JP4917551B2 - 電気化学式酸素発生器モジュールアセンブリ - Google Patents

電気化学式酸素発生器モジュールアセンブリ Download PDF

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Description

[関連出願との相互参照]
この出願は、2005年2月8日に「電気化学式酸素発生器モジュールアセンブリ」なる名称で出願された米国仮出願第60/593,713号に基づく。
この発明は、酸素をそれよりも複雑な酸素含有ガスから分離して、分離された酸素を使用するために配送する装置の分野に関する。特に、この発明は、酸素をそれよりも複雑なガスから分離する固体電気化学装置に関する。
酸素をそれよりも複雑なガス、例えば空気から、電気化学的プロセスによって除去できることは周知であり、且つ実証されている。このプロセスでは、酸素分子をイオン化し、固体電解質を通して酸素イオンを輸送し、そして酸素分子を対向する電解質表面上に再形成する。電解質の表面に適用された好適な触媒作用を持つ電極被覆に対して電位が印加される。この電極被覆は、酸素原子に対して多孔性であると共に、その電解質との界面で酸素原子を酸素イオンに解離するように作用する。酸素イオンは、電解質を通して対向面へ輸送される。この対向面もまた、触媒作用を持つ電極で被覆されると共に、過剰な電子を酸素イオンから除去する逆電位に充電されている。そして酸素原子は、再形成される。しかしながら、現在の酸素発生システムは、一般に1800psiを超える高圧力酸素を配送することができない。かくして、高圧力酸素を与えるシステム及び方法に対する必要性が当技術には存在する。生物学的剤や他の有毒物質で汚染されている汚染空気を使用することができる酸素発生システムに対するもう1つの必要性が当技術には存在する。
集積マニホルド及びチューブ(IMAT)モジュール設計は既知である。例えば、本譲受人によって所有されている米国特許第5,871,624号、5,985,113号、6,352,624号、6,685,235号及び6,783,646号は、酸素発生システムにおけるそのような既知のIMAT設計を教示している。しかしながら、そのような従来のIMAT設計及び取り付け方法は、1つのIMATユニットとオーブンから延びる金属チューブとの間に球状ジョイントを必要とした。本発明よりも前に建造された全てのオーブンに対して使用された他の設計は、各IMATから酸素を取り出すことに球状ジョイントと出口又は配送チューブとを必要とした。そのようなジョイントは、全てが漏洩を受けやすく、しかも非常に高価である。
米国特許第5,871,624号明細書 米国特許第5,985,113号明細書 米国特許第6,352,624号明細書 米国特許第6,685,235号明細書 米国特許第6,783,646号明細書
上記で引用された参考の特許文献は、多数の注目すべき利点及び技術的改良を当技術に導入及び開示しているが、この発明によって達成される特定の目的を完全に遂行するものはない。
本発明によると、イオン伝導性セラミック素子は、第1及び第2の端部を持つ中央ユニットを備える。この中央ユニットは、端部間が中心軸に沿って連結された複数の集積マニホルド及びチューブ(IMAT)モジュールからなる。各IMATモジュールは、第1及び第2の表面を持つ少なくとも1つのチューブ支持部分と、第1の表面から延びた複数のチューブ部分とを有する。チューブ部分は各々、閉鎖端と開放端とを有する。第2の表面は、少なくとも部分的に大気に開放されている。複数のチューブ部分の開放端は、第2の表面を通して大気に開放されている。IMATモジュールの内部には所望の生成ガスを収集するための内部空間が形成されている。生成物出力又は収集チューブは、中央ユニットの第1の端部に効果的に連結されて、接続されたIMATモジュールの内部空間に収集された所望の生成ガスを輸送する。
セラミック素子は、電解質とバインダの射出成形によって設けられる。このセラミック素子は、チューブ支持部分と、このチューブ支持部分から延びた複数のチューブとを有する。複数のチューブは、行及び列に配置される。複数のバイアは、チューブ支持部分の一方の表面からチューブ支持部分の逆の表面まで延びている。このセラミック素子は、導電性被覆と電流コレクタ被覆で被覆されている。バイアは、導電性被覆で被覆されて塞がれる。セラミック素子の選択された領域の被覆が除去された後に、セラミック素子のチューブは、直並列アレイを形成する。これは、同じ列のチューブが電気的に並列に接続され、且つ隣接する行のチューブが電気的に直列に接続されるからである。2つのセラミック素子は一緒にシールされて、独立したモジュール式電気化学装置を作る1つの集積マニホルド及びチューブ(IMAT)を形成する。この電気化学装置は、酸素発生器か燃料電池のいずれかである。2以上の酸素発生器を一緒にマニホルド接続すると、酸素発生能力を増加させることができる。
