JP4915383B2 - スラブレーザ - Google Patents
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図1は、スラブレーザの縦断正面図である。図において、1、2は各々が平面の光反射面を有し該光反射面の表面に直角な平面内にのみ光を誘導する様に配設される一つの細長い、隔置された電極を構成するRF電力を供給される高圧電極1と接地電極2、3は真空容器を形成するための出力鏡フランジ11と真空シールされベローズ10に溶接真空接続されたスラブ電極保持ベースA、4は、真空容器を形成する全反射鏡フランジ12と真空シールされベローズ10に溶接真空接続されたスラブ電極保持ベースB、5はセンタチャンバ、14はベローズ10と真空溶接接続されたセンタフランジ、6、7は光共振器を構成する調整式鏡保持機構であり出力鏡用の調整式鏡保持機構Aと全反射鏡用の調整式鏡保持機構Bである。8は、スラブ電極(2)を全反射鏡フランジ12と固定するための電極固定ブロック、9は出力鏡フランジ11と全反射鏡フランジ12の間隔を保持するためのカーボンファイバ製の棒或いはインバー等の熱膨張係数の小さい材質で形成された共振器基準ロッドである。13はレーザ発振器を固定するための基準面となるベース板で、センタチャンバ5及び全反射鏡フランジ12と固定されている。15は、出力鏡フランジ11と直交する方向に対してのみ滑動可能なスライダA、16はスラブ電極の熱収縮を許容するスライダBである。
上記構成において、図2は、図1におけるセンタチャンバ5部分の縦断正面図であり、18は、高圧電極1に対して真空シールを維持しながら、RF電力を供給するためのRF導入端子であり、22は、接地電極2とセンタチャンバ5を接続するためのアースベルト、19は、高圧電極1と接地電極2の間隔を保持するための絶縁体で形成された電極支持壁である。RF導入端子18及びアースベルト19を組み立てられたスラブ電極(1、2)の熱収縮許容方向に対して、応力を緩和する様に接続する事により、より信頼性の高いスラブレーザを提供できる。
図3は、図1のスラブレーザにおける3のスラブ電極保持ベースAの横断断面図である。従来の技術において、電極の放電領域の長手方向の縁に接する様に、電極の間に一対の長い絶縁ブロックを取り付けることによって、電極の隔離を行うか、或いは、絶縁体を電極の側壁に張り付ける様に取り付けることによって行っているため、電極間の放電領域80に接する或いはその近傍のRF電界強度の鋭い部位が生じ、また、絶縁体を側壁に取り付けた場合は、電極間隔を保持精度が低下しやすく、振動等によって電極間隔が変化したり、絶縁体が破損するという問題がある。本発明は、スラブ電極1、2の放電領域80と電極支持壁19の間に非放電領域81を設けると共に、スラブ電極1、2の短方向のエッジ部に曲面Rを設ける事により、放電領域80内において電界強度が鋭い電界強度を有せず、穏やかな縁を提示する。この形態は、レーザの秀れたモード性能に寄与すると予測される。また、放電領域80と電極支持壁19の間を隔離する事により、電極支持壁19を電極長手方向全体に設ける必要がなり、支持機能を満足する範囲内で離散的に支持壁19を置く事により、高温の解離したレーザガスが分散配置された電極支持壁19の間から自由に流れ出る事を可能にすると同時に、より冷たいガスが電極支持壁19の間から流入する事により、放電を補充する事を可能にする。また、本発明の形態においては、スラブ電極の高圧電極1と接地電極2の間隔は、電極支持壁19の寸法によって一義的に決定されるため製作上安定なスラブレーザを実現できる。
