JP4915553B2 - Storage cabinet - Google Patents
Storage cabinet Download PDFInfo
- Publication number
- JP4915553B2 JP4915553B2 JP2006144649A JP2006144649A JP4915553B2 JP 4915553 B2 JP4915553 B2 JP 4915553B2 JP 2006144649 A JP2006144649 A JP 2006144649A JP 2006144649 A JP2006144649 A JP 2006144649A JP 4915553 B2 JP4915553 B2 JP 4915553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- storage
- bottom plate
- opening
- storage unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
本発明は、収納部の底板を引き出し自在とした収納キャビネットに関するものである。 The present invention relates to a storage cabinet in which a bottom plate of a storage portion can be pulled out.
従来から前面が開口部となり且つ内部が収納部となった収納体の収納部の底板を開口部から引き出し自在とした収納キャビネットが知られている。このような収納キャビネットは収納部の底板を開口部から前方に引き出すことで、開口部の前方において底板上に収納物を載置したり、あるいは、底板上に載置している収納物を取り出したり、あるいは、底板上に載置している収納物が容器や器具の場合には容器内への内容物の出し入れや器具の操作、保守、点検等が容易にできるようになっている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a storage cabinet is known in which a bottom plate of a storage unit of a storage body having an opening on the front surface and a storage unit on the inside can be freely pulled out from the opening. In such a storage cabinet, by pulling the bottom plate of the storage unit forward from the opening, the stored item is placed on the bottom plate in front of the opening, or the stored item placed on the bottom plate is taken out. In the case where the stored item placed on the bottom plate is a container or an instrument, the contents can be taken in and out of the container, and the operation, maintenance and inspection of the instrument can be easily performed.
ところが、このような収納部の底板を収納部の開口部から前方に引き出し自在とした収納キャビネットは、収納部内が開口部から見えて見苦しいという問題がある。 However, such a storage cabinet in which the bottom plate of the storage portion can be pulled forward from the opening of the storage portion has a problem that the inside of the storage portion is visible from the opening and is unsightly.
この点を解決するものとして、前面が開口部となり且つ内部が収納部となった収納体の収納部の底板を開口部から引き出し自在とした収納キャビネットにおいて、開口部に開閉自在な扉を設けたものが特許文献1により知られている。 As a solution to this problem, in a storage cabinet in which the bottom plate of the storage part of the storage body with the front face serving as an opening part and the inside serving as a storage part can be pulled out from the opening part, an openable / closable door is provided at the opening part. One is known from US Pat.
この特許文献1に示された従来例は、図10に示すように、前面が開口部1となり且つ内部が収納部2となった収納体3の収納部2の底板4を開口部1から引き出し自在とした収納キャビネットAにおいて、収納部2の左右両側に位置する両側板9の内面にガイドレール40を設け、この左右両側板9の内面に設けたガイドレール40にそれぞれ左右の扉6’を前後方向に移動自在に取り付けると共に、左右の扉6’を前方に引き出した状態で回動させて左右の扉6’で収納部2の開口部1を遮蔽自在とするようになっており、また、左右の扉6’を左右の側板9と平行とした状態で上記ガイドレール40に沿って後方に移動させた状態で開口部1を全開するようになっている。
As shown in FIG. 10, in the conventional example shown in
したがって、上記の従来例においては、開口部1を全開した状態では左右の側板9の内面側にそれぞれ左右の扉6’が重なることになり、このため、左右方向において左右2枚の扉6’、左右2つのガイドレール40を配置するスペースが必要であり、収納部2内における有効利用ができる左右方向の寸法が狭くなるという問題があり、しかも、開口部1を全開した状態で、収納部2の左右内面に扉6’が重なっている状態が露出して見苦しくなり、特に、扉6’の裏面、ヒンジ等が露出するためより見苦しいだけでなく、左右の扉6’を収納した状態でも扉6’は回動自在であるため、扉6’収納状態で扉6’が回動して収納部2内に飛び出すおそれがあり、このため、底板4のスライド時に底板4に載置した収納物に扉6’が当るおそれがある。
Therefore, in the above-described conventional example, when the
