JP4920373B2 - 屈折率変化の測定装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、例えば透過光の偏角を求める最小偏角型屈折計や、全反射を利用するアッベの屈折計や、液浸計や、プルフルリの屈折計等を用いる場合には、被測定物の試料をプリズム形状に形成する必要があるという問題が生じる。
このプリズムカプラ法は、特に液体の屈折率を測定するのに適しており、例えば果汁などの糖濃度を高精度に測定することができる。しかしながら、例えばガラス基板上やシリコン基板上に形成された薄膜の屈折率を測定する場合には、被測定物にプリズムを密着させる必要があり、例えば薄膜の膜表面に凸凹が存在すると、被測定物にプリズムを密着させることが困難となって測定精度が低下してしまうという問題が生じる。また、プリズムカプラ法では、装置が大型となり、費用が嵩むという問題が生じる。
この方法では、例えば2方向から被測定物の膜に光を入射させて、この光の反射率から屈折率を測定するようになっている。しかしながら、この方法は、光導波路に限定され、予め蓄積されたデータと、相対的に高い安定度を有する可視光源と、相対的に高精度の可視分光器と、専用のソフトウェアとを用いる必要があり、費用が嵩むという問題が生じる(例えば、非特許文献2参照)。
この表面プラズモン共鳴法では、例えば0.01度の精度で励起角の角度変化を測定することにより、薄膜や溶疲の屈折率変化を高精度に測定することができる。
しかしながら、表面プラズモンを励起するには、光をエバネッセント場化する必要がある。例えば、Kretschmann配置の光学系では、被測定物の試料の屈折率が相対的に高くなることに伴い、あるいは、、被測定物の試料の膜厚が相対的に厚くなることに伴い、プリズムの屈折率を増大傾向に変化させる必要がある。また、入射した光は全反射条件を保つ必要があるため、測定可能な屈折率範囲が限定されてしまうという問題が生じる。しかも、汎用の装置では被測定物が水溶液に限定され、測定可能な屈折率範囲は、例えば1.31〜1.37程度の狭い範囲に限定されてしまうという問題が生じる。
例えば大容量光メモリとしてのホログラムメモリ、3次元多層メモリでは、光書き込みによる屈折率変化を測定する必要がある。しかしながら、ホログラムメモリ用フォトポリマーなどの可視域に感度を有する被測定物では、光照射による屈折率変化を測定する際に、測定用の光源が可視光源であると、感光が生じてしまうという問題が生じる。
また、プリズムカブラ法において、測定用の光源を被測定物が感光しない長波長の光源としても、プリズムが被測定物の膜に密着しているため、測定位置を把握することができず、外部から屈折率変化を発生させる可視光を測定箇所に照射することが困難であるという問題が生じる。
また、汎用の表面プラズモン共鳴測定装置(例えば、水溶液測定用の装置)では、測定可能な屈折率が1.3程度であり、例えば屈折率が1.45〜1.60程度の範囲となるフォトポリマーに対しては測定が不可能であるという問題が生じる。
また、例えば500μm以下の相対的に小さな領域での屈折率変化を測定する場合、上記従来技術に係る屈折率計では、入射光の直径が、例えば1mm以上となって過剰に大きいことから、測定が困難であるという問題が生じる。
また、例えば表面プラズモン共鳴法では、被測定物の膜の表面付近の300nm程度の過剰に薄い領域のみで屈折率変化が可能となるだけであるから、膜厚全域での屈折率変化を高精度に測定することが困難であるという問題が生じる。
しかも、波長多重光通信技術の進展に伴い、通信波長帯での光スペクトラムアナライザの分解能が向上し、汎用の光スペクトラムアナライザや波長計であっても、例えば0.001〜0.01mm程度の相対的に高精度のピーク波長分解能が得られるようになった。
