JP4911324B2 - 業務構築基盤システムおよび業務システム構築方法 - Google Patents

業務構築基盤システムおよび業務システム構築方法 Download PDF

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Description

本発明は、業務システム(ソリューション)を提供する業務基盤(プラットフォーム)を構築するサーバシステムに関し、詳しくは、管理サーバによってエージェント側で構築処理ロジックを動作させて業務基盤を構築するシステム及びその方法に関する。
昨今、BCP(Business Continuity Plan)への取り組みが企業価値として問われている。そのなかで、iDC(Internet Data Center)を利用した情報システムへのDR(Disaster Recovery:災害復旧)対策が注目されている。このようなDR対策には、リスク低減投資であることから、積極的に投資を行なわないことがある。
このような背景のもと、投資の有効利用のため、平常時のDRサイト(予備系設備)に存在する遊休リソースを、重要度の低い業務システムで有効活用する方法が注目されている。例示すれば、災害発生時に、それら優先度の低い業務システムを停止もしくは縮退運用し、リソースを重要なシステムへ割り当て、DRを行う。
運用コストとRTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)との両立を図る為、例示した方法の実現には、災害発生時の簡単かつ迅速な業務の切り替えを実現する技術が必要である。即ち、業務の優先度を考慮した必要リソースの選択技術や、業務構築手順や業務データ等をパッケージングして、それらを用いて簡単な操作で業務システムの構築を実行することができる業務構築基盤システムが必要である。
このようなDR対策の業務構築基盤技術は、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されている。
特許文献1には、エージェント(プログラム)を有する現用系サーバ装置とエージェントとを有する予備系サーバ装置とクライアント端末とをネットワークを用いて接続したサーバシステムが記載されている。特許文献1に記載されたサーバシステムでは、クライアント端末において、現用系サーバ装置の障害を検出可能とし、現用系の障害時に、予備系サーバ装置の有するエージェントに指示して、予備系サーバ装置を所望するサーバ(アプリケーション)として構築する。
また、特許文献2にも特許文献1と同様に、エージェントを使用し、遠隔地に設けられた待機系システム(装置)にネットワークを介してサーバシステム(プログラム)を構築する技術が記載されている。
特開2007−200103号公報 特開2007−265333号公報
DRサイトで業務の縮退や構築処理を実施する上述した業務構築基盤システムは、その処理の多くを管理サーバで集中管理する方式をとっている。また、現在の企業の情報処理システムの多くは、未だ都市に局所化して設けられている。このような、局所化した地点での大規模災害が発生した場合、DRサイトへの復旧要求もしくは、復旧操作が同時期に管理サーバに集中する。即ち、大規模災害時のように、管理サーバにおける業務構築処理を実施するプロセス数が急激に増大し、業務復旧処理による集中的な負荷が避けられない場合には、各業務システムの復旧に科せられたRTOの実現は困難である。
管理サーバのスケールアウト(分散処理)や多段構造化での対応も考えうるが、冗長構成の確保も考慮に入れると、管理サーバ数は増大し、システム運用費のコストの増加が避けられない。
また、管理サーバが管理する業務数を少なくすることで処理を軽減することも可能であるが、提供できる機能の低下につながってしまう。尚、管理サーバが管理するリソースプール上には、多様な業務構成が作成可能として最適なリソースを確保する柔軟性を持たせる為に、多くのサーバリソースが存在することが好ましい。
上記した特許文献1及び2に記載されたサーバシステムは、一部の装置の障害時を想定しており、集中的に発生する業務基盤の構築要求を何ら考慮していない。即ち、業務復旧処理による集中的な負荷が発生した場合には、管理サーバがオーバフローしたり、各業務の復旧に科せられたRTOを実現できない。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能なシステムを提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能な業務基盤の構築方法を提供することにある。
