JP4914651B2 - 電子撮像装置及び電子撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カラー撮像素子を利用した電子撮像装置及び電子撮像方法に関し、特にカラー撮像素子を利用して静止画撮影とライブビュー表示とが可能な電子撮像装置及びそのような電子撮像方法に関する。
デジタルスチルカメラ(以下、適宜カメラと称する)等の電子撮像装置においては、複数の異なる駆動モードを有するカラー撮像素子を備えているものがある。例えば、デジタルスチルカメラでは、静止画撮影用の駆動モードとライブビュー表示用の駆動モードとを有するものが提案されている。静止画撮影用の駆動モードにおいては、記録される静止画の画質を優先するために、撮像素子出力を全て読み出すようにしている。一方、撮像素子で得られた画像をリアルタイムでLCD等の表示部に表示させる、所謂ライブビュー表示用の駆動モードにおいては、撮像素子出力の読み出し時間やその後の画像処理の時間等を短縮してリアルタイム表示を可能とするために、撮像素子出力の一部を間引いて読み出すようにしている。
ここで、ライブビュー表示用の駆動モードの場合、駆動中でない画素の電荷が、駆動中の画素に漏れ出すことがある。この場合、出力を読み出すべき画素に他の色成分が混入して混色が起こり、ライブビュー表示用の駆動モードと静止画撮影用の駆動モードとで撮影される画像の色味が異なってしまう。
これに対し、例えば特許文献1においては、静止画撮影用の駆動モードにおける撮像素子感度と動画撮影用(若しくはライブビュー表示用)の駆動モードにおける撮像素子感度の比を予め演算しておき、この感度比に基づいてホワイトバランスゲインの補正演算を行うようにしている。
特開2004−328460号公報
特許文献1における感度比は、静止画撮影用の駆動モードにおける撮像素子の感度とライブビュー表示用の駆動モードにおける撮像素子の感度の比である。ここで、撮像素子の感度は分光特性を有するものであるため、感度比は、撮像素子の感度が分光特性を持つ他の要因である光源の分光放射輝度やレンズの分光透過率により変化する。これに対し、特許文献1の手法では、光源の分光放射輝度やレンズの分光透過率を考慮しておらず、撮影環境によっては必ずしも正しいホワイトバランス補正を行うことができるとは限らない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、撮影環境によらずに静止画撮影時とライブビュー表示時とで同じ色再現を得ることができる電子撮像装置及びそのような電子撮像方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による電子撮像装置は、少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子と、同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行する同時撮影手段と、上記第1の画像データを色変換した結果と上記第2の画像データを色変換した結果とがそれぞれ単一又は複数の目標色データと合致するように上記第1の画像データの色変換のための第1の色変換パラメータと上記第2の画像データの色変換のための第2の色変換パラメータとをそれぞれ算出する色変換パラメータ算出手段とを具備し、上記第1の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第2の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による電子撮像装置は、少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子と、同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行する同時撮影手段と、上記第1の画像データを任意の色変換パラメータで色変換して第3の画像データを生成して、上記第2の画像データの色再現が上記第3の画像データの色再現と合致するような上記第2の画像データを色変換するための第3の色変換パラメータを算出する色変換パラメータ算出手段とを具備し、上記任意の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第3の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様による電子撮像方法は、少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子による電子撮像方法において、同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行し、上記同時又は連続動作の結果として取得された上記第1の画像データを色変換した結果と上記第2の画像データを色変換した結果とがそれぞれ単一又は複数の目標色データと合致するように上記第1の画像データの色変換のための第1の色変換パラメータと上記第2の画像データの色変換のための第2の色変換パラメータとをそれぞれ算出し、上記第1
の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第2の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様による電子撮像方法は、少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子による電子撮像方法において、同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行し、上記同時又は連続動作の結果として取得された上記第1の画像データを任意の色変換パラメータで処理して第3の画像データを生成し、上記同時又は連続動作の結果として取得された上記第2の画像データの色再現が上記第3の画像データの色再現と合致するような上記第2の画像データを色変換するための第3の色変換パラメータを算出し、上記任意の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第3の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする。
これら第1〜第の態様によれば、カラー撮像素子を第1の駆動モードで駆動する動作と第2の駆動モードで駆動する動作とをほぼ同時に行うことにより、第1の駆動モードと第2の駆動モードとでほぼ同一条件で撮影を行うことができる。したがって、第1の画像データ及び第2の画像データから色変換パラメータを算出することにより、撮影環境によらずに静止画撮影時とライブビュー表示時とで同じ色再現を得ることができる。
本発明によれば、撮影環境によらずに静止画撮影時とライブビュー表示時とで同じ色再現を得ることができる電子撮像装置及びそのような電子撮像方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子撮像装置の一例としての構成を示すブロック図である。図1に示す例は、互いに着脱自在に接続されるレンズユニット100とカメラ本体200とから構成される一眼レフレックス方式のデジタルスチルカメラ301である。
