JP4914491B2 - プロダクション切換器を使ってエッジ・ブレンドを実行するための方法および装置 - Google Patents

プロダクション切換器を使ってエッジ・ブレンドを実行するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は概括的にはビデオ・プロダクション・システムに、より詳細にはビデオ効果のプロダクションに関する。
ライブ・イベントのプロデューサーや演出者は、観客にできるだけ大きな投影スクリーン上で届けられる高品質のビデオ経験を提供することによってそうしたイベントを向上させうる。典型的には、投影スクリーンはライブ・イベントの位置の背後または上方に配置され、投影スクリーン上には複数のビデオ出力がしばしば隣り合わせで投影される。典型的には、隣り合わせで投影された画像は単に互いに接することはできない。画像の明るさ、色などのわずかな変化のため、全体としてシームレスなワイドスクリーン画像が生成されないからである。よって、大型投影スクリーン・システムでは、画像はわずかに、画像の幅の5〜10%程度重なり合ってもよい。これは図1に示されている。画像11(その境界は点線の形で示されている)は投影スクリーン21上への投影のために画像Aと画像Bに分割されている。投影スクリーン21は二つの水平方向に整列されたより小さな画面部分21−1および21−2を含んでいる。画像Aは、矢印23で示されるように、画面部分21−2の一部にまで延びるように投影される。同様に、画像Bは、矢印24で示されるように、画面部分21−1の一部にまで延びるように投影される。重なり領域22が、両画像が重なり合うところを表す。画像が重なり合うので、重なり領域22が投影スクリーンの残りの部分の画像よりも明るくなる可能性が高い。この明るさの効果は重なり領域22の網点によって示されている。結果として、重なり領域は観客にとって目に見える――そして目障りな――ものとなり、観客のビデオ経験を損なう。よって、重なり領域におけるビデオ出力の強度を逓減させて、重なり領域が投影スクリーンの残りの部分の画像よりも明るく見えないようにできる必要がある。これは水平方向のエッジ・ブレンド(horizontal edge blending)と称される。
残念ながら、従来式のビデオ・プロダクション切換器(video production switcher)は重なり合うソースおよびブレンドする領域を提供することができない。よって、重なり合った水平方向の画像(overlapped horizontal images)(重なり合った水平方向のエッジ(overlapped horizontal edges)とも称される)をもつビデオ素材は、ビデオ切換器に加える前に水平方向のブレンド領域(horizontal blending region)をもって事前にレンダリングされる必要がある。ビデオ素材の外部事前レンダリングは、Avid、MacromediaおよびAfter Effectsといったいくつかの現在入手可能なレンダリング・システムのいずれを用いても外部的に実行できる。
しかしながら、水平方向に整列された複数の部分の使用を直接に目標とした特化した装置はいくつかのベンダーが提供している。たとえば、VistaからのMontage、Barco/FolsomからのEncoreのようなシステムは、水平方向のブレンドを提供する。さらに、Barco/Folsomは、離散的なビデオ入力を取って水平方向のブレンドで重なりラップ領域(overlap lap region)を形成するBlendPro装置も作っている。BlendPro装置はライブ・ビデオを扱う入力をもつものの、BlendProは、BlendProに加える前に別個の部分に分割されている事前レンダリングされたビデオ素材をブレンドし、次いで別個の諸部分を再び組み合わせるためにしか実際には有用ではない。具体的には、一つの画像を作成するためにビデオ素材またはグラフィック素材がオフラインで作成される。この画像は次いで、投影スクリーンの水平方向の複数の部分での表示のために、水平方向の複数の長方形の部分にスライスされる。投影スクリーン上で適切なエッジが水平方向にブレンドされる。これらの水平方向の部分が次いでBlendProに入力される。
本発明の原理によれば、ビデオ・プロダクション切換器が画像を記憶し、その画像を表示する際に使うために、記憶された画像にビューポートをマッピングする。
