JP4910957B2 - 3次元画像表示方法、および、装置 - Google Patents

3次元画像表示方法、および、装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータ内部で制作された商品の3次元画像の表示方法、および、3次元画像を表示する装置に関する。
従来、雑誌やカタログに掲載される商品の画像として、実際のカメラで商品を撮影した写真が利用されてきたが、コンピュータ技術の発展に伴い、コンピュータで制作された商品の3次元画像(3DCG: 3 Dimension Computer Graphics)を、商品の画像として利用するケースが増えている。
商品の3次元画像の制作工程では、まず、対象となる商品の仮想3次元モデルを作成するモデリング工程、光源、画角やアングルなど、3次元画像制作ソフトのカメラワークを設定するカメラワーク設定工程、設定したカメラワークに従い、3次元画像制作ソフトのカメラで商品の仮想3次元モデルを撮影したときの3次元画像を描写するレンダリング工程が、少なくとも実行される。
カメラワークの一つのパレメータであるアングルは、3次元画像の制作作業において重要なファクターで、同じ商品であっても、3次元画像を制作するときのアングルが異なると、消費者に与える商品の印象は大きく変わるため、3次元画像の制作者は、消費者に与える商品の印象が最もよくなるアングルを選択して設定する。
このように、3次元画像の制作作業において、3次元画像制作ソフトのカメラで商品の仮想3次元モデルを撮影するときのアングルは重要なファクターであるため、本出願人は、既に特許文献1において、雑誌やカタログの制作者が3次元画像制作現場等に赴かなくても、アングルやライティングなどのカメラワークのパラメータを直接的に指示することを可能とするシステムを開示している。
特開2007-172558号公報
しかし、特許文献1で開示している発明では、ディスプレイのウィンドウに表示される3次元画像のアングルをリアルタイムで自由に調整できるものの、少しずつ変えた多数のアングルから見たときの多数の3次元画像を一度に表示し、それぞれの3次元画像を見比べてアングルを決定することはできなかった。
少しずつ変えた多数のアングルから見たときの複数の3次元画像を一度に表示することは、容易に可能ではあるが、一つの3次元画像を描写するためには莫大な計算量を必要とするため、多数の3次元画像すべてを描写した後に3次元画像を表示すると、3次元画像が表示されるまでに莫大な時間がかかってしまい、実用性に欠ける問題がある。例えば、1500枚の3次元画像を描写するとき、30fpsの速度で描写すると50秒もかかってしまう。
そこで、本発明は、一つの対象物(例えば、商品)を多数のアングルから見たときの3次元画像の一覧をディスプレイ表示させるときに、3次元画像が表示されるまでの時間を短縮することのできる方法および装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、一つの対象物を多数のアングルから見たときの3次元画像の一覧を表示する3次元画像表示方法であって、
(A)前記コンピュータが、水平角度の範囲と垂直角度の範囲を一定の刻み幅で分割することで、前記3次元画像を描写するときのアングルとして、水平角度と垂直角度を要素にもつ2次元配列データを生成し、前記2次元配列データに従い、前記3次元画像を表示するマトリクスの行数と列数を決定するステップ、
(B)コンピュータが、前記3次元画像のサイズおよび前記2次元配列データの行列数から、前記3次元画像をマトリクス状に表示するために必要なメモリ空間である描写領域を、前記コンピュータのメモリ内に設けるステップ、
(C)前記コンピュータが、ディスプレイに表示する領域である表示領域を前記描写領域の一部に設定するステップ、
(D)前記コンピュータが、前記表示領域に描写される前記3次元画像の前記2次元配列データを特定し、前記2次元配列データの要素として記憶されている前記水平角度と前記垂直角度を用いて、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を優先的に描写するステップ、
(E)前記コンピュータが、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を優先的に描写した後、前記前記表示領域に隣接する前記マトリックスの領域から順に、前記3次元画像を描写するステップ、
を備えたことを特徴とする。
第1の発明によれば、前記ディスプレイに表示する前記3次元画像が優先的に描写されるため、前記対象物(例えば、商品)を多数のアングルから見たときの前記3次元画像の一覧を前記ディスプレイ表示させるときに、3次元画像が表示されるまでの時間を短縮することができる。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載の3次元画像表示方法であって、
(F)前記コンピュータは、前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更する要求を受けると、前記コンピュータは、要求に従い前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更するステップを備え、前記(F)を実行した後、前記コンピュータは、前記(D)からの手順を実行することを特徴とする。
第2の発明によれば、表示する前記3次元画像が変更されたときでも、前記ディスプレイに表示する前記3次元画像が優先的に描写できる。
更に、第3の発明は、第2の発明に記載の3次元画像表示方法であって、