本発明の業務構築基盤システムは、通信ネットワークに接続された業務基盤の構築を統括的に指示する管理サーバと、通信ネットワークに接続された業務基盤が構築される複数のサーバ装置とを備え、前記管理サーバは、構築する業務システムに対応させた業務定義を受け付けた際に、該業務定義を解析して、構築する業務システムに適する所要のサーバリソースを 登録されているリソースプールを参照して選択すると共に、構築する複数の業務基盤および対象サーバが示された前記選択に基づく業務基盤構築メッセージを生成して、前記複数のサーバ装置に含まれる一つのサーバ装置に対して、複数の業務基盤の構築を一括指示し、前記一括指示されたサーバ装置は、前記管理サーバから受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、業務基盤の構築を行なうと共に、他の業務基盤が構築されるサーバ装置に対して、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤構築メッセージを生成して業務基盤の構築を指示し、前記一括指示されたサーバ装置から指示されたサーバ装置は、前記一括指示されたサーバ装置から受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤の構築を続けて、前記業務システムに必要である複数の業務基盤を前記管理サーバからの一括指示で構築することを特徴とする。
本発明の業務システムの構築方法は、通信ネットワークに接続された業務基盤の構築を統括的に指示する管理サーバと、通信ネットワークに接続された業務基盤が構築される複数のサーバ装置とを備えた業務構築基盤システムで使用される業務基盤構築方法であって、前記管理サーバは、構築する業務システムに対応させた業務定義を受け付けた際に、該業務定義を解析して、構築する業務システムに適する所要のサーバリソースを 登録されているリソースプールを参照して選択すると共に、構築する複数の業務基盤および対象サーバが示された前記選択に基づく業務基盤構築メッセージを生成して、前記複数のサーバ装置に含まれる一つのサーバ装置に対して、複数の業務基盤の構築を一括指示し、前記一括指示されたサーバ装置は、前記管理サーバから受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、業務基盤の構築を行なうと共に、他の業務基盤が構築されるサーバ装置に対して、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤構築メッセージを生成して業務基盤の構築を指示し、前記一括指示されたサーバ装置から指示されたサーバ装置は、前記一括指示されたサーバ装置から受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤の構築を続けて、前記業務システムに必要である複数の業務基盤を前記管理サーバからの一括指示で構築する ことを特徴とする。
本発明によれば、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能な業務構築基盤システムを提供できる。
更に、本発明によれば、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能な業務基盤の構築方法を提供できる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図11に基づいて説明する。
図1は、実施の一形態の業務構築基盤システムの構成を示す概略図である。
業務構築基盤システム1には、業務基盤の構築を管理する管理サーバ101、オペレータが操作するクライアント端末102、管理サーバ101の管理下に配置されて業務基盤が構築される対象となる業務構築対象サーバ(サーバ装置)S1〜Snとが、ネットワーク103を介して通信可能に接続されている。また、業務構築対象サーバS1〜Snには、夫々に内在して、エージェント機能部A1〜An、及び、業務サーバ(プログラム)X1〜Xnが設けられている。
管理サーバ101及び業務構築対象サーバS1〜Snは、ワークステーション等の高性能情報処理装置である。クライアント端末102は、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末であり、管理サーバ101の操作に用いられる。
管理サーバ101、クライアント端末102、及び業務構築対象サーバS1〜Snは、それぞれ、制御部、ROM、RAM(記憶部)、入力部、出力部、ネットワークインタフェース、補助記憶装置等を備え、制御部を記憶部に展開されたソフトウェアに従って動作させることによって、後述する各部及び各種手段を実現する。
図2は、管理サーバ101のソフトウェア構成の一部を示す機能ブロック図である。管理サーバ101は、最適リソース選択機能部201、業務構成管理部202、メセージ解析部203及び通信部204を有する。尚、本発明と関連性の薄い、OS等の他のソフトウェアに関しては、記載を省略する。
最適リソース選択機能部201は、クライアント端末102から投入される業務定義内のリソース要求条件(リソースの種類、性能、業務間リソース融通時の優先度条件等)を基に、本業務構築基盤システム内の全てのコンピュータリソースが登録されているリソースプールから、最適なサーバリソースを業務に割り当てる。