本発明のある実施形態では、ビデオ・プロダクション切換器は、それぞれディスプレイ上に画像を表示する際に使うビデオ出力信号を提供するいくつかの混合効果ユニット(M/E)と;画像を記憶するメモリと;(a)記憶された画像をディスプレイに関連付けられたグローバル空間にマッピングし、(b)グローバル空間におけるいくつかのビューポートを決定するためのコントローラとを有しており、各ビューポートは前記いくつかの混合効果切換器の一つ、前記記憶された画像の一部分および前記ディスプレイの一部分と関連付けられており、前記ディスプレイの隣接部分に関連付けられたビューポートどうしは重なり合う。
本発明の概念のほかは、図面に示される要素はよく知られたものであり、詳述はしない。さらに、ビデオ・プロダクションについてなじみがあることを想定し、本稿で詳述はしない。これに関し、既知のビデオ・プロダクション切換と異なる本発明の概念の部分のみが以下で記述され、図面に示される。よって、混合効果(mix effects)(M/E)装置、ブレンド(ソフト・クロッピング)、デジタル・ビデオ効果(DVE: digital video effects)チャネル、混合器バス(mixer bus)、キー・フレーム、画像についての変換行列計算などになじみがあることを想定し、本稿では説明しない。なお、本発明の概念は従来式のプログラミング諸技法を使って実装してもよく、そのようなプログラミング諸技法は本稿では説明しない。最後に、図面の同様の符号は類似の要素を表し、図面における表現は必ずしも縮尺通りではない。
本発明の原理に基づくビデオ・システム10の例示的な実施形態が図2に示されている。上述のように、本発明の概念に関するビデオ・システム10の部分のみが示されている。たとえば、ビデオ・プロダクション切換器100は、当技術分野で既知の一つまたは複数の切換マトリクス(switching matrix)を含んでいてもよい。切換マトリクスは、特定の効果を達成するためにビデオ・プロダクション切換器100のさまざまな要素の間で多様なビデオ信号の選択および切換を可能にし、ビデオ・プロダクション切換器100のメインの(番組(program)またはPGMとも称される)出力として提供されるべき特定のビデオ信号の選択をも可能にする。しかしながら、これらの一つまたは複数の切換マトリクスは本発明の概念にとって重要ではなく、よって図2には示されていない。
ビデオ・システム10はビデオ・プロダクション切換器100、プロジェクター150および投影スクリーン198(本稿ではディスプレイとも称される)を有する。この投影スクリーン198は、幅広い拡大されたスクリーンであり、それぞれビデオ表示信号151−1および151−2によって与えられるビデオ・コンテンツを表示するためのスクリーン部分198−1および198−2で表される、いくつかのより小さなスクリーン部分を含む。これに関し、プロジェクター150は、投影スクリーン198の各部分に個別的なビデオ表示信号を与えるためにいくつかの投影装置150−1および150−2を有する。本発明の概念のほかは、ビデオ・プロダクション切換器100は、入力信号101−1ないし101−Nによって表される一つまたは複数のソースからのビデオ入力信号を、投影スクリーン198の各部分での最終的な表示のためのスクリーン出力信号106−1および106−2によって表される一つまたは複数の出力に切り換える。ビデオ入力ソースはたとえば、カメラ、ビデオ・テープ・レコーダー、サーバー、デジタル映像操作機(ビデオ効果装置)、キャラクタ発生器などでありうる。当技術分野で知られているように、スクリーン出力信号は当技術分野で知られているPGM信号、すなわちビデオ・プロダクション切換装置の最終的な出力信号を表す。
ここでビデオ・プロダクション切換器100に目を転じると、この要素はコントローラ180およびいくつかの混合効果ユニット(M/E)105−1および105−2を有している。各M/E 105−1および105−2は一つまたは複数のビデオ信号(点線の形の各ビデオ信号104−1および104−2として表されている)を受信し、これを処理してそれぞれスクリーン出力信号106−1および106−2を与える。各M/Eはコントローラ180によって制御される(制御信号伝達181を介して)。コントローラ180は、図2では点線の四角の形の中に示されているプロセッサ190およびメモリ195によって表されているソフトウェア・ベースのコントローラである。ここで、コンピュータ・プログラムまたはソフトウェアがプロセッサ190による実行のためにメモリ195に記憶されている。プロセッサ190は一つまたは複数の記憶プログラム型制御プロセッサを表しており、これらはM/E装置のためのコントローラ機能専用である必要はなく、たとえばプロセッサ190はビデオ・プロダクション切換器100の他の機能および/または装置(図示せず)をも制御してもよい。メモリ195は、たとえばランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)など任意の記憶装置を表し、ビデオ・プロダクション切換器100の内部および/または外部にあってよく、必要に応じて揮発性および/または不揮発性である。