光学レンズとしてのレンズユニット100には、焦点レンズ、絞り、変倍レンズ等からなる光学系101が設けられており、図示しない被写体からの光をカメラ本体200内の撮像素子201aに集光する。ここで、図1においては図示を省略しているが、光学系101を構成する各レンズは図示しないレンズ駆動機構によって駆動され、絞りは図示しない絞り駆動機構によって駆動されるものである。
また、レンズユニット100には、マイクロコンピュータ102と、Flashメモリ103とが設けられている。マイクロコンピュータ102は、カメラ本体200からの指示に応じてレンズユニット100内の各部の制御を行う。例えば、マイクロコンピュータ102は、カメラ本体200からの指示に応じて図示しないレンズ駆動機構を駆動して光学系101の焦点調整を行ったり、図示しない絞り駆動機構を駆動して撮像素子201aの露光調整を行ったりする。Flashメモリ103は、マイクロコンピュータ102によって実行される各種プログラムや光学系101に関するデータを記憶している。第1の実施形態では、光学系101に関するデータとして、少なくとも光学系101の分光透過率特性が記憶されている。図2に、光学系の分光透過率特性を示す。ここで、図2には、2種類の光学系の特性について示しているが、Flashメモリ103に記憶するのは、光学系101に対応する分光透過率特性のみで良い。また、Flashメモリ103には、分光透過率特性の他に光学系101の焦点距離情報等のオートフォーカスに必要な情報等も記憶させておくようにしても良い。
ここで、レンズユニット100とカメラ本体200とは装着時に通信自在に構成されている。つまり、カメラ本体200にレンズユニット100が装着されたときに、カメラ本体200からの指示に応じて、Flashメモリ103に記憶されている光学系101に関するデータをカメラ本体200に送信可能である。
カメラ本体200は、撮像モジュール201と、バス202と、DRAM203と、画像信号処理回路204と、LCDドライバ205と、LCD206と、圧縮/伸張回路207と、メモリインターフェイス(I/F)208と、記録媒体209と、マイクロコンピュータ210と、操作部211と、Flashメモリ212とから構成されている。
撮像モジュール201は、光学系101を介して入射した被写体像を受けて画像データ(RAWデータ)を得るためのモジュールである。この撮像モジュール201は、撮像素子201aと、インターフェイス(I/F)回路201bと、Flashメモリ201cとから構成されている。
撮像素子201aは、例えば、ベイヤ配列のカラーフィルタが前面に配されたカラー撮像素子である。ここで、ベイヤ配列は、R画素とG(Gr)画素からなるラインと、G(Gb)画素とB画素からなるラインとが交互に配置されて構成されている。なお、撮像素子201aはCMOS方式の撮像素子でもCCD方式の撮像素子でも良い。
このような撮像素子201aは、光学系101を介して入射した光を各画素で受光して光電変換し、光電変換して得られた電荷を画像信号として出力する。ここで、第1の実施形態において、撮像素子201aは、少なくとも静止画撮影用の駆動モード(第1の駆動モード)と、ライブビュー表示用の駆動モード(第2の駆動モード)の少なくとも2つの駆動モードで駆動可能なものを想定している。第1の駆動モードとしての静止画撮影用の駆動モードは、記録される静止画像の画質を優先するために、撮像素子の有効画素からの出力を全て読み出す駆動モードである。一方、第2の駆動モードとしてのライブビュー表示用の駆動モードは、リアルタイムの表示を可能とするために、撮像素子の出力の一部を間引いて読み出す駆動モードである。
I/F回路201bは、撮像素子201aから読み出された画像信号に対し、ノイズの除去、波形整形、増幅等のアナログ処理を行い、さらにこれらアナログ処理した画像信号をデジタル信号に変換して画像データ(R、Gr、Gb、Bの3色4成分からなるRAWデータ)を得る。Flashメモリ201cは、撮像素子201aに関する各種データを記憶している。ここで、撮像素子201aに関するデータとしては、例えば撮像素子201aの感度特性が含まれる。ここで、撮像素子201aの感度特性は静止画撮影用の駆動モードに対するものとライブビュー表示用のモードに対応するものの2種類を記憶させておく。
バス202は、撮像モジュール201と、DRAM203と、画像信号処理回路204と、LCDドライバ205と、圧縮/伸張回路207と、メモリI/F208と、マイクロコンピュータ210とに接続されており、カメラ内で発生した各種のデータをカメラ内の各部に転送するための転送路である。撮像モジュール201で取得された画像データ(RAWデータ)は、バス202を介してDRAM203に転送されて記憶される。DRAM203は、撮像モジュール201のI/F回路201bで得られた画像データや画像信号処理回路204、圧縮/伸張回路207において処理された画像データ等の各種データが一時的に記憶される記憶部である。
画像信号処理回路204は、DRAM203に記憶された画像データ(RAWデータ)を読み出して画像処理を施す。この画像信号処理回路204は、ホワイトバランス(WB)補正回路204aと、同時化回路204bと、色変換回路204cと、ガンマ変換回路204dとから構成されている。
WB補正回路204aは、DRAM203から読み出した画像データのうちのRデータ及びBデータにマイクロコンピュータ210から指示されたホワイトバランスゲインを乗じることによりホワイトバランス補正を行ってホワイトバランス補正後の画像データR'、Gr'、Gb'、B'を取得し、取得した画像データR'、Gr'、Gb'、B'を同時化回路204bに出力する。同時化回路204bはWB補正回路204aからの画像データR'、Gr'、Gb'、B'から、補間によってR、G、Bの3色を1画素成分とする画像データRp、Gp、Bpを生成し、この画像データRp、Gp、Bpを色変換回路204cに出力する。色変換回路204cは、同時化回路204bからの画像データRp、Gp、Bpに、マイクロコンピュータ210から指示されたカラーマトリクスを乗じる線形変換を行って画像データの色を補正し、これによって得られた画像データRc、Gc、Bcをガンマ変換回路204dに出力する。
ガンマ変換回路204dは、色変換回路204cからの画像データRc、Gc、Bcに対してガンマ変換(階調変換)処理を行って、画像データの階調を表示や印刷に適するように補正し、これによって得られた画像データRg、Gg、BgをDRAM203に記憶させる。
LCDドライバ205は、LCD206への画像の表示を行う。例えばライブビュー表示時には、LCDドライバ205は、撮像モジュール201で取得され、画像信号処理回路204においてライブビュー表示用の画像処理がなされた画像データをDRAM203から読み出して映像信号に変換し、この映像信号に基づいてLCD206にライブビュー表示を行う。