本発明は、端部間が連結されてTriMATモジュールを形成する複数の独立したIMATモジュールを備える。
この発明のこれら及び他の目的、利点及び特徴は、この発明の好ましい実施形態が示された添付図面を参照してなされる以下の説明から明らかとなるであろう。
上記で簡単に要約された発明の更に特別な説明は、図面に描かれると共に以下で更に詳細に論じられる例示的実施形態から分かるであろう。上記で引用された特徴が、これから明らかになる他のものと同様に、如何にして得られるか、また詳細に理解され得るかは、この参照を通して分かる。ただし、図面は、この発明の典型的な好ましい実施形態だけを描いており、その範囲を制限するものではない。これは、この発明では他の等しく効果的な実施形態が可能であるからである。
本発明の上記で引用された特徴、利点、及び目的が達成される手法を詳細に理解できるようにするために、上記で簡単に要約された発明の更に特別な説明が、添付図面に描かれたその実施形態を参照することによってなされる。全ての図面では、同一の符号が同じ要素を表す。
図1は、モジュール式セラミック酸素発生器の形態をとる電気化学酸素発生器を利用した既知の完全酸素発生システム10の模式図を描いている。この模式図は、オーブンヒータ24に電力を供給して、酸素発生モジュールアセンブリ22の動作範囲内で温度を上昇させる電源及び制御器20を描いている。酸素発生IMATモジュール22アセンブリは、特許文献1(米国特許第5,871,624号)及び特許文献2(米国特許第5,985,113号)に開示されると共に以下で説明されるような1以上の酸素発生モジュールを含むことができる。
オーブン室26内の温度範囲は、酸素発生モジュールアセンブリ22を構成することに使用される材料に依存して、約500〜800℃である。酸素発生モジュール22は、オーブン室26内に位置決めされる。オーブン室26が好ましい最低動作温度に達したことが、オーブン室26内に取り付けられた少なくとも1つの熱電対28によって検出されると、制御器20は、ファンモータ30への電力供給を開始して、酸素積載空気を、逆流熱交換器32を通して、オーブン26室内の、少なくとも1つのモジュール22を有したモジュールアセンブリ21へ配送する。制御器20はまた、電力をモジュール22へ配送し、そして特許文献1(米国特許第5,871,624号)及び特許文献2(米国特許第5,985,113号)に教示されているように、酸素は電気化学的に発生される。発生される酸素の量に依存して、電力の量は変更され得る。電力がモジュール22へ配送され、そして酸素が発生されるときに、モジュール22内の電気抵抗は、付加的な熱を発生する。この付加的な熱を補償するために、制御器20は、オーブンヒータ24への電力を低減し、オーブン室26内の所望の公称動作温度を維持する。発生されている酸素は、一時的な酸素貯蔵容器として作用する生成物プレナム34に配送される。酸素は、生成物プレナム34から低圧力調節器36、最終フィルタ38、チェック弁40、フローメータ42へ、そして最後にユーザ調整可能弁44へと配送され、例えば患者により即時使用される。生成酸素はまた、他の所望の用途にも適切である。
酸素はまた、取り外し可能な可搬型貯蔵シリンダ52の接続50を可能とする高圧力接続へ配送される。可搬型シリンダ52は自動的に充填され、後に使用される。制御器20は、適切な電力をモジュール22に与えて、高圧力スイッチ54が1800psigを超える高圧力を検出するまで、高い圧力の酸素を発生する。1800psigを超えると、制御器20は、高圧力スイッチ54の圧力が1800psig未満に低下するまで、モジュール22に対する電力を低減する。制御器20はまた、低圧力スイッチ58を電気的にモニタする。このスイッチ54は、生成物プレナム34及び高圧力コネクタ50に配送される圧力を約1800psigの公称圧力へ調節することを可能にする。高圧力解放弁56は、制御器20の不具合の場合に、約2000psigを超える過剰圧力を排出して、公称圧力を2000psig未満に制限すると共に、過剰温度に関連した圧力増加を軽減する。最大公称動作圧力は約1800psigであることが理解されるべきである。制御器20はまた、高圧力スイッチ54を電気的にモニタする。動作圧力が所定時間後に最低動作圧力よりも低い場合、制御器20は、警告灯及び可聴警報(図示せず)を作動する。