本発明の原理によれば、メモリ195は画像を記憶するための部分196(本稿では画像記憶、スチール記憶またはクリップ記憶とも称される)を含む。ここで図3も参照すべきである。図3は、本発明の原理に基づくビデオ・プロダクション切換器100で使う例示的なフローチャートを示している。図3のステップ405で、コントローラ180は投影スクリーン上での表示のための画像を受領する。たとえば、コンテンツ・クリエーター(content creator)が画像記憶196にダウンロードされる画像(背景として使うための)を作る。その画像はたとえば、入力信号101−1ないし101−Nのうちの一つを介して受信できる。この例では、背景画像301が、その全体において図4に示されるように画像記憶196に記憶するために受領される。例示的に、画像記憶196は、画像記憶196において利用可能な最大スペースまでの任意のサイズの画像を受け容れるよう設計される。この例では、画像301の映像フォーマットは1920×1080、すなわち幅1920ピクセル、高さ1080ピクセルであり、画像記憶196はこのサイズの画像を記憶するために十分な大きさであると想定されている。
図3のステップ410では、コントローラ180は、画像記憶196内に画像を保存する。ステップ415では、本発明の原理に基づき、コントローラ180は画像を投影スクリーン座標空間(本稿ではグローバル座標空間またはグローバル空間とも称される)にマッピングする。このマッピングは図5において画像301について示されている。この例については、座標空間はデカルト式であると想定されている。しかしながら、本発明の概念はそのように限定されるものではない。例示の目的のため、この例については一つの次元、たとえばy次元(本稿では「高さ」に関連する次元)だけが記載される。本発明の概念の二次元または三次元への拡張はストレートである。図5に示されるように、y次元軸42は、左上隅のIy=0の値から左下隅のIy=1020の最大値まで、画像の高さ次元をピクセル単位で表す。ピクセル単位での画像の高さはy次元軸52によって表される投影スクリーン198の高さにマッピングされる。この例については、投影スクリーン198の高さはGy=200要素であると想定される。同様のコメントがx次元(図示せず)に当てはまる。この例の目的については、投影スクリーン198の幅および高さが有効ディスプレイ幅および高さ、すなわち画像を示すことのできる投影スクリーン198の領域(実際の物理的な幅および高さに対比していう。物理的な領域は有効表示領域よりも大きいことがありうる)に対応する。例示的に、グローバルy座標値0、すなわちGy=0が投影スクリーン198の上端にマッピングされ、グローバルy座標値200、すなわちGy=200が投影スクリーン198の下端にマッピングされる。よって、この例では、有効投影スクリーン高さは200要素の高さであると想定される。グローバル空間の各「要素(element)」はピクセル、インチ、センチメートル、スクリーン・ユニットなどに対応することを注意しておく。さらに、投影スクリーン198の寸法は単に本発明の概念を記述する目的のための例示的なものである。投影スクリーンは標準的なビデオ(たとえば4:3のビデオ・フォーマット)、高精細度ビデオ(16:9のビデオ・フォーマット)などを表示してもよい。しかしながら、「要素」の実際のタイプがピクセル、インチなどのどれを表すかは本発明の概念には重要ではない。