また、左右の扉を左右両側板の前端に単にヒンジで開閉自在に取り付けることが考えられるが、この場合、左右の扉を開いて前方に突出させたままの状態で底板を開口部から出し入れする必要があり、底板が左右の扉に擦れ、また左右の扉が邪魔になって出し入れ操作がし難く、更に、引き出した状態の底板上に収納物を載置したり、あるいは、底板上に載置している収納物を取り出したり、あるいは、底板上に載置している収納物が容器や器具の場合には容器内への内容物の出し入れや器具の操作、保守、点検等を行う際に、左右の扉が邪魔になって作業がし難いという問題がある。また、収納キャビネットの横に隣接して壁があると扉を開いた際に扉を壁に衝突させたり、壁が邪魔になって扉を十分に開くことができなかったり、あるいは、収納キャビネットの横に隣接して別の収納キャビネットがあったりした場合、別のキャビネットに引き出しなどがある場合、扉を開いた場合に該扉が隣りの別のキャビネットの引き出しの出し入れの邪魔になると共に扉の表面を傷つけるおそれがある。 In addition, it is conceivable to attach the left and right doors to the front ends of the left and right side plates simply by hinges. In this case, the left and right doors are opened and the bottom plate is inserted and removed from the opening. The bottom plate rubs against the left and right doors, and the left and right doors are obstructive, making it difficult to put in and out.In addition, the stored items can be placed on the pulled out bottom plate or placed on the bottom plate. When taking out the stored items, or when the stored items placed on the bottom plate are containers or instruments, when putting in / out the contents of the containers or operating, maintaining, or inspecting the instruments In addition, there is a problem that it is difficult to work because the left and right doors get in the way. Also, if there is a wall adjacent to the side of the storage cabinet, the door will collide with the wall when the door is opened, or the door may not be able to open sufficiently due to the wall, or the storage cabinet When there is another storage cabinet adjacent to the side, when there is a drawer, etc. in another cabinet, when the door is opened, the door interferes with the drawer of another cabinet next to it and the door There is a risk of damaging the surface.
また、収納部の底板を引き出し自在としたものにおいて、収納体の上部に扉を取り付けて扉を開いた際に収納体の上部に扉を収納することも考えらえるが、このものにおいては、扉が邪魔になって収納体の上部に収納部内を換気するための換気装置や収納部内を照明するための照明装置等の様々な付属設備を配置できないという問題があって好ましくなく、また、扉の収納位置と、底板の収納位置とが収納体の上下に離れて位置しているため、おのおの独立した別々の収納スペースが収納体の上部と下部とに必要で、収納装置のコンパクト化の妨げになる。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、収納部の底板を開口部から引き出し自在としたものにおいて、収納部内を隠したい場合には底板も含めて収納部内を隠すことができ、また、扉を収納した状態では扉が外部に露出しないと共に扉に邪魔されることなく収納部の底板の出し入れ操作が容易にでき、しかも、収納部内の左右方向の有効使用寸法を大きく取れ、また、収納体の上部に様々な付属設備を配置することが可能となり、また、扉の開閉に当って配置位置の制約がなく、また、別の収納キャビネットと組み合わせる際にも扉開閉上の制約がない収納キャビネットを提供することを課題とするものである。 The present invention was invented in view of the above-described conventional problems, and in the case where the bottom plate of the storage portion can be pulled out from the opening portion, when the inside of the storage portion is to be hidden, the inside of the storage portion including the bottom plate is hidden. In addition, when the door is stored, the door is not exposed to the outside and the bottom plate of the storage unit can be easily inserted and removed without being obstructed by the door. It can be made large, and it is possible to place various accessory equipment on the top of the storage body. There is no restriction on the position of the door when opening and closing the door. It is an object of the present invention to provide a storage cabinet that does not have the above constraints.