圧縮/伸張回路207は、静止画の撮影時には、撮像モジュール201で取得され、画像信号処理回路204において静止画撮影用の画像処理がなされた画像データをDRAM203から読み出してJPEG方式などに従って圧縮する。この圧縮された画像データはDRAM203に記憶された後、メモリI/F208を介して記録媒体209に記録される。ここで、記録媒体209は、特に限定されるものではなく、例えばメモリカードが利用される。また、静止画の再生時には、圧縮/伸張回路207は、記録媒体209に記録されている静止画像を読み出して伸張する。この伸張された画像データはDRAM203に一時記憶された後、LCDドライバ205によりLCD206に表示される。
同時撮影手段及び色変換パラメータ算出手段としてのマイクロコンピュータ210は、カメラ本体200の各種シーケンスを統括的に制御する。マイクロコンピュータ210には操作部211と、Flashメモリ212とが接続されている。操作部211は、当該カメラの電源をオンするための電源ボタン、静止画撮影を実行するためのレリーズボタン、ユーザが手動でホワイトバランス調整を行うためのワンタッチホワイトバランス(OTWB)ボタンなどの各種操作部材である。ユーザによって操作部211が操作されることにより、マイクロコンピュータ210は、静止画撮影等のユーザ操作に応じた各種シーケンスを実行する。Flashメモリ212は、後述するホワイトバランスゲインの算出の際の目標とする色のRGB値及び各種の光源(例えば、太陽光、A光源、白色蛍光灯等)の分光放射輝度特性を記憶している。図3に、分光放射輝度特性の例を示す。図3には、三波長昼白色蛍光灯の分光放射輝度及び昼光の分光放射輝度を示している。これらは比較的近い色温度(約5000K〜6000K)を有しているが、分光特性は大きく異なる。このため、ホワイトバランス補正の際には、色温度だけでなく、光源の分光放射輝度を考慮する必要がある。
次に、第1の実施形態における電子撮像方法の要部としての色変換パラメータ(ホワイトバランスゲイン及びカラーマトリクス)について説明する。図4は、色変換パラメータとして特にホワイトバランスゲインを算出する際の概念について示した図である。ここで、第1の実施形態におけるホワイトバランスゲインの算出は、特にユーザが手動でホワイトバランス設定を行うためのワンタッチホワイトバランス補正を行うためのホワイトバランスゲインの算出に用いられるものである。ワンタッチホワイトバランス以外の例えばオートホワイトバランス等では、図2に示すレンズの分光透過率特性及び図3に示す光源の分光放射輝度特性と、撮像素子201aの分光感度特性とを用いてホワイトバランスゲインを算出する。この手法については本実施形態の本質とは異なるので説明を省略する。
図4に示すホワイトバランスの算出時において、まずカメラ301の撮像素子201aを第1の駆動モードと第2の駆動モードでそれぞれ動作させ、同一の被写体(例えば、グレーチャート)302を撮影する。この際、第1の駆動モードによる撮影時と第2の駆動モードによる撮影時とで撮影条件(被写体を照明している光源の状態等)が変化しないように、第1の駆動モードによる撮影と第2の駆動モードによる撮影を同時に(若しくは同時と見なせる程度に連続して)行う。
このような同時撮影の後、第1の駆動モードで得られた画像データ(第1の画像データ)から静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBsを算出し、第2の駆動モードで得られた画像データ(第2の画像データ)からライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを算出する。具体的には、第1の駆動モードで取得された画像データのRGB値S(R,G,B)を、目標とする色のRGB値D(R,G,B)とするような係数を静止画用のホワイトバランスゲインWBsとして算出する。また、第2の駆動モードで取得された画像データのRGB値L(R,G,B)をD(R,G,B)とするような係数をライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlとして算出する。ここで、目標とする色のRGB値D(R,G,B)は、撮影した被写体の色に含まれる色のRGB値である。つまり、図4の例ではグレーのRGB値となる。
以下、実際の演算の流れについて説明する。図5は、第1の実施形態におけるホワイトバランスゲインの算出演算の第1の例について示したフローチャートである。ここで、図5の処理は、静止画撮影前にライブビュー表示を行う場合の処理に対応する。
図5において、まず、マイクロコンピュータ210はLCD206にライブビュー表示を行うための処理を行う。このために、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール201の撮像素子201aを第2の駆動モードで動作させる(ステップS1)。これにより、撮像素子201aにおいてライブビュー表示用の画像データが取得される(ステップS2)。撮像素子201aは、得られたライブビュー表示用の画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
次に、DRAM203に記憶された画像データに対し、図示しないOB減算回路によりOB減算処理を行う(ステップS3)。このOB減算処理は、DRAM203から読み出した画像データからOB(Optical black)分を減算することにより、取得した画像データの黒レベルを0に合わせる処理である。
OB減算処理の後、マイクロコンピュータ210は、前回の演算時に算出されてFlashメモリ212に記憶されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを読み出して、WB補正回路204aに出力する。WB補正回路204aは、OB減算処理された画像データに、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを画像データに乗じることによってホワイトバランス補正を行う(ステップS4)。その後、同時化回路204bはホワイトバランス補正後の画像データに対し、同時化処理を行う(ステップS5)。続いてマイクロコンピュータ210は、Flashメモリ212に記憶されているライブビュー表示用のカラーマトリクスを読み出して、色変換回路204cに出力する。色変換回路204cは、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のカラーマトリクスを画像データに乗じることによって色変換を行う(ステップS6)。その後に、ガンマ変換回路204dは、色変換回路204cの出力に対してガンマ変換を施す(ステップS7)。
以上のような画像処理がなされた後、LCDドライバ205は、DRAM203から画像データを読み出し、ライブビュー画像としてLCD206に表示させる(ステップS8)。
