JP4922348B2 - パワー増大システム用のスキッド構造 - Google Patents

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Description

本開示は、ガスタービンのパワー増大に関する。特に、パワー増大システムに適合した予備充填システムを備える流体供給スキッドは、ガスタービンのパワーを増大させるために、吸気がガスタービンに進入するときに吸気を飽和させ冷却する流体注入装置に、流体を供給する。
吸気を加湿し冷却するガスタービンのパワー増大プロセスが、ガスタービンのパワーをより多く発生させるために、実施されている。水が吸気に添加され、ガスタービンに空気が進入するときに空気を飽和させ、冷却する。空気は、冷たいほど、従って、高密度であるほど、ガスタービンのパワーを増大させる。パワー増大システムは、コントローラと、流体供給スキッドと、複数のスプレー配列を有する注入装置と、を備えることができる。コントローラは、流体供給スキッドに命令を送り、流体供給スキッドは、流体を注入装置に供給する。
米国特許第6,718,771号 米国特許第6,644,935号 米国特許第3,976,661号
高圧流体を発生するポンプは、流体供給スキッドの一部として利用され、注入装置のスプレー配列から、所要の小直径の水滴の噴霧を生成して、放出する。水滴は、ガスタービンに対する潜在的な損傷を最小にすると共に、ガスタービン入口内部の蒸発速度を最大にするために、小さな直径であることが必要である。もし1つのスプレー配列しか使用されないなら、ポンプが高圧となるため、ポンプの運転範囲が制限される。単一のスプレー配列は、通常、最小流の1.3倍の水流の運転流量範囲を有する。しかしながら、パワー増大に必要な温度及び湿度条件をカバーするためには、最小流の2〜3倍の水の流量範囲が必要である。スプレー配列の最小流量に対して2〜3倍の水流範囲を満たすために、パワー増大システムには、複数のステージを利用するものがある。各ステージが、それぞれ1つのポンプを備え、異なった水流範囲となるように独立にオンオフの切り替えをされ、必要な水流範囲をカバーする。各ポンプは、一定速度に保持され、未使用の流量を、再循環プロセスの一部として、その入口で受け取る。しかしながら、このようなシステムは、複数のポンプを必要とし、パワー増大システムのコストを増加させ、流体供給スキッドのサイズを増加させる。例えば、1つのシステムが、6つ以上ものポンプを必要とする可能性がある。更に、複数のポンプ構成は、冗長性の付加を困難にする。未使用の流れを利用する必要がある再循環プロセスでは、再循環弁を必要とするが、再循環弁は、通常、腐食の恐れがあり、信頼性が低いことになる。従って、ガスタービンのパワー増大のために高圧流体をより効率的、効果的に供給するシステムが求められている。
パワー増大システム用に適合した予備充填システムを備える流体供給スキッドは、運転状態と停止状態とを有する1つ以上のステージを含む。各ステージは、第1の弁と第2の弁とを含み、それぞれの弁は、開放位置と閉鎖位置とを有する。運転状態では、流体は、ステージ内に受け入れられ、第1の所望のレベルまで加圧され、放出される。流体が受け入れられ加圧される場合は、第1の弁は開放位置で、第2の弁は閉鎖位置である。流体が放出される場合は、第1の弁は閉鎖位置で、第2の弁は開放位置である。停止状態では、少なくとも流体の大部分がステージから放出されないように、少なくとも第2の弁が閉鎖位置にある。
ガスタービンの出力パワーを増大させるパワー増大システムは、運転状態と停止状態とを有する1つ以上のステージからなる流体供給スキッドを備え、流体供給スキッドは、予備充填システムを含む。各ステージは、第1の弁と第2の弁とを含み、それぞれの弁は、開放位置と閉鎖位置とを有する。流体供給スキッドに接続されたポンプが、各ステージに対して流体を供給する。制御ユニットが、ステージの運転又は停止のためにポンプを制御する。流体源が、流体を、ステージに供給する。運転は、ステージの予備充填弁を開放する段階と、ステージを流体で満たし、流体を加圧する段階と、予備充填弁を閉鎖する段階と、主弁を開放して流体を放出させる段階と、を含み、停止は、主弁の閉鎖を必要とする。この放出された流体をガスタービンに供給する注入装置が、本システムのステージに接続されている。
流体を流体供給スキッドから注入装置に供給する方法は、スキッドのステージを運転する段階を含む。ステージは、第1の弁と第2の弁とを備え、それぞれの弁が開放位置と閉鎖位置とを有する。ステージを運転する段階は、第1の弁が開放位置にあり、第2の弁が閉鎖位置にある状態において、ステージを流体で充填する段階と、ステージの流体を第1の所望のレベルまで加圧する段階と、を含む。流体は、第1の弁が閉鎖位置にあり、第2の弁が開放位置にある状態で、放出される。
流体供給スキッドの一実施形態の詳細を示す図である。 流体供給スキッドの一実施形態の詳細を示す図である。 パワー増大システムの一実施形態の詳細を示す図である。 流体を流体供給スキッドから注入装置に供給する一実施形態の、方法の一実施形態を示すフローチャートである。 ガスタービンに利用されるパワー増大システムの一実施形態の詳細を示す図である。
本開示は、流体を注入装置に供給する流体供給スキッドに関する。注入装置は、ガスタービンのパワー増大のために、例えば、流体を供給してガスタービンの吸気を冷却、加湿する。
図1は、流体を供給する予備充填システム100を有する流体供給スキッド10の一実施形態を示す。図2を参照すれば、流体を供給する流体供給スキッド10の更なる一実施形態が示されている。