さらに、長距離大容量通信の進展に伴い、光ファイバアンプおよびこの光ファイバアンプを用いたASE(Amplified Spontaneous Emission)光源の構成に要する費用が低下し、相対的に安定かつリップルの発生が抑制された光源が適切に得られるようになった。
nλ=n0+a(1/λ2−1/λ0 2)…(a)
ここで
nλ:所望の波長(可視光)λでの屈折率
n0:測定波長(近赤外)λ0での屈折率
a:予め求めてある係数
λ:所望の波長(可視光)
λ0:測定波長(近赤外)
としている。
さらに、通信波長帯(例えば、波長800〜1600nm)における被測定物の屈折率変化を測定することができ、この測定結果から、所望の波長における被測定物の屈折率変化を検知することができ、例えば被測定物が可視光で感光してしまう材料(例えば、大容量光メモリ用の感光性フォトポリマー等)であっても、屈折率変化を適切かつ高精度に測定することができる。
さらに、請求項3に記載の発明の屈折率変化の測定装置によれば、ファブリーペロー型の干渉系の光学特性を容易に向上させることができる。
さらに、請求項5に記載の発明の屈折率変化の測定装置によれば、流動性の被測定物に対するファブリーペロー型の干渉系の光学特性を容易に向上させることができる。
さらに、請求項6に記載の発明の屈折率変化の測定装置によれば、伸縮性のチューブによってファブリーペロー型の干渉系の表面が覆われることによって、この干渉系の光学接合状態を判定に保持することができると共に、流動性の被測定物の屈折率変化を適切かつ高精度に測定することができる。
さらに、請求項8に記載の発明の屈折率変化の測定装置によれば、少なくとも4点以上の位置において干渉系の厚さ方向に作用する圧力を変更することによって、ファブリーペロー型の干渉系を構成する各要素、つまり被測定物および誘電体ミラーおよびガラス基板等の平行状態を容易に調整することができ、例えば干渉縞が最も少なくなるようにして圧力を調整することにより、ファブリーペロー型の干渉系の光学特性を容易に向上させることができる。
本実施の形態による屈折率変化の測定装置は、例えば、被測定物をキャビティに含むファブリーペロー型の干渉系を備え、光源を通信波長帯のファイバ出力光源とし、光源の出力に対し、光通信用測定器であるファイバ入力型光スペクトラムアナライザあるいは波長計あるいは分光器によってスペクトルのピークを±0.01nmあるいは±0.001nm以下の精度で測定し、このスペクトルの中心波長の変化を、所望の波長での屈折率変化に変換して、屈折率の変化を測定するようになっている。
この屈折率変化の測定装置は、例えば図1に示すように、光源1と、光ファイバ2と、コリメートレンズ3と、ファブリーペローエタロンを温度一定に保つためのホルダ4と、ホルダ4に設けられた窓5と、被測定物であるフォトポリマ6と、所定の面精度を有するガラス基板7と、誘電体ミラー8と、ペルチェ素子10aと、ヒートシンク10bbと、ファブリーペロー型の干渉系を通過した光ビーム11と、光ビーム11を集光して光ファイバ13に入力するコリメータ12と、光ファイバ13と、光スペクトラムアナライザ14と、青色LD(Laser Diode)15と、青色LD15から出射された光ビーム16とを備えて構成されている。
光源1から出力された光は光ファイバ2によって取り出され、この光ファイバ2の先端のコリメータによって、所定幅(例えば、ビーム直径100μm程度)の平行ビームとされている。
なお、ビーム直径は、少なくとも500μm以下、より好ましくは、100μm以下とされており、このビーム直径が小さくなることに伴い、ファブリーペロー型の干渉系の分解能が向上することになる。
なお、光源1は、光ファイバアンプのファイバ出力型光源に限定されず、例えばスーパールミネッセントダイオード等であってもよい。
また、光源1は、例えば波長が800nm以上の近赤外域の波長であればよく、例えば800〜900nm帯、あるいは、1250nm〜1350nm帯、あるいは、1500nm〜1600nm帯等であってもよい。