業務構成管理部202は、管理サーバ101に投入された業務定義を解析し、最初に業務基盤の構築を開始する業務構築対象サーバに内在するエージェント機能部(A1〜Anの何れか一つ)に対して送信する業務構築処理命令(業務基盤構築メッセージ)を生成する。尚、業務構築処理命令については、後に詳説する。即ち、制御部が業務構成管理部202に基づいて動作し、業務定義に含まれる業務構成データ、業務処理データを解析して、最適リソース選択機能部201の割当てに基づいて、複数のサーバ装置のエージェント機能部に対して、直列的に、複数の業務基盤の構築を一括指示する業務構築処理命令を生成する。
メッセージ解析部203は、サーバ装置のエージェント機能部から返却された処理結果(結果通知)等を解析する。例えば、返却された処理結果が、ある処理部の途中進捗状況である場合はクライアント端末にその旨を返却して、継続して処理待ちの状態に、処理結果にエラーが含まれていた場合はその内容をクライアント端末に返却して、エラーによる構築中断の状態に、全て成功の結果の場合は構築が完了した旨を、クライアント端末に返却する。
通信部204は、クライアント端末102や業務構築対象サーバS1〜Snと業務構築処理命令等の各種情報を通信する。
尚、上記最適リソース選択機能部201、業務構成管理部202、メセージ解析部203及び通信部204は、管理サーバ101の制御部を、記憶部に展開されたソフトウェアに基づいて機能させることによって実現する。
図3は、業務構築対象サーバSのエージェント機能部Aを示す機能ブロック図である。尚、エージェント機能部A及び、エージェント機能部Aに含まれる各部は、業務構築対象サーバSの制御部を、記憶部に展開されたソフトウェアに基づいて動作させることによって実現する。
エージェント機能部Aは、管理サーバ101もしくはその他エージェント機能部Aとの通信を実施する通信部301と、送受信する業務基盤構築メッセージを解析処理するメッセージ処理部302、送信する業務基盤構築メッセージの送信経路を判断する経路判断部303、実際に業務基盤の構築処理を実施する構築処理実行部304から構成される。
メッセージ処理部302は、管理サーバ101もしくはその他エージェント機能部から受信した業務基盤構築メッセージを解析処理して、業務構築基盤メッセージから、業務構築処理結果データ705、処理順序データ703を取得し、経路判断部303に通知する。
経路判断部303は、当該業務サーバの業務構築処理結果データ705の結果内容と、処理順序データ703を基に、次に業務基盤構築メッセージを送信する業務構築対象サーバS(エージェント機能部A)を判断する。
構築処理実行部304は、業務構築処理データ704に基づいて、自サイトの業務サーバXに対して、業務基盤の構築に必要となる各種情報、及び、業務基盤の構築順等を通知する。尚、業務サーバXが未作成の場合には、構築処理実行部304の指示に基づいて、業務構築対象サーバSの制御部が、業務サーバXを構築する。
業務サーバXは、エージェント機能部Anの構築処理実行部304から通知された情報に基づいて、業務基盤の構築を実施する。また、業務サーバXは、他の業務サーバXと協働して、業務システムを構築する。
次に、クライアント端末102から管理サーバ101に通知される業務定義、及び、管理サーバ101から最初に業務基盤の構築を開始するエージェント機能部Aに通知される業務基盤構築メッセージを詳説する。
図4は、業務定義の構成例を示す説明図である。業務定義には、顧客の業務構成及び業務基盤の構築手順が記載されている。
図4に例示した構成の場合には、業務構成データ601として、業務システムを構成する業務サーバ(ソフトウェア)やロードバランサの台数等を示すリソースの種類、構築処理の実施順が記述されている。また、リソース条件データ602として、管理サーバ101が業務基盤を構築するリソースを選択する条件が記述されている。更に、業務構築処理データ603として、選択された各サーバリソースに対してどのような構築処理を実施するか、必要となる情報が記述されている。
構築処理の実施順とは、WEB三層の業務基盤構築を実施する場合を用いて例示すれば、データベースの作成と設定、次にWEBサーバのインストールと設定、最後にロードバランサの設定等のように、特定の言語で記述された実施手順である。
このように業務定義を設定すれば、業務構成データ601及びリソース条件データ602を用いることで、管理サーバ101の有する最適リソース選択機能部201は、構築する業務基盤に最適なサーバリソースを割り当てることが可能となる。また、管理サーバ101の有する業務構成管理部202は、第1に業務基盤の構築を開始する業務構築対象サーバSに対して、業務基盤構築メッセージを送信可能となる。
尚、業務構成データ601及びリソース条件データ602を一つのデータ群として取り扱うことや、全てのデータを一まとめにして取り扱うこと、更にデータを細分化して取扱うことは、任意である。即ち、業務定義(情報)として、管理サーバ101が構築する業務基盤を認識し、構築指示できれば、それで良い。
図5は、業務基盤構築メッセージの構成例を示す説明図である。例示する業務基盤構築メッセージは、対象サーバ位置データ702、処理順序データ703、業務構築処理データ704、及び、業務構築処理結果データ705を含んで構成される。