暫時図2に戻ると、投影スクリーン198は二つのより小さなスクリーン部分198−1および198−2からなる。本発明の原理によれば、より小さなスクリーン部分の数および配置は水平方向の次元に制限されない。よって、この例については、投影スクリーン198は投影スクリーン198は縦に配列されている、たとえばスクリーン198−1がスクリーン198−2の上にあると想定される。換言すれば、本発明の概念は、投影された出力の水平方向の配列をサポートするのみならず、投影された出力の垂直方向の積み重ねをもサポートする。これは図6に示されている。図6から観察できるように、M/E 105−1(出力信号106−1)は(プロジェクター装置150−1を介して)スクリーン198−1と関連付けられ、M/E 105−2(出力信号106−2)は(プロジェクター装置150−2を介して)スクリーン198−2と関連付けられる。図6に示され、さらに下記で述べるように、各M/Eからの出力信号は投影スクリーン198上に重なり領域66を生成する。
図3に戻ると、ステップ420で、本発明の原理に基づき、コントローラ180はグローバル空間へのいくつかのビューポートを決定する。その決定は、(a)各ビューポート(またはローカル空間)が一つのM/Eと関連付けられ、(b)隣接するスクリーン部分と関連付けられているビューポートどうしが重なり合うように行われる。各M/Eの背景入力はそれぞれのビューポートと関連付けられている。この例では、重なり合いの量は10%とあらかじめ決まっており、コントローラ180に、たとえばオペレーターによってビデオ・プロダクション切換器100のコントロール・パネル(図示せず)を介して与えられると想定される。この例では二つのM/Eしかないので、コントローラ180は、図7に示されるように、簡単に各M/Eに関連付けられたビューポートを決定する。具体的には、M/Eと投影スクリーン198のスクリーン部分との間のあらかじめ決定された関連付けが与えられると、M/E 105−1は点線の両矢印71によって表されるようなローカル空間V105-1と関連付けられ(すなわち、画像の上部)、M/E 105−2は点線の両矢印72によって表されるようなローカル空間V105-2と関連付けられる(すなわち、画像の下部)。この例では、各ローカル空間についての幅(図7には示さず)は投影スクリーン198の幅に対応している。しかしながら、投影スクリーン198の高さは二つのスクリーン部分198−1および198−2の間で分割される。すなわち、各スクリーンの高さは100要素である。重なり合いの量は10%なので、一つのプロジェクター装置からの画像は隣接するスクリーン上に10要素(100×10%)延びる。よって、コントローラ180は、M/E 105−1については、V105-1はGy=0で始まってGy=110まで延びると決定し、M/E 105−2については、V105-2はGy=90で始まってGy=200まで延びると決定する。これは、図7では、V105-1のy次元軸61およびV105-2のy次元軸62によって示されている。よって、重なり合うエッジをもつビューポートが生成される。これは、図7において、重なり領域66によって示されている。重なり領域66は図中で示されている網点によっても表されている。ここで図8を参照すると、ビューポートとグローバル空間との間のマッピングが表1にも示されている。たとえば、M/E 105−2についてのビューポートV105-2はGy=90に原点をもち、ビューポート高さが110で、結果として、Gy=200で終わる。
ステップ425において、浮遊する(flying)ビデオ・ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP: picture-in-picture)が背景上にキーイングされる。PIPをキーイングする既知の従来技術の諸方法に加えて、もう一つの方法が、本願と同日に出願された、Casperらの“Method and Apparatus for Displaying an Image with a Production Switcher”という名称の同時係属中の特許出願に記載されている。図3のステップ430では、コントローラ180は、画像記憶196内の同定された重なり領域、たとえば重なり領域66をソフト・クロッピングする。本発明の概念のほかは、ソフト・クロップまたはエッジ・ブレンドは当技術分野において知られている。典型的には、重なり領域の各側が独自の独立したソフトネス調整を有し、そのソフトネス調整は重なり領域の幅内にまで並進する。ビデオ信号自身の加法的混合はある最大強度に制限されることを注意しておく。しかしながら、プロジェクターからの光の加法的混合は制限されない――よって、ソフト・クロップを生成するために正しいアルゴリズムを使い、不慮の振幅ピークやエッジ効果が生じないよう注意を払う必要がある。