被測定物であるフォトポリマ6は、例えば所定のシクロオレフィンポリマーに所定のアジド化合物が所定量添加されたものであって、所定の誘電体ミラー8(例えば、1550nmにおいて反射率99%かつ可視光を透過可能な誘電体ミラー)を有するガラス基板7上に塗布されている。
なお、このカラス基板7の面精度が増大することに伴い、ファブリーペロー干渉系の分解能が向上することになることから、このカラス基板7の面精度は、例えば波長λにより、(λ/10)程度とされている。
また、誘電体ミラー8の反射率は、少なくとも90%以上、より好ましくは99%以上とされている。
そして、この誘電体ミラー8には、例えば電圧を印加、電流を通電するための透明あるいは不透明の電極が形成されている。
また、このファブリーペロー型の干渉系にホルダ4から圧力が作用することを抑制するために、この干渉系とホルダ4との間には所望の熱伝導性を有する潤滑剤が塗布されている。
例えば、マッチングオイルが塗布された被測定物であるフォトポリマ6は、厚さ方向の両側から、各誘電体ミラー8を具備する1対のガラス基板7によって挟み込まれ、さらに、この状態で1対のガラス基板7を厚さ方向の両側から挟み込むようにして1対のジグ30が配置され、各ジグ30のねじ装着孔30bに装着されたねじ31の先端部には、ばね32を介してナット33が螺着されている。また、1対のガラス基板7,7間にはスペーサ9が設けられている。なお、スペーサ9は省略可能である。
そして、この干渉系は、例えば図3に示すように、内部が所定精度(例えば、±0.1℃以下等)の所定温度(例えば、30℃等)に保持されると共に、光ビームが通過可能な窓40aを有する恒温漕40の内部に収容される。
光スペクトラムアナライザ14は、例えば、入射した光をグレーティング回折格子で分光し、グレーティング回折格子を回転させて、波長を操引するようになっている。波長の分解能および再現性は、入射した光に対するスリットの幅と、グレーティングを回転させる機構の角度精度とに応じて変化する。例えばグレーティング回折格子を回転させる機構の角度精度が0.01°であれば、光スペクトラムアナライザ14の波長の読み取り再現性は0.005nmであり、1500nmの光源1に対して波長測定精度が0.005nmであれば、屈折率に対して5×10−6の測定精度となる。
λm=2nL/m…(1)
であり、光スペクトラムアナライザ14は、測定される複数の透過ピークのうち何れか1つの中心波長を抽出する。ここで、キャビティギャップLが熱膨張や歪み等によって変化しない場合には、中心波長λmと屈折率nとは比例することから、中心波長λmの変化から屈折率変化が測定されるようになっている
nλ=n0+a(1/λ 2 −1/λ 0 2 )…(2)
すなわち、屈折率変化が相対的に速く、光や電気に応答する3次の非線形や電気光学効果による屈折率変化と、屈折率変化が相対的に緩やかな光反応型および電界・電流反応型の屈折率変化とを分離することができる。
また、ファブリーペロー型の干渉系内の膜厚が、温度変化等に応じて変化する場合であっても、外部からの電界印加、電流通電、光照射等を周期的に断続させて行うことにより、この膜厚の変動に起因する屈折率変化を抽出することができる。
例えば図5(d)に示すファブリーペロー型の干渉系では、被測定物であるフォトポリマ6の厚さ方向の一方の表面上に相対的に電気抵抗値が大きい板状のITO透明電極53を備え、この状態でフォトポリマ6およびITO透明電極53を厚さ方向の両側から挟み込むようにして1対の誘電体ミラー8,8が配置され、さらに、この状態で1対の誘電体ミラー8,8を厚さ方向の両側から挟み込むようにして1対のガラス基板7,7が配置され、ITO透明電極53の両端部には1対の取り出し電極51,51が接続されている。これにより、ITO透明電極53において、通電に伴う発熱が生じ、被測定物であるフォトポリマ6の温度が変更される。