ステップS1〜ステップS8で示すライブビュー表示がなされている間、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりワンタッチホワイトバランス(OTWB)用のホワイトバランスゲインを設定するための操作(以下、OTWB操作と記す)がなされたか否かを判定している(ステップS9)。ここで、OTWB操作は、例えばOTWBボタンを押しながらレリーズボタンを押す操作である。勿論、このような操作でなくとも良い。ステップS9の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされていない場合には、ステップS1に戻り、マイクロコンピュータ210は、ライブビュー表示を継続させる。
一方、ステップS9の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされた場合に、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりOTWB操作がなされる直前に撮像素子201aによって取得されたライブビュー表示用の画像データのRGB値L(R,G,B)をDRAM203に保持する(ステップS10)。
L(R,G,B)をDRAM203に保持した後、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール201の撮像素子201aを第1の駆動モードで動作させる(ステップS11)。これにより、撮像素子201aにおいて静止画像データが取得される(ステップS12)。撮像素子201aは、得られた静止画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
マイクロコンピュータ210は、DRAM203に記憶されている静止画像データを読み出し、この静止画像データのRGB値S(R,G,B)をFlashメモリ212に記憶されている目標色(グレー)のRGB値D(R,G,B)とするような係数を静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBsとして算出する(ステップS13)。続いて、マイクロコンピュータ210は、ステップS10においてDRAM203に保持しておいたライブビュー表示用の画像データのRGB値L(R,G,B)を読み出し、このライブビュー表示用の画像データのRGB値L(R,G,B)をFlashメモリ212に記憶されているRGB値D(R,G,B)とするような係数をライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlとして算出する(ステップS14)。これにより、ホワイトバランスゲインの算出演算が終了する。なお、ステップS13で算出された静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBs及びステップS14で算出されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlは、例えばFlashメモリ212に記憶される。
以上説明した図5の手法によれば、撮像素子201aを第1の駆動モードと第2の駆動モードとで、同一の被写体をほぼ同時に撮影することができる。これにより、第1の駆動モードの撮影時と第2の駆動モードの撮影時とでは、被写体を照明する光源等の撮影条件が変化しないと考えられるので、両駆動モードでそれぞれ得られた画像データを同一の目標色に合致させるようなホワイトバランスゲインをそれぞれ算出することにより、ライブビュー表示時と静止画表示時とで同じ色味が得られるようなホワイトバランス補正を行うことが可能である。
また、図5において、ホワイトバランスゲインの算出は、ユーザによるOTWB操作を受けて行うようにしている。つまり、ユーザは、所望のタイミングでワンタッチホワイトバランス用のホワイトバランスゲインの算出を行うことが可能である。
ここで、図5の例では、グレーチャート302を撮影するようにしているが、グレーの被写体であればグレーチャートに限定されるものではない。ただし、適正なホワイトバランスゲインを算出するためには、グレーのような低彩度の色の被写体を撮影することが好ましい。また、3色以上の目標色を設定しておき、かつ3色以上の被写体を撮影するようにすれば、ホワイトバランスゲインだけでなく、カラーマトリクスの算出を行うことも可能である。この手法については後述する。
図6は、第1の実施形態におけるホワイトバランスゲインの算出演算の第2の例について示したフローチャートである。この第2の例は、静止画撮影前にライブビュー表示を行わない場合に対応する処理である。
図6において、まず、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりOTWBボタンが押されたか否かを判定し(ステップS21)、OTWBボタンが押されるまで待機する。一方、ステップS21の判定において、OTWBボタンが押された場合に、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール201の撮像素子201aを第2の駆動モードで動作させる(ステップS22)。これにより、撮像素子201aにおいてライブビュー表示用の画像データが取得される(ステップS23)。撮像素子201aは、得られた画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
DRAM203にライブビュー表示用の画像データが記憶された後、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりワンタッチホワイトバランス(OTWB)操作がなされたか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされていない場合には、ステップS21に戻る。
一方、ステップS24の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされた場合に、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりOTWB操作がなされる直前に撮像素子201aによって取得されたライブビュー表示用の画像データのRGB値L(R,G,B)をDRAM203に保持する(ステップS25)。そして、撮像モジュール201の撮像素子201aを第1の駆動モードで動作させる(ステップS26)。これにより、撮像素子201aにおいて静止画像データが取得される(ステップS27)。撮像素子201aは、得られた静止画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
マイクロコンピュータ210は、DRAM203に記憶されている静止画像データを読み出し、この静止画像データのRGB値S(R,G,B)をFlashメモリ212に記憶されている目標色(グレー)のRGB値D(R,G,B)とするような係数を静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBsとして算出する(ステップS28)。続いて、マイクロコンピュータ210は、ステップS25においてDRAM203に保持しておいたライブビュー表示用の画像データのRGB値L(R,G,B)を読み出し、このライブビュー表示用の画像データのRGB値L(R,G,B)をFlashメモリ212に記憶されている目標色(グレー)のRGB値D(R,G,B)とするような係数をライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlとして算出する(ステップS29)。これにより、ホワイトバランスゲインの算出演算が終了する。