さらに、プロジェクターからの「黒」出力は本当に黒ではなく、「黒」どうしの重なり合ったものは重なり合わない黒よりも明るいので、非ブレンド領域における黒レベル(DCオフセット)についての補償をする必要がある。最後に、ステップ435において、画像301のうちV105-1に関連付けられた部分が信号経路182を介してM/E 105−1に与えられる。信号経路182は上記した切換マトリクスを代表している。画像301のうちV105-2に関連付けられた部分もやはり信号経路182を介してM/E 105−2に与えられる。よって、各M/Eは、必要な重なり合いをもって、背景画像のそれぞれの部分を、関連付けられた投影装置を介して投影スクリーン上に投影する。これは画像301について図9に示されている。図9ではブレンドは示されておらず、重なり合うビューポートの図示のみであることを注意しておくべきであろう。
ここで図10を参照すると、本発明の概念のより一般的な図解が示されている。図10のビデオ・システム20は図1のビデオ・システム10と同様であるが、ビデオ・システム20は今では四つのM/E(M/E 105−1、M/E 105−2、M/E 105−3およびM/E 105−4)を含んでいる。ここで、各M/Eは、ビデオ/画像を四つのスクリーン部分(199−1、199−2、199−3および199−4)をもつ幅広い拡大されたスクリーン199に投影するためにそれぞれのプロジェクター装置(プロジェクター装置150−1、プロジェクター装置150−2、プロジェクター装置150−3およびプロジェクター装置150−4)に関連付けられている。図11は、本発明の原理に基づく、図10のM/Eの前記複数部分へのマッピングを示している。図11から観察できるように、本発明の概念は、上下および左右のソフト・クロップ、すなわち投影された出力の長方形状の積み重ねをサポートする。
図3のフローチャートをより短縮された形で再び参照すると、図3のステップ405では、図10のコントローラ180が投影スクリーン上への表示のための画像を受領する。図3のステップ410では、図10のコントローラ180が画像記憶196中に画像を保存する。ステップ415では、図10のコントローラ180は、上記のようにして画像をグローバル空間にマッピングする。ステップ420では、本発明の原理に基づいて、図10のコントローラ180は、グローバル空間に対するいくつかのビューポートを決定する。その決定は、(a)各ビューポート(またはローカル空間)が一つのM/Eと関連付けられ、(b)隣接するスクリーン部分と関連付けられているビューポートどうしが重なり合うように行われる。この例でもやはり、各M/Eの背景入力はそれぞれのビューポートと関連付けられており、重なり合いの量は10%とあらかじめ決まっている。この例では四つのM/Eがあるので、コントローラ180は、図12に一般的な仕方で示されるように、各M/Eに関連付けられた四つのビューポートを簡単に決定できる。
具体的には、図12の大きな長方形AEIMが画像記憶196中に記憶された完全な画像であるとする。さらに、図11に示されるようにM/Eと投影スクリーン199のスクリーン部分との間のあらかじめ決定された関連付けが与えられると、M/E 105−1はローカル空間V105-1(すなわち、画像の左上)と関連付けられ、M/E 105−2はローカル空間V105-2(すなわち、画像の右上)と関連付けられ、M/E 105−3はローカル空間V105-3(すなわち、画像の右下)と関連付けられ、M/E 105−4はローカル空間V105-4(すなわち、画像の左下)と関連付けられる。さらに、長方形ADQNに対応する図12の網点を付した区画はビューポートV105-1を表し、寸法はVHかけるVWであるとと想定される.右側の重なり領域は長方形BDQSであり、下の重なり領域は長方形PTQNである。重なり領域が画像の幅(および高さ)の10%であるとすると、長方形AEIMの大きさは1.9VHかける1.9VWとなる(これはもちろん、2VH×2VWより小さい)。そのような背景をデザインするコンテンツ・クリエーターはこのことを意識しておく必要があることを注意しておくべきであろう。ここで重要なのは、コントローラ180がこれに基づいてビューポートのサイズを決定するということである。よって、図12における原点Aおよび重なり領域の所望のサイズが与えられれば、コントローラ180は簡単に四つのビューポートV105-1(長方形ADQN)、V105-2(長方形BEHS)、V105-3(長方形VFIL)およびV105-4(長方形PTJM)の縦横サイズを計算できる。
ステップ425では、PIPが背景上にキーイングされる。図3のステップ430では、図10のコントローラ180は、画像記憶196内の同定された重なり領域、たとえば重なり領域76および77をソフト・クロップする。最後に、ステップ435で、画像のうち各ビューポートに関連付けられる部分がそれぞれのM/Eに信号経路182を介して与えられる。よって、各M/Eは、要求される重なり合いをもって、関連付けられた投影装置を介して、投影スクリーン上に、背景画像のそれぞれの部分を投影する。
本発明の原理に基づいて、グローバル座標空間とさまざまなローカルM/E空間との間の空間的関係を定義するためのグラフィカルな手段を与えるために、グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を実装できる。これは、オペレーターに、大きな背景グラフィックを取って、その諸区画を出力プロジェクターの幾何学的関係に従って諸M/Eに向けることを許容する。こうして、オペレーターは、重なり合うエッジについて考える必要から切り離される。それはソフトウェア層(たとえば図2または図10のコントローラ180)によって、プロジェクターどうしの確定した関係に基づいて計算されるからである。このGUIは、上記したコントロール・パネル(たとえば、ディスプレイをもつパーソナル・コンピュータ)の一部であることができる。そのようなGUIの抽象的な表現が図13および図14に示されている。まず図13に目を転じると、スクリーン500はグラフィック要素505および510を有する。グラフィック要素505は、長さおよび幅の面で比例的に表示用の画像を表現する。グラフィック要素510はその画像に割り当てられるビューポートを表している。本発明の原理に基づき、各ビューポートは一つのM/Eに関連付けられている。GUIインターフェースは、グラフィック要素510において示されているビューポートの一つまたは複数をグラフィック要素505にドラッグアンドドロップすることを可能にする。こうして、オペレーターは、各M/Eと画像との間のマッピングを指定できる。これは図14に示されている。図14は、特定のビューポートの画像への割り当てを示す。
本発明の原理によれば、ビューポートは重なり合わないよう定義されることもできる。このことは、図15に示されている。投影スクリーン699は四つのより小さなスクリーン部分699−1、699−2、699−3および699−4を有する。これらはそれらの間に空隙を有するよう配列されている。この例では、背景は大きな円696である。目標は、明るい点灯されたスクリーン部分を目が統合してその間の暗いスペースを無視するのに頼って、背景の幾何学的な完全性を保持することである。よって、ブレンド領域がある代わりに、コントローラ180は間に空隙があるようにビューポートを決定する。
上記したところでは、コントローラ180がブレンドを実行した。しかしながら、本発明の原理に基づいて、図4のフローチャートは、ブレンド・ステップ430が各個別M/Eによって、該M/Eが画像の自分の分け前を受け取ったあとに実行されるよう修正できる。さらに、ブレンドが実行できるもう一つの場所は、補助(aux)バス(上では示さず)の出力回路中である。つまり、各M/Eの出力はソフト・クロップなしで直接出力でき、よってビデオ・モニタ上で見ることができ、および/またはソフト・クロップを一つまたは複数のエッジに適用するよう構成されたauxバスに差し向けることもできる。この最後の方式はいくつかの利点を有する:(a)M/E(すでに非常に込み入った回路である)の複雑さを軽減する、そして(b)出力が明瞭にモニタリングできるようにする。二つの隣接するエッジがソフト・クロップされる場合、そのそれぞれはビデオ・モニタ中で不完全な画像として見えることになる。クロップされていない出力を各モニタ上で見るほうがずっと望ましい。
上記したところでは、本発明の原理に基づくビデオ・プロダクション切換器は画像(またはビューポート)の垂直方向の積み重ねのみならず、四つ(またはそれ以上)のプロジェクターの、長方形状の投影領域をもつ四角形を形成するような配置(たとえば、縦に積み重ねられたビューポートと水平方向に重ねられたビューポート)をも容易にする。背景技術において記載された従来の構成はコンサート講堂や劇場では証明された有効性をもつが、本発明の原理に基づくビデオ・プロダクション切換器は、画像を縦に積み重ねることができるため、ビルのアトリウム(たとえばホテル)、大聖堂のような教会、ショッピング・モールなどといった空間で非常に有効となる。