流体供給スキッド10は、1つ以上のステージ160を含み、それぞれのステージ160は、運転状態と停止状態とを有する。それぞれのステージ160は、予備充填システム100の予備充填弁140などの第1の弁と、主弁120などの第2の弁と、を備える。各予備充填弁140と各主弁120とは、開放位置と閉鎖位置とを有する。ステージ160の予備充填弁140と主弁120とは、流体供給スキッド10から流体を供給するために、同一箇所に対して並列に接続されている。
運転状態では、流体は、ステージ160内に受け入れられ、第1の所望のレベルまで加圧され、放出される。流体がステージ160内に受け入れられ加圧されるときに、予備充填弁140は、開放位置にあり、主弁120は、閉鎖位置にある。特定の実施例では、第1の所望の圧力に到達する前に、流体のわずかな部分が、流体供給スキッド10に接続されたスプレー装置から漏洩する可能性がある。漏洩は、ある量の流体がステージ160に進入すると即座に発生する可能性がある。流体がステージ160から放出されるとき、予備充填弁140は、閉鎖位置にあり、主弁120は、開放位置にある。
更に、運転状態では、予備充填弁140が閉鎖位置にあり、主弁120が開放位置にある状態で、添加流体がステージ160内に受け入れられ、第2の所望のレベルまで加圧され、放出される。前述と同様に、特定の実施例では、第2の所望の圧力レベルに到達する前に、流体の一部が放出される可能性がある。ステージ160の停止状態では、流体の大部分がステージ160から放出されないように、少なくとも主弁120が閉鎖位置にある。
予備充填弁140は、第1のポンプによって流体を供給され、主弁120は、第2のポンプによって流体を供給されるが、他の実施例では、これと同一の目的に対して単一のポンプを利用することができる。1つ以上のポンプを並列にグループ化して、ポンプの出力ラインが単一の出力ラインに纏められるようにすることができる。予備充填システム100は、複数のステージ160を含むことができ、同一のポンプ、又はポンプのグループが、各ステージ160に液体を供給する。ポンプは、1つ以上のポンプユニットを備えることができる。
図1の一実施形態における流体供給スキッド内では、可変周波数駆動(VFD)ポンプユニット110として示された第2のポンプの一実施形態が、主弁120に流体を供給するために、弁ライン150によって各ステージ160に接続されている。VFDポンプユニット110は、添加流体を供給するために、又は、ステージ160内の流体に対する圧力を第2の所望のレベルに上昇させるために、作動する。VFDポンプユニット110の周波数が、ポンプ速度を決定し、この周波数は、制御可能である。VFDポンプユニット110は、添加流体を高圧レベルまで昇圧することができる。例えば、VFDポンプユニット110は、添加流体を約100バール(1500psi)以上のレベルまで加圧することができる。VFDポンプユニット110は、例えば、周囲の天候条件に基づいたレベルまで、添加流体を加圧することができる。添加流体を加圧するレベルを決定するために、別の要因を考慮することもできる。高圧は、小さな直径を有する液滴を生成するのに有利である。例えば、液滴の直径は、40ミクロン未満とすることができる。
例えば、予備充填ポンプユニット130などの第1のポンプの一実施形態は、予備充填弁140に液体を供給するために、弁ライン150によって予備充填システムの各ステージ160に接続されている。予備充填ポンプユニット130は、例えば、流体を第1の所望のレベルまで加圧する低圧ポンプとすることができる。例えば、運転状態では、予備充填ポンプユニット130は、予備充填弁140が開放位置で主弁120が閉鎖位置の状態で、流体を第1の所望のレベルまで加圧することができる。第1の所望のレベルに到達した後、予備充填弁140を閉鎖位置に制御することができる。
運転時には、予備充填システム100を有する一実施形態の流体供給スキッド10のような流体供給スキッドは、流体源から流体を供給される。更に、予備充填システム100を備える流体供給スキッド10は、加圧された流体を所望の流量で供給する。所望の流量で加圧された流体は、図1の出力矢印によって示されているように、流体供給スキッド10から放出され、主弁120の出口から、注入装置又は他の装置又は他の構造に、供給され又は注入される。例えば、各ステージ160は、各主弁120から延びる供給ラインから、注入装置のスプレー配列に対して接続することができる。
流れの変化に伴って、利用される注入装置のノズルの数も変化する。1つ以上のステージ160を運転することにより、加圧された流体が、所望の流量で、所望の装置に供給される。1つ以上のステージ160が運転されて、流量を増加することができ、1つ以上のステージ160が停止されると、噴霧の供給を許容パラメータ内に維持しつつ、流量を低減することができる。ステージ160は、ステージ160の主弁120を閉鎖することによって停止される。ステージ160の運転は、予備充填弁140を開放してステージ160に流体を充填し、例えば、予備充填ポンプユニット130によってステージ160の流体を第1の所望のレベルまで加圧する段階を含む。ステージ160の流体は、例えば、6バールまで加圧することができる。ステージ160の充填と加圧が完了したら、予備充填弁140が閉鎖され、主弁120が開放される。ステージ160の運転は、添加流体がステージ160内に受け入れられ、例えば、VFDポンプユニット110により、第2の所望のレベルまで加圧され、予備充填弁140が閉鎖位置で主弁120が開放位置の状態で放出される段階を、更に含む。流体は、第2の所望の圧力レベルに到達する前に、放出され始める。更に、特定の実施例では、弁140及び120を開放する前に、わずかな量の流体が、予備充填弁140と主弁120とから漏洩してもよい。従って、ステージ160が、利用されなかった後であって空である場合には、予備充填ポンプユニット130が、例えば、流体源からの流体でステージ160を充填し、ステージ160の主弁120が開放される前に、ステージ160を第1の所望のレベルまで加圧する。