図5に例示した構成の業務基盤構築メッセージの場合には、対象サーバ位置データ702として、管理サーバ101によって指定された業務基盤を構築する対象となる業務構築対象サーバSの位置データ(IPアドレス等の情報の通知に用いるデータ)が記述される。
また、業務基盤構築メッセージには、処理順序データ703として、業務システム及び業務基盤を構築する為の処理順序が記述されている。
当該データには、例えば、業務サーバXであるAサーバとBサーバ2台とCサーバとを、A、C、Bの順に構築する情報が記載されている。また、当該データには、例えば、Cサーバに対して、DプログラムをインストールしてAサーバからEデータを取得し、F処理を行って、E機能を構築するとの処理順序が記載されている。尚、当該情報には、自サーバ(業務サーバX)と他の業務サーバXでどの処理を実施するかエージェント機能部Aで判別可能に記載されている。即ち、当該情報をエージェント機能部Aのメッセージ処理部302及び経路判断部303で読込むことによって、協働して業務システムを構築する他の業務構築サーバSを識別できる。
また、業務基盤構築メッセージには、業務構築処理データ704として、各業務構築サーバS(業務サーバX)が業務基盤を構築処理するために、必要となるコマンドや情報、情報の取得先等が記述される。当該情報は、使用される業務構築サーバS毎に設けられ、構築処理実行部304によって使用される。
また、業務基盤構築メッセージには、業務構築処理結果データ705として、管理サーバ101に最終的に通知される構築処理実行部304での処理実行結果が記述される。
このような構成において、実施の一形態の業務構築基盤システム1は、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能とできる。
次に、本発明の実施の一形態の業務構築基盤システム1の動作について説明する。説明は、管理サーバ101とエージェント機能部A1〜Anの動作をフローチャートを用いて行い、制御部や通信インターフェース等の一般的な動作の記載は省略する。
図6は、管理サーバ101の動作を示すフローチャートである。
管理サーバ101の制御部は、最適リソース選択機能201を用い、クライアント端末102から通知された業務定義の業務構成データ601及びリソース条件データ602に基づいて、業務基盤の構築を行うサーバリソースを決定する(ステップS101)。
次に制御部は、業務構成管理部202を用いて、決定したサーバリソースに基づき、業務構築を行うサーバリソースの位置情報(対象サーバ位置データ702)、処理順序データ703、構築対象サーバ毎の業務構築処理命令(業務構築処理データ704)、及び、業務基盤の構築結果を取得する為の情報(業務構築処理結果データ705)を生成して、最初に業務構築処理を開始する構築対象サーバXに送信する業務基盤構築メッセージを作成する(ステップS102)。尚、最初に業務構築処理を開始する構築対象サーバXは、処理順序データ703に記載されている。
次に制御部は、通信部204を用いて、最初に業務構築処理を開始する構築対象サーバに対して上述で作成した業務基盤構築メッセージを送信する(ステップS103)。
次に制御部は、送信した業務基盤構築メッセージの処理結果の待ち状態に遷移する(ステップS104)。
その後、業務基盤構築メッセージの処理結果が最後の業務構築処理を行った構築対象サーバS(エージェント機能部A)から通知され、制御部は、メッセージ解析部203を用いて解析処理し、必要に応じて、クライアント端末102に結果を通知したり、再度別の業務基盤の構築を指示したりする。
次に、エージェント機能部A1〜Anの動作を説明する。エージェント機能部A1〜Anは、同様な動作を行なう為、エージェント機能部Anを例示して説明する。
図7は、エージェント機能部Anの動作を示すフローチャートである。
業務構築対象サーバSnのエージェント機能部Anは、通信部301を介して業務基盤構築メッセージを受信する(ステップS201)。
エージェント機能部Anは、メッセージ処理部302を用いて、業務基盤構築メッセージを解析処理し、処理順序データ703及び自サイトの業務サーバXnの処理に該当する業務構築処理データ704を読み込む(ステップS202)。
エージェント機能部Anは、構築処理実行部304を用いて、自サイトのサーバへの業務構築処理を実行する(ステップS203)。
エージェント機能部Anは、構築処理実行部304での処理実行結果をメッセージ処理部302に通知し、当該結果を業務構築処理結果データ705に格納し、処理順序データ703をメッセージ処理部302で更新する(ステップS204)。
エージェント機能部Anは、処理順序データ703を経路判断部303で読み込み、次に業務基盤の構築処理を実施する対象が存在するかを判別する(ステップS205)。
エージェント機能部Anは、次に構築処理を実行する対象のサーバがない場合に、管理サーバ101に対して、業務基盤構築メッセージの返却を行う(ステップS206)。即ち、処理順序データ703に記述されている業務基盤の構築処理が終了した場合に、当該実行結果を返信する。この動作は、通常、最後の業務基盤構築処理を担当したエージェント機能部Aが行なう処理である。
一方、エージェント機能部Anは、次に構築処理を実行する対象がある場合に、対象サーバ位置データ702から位置情報を取得し、通信部301を用いて、次に業務基盤の構築処理を開始する業務構築対象サーバSに対して、業務基盤構築メッセージを送信する(ステップS207、S208)。
上記の様に管理サーバ101及びエージェント機能部Aが動作することによって、業務構築基盤システム1は、図8に示すように動作する。図8は、業務構築基盤システム1の動作例を示す図である。
即ち、管理サーバ101が、複数の業務構築対象サーバS1〜Snに対して、直列的に、複数の業務基盤の構築を一括指示する。別の表現では、管理サーバ101は、複数の業務構築対象サーバS1〜Snに含まれて、最初に業務基盤の構築を開始する業務構築対象サーバS1に対して、複数の業務基盤の構築を一括指示し、業務構築対象サーバS1は、他の業務基盤が構築される業務構築対象サーバS2〜Snに対して、業務基盤の構築を指示する。
詳細に説明すれば、管理サーバ101は、業務定義に従って、最初に業務基盤を構築する構築対象サーバS1のエージェント機能部A1に業務基盤構築メッセージを送信する(図6のステップS101〜S103)。
送信された業務基盤構築メッセージを受信したエージェント機能部A1は、メッセージ処理部302を用いて自サーバ宛ての業務構築処理データ704を読み込み、構築処理実行部304を用いて業務サーバX1への業務構築処理を実行する(図7のステップS201〜S203)。エージェント機能部A1は、構築処理実行部304での処理実行結果をメッセージ処理部302へ返却し、当該結果を業務構築処理結果データ705に格納し、処理順序データ703をメッセージ処理部302で更新する(図7のステップS204)。エージェント機能部A1は、処理順序データ703を経路判断部303で読み込み、次に構築処理を実施する業務サーバである業務サーバX2が存在するので、対象サーバ位置データ702から位置情報を取得し、通信部301から業務基盤構築メッセージを送信する(図7のステップS205〜S208)。
業務構築対象サーバS2のエージェント機能部A2は、業務基盤構築メッセージを受信し、エージェント機能部A1と同様に、自サーバ宛ての業務構築処理データ704を読み込み、業務サーバX2への業務構築処理を実行し、処理実行結果を業務構築処理結果データ705に格納し、処理順序データ703を更新する(図7のステップS201〜S204)。エージェント機能部A2は、処理順序データ703を読み込み、次に構築処理を実施する業務構築対象サーバに対して、業務基盤構築メッセージを送信する(図7のステップS205〜S208)。
数箇所の業務構築対象サーバを経由して、最後に業務基盤の構築を担当する業務構築対象サーバSnのエージェント機能部Anは、業務基盤構築メッセージを受信して他のエージェント機能部と同様に動作し、業務サーバXnへの業務構築処理を実行し、処理実行結果や処理順序を更新し、次に構築処理を実行する対象のサーバがないので、管理サーバ101に対して、業務基盤構築メッセージを送信する(図7のステップS201〜S208)。
即ち、業務構築基盤システム1は、管理サーバがクライアント端末からの業務基盤の構築指示を受信して、業務基盤の構築に最適なリソースを選択し、業務基盤の構築に最適なリソースを有する複数のサーバ装置内の最初に業務基盤の構築を開始するエージェントに対して、複数の業務基盤の構築を一括指示する業務基盤構築メッセージを送信し、一括指示されたエージェントが他の複数のサーバ装置が有するエージェントに対して、業務基盤の構築を指示する業務基盤構築メッセージを送信することで、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能とできる。
次に、業務構築基盤システム1の他の動作を複数説明し、本発明を説明する。
図9は、業務構築の途中で処理が失敗した場合の業務構築基盤システム1の動作例を示す図である。
業務構築基盤システム1は、業務定義の業務構築処理データ603に業務基盤の構築処理手順だけでなく、構築処理に失敗した場合の初期化処理を同封(記述)することで、管理サーバ101に処理を依存することなく、自動的に適切な位置まで業務構築処理を巻き戻すことが可能となる。
即ち、図9に示すように、管理サーバ101から一括送信された業務構築処理命令に従って、業務構築対象サーバS1〜S2が業務基盤を構築する。その後、業務構築対象サーバS2から業務構築対象サーバS3に業務基盤構築メッセージ送信され、当該業務基盤構築メッセージに従って、務構築対象サーバS3のエージェント機能部A3が、業務サーバX3に業務基盤の構築を実行した際に、何らかの理由業務構築の途中で処理が失敗した場合には、業務構築処理結果データ705に記載された結果内容(障害内容)を各エージェント機能部で判断する。