図2は、既知のセラミック酸素発生システムの断面を描いたものであり、オーブン26、絶縁体200、酸素発生モジュールアセンブリ22、ヒータ24、平面逆流熱交換器32、空気流ダンパー202、及びファン30を描いている。逆流熱交換器は、非常に効果的で単純な低コストの設計アプローチである。図2に描かれているように、4つの酸素発生モジュール22’,22”,22’”,22”” が酸素発生アセンブリ22を形成しているが、任意の数のモジュールが使用可能である。酸素発生モジュール22’,22”,22’”,22””は、チューブ23’,23”,23’”によって一緒にマニホルド接続されている。出口または配送チューブ25は、壁210を貫通して、高圧力酸素を生成物プレナム34及び高圧力接続50に与える。
冷たい新鮮な空気は、内部オーブンに入る前に加熱され、そして熱い空気は、オーブン26を出る前に冷却され、これによりエネルギを保存する。図2に描かれた平面逆流構成では、ファン30は、冷たい酸素積載空気を、オーブン絶縁体200で作られた内壁220,222の外面と熱交換器壁の内面250,252との間にあるチャネル280,282内に導入する。この冷たい空気は、熱交換器壁に沿って内側に通過するときに加熱される。これは、熱い酸素劣化空気が熱交換器壁の他方の側にある内部オーブン26から外側に出ているからである。到来する空気もまた、オーブン絶縁体200の壁220,222の外面によって部分的に加熱され、それから内部オーブンへの途中で180°旋回した後に、オーブン絶縁体200の壁220,222の内面によって部分的に加熱される。チャネル280,282は各々、ファン30から左右に流れ、それから反転して左右に流れる。
電気抵抗は、化学ポテンシャルエネルギよりも電気ポテンシャルエネルギを駆動力として使用する電気化学酸素発生システムに固有である。電気化学酸素発生モジュール22は、熱と酸素を発生する。多すぎるオーブン絶縁体200と非常に効率的な熱交換器は、暴走オーブン温度を生じさせる。1つの温度制御法は、ある量のヒータ活性化が、初期始動期間後に、通常動作温度を維持することに常に使用されることを確実にすることである。もう1つの方法は、ファン30のスピードを調整し、付加的な空気がオーブン26を通して循環されて、過剰な熱を奪うようにすることである。制御器20は、1以上の計略的に配置された熱電対28(図2には示されていない)を使用して内部オーブン26内の温度をモニタし、オーブン温度が正常であることを確実にする。制御器20は、この情報を使用して、ヒータ24の電圧か、ファン30のスピードのいずれかを調整して、内部オーブン26内の温度を制御する。
図2に描かれているように、6つの空気ダンパー202が図示の実施形態で使用されている。3つのダンパーは各々、壁260,262に取り付けられている。この場合、ダンパー202は、モジュール22の間に、互いに対向して位置決めされる。図示の空気ダンパー202は、ある程度の酸素積載空気が、内部オーブンへの全熱交換器流路を満たす前に、モジュール室又は内部オーブン26へ入ることを許容する。全ての酸素積載空気が、全熱交換器流路を横断することを強制された場合、より高い温度勾配がオーブン内の一連のモジュール22を横切って生ずる。この空気は、各モジュール22を通るときに累進的に加熱される。ある程度の空気が後者のモジュール22’”,22””付近に入ることを許容することにより、モジュール22’,22”を横切る更に均一な温度勾配が与えられ、そしてモジュール22’”,22””が加熱され得ることが防止される。これらのダンパー202は調整可能であり、そしてシステム10の組立中に、またシステム10の製造及び組立プロセスの完了後の初期始動試験プロセス中に、手動操作で調整され得る。これらのダンパー202は、好適な円筒形ロッド(図示せず)に取り付けられたダンパーフラップ204を有する。この円筒形ロッドは、内部オーブン絶縁体及び支持構造を通して内部オーブン26の外側へ延びている。ダンパーロッドの端部は、組立プロセス中に好ましい方位に回転され固定され得る。その代わりに、ダンパーは、熱電対28によって測定された内部オーブン26の温度に基づいて、制御器20によって自動的に調整され得る。いくつかのタイプの使用可能な電気化学ダンパーアクチュエータが利用できる。