この第2の例によれば、たとえ、ユーザにより撮影前にライブビュー表示を行わないように設定されていた場合であっても、ワンタッチホワイトバランス用のホワイトバランスゲインを算出することが可能である。
図7は、ワンタッチホワイトバランスによるホワイトバランス補正を行う場合の静止画撮影時の処理について示すフローチャートである。
図7において、マイクロコンピュータ210はLCD206にライブビュー表示を行うための処理を行う。このために、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール201の撮像素子201aを第2の駆動モードで動作させる(ステップS31)。これにより、撮像素子201aにおいてライブビュー表示用の画像データが取得される(ステップS32)。撮像素子201aは、得られた画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
次に、DRAM203に記憶された画像データに対し、図示しないOB減算回路によりOB減算処理を行う(ステップS33)。続いて、マイクロコンピュータ210は、図5又は図6の演算により算出されてFlashメモリ212に記憶されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを読み出して、WB補正回路204aに出力する。WB補正回路204aは、OB減算処理された画像データに、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを画像データに乗じることによってホワイトバランス補正を行う(ステップS34)。その後に、同時化回路204bはホワイトバランス補正後の画像データに対し、同時化処理を行う(ステップS35)。続いてマイクロコンピュータ210は、Flashメモリ212に記憶されているライブビュー表示用のカラーマトリクスを読み出して、色変換回路204cに出力する。色変換回路204cは、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のカラーマトリクスを画像データに乗じることによって色変換を行う(ステップS36)。ガンマ変換回路204dは、色変換回路204cの出力に対してガンマ変換を施す(ステップS37)。
以上のような画像処理がなされた後、LCDドライバ205は、DRAM203から画像データを読み出し、ライブビュー画像としてLCD206に表示させる(ステップS38)。
ステップS31〜ステップS38で示すライブビュー表示がなされている間、マイクロコンピュータ210は、ユーザにより操作部211のレリーズボタンが押されたか否かを判定している(ステップS39)。ステップS39の判定において、レリーズボタンが押されていない場合には、ステップS31に戻り、マイクロコンピュータ210は、ライブビュー表示を継続させる。一方、ステップS39の判定において、レリーズボタンが押された場合に、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール201の撮像素子201aを第1の駆動モードで動作させる(ステップS40)。これにより、撮像素子201aにおいて静止画像データが取得される。撮像素子201aは、得られた静止画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
次に、DRAM203に記憶された画像データに対し、OB減算処理を行う(ステップS41)。続いて、マイクロコンピュータ210は、図5又は図6の演算により算出されてFlashメモリ212に記憶された静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBsを読み出して、WB補正回路204aに出力する。WB補正回路204aは、OB減算処理された画像データに、マイクロコンピュータ210から通知された静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBsを画像データに乗じることによってホワイトバランス補正を行って同時化回路204bに出力する(ステップS42)。このような処理により、ライブビュー表示時と静止画撮影時とで同一の色味が得られるようなホワイトバランス補正が行われる。ホワイトバランス補正の後、同時化回路204bは同時化処理を行う(ステップS43)。続いてマイクロコンピュータ210は、Flashメモリ212に記憶されている静止画撮影用のカラーマトリクスを読み出して、色変換回路204cに出力する。色変換回路204cは、マイクロコンピュータ210から通知された静止画撮影用のカラーマトリクスを画像データに乗じることによって色変換を行う(ステップS44)。ガンマ変換回路204dは、色変換回路204cの出力に対してガンマ変換を施す(ステップS45)。
以上のような画像処理の後、圧縮/伸張回路207は画像処理後の画像データをDRAM203から読み出して圧縮してDRAM203に記憶させる。マイクロコンピュータ210は、DRAM203に記憶された圧縮画像データを読み出し、読み出した圧縮画像データをメモリI/F208を介して記録媒体209に記録する(ステップS46)。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、ライブビュー表示用の画像データと静止画撮影用の画像データとをほぼ同一条件で取得し、両画像データが同一のホワイトバランスとなるようなホワイトバランスゲインを算出することができる。これにより、撮影環境によらずに静止画撮影時とライブビュー表示時とで同じホワイトバランスを得ることができる。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係る電子撮像装置の一例としての構成を示すブロック図である。ここで、図8において図1と同じ参照符号が付されている構成は図1と同様のものなので説明を省略する。図8に示すカメラ301のカメラ本体200内部には、光路分岐プリズム401が設けられている。光路分岐プリズム401は、光学系101によって集光された光を分岐させ、分岐させた一方の光を撮像モジュール402に入射させ、他方の光を撮像モジュール403に入射させる。このような構成により、被写体からの光を同時に2つの撮像モジュールに入射させることが可能である。
撮像モジュール402は、ライブビュー表示用の撮像モジュールであり、撮像素子402aと、I/F回路402bと、Flashメモリ402cとから構成されている。また、撮像モジュール403は、静止画撮影用の撮像モジュールであり、撮像素子403aと、I/F回路403bと、Flashメモリ403cとから構成されている。ここで、撮像モジュール402と撮像モジュール403とは同一の構成を有していても良いし、ライブビュー表示用の撮像素子402aの画素数を静止画表示用の撮像素子403aの画素数よりも少なくするように構成しても良い。