例えば被測定物が液状あるいはゲル状である場合には、例えば図6(a)に示すファブリーペロー型の干渉系のように、各誘電体ミラー8を具備する1対のガラス基板7,7間には、スペーサ60によって液状の被測定物6aの流通路が形成されている。
この干渉系では、被測定物である液体を流通させた状態で屈折率変化を測定することができ、例えば予め絶対屈折率が既知の流体を流通させることによって、被測定物の屈折率の絶対値を検出可能である。
次に、被測定物の流通路63aが形成されたエアギャップファブリーペローエタロンを、例えば図7(b)に示すように、熱伸縮性のチューブ64内に挿入する。
そして、例えば図7(d)に示すように、エアギャップファブリーペローエタロンに光源1からの光ビーム11を導入するための貫通窓64aをチューブ64に設ける。
これにより、チューブ64内を流通する液状の被測定物は、エアギャップファブリーペローエタロンの流通路63a内を流通するようになる。
なお、チューブ64は、熱伸縮性を有するチューブに限らず、例えばゴム等からなる伸縮性を有するチューブであってもよい。
また、これらの各種要因に伴う温度変化によって、被測定物が膨張し、見かけ上、屈折率が変化しているように観測される場合がある。すなわち、上記数式(1)において、キャビティギャップLの増大は、屈折率nの増大と同様に、中心波長λmを増大させることになる。このため、単被測定物の膨張が屈折率nの増大として誤検知される虞がある。
これらの場合、屈折率変化の各要因毎によって屈折率変化の時定数が異なることから、外部からの電界印加、電流通電、光照射等を周期的に断続させて行うことにより、屈折率変化の各要因を分離することができる。
そして、照射停止から5分程度の期間においては、屈折率は照射開始時と同程度の値に戻り、この光照射ではシクロオレフィンポリマーの分解反応が発生しないことがわかる。
さらに、通信波長帯(例えば、波長800〜1600nm)における被測定物の屈折率変化を測定することができ、この測定結果から、所望の波長における被測定物の屈折率変化を検知することができ、例えば被測定物が可視光で感光してしまう材料(例えば、大容量光メモリ用の感光性フォトポリマー等)であっても、屈折率変化を適切かつ高精度に測定することができる。
さらに、流動性の被測定物に対するファブリーペロー型の干渉系の光学特性を容易に向上させることができ、流動性の被測定物の屈折率変化を適切かつ高精度に測定することができる。
さらに、伸縮性のチューブによってファブリーペロー型の干渉系の表面が覆われることによって、この干渉系の光学接合状態を判定に保持することができると共に、流動性の被測定物の屈折率変化を適切かつ高精度に測定することができる。
さらに、少なくとも4点以上の位置において干渉系の厚さ方向に作用する圧力を変更することによって、ファブリーペロー型の干渉系を構成する各要素、つまり被測定物および誘電体ミラーおよびガラス基板等の平行状態を容易に調整することができ、例えば干渉縞が最も少なくなるようにして圧力を調整することにより、ファブリーペロー型の干渉系の光学特性を容易に向上させることができる。
さらに、所定波長帯での測定結果に基づき、所望波長帯での被測定物の屈折率を適切かつ高精度に測定することができ、例えば被測定物が可視光で感光してしまう材料(例えば、大容量光メモリ用の感光性フォトポリマー等)であっても、赤外線領域での測定結果から所望の可視光領域での屈折率を適切に測定することができる。
Claims (9)
- 可視光で感光するフォトポリマーの屈折率変化の測定装置であって、
1対の誘電体ミラーによって両側から挟み込まれた被測定物を具備するファブリーペロー型の干渉系と、
前記被測定物に屈折率変化を与えない測定波長λ0の光を発する第1光源と、
前記第1光源からの光を平行ビームとして前記干渉系に入射するコリメータと、
前記干渉系を通過した前記測定波長λ0の前記平行ビームのピーク波長を検出する検出器として、分光器および光スペクトラムアナライザおよび波長計のうちの少なくとも何れか1つと、