図3は、既知の熱交換器実施形態のもう1つのタイプを描いている。これは、図2に関して上述された流れ制御ダンパー付き平面熱交換器に匹敵するもう1つのアプローチである。チューブ状熱交換器アプローチは、複数の円筒形チューブ300,302を利用する。これらチューブは、オーブンの内側及び外側絶縁体の間に入り、オーブンの遠端まで横断し、内部オーブン26へ入り、そして内部絶縁体の内部にあるオーブンの逆側へ戻る。冷たい酸素積載空気は、ファン30によって強制的にチューブ300,302へ押し込まれ、そしてオーブンの同じ端部で内部オーブン26へ分配される。熱い酸素劣化空気は、チューブ300,302の外側の回りを逆方向に流れて、酸素劣化空気を冷却すると共に冷たい酸素積載空気を温める。チューブのいくつかは、内部オーブン内の復路に沿った計略的ポイント(典型的にはモジュール22’,22” 間;22” ,22’” 間;22’”,22””間)に穴320を持つか、あるいはチューブのいくつかは、内部オーブン内の復路に沿った計略的ポイントで終わる。このことにより、ある程度の空気は、チューブ300,302の全長を横断する前に、オーブン室に入ることが許容される。これにより、空気流れ制御ダンパー付き平面熱交換器について上述したような、より均一な温度勾配が可能になる。
図3に示すように、ダンパー340,342は、冷たい酸素積載空気がチューブ300,302に入るファン30付近に配置されている。穴を持たないか内部オーブン26内の全経路を横断する前にファン端で終わらないチューブのいくつかもまた、ダンパーを有しない。穴を持つか内部オーブン26内の全経路を横断する前にファン端で終わる残りのチューブは、ダンパーを有する。ダンパーは、チューブを定位置に固定するチューブ板の遠側にある適切なチューブの開放端に配置されている。内部オーブン内の各ゾーンの温度を調節することが必要とされる場合、ダンパーは、チューブの開放端を横切って配置され、それらを閉塞することができる。ダンパー340,342は、前述したように、手動操作で調整されるか、制御器20によって自動的に調整され得る。
セラミック発生器の温度又は酸素生成の率を制御するためのもう1つの方法は、発生器に供給される供給空気の量を低減すること、あるいは供給空気内の酸素の量を低減することである。先に説明されたように、酸素生成の率とセラミック発生器を通る電流との間には等価性がある。電流は、発生器に印加された電圧からネルンスト・アインシュタイン電圧を引いた値に比例する。ネルンスト・アインシュタイン電圧は、セラミック発生器の入力及び出力における酸素分圧の差に比例する。それ故、入力酸素分圧が低下するとき又は出力酸素分圧が増加するとき、又は双方で、電流、かくして酸素流は、低減される。実際に、入力酸素分圧は、前述したダンパーを使用するか、他の手段、例えばファン30のスピードを低減することによって低減され得る。セラミック発生器を通る酸素流及び電流が低減されると、発生器における電力消失は低減され、これによりモジュール内の自己加熱を低減して、より低い発生器温度となる。
説明された既知の実施形態の全てにおいて、個別モジュール22の酸素配送チューブ23’,23” ,23’”及び25は、炉の加熱された区間の外へ延びるか内部的に連結され、そして結果として生じたチューブ25は炉の外へ延びなければならない。個別チューブを炉又は内部オーブン26の外へ延ばす1つの方法は、モジュール22’の適合した穴又は凹部にシールされたセラミックチューブ25を使用することである。セラミックチューブの使用は、熱膨張係数を異ならせることによって生ずるモジュール界面へのチューブ上の応力を最小化する。しかしながら、この方法は、チューブ、モジュール、及びシールの全てが、壊れずに有意な変位に耐えることができない脆い材料から形成されている点に問題がある。このアプローチを使用して、チューブ上に曲げモーメントがかからないようにすることは難しい。好ましい従来の方法は、より弾性的なシールを、チューブ25の球形状の装置又は相手方端部402を、モジュール22又はハウジング609内の通路607を中心として形成された適合性又は互換性のある凹面又は凹部404内に押し込むことによって、形成することである。凸状の球形状は、チューブ25の外面上に形成され、また凹面はモジュール壁に形成され得るが、逆でもよい。また、凹部は、円錐形でも球形状でも良い。この従来の方法は、例えばバネや錘の作用によってチューブ25が連続して凹面404内に押されている場合の有意な量の不整合に順応するシールを可能にする。図4は、この従来の方法を描いており、そして現実性のあるシールを依然として維持しながら順応された有意な不整合を示している。
図5〜8は、従来の電気化学酸素発生システムのもう1つの既知の実施形態を説明している。このシステムは、収集マニホルド700又は収集チューブシステム中へ送り込む個別モジュール端22eを持つ複数の独立したIMATモジュールを有する。
[IMATモジュール]
セラミックIMATモジュール素子800の説明された実施形態は、一体のイオン伝導性セラミック電解質で射出成形されたものであることが好ましい。セラミックモジュール素子800はまた、同じ又は同様のセラミック材料の固体ブロックから一体に機械削りされるか、あるいは、いくつかの部材から機械削りされ、それから一緒に結合されて、モジュールセラミック素子を形成することもできる。
射出成形でも機械削りでも、素子全体は単一の材料から製造され、異なる膨張係数を持つ異なる材料を使用することに関連した問題を排除できる利点がある。均一な熱膨張係数を持つ単一材料は、以下で詳細に説明されるように、漏洩のない動作を与える。
モジュールセラミック素子800は、単位体積当たりの表面積を大きくする利点がある。以下で詳細に説明されるように、セラミックモジュール素子800は、酸素発生アセンブリか燃料電池アセンブリのいずれかを形成するために、対で使用可能であることが好ましい。セラミック素子800のモジュール構成の対称性は、第2の素子が反転されて第1の素子にシールされ、酸素発生器又は燃料電池アセンブリのいずれかを形成することを可能にする。第2の素子は、第1の素子800と同一であることが好ましい。
モジュールセラミック素子800は、概ね平坦なチューブ支持部材804から延びた長尺な離れて配置されたチューブ802のアレイを有する。
支持部材804は、概ね矩形の輪郭である。説明された実施形態では、内面及び外面を有する円形又は円筒形のチューブ802が図示されているが、他の構成が“チューブ”に対して使用可能であり、また“チューブ”という用語は、ここでは参照の便宜を計る目的でのみ使用されている。この点は理解されるべきことである。図9に図示されているようなアレイは、8行及び28列の計224チューブを有するが、この発明は、描かれたチューブの数に限定されるものではない。チューブ802の数、サイズ及び長さは、酸素発生器にとっては、生成されるべき酸素の量に依存する。各チューブ802の遠外端は、端部805で閉鎖されている。
図9に図示されているように、第1の実施形態のモジュールセラミック素子800は、その周縁の回りに、セラミックモジュール素子800の下面808から下側に延びたフランジ部分810を有する。
酸素発生器として使用するために、セラミックモジュール素子800の外面の主要部分は、図10に図示されているように、被覆プロセス中に、触媒作用を持つ導電性材料で被覆される。加えて、そして好ましくは、セラミックモジュール素子800は、それから電流収集被覆で被覆される。素子800の外面は、上面806と、チューブ802の外面803と、その閉鎖端805とを含む。同様に、下面808と、チューブ802の各々の内面870は、同様の導電性材料で被覆され、それから好ましくは電流収集被覆で被覆される。チューブ802の閉鎖端805は、図10に図示されているように、平坦な内面809と、平坦な外面813とを有するが、説明された実施形態のいずれにおいても、表面809及び813は、平坦でも湾曲していても、あるいはそれらの組合せでもよい。チューブ802の内面870は、図9に図示されているように、大気に開放されている。
燃料電池で使用するために、全ての説明された実施形態において、モジュールセラミック素子は、燃料に曝される面が、金属セラミック複合被覆だけで被覆される。空気又は酸素に曝される面は、ここで説明される酸素発生器で使用されるものと同じ被覆で被覆されることがある。金属セラミック複合材料は導電性であるが、動作中に燃料電池が曝される酸化性環境のために、酸素発生器用に使用される被覆とは組成が異なる。その被覆は、30〜70%体積のNi及び30〜70体積の安定化ジルコニアであるが、40%体積のNi及び60%体積の安定化ジルコニアが好ましい。ここで説明されている電気的相互接続は、セラミック素子800が酸素発生器アセンブリで使用されても燃料電池アセンブリで使用されても同じである。燃料電池で使用される壁厚さは、電気的効率を改善するために、同様のサイズの酸素発生器に対する壁厚さ未満であることが好ましい。