図4は、スラブ電極の高庄電極1と接地電極2の間を保持するための電極支持壁の図1の別の実施の形態を示した図である。23は、スラブ電極の高圧電極1と接地電極2の間を保持するために用いられる別の形態の電極支持壁である。電極支持壁23の放電領域80の面に凸曲面23aを設ける事により、パルス状のRF電力を供給する事によって、レーザの発振形態をパルス動作させた場合、放電領域80で発生した励起ガスは、放電の開始初期において膨張し、電極支持壁23に衝突し一部は放電領域外に、一部は放電領域80に帰還する。凸面型電極支持壁23にする事によって、放電領域80から放電の膨張によって放出された励起ガスが放電領域80に帰還する事を防止することにより、帰還ガスが放電領域内のレーザ利得分布を乱し、レーザの発振モードに乱れを与える事を防止する事により、秀でたレーザモードを実現する。また、図4(b)に示すように電極支持壁の形状を円柱型電極支持壁24にしても同様の効果が得られる事は明白である。
図3は、本発明のスラブレーザにおける3のスラブ電極保持ベースA部の横断断面図であり、スラブ電極保持方法を表す図である。図において、組み立てられたスラブ電極82は、スラブ電極保持ベースA3の内壁に固定されたスライダB16によって真空容器内の所定の位置に保持され、スラブ電極保持ベースA3の内壁に固定されたスライダC17によってスラブ電極82の高圧電極1の上面に対して、力を付加される。スライダB16のスラブ電極82と接する部分は、スラブ電極82の長手方向に対して、スラブ電極82の伸縮に対して許容する様に例えば円柱状の形態を有する。スライダC17は、スラブ電極82と接する部分においてスラブ電極82に対して、断面方向の力を加えると共にスラブ電極82の伸縮に対して、許容するように先端部84が例えば球状もしくは円柱状の形態を有し、スライダC17の真空容器86(スラブ電極保持ベースA3)の内壁に接する部分は、高圧電極1と接地部である真空容器86の内壁を電気的に分離するために絶縁層85によって固定接続される。上記形態のスラブ電極保持機構を用いる事により、スラブ電極82の短断面方向への歪みを抑制すると共に、振動等の機械的衝撃に対し電極位置の変位を抑制する事ができるため安定したスラブレーザを実現することが出来る。
図5は、図1におけるセンタチャンバ部分の断面図であり、1は高圧電極、2は接地電極、5はセンタチャンバ、18は、スラブ電極82へ電力を供給するためのハーメチックシール、19は電極支持壁、22はアースベルト、25は高圧電極水路、26は接地電極水路、80はスラブ電極の放電領域、81は非放電領域、27はガス循環突起である。チャンバ5の内壁に設けられたガス循環突起27は、放電領域80において高温となったガスがチャンバ5内の冷えたガス領域に対して、スラブ電極の短方向から放射されるガスをチャンバ内の電極外周方向に誘導し、チャンバ5の内壁に接する事で冷却され、再び、ガス循環突起27の異なる面に衝突し、放電領域80に誘導される。87は、ガスの流れを模式的に記したものである。放電によって暖められたガスをチャンバ5内の熱拡散によって冷却、循環するだけでなく、ガス循環突起27により拡散または循環することにより、チャンバ5の管壁と接する様に誘導する事により、ガスを効率よく冷却する事ができガスの長寿命化をもたらすという有効な効果が得られる。
図6(a)、(b)は、本発明による調整式鏡保持機構6、7の断面図である。図6(a)は図1の部分断面図、図6(b)はその別の実施の形態である。図において、28は光共振器を保持するための鏡保持ブロックである共振器鏡ホルダA、29は、共振器鏡の角度を変化させるために設けられた伸縮自在のべローズ、30は、共振器鏡の角度を任意に変化させるための共振器鏡調整ねじ、31は、共振器鏡ホルダA28と固定接続された鏡フランジである出力窓ホルダベース、40は、共振器ホルダA28の移動(回転中心)基準となる支持ピン、41は、共振器ホルダA28の拘束強度を調整するための支持ピン40の挿入高さを調整する支持ピン溝、42は、真空シールを保持すると共にレーザ光を取り出すための出力窓である。共振器鏡調整ねじ30の押し込み量を変化させる事によって、出力窓ホルダベース31とフランジ11または12との角度θを変化させる事によって、支持ピン40を支点として共振器鏡ホルダA28の角度が変化する事によってアライメント調整を可能とする。この調整式鏡保持機構6、7は、支持ピン40を設けたことにより、支点、力点、作用点が独立し、力点の変化と作用点の変化を−定とする事ができるため、共振器鏡調整ねじ30の変化に対応して鏡の角度を変化させることが出来るため、空間的な制約を加える事なく、再現性及び微調整が容易に出来るという利点が得られる。