本発明の概念が特定の数のM/E装置、プロジェクターおよびスクリーンのコンテキストで記載されているが、本発明の概念はそのように限定されるものではなく、各要素について、他の数、より小さいおよび/またはより大きいものが、任意の組み合わせにおいて使用されてもよいことを注意しておく。たとえば、本発明の概念は、いくつかのスクリーンを有するディスプレイ、すなわちマルチスクリーン・ディスプレイにも適用可能である。さらに、本発明の概念は垂直配置(たとえば図6)ならびに垂直および水平配置(たとえば図12)のコンテキストで記載されたが、本発明の概念は水平配置にも適用可能である。
よって、以上は本発明の原理を単に例示するものであって、当業者は数多くの代替的な配置を考案できるであろうことは理解されるであろう。そうした配置は、本稿で明示的に記載されてはいないが、本発明の原理を具現するものであり、本発明の精神および範囲内のものである。たとえば、別個の機能要素のコンテキストで例示されているが、これらの機能要素は一つまたは複数の集積回路(IC)において具現されてもよい。同様に、別個の要素として示されてはいるが、要素のうちの任意のもの、あるいは全部が、たとえば図3などに示されたステップの一つまたは複数に対応する付随するソフトウェアを実行する記憶プログラム制御型プロセッサ、たとえばデジタル信号プロセッサにおいて実装されてもよい。したがって、前記の例示的な諸実施形態に対して数多くの修正がなされてもよく、付属の請求項によって定義される本発明の精神および範囲から外れることなく他の構成が考案されうることは理解しておくものとする。
より小さな水平方向に配列されたいくつかのスクリーン部分を含む投影スクリーン上の重なり領域を図解する図である。 本発明の原理に基づくビデオ・プロダクション切換器の例示的な実施形態を示す図である。 本発明の原理に基づくビデオ・プロダクション切換器で使う例示的なフローチャートを示す図である。 本発明の原理をさらに示す図である。 本発明の原理をさらに示す図である。 本発明の原理をさらに示す図である。 本発明の原理をさらに示す図である。 本発明の原理をさらに示す図である。 本発明の原理をさらに示す図である。 本発明の原理に基づくビデオ・プロダクション切換器のもう一つの例示的な実施形態を示す図である。 本発明の原理に基づく、図10のM/Eのスクリーンへのマッピングを示す図である。 本発明の原理に基づく、図10のM/Eのスクリーンへのマッピングを示す図である。 本発明の原理に基づいて使用する例示的なグラフィカル・ユーザー・インターフェースを示す図である。 本発明の原理に基づいて使用する例示的なグラフィカル・ユーザー・インターフェースを示す図である。 本発明の概念の重なり合わないビューポートへの拡張を示す図である。

Claims (19)

  1. ディスプレイ上に画像を表示するのに使う複数のビデオ信号を与えるビデオ・プロダクション切換器において使用する方法であって:
    前記画像をメモリに記憶する段階と;
    前記記憶された画像を前記ディスプレイに関連付けられたグローバル空間にマッピングする段階と;
    それぞれが、前記ディスプレイの一部分に対応する前記記憶された画像の一部分に関連付けられた、前記グローバル空間中の複数のビューポートを決定する段階であって、前記ディスプレイの隣接する部分に関連付けられた隣接するビューポートどうしが重なり合う重複領域を形成する、段階と、
    隣接するビューポートどうしが重なり合う各ビューポートの前記重なり合う領域内の各ビューポートに関連付けられた前記記憶された画像の部分をブレンドする段階と、
    各ビューポートに関連付けられた前記記憶された画像の部分の各々を前記ディスプレイの前記グローバル空間のマッピングされた部分のそれぞれに投影する段階と、
    を有する方法。
  2. 各ビューポートが混合効果ユニットに関連付けられており、
    隣接するビューポートは重なり合う領域によって生成される、請求項1記載の方法。
  3. 前記ビューポートどうしが重なり合う領域内の前記記憶された画像の部分をブレンドする段階は、前記記憶された画像の重なり合う領域をソフト・クロッピングする段階を含み、
    さらに、重なり合う領域を有する各ビューポートをクロッピングするソフトネスを個別に調整する段階を有する、請求項1記載の方法。