一連のバイア814は、上面806から下面808まで貫通している。バイア814は、セラミック電解質を通って延びる穴である。各バイア814は、対応するチューブ802に隣接して配置されると共にそこから長さ及び幅の両方向にオフセットされている。バイア814の数は、チューブ802の数に対応しており、またバイア814は、列及び行に同様に位置決めされている。バイア814は、被覆プロセス中に導電性被覆でメッキされ(且つ充填又は埋められ)ている。
IMATモジュールアセンブリ22が図11に図示されている。図11のモジュールアセンブリ22を形成する素子22t及び22dは、同一且つ対称的であって、完全なIMATモジュールアセンブリ22を形成するものであることが好ましい。フランジ部材810は、チューブ支持部剤804の下面808からその周縁の回りを外側に延びて、素子22t及び22dが一緒に配置されたときに、フランジ部材810及び810’が連結されて、内部シールされた空間又はマニホルド830を、その内部で2つの素子22t及び22dの下面808間に形成する。説明された実施形態のいずれでも、カバー板(図示せず)は、セラミック素子22dの代わりに使用され得る。
[本発明のTriMAT]
特に図12を図示されているとおり、本発明は、複数の独立したモジュール又はユニット(IMAT)22を組み立てて、1つのTriMAT702を形成する方法を与える。一例として、3つのIMAT22a,22b,22cは、端部間をシールされて、電気的及び機械的な接続を2/3低減する。そのようなTriMAT702アセンブリは、オーブンを出る酸素用の経路として機能する生成物配送チューブを有することが好ましい。TriMAT702の逆端部には、機械的マウントとして機能すると共にTriMAT702をシステムの残部から電気的に絶縁することに使用されるパーキングブロックがあってもよい。本発明は、モジュールを組み立てる方法を見い出す問題を実用的且つ経済的手法で解決する。
IMATモジュール又はユニット700は、中心軸Aに沿って、一端部から相補的端部へ、即ち第2端部706からもう1つのIMATモジュールの第1端部704へ一緒に結合されて、1つの中央ユニット703となり、これにより中間的部品及び関連した故障モードを排除する。中央部分703は、第1の端部714と、逆端部716とを有する。
材料の支持ブロック708は、オプションで、IMAT中央部分703の第2端部716の底側706にある出口穴上に結合されて、TriMAT702を形成する。オプションの支持ブロック708は、中央部分703の端部716に位置しているIMATモジュール22cの一端部706を塞ぐと共に、TriMAT702を取り付けるための“足部”を与える。
T字を形成するフランジ712を一端に持つ“T”字のセラミック収集チューブ710は、支持ブロック708を取り付るTriMAT端部716とは逆のTriMATユニット702の中央部分の端部714に取り付けられる。収集チューブ710は、独立したIMATユニット22が互いに取り付けられたものと同じ手段によって取り付けられる。これにより、高度に振動性をもち、非常に漏洩が少ない本発明の1つのモノリシック構造が作られる。本TriMATユニット702は、単純に端部の定位置に保持され、これにより前述した取り付け構造の大半を排除することができる。
生成物出力又は配送チューブ718は、オーブン室26の外へ延び、そこで図14に示すように、アダプタ702が使用されて、金属収集チューブ722への接続を作る。
複数の既知のIMATモジュール22は、モジュール半体22d,22tを組み立てて、図12に示されているような個別モジュール22を形成することに使用されたものと同じ焼成ガラス材料及びプロセスを使用して、一緒にシールされる。2つの対向する形態22d,22tを一緒にすることによって、マニホルドを形成する。メンブレンを通して流れるガスは、このマニホルドから収集される。本TriMAT装置702に対する動作上の要求は、1)IMATが互いに且つオーブンの外部に電気的に接続されていること、2)モジュールがある種の手法での取り付け/定着を必要とすること、並びに3)独立したIMATモジュール又はユニットが各モジュール内で発生されるガスを収集するために気力学的に接続されなければならないことである。
各IMATモジュールを作る2つの個別セラミック部品は、一般的に並列に配線され、そして本発明のTRIMATを作るIMATモジュールは、一般的に電気的に直列に接続される。例えば、TRIMATユニットの各対は、直列に配線されて、単純に電流及び電圧要求を最適化する。電気的接続は、工学技術的選択に依存して、他の例では異なることがある。かくして、電気的接続の一般的な方法は、先の既知の設計から模式的に変更されることはないが、本発明のTriMATモジュール702により、配線要求は低減され且つ単純化される。