図6(c)は、本発明による図6(a)の別の実施の形態における調整式鏡保持機構の断面図である。図において、32は、光共振器を保持するための鏡保持ブロックである共振器鏡ホルダB、33は、鏡の変位角度の基準面となる調整共振器鏡フランジA、34は、フランジA33の貫通穴3aに設けられて貫通穴3aを貫通する共振器鏡ホルダB32の角度の変位を許すと共に真空容器のシールを保持するためのダイアフラム状の調整板ばねである。共振器鏡調整ねじ30の押し込み量を変化させる事によって、鏡フランジである出力窓ホルダベース31と共振器鏡フランジA33との角度θを変化させる事によって、調整板ばね34の変位を介して、共振器鏡ホルダB32の角度が変化し、これによってアライメント調整を可能とする。この調整式鏡保持機は、フランジ33の内部に変移を設けたことにより、空間的自由度が向上するという効果が得られる。
図7は、本発明によるレーザの縦断正面図である。図において、82は、放電領域を形成すると共に導波路として働く組み立てられたスラブ電極、35は、共振器鏡調整ねじ30の当たり面であり、かつ共振器鏡調整ねじ30の押し込み量に対応して変位し、共振器鏡の角度を変化させるための共振器鏡フランジB、36は、ベース板13に固定されて共振器鏡の角度の基準面となる共振器鏡固定台、37は、真空容器86の内部にスラブ電極82を固定保持するためのスラブ電極保持ベース、39は、光共振器を形成するため共振器鏡を保持するための鏡保持台である共振器鏡ホルダCである。スラブ電極82は、スラブ電極保持ベース37によってのみ保持され、スラブ電極82の両端は自由端であり、スラブ電極82が伸縮変化しても光共振器等には不要な応力を与えない。スラブレーザの共振器長は、ベース板13に固定された一対の共振器鏡固定台36の間隔によって決まり、共振器鏡調整ねじ30の押し込み量を変化させる事により、容器の筒部の一部または全部を構成する伸縮自在の筒体例えば円筒状のベローズ10が収縮し、共振器鏡の角度が変化することによって、最適な共振器のアライメントを実現する。なお、図1と共通する部分に同一符号を付している。
図8は、本発明によるスラブレーザの、図1における冷却ブロックAの構成図である。図において、1はスラブ電極の高圧電極、2はスラブ電極の接地電極、12は全反射鏡フランジ、21は冷却水路A、25は高圧電極水路、26は接地電極水路、28は共振器鏡ホルダA、20は高圧電極水路25と冷却水路Aを接続し、高圧電極1と冷却水路Aの位置関係を定めるための冷却ブロックAである。38は、高圧電極1と全反射鏡フランジ12とを電気的に分離すると共に真空シールを保持する絶縁体材料で形成された絶縁パイプである。冷却ブロックA20および絶縁パイプ38は冷却媒体保持ブロックを構成する。
図9(a)は、スラブレーザを構成する、図1におけるレーザ用冷却系の概念図である。図において、4はスラブ電極保持ベースB、12は全反射鏡フランジ、48はスラブ電極82を冷却するための冷却水を排出する冷却水排路B、49はスラブ電極82を冷却するための冷却水を供給する冷却水給路B、50は冷却水の温度を測定するための温度センサである温度検出素子A、52は冷却水の流量を制御するための制御弁B、51は温度検出素子A50の信号を受け取り、制御弁B52を通過する冷却水の温度を制御し、冷却水の給水温度と排水温度がRFの供給電力を変化しても一定となる様に制御するための第1の演算回路である。