前記(D)および前記(E)において、前記コンピュータは、描写が完了した前記3次元画像の前記2次元配列データに、描写の完了を示す完了フラグを付与し、前記コンピュータは、前記3次元画像を描写するときに、前記完了フラグを確認し、前記完了フラグが付与されていない前記3次元画像を描写することを特徴とする。
第3の発明によれば、前記表示領域が変更されたときに、描写が完了している前記3次元画像を再描写することを防止できる。
更に、第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか一つに記載の3次元画像表示方法であって、前記コンピュータには、3行3列の小領域に含まれる9個の前記3次元画像に対し、前記3次元画像の描写順序を示すインデックス番号を付与するアルゴリズムが定められ、前記(C)において、前記表示領域を前記描写領域内に設定すると、前記コンピュータは、前記アルゴリズムに従い、前記表示領域の中心に前記小領域を設定し、前記小領域に含まれる前記3次元画像の前記2次元配列データに前記インデックス番号を付与した後、前記インデックス番号に従い前記小領域の位置を移動させ、繰返し前記アルゴリズムを実行することで、前記3次元画像の前記2次元配列データに前記インデックス番号を付与し、前記(D)および前記(E)において、前記コンピュータは前記インデックス番号の順に前記2次元配列データを用いて前記3次元画像を描写することを特徴とする。
第4の発明によれば、前記表示領域の中心に設定された前記小領域を中心として広がるように、前記インデックス番号が振られるため、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を優先的に描写でき、更に、前記表示領域を近傍に移動させても、速やかに前記3次元画像を表示させることができる。
更に、第5の発明は、第4の発明に記載の3次元画像表示方法であって、前記アルゴリズムは、中央、中央左、中央右、中央上、中央下、左上隅、右上隅、左下隅そして右下隅の順で前記インデックス番号を振る手順であることを特徴とする。
第5の発明によれば、前記アルゴリズムに従い前記インデックス番号を振ることで、前記小領域がn×n(nは奇数)の領域に広がるように、前記3次元画像に前記インデックス番号が振られるため、前記表示領域をn×n(nは奇数)の領域とすれば、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を前記ディスプレイに表示するタイミングが取り易くなる。
更に、第6の発明は、第1の発明から第5の発明のいずれか一つに記載の3次元画像表示方法であって、前記3次元画像は、前記対象物の前記3次元画像を縮小した画像であるサムネイルとすることを特徴とする。
更に、第7の発明は、一つの対象物を多数のアングルから見たときの3次元画像の一覧を表示する3次元画像表示装置であって、
水平角度の範囲と垂直角度の範囲を一定の刻み幅で分割することで、前記3次元画像を描写するときのアングルとして、水平角度と垂直角度を要素にもつ2次元配列データを生成し、前記3次元画像のサイズおよび前記2次元配列データの行列数から、前記3次元画像をマトリクス状に表示するために必要なメモリ空間である描写領域を、前記3次元画像表示装置のメモリ内に設ける描写領域設定手段と、
前記3次元画像表示装置に接続されたディスプレイに表示する領域である表示領域を、前記描写領域の指示された位置に設定する表示領域設定手段と、
前記2次元配列データを参照し、前記表示領域に描写される前記3次元画像の前記2次元配列データを特定し、前記2次元配列データの要素として記憶されている前記水平角度と前記垂直角度を用いて、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を優先的に描写した後、前記表示領域に隣接する前記3次元画像から順に、前記表示領域に含まれない前記3次元画像を描写する3次元画像描写手段と、
前記表示領域に含まれる前記3次元画像の描写が完了すると、前記表示領域内のデータを前記ディスプレイに表示する前記3次元画像表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
更に、第8の発明は、第7の発明に記載の3次元画像表示装置であって、
前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更する要求を受けると、前記コンピュータは、要求に従い前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更する表示領域移動手段を備えたことを特徴とする。
更に、第9の発明は、第8の発明に記載の3次元画像表示装置であって、
前記3次元画像描写手段は、描写が完了した前記3次元画像の前記2次元配列データに、描写の完了を示す描写済フラグを付与し、前記3次元画像描写手段は、前記3次元画像を描写するときに、前記2次元配列データに付与された前記描写済フラグを確認し、前記描写済フラグが付与されていない前記3次元画像を描写することを特徴とする。
更に、第10の発明は、第7の発明から第9の発明のいずれか一つに記載の3次元画像表示装置であって、前記表示領域設定手段には、3行3列の小領域に含まれる9個の前記3次元画像に対し、前記3次元画像の描写順序を示すインデックス番号を付与するアルゴリズムが定められ、前記表示領域を前記描写領域内に設定すると、前記アルゴリズムに従い、前記表示領域の中心に前記小領域を設定し、前記小領域に含まれる前記3次元画像の前記2次元配列データにインデックス番号を付与した後、前記インデックス番号に従い前記小領域の位置を移動させ、繰返し前記アルゴリズムを実行することで、前記2次元配列データに前記インデックス番号を付与する手段で、前記3次元画像描写手段は、前記インデックス番号の順に前記2次元配列データを用いて前記3次元画像を描写することを特徴とする。