上記課題を解決するために本発明に係る収納キャビネットは、前面が開口部1となり且つ内部が収納部2となった収納体3の収納部2の底板4を収納部2の下部に設けられる底板スライド機構12を介して開口部1から引き出し自在とし、収納体3における底板4の下位置に扉収納部5を設け、扉収納部5に該扉収納部5に設けられる扉スライド機構16を介して引き出し自在に扉6を収納し、該扉6が、扉収納部5への収納状態において底板4の下に重複するように収納され且つ引き出し状態で回動して起立させることで収納部2の開口部1を閉塞自在とし、扉スライド機構16は、左右の側板9の内面に突出して固定される扉スライド用レール17と、扉スライド用レール17に走行自在に嵌め込まれるころ18を有し扉6の後端部が回動自在に取り付けられるスライド部材19とで構成され、スライド部材19には軸部21が設けられ、扉6の後端部に設けられる回動支持部23に該扉6の裏面側に突出する突部24が突設され、突部24に設けられる軸受け部22を軸部21に回動自在に軸支することで扉6がスライド部材19に対して回動自在に取り付けられるように構成してあることを特徴とするものである。
In order to solve the above problems, the storage cabinet according to the present invention is a bottom plate in which the
このような構成とすることで、開口部1を開いて使用する際は、扉6を収納部2の底板4の下位置の扉収納部5内に収納して扉6が外部に露出しない状態にして底板4上に収納物7を載置するものであり、この扉6の収納状態で、底板4を引き出して、底板4上に収納物7を載置したり、あるいは、底板4上に載置している収納物7を取り出したり、あるいは、底板4上に載置している収納物7が容器や器具の場合には容器内への内容物の出し入れや器具の操作、保守、点検等を行うことができ、この場合、扉6が邪魔になることなく上記操作が容易にできる。また、収納部2内を見せたくない場合は、扉6を底板4の下位置の扉収納部5から前方に引き出して回動して起立させることで簡単に開口部1を閉じて底板4を含めて収納部2内が見えないように隠すことができる。そして、扉収納部5を収納部2の底である引き出し自在な底板4の下位置に設けることで、底板4の引き出しに必要な底板スライド機構12と、扉6の引き出しに必要な扉スライド機構16とを収納部2の下部にまとめて配置できて、収納部2の左右両側や上に扉スライド機構16を設けて底板4の収納位置とは離れた箇所に扉6を収納する場合に比べて、コンパクト化が図れると同時に収納部2内の左右方向の有効使用寸法を大きく取れ、また、収納体3の上に扉6やレール部材に邪魔されることなく他の付属設備を配設することが可能となり、また、扉6の開閉に当って配置位置に制約がなく、別の収納キャビネットとの組み合わせる場合においても扉6の開閉による制約がなくなる。
With this configuration, when the
また、収納体3の上部に収納部2内を換気するための換気装置8を設けることが好ましい。
Further, it is preferable to provide a
このような構成とすることで、引き出し自在な底板4上に炊飯器や湯沸し用電気ポットなどの蒸気や熱気などを発生させる収納物7を載せて収納部2内に収納する場合であっても、換気装置8を運転することで、収納部2内で発生する蒸気や熱気を換気装置8で換気でき、また、開口部1を開にした状態で蒸気や熱気などを発生させる収納物7を載せて収納部2内に収納した場合に発生した蒸気や熱気を換気装置8により換気できるのはもちろん、開口部1を扉6で閉じて収納部2内が見えないようにした状態において、収納部2内で蒸気や熱気などを発生させる収納物7がオン状態となっていて蒸気や熱気を発生させるような場合であっても、発生した蒸気や熱気を換気装置8により換気できるものであり、しかも、上記のように収納部2の底板4の下位置に重ねるように扉6を収納するので、収納部2の底板4を引き出し自在にしたものにおいて、扉6収納、開閉に影響を受けることなく収納体3の上部に換気装置8を設けることができることになる。
また、スライド部材19には少なくとも左右両端部を含む複数箇所に少なくとも前方及び下方に開口した凹部20が形成され、該凹部20内に軸芯が左右方向となった軸部21が架設され、突部24に孔25が設けられて軸受け部22が構成され、回動支持部23の突部24より後方位置に扉6の裏面側に露出する当り部26が設けられることが好ましい。このような構成とすることで、扉6を水平状態となるように横向き姿勢にした状態で当り部26がスライド部材19の下面に当って扉6が水平な横向き姿勢で保持されると共にこの状態で扉6を押すことで扉6を底板4の直下において底板4に重複するよう収納することができ、また、収納した状態の扉6を手前に引き出して扉6を起立させることで開口部1を閉じて収納部2を覆うことができる。
Even if it is a case where the
Further, the