図9(b)は、図8(a)の別の実施の形態におけるスラブレーザを構成する受動流量制御弁付き冷却ブロックの構成図である。図において、43は冷却ブロックB、44は冷却水排路A、45は冷却水給路A、46はスラブ電極82に供給する冷却水の一部を44の冷却水排路Aに循環させるためのバイパス水路、47は流入する冷却水温度と排出される冷却水温度の温度差によって開閉する制御弁Aである。47の制御弁Aは、冷却水の流入温度と排出温度に差がない状態においては、バイパス水路を開く様に働き、温度差が大きい時閉じる様に働く。制御弁Aは例えばバイメタル、形状記憶材料等により形成される。
図11は、レーザ装置の自動アライメント調整を行うための構成図である。図において、61はレーザ光を集光するための集光レンズL1、62はレーザ装置のアライメントを調整するための信号を伝送するための信号線A、64はナイフエッジ等によってレーザ光の高次モードを除去するための空間フィルタ1、65は例えば電動式マイクロメータ、ピエゾ素子等の直動機構などによる自動アライメント機構を有するレーザ発振器、66は空間フィルタ1の温度を測定するための温度検出センサ、67は温度測定点、63は温度検出センサからの信号を受け取って、レーザ発振器65の自動アライメント機構を動作させるための第2の演算回路である。64の空間フィルタ1の二カ所以上の温度を検出し、レーザ光が空間フィルタ64のセンタ(設定した光軸)を透過しているかを温度検出センサ66の出力から第2の演算回路63によって判断し、レーザ発振器65に内蔵されたアライメント機構の調整式鏡保持機構を動作させることによって、レーザの内部状態の変化に対してレーザ光の出射位置が変化しないように調整する。
図10は、矩形状の空間分布を有するレーザ光等の光を、円形状に整形するために用いられる整形光学系の構成図である。図において、89は矩形状のレーザ光を出力するスラブレーザ発振器、55は不安定側共振器側方向のみを集光するためのシリンドリカルレンズUN1、56は不安定側共振器側の高次モードを除去するためのナイフエッジKE、57は不安定側共振器側方向のみを集光するためのシリンドリカルレンズUN2、58は安定型共振器側方向のみを集光するためのシリンドリカルレンズWG1、59は整形されたレーザ光を加工対象物53に集光照射するための集光レンズL1である。
図13は、外部整形光学装置における自動修正整形光学系の構成図である。図において、レーザ装置54から出射したレーザ光は、55のシリンドリカルレンズUN1によって絞られナイフエッジKE56によって高次モードを除去され、57のシリンドリカルレンズUN2によって平行光に変換され、58のシリンドリカルレンズWG1によって異なる方向のビームを絞り発散角を合わされ、集光レンズL1によって加工対象物53に照射される。66は、56のナイフエッジKEに取り付けられた温度検出センサからの信号線で、演算回路は、温度検出センサ66からの信号からレーザ光がナイフエッジの所定の場所に照射されているかを判断し、異なる場合は信号線B71を等して可動式レンズホルダを動かす事により、レンズ55の位置或いはレンズ55の集光角度を変化し、これによってレーザ発振器から照射された出射方向の変位を補正することによって、整形光学系透過後の加工位置におけるレーザ照射箇所の変化を押さえることにより、安定したレーザ加工を実現するという有効な効果が得られる。
図12は、レーザ出力監視方式の概念図である。図において、レーザ光の高次モード等を除去するために用いられるアパチャ等の光学フィルタにおいて、68はレーザ受光面がレーザ光を反射すると共にテーパ状の形態を有する空間フィルタ、69はHgCdTe等の光検出器Aである。レーザ装置54から出射したレーザ光は、空間フィルタによって高次のモードが除去(反射)され、反射されたレーザ光は、光検出器Aによって受光される。さらに光検出器の出力信号とレーザ装置の出力条件とを比較するための比較演算回路を有する。