更に、第11の発明は、第10の発明に記載の3次元画像表示装置であって、前記アルゴリズムは、中央、中央左、中央右、中央上、中央下、左上隅、右上隅、左下隅そして右下隅の順で前記インデックス番号を振る手順であることを特徴とする。
更に、第12の発明は、第10の発明から第11の発明のいずれか一つに記載の3次元画像表示装置であって、前記3次元画像描写手段は、前記対象物の前記3次元画像を縮小した画像であるサムネイルを描写することを特徴とする。
上述した第7の発明から第12の発明によれば、上述した第1の発明から第6の発明と同様の効果が得られる。
上述した本発明によれば、一つの対象物(例えば、商品)を多数のアングルから見たときの3次元画像の一覧をディスプレイ表示させるときに、3次元画像が表示されるまでの時間を短縮することのできる方法および装置を提供できる。
ここから、本発明に係わる3次元画像表示装置および3次元画像表示方法について、図を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、カタログや雑誌などに掲載される商品(例えば、自動車)の3次元画像 (3DCG: 3 Dimension Computer Graphics)を制作する装置に、本発明を適用した形態である。
図1は、本実施形態に係わる3次元画像表示装置1の外観図で、図2は3次元画像表示装置1のブロック図である。図1に図示したように、3次元画像表示装置1は、CPUなどを備えたサーバで実現され、3次元画像表示装置1には、商品の3次元画像を表示するためのディスプレイ15が接続されている。なお、図1では3次元画像表示装置1を一台のサーバであるかのように図示しているが、3次元画像表示装置1は、複数台のサーバから構成される装置であっても構わない。
図2に図示したように、3次元画像表示装置1の内部には、CPU12が実装される第1の回路10と、I/O制御機能を有する第2の回路11を備えている。第1の回路10には、RAM13(Random Access Memory)やグラフィックコントローラ14が接続され、ディスプレイ15はグラフィックコントローラ14に接続されている。第2の回路11には、大容量の記憶装置であるハードディスク16、キーボード17およびマウス18などが接続される。
本実施形態に係わる3次元画像表示装置1には、3次元画像の制作工程のカメラワークを設定する工程において、制作者が3次元画像のアングルを効率よく選択できるように、商品の3次元画像を縮小した画像であるサムネイルのマトリクスを表示する機能を備え、ハードディスク16には、これから説明する機能を実現するためのコンピュータプログラムが実装される。
サムネイルのマトリクスをディスプレイ15に表示させることで、3次元画像の制作者は、各々のサムネイルを見比べることができるようになり、最適なアングルを効率よく選択できるようになる。
図3は、アングルを説明する図である。アングルとは、仮想3次元モデルが配置される3次元空間上の一点である視点から、仮想的なカメラで商品の3次元モデルを撮影するときの角度で、アングルは、水平角度(θ)と垂直角度(φ)で一意に決定され、商品の仮想3次元モデルは平面上に配置されるため、水平角度(θ)が取り得る範囲は0°から360°で、垂直角度(φ)が取り得る範囲は「0°」から「90°」になる。
なお、視点から原点までの距離(r)は、商品の3次元画像の大きさを決定する要素になり、本実施形態において、すべてのサムネイルにおいて距離(r)は固定である。
このように、3次元画像のアングルは、水平角度(θ)と垂直角度(φ)で一意に決定されるため、3次元画像表示装置1は、水平角度(θ)の範囲と垂直角度(φ)の範囲を所定の刻み幅で刻むことで、水平角度(θ)と垂直角度(φ)を要素にもつ2次元配列データを生成し、水平角度(θ)と垂直角度(φ)で一意に決定されるアングルを用いて描写されるサムネイルを、この2次元配列データに準じて配列することで、サムネイルのマトリクスを生成する。
本実施の形態では、水平角度(θ)及び垂直角度(φ)の刻み幅を「5°」とし、水平角度(θ)の最大値「360°」を「5°」で除算することで、水平角度(θ)に係わる2次元配列データの列数は「73」(73=360°/5°+1)となり、垂直角度(φ)の最大値「90°」を「5°」で除算することで、垂直角度(φ)に係わる2次元配列データの行数は「19」(19=90°/5°+1)となる。なお、水平角度(θ)において、0°と360°は同じ方向を示すが、ここでは便宜的に異なる角度としている。
よって、3次元画像表示装置1のディスプレイ15に表示されるサムネイルのマトリクスの行列数は19行73列になり、このマトリクスで表示されるサムネイルの総数は合計1387個(73×19個)になる。
なお、水平角度(θ)および垂直角度(φ)の除算に利用する刻み幅は、水平角度(θ)と垂直角度(φ)で同じ刻み幅でなくてもよく、水平角度(θ)と垂直角度(φ)で異なる刻み幅を利用してもよい。
このように、刻み幅を「5°」とすると表示するサムネイルの総数は合計1387個になってしまい、合計1387個のサムネイルすべてを3次元画像表示装置1のディスプレイ15に一度に表示することは不可能である。
そこで、3次元画像表示装置1は、1387個のサムネイルすべてを表示できるサイズのメモリ空間である描写領域を3次元画像表示装置1内のメモリ(ハードディスク16或いはRAM13)に設け、描写領域内に1387個のサムネイルすべてを描写し、実際のディスプレイ15内のウィンドウには、描写領域内の一部の領域である表示領域のサムネイルのみを表示させる。
更に、合計1387個のサムネイルすべてを描写領域内に描写した後に、表示領域内のサムネイルの表示すると、ディスプレイ15にサムネイルが表示されるまでに長時間を要するため、3次元画像表示装置1は、ディスプレイ15内のウィンドウに表示するサムネイル、すなわち、表示領域に含まれるサムネイルの描写を優先させ、表示領域に含まれるサムネイルの描写・表示が完了した後に、表示しないサムネイルを描写する機能を備えている。
図4は、描写領域と表示領域を説明する図である。3次元画像表示装置1は、メモリ内に描写領域21を設けるときは、2次元配列データの行数とサムネイル20の縦方向のサイズに基づいて、描写領域21の縦方向の大きさを決定し、2次元配列データの列数とサムネイル20の横方向のサイズに基づいて、描写領域21の横方向の長さを決定し、決定した縦横方向の大きさの描写領域21をメモリに設定し、描写領域21を2次元座標で管理する。
3次元画像表示装置1は、2次元配列データの要素をして記憶されている水平角度(θ)と垂直角度(φ)を用いてサムネイル20を描写するとき、用いる水平角度(θ)と垂直角度(φ)が記憶されている2次元配列データの行番号および列番号から、サムネイル20を描写する描写領域21内の座標を演算し、演算した座標にサムネイル20を描写する。
図4では、左上隅が2次元配列〔0〕〔0〕に対応するサムネイル20で、左上隅のサムネイル20は、水平角度(θ)が「0°」で、垂直角度(φ)が「0°」のサムネイル20で、左上隅の一つ右のサムネイル20は、水平角度(θ)が「5°」で、垂直角度(φ)が「0°」のサムネイル20で、左上隅の一つ下のサムネイル20は、水平角度(θ)が「0°」で、垂直角度(φ)が「5°」のサムネイル20になる。
表示領域22とは描写領域21の一部の領域で、ディスプレイ15のウィンドウ内に表示する領域である。表示領域21のサイズは固定で、5行×5列のサムネイルが表示可能なサイズに設定される。表示領域21の座標は可変で、3次元画像表示装置1が表示領域21を移動させる操作を受けると、表示領域21の座標は変更され、ディスプレイ15に表示されるサムネイルも変更される。
図5は、ディスプレイ15のウィンドウ内に表示される内容を説明する図である。表示領域22内のデータをグラフィックコントローラ14に送信することで、5×5のマトリクス状に配列された合計25個のサムネイル20が、ディスプレイ15のウィンドウ23内に表示される。ディスプレイ15のウィンドウ23内に表示されるサムネイル20のマトリクスにおいて、同じ行のサムネイル20のアングルは、垂直角度(φ)は同一で、水平角度(θ)がそれぞれ異なり、同じ列のサムネイル20のアングルは、水平角度(θ)は同一で、垂直角度(φ)がそれぞれ異なる。
サムネイル20に加えて、サムネイル20を表示するウィンドウ23には、表示領域22を移動させるための4つのボタン24a〜24dが備えられている。図6は、ボタン24a〜24dによって表示領域22が移動する様子を説明する図である。
ボタン24aのクリックを3次元画像表示装置1が検知すると、3次元画像表示装置1は、図3の描写領域で言えば、一つ上の行のサムネイル20を表示するように表示領域22の位置を移動させ(図6(a))、ボタン24bのクリックを3次元画像表示装置1が検知すると、一つ下の行のサムネイル20を表示するように表示領域22の位置を移動させ(図6(b))、ボタン24dのクリックを3次元画像表示装置1が検知すると、一つ右の列のサムネイル20を表示するように表示領域22の位置を移動させ(図6(c))、ボタン24cのクリックを3次元画像表示装置1が検知すると、一つ左の列のサムネイル20を表示するように表示領域22の位置を移動させる(図6(d))。
加えて、サムネイル20を表示するウィンドウ23内において、マウス18の左ボタンをクリックした状態で、マウス18のポインタを移動させる操作が実施されると、3次元画像表示装置1は、ディスプレイ15上におけるポインタの移動量と方向とを描写領域21の座標に変換し、変換した移動量と方向に基づいて表示領域22の位置を移動させる。
なお、3次元画像表示装置1は、表示領域22を移動させるとき、サムネイル20が途中で切れて表示されることがないように、表示領域22の位置を補正する処理を実行する。
上述したように、サムネイル20が表示されている状態でポインティングデバイスが操作されると、図4の描写領域21内における表示領域22の位置は移動し、優先的に描写するサムネイル20も変更される。このため、3次元画像表示装置1は、それぞれのサムネイルに、描写順序を示す連番の数字であるインデックス番号を振り、サムネイル20の描写順序を管理する。なお、3次元画像表示装置1は、表示領域22の位置を変更すると、インデックス番号を振り直す処理を実行し、振り直されたインデックス番号に従いサムネイル20を描写する。
ここから、図7から図16を参照しながら、インデックス番号の振り方についてより詳細に説明する。本実施の形態では、インデックス番号の振り方に特徴を持たせている。本実施の形態では、3行3列のサムネイル20が含まれる小領域内においてインデックス番号を振るアルゴリズムを定め、このアルゴリズムを再帰的に繰返し実行することで、すべてのサムネイル20にインデックス番号を振る。
このような方式によりサムネイル20にインデックス番号を振ることで、小領域が拡大するようにインデックス番号を振ることができ、インデックス番号の順番に従い描写領域にサムネイル20を描写することで、小領域を中心とし、上下左右方向に広がりながら、サムネイル20は描写される。
更に、インデックス番号を振るときの小領域を表示領域22の中心に設定することで、表示されるサムネイル20が優先的に描写され、表示されるサムネイル20の近傍から順に、表示されないサムネイル20が描写されることになる。
図7は、小領域と繰返し実行されるアルゴリズムを説明する図である。本実施の形態においては、小領域25は3行3列のサムネイルが含まれる領域で、最初にインデックス番号を振るサムネイル20は中心のサムネイル20で、2番目が中心の左側のサムネイル20で、3番目が中心の右側のサムネイル20で、4番目が中心の上側のサムネイル20で、5番目が中心の下側のサムネイル20で、6番目が左上隅のサムネイル20で、7番目が右上隅のサムネイル20で、8番目が左下隅のサムネイル20で、9番目が右下隅のサムネイル20である。
3次元画像表示装置1は、サムネイル20にインデックス番号を振る処理を開始するとき、表示領域22の中心のサムネイル20が小領域25の中心になるように、表示領域22内に小領域25を設定し、上述したアルゴリズムでインデックス番号を振り、インデックス番号の順番に従い、小領域25の中心のマトリクスを移動させることで、描写領域21内の小領域25の位置を移動させ、描写領域21に描写するサムネイル20すべてにインデックス番号を振っていく。
図8は、サムネイル20にインデックス番号を振る手順を説明するフロー図である。この手順は、表示領域22の位置が変更されるごとに、3次元画像表示装置1の内部で実行される。インデックス番号を振るとき、まず、表示領域22の中心のサムネイル20を、小領域25の中心のサムネイル20に設定し、インデックス番号の開始番号iを「1」に設定する(S1)。
表示領域22の中心に小領域25を設定すると、開始番号iから順に、図を参照しながら説明したアルゴリズムに従い、小領域25に含まれるサムネイル20に「1」から「9」までのインデックス番号を振る(S2)。
次に実行される手順は、描写領域内に描写するサムネイル20すべてにインデックス番号が振られるまで実行されるループ処理L1である。このループ処理L1で、まず、インデックス番号の開始番号iを一つインクリメントする(S3)。
インデックス番号の開始番号iが一つインクリメントされると、インクリメントされた開始番号iがインデックス番号として振られているサムネイル20が中心になるように、小領域25の位置を移動させる(S4)。
小領域25の位置を移動させると、インクリメントされた開始番号iから順に、図7を参照しながら説明したアルゴリズムに従い、移動先の小領域25に含まれるサムネイル20にインデックス番号を振る。このとき、すでにインデックス番号が振られているサムネイル20に対しては、インデックス番号を上書きする処理を行わず、インデックス番号が振られていないサムネイル20についてのみ、インデックス番号が振られる。
移動先の小領域25に含まれるサムネイル20にインデックス番号を振った後、描写領域21に描写するすべてのサムネイル20についてインデックス番号が振られているか確認し、インデックス番号が振られていないサムネイル20があるときは、ループ処理L1の先頭に戻る。
ここから、図8の手順が実行されることで、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子について詳細に説明する。図9から図16は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する図である。
図9は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第1図で、図8のS2が実行された時点で、サムネイル20に振られたインデックス番号を示した図である。図8のS2が実行されるとき、表示領域22の中央のサムネイル20が中心になるように小領域25は設定され、インデックス番号の開始番号iは「1」に設定される。図8のS2が実行されるときは、すべてのサムネイル20にインデックス番号が付与されていないため、図8のS2が実行されると、小領域25に含まれる9個のサムネイル20に「1」から「9」までのインデックス番号が振られる。
図10は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第2図で、図8のループ処理L1が最初に実行された時点で振られたインデックス番号を示した図である。図8のループ処理L1が最初に実行されるとき、インデックス番号が「2」であるサムネイル20が中心になるように小領域25が設定され、インデックス番号の開始番号iは「2」に設定される。図8のループ処理L1が最初に実行されるとき、左側の列以外のサムネイル20には、図8のS2が実行されることでインデックス番号が付与されているため、左側の列以外のサムネイル20に振られたインデックス番号は変更されることなく、左側の列のサムネイル20に「10」から「12」までのインデックス番号が新たに振られる。
図11は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第3図で、図8のループ処理L1が2回繰返し実行された時点で振られたインデックス番号を示した図である。図8のループ処理L1が2回目に実行されるとき、インデックス番号が「3」であるサムネイル20が中心になるように小領域25が設定され、インデックス番号の開始番号iは「3」に設定される。図8のループ処理L1が2回目に実行されるとき、右側の列以外のサムネイル20には、既にインデックス番号が付与されているため、右側の列以外のサムネイル20に振られたインデックス番号は変更されることなく、右側の列のサムネイル20に「13」から「15」までのインデックス番号が新たに振られる。
図12は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第4図で、図8のループ処理L1が3回繰返し実行された時点で振られたインデックス番号を示した図である。図8のループ処理L1が3回目に実行されるとき、インデックス番号が「4」であるサムネイル20が中心になるように小領域25が設定され、インデックス番号の開始番号iは「4」に設定される。図8のループ処理L1が3回目に実行されるとき、上側の列以外のサムネイル20には、既にインデックス番号が付与されているため、上側の列以外のサムネイル20に振られたインデックス番号は変更されることなく、上側の列のサムネイル20に「16」から「18」までのインデックス番号が新たに振られる。
図13は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第5図で、図8のループ処理L1が4回繰返し実行された時点で振られたインデックス番号を示した図である。図8のループ処理L1が4回目に実行されるとき、インデックス番号が「5」であるサムネイル20が中心になるように小領域25が設定され、インデックス番号の開始番号iは「5」に設定される。図8のループ処理L1が4回目に実行されるとき、下側の列以外のサムネイル20には、既にインデックス番号が付与されているため、下側の列以外のサムネイル20に振られたインデックス番号は変更されることなく、下側の列のサムネイル20に「16」から「18」までのインデックス番号が新たに振られる。
図14は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第6図で、図8のループ処理L1が8回繰返し実行された時点で振られているインデックス番号を示した図である。図8のループ処理L1が8回繰返し実行されることで、3×3の小領域25を中心とした5×5の領域、すなわち、表示領域22に含まれる25個のサムネイル20に「1」から「25」までのインデックス番号が振られる。
図15は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第7図で、図8のループ処理L1が9回繰返し実行された時点で振られたインデックス番号を示した図である。図8のループ処理L1が9回目に実行されるとき、インデックス番号が「10」であるサムネイル20が中心になるように小領域25が設定され、インデックス番号の開始番号iは「10」に設定される。図8のループ処理L1が9回目に実行されるとき、左側の列以外のサムネイル20には、既にインデックス番号が付与されているため、左側の列以外のサムネイル20に振られたインデックス番号は変更されることなく、左側の列のサムネイル20、すなわち、表示領域22の左側に隣接した3つのサムネイル20に「26」から「28」までのインデックス番号が新たに振られる。
図16は、サムネイル20にインデックス番号が振られていく様子を説明する第8図で、図8のループ処理L1が24回繰返し実行された時点で振られたインデックス番号を示した図である。図8のループ処理L1が24回繰り返して実行されることで、3×3の小領域25を中心とした7×7のサムネイル20に「1」から「49」までのインデックス番号が振られる。
このように、図8で図示した手順が実行されることで、3×3の小領域25のサイズが拡大するようにインデックス番号が振られ、インデックス番号に基づいてサムネイル20を描写領域に描写することで、表示領域22の中心から広がるように、サムネイル20が描写されることになる。
上述したように、表示領域22が移動されるごとに、サムネイル20に振られるインデックス番号は変更され、同じサムネイル20であっても描写順序も変更されるため、描写したサムネイル20を再描写してしまうケースが発生する。
そこで、サムネイル20の再描写を防ぐために、3次元画像表示装置1は、サムネイル20に描写済フラグを設定する。そして、一つのサムネイル20の描写が完了すると、3次元画像表示装置1は、描写が完了したサムネイル20に、描写完了済みを示す描写済フラグを設定し、この描写済フラグが設定されているサムネイル20に関しては、サムネイル20の描写を実行しない処理を行う。
このように、3次元画像表示装置1はサムネイル20を描写するとき、2次元配列データ、インデックス番号、描写フラグが必要となる。このため、3次元画像表示装置1は、RAM13内にデータテーブルを生成し、このデータテーブルを利用してこれらのデータを管理する。
図17は、3次元画像表示装置1が生成するデータテーブル3を説明する図である。3次元画像表示装置1が生成するデータテーブル3は、上述した2次元配列データの要素数、すなわち、マトリクス状に表示するサムネイル20と同じ数のレコード30を有し、一つのレコード30によって一つのサムネイル20の描写が管理される。
データテーブル3のレコード30の数は、水平角度(θ)および垂直角度(φ)を所定の刻み幅で除算することで決定され、決定された数のレコード30がデータテーブル3に設けられる。本実施の形態では、刻み幅を「5°」とすることで、合計1387個のレコード30がデータテーブル3に設けられる。
一つのレコード30には、サムネイル20の描写を管理するためのデータを記憶するフィールド31a〜31fとして、2次元配列データの列番号と行番号が記憶されるフィールド31a、31bと、2次元配列データの要素である垂直角度(φ)および水平角度(θ)の値が記憶されるフィールド31c、31dと、サムネイル20の描写順序を管理するためのデータであるインデックス番号が記憶されるフィールド31eと、および、サムネイル20の描写が描写済みであることを示す描写済フラグが記憶されるフィールド31fとが備えられる。
データテーブル3にレコード30が設けられると、それぞれのレコード30に列番号と行番号が振られ、サムネイル20が描写される描写領域21上の位置は、レコード30に記憶されている列番号と行番号によって決定される。列番号と行番号が振られると、刻み幅を利用して、列番号および行番号に対応した垂直角度(φ)および水平角度(θ)が、それぞれのレコード30に記憶される。
更に、データテーブル3のレコード30には、図7を用いて説明したアルゴリズムに従い、サムネイル20の描写順序を示すインデックス番号がそれぞれのレコード30に振られる。レコード30にインデックス番号を振ることで、レコード30に記憶されたアングルを用いて描写されるサムネイル20にインデックス番号が付与されたことになる。
図7を用いて説明したアルゴリズムを、データテーブル3のレコード30に記憶される列番号と行番号を用いて表現すると以下のようになる。小領域25の中心のサムネイル20の列番号と行番号を〔m0、n0〕と表記すると、〔m0、n0〕→〔m0、n0−1〕→〔m0、n0+1〕→〔m0−1、n0〕→〔m0+1、n0〕→〔m0−1、n0−1〕→〔m0−1、n0+1〕→〔m0+1、n0−1〕→〔m0+1、n0+1〕の順にインデックス番号が振れら、小領域25の中心となるサムネイル20をインデックス番号順に変更することで、この手順が再帰的に繰返し実行することで、すべてのデータテーブル3のレコード30にインデックス番号が振られる。
サムネイル20の描写が完了済みであることを示す描写済フラグは、サムネイル20の再描写を防止するために、データテーブル3のレコード30に設けられている。3次元画像表示装置1は、データテーブル3に設けられたレコード30のを参照してサムネイル20を描写する前に、レコード30に描写済フラグが設定されているか確認し、描写済フラグが設定されたレコード30のサムネイル20を描写しない処理を実行する。データテーブル3が生成された時点で、すべてのレコード30の描写済フラグは未設定で、サムネイル20を描写すると、描写したサムネイル20に対応するレコード30に描写済フラグが設定される。
図18は、3次元画像表示装置1が、サムネイル20のマトリクス表示する手順を示したフロー図で、このフロー図は、本発明に係わる3次元画像表示方法の説明でもある。サムネイル20のマトリクスを表示するために、3次元画像表示装置1は、まず、サムネイル20を描写するときに利用するアングルを決定するアングル決定処理S10を実行する。
このアングル決定処理S10において、3次元画像表示装置1は、水平角度(θ)の範囲と垂直角度(φ)の範囲を一定の刻み幅で除算することで、水平角度(θ)と垂直角度(φ)を要素にもつ2次元配列データを生成する。
本実施の形態において、3次元画像表示装置1は、データテーブル3のレコード30の数を決定した後、各々のレコード30に列番号および行番号を付与し、刻み幅を利用して、列番号および行番号に対応した垂直角度(φ)および水平角度(θ)が、それぞれのレコード30に記憶される。
3次元画像表示装置1は、水平角度(θ)と垂直角度(φ)で一意に決定されるアングルを決定すると、3次元画像表示装置1内のメモリに、サムネイル20のマトリクスを描写するための描写領域21を設定する描写領域設定処理S2を実行する。
3次元画像表示装置1は、2次元配列データの行列数から、サムネイル20のマトリクスの行列数を特定し、サムネイル20の縦横方向の大きさやサムネイル20間に設ける隙間を考慮して、サムネイル20のマトリクスを表示するための描写領域21を、3次元画像表示装置1内のRAM13或いはハードディスク16に設定する。
3次元画像表示装置1は、描写領域21をメモリ内に設定すると、描写領域21内の指定された位置に表示領域22を設定する表示領域初期設定処理S12を実行する。表示領域初期設定処理S12において、3次元画像表示装置1は、描写領域21の中央に表示領域22を設定する。
3次元画像表示装置1は、描写領域21内に表示領域22を設定すると、データテーブル3に含まれる各レコード30に対してインデックス番号を振るインデックス処理S13を実施する。インデックス番号を振るとき、表示領域22の中心に設定されるサムネイル20に対応するレコード30のインデックス番号を「1」として、図7を用いて説明したアルゴリズムが再帰的に繰返し実行され、すべてのデータテーブル3に含まれるレコード30にインデックス番号が振られる。
3次元画像表示装置1は、インデックス処理が終了すると、3次元画像表示装置1のディスプレイ15に表示するサムネイル20、すなわち、描写領域21内に設定された表示領域22に含まれるサムネイル20を描写する表示サムネイル描写表示処理S14を実行する。
本実施形態では、表示領域22に25個のサムネイル20を含ませるため、「1」から「25」までのインデックス番号が振られたレコード30を利用して、3次元画像表示装置1のディスプレイ15に表示するサムネイル20を描写領域21の所定の位置に描写する。なお、サムネイル20を描写するとき、3次元画像表示装置1は、レコード30に記憶された描写済フラグを確認し、描写済フラグが設定されいるときは、そのレコード30を用いてサムネイル20を描写しない。