本発明は、上記のように、扉が、扉収納部への収納状態において底板の下に重複するように収納され且つ引き出し状態で回動して起立させることで収納部の開口部を閉塞するように構成してあるので、収納部の底板を開口部から引き出し自在としたものにおいて、収納部内を隠したい場合には扉により開口部を閉じることで簡単な構成で底板も含めて収納部内を隠すことができてすっきりした外観となって外観がよくなり、また、扉を収納した状態では扉が外部に露出しないので、この点でも外観がよくなり、また、扉を収納した状態では扉に邪魔されることなく底板の出し入れ操作ができて、底板の出し入れ操作が容易に行えるものであり、また、扉を収納するに当り、収納部の底板の下に重ねて収納するので、全体のコンパクト化がはかれると同時に収納部内の有効使用寸法を大きく取れ、また、扉の収納とは関係なく収納体の上部に様々な付属設備を配置することが可能となり、また、扉の開閉に当って収納キャビネットの配置位置に制約がなく、別の収納キャビネットとの組み合わせる場合も扉開閉に制約がなく、この結果、配置位置の自由度や他の収納キャビネットとの組み合わせる場合等の自由度が増すという利点がある。 In the present invention, as described above, the door is stored so as to overlap under the bottom plate in the storage state in the door storage portion, and the opening portion of the storage portion is closed by rotating and standing in the pulled-out state. In the case where the bottom plate of the storage part can be pulled out from the opening, if the inside of the storage part is to be hidden, the inside of the storage part including the bottom plate can be easily configured by closing the opening with a door. It can be concealed and has a clean appearance, and the appearance is improved.In addition, the door is not exposed to the outside when the door is stowed, so this also improves the appearance. The bottom plate can be taken in and out without being obstructed, and the bottom plate can be easily put in and out.Also, when storing the door, it is stored under the bottom plate of the storage part, so it is compact as a whole. Isn't it? At the same time, the effective use size in the storage section can be increased, and it is possible to place various accessory equipment on the top of the storage body regardless of the storage of the door. There are no restrictions on the placement position, and there is no restriction on the opening and closing of the door when combined with another storage cabinet. As a result, there is an advantage that the flexibility of the placement position and the combination with other storage cabinets is increased. .
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
収納キャビネットAの主体を構成する収納体3は前面が開口した箱体により構成してあり、添付図面に示す実施形態では図1乃至図3に示すように、左右側板9、上面板10、下面板11、背板30を箱形状に組み合わせて固定することで前面が開口部1となった収納体3が構成してある。この収納体3内には収納用空間が形成してあって収納部2となっており、収納部2の底を構成する底板4が底板スライド機構12を介して前面の開口部1から前方に引き出し自在となっている。
The
底板スライド機構12は図6に示すように、収納部2の下部両側、つまり、左右側板9の内面の下面板11よりやや上方位置に固定された前後に長い固定用レール部13と、固定用レール部13に対して前後方向にスライド自在に取り付けられた中間レール部14と、中間レール部14に対して前後方向にスライド自在に取り付けられた底板側レール部15とで構成してあり、左右の底板側レール部15がそれぞれ底板4の左右両側端面に固定してある。底板4を手前に引くと、底板側レール部15が中間レール部14に対して前方にスライドすると共に中間レール部14が固定用レール部13に対して前方にスライドすることで、底板4を開口部1から前方に引き出すことができ、また、底板4を押し込むことで、底板側レール部15が中間レール部14に対して後方にスライドして重なると共に中間レール部14が固定用レール部13に対して後方にスライドして重なることで、底板4を収納部2内に位置させることができるようになっている。もちろん、底板スライド機構12は上記の例にのみ限定されず、他の種々のスライドレール機構を採用できる。