この特別な実施形態では、特別な応用との両立性のために、選ばれたモジュールの数、利用可能なスペース、及び他の決定又は選択された条件に関して、3つの連結されたIMATユニット22a,22b,22cが示されている。他の特定の応用又は実施形態は、同様又は匹敵する方法で取り付けられた異なる数のIMATモジュール22あるいはTriMATモジュール702を使用する。
内部オーブンアセンブリ用の主要設計要求は、以下の通りである。
1.取り付け機構及び支持アセンブリを設けて、モジュールをオーブン内に支持する。
2.個別モジュールを互いに、且つオーブン外の配線に電気的に接続する。
3.モジュールを気力学的に接続して、このシステムから収集された酸素を輸送する。
4.不動産(real estate)を効率的に使用して、特定サイズのオーブン内に含まれるIMATの数を最小化する。動作圧力以下であるとき、制御器20は警報灯および可聴なアラーム(図示せず)を稼働させる。
種々のオプションの好適性を決定する要因には、次のものがある。
1.購入又は製造された部品の数及びコストと、オーブンを組立及び試験するに必要な手間の双方に起因するコスト。
2.予測される振動又は衝撃による構造的完全性。
3.室温と約700℃の間の温度変化中に、部品上に余分な応力を生じたり漏洩を生ずることなく、種々の部品の熱膨張に耐える能力。
4.オーブンアセンブリを気密封止して、危険な熱い空気のオーブン内部からの漏洩を防止する。
従来の既知の方法は、各個別IMATモジュール22をオーブン内でラック又は支持構造上に物理的に搭載し、個別ワイヤ又は伝導性クリップを使用してモジュールを電気的に接続する一方で、単一IMATモジュール22を金属支持アセンブリから、並びにガスを収集する管系及び備品システムから絶縁する。各単一IMATモジュール22は、酸素出力穴の回りに機械削りされた球状のメス型ベアリング面を有する。適合する球状の先端を持つ金属又はセラミックチューブは、バネ圧力によって各モジュールに接して保持されて、動作中の熱膨張による移動を可能にする。このシステムは、先のアプローチによって経験された破損問題を解決するが、複合支持構造及び出力又は出口チューブを組み立てることに要する部品のコスト及び手間は、望ましいものではない。球状面相互間に高信頼性のシールを創生して維持することは難しい。
本TRIMAT702発明は、オーブン壁を通る接続の数をIMATモジュール22当たり1つからTRIMAT702当たり1つに低減することによって、封止及び漏洩問題を解決する。そして、出口をオーブンの側部から頂部へ移動することによって、フレキシブルジョイントなしに、熱膨張に対する許容度が作られる。
モジュールの端部を高信頼性のガラスシールで一緒にシールすることによって、ガスは今、モジュールからモジュールへ流れ、それから本発明の各TRIMATモジュール用の単一ポートを通ってオーブンから出る。必要な強度を与えて、振動中の破損を防止するように設計されたセラミック出口又は出力チューブを追加することによって、金属/セラミックジョイントを、温度が管理し易いオーブン外へ移動した。
従来の方法で使用されたハードウエアを本発明によって排除することによって達成された効率的配置は、同じオーブンサイズで約2倍多いモジュールを許容する。モジュール相互間の電気的接続は、製作中に各モジュールに取り付けられているリードワイヤを単純に一緒に捻ることによって作られる。本発明のTRIMATを組み入れた結果生じる総合的アセンブリは、従来の既知の方法で使用された部品の小部分しか含まないにもかかわらず、ガス経路の完全性を改良し、オーブンの内部と周囲空気との間の空気シールを改良し、そして組立及び試験プロセスを大幅に単純化する。
この発明の前述した開示及び記述は、その図解及び説明であって、サイズ、形状及び材料に、並びに図解された構成の詳細について、発明の思想から逸脱することなく、種々の変化がなされ得る。