このように動作させることで、RTOを守れるように再度業務構築対象サーバS3に業務基盤構築メッセージを送信したり、他の業務構築対象サーバに業務基盤構築メッセージを送信したり、結果を管理サーバ101に通知したりできる。尚、業務構築の途中で処理が失敗する理由は、多岐にわたる為記載を省略するが、再度同様の構築処理を実地すれば構築できる場合と、再度同様の構築処理を実地しても失敗を繰返す場合があり、何れにしてもRTOの観点に基づき、次処理の実行を定めれば良い。
次に、業務構築基盤システム1の別の動作を説明する。図10は、業務構築の途中で処理が失敗し、構築処理のチェックポイントを送信する場合の業務構築基盤システム1の動作例を示す図である。
図10に示す例は、業務構築対象サーバS2と業務構築対象サーバS3との間にネットワーク障害が発生しており、管理サーバ101から一括して送信された業務基盤構築メッセージに従って、業務基盤を構築できない場合である。
このような場合には、業務構築対象サーバS2のエージェント機能部A2は、メッセージ処理部302を用いて、業務構築処理結果データ705を上書処理して障害内容を管理サーバ101に送信する。即ち、予め業務定義で指示された業務基盤の構築処理を実現できない場合には、即時に管理サーバ101に結果が通知される。また、構築処理に失敗した場合で、初期化処理を実施する必要が無い場合や、初期化に失敗した場合も、即時管理サーバ101に処理結果を通知する。
また、業務構築対象サーバSのエージェント機能部Aは、RTOを実現できない場合に、前記処理順序に基づく構築処理の結果を、前記管理サーバに即時送信するようにしても良い。
次に、業務構築基盤システム1の更に別の動作を説明する。図11は、業務構築の途中でチェックポイントを次に構築する対象サーバの高負荷を検知した場合の業務構築基盤システム1の動作例を示す図である。
各業務構築対象サーバSでは、業務の構築処理が他の業務の業務構築処理のネットワーク帯域、ディスク、該当プロセスCPU負荷等の為に、効率よく実施できない場合がある。
このような場合には、各業務構築対象サーバSのエージェント機能部Aは、次に処理を実行する業務構築対象サーバSの上述したコンピュータリソースの使用状況などを取得して確認し、次に業務基盤の構築処理を実行すると障害を受けるだろう場合には、その依存関係内で構築順(処理順序データ703)をエージェント機能部で変更し、業務構築対象サーバの負荷状況を考慮した最適な経路を随時判断して、業務環境の構築を実行する。これは、業務構築手順や業務構築処理データ704等の情報が、全て業務基盤構築メッセージに含まれている為、依存関係内で構築順を変更しても、管理サーバ101に何ら情報を通知することなく、業務環境の構築を実行できる為である。
図11に示した動作例では、業務構築対象サーバS1のエージェント機能部A1が業務構築対象サーバS2の業務サーバX2の高負荷状態を検知して、業務サーバS3に対して、先に、業務基盤構築メッセージを送信するようにして、業務サーバX2に構築する予定の業務基盤に依存関係の無い、業務基盤を構築し、エージェント機能部A3から業務構築対象サーバS2に業務基盤構築メッセージを送信するようにしている。このようにすれば、処理待ち時間が短縮できる為、管理サーバ101のリソースを使用せずに、復旧時間RTが短縮できる。
上記各種動作は、業務構築基盤ソフトウェアを用いたiDCにおけるDRシステムにおいて、特に有用である。
現状では、多くのサーバリソースを抱えたDRサイトの復旧処理を担当する管理サーバは、個々の業務構築対象サーバに対して、業務基盤の構築順序を考慮しつつ、業務基盤の構築を指示している為、災害時に短期的な負荷の集中が発生してもRTOを守れるように、多くの計算リソースを処理可能にしている。本願発明を用いれば、管理サーバに対して多くの計算リソースを投入することなしに、RTOを保持し効率的にサイト内の業務の復旧処理を実行することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能な業務構築基盤システムを提供できる。
同じく、本発明によれば、管理サーバのリソースを増大させることなく、集中的に発生する業務基盤の構築処理を実行可能な業務基盤の構築方法を提供できる。
尚、本発明の具体的な構成は前述の実施の一形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があってもこの発明に含まれる。
実施の一形態の業務構築基盤システムの構成を示す概略図である。 管理サーバのソフトウェア構成の一部を示す機能ブロック図である。 業務構築対象サーバのエージェント機能部を示す機能ブロック図である。 業務定義の構成例を示す説明図である。 業務基盤構築メッセージの構成例を示す説明図である。 管理サーバの動作を示すフローチャートである。 エージェント機能部の動作を示すフローチャートである。 業務構築基盤システムの動作例を示す図である。 業務構築の途中で処理が失敗した場合の業務構築基盤システムの動作例を示す図である。 業務構築の途中で処理が失敗して構築処理のチェックポイントを送信する場合の業務構築基盤システムの動作例を示す図である。 業務構築の途中でチェックポイントを次に構築する対象サーバの高負荷を検知した場合の業務構築基盤システムの動作例を示す図である。