As shown in FIG. 6, the bottom
収納体3には図1、図3に示すように、底板4を収納部2内に収納した状態で底板4と下面板11との間に小隙間を形成して該小隙間を扉収納部5としてある。この底板4の下位置の扉収納部5には扉スライド機構16を介して扉6が前方に引き出し自在に収納してある。添付図面に示す実施形態においては、図6、図7に示すように、扉スライド機構16は、左右の側板9の内面の下端部(つまり、上記固定用レール部13の直ぐ下位置)に固定した扉スライド用レール17と、左右両端部に左右の扉スライド用レール17に走行自在に嵌め込まれるころ18を有し且つ扉6の後端部が回動自在に取り付けられた左右方向に細長いスライド部材19とで構成してある。
As shown in FIGS. 1 and 3, a small gap is formed between the
図7に示すように、左右方向に細長いスライド部材19には少なくとも左右両端部を含む複数箇所に少なくとも前方及び下方に開口した凹部20が形成してあり、該凹部20内に軸芯が左右方向となった軸部21が架設してあり、扉6の後端部に設けた軸受け部22を軸部21に回動自在に嵌め込んである。
As shown in FIG. 7, the
図8に示すように扉6の後端部には回動支持部23が設けてあり、回動支持部23には扉6の裏面側に突出する突部24が突設してあって該突部24に孔25を設けることで軸受け部22が構成してあり、また、回動支持部23の突部24より後方位置に扉6の裏面側に露出する(図8においては扉6の裏面より後方に突出した状態で露出する)当り部26が設けてある。
As shown in FIG. 8, a
軸受け部22をスライド部材19の軸部21に回動自在に軸支することで扉6がスライド部材19に対して回動自在に取り付けられるのであるが、扉6を水平状態となるように横向き姿勢にした状態で、図8(a)に示すように当り部26がスライド部材19の下面に当って扉6が水平な横向き姿勢で保持されるようになっている。したがって、このように扉6を水平な横向き姿勢に保持した状態で扉6を押すことでスライド部材19を扉スライド用レール17に対して後方に移動させて扉6を底板4の直下において底板4に重複するようにして扉収納部5に収納することができ、また、収納した状態の扉6を手前に引くことで、スライド部材19を扉スライド用レール17に対して前方に移動させて図8(a)のように扉6を収納体3の前方に飛び出すように引き出すことができる。このように扉6を引き出した状態で図8(b)のように扉6を回動させて起立させることで、図2、図4に示すように収納体3の前面の開口部1を閉じて底板4を含めて収納部2を覆うことができる。扉6を起立させて収納部2を閉じた場合、扉6の起立状態を保持して閉状態を維持するための手段が設けてある。扉6の閉状態を維持する手段としては例えば磁石、あるいは、ローラーキャッチ等従来から扉6の閉状態を維持する周知の技術を適用することができる。
The
扉6を開く場合は、扉6を上記とは逆に回動して水平な横向き姿勢にして扉6を後方に押し込むことにより扉収納部5内に収納することができる。
When the
収納部2内にはコンセント27が設けてある。添付図面に示す実施形態では背板30にコンセント27が設けてあるが、背板30以外の部位に設けてもよい。上記コンセント27は図示を省略しているが建物に配線してある電源線に接続される。
An
収納体3の上部には収納部2内を換気するための換気装置8が設けてある。収納体3の前面の上端部には換気装置8の操作を行うための操作部28及び換気出口29が設けてある。なお、換気出口29は前面以外の他の部分に設けてもよい。
A
上記の構成の本発明の収納キャビネットAは、底板4に収納物7として電気機器を載置して収納部2内に収納する場合、該電気機器から導出したコードの先端のプラグを収納部2に設けたコンセント27に接続して電気機器に電力を供給することで、収納部2内に電気機器を収納した状態での電気機器への電力供給使用が可能となるようになっている。
In the storage cabinet A of the present invention having the above-described configuration, when an electrical device is placed on the
上記のような構成の本発明の収納キャビネットAは、開口部1を開にすることで、底板4を引き出して底板4上に収納物7を載せ、底板4を押し込むことで収納部2内に収納物7を収納することができる。また、底板4を収納部2内に収納した状態で図4のように扉6で開口部1を閉じることで、収納部2及び収納物7が外部に露出しないようにできる。
The storage cabinet A of the present invention configured as described above opens the
ここで、開口部1を開にして扉6を扉収納部5にした状態では、開口部1から収納部2内が見えるが、底板4を引き出していない状態では底板4により扉6が隠されて外部に露出せず、外観がよい。また、扉6を収納した状態、あるいは扉6を水平姿勢のまま前方に引き出した状態で、図5に示すように、底板4を引き出して底板4上に収納物7を載置したり、あるいは、底板4上に載置している収納物7を取り出したり、あるいは、底板4上に載置している収納物7が容器や器具の場合には容器内への内容物の出し入れや器具の操作、保守、点検等を行うことができる。このように扉6を収納した状態、あるいは水平姿勢のまま引き出した状態で、底板4をスライドさせて出し入れする際、底板4及び底板4上に載せる収納物7が扉6に当たったりせず、底板4のスライドがスムーズにでき、また、底板4、収納物7、扉6が衝突により傷ついたりしない。