図14は、ダイクロイックミラー保持方式の縦断面図である。図において、90は、上記図1等の光共振器においてレーザ光の発振波長を選択するために用いられるダイクロイックミラーであり、選択した波長のみを反射し、その他の波長は透過する働きをする。73は、ダイクロイックミラーを透過したレーザ光を吸収体74に照射するための金属ミラー等の高反射率の反射板のミラーである。72は、ダイクロイックミラー90及び反射板73を保持するためのダイクロイックミラーホルダである。
図15は、ガスイオン化装置を構成するランプ部の断面図である。また図1等の一部の別の実施の形態である。図において、76は、ガス放電を発生し易くするためにレーザガスを予めイオン化する解離を促進するように用いる、光子を放出するランプ、77は、ランプから放出された光子を反射するために、内壁がAu等の光反射材料でコーティングされ、かつ内面が放電領域80に光子が集光される様に凹面形状をしたランプハウジング、78は、ランプから放射された光を通過させるランプ光透過路、79は、真空容器を形成するセンタチャンバ5のシールを保持しながら、ランプから放出された光子を透過する石英ガラス等の透過窓である。レーザガスをガス放電する手段は、例えば放電電極間にレーザガスを満たす図1等の構成である。なお図1と共通する部分に同一符号を付している。
2 接地電極
3 スラブ電極保持ベースA
4 スラブ電極保持ベースB
5 センタチャンバ
6 調整式鏡保持機構A
7 調整式鏡保持機構B
8 電極固定ブロック
9 共振器基準ロッド
10 ベローズ
11 出力鏡フランジ
12 全反射鏡フランジ
13 ベース板
14 センタフランジ
15 スライダA
16 スライダB
17 スライダTC
18 RF導入端子
19 電極支持壁
20 冷却ブロックA
21 冷却水路A
22 アースベルト
23 凸面型電極支持壁
24 円柱型電極支持壁
25 高圧電極水路
26 接地電極水路
27 ガス循環突起
28 共振器鏡ホルダA
29 ベローズ
30 共振器鏡調整ねじ
31 出力窓ホルダベース
32 共振器鏡ホルダB
33 共振器鏡フランジA
34 調整板バネ
35 共振器鏡フランジB
36 共振器鏡囲定台
37 スラブ電極保持ベース
38 冷却水路
39 共振器鏡ホルダC
40 支持ピン
41 支持ピン溝
42 出力窓
43 冷却ブロックB
44 冷却水排路A
45 冷却水給路A
46 バイパス水路
47 制御弁A
48 冷却水排路B
49 冷却水給路B
50 温度検出素子A
51 演算回路1
52 制御弁B
53 加工対象物
54 レーザ装置
55 シリシドリカルレンズUN1
56 ナイフエッジKE
57 シリンドリカルレンズUN2
58 シリンドリカルレンズWG1
59 集光レンズL1
60 電動アライメント調整式鏡保持機構
61 集光レンズL2
62 信号線A
63 演算回路2
64 空間フィルタ1
65 レーザ発振器
66 温度検出センサ
67 温度測定点
68 空間フィルタ2
69 光検出器A
70 可動式レンズホルダ
71 信号線B
72 ダイクロィックミラーホルダ
73 反射板
74 吸収体
75 ミラーホルダフランジ
76 ランプ
77 ランプハウジング
78 ランプ光透過路
79 透過窓
80 放電領域
81 非放電領域
Claims (1)
- 電極と、この電極を冷却する冷却水を流通する冷却装置を備えたスラブレーザであって、
前記冷却装置に冷却水を供給する冷却水給路と、
前記冷却水給路の冷却水の温度を測定する第一の温度検出素子と、
前記冷却水給路に設置され冷却水の流量を制御するための流量制御弁と、
前記冷却装置から冷却水を排出する冷却水排路と、
前記冷却水排路の冷却水の温度を測定する第二の温度検出素子と、
前記第一と第二の温度検出素子の信号を演算処理し、その結果によって流量制御弁に対し前記冷却水の流量を、冷却水の給水温度と排水温度がRFの供給電力が変化しても一定となる様に制御する演算回路と
を備えたスラブレーザ。
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