ステージ160内に残っている量の空気も、迅速に加圧される。この結果、ステージ160が運転されていようと、又は停止されていようと、流体供給スキッド10からの流体の流れが、確実に均一に継続される。予備充填弁140と主弁120のような第1の弁と第2の弁とが含まれていない場合には、ステージ160は、運転の前は、空気によって満たされており、従って、抵抗が小さい。抵抗が小さいため、主弁120を開放すると、流体の流れは、即座にステージ160に導かれる。流体の流れを、新たに開放された主弁120に流すことは、新たに運転されたステージ160の空気が除去されるまで、その他の主弁120からの流体の流れが止まることになる。予備充填ポンプユニット130やVFDポンプユニット110などの単一のポンプユニットは、所望の流量範囲をカバーするが、圧力の範囲はカバーしない。従って、ステージ160は、ポンプによって供給される流量と圧力とをマッチングさせるように組み込まれており、注入装置のスプレーノズルは、所望の小さな流体滴を生成することができる。1つのステージ160は、供給される流体がスプレー配列によってガスタービンに注入されなくても、運転される。更に、流体は、基本的に非圧縮性であるから、流体を低圧から高圧に移行させるには、流量は最小限でよい。従って、1つのステージ160を運転しているということは、スキッド10内の圧力が非常に迅速に変化するために、流体の流れをほとんど中断することがない。
n個のステージから構成された予備充填システム100を含む流体供給スキッド10では、n個のポンプユニットの代わりに、1つのポンプユニットとn個の弁により、所望の流量範囲と圧力範囲が達成される。弁は、ポンプよりもずっと費用効果があり、予備充填弁140と主弁120などのオンオフ弁は、再循環弁よりもずっと費用効果があるので、予備充填システム100によって、大きな費用上の利益が得られる。
アキュムレータ170を、流体供給スキッド10の各ステージ160の、主弁120に対して接続することができる。アキュムレータ170は、流体が放出される場合に、新たに運転されたステージ160の迅速な加圧を支援するために作動する。ステージ160は、主弁120の開放の前に、その大部分が流体によって充填されているが、アキュムレータ170は、流体を更に加圧し、ステージ160内に残っている空気を加圧することによって、加圧プロセスを強化する。ステージ160の運転後に、アキュムレータ170は、再充填が必要である。再充填の際に、アキュムレータ170は、運転されたステージ160からの流体の流れをそらせるかもしれない。流量計180は、アキュムレータ170の下流に配置され、流体供給スキッド10に、主弁120に対して接続され、アキュムレータ170が再充填される際に、流体の流量の減少を検出する働きをする。流体の流量の減少を検知すると、流量計180は、VFDポンプユニット110のポンプ速度を上昇させ、流量の減少を補償することができる。流量計180は、アキュムレータ170の再充填の後、ポンプ速度を安定状態速度に戻す。新たなステージ160を開放し、流路面積を増加させた(即ち、流量が増大する)場合には、システム100が必要とする圧力が低下し、従って、アキュムレータは、流れを「アンロード(unload)」する。これにより、ポンプ110の速度は低下する。利用可能な流れの面積を低減すれば(即ち、システムを通る流れが減少すれば)、反対の効果が生じる。
ある実施形態では、アキュムレータ170は組み込まれておらず、この代わりに、弁がステージ160の下流端部に配置されている。このケースでは、予備充填操作を実行するには、上流及び下流の弁を開放し、スキッド10からすべての空気を外部に排出する。スキッド10の空気排出が完了したら、下流の弁は閉鎖され、予備充填ポンプユニット130がバックアップされる。圧力が適切なレベルまで上昇した後、予備充填弁140を閉鎖し、主弁120を開放する。この結果、空気の量が、事実上、ゼロに低減される。アキュムレータ170を除去することは、システム100からキャパシタンスを除去することである。或いは、アキュムレータ170は、流量計180用の流れを均一化するために導入されることもあるが、この役目の実行だけならば、アキュムレータを、かなり小さなサイズにすることができよう。
次に図3を参照すれば、パワー増大システム200の一実施形態の図が示されている。一実施形態におけるパワー増大システム200は、例えば、ガスタービンに対する補助的な機能として利用される。図3に示すように、一実施形態におけるパワー増大システム200は、予備充填システム100の一実施形態と、流体供給スキッド10と、を備えることができ、これらは、図1を参照して前述した1つ以上のステージ160を備え、供給源から流体を受け取り、加圧された流体を指定の流量で供給先に供給する。水又は任意のその他の液体である加圧された流体は、例えば、ガスタービンの吸気経路内に注入され、ガスタービンに空気が入るときに、空気を飽和させ、冷却し、これにより、ガスタービンのパワー出力を増大させることができる。
パワー増大システム200は、制御信号を、例えば、予備充填システム100を備える流体供給スキッド10などの流体供給スキッドの一実施形態に供給する、制御ユニット210を備える。制御ユニット210は、信号供給線215を介してVFDポンプユニット110及び予備充填ポンプユニット130に接続され、ユニット110及び130の運転を制御する。特に、制御ユニット210は、流体供給スキッド10の様々なステージ160を運転又は停止するために作動し、流体供給スキッド10から、流体を所望の流量で供給又は放出する。1つ以上のステージ160を運転した後、流体を、新たな流量で放出することができ、この新たな流量は、運転の全過程を通じて変更可能である。