モジュール式セラミック酸素発生器の形態をとる電気化学酸素発生器を利用した既知の完全酸素発生システム10の模式図を描いている。 既知のセラミック酸素発生システムの断面を描いた模式図であり、オーブン、絶縁体、モジュール、ヒータ、平面逆流熱交換器、空気流ダンパー及びファンを描いている。 図2と同様のもう1つの模式図であり、第2の既知の熱交換器実施形態を描いている。 凹部を使用した従来技術の空気式インターフェースを描いている。 従来技術の酸素発生器の斜視図であり、動作可能に取り付けられた複数のIMATモジュールを示している。 図5の既知の酸素発生器の上面図である。 図5の既知の酸素発生器の底部支持部材の上面図である。 図5の既知の酸素発生器の底面図である。 電気化学IMATモジュールで使用されるモジュール式セラミック素子の上部斜視図である。 図9のセラミック素子の図9の10−10線に沿った立側断面図である。 既知のIMATモジュールの上部斜視図である。 本発明のTriMATモジュールの上面図である。 本発明のTriMATモジュールのもう1つの斜視図である。 複数のTriMATモジュールを取り付けるオーブンの上部斜視図である。

Claims (11)

  1. イオン伝導性セラミック素子であって、中央ユニットと、T字形の生成物出力チューブとを備え、
    中央ユニットは、第1及び第2の端部を持ち、中央ユニットは、中心軸に沿って端部同士が連結された、複数の集積マニホルド及びチューブ(IMAT)モジュールからなり、
    各IMATモジュールは、第1及び第2の表面を持つ少なくとも1つのチューブ支持部分と、前記第1の表面から延びた複数のチューブ部分とを有し、前記チューブ部分は各々、閉鎖端と開放端とを有し、前記第2の表面は、少なくとも部分的に大気に開放され、前記複数のチューブ部分の前記開放端は、前記第2の表面を通して大気に開放され、
    IMATモジュールの内部には所望の生成ガスを収集するための内部空間が形成され、
    T字形の生成物出力チューブは、連結された複数のIMATモジュールの内部空間に収集された所望の生成ガスを輸送し、さらに振動に耐えるために、モノリシック構造となるように中央ユニットの第1の端部に連結されることを特徴とするイオン伝導性セラミック素子。
  2. 中央ユニットの第2の端部に取り付けられた支持ブロックを更に有する請求項1に記載のイオン伝導性セラミック素子
  3. セラミック素子は、金属セラミック複合表面被覆で被覆されている請求項1に記載のイオン伝導性セラミック素子
  4. セラミック素子は、導電性セラミック電解質で構成されている請求項1に記載のイオン伝導性セラミック素子
  5. 複数のIMATモジュールの端部同士は、ガラスシールで一緒にシールされている請求項1に記載のイオン伝導性セラミック素子
  6. 生成物出力チューブは、セラミック材料で構成されている請求項1に記載のイオン伝導性セラミック素子
  7. オーブンヒーターに電力を供給する電源及び制御器を有し、オーブンユニット及び少なくとも1つのイオン伝導性セラミック素子を有した酸素発生モジュールアセンブリの動作範囲内で温度を上昇させるタイプの改良された電気化学式酸素発生システムであって、
    イオン伝導性セラミック素子は、中央ユニットと、T字形の生成物出力チューブとを有し、中央ユニットは、第1及び第2の端部を持ち、中央ユニットは、端部間が中心軸に沿って端部同士が連結された複数の集積マニホルド及びチューブ(IMAT)モジュールからなり、
    各IMATモジュールは、第1及び第2の表面を持つ少なくとも1つのチューブ支持部分と、前記第1の表面から延びた複数のチューブ部分とを有し、前記チューブ部分は各々、閉鎖端と開放端とを有し、前記第2の表面は、少なくとも部分的に大気に開放され、前記複数のチューブ部分の前記開放端は、前記第2の表面を通して大気に開放され、
    IMATモジュールの内部には所望の生成ガスを収集するための内部空間が形成され、
    生成物出力チューブは、連結された複数のIMATモジュールの内部空間に収集された所望の生成ガスを輸送し、さらに振動に耐えるために、モノシリック構造となるように中央ユニットの第1の端部に連結されることを特徴とする電気化学式酸素発生システム。
  8. 中央ユニットの第2の端部に取り付けられた支持ブロックを更に有する請求項7に記載の電気化学式酸素発生システム
  9. セラミック素子は、金属セラミック複合表面被覆で被覆されている請求項7に記載の電気化学式酸素発生システム
  10. 複数のIMATモジュールの端部同士は、ガラスシールで一緒にシールされている請求項7に記載の電気化学式酸素発生システム
  11. 生成物出力チューブは、セラミック材料で構成されている請求項7に記載の電気化学式酸素発生システム
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