  4. 混合効果ユニットが前記ブレンドを実行する、請求項3記載の方法。
  5. 補助バスが前記ブレンドを実行する、請求項3記載の方法。
  6. 前記ディスプレイは、投影スクリーンを含み、
    前記グローバル空間は、前記投影スクリーンの座標空間を含む、請求項1記載の方法。
  7. 記ビューポートのうちの少なくとも二つが縦に積み重ねられて見えるように前記記憶された画像を投影する段階をさらに有する、請求項1記載の方法。
  8. 記ビューポートが縦および横に積み重ねられて見えるように前記記憶された画像を投影する段階をさらに有する、請求項1記載の方法。
  9. 前記画像の特定の部分にいくつかのビューポートを割り当てる段階をさらに有する、請求項1記載の方法。
  10. 前記割り当てる段階が
    前記画像の表現および各ビューポートの表現を有するグラフィカル・ユーザー・インターフェースを表示する段階を有し、
    前記グラフィカル・ユーザー・インターフェースが、各ビューポートの前記表現を前記画像の特定の部分に割り当てるために、各ビューポートの前記表現が前記画像の前記表現内に配置されることを許容する、
    請求項9記載の方法。
  11. それぞれディスプレイ上に画像を表示するのに使うビデオ出力信号を与える、複数の混合効果ユニットと;
    画像を記憶するメモリと;
    前記記憶された画像を前記ディスプレイに関連付けられたグローバル空間にマッピングし、
    前記グローバル空間において、複数のビューポートを決定するコントローラと、を備える装置であって、
    各ビューポートは前記複数の混合効果ユニットの一つ、前記ディスプレイの一部分に対応する前記記憶された画像の一部分と関連付けられており、
    前記ディスプレイの隣接する部分に関連付けられた隣接するビューポートどうしが重なり合う重複領域を形成し、
    前記コントローラは、さらに、
    隣接するビューポートどうしが重なり合う各ビューポートの前記重なり合う領域内の各ビューポートに関連付けられた前記記憶された画像の部分をブレンドし、
    各ビューポートに関連付けられた前記記憶された画像の部分の各々を前記ディスプレイの前記グローバル空間のマッピングされた部分のそれぞれに投影する、装置。
  12. 前記ビューポートどうしが重なり合う領域内の前記記憶された画像の部分をブレンドすることは、前記記憶された画像の重なり合う領域をソフト・クロッピングすることを含み、
    さらに、コントローラは、
    重なり合う領域を有する各ビューポートをクロッピングするソフトネスを個別に調整する、請求項11記載の装置。
  13. 各混合効果ユニットが、前記記憶された画像の、ビューポートどうしが重なり合う領域内の部分をブレンドする、請求項12記載の装置。
  14. 複数のプロジェクター装置をさらに有する請求項11記載の装置であって、
    各プロジェクター装置は前記混合効果ユニットの一つと関連付けられており、
    各プロジェクター装置はその混合効果ユニットからのビデオ出力信号に応答して前記ディスプレイ上に画像を表示する、請求項11記載の装置。
  15. 前記コントローラは、前記ディスプレイを複数の部分に分割し
    前記コントローラは、前記ディスプレイの各部分を、前記混合効果ユニットの一つにマッピングし、
    隣接するビューポートは重なり合う領域によって生成される、請求項14記載の装置。
  16. 前記コントローラは、前記ディスプレイの複数の部分を縦または横に配列する、請求項15記載の装置。
  17. 前記コントローラは、前記ディスプレイの複数の部分を縦および横に配列する、請求項15記載の装置。
  18. 前記画像の表現および各ビューポートの表現を有するグラフィカル・ユーザー・インターフェースを表示するディスプレイをさらに有する請求項11記載の装置であって、
    前記グラフィカル・ユーザー・インターフェースが、各ビューポートの前記表現を前記画像の特定の部分に割り当てるために、各ビューポートの前記表現が前記画像の前記表現内に配置されることを許容する、請求項11記載の装置。
  19. 前記ディスプレイが、投影スクリーンを含み、
    前記グローバル空間は、前記投影スクリーンの座標空間を含む、請求項11記載の装置。
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