制御ユニット210は、例えば、制御室又はパネルから制御可能である。制御ユニット210は、手動制御とプログラマブル制御とを備えることができ、信号供給線215を介してVFDポンプユニット110と予備充填ポンプユニット130の運転を可能にする。制御ユニット210は、記憶手段220を備えることができる。記憶手段220は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は、読み取り専用メモリ(ROM)などの不揮発性メモリを備えることができる。当業者であれば、記憶手段が、データの一時的な又は永久的な保存のための様々なタイプの物理的装置を備えることができ、この物理的装置は、半導体、磁気、光学、及び組み合わせ型の装置を含むが、これらに限定されないことを、容易に理解できるであろう。例えば、記憶手段220は、DRAM、PROMS、EPROMS、EEPROMS、フラッシュメモリ、及びこれらに類似したものなどの、1つ以上の物理的装置を使用して実施することができる。記憶手段220は、コンピュータプログラムプロダクトを更に備えることができ、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータ装置上で稼働した場合に実施形態に従った方法を実行するソフトウェアコード含み、この方法は、例えば、ノズルに供給される流体の流量を制御するために、予備充填システム100の主弁120又は予備充填弁140などの弁の開放を制御する段階を含む。制御ユニット210は、予備充填ポンプユニット130及びVFDポンプユニット110を運転して特定の圧力にすることによって、また、パワー増大のために利用される特定のノズルを制御することによって、パワー増大で使用する水流を制御することができる。更に、パワー増大のために、少なくとも1つのノズルが、運転又は停止され、パワー需要及び周囲の天候条件に対応する適切な流量を達成する。パワー増大を開始する場合には、制御ユニット210は、計算された空気の流量に基づいて、水の注入レベルを計算することができる。この空気流量は、次に、ターゲットの相対湿度レベルを計算するのに利用され、注入する水の量を決定する。この計算は、次に、水注入量が安定した流れに収束するように水量が計画された、繰返し計算をする。更に、制御ユニット210は、供給された実際の流量との比較で、計画された流量を監視する。実際の圧力が予想レベルを上回る場合には、ノズル遮断警報をオペレータに伝える。実際の圧力が予想圧力を下回る場合には、漏洩チェック警報をオペレータに伝える。
ステージ160を運転する操作では、制御ユニット210は、流体を流体供給スキッド10から供給する流量を決定する。この決定は、1つ以上の要因に基づいてよい。例えば、周囲の天候条件は、特定の流量に対する必要性を決定する。流量を決定する代わりに、制御ユニット210は、例えば、制御室又はオペレータから流量の指定を受けることもできる。
流体供給スキッド10から供給する流体の、決定された流量に基づいて、制御ユニット210は、決定された流量をスキッド10から得るために、必要なステージ160を決定し、運転する。例えば、特定の流量は、3つのステージ160を運転することを必要とする。次に、もし決定された流量が減少した場合には、新たな流量は、新たな流量となるために、例えば1つ以上のステージ160の停止を必要とする。
制御ユニット210は、ステージ160の予備充填弁140を開放することによって、ステージ160を運転する操作を行う。或いは、予備充填弁140を手動で開放してもよい。次に、予備充填ポンプユニット130を制御ユニット210によって制御し、制御ユニット210は、予備充填ポンプユニット130を運転してステージ160を流体で充填し、ステージを第1の所望のレベルまで加圧するが、第1の所望のレベルは、低圧であってよい。流体は、流体源260から供給され、流体源260は、制御ユニット210によって制御され、ポンプユニットに流体を供給する。ステージ160を充填し、ステージ160の流体を加圧した後、ステージ160の予備充填弁140は、例えば、制御ユニット210又は手動操作によって、閉鎖される。ステージ160の主弁120は、手動で開放されるか、又は、制御ユニット210によって開放される。VFDポンプユニット110は、制御ユニット210によって制御され、流体源260から受け取った添加流体を、所定の流量で添加流体を供給するのに必要な第2の所望の圧力で、供給し圧送する。
制御ユニット210は、停止されるステージ160の少なくとも主弁120を閉鎖することにより、流体供給スキッド10の1つ以上のステージ160を停止する操作をする。制御ユニット210は、停止を開始するための信号を制御室又はオペレータから受信でき、又は、制御ユニット210が、ステージ160を停止する必要性を決定することもできる。主弁120は、制御ユニット210によって閉鎖することができ、又は、例えば、オペレータによって手動で閉鎖することもできる。
注入装置225が流体供給スキッド10に接続されている。例えば、供給ライン230は、予備充填システム100と主弁120とを、注入装置225に接続することができる。個々の供給ライン230を、流体供給スキッド10の各ステージ160が注入装置225に接続されるように、利用することができる。
注入装置225は、スキッド10によって供給された既定の流量で流体を供給する1つ以上のスプレー配列を含むことができ、この既定の流量は、1つ以上のステージの運転の後に調整することができる。各スプレー配列は、1つ以上のノズルを備えることができる。注入装置225の1つ以上のノズルは、水やその他の液体などの霧化された流体の噴霧を、ガスタービン吸気ダクトの空気流に注入し、これにより、空気流の質量流量を増大させ、ガスタービンエンジンから出力されるパワーを増大させることができる。
