JP4919619B2 - 蝶形水位調整弁 - Google Patents

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Description

本発明は蝶形水位調整弁、特にあらゆる用途の配水池、貯水池、貯水槽、減圧水槽等にあってフロートの昇降に追動してギアを稼動させ蝶弁による流路の開閉を行なう蝶形水位調整弁に関する。
従来、上記したギア駆動によって蝶弁を作動させる水位調整弁はそのギアとして扇形ギアを用いている。一般的にギア駆動で蝶弁を動作させるについて、屋外配備とされる場合、そのギア機構に水面に浮遊あるいは飛来するわら屑、落葉、木片等の異物が噛み込むとそのギア機構の動作不良の原因となってしまう。
そこで、出願人が提示する特許文献に示されるように扇形ギアの噛合部分を覆う構成のものがあるが、先端に扇形ギアを形成したレバーの回動を許容するため、その覆いにはどうしても部分的に開放される透孔が必要とされ、その透孔の開放部分から前記した異物がギア機構に侵入してしまうことを完全に防止することはできないものとなっていた。
特開平6−272787号公報 特開平11−344149号公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来のギア機構を用いた蝶形水位調整弁はどうしてもギア機構のカバー(ケース)に開放された透孔が存在してしまい、完全に異物の侵入を防止することはできず、作動不良を生じる原因となっていたという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る蝶形水位調整弁は下方に水位の変動に追動するフロートを備えた支持ロッドを有し、その支持ロッドの上端寄りにレバー桿を枢着し、そのレバー桿の先端に弁箱内に軸支された蝶弁体を駆動させるギア機構を連結し、前記ギア機構の全外周をカバー体で気密に覆ってあり、前記した支持ロッドには遊び間隔をもってフロートのストッパーを備えている蝶形水位調整弁において、前記したギア機構はレバー桿の先端に連結されたピニオンとそのピニオンが内接する内歯ギアとし、その内歯ギアに同期して回動する連結プレートを介して蝶弁体の弁軸を連結させてあることを特徴としている。
また、本発明に係る蝶形水位調整弁は前記したギア機構のカバー体の外面に、前記したレバー桿のストッパーを少なくとも一以上設けてあることを特徴としている。
本発明に係る蝶形水位調整弁は上記のように構成されている。そのため、請求項1に記載の発明によれば、ギア機構が完全に覆われ、異物の侵入する虞は一切なくなることとなり、完全なギア機構の気密カバーリング構造を具体的に実現することができることとなる。
また、請求項に記載の発明によれば、想定されている最高、最低の水位位置にフロートがある時、それを越えて蝶弁を動作させてしまうことが防止される。