図8に示す構成において、撮像モジュール402で得られた画像データは画像信号処理回路204においてライブビュー表示用の画像処理がなされる。一方、撮像モジュール403で得られた画像データは画像信号処理回路204において静止画撮影用の画像処理がなされる。なお、ライブビュー表示用の画像処理と静止画撮影用の画像処理は1つの画像信号処理回路内で順次行うようにしても良いし、2つの画像信号処理回路内で個別に行うようにしても良い。
図9は、第2の実施形態におけるホワイトバランスゲインの算出演算について示したフローチャートである。ここで、図9の処理は、静止画撮影前にライブビュー表示を行う場合の処理に対応する。さらに、図9の処理を行う際、ユーザは、カメラ301でグレーチャート302を撮影しているものとする。
図9において、まず、マイクロコンピュータ210はLCD206にライブビュー表示を行うための処理を行う。このために、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール402の撮像素子402aを動作させる(ステップS51)。これにより、撮像素子402aにおいてライブビュー表示用の画像データが取得される(ステップS52)。撮像素子402aは、得られたライブビュー表示用の画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
次に、DRAM203に記憶された画像データに対し、図示しないOB減算回路によりOB減算処理を行う(ステップS53)。続いて、マイクロコンピュータ210は、前回の演算時に算出されてFlashメモリ212に記憶されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを読み出して、WB補正回路204aに出力する。WB補正回路204aは、OB減算処理された画像データに、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを画像データに乗じることによってホワイトバランス補正を行う(ステップS54)。その後に、同時化回路204bはホワイトバランス補正後の画像データに対し、同時化処理を行う(ステップS55)。続いてマイクロコンピュータ210は、Flashメモリ212に記憶されているライブビュー表示用のカラーマトリクスを読み出して、色変換回路204cに出力する。その後に、色変換回路204cは、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のカラーマトリクスを画像データに乗じることによって色変換を行う(ステップS56)。ガンマ変換回路204dは、色変換回路204cの出力に対してガンマ変換を施す(ステップS57)。
以上のような画像処理がなされた後、LCDドライバ205は、DRAM203から画像データを読み出し、ライブビュー画像としてLCD206に表示させる(ステップS58)。
ステップS51〜ステップS58で示すライブビュー表示がなされている間、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりワンタッチホワイトバランス(OTWB)操作がなされたか否かを判定している(ステップS59、S71)。ステップS59、S71の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされていない場合には、ステップS51に戻り、マイクロコンピュータ210は、ライブビュー表示を継続させる。
一方、ステップS59、S71の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされた場合に、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール402の撮像素子402aと撮像モジュール403の撮像素子403aとを同時に動作させる(ステップS60、S72)。これにより、撮像素子402aにおいてはライブビュー表示用の画像データが取得される(ステップS61)。一方、撮像素子403aにおいては静止画撮影用の画像データが取得される(ステップS73)。それぞれの撮像素子で得られた画像データは、バス202を介してDRAM203に記憶される。
マイクロコンピュータ210は、DRAM203に記憶されている静止画像データを読み出し、この静止画像データのRGB値S(R,G,B)をFlashメモリ212に記憶されている目標色(グレー)のRGB値D(R,G,B)とするような係数を静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBsとして算出する(ステップS81)。続いて、マイクロコンピュータ210は、DRAM203に記憶されているライブビュー表示用の画像データを読み出し、このライブビュー表示用の画像データのRGB値L(R,G,B)をFlashメモリ212に記憶されている目標色(グレー)のRGB値D(R,G,B)とするような係数をライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlとして算出する(ステップS82)。これにより、ホワイトバランスゲインの算出演算が終了する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、静止画像とライブビュー表示用画像とを完全に同時に取得することができる。これにより、第1の実施形態に比べてより精度の良いホワイトバランスゲインを求めることが可能である。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図10は、第3の実施形態による色変換パラメータ(ホワイトバランスゲイン及びカラーマトリクス)を算出する際の概念について示した図である。なお、カメラの構成については、図1及び図8の何れの構成であっても良いが、ここでは図1の構成を例に説明する。
図10に示すホワイトバランスの算出時において、まずカメラ301の撮像素子201aを第1の駆動モードと第2の駆動モードでそれぞれ動作させ、同一の被写体(例えば、カラーチャート)303を撮像する。そして、ライブビュー表示用の画像データの中から、所定の3色のRGB値L1(R,G,B)、L2(R,G,B)、L3(R,G,B)をDRAM203に保持しておく。一方、静止画撮影用の画像は画像信号処理回路204のWB補正回路204aにおいて任意の静止画撮影用ホワイトバランスゲインWBsによってホワイトバランス補正する。その後、同時化回路204bにおいてホワイトバランス補正後の画像データを同時化し、さらに、色変換回路204cにおいて任意の静止画撮影用カラーマトリクスCMXsで色変換を行う。マイクロコンピュータ210は、色変換回路204cにより得られた画像データ(第3の画像データ)からホワイトバランス補正及び色変換の目標とする3色のRGB値D1(R,G,B)、D2(R,G,B)、D3(R,G,B)を抽出する。