例えば、天候監視ユニット240は、信号供給線215を介して制御ユニット210に接続され、パワー増大システム200を備えるガスタービンの性能に影響を付えるような最新の環境条件を提供することができる。この環境条件は、測定されて制御ユニット210に報告され、例えば、流体を、入口空気の飽和に対するターゲットレベルで供給するための、流量の決定因子となる。この環境条件は、ガスタービンの運転に影響を付える環境因子を含み、この環境因子は、温度、湿度、空気圧力を含むが、これらに限定するものではない。一実施例では、温度、湿度、気圧のそれぞれが監視されている。天候監視ユニット240(詳細は図示せず)は、一実施例では、乾球温度計と、空気湿度測定装置と、を備える。他の実施例では、天候監視ユニット240は、乾球温度計と、湿球温度計と、を備える。別の実施例では、天候監視ユニット240は、大気圧測定装置を備える。更に別の実施例では、環境圧力測定のために、天候監視ユニット240は、周囲の天候条件を監視又は測定する、当業者に周知の別の要素又は要素の組み合わせを備える。天候情報は、制御ユニット210によって処理され、制御ユニット210は、許容可能な蒸発水量、凍結リスク等の、キーとなる運転情報をオペレータに供給する。
一実施例では、コンピュータシステム250が、信号供給線215によって制御ユニット210に接続されている。コンピュータシステム250は、制御ユニット210から得られた性能データを追跡し、報告する。
次に図4を参照すれば、予備充填システム100を備える典型的なスキッド10などの流体供給スキッドから注入装置225などの注入装置に流体を供給する方法の、フローチャートが示されている。
この方法の段階405では、例えばステージ160の一実施形態などのスキッド10のステージを運転又は停止する必要性を通知する、運転又は停止の信号が、流体供給スキッド10によって受信される。この信号は、例えば、制御ユニット210によって発生させることができる。或いは、この信号は、制御室又はオペレータによって指定され、制御ユニット210に提供されることもできる。ステージ160を運転又は停止する信号は、好ましい量の流体を供給するために、流体の流れを増大又は減少させる必要性のそれぞれを、知らせることができる。
信号が停止信号である場合には、段階440において、ステージ160の主弁120を閉鎖し、ステージ160を停止させる。主弁120は、オペレータによって手動で閉鎖されるか、又は、制御ユニット210によって閉鎖される。
信号が運転信号である場合には、段階410において、ステージ160の予備充填弁140を開放することにより、ステージ160の運転を開始する。予備充填弁140は、手動で開放されるか、又は、制御ユニット210によって開放される。
段階415では、ステージ160が、流体を充填され、流体は、第1の所望のレベルまで加圧される。予備充填ポンプユニット130は、流体を圧送し、制御ユニット210によって指示され制御される第1の所望のレベルまで、流体を加圧する。段階420では、予備充填弁140は閉鎖される。従って、予備充填弁140と主弁120とを備えるステージ160は、主弁120が加圧された流体を供給できるように、充填され、加圧される。
段階425では、主弁120が開放される。主弁120は、手動で開放されるか、又は、制御ユニット210によって開放される。
段階430では、VFDポンプユニット110が、添加流体をステージ160に供給し、添加流体を第2の所望のレベルまで加圧する。この圧力は、例えば、100バールなどの高いレベルであり、制御ユニット210によって指示され制御される。段階435では、添加流体が供給され加圧されると、この流体が放出され、注入装置225などの装置に注入される。
ステージ160の運転又は停止に続き、この方法は、必要な流量を満足させるために、運転又は停止の信号を受信する段階に戻り、ステージ160をそれぞれ運転又は停止する。
次に図5を参照すれば、ガスタービンと共に利用される流体供給スキッドの一実施形態とパワー増大システムの一実施形態の詳細を示す図が示されている。図1〜図4に関して前述した、流体供給スキッド10、予備充填システム100、及びパワー増大システム200の一実施形態は、ガスタービンと共に利用され、ガスタービンの出力パワーを増大することができる。代表的なガスタービンは、タービン吸気ダクトと、燃焼器と、少なくとも1つのコンプレッサブレードを備えるコンプレッサと、を備える。流体源260は、制御ユニット210と、制御装置210によって制御される予備充填システム100に流体を供給するポンプ110及び130と、に接続可能である。
流体が、流体供給スキッド10の一実施形態によって供給され、注入装置225から流出する、ガスタービンへの注入地点は、例えば、蒸発冷却、コンプレッサの中間冷却、又は燃焼器火炎冷却と関連して本明細書に記述したものを含むが、これらに限定するものではない。パワー増大のために空気を過飽和させる場合には、ガスタービンへの空気の質量流量とガスタービンコンポーネントとが、水注入レベルの制約を設けるように設計され、空気の質量流量は、ガスタービンエンジンの設計の許容範囲内になるようにされる。この制約を設けた後、周囲の天候条件とガスタービンの負荷に対する要求とが制御ユニット210に入力され、流体の流量と加圧レベルを決定することができる。
蒸発冷却システムは、その使用位置が図5の「A」によって示され、水が、蒸発する微細な水滴のミスト(霧)として吸気口に噴霧される、「霧化」システムである。コンプレッサ中間冷却システムは、その使用位置が図5の「B」によって示され、水を、コンプレッサ中間段において、高密度の空気流内に噴霧する、「湿式圧縮」システムである。蒸気システムは、その使用位置が図5の「C」によって示され、水を、燃焼器内に噴霧するシステムである。