図面として示す実施例のように構成することで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図1は本発明を実施した蝶形水位調整弁を示す正面図、図2は同じくギア機構部分を示す一部破断正面図、図3は同じくギア機構部分を示す側断面図である。
これらの図にあって1はフロートを示しており、図1は水位が最高位にある状態を示している。フロート1は支持ロッド6の下方に、その支持ロッド6を貫通させた状態で装着され、その支持ロッド6に沿って摺動自在のものとされている。
また、前記した支持ロッド6にはフロート1の上下にストッパリング7a、7bがそのストッパリング7a、7bの外周から貫通される止めネジ8、8‥を支持ロッド6の外面に当圧接させることで備えられており、特に下方のストッパリング7bはフロート1の下面と遊び間隔を隔てて備えられているもので、特にフロート1が最高水位位置にある時、波の影響で下降してもその遊び間隔で吸収し、後述する蝶弁4の微動作を生じさせることがないようにしている。
さらに、前記した支持ロッド6の上端寄りにはレバー桿2の一端寄り部分が枢支ピン9によって枢着されている。この枢支ピン2の先端にはリングナット10が一体的に設けられている。
一方、図中11は後述するギア機構のカバー体を示しており、このカバー体11は略円筒状に形成され、その一方の開口に形成されている環状フランジ11aに略同径として円板状の蓋板12がボルト13により気密に固着されている。
また、前記した蓋板12にはその中心よりやや偏心位置に透孔が穿設され、その透孔にはブッシュ14が嵌装されている。このブッシュ14の外方への突出端面には前記したリングナット10が重合状態で合わせられ、そのリングナット10にはブッシュ14を貫通するボルト部材15が螺着され、抜け止め部材を介し固装されている。
前記したボルト部材15の先端部分には小径のピニオン3が螺合固定されて備えられており、そのピニオン3はカバー体11と同心円状に配置された内歯ギア3aと噛合されている。この内歯ギア3aはその背面側で、内歯ギア3aの外径と略同一のサイズを有する連結プレート16がブッシュ17、17を介してネジ17aによって固着されている。
さらに、前記した連結プレート16の中心部位は支持用の六角筒体18に嵌着されており、この六角筒体18は弁箱19内から延設されている弁軸20に嵌め付けられ、ネジ21及びワッシャー22によって抜け止めが図られている。
なお、本実施例にあって六角筒体18を用いてあるがこれは内歯ギア3aの回転力を連結プレート16を介して弁軸20に伝達するためのものであり、係合性があればよく、他の角筒体や楕円筒等で代替することも勿論可能である。
前記した弁軸20は弁箱19に一体成形されたガイドパイプ23内に挿通され、弁箱19内で、その基端部分に蝶形弁体4が取り付けられている。また、ガイドパイプ23の開口縁のフランジ23aはカバー体11に形成された透孔11bの開口縁と気密に当圧接され、その透孔11bにフランジ23aの内縁に形成された嵌合段部23bが嵌着されている。そして、その嵌合段部23bには弁軸20の周囲を囲み、気密性を保持するガードリング24がネジにより固着されている。
また、図中25、25は蓋板12の表面に固設されたレバー桿2の制御ストッパーであり、一定の水位位置までフロート1が昇降すると、それを越えてのレバー桿2の枢動を抑え、一定水位における蝶形弁体4の作動を抑えることができるものとしている。
本発明に係る蝶形水位調整弁は上記したように構成されている。ここでこの動作を説明すると、水位の変位に伴なってフロート1が昇降すると、支持ロッド6も同期して昇降し、その支持ロッド6に枢着されているレバー桿2を枢動させる。その際、レバー桿2の枢動はボルト部材15を介してピニオン3に伝わり、このピニオン3は噛合されている内歯ギア3aを回転させる。この回転力が連結プレート16、六角筒体18を介して弁軸20に伝達され蝶形弁体4を開閉作動させることとなる。
そして、前記したギア機構は気密にカバー体11、蓋板12によって覆われているので、異物がギア機構に侵入し、噛み込んで作動不良を生じることは一切ない構造となっている。
本発明は上述した構造とされているため、蝶形水位調整弁にこだわらず、スイングあるいは回転、回動する対象物をギア駆動する装置にも広く応用が可能となり、フロートをウエイトに代えること等でも、物品の排出ドアや換気窓の開閉等に利用することが可能となり、ギア機構に異物が侵入することを完全に防止することができることとなる。
本発明を実施した蝶形水位調整弁を示す正面図である。 ギア機構部分を示す一部破断正面図である。 ギア機構部分を示す側断面図である。
符号の説明
1 フロート
2 レバー桿
3 ピニオン
3a 内歯ギア
4 蝶形弁体
6 支持ロッド
7a ストッパリング
7b ストッパリング
8 止めネジ
9 枢支ピン
10 リングナット
11 カバー体
11a フランジ
11b 透孔
12 蓋板
13 ボルト
14 ブッシュ
15 ボルト部材
16 連結プレート
17 ブッシュ
17a ネジ
18 六角筒体
19 弁箱
20 弁軸
21 ネジ
22 ワッシャー
23 ガイドパイプ
23a フランジ
24 ガードリング
25 制御ストッパー

Claims (2)

  1. 下方に水位の変動に追動するフロートを備えた支持ロッドを有し、その支持ロッドの上端寄りにレバー桿を枢着し、そのレバー桿の先端に弁箱内に軸支された蝶弁体を駆動させるギア機構を連結し、前記ギア機構の全外周をカバー体で気密に覆ってあり、前記した支持ロッドには遊び間隔をもってフロートのストッパーを備えている蝶形水位調整弁において、前記したギア機構はレバー桿の先端に連結されたピニオンとそのピニオンが内接する内歯ギアとし、その内歯ギアに同期して回動する連結プレートを介して蝶弁体の弁軸を連結させてあることを特徴とする蝶形水位調整弁。
  2. 前記したギア機構のカバー体の外面に、前記したレバー桿のストッパーを少なくとも一以上設けてあることを特徴とする請求項1に記載の蝶形水位調整弁。
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