Here, in a state where the
ところで、引き出し自在な底板4に収納物7として電気機器を載置して収納部2内に収納する場合、該電気機器から導出したコードの先端のプラグを収納部2に設けたコンセント27に接続して電気機器に電力を供給する。
By the way, when an electrical device is placed on the
ここで、底板4に載置する収納物7が炊飯器や湯沸し用電気ポット等の水蒸気や熱気が発生する電気機器の場合、換気装置8を運転することで収納部2内において炊飯器や湯沸し用電気ポット、コーヒーメーカ等から発生する蒸気や熱気を外部に排気して収納部2内に水蒸気や熱気がこもらないようにすることができる。
Here, in the case where the stored
なお、収納部2の内面を鉄板のような金属板とすることで、収納部2内で高温の蒸気が発生したり、熱気が発生しても、蒸気による水や熱で収納部2内面が侵されず、また、安全性を高めることができる。
In addition, by making the inner surface of the storage unit 2 a metal plate such as an iron plate, even if high-temperature steam is generated in the
同じ理由で、底板4全体又は少なくとも底板4の上面部を鉄板のような金属製とすることで、蒸気による水や熱で底板4が侵されず、また、安全性を高めることができる。
For the same reason, by making the entire
本発明においては、扉収納部5を収納部2の底を構成する引き出し自在な底板4の下位置に設けてあるので、底板4の引き出しに必要な底板スライド機構12と、扉6の引き出しに必要な扉スライド機構16とを収納部2の下部にまとめて配置できて、収納部2の左右両側や上に扉スライド機構16を設けて底板4の収納位置とは離れた箇所に扉6を収納する場合に比べて、収納部2内の左右方向の有効使用寸法を大きく取れ、また、収納体3の上に扉6やレール部材に邪魔されることなく他の付属設備を配設することが可能となる。しかも扉6の開閉に当って横隣りに壁があっても扉6の開閉に支障がなく、また、横隣りに別の収納キャビネットが位置する場合、別のキャビネットに引き出しがあっても、扉6の開閉と横隣りの別のキャビネットの引き出しの出し入れ操作とが相互に干渉しあうことがなく、これにより扉6の開閉に当って配置位置に制約がなく、別の収納キャビネットとの組み合わせる場合においても扉6の開閉による制約がなくなる。また、収納部2の底板4の下位置に重ねるように扉6を収納するので、収納部2の底板4を引き出し自在にしたものにおいて、扉6収納、開閉に影響を受けることなく収納体3の上部に換気装置8やその他の付属設備を設けることが可能となる。
In the present invention, the
添付図面に示す収納キャビネットAにおいては、前述のように収納部2内にコンセント27を設けているが、収納部2内に収納物7として電気機器を収納して上記コンセント27から電力供給を受けて収納部2内で電気機器を通電使用した場合の安全対策として図9の制御ブロック図に示すような安全装置が設けてある。
In the storage cabinet A shown in the accompanying drawings, the
安全装置は、温度検知手段31と、扉6の開閉を検知する扉開閉検知手段32と、温度検知手段31及び扉開閉検知手段32からの検知情報が入力される制御部33と、上記検知情報に基づいて制御部33から出力される制御信号によるコンセント27からの電力供給を遮断するための電力供給遮断手段34を備えており、扉開閉検知手段32により扉6の閉を検知した状態において温度検知手段31により収納部2内の温度があらかじめ設定してある所定温度以上の温度を検知すると、電力供給遮断手段34によりコンセント27からの電力供給を遮断して電気機器に電力が供給されないように制御されるようになっている。安全装置は、扉開閉検知手段32により扉6の開を検知した状態においては、温度検知手段31により収納部2内の温度があらかじめ設定してある所定温度以上の温度を検知しても、電力供給遮断手段34によりコンセント27からの電力供給を遮断しないようになっている。
The safety device includes a
扉開閉検知手段32としては例えば扉6に磁石32aを設けると共に収納体3側もしくは換気装置8に磁気検知スイッチ32bを設けることで構成してある。
As the door opening / closing detection means 32, for example, a
上記温度検知手段31として図9に示す実施形態においては、収納部2内に収納した収納物7である電気機器の外表面温度や収納部2内温度を検知する赤外線センサ31aと、換気装置8の排気路に設けられた排気温度を検知する排気温度検知センサ31bとがある。
In the embodiment shown in FIG. 9 as the temperature detection means 31, an