蒸発冷却システム(「A」)の一実施形態では、高圧水が、流体供給スキッド10から、注入装置225などの注入装置に供給され、注入装置は、ノズルホルダを含むことができ、ノズルホルダは、ダクトの内部において、コンプレッサの入口面のはるか上流に設置されている。ノズルホルダは、複数のノズルを有するチューブを備え、ノズルは、水を、微細な水滴の噴霧に霧化し、微細な水滴は、例えば、普通は、約10〜約20ミクロンの範囲であり、更に典型的には、約10〜約15ミクロンの範囲である。これらの水滴は、例えば、VFDポンプユニット110によって供給される、通常約80〜約140バールの圧力における霧化の結果である。水滴は、気流によって搬送され、浮遊し、水がノズルの先端からコンプレッサの入口まで移動するのに十分に長い滞留時間があるために、コンプレッサに進入する前に蒸発する。この蒸発は、水の潜熱を空気の顕熱に交換し、蒸発によって空気の温度が低下する。空気の温度が相対的に低いことは、空気の密度が相対的に高いことに相当し、従って、相対的に大きな質量流量に相当し、この結果、相対的に大きな軸出力をもたらす。必要な水の流量は、VFDポンプユニット110によって設定される。蒸発冷却運転は、主弁120を閉鎖することによって終了する。Kopkoに対する特許文献1は、高温でのガスタービン運転を可能にする蒸発冷却システムの一実施形態を示しており、特許文献1の内容は、本引用により、そのすべてが本明細書に包含される。
コンプレッサ中間冷却システム(「B」)の一実施形態は、湿式圧縮システムであり、これは、小さな水滴の形状の水が、圧縮運転中にコンプレッサ内で蒸発することを意味する。空気がコンプレッサを通過する保持時間は、数ミリ秒の範囲である。この時間中に、水滴は、初期の水滴サイズの結果として蒸発する。蒸発プロセスは、圧縮運転の結果生じる急速な温度上昇によって進行する。ステージ160が、例えば、予備充填ポンプユニット130によって予備充填され、加圧された場合に、主弁120が開放し、高圧水が、VFDポンプユニット110から、例えば少なくとも1つのノズルを含む注入装置225などの注入装置内に、送られる。少なくとも1つのノズルは、水をコンプレッサのガス経路内に注入するために、設置されている(例えば、ノズルは、2つのディスクの間に水を注入するために設置されている)。この少なくとも1つのノズルは、水を、例えば、約10〜約50ミクロンの範囲の、小さな水滴の噴霧に霧化し、約10〜約30ミクロンの範囲であることが好ましい。これらの小さな水滴サイズは、好ましくは約80〜約140バールの圧力で、霧化の結果としてもたらされるが、他の適切な圧力を利用することも可能である。小さな水滴は、コンプレッサを出る前に蒸発する。Ingistovに対する特許文献2は、コンプレッサの中間段への水注入のためのノズル組立体の一実施形態について記述しており、この内容は、本引用により、本明細書にそのすべてが含まれる。蒸発は、空気を冷却し、これにより、空気密度を上昇させ、空気密度の上昇は、質量流量を増加させ、より大きなパワー出力が得られる結果となる。更に、コンプレッサの冷却は、相対的に低いコンプレッサ出口温度という結果になり、これは、相対的に冷たい空気が燃焼器に供給されることを意味する。この燃焼器に対する相対的に冷たい空気は、燃焼温度を一定に維持しつつ、相対的に多くの燃料を燃焼させることを意味し、これにより、パワー出力の増大をもたらす。必要な水の流量は、VFDポンプユニット110によって設定される。湿式圧縮を終了するには、1つ以上の主弁120を閉鎖する。或いは、湿式圧縮用のノズルをコンプレッサ入口の上流に設置することもできる。主要な操作は、前述の中間段に取り付けたノズルに対する操作と同一である。
燃焼器冷却システム(「C」)の一実施形態は、注入装置225などの注入装置を含み、この注入装置は、水滴を燃焼器内に注入する少なくとも1つのノズルを備えることができる。水の潜熱が火炎の顕熱に交換され、これにより、火炎の温度が抑制される。ステージ160が充填され、加圧された後に、主弁120が開放し、高圧水を少なくとも1つのノズルに対して供給する。この少なくとも1つのノズルは、水を噴霧に霧化する。噴霧は、通常は、約10〜約50ミクロンの範囲の、特に、約10〜約30ミクロンの範囲の水滴を含む。これらの水滴は、約100〜約200バールの圧力における霧化の結果として得られる。望むならば、別のサイズの水滴や、その他の圧力における霧化も利用できることを、理解されたい。火炎は、水を蒸発させて蒸気を形成する。蒸気は、タービンを通過して膨張し、従って、質量流量に寄与し、パワー増大効果を与える。更に、火炎の温度が抑制されるので、燃焼温度を一定に維持しつつ、相対的に多くの燃料を燃焼させることができる。相対的に多くの燃料を燃焼させることは、更なるパワー出力を与える。必要な水の流量は、VFDポンプユニット110によって設定される。燃焼器冷却を終了するには、主弁120を閉鎖する。Chengに対する特許文献3は、燃焼器内への注入によるパワー増大効果の一例であり、この内容は、本引用により、そのすべてが本明細書に包含される。
以上、説明と例証を目的とし、特定の実施例について図示し、説明してきたが、図示され、説明された特定の実施例は、本発明の範囲を逸脱することなしに、広範な代替実施や等価な実施に置換することができることが、当業者には理解されよう。本開示は、本明細書に記述された実施形態のあらゆる改造又は変形を含むことを意図している。
10 流体供給スキッド
100 予備充填システム
110 VFDポンプユニット
120 主弁
130 予備充填ポンプユニット
140 予備充填弁
150 弁ライン
160 ステージ