さらに、マイクロコンピュータ210は、RGB値L1(R,G,B)、L2(R,G,B)、L3(R,G,B)を、先に抽出したRGB値D1(R,G,B)、D2(R,G,B)、D3(R,G,B)とするようなカラーマトリクスとホワイトバランスゲインを、ライブビュー表示用のカラーマトリクスCMXlとホワイトバランスゲインWBlとして算出する。
以下、実際の演算の流れについて説明する。図11は、第3の実施形態におけるホワイトバランスゲイン及びカラーマトリクスの算出演算について示したフローチャートである。ここで、図11の処理は、静止画撮影前にライブビュー表示を行う場合の処理に対応する。
図11において、まず、マイクロコンピュータ210はLCD206にライブビュー表示を行うための処理を行う。このために、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール201の撮像素子201aを第2の駆動モードで動作させる(ステップS91)。これにより、撮像素子201aにおいてライブビュー表示用の画像データが取得される(ステップS92)。撮像素子201aは、得られたライブビュー表示用の画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
次に、図示しないOB減算回路によりOB減算処理を行う(ステップS93)。OB減算処理の後、マイクロコンピュータ210は、前回の演算時に算出されてFlashメモリ212に記憶されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを読み出して、WB補正回路204aに出力する。WB補正回路204aは、OB減算処理された画像データに、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBlを画像データに乗じることによってホワイトバランス補正を行う(ステップS94)。その後に、同時化回路204bはホワイトバランス補正後の画像データに対し、同時化処理を行う(ステップS95)。続いてマイクロコンピュータ210は、Flashメモリ212に記憶されているライブビュー表示用のカラーマトリクスCMXlを読み出して、色変換回路204cに出力する。色変換回路204cは、マイクロコンピュータ210から通知されたライブビュー表示用のカラーマトリクスCMXlを画像データに乗じることによって色変換を行う(ステップS96)。ガンマ変換回路204dは、色変換回路204cの出力に対してガンマ変換を施す(ステップS97)。
以上のような画像処理がなされた後、LCDドライバ205は、DRAM203から画像データを読み出し、ライブビュー画像としてLCD206に表示させる(ステップS98)。
ステップS91〜ステップS98で示すライブビュー表示がなされている間、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりワンタッチホワイトバランス(OTWB)操作がなされたか否かを判定している(ステップS99)。ステップS99の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされていない場合には、ステップS91に戻り、マイクロコンピュータ210は、ライブビュー表示を継続させる。
一方、ステップS99の判定において、ユーザによりOTWB操作がなされた場合に、マイクロコンピュータ210は、ユーザによりOTWB操作がなされる直前に撮像素子201aによって取得されたライブビュー表示用の画像データの中から目標色に対応する3色のRGB値L1(R,G,B)、L2(R,G,B)、L3(R,G,B)を抽出してDRAM203に保持する(ステップS100)。
目標色に対応するライブビュー表示用の画像のRGB値をDRAM203に保持した後、マイクロコンピュータ210は、撮像モジュール201の撮像素子201aを第1の駆動モードで動作させる(ステップS101)。これにより、撮像素子201aにおいて静止画像データが取得される(ステップS102)。撮像素子201aは、得られた静止画像データを、バス202を介してDRAM203に記憶させる。
次に、DRAM203に記憶された画像データに対し、図示しないOB減算回路によりOB減算処理を行う。その後に、WB補正回路204aは、OB減算処理された画像データに、任意の静止画撮影用のホワイトバランスゲインWBsを画像データに乗じることによってホワイトバランス補正を行う。続いて、同時化回路204bは、ホワイトバランス補正後の画像データに対し、同時化処理を行う。次に、色変換回路204cは、任意の静止画撮影用のカラーマトリクスCMXsを画像データに乗じることによって色変換を行う(ステップS103)。色変換の後、マイクロコンピュータ210は、ステップS103で得られた色変換後の画像データの中の3色を抽出し、それらのRGB値D1(R,G,B)、D2(R,G,B)、D3(R,G,B)を抽出してDRAM203に記憶させる(ステップS104)。
次に、マイクロコンピュータ210は、RGB値L1(R,G,B)を目標色RGB値D1(R,G,B)とし、RGB値L2(R,G,B)を目標色RGB値D2(R,G,B)とし、RGB値L3(R,G,B)を目標色RGB値D3(R,G,B)とするようなカラーマトリクスとホワイトバランスゲインを、ライブビュー表示用のカラーマトリクスCMXlとホワイトバランスゲインWBlとして算出する(ステップS105)。これにより、色変換パラメータの算出演算が終了する。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、任意の静止画撮影用ホワイトバランスゲインWBs及び静止画撮影用カラーマトリクスCMXsに従って画像処理した結果に基づいて、ライブビュー表示用のホワイトバランスゲインWBl及びライブビュー表示用カラーマトリクスCMXlを算出することができる。これにより、撮影環境によらずに静止画撮影時とライブビュー表示時とで同じ色味を得ることができるだけでなく、静止画撮影時においては所望の色味を得ることができるようになる。
ここで、図10の例では、目標色を3色抽出するようにしている。一般に、カラーマトリクスは3×3のマトリクスであるので、目標色を3色抽出することにより、カラーマトリクスを算出することが可能であるが、目標色を4色以上抽出するようにしても良い。4色以上の目標色からカラーマトリクスを求めることにより、撮影条件に応じたより適正な色変換を行うことができる3×3のカラーマトリクスを求めることが可能となる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、上述した実施形態における電子撮像装置は、一眼レフレックス方式のカメラを例としているが、上述した実施形態の手法をコンパクトカメラに適用することも可能である。
また、上述した各実施形態において撮像素子201aは、第2の駆動モードとしてライブビュー表示用の駆動モードで駆動可能としているが、第2の駆動モードは撮像素子出力の一部を間引いて読み出す駆動モードであればライブビュー表示用の駆動モードに制限されない。例えば、ライブビュー表示用の駆動モードの他に、動画撮影用の駆動モードや、静止画であっても一部の領域のみを記録するような駆動モード等が考えられる。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る電子撮像装置の一例としての構成を示すブロック図である。 光学系の分光透過率特性を示す図である。 分光放射輝度特性の例を示す図である。 第1の実施形態の色変換パラメータとして特にホワイトバランスゲインを算出する際の概念について示した図である。 第1の実施形態におけるホワイトバランスゲインの算出演算の第1の例について示したフローチャートである。 第1の実施形態におけるホワイトバランスゲインの算出演算の第2の例について示したフローチャートである。 ワンタッチホワイトバランスによるホワイトバランス補正を行う場合の静止画撮影時の処理について示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子撮像装置の一例としての構成を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるホワイトバランスゲインの算出演算について示したフローチャートである。 第3の実施形態によるホワイトバランスゲイン及びカラーマトリクスを算出する際の概念について示した図である。 第3の実施形態におけるホワイトバランスゲイン及びカラーマトリクスの算出演算について示したフローチャートである。
符号の説明
100…レンズユニット、101…光学系、102,210…マイクロコンピュータ、103…メモリ、200…カメラ本体、201,402,403…撮像モジュール、201a,402a,403a…撮像素子、201b,402b,403b…インターフェイス(I/F)回路、201c,212,402c,403c…Flashメモリ、202…バス、203…DRAM、204…画像信号処理回路、204a…ホワイトバランス(WB)補正回路、204b…同時化回路、204c…色変換回路、204d…ガンマ変換回路、205…LCDドライバ、206…LCD、207…圧縮/伸長回路、208…メモリインターフェイス(I/F)、209…記録媒体、211…操作部、401…光路分岐プリズム

Claims (8)

  1. 少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子と、
    同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行する同時撮影手段と、
    上記第1の画像データを色変換した結果と上記第2の画像データを色変換した結果とがそれぞれ単一又は複数の目標色データと合致するように上記第1の画像データの色変換のための第1の色変換パラメータと上記第2の画像データの色変換のための第2の色変換パラメータとをそれぞれ算出する色変換パラメータ算出手段と、
    を具備し、
    上記第1の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第2の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする電子撮像装置。
  2. 少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子と、
    同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行する同時撮影手段と、
    上記第1の画像データを任意の色変換パラメータで色変換して第3の画像データを生成して、上記第2の画像データの色再現が上記第3の画像データの色再現と合致するような上記第2の画像データを色変換するための第3の色変換パラメータを算出する色変換パラメータ算出手段と、
    を具備し、
    上記任意の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第3の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする電子撮像装置。
  3. 上記第1の駆動モードは、静止画撮影用の駆動モードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子撮像装置。
  4. 上記第2の駆動モードは、ライブビュー表示用の駆動モードを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子撮像装置。
  5. 上記同時撮影手段は、ユーザ操作を受けて上記第1の画像データを取得する動作及び上記第2の画像データを取得する動作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子撮像装置。
  6. 上記ユーザ操作は、手動でホワイトバランスを設定するためのワンタッチホワイトバランス設定操作であることを特徴とする請求項5に記載の電子撮像装置。
  7. 少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子による電子撮像方法において、
    同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行し、
    上記同時又は連続動作の結果として取得された上記第1の画像データを色変換した結果と上記第2の画像データを色変換した結果とがそれぞれ単一又は複数の目標色データと合致するように上記第1の画像データの色変換のための第1の色変換パラメータと上記第2の画像データの色変換のための第2の色変換パラメータとをそれぞれ算出し、
    上記第1の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第2の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする電子撮像方法。
  8. 少なくとも第1の駆動モードと第2の駆動モードからなる複数の駆動モードを有するカラー撮像素子による電子撮像方法において、
    同一の被写体に対して、上記カラー撮像素子を上記第1の駆動モードで駆動して第1の画像データを取得する動作と上記カラー撮像素子を上記第2の駆動モードで駆動して第2の画像データを取得する動作とを同時又は連続で実行し、
    上記同時又は連続動作の結果として取得された上記第1の画像データを任意の色変換パラメータで処理して第3の画像データを生成し、
    上記同時又は連続動作の結果として取得された上記第2の画像データの色再現が上記第3の画像データの色再現と合致するような上記第2の画像データを色変換するための第3の色変換パラメータを算出し、
    上記任意の色変換パラメータは上記第1の駆動モード用の第1のカラーマトリクスであり、上記第3の色変換パラメータは上記第2の駆動モード用の第2のカラーマトリクスであることを特徴とする電子撮像方法。
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