上記実施形態においては、扉開閉検知手段32により扉6の閉を検知した状態において、赤外線センサ31aにより電気機器の外表面や収納部2内の異常温度(赤外線センサ31aで検知する予め設定したある設定温度を異常温度としてある)を検知すると、電力供給遮断手段34によりコンセント27からの電力供給を停止するようになっている。
In the above-described embodiment, in the state in which the door opening / closing detection means 32 detects the closing of the
また、上記赤外線センサ31aによる温度検知だけでなく、同時に排気温度検知センサ31bによっても排気温度を検知しており、扉開閉検知手段32により扉6の閉を検知した状態において、排気温度検知センサ31bが排気の異常温度を検出した場合も、電力供給遮断手段34によりコンセント27からの電力供給を停止するようになっている。したがって、仮に、赤外線センサ31aが故障した場合でも扉開閉検知手段32により扉6の閉を検知した状態において排気温度が異常温度となると電力供給遮断手段34によりコンセント27からの電力供給を停止する。
In addition to detecting the temperature by the
上記のように扉開閉検知手段32により扉6の閉を検知した状態において、赤外線センサ31aにより上記異常温度を検知することで電力供給遮断手段34によりコンセント27からの電力供給を停止するようになっているが、これに加え、扉開閉検知手段32により扉6の閉を検知した状態において、上記異常温度よりも低い予め決められたある温度(換気装置運転温度)を赤外線センサ31aで検知すると、換気装置8を運転する(換気装置8のファンを運転する)ようになっており、これにより、収納部2内に蒸気や熱気がこもって異常昇温するのを防止するようになっている。
In the state where the door opening / closing detection means 32 detects the closing of the
なお、上記換気装置8の運転については、扉開閉検知手段32により扉6の開を検知した状態においても、換気装置運転温度を赤外線センサ31aで検知すると、換気装置8を運転するようになっていてもよい。
As for the operation of the
上記の構成により扉6が閉じている状態で収納部2内に配置された炊飯器、湯沸し用電気ポット、コーヒーメーカ等の電気機器にコンセント27から電力を供給して使用する場合であっても、収納部2内が異常昇温するのを防止し、仮に異常温度になったとしても、コンセント27からの電力供給を遮断することで安全を確保することができる。したがって、扉6を閉じた状態で通電使用時に水蒸気、熱気等が出る炊飯器、湯沸し用電気ポット、コーヒーメーカ等電気機器の通電使用が可能となる。
Even when the
一方、扉開閉検知手段32により扉6の開を検知した状態においては、赤外線センサ31aが収納物7の外表面又は収納部2内の異常温度を検知した場合、排気温度検知センサ31bが排気の異常温度を検出した場合のいずれの場合も電力遮断手段34によるコンセント27からの電力供給の停止をしないようになっている。
On the other hand, in the state in which the door opening / closing detection means 32 detects the opening of the
これは、収納物7である電気機器が例えば炊飯器の場合、炊飯が終了した後、炊飯器は保温状態となるのであるが、この段階で扉6を開いて図5のように底板4を引き出して炊飯器の蓋を開けた場合、大量の水蒸気が放出され、収納部2内や電気機器が異常でないにもかかわらず、赤外線センサ31aや排気温度検知センサ31bが異常温度であると誤って検知してコンセント27からの電力供給を停止すると、保温のための炊飯器への電力供給が停止されてしまうという問題がある。しかしながら本発明においては、上記のように扉6が開の状態では、赤外線センサ31a、排気温度検知センサ31bが異常温度を検出した場合のいずれの場合も電力供給遮断手段34によるコンセント27からの電力供給の停止を行わないので、扉6を開いて図5のように底板4を引き出して炊飯器の蓋を開けて大量の蒸気が放出されても炊飯器への保温のための電力供給が停止されることはない。
This is because, for example, when the electrical device that is the stored
なお、本発明の収納キャビネットAにおいて、添付図面では収納体3の上部に設ける付属設備として換気装置8を例示したが、必ずしもこれにのみ限定されず、例えば、収納部2内を上方より照明するための照明器具を収納体3の上部に設けてもよく、あるいは、他の付属設備を設けてもよい。
In the storage cabinet A of the present invention, the
1 開口部
2 収納部
3 収納体
4 底板
5 扉収納部
6 扉
7 収納物
8 換気装置