170 アキュムレータ
180 流量計
200 パワー増大システム
210 制御ユニット
215 信号供給線
220 記憶装置
225 注入装置
230 供給ライン
240 天候監視ユニット
250 コンピュータシステム
260 流体源

Claims (32)

  1. ガスタービンの空気流路内や燃焼器内に流体を噴霧してガスタービンのパワーを増大するパワー増大システムに適合した流体供給スキッドであって、
    前記流体供給スキッドが、第1と第2の流体受け入れ接続部と、複数のステージと、を備え、
    前記複数のステージが、運転状態と停止状態とを有する複数のステージであって、前記ステージのそれぞれが、ステージの配管と、少なくとも第1の弁と第2の弁と、1つの流体放出接続部と、を備え、
    前記第1の弁は、前記第1の流体受け入れ接続部に連通する配管から分岐したステージの配管中に配置され、前記第2の弁は、前記第2の流体受け入れ接続部に連通する配管から分岐したステージの配管中に配置され、前記第1の弁の下流のステージの配管が、前記第2の弁の下流のステージの配管と合流し、前記流体放出接続部に接続され、
    前記第1の弁と第2の弁とがそれぞれ開放位置と閉鎖位置とを有し、
    運転状態では、流体が前記ステージ内に受け入れられ、第1の所望のレベルまで加圧され、放出され、更に、前記第1の弁が開放位置にあり、前記第2の弁が閉鎖位置にある場合に、流体が前記ステージ内に受け入れられ、加圧され、前記第1の弁が閉鎖位置にあり、前記第2の弁が開放位置にある場合に、流体が放出され、
    停止状態では、少なくとも前記第2の弁が閉鎖位置にあり、流体の少なくとも大部分が、前記ステージから放出されない、
    流体供給スキッド。
  2. 前記第1の弁が、第1のポンプによって流体を供給され、前記第2の弁が、第2のポンプによって流体を供給される、請求項1に記載の流体供給スキッド。
  3. 記複数のステージのそれぞれが、1つのポンプによって流体を供給され、前記のポンプが、各ステージに流体を供給する、請求項1に記載の流体供給スキッド。
  4. 前記ポンプが、第1のポンプと、第2のポンプと、を備え、前記第1のポンプが、前記複数のステージの各ステージの前記第1の弁に流体を供給し、前記第2のポンプが、前記複数のステージの各ステージの前記第2の弁に流体を供給する、請求項3に記載の流体供給スキッド。
  5. 前記ステージ内に受け入れられる流体が、流体源から前記ステージに供給される、請求項1に記載の流体供給スキッド。
  6. 前記ステージから放出された流体が、注入装置に供給される、請求項1に記載の流体供給スキッド。
  7. 運転状態では、添加流体が前記ステージ内に受け入れられ、第2の所望のレベルまで加圧され、放出され、更に、添加流体が前記ステージ内に受け入れられ、前記第2の所望のレベルまで加圧され、放出される場合には、前記第1の弁は、閉鎖位置にあり、前記第2の弁は、開放位置にある、請求項1に記載の流体供給スキッド。
  8. 前記第2の所望のレベルが、周囲の天候条件に基づく、請求項7に記載の流体供給スキッド。
  9. 運転状態において、流体が放出される場合に、アキュムレータが、前記流体を更に加圧し、前記ステージ内に残っている量の空気を加圧する、請求項7に記載の流体供給スキッド。
  10. 前記添加流体が加圧される速度が、増加される、請求項9に記載の流体供給スキッド。
  11. 前記第1の弁が開放位置にあり、前記第2の弁が閉鎖位置にあり、流体が前記ステージ内に受け入れられ、加圧される場合に、わずかな量の流体が、前記第2の弁を通って漏洩する、請求項1に記載の流体供給スキッド。
  12. 停止状態において、少なくとも前記第2の弁が閉鎖位置にある場合に、流体のわずかな部分が、前記第1の弁又は第2の弁を通って漏洩する、請求項1に記載の流体供給スキッド。
  13. ガスタービンの空気流路内や燃焼器内に流体を噴霧してガスタービンのパワーを増大するパワー増大システムであって、
    前記パワー増大システムが、
    第1と第2の流体受け入れ接続部と、運転状態と停止状態とを有する複数のステージと、を備える流体供給スキッドであって、前記ステージのそれぞれが、ステージの配管と、少なくとも第1の弁と第2の弁と、1つの流体放出接続部と、を備え、前記第1の弁は、前記第1の流体受け入れ接続部に連通する配管から分岐したステージの配管中に配置され、前記第2の弁は、前記第2の流体受け入れ接続部に連通する配管から分岐したステージの配管中に配置され、前記第1の弁の下流のステージの配管が、前記第2の弁の下流のステージの配管と合流し、前記流体放出接続部に接続され、前記第1の弁と第2の弁とが、それぞれ、開放位置と閉鎖位置とを有する、流体供給スキッドと、
    前記流体供給スキッドに接続され、前記ステージのそれぞれに流体を供給するポンプと、
    前記ポンプに接続され、前記ポンプを制御し、また、前記流体供給スキッドに接続され、前記第1の弁と第2の弁とを制御する、制御ユニットと、
    流体を前記複数のステージに供給する流体源と、
    を備え、
    運転状態では、流体が、前記ステージ内に受け入れられ、第1の所望のレベルまで加圧され、放出され、更に、前記第1の弁が開放位置にあり、前記第2の弁が閉鎖位置にある場合に、流体が前記ステージ内に受け入れられ、加圧され、更に、前記第1の弁が閉鎖位置にあり、前記第2の弁が開放位置にある場合に、流体が放出され、
    停止状態では、少なくとも前記第2の弁が閉鎖位置にあり、前記流体の少なくとも大部分が前記ステージから放出されない、パワー増大システム。
  14. 前記放出された流体を受け入れる注入装置を更に備える、請求項13に記載のパワー増大システム。