符号の説明
1 業務構築基盤システム
101 管理サーバ
102 クライアント端末
103 ネットワーク
201 最適リソース選択機能部
202 業務構成管理部
203 メセージ解析部
204 通信部
301 通信部
302 メッセージ処理部
303 経路判断部
304 構築処理実行部
601 業務構成データ
602 リソース条件データ
603 業務構築処理データ
702 対象サーバ位置データ
703 処理順序データ
704 業務構築処理データ
705 業務構築処理結果データ
A1〜An エージェント機能部
S1〜Sn 業務構築対象サーバ
X1〜Xn 業務サーバ

Claims (20)

  1. 通信ネットワークに接続された業務基盤の構築を統括的に指示する管理サーバと、
    通信ネットワークに接続された業務基盤が構築される複数のサーバ装置と
    を備え、
    前記管理サーバは、構築する業務システムに対応させた業務定義を受け付けた際に、該業務定義を解析して、構築する業務システムに適する所要のサーバリソースを 登録されているリソースプールを参照して選択すると共に、構築する複数の業務基盤および対象サーバが示された前記選択に基づく業務基盤構築メッセージを生成して、前記複数のサーバ装置に含まれる一つのサーバ装置に対して、複数の業務基盤の構築を一括指示し、
    前記一括指示されたサーバ装置は、前記管理サーバから受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、業務基盤の構築を行なうと共に、他の業務基盤が構築されるサーバ装置に対して、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤構築メッセージを生成して業務基盤の構築を指示し、
    前記一括指示されたサーバ装置から指示されたサーバ装置は、前記一括指示されたサーバ装置から受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤の構築を続けて、
    前記業務システムに必要である複数の業務基盤を前記管理サーバからの一括指示で構築することを特徴とする業務構築基盤システム。
  2. サーバリソースを供給する前記複数のサーバ装置は、iDC(Internet Data Center)のDR(Disaster Recovery)サイトとして運用され、前記管理サーバの前記選択に基づく業務基盤構築メッセージを受けて、前記業務システムの構築を行なう ことを特徴とする請求項1記載の業務構築基盤システム。
  3. サーバリソースを供給する前記サーバ装置は、送られてきた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、自サイトのサーバリソースを使用して、必要に応じて 要求される業務基盤を提供するサーバを構築した後に、指示された業務基盤の構築を行なう ことを特徴とする請求項1又は2に記載の業務構築基盤システム。
  4. 業務基盤が構築される前記サーバ装置は、送られてきた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、前記業務システムの構築に当てる最後の業務基盤を構築した際に、前記管理サーバに結果通知を行なう ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の業務構築基盤システム。
  5. 前記複数の業務基盤の構築の一括指示には、前記業務システムを構築する処理順序が記述され、
    前記複数の業務基盤が構築される前記複数のサーバ装置は、前記処理順序に基づいて、前記業務システムを構築処理する
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の業務構築基盤システム。
  6. 前記複数の業務基盤の構築の一括指示には、構築処理に失敗した場合に実行する初期化処理が記述される ことを特徴とする請求項1ないし5の何れか一記載の業務構築基盤システム。
  7. 前記業務基盤が構築されるサーバ装置は、前記処理順序に基づく構築処理の結果を、前記業務基盤の構築の一括指示と共に、他の業務基盤が構築されるサーバ装置に送信する ことを特徴とする請求項記載の業務構築基盤システム。
  8. 前記業務基盤が構築されるサーバ装置は、送られてきた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、RTO(Recovery Time Objective)の観点に基づくように次処理の実行を定め、RTOを実現できない場合に、前記処理順序に基づく構築処理の結果を、前記管理サーバに即時送信する ことを特徴とする請求項5又は7に記載の業務構築基盤システム。
  9. 前記業務基盤が構築されるサーバ装置は、
    業務基盤の構築処理を実施する次サーバ装置の状態を検出し、業務基盤の構築処理を実行すると障害を受けるだろう場合
    前記業務システム内で構築順を変更し、最適な経路を随時判断して、業務基盤の構築を継続する