前記被測定物に前記第1光源からの光とは異なり、前記被測定物に屈折率変化を与える所望の波長λの光を照射する第2光源と
を備え、
前記第1光源は、光ファイバアンプのファイバ出力型光源またはファイバ出力型スーパールミネッセントダイオードであり、少なくとも波長に800〜900nmあるいは1250〜1350nmあるいは1500〜1600nmの波長を含む光を出力し、
前記検出器は、波長測定の再現性分解能が±0.01nm以下であって、
下記数式(a)に基づき、前記第1光源の前記測定波長λ0で測定した屈折率n0から可視光域の前記所望の波長λでの屈折率n λ を算出することを、前記第2光源が前記被測定物に所望の波長λの光を照射する前後で行うことにより、所望の波長λの光を照射する前後での前記被測定物の屈折率n λ の変化を、屈折率変化として求める手段を有することを特徴とする屈折率変化の測定装置。
nλ=n0+a(1/λ2−1/λ0 2)…(a)
ここで
nλ:所望の波長(可視光)λでの屈折率
n0:測定波長(近赤外)λ0での屈折率
a:予め求めてある係数
λ:所望の波長(可視光)
λ0:測定波長(近赤外)
としている。 - 前記誘電体ミラーに設けられた電極および該電極に電圧を印加あるいは電流を通電する手段と、
前記1対の誘電体ミラー間に液状の被測定物を注入すると共に、前記1対の誘電体ミラー間から前記液状の被測定物を吸引する手段とのうち、少なくとも何れか1つを備えることを特徴とする請求項1に記載の屈折率変化の測定装置。 - 前記被測定物は固体であって、
前記被測定物と、前記誘電体ミラーとは、互いに屈折率が略同等のマッチングオイルまたは光学接着剤を介して接合されていることを特徴とする請求項1に記載の屈折率変化の測定装置。 - 前記被測定物は液状あるいはゲル状であって、
前記1対の誘電体ミラー間に前記被測定物を貯留する貯留部を形成するスペーサを備え、
前記貯留部に前記被測定物を注入すると共に、前記貯留部から前記被測定物を吸引する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の屈折率変化の測定装置。 - 前記誘電体ミラーを具備するオプティカルフラットなガラス基板を備え、
前記スペーサは、オプティカルフラットなガラスからなり、1対の前記ガラス基板によって厚さ方向の両側から挟み込まれ、
前記ガラス基板と前記スペーサとは光学接合されていることを特徴とする請求項4に記載の屈折率変化の測定装置。 - 前記干渉系を内部に備え、該内部を流通する前記被測定物を、前記干渉系の前記貯留部に流通させる伸縮性のチューブを備え、
前記チューブは、
前記干渉系の表面を覆うようにして該表面に当接する内面と、前記干渉系に前記光源からの光を入射させる入射窓および前記干渉系を通過した前記光源からの光を外部に出射させる出射窓とを備えることを特徴とする請求項4に記載の屈折率変化の測定装置。 - 前記干渉系の温度状態を制御する手段と、前記干渉系を内部に収容する筐体および該筐体内の雰囲気温度を制御する手段とのうち、少なくとも何れか一方を備えることを特徴とする請求項1に記載の屈折率変化の測定装置。
- 前記干渉系は、厚さ方向に直交する平面上での少なくとも4点以上の位置において前記厚さ方向に前記干渉系に作用する圧力を変更可能な機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の屈折率変化の測定装置。
- 前記被測定物に対して、前記第1光源からの光とは異なる波長の光を所定周期で断続的に光照射あるいは、所定周期で断続的に電圧印加あるいは電流通電する手段を備え、
前記光照射、前記電圧印加、前記電流通電に起因する屈折率変化と、温度変化に伴う屈折率変化と、3次の非線形効果による屈折率変化とを区別して検出することを特徴とする請求項1に記載の屈折率変化の測定装置。
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