  15. 前記ポンプが、第1のポンプと、第2のポンプと、を備え、前記第1のポンプは、前記複数のステージのそれぞれの前記第1の弁に流体を供給し、前記第2のポンプは、前記複数のステージのそれぞれの前記第2の弁に流体を供給する、請求項13に記載のパワー増大システム。
  16. 運転状態では、添加流体が前記ステージ内に受け入れられ、第2の所望のレベルまで加圧され、放出され、更に、添加流体が前記ステージ内に受け入れられ、前記第2の所望のレベルまで加圧され、放出される場合に、前記第1の弁は、閉鎖位置にあり、前記第2の弁は、開放位置にある、請求項13に記載のパワー増大システム。
  17. 前記ポンプが、第1のポンプと、第2のポンプと、を備え、前記第1のポンプは、前記流体を前記第1の所望のレベルまで加圧し、前記第2のポンプは、前記添加流体を前記第2の所望のレベルまで加圧する、請求項16に記載のパワー増大システム。
  18. 前記第2の所望のレベルが、周囲の天候条件に基づく、請求項16に記載のパワー増大システム。
  19. 前記複数のステージのそれぞれに接続されたアキュムレータを更に備え、運転状態において、流体が放出される場合に、前記アキュムレータが、前記流体及び前記ステージ内に残っている量の空気を更に加圧する、請求項13に記載のパワー増大システム。
  20. 前記ポンプが作動する速度を上昇させるために流量計を更に備える、請求項19に記載のパワー増大システム。
  21. 前記制御ユニットが、
    流体を放出する流量を決定する段階と、
    前記決定された流量を達成するために運転するステージを決定する段階と、
    (i)予備充填弁を開放し、(ii)前記ポンプの運転を制御し、前記ステージを流体によって充填し、前記ステージの前記流体を前記第1の所望のレベルまで加圧し、(iii)予備充填弁を閉鎖し、(iv)前記ステージの前記主弁を開放し、(v)前記ポンプの運転を制御し、添加流体を前記ステージに供給し、前記ステージの前記添加流体を第2の所望のレベルまで加圧する、ことにより、前記ポンプを制御して前記決定されたステージの運転状態を達成する段階と、
    によって前記ポンプを制御する、請求項13に記載のパワー増大システム。
  22. 前記流体を放出する流量を決定する段階が、周囲の天候条件に基づく、請求項21に記載のパワー増大システム。
  23. 前記制御ユニットに接続された天候監視ユニットを更に備え、前記天候監視ユニットが、周囲の天候条件を前記制御ユニットに供給する、請求項13に記載のパワー増大システム。
  24. 前記制御ユニットに接続されたコンピュータシステムを更に備え、前記コンピュータシステムが、性能データを追跡し、報告する、請求項13に記載のパワー増大システム。
  25. 前記ポンプが、低圧ポンプユニットと、高圧ポンプユニットと、を備える、請求項13に記載のパワー増大システム。
  26. ガスタービンの空気流路内や燃焼器内に流体を噴霧してガスタービンのパワーを増大するパワー増大システムに適合した、流体供給スキッドにおいて、前記流体供給スキッドから注入装置に流体を注入する方法であって
    前記流体供給スキッドが、第1と第2の流体受け入れ接続部と、複数のステージとを備え、
    前記複数のステージが、運転状態と停止状態とを有する複数のステージであって、前記ステージのそれぞれが、ステージの配管と、少なくとも第1の弁と第2の弁と、1つの流体放出接続部と、を備え、
    前記第1の弁は、前記第1の流体受け入れ接続部に連通する配管から分岐したステージの配管中に配置され、前記第2の弁は、前記第2の流体受け入れ接続部に連通する配管から分岐したステージの配管中に配置され、前記第1の弁の下流のステージの配管が、前記第2の弁の下流のステージの配管と合流し、前記流体放出接続部に接続されており、
    前記方法が、
    記流体供給スキッドの少なくとも1つのステージを運転する段階であって、前記第1の弁と第2の弁とが、それぞれ、開放位置と閉鎖位置とを有する、段階を備え、
    運転する段階が、
    前記第1の弁が開放位置にあり、前記第2の弁が閉鎖位置にある状態において、前記ステージを流体で充填し、前記流体を第1の所望のレベルまで加圧する段階と、
    前記第1の弁が閉鎖位置にあり、前記第2の弁が開放位置にある状態において、前記流体を放出する段階と、
    を備える、方法。
  27. 前記流体供給スキッドの少なくとも1つのステージを運転するために制御ユニットからの指示を受信する段階を更に備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記流体供給スキッドの少なくとも1つのステージを停止するために制御ユニットからの指示を受信する段階を更に備える、請求項26に記載の方法。
  29. 前記流体の少なくとも大部分が前記ステージから放出されないように、少なくとも前記第2の弁を閉鎖することによって、前記指示されたステージを停止する段階を更に備える、請求項28に記載の方法。
  30. 前記流体供給スキッドの少なくとも1つのステージを運転する段階が、前記第1の弁が閉鎖位置にあり、前記第2の弁が開放位置にある状態において、前記ステージを添加流体で充填し、前記添加流体を第2の所望のレベルまで加圧する段階を更に備える、請求項26に記載の方法。
  31. 前記添加流体が、前記流体の前記第1の所望のレベルよりも高いレベルまで加圧される、請求項30に記載の方法。
  32. 前記流体を第1の所望のレベルまで加圧する段階が、制御ユニットによって指示された前記第1の所望のレベルの圧力を達成するために、ポンプで昇圧する段階を備える、請求項26に記載の方法。
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