    ことを特徴とする請求項1ないし8の何れか一記載の業務構築基盤システム。
  10. 通信ネットワークに接続された業務基盤の構築を統括的に指示する管理サーバと、通信ネットワークに接続された業務基盤が構築される複数のサーバ装置とを備えた業務構築基盤システムで使用される業務システム構築方法であって、
    前記管理サーバは、構築する業務システムに対応させた業務定義を受け付けた際に、該業務定義を解析して、構築する業務システムに適する所要のサーバリソースを 登録されているリソースプールを参照して選択すると共に、構築する複数の業務基盤および対象サーバが示された前記選択に基づく業務基盤構築メッセージを生成して、前記複数のサーバ装置に含まれる一つのサーバ装置に対して、複数の業務基盤の構築を一括指示し、
    前記一括指示されたサーバ装置は、前記管理サーバから受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、業務基盤の構築を行なうと共に、他の業務基盤が構築されるサーバ装置に対して、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤構築メッセージを生成して業務基盤の構築を指示し、
    前記一括指示されたサーバ装置から指示されたサーバ装置は、前記一括指示されたサーバ装置から受けた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、以後の業務基盤の構築に当たる処理を判別しながら、業務基盤の構築を続けて、
    前記業務システムに必要である複数の業務基盤を前記管理サーバからの一括指示で構築する ことを特徴とする業務システム構築方法。
  11. サーバリソースを供給する前記複数のサーバ装置は、iDCのDRサイトとして運用されており、前記管理サーバの前記選択に基づく業務基盤構築メッセージを受けて、前記業務システムの構築を行なう ことを特徴とする請求項10記載の業務システム構築方法。
  12. サーバリソースを供給する前記サーバ装置は、送られてきた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、自サイトのサーバリソースを使用して、必要に応じて 要求される業務基盤を提供するサーバを構築した後に、指示された業務基盤の構築を行なう ことを特徴とする請求項10又は11に記載の業務システム構築方法。
  13. 業務基盤が構築される前記サーバ装置は、送られてきた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、前記業務システムの構築に当てる最後の業務基盤を構築した際に、前記管理サーバに結果通知を行なう ことを特徴とする請求項10ないし12の何れか一記載の業務システム構築方法。
  14. 前記複数の業務基盤の構築の一括指示に、前記業務システムを構築する処理順序記述し、
    前記複数の業務基盤が構築される前記複数のサーバ装置は、前記処理順序に基づいて、前記業務システムを構築処理する
    ことを特徴とする請求項10ないし13の何れか一記載の業務システム構築方法。
  15. 前記複数の業務基盤の構築の一括指示に、構築処理に失敗した場合に実行する初期化処理記述する ことを特徴とする請求項10ないし14の何れか一記載の業務システム構築方法。
  16. 前記業務基盤が構築されるサーバ装置は、前記処理順序に基づく構築処理の結果を、前記業務基盤の構築の一括指示と共に、他の業務基盤が構築されるサーバ装置に送信する ことを特徴とする請求項14記載の業務システム構築方法。
  17. 前記業務基盤が構築されるサーバ装置は、送られてきた業務基盤構築メッセージに記載された内容に基づいて、RTOの観点に基づくように次処理の実行を定め、RTOを実現できない場合に、前記処理順序に基づく構築処理の結果を、前記管理サーバに即時送信する ことを特徴とする請求項14又は16に記載の業務システム構築方法。
  18. 前記業務基盤が構築されるサーバ装置は、業務基盤の構築処理を実施ずる次サーバ装置の状態を検出し、
    業務基盤の構築処理を実行すると障害を受けるだろう場合に、前記業務システム内で構築順を変更し、
    最適な経路を随時判断して、業務基盤の構築を継続する
    ことを特徴とする請求項10ないし17の何れか一記載の業務システム構築方法。
  19. 請求項1ないしの何れか一記載の管理サーバ。
  20. 請求項1ないし9の何れか一記載のサーバ装置であって、
    業務基盤構築メッセージには、前記管理サーバによって指定されたサーバ装置を示す対象サーバ位置データが含まれ、
    個々のサーバ装置は、業務基盤構築メッセージに含まれた前記管理サーバによって指定された対象サーバ位置データに基づいて、次に業務基盤の構築に当たるサーバ装置を判別して該サーバ装置に対して業務基盤構築メッセージを送信する
    ことを特徴とするサーバ装置。
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