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006144649A JP4915553B2 (en) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | Storage cabinet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006144649A JP4915553B2 (en) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | Storage cabinet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007312944A JP2007312944A (en) | 2007-12-06 |
JP4915553B2 true JP4915553B2 (en) | 2012-04-11 |
Family
ID=38847358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006144649A Expired - Fee Related JP4915553B2 (en) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | Storage cabinet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4915553B2 (en) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3837640B2 (en) * | 1997-08-28 | 2006-10-25 | 富士工業株式会社 | Blower operation control method of electric rice cooker storage |
-
2006
- 2006-05-24 JP JP2006144649A patent/JP4915553B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007312944A (en) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4654975B2 (en) | Storage cabinet | |
JP5481733B2 (en) | furniture | |
CN110462317A (en) | Refrigerator | |
KR20080037407A (en) | Cooking device | |
JP2006223336A (en) | Built-in type kitchen apparatus | |
JP2008253456A (en) | Dish warmer | |
US20220167789A1 (en) | Cooking appliance | |
JP4915553B2 (en) | Storage cabinet | |
TWI401048B (en) | Kitchen equipment with stoves | |
JP5220163B2 (en) | Cooker | |
JP4915560B2 (en) | Storage device | |
JP4729986B2 (en) | Home appliance storage | |
KR102691060B1 (en) | Cooking appliance | |
JP5297102B2 (en) | Kitchen equipment | |
JP6552384B2 (en) | Cooker | |
JP2008267801A (en) | Showcase | |
JP2011078651A (en) | Showcase | |
JP2006334129A (en) | Steaming device and home electric appliance equipped with the same | |
JP2008224121A (en) | Sterilizer for cooling storage | |
CA2705704A1 (en) | Self cleaning cooking oven | |
JP2007085646A (en) | Floor setting type cooking device | |
JP6351417B2 (en) | grill | |
JP4746073B2 (en) | Cooker | |
JP2008036223A (en) | Storage apparatus | |
JP3585529B2 (en) | Heating cooker door opening and closing device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101124 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110124 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111005 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20111014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111213 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4915553 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |