exhibited. The sterilization time was extended. However, there have been concerns about the content being altered and the flavor being changed due to a long thermal history.
[0006]
As described above, the currently used cap liner material composition has the above-mentioned problem of low heat resistance, and can be sterilized at a higher temperature, and its composition. There is a need for a cap having a cap liner comprising:
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a cap liner material composition having excellent heat resistance and excellent flexibility and cap liner moldability, and a cap having a cap liner made of the composition.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, as a result of intensive studies by the present inventors, a propylene-ethylene / α-olefin copolymer which is an elastomer component having a specific melt flow rate and a high melting point as a flexibility-imparting material and a propylene-based copolymer having a high crystallization temperature. It has been found that a composition for a cap liner material comprising a combination with a polymer has flexibility, cap liner moldability and heat resistance, and has completed the present invention.
That is, in the present invention, a propylene polymer (A) 30 to 90 having a melt flow rate (JIS K7210-76; 230 ° C.-2.16 kg load) of 0.1 to 100 g / 10 min and a crystallization temperature of 120 ° C. or higher. Polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) having a melt flow rate (JIS K7210-76; 230 ° C.-2.16 kg load) of 1 to 50 g / 10 min and a melting point of 140 ° C. or higher is 70 to 10% by weight. It is a composition for cap liner materials characterized by comprising.
[0009]
The propylene polymer (A) used in the present invention has a melt flow rate (JIS K7210-76; 230 ° C.-2.16 kg load) of 0.1 to 100 g / 10 min and a crystallization temperature of 120 ° C. or higher. is there.
[0010]
The propylene polymer (A) has a melt flow rate (JIS K7210-76; 230 ° C.-2.16 kg load, hereinafter referred to as MFR) of 0.1 to 100 g / 10 min, preferably 1 to 50 g / 10 min. is there. When the MFR is less than 0.1 g / 10 min, an extrusion load is excessively applied during molding of the cap liner, resulting in poor molding, and when it exceeds 100 g / 10 min, the heat resistance and impact resistance are poor.
[0011]
The propylene polymer (A) has a crystallization temperature of 120 ° C. or higher. When the crystallization temperature is less than 120 ° C., the heat resistance is poor.
[0012]
The crystallization temperature was measured using a scanning differential calorimeter (DSC) (Perkin Elmer, apparatus name “DSC-7”. The sample was melted at 230 ° C. for 5 minutes in the DSC furnace. Then, the temperature at the maximum peak position of the exothermic curve obtained by solidifying (crystallization) by lowering to 30 ° C. at a cooling rate of 10 ° C./min was measured as the crystallization temperature.
[0013]
The propylene polymer (A) can be obtained by a known production method, and can be produced by polymerization of propylene or copolymerization with a small amount (5 wt% or less) of an α-olefin.
[0014]
The crystallization temperature of the propylene polymer (a) is usually around 115 ° C., but the target crystallization temperature of 120 ° C. or more can be achieved by adding a nucleating agent or the like. Specific examples of the nucleating agent include phosphoric acid metal salts (Adeka Stub NA-11 manufactured by Asahi Denka), carboxylic acid metal salts (shell Al-PTBBA), and the like. can get.
[0015]
The polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) used in the present invention has an MFR of 1 to 50 g / 10 min and a melting point of 140 ° C. or higher.
The polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) has an MFR of 1 to 50 g / 10 min, and preferably 5 to 30 g / 10 min. When the MFR of the polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) is less than 1 g / 10 min, an extrusion load is excessively applied at the time of cap liner molding, resulting in poor molding, and when it exceeds 50 g / 10 min, the heat resistance and impact resistance are poor.
[0016]
The polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) has a melting point of 140 ° C. or higher. When the melting point of the polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) is less than 140 ° C., the heat resistance is poor.
[0017]
The melting point was measured using a scanning differential calorimeter (DSC) (manufactured by Perkin Elmer, apparatus name “DSC-7”. The sample was once heated in a DSC furnace to 230 ° C. and 30. After cooling to 0C and holding for 5 minutes, the temperature at the maximum peak position of the endothermic curve obtained by melting up to 230C at a heating rate of 10C / min was measured as the melting point.
[0018]
Here, as the α-olefin used in the polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b), for example, propylene, 1-butene, 4-methyl-1-pentene, 3-methyl-1-butene, 1-pentene, 1-hexene, 1-heptene, 1-octene, 1-nonene, 1-decene, 1-undecene, 1-dodecene, 1-tridecene, 1-tetradecene, 1-pentadecene, 1-hexadecene, 1-heptadecene, 1- Examples include octadecene, 1-nonadecene, and 1-eicosene, and one or more types may be copolymerized. Of these, propylene and 1-butene are generally used as α-olefins. Among them, 1-butene improves compatibility with the propylene-based polymer (A), and has material properties, particularly high tensile strength. Low compression set, high ESCR, large improvement effect, and effective cap liner performance.
[0019]
Polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) has a structure in which the ethylene / α-olefin copolymer component is finely dispersed in a matrix mainly composed of polypropylene. Catelloy (C200F, KS-359P, KS-357P, KS-084P, X500F, etc.) manufactured by Montel is available.
[0020]
Further, as the ethylene / α-olefin copolymer (b), one kind or two or more kinds of blends can be used.
[0021]
The composition for cap liner material of the present invention is 30 to 90% by weight, preferably 40 to 80% by weight of the propylene polymer (A), and 70 to 10% of ethylene / α-olefin copolymer (B). It is composed of wt%, preferably 60-20 wt%. When the propylene polymer (a) is less than 30% by weight, the heat resistance is poor, and when it exceeds 90% by weight, the rigidity is too high and the impact resistance is poor.
[0022]
The composition for a cap liner material of the present invention includes a thermoplastic resin, a heat stabilizer, a weather stabilizer, an anti-blocking agent, an antistatic agent, a slip agent, a surfactant, an antifogging agent, a droplet agent, if necessary. Inorganic or organic additives such as plasticizer, nucleating agent, pigment, dye, silica, titanium oxide, talc, mica, carbon, calcium carbonate, magnesium carbonate, metal stearate, wood powder, cork powder, cellulose powder, You may add a filler in the range which does not impair the objective of this invention.
[0023]
Among them, the slip agent is often necessary for adjusting the cap opening torque, and is generally suitably used. For example, higher fatty acid amide, higher fatty acid, glycerin fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, propylene glycol fatty acid ester, higher alcohol fatty acid ester, ethylene bis higher fatty acid amide, etc. are used, preferably higher fatty acid amide is used. , Caprylic acid amide, capric acid amide, lauric acid amide, myristic acid amide, palmitic acid amide, stearic acid amide, arachidic acid amide, behenic acid amide, oleic acid amide, erucic acid amide, linoleic acid amide, linolenic acid Amides are mentioned.
[0024]
The composition for a cap liner material of the present invention comprises the above-mentioned propylene-based polymer (i) and a polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (b) in various methods known within the above range, such as a Henschel mixer, V -After mixing with a blender, ribbon blender, tumbler blender, etc., melt kneading with a single screw extruder, twin screw extruder, kneader, Banbury mixer, etc., granulating or grinding, or dry blending without prior melt kneading Or a method using an auto feeder is used.
[0025]
In order to obtain a cap molded product, a cap having the cap liner material composition as a cap liner is obtained by an in-shell molding method.
[0026]
The cap liner material composition of the present invention is characterized in that a polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer having a melt flow rate and a melting point limited to a specific range is added to a propylene-based polymer having a high crystallization temperature. The cap liner material composition is superior in cap liner moldability and has both high heat resistance and flexibility, which is not found in conventional cap liner material compositions.
[0027]
Caps provided with the cap liner comprising the composition for cap liner material of the present invention based on the above features are soft drinks, alcoholic beverages, coffee beverages, tea beverages, mineral water, dressings, grilled meat sauces, seasoning sauces, mayonnaise It can be used as a cap for packaging containers such as salad oil and sesame oil.
[0028]
【Example】
EXAMPLES Next, although an Example is given and this invention is demonstrated more concretely, this invention is not restrict | limited to these Examples, unless the summary is exceeded.
[0029]
The test measurement method used in the present invention is as follows.
[0030]
<Method for producing composition for cap liner material>
After blending each constituent raw material with a tumbler, kneading granulation is performed at 230 ° C. using a Tanabe Plastics Machine Co., Ltd. single screw extruder with L / D = 28 mm, 60 mmφ, and a composition for a cap liner material Got.
[0031]
<Liner formability evaluation>
Using a single screw extruder manufactured by Tanabe Plastics Machine Co., Ltd. with L / D = 25 mm and 40 mmφ, the composition for the cap liner material is melt-kneaded at a resin temperature of 230 ° C., a screw rotation speed of 100 rpm, and a discharge rate of 15 kg / h. One strand is taken out from a hole of 8 mmφ opened in the part. The strand coming out from the die head part is hot-cut with a rotary cutter so as to be 300 mg as it is. The hot-cut molten pellets are dropped onto a 28 mmφ polypropylene cap, cooled under pressure, and arranged into a cap liner shape. 1000 cap liners are molded and the success rate is measured. (Note that Chisso PP K1016 manufactured by Chisso was used as the raw material for the polypropylene cap.)
<Water bottle drop test>
The following test method was implemented as a test for comparing the heat resistance and impact resistance of the cap liner material composition.
[0032]
A 500 ml PET bottle was filled with hot water at 85 ° C., and a cap-clamping process (clamping torque: 15 kg-cm) was performed using a good cap produced by cap liner moldability evaluation. Then, after putting in a retort sterilization pot and performing the process for 120 degreeC-20 minutes, it stood to cool to normal temperature, and the test bottle was obtained.
[0033]
Twenty dummy bottles (untreated retort bottles) were placed in a cardboard carton case containing 24 boxes per box (4 x 6 levels), and only four upper test bottles were placed.
[0034]
The carton case was placed so that the four test bottles were in the upper stage, and the carton case was gradually tilted so that it fell on its own weight so that the top surface of the cap became the impact surface, and dropped.
[0035]
The test bottle was repeatedly dropped until the liquid leaked, and the test bottles that had been leaked were counted as the number of drops until that time. (However, the maximum number of drops was 30.)
Example 1
As a composition for a cap liner material, a propylene resin (a product obtained by adding 0.2% by weight of nucleating agent ADK STAB NA-11 to Chisso Polypro K1016 manufactured by Chisso, MFR 5.0 g / 10 min, crystallization temperature 133 ° C., hereinafter referred to as PP- 1) 60% by weight, polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (Montel Catalloy KS-357P (polypropylene-ethylene / propylene copolymer) MFR 25 g / 10 min, melting point 142 ° C., hereinafter referred to as PER-1) 40 0.3 parts by weight of erucamide was added to 100 parts by weight of 100% by weight to obtain a composition.
Using the composition, liner moldability evaluation and a water bottle drop test were performed, and the test results are shown in Table 1.
[0036]
Example 2
In Example 1, PP-1 was changed to 80% by weight and PER-1 was changed to 20% by weight, and a composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0037]
Example 3
In Example 1, PP-1 was changed to 40% by weight and PER-1 was changed to 60% by weight, and a composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0038]
Example 4
In Example 1, PP-1 is a propylene-based resin (a product obtained by adding 0.2% by weight of nucleating agent ADK STAB NA-11 to Chisso Polypro K1800 manufactured by Chisso, MFR 21.0 g / 10 min, crystallization temperature 134 ° C., hereinafter PP To 2) and a composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0039]
Example 5
In Example 1, PER-1 was changed to a polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (Montel Catalloy X500 (polypropylene-ethylene / butene copolymer), MFR 9 g / 10 min, melting point 162 ° C., hereinafter referred to as PER-2). Then, a composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0040]
Comparative Example 1
PP-1 20% by weight, hydrogenated styrene-ethylene-butylene block copolymer rubber (Shell Japan Clayton G1651, hereinafter referred to as SEBS) 40% by weight, liquid paraffin (Esso Petroleum Corporation Christol J-262; viscosity ( 40 parts by weight of JIS K2283-83) 51 mm2 / S (40 ° C., hereinafter referred to as flow para) and 0.3 part by weight of erucic acid amide were added, and a composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0041]
Comparative Example 2
0.3 parts by weight of erucic acid amide was added to 100 parts by weight of PP-1, and a composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0042]
Comparative Example 3
In Example 1, PP-1 was changed to a propylene-based resin (Nisso-made Chisso Polypro K1016, MFR 5.0 g / 10 min, crystallization temperature 114 ° C., hereinafter referred to as PP-3), and the composition was changed in the same manner as in Example 1. Obtained. The test results are shown in Table 1.
[0043]
Comparative Example 4
In Example 1, PER-1 was converted into a polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (Montel Catalloy 5C30F (polypropylene-ethylene / propylene copolymer), MFR 5.5 g / 10 min, melting point 130 ° C., hereinafter referred to as PER-3). The composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0044]
Comparative Example 5
In Example 1, PP-1 was changed to 15% by weight and PER-1 was changed to 85% by weight, and a composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0045]
Comparative Example 6
In Example 1, PER-1 was converted to a polypropylene-ethylene / α-olefin copolymer (Montel Catalloy KS-353P (polypropylene-ethylene / propylene copolymer), MFR 0.45 g / 10 min, melting point 142 ° C., hereinafter PER-4. The composition was obtained in the same manner as in Example 1. The test results are shown in Table 1.
[0046]
[Table 1]
Figure 0004923330
【Effect of the invention】
The composition for a cap liner material of the present invention has both heat resistance, flexibility, and cap liner moldability, which is not found in a conventionally known composition for a cap liner material, and the liner performance even after high-temperature sterilization treatment. Is useful to keep.

Claims (3)

メルトフローレート(JIS K7210−76;230℃−2.16kg荷重)が0.1〜100g/10min、造核剤の添加により結晶化温度120℃以上としたプロピレン系重合体(イ)30〜90重量%、メルトフローレート(JISK7210−76;230℃−2.16kg荷重)が1〜50g/10min、融点140℃以上であり、ポリプロピレンを主体とするマトリックス中にエチレン・ブテン共重合体成分が微分散している構造をとるポリプロピレン−エチレン・ブテン共重合体(ロ)70〜10重量%((イ)と(ロ)の合計が100重量%)を含有することを特徴とするキャップライナー材用組成物。Propylene polymer (ii) 30 to 90 having a melt flow rate (JIS K7210-76; 230 ° C.-2.16 kg load) of 0.1 to 100 g / 10 min and a crystallization temperature of 120 ° C. or more by addition of a nucleating agent. % By weight, melt flow rate (JISK7210-76; 230 ° C.-2.16 kg load) is 1 to 50 g / 10 min, melting point is 140 ° C. or higher, and the ethylene / butene copolymer component is fine in a matrix mainly composed of polypropylene. Polypropylene-ethylene butene copolymer (b) having a dispersed structure (b) 70 to 10% by weight (total of (a) and (b) is 100% by weight) Composition. 請求項1に記載のキャップライナー材用組成物からなるキャップライナーを有することを特徴とするキャップ。A cap comprising the cap liner made of the composition for a cap liner material according to claim 1. 請求項2に記載のキャップを有することを特徴とする包装容器。A packaging container comprising the cap according to claim 2.
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