3次元画像表示装置1のディスプレイ15に表示するサムネイル20の描写が完了すると、表示領域22に含まれるサムネイル20をディスプレイ15に表示させるサムネイル表示処理S15を実行する。サムネイル表示処理S15において、3次元画像表示装置1は、描写領域の表示領域22のデータをグラフィックコントローラS14に送信し、表示領域22に含まれるサムネイル20をディスプレイ15のウィンドウ23内に表示する。
ディスプレイ15のウィンドウ内にサムネイル20を表示させると、3次元画像表示装置1は、表示領域22以外のサムネイル20を描写領域21に描写する非表示サムネイル描写処理S16を実行する。非表示サムネイル描写処理S16で描写が開始されるサムネイル20は、表示サムネイル描写表示処理S16で最後に描写したサムネイル20のインデックス番号(ここでは、「25」)を一つインクリメントしたインデックス番号(ここでは、「26」)が振られたレコード30からインデックス番号順に描写される。なお、サムネイル20を描写するとき、3次元画像表示装置1は、レコード30に記憶された描写済フラグを確認し、描写済フラグが設定されいるときは、そのレコード30を用いてサムネイル20を描写しない。
そして、最後のインデックス番号(ここでは、「1387」)が振られたレコード30を利用したサムネイル20の描写が完了すると、非表示サムネイル描写処理S16は終了する。
サムネイル20が描写されている最中や、サムネイル20の描写が終了した後に、ディスプレイ15のウィンドウ23に表示されているボタン24a〜24dなどが操作されるなどして、表示領域22を移動させる操作が実行されると(S17)、3次元画像表示装置1は、表示領域22の描写領域内の位置を変更する表示領域移動処理S18を実行する。
例えば、図5のボタン24bがクリックされるごとに、3次元画像表示装置1は、小領域25の中心となるサムネイル20が一つ下のサムネイル20になるように、表示領域22を移動させる。また、図5のボタン24dがクリックされるごとに、3次元画像表示装置1は、小領域25の中心となるサムネイル20が一つ右のサムネイル20になるように、表示領域22を移動させる。
更に、サムネイル20を表示するウィンドウ23内において、マウス18の左ボタンをクリックした状態で、マウス18のポインタを移動させる操作が実施されると、3次元画像表示装置1は、ディスプレイ15のウィンドウ23のサイズから、ディスプレイ15上におけるポインタの移動量と移動方向とを割出し、表示領域22のサイズを参照するなどして、ポインタの移動量と移動方向を描写領域21の移動量と移動方向に変換し、変換した移動量と移動方向に基づき、表示領域22を移動させる。
3次元画像表示装置1は、描写領域21内における表示領域22の位置を移動させると、移動先の表示領域22の位置として保持し、インデックス処理S13に戻る。
なお、この手順が実行されている間に、サムネイル20を表示する処理を終了させるための操作が実行されると(S19)、図18で図示した手順は終了する。
図19は、3次元画像表示装置1の機能ブロック図である。3次元画像表示装置1には、描写領域21を設定する描写領域設定手段101と、描写領域21内に表示領域22を設定する表示領域設定手段102と、3次元画像としてサムネイル20を描写する3次元画像描写手段103と、描写領域21内に描写されたサムネイル20を表示する3次元画像表示手段104と、データが記憶されるデータ記憶手段105と、それぞれの手段を制御する制御手段100を備える。
3次元画像表示装置1に備えられた描写領域設定手段101は、水平角度(θ)の指定範囲(φ)と垂直角度の指定範囲を一定の刻み幅で分割することで、水平角度(θ)と垂直角度(φ)を要素にもつ2次元配列データ(ここでは、データテーブル3)を生成し、データテーブル3に従い、サムネイル20を表示するマトリクスの行数と列数を決定した後、サムネイル20のサイズおよび2次元配列データの行列数から、サムネイル20をマトリクス状に表示するために必要なメモリ空間である描写領域21を、3次元画像処理装置のメモリ(ハードディスク16やRAM13)内に設ける手段である。
3次元画像表示装置1に備えられた表示領域設定手段102は、描写領域21内に表示領域22を設定し、サムネイル20、すなわち、データテーブル3の各レコード30にインデックス番号を振る手段である。
3次元画像表示装置1に備えられた表示領域設定手段102は、表示領域22のサイズが代入される変数と、描写領域21内における表示領域22の位置を示す2次元座標の値が代入される変数を用いて、描写領域21内における表示領域22の位置とサイズを管理する。本実施の形態において、表示領域22のサイズは固定で、5×5のサムネイル20のマトリックスが表示可能なサイズに設定される。
表示領域設定手段102は、サムネイル20の描写処理を開始したとき、表示領域22の位置は描写領域21の中央に設定し、その後は、マウス18等を用いて、表示領域22を移動させる操作が実施されると、実施された操作に従い表示領域22の位置すなわち2次元座標の値を変更する。
なお、3次元画像表示装置1は、表示領域22を移動させるとき、サムネイル20が途中で切れて表示されることがないように、表示領域22の位置を補正する処理を実行する。
描写領域21内に表示領域22を設定すると、表示領域設定手段102は、表示領域22の中心に設定されるサムネイル20に対応するレコード30のインデックス番号を「1」として、図7を用いて説明したアルゴリズムを再帰的に繰返し実行し、すべてのサムネイル20、すなわち、データテーブル3に含まれるすべてのレコード30にインデックス番号を振る。
3次元画像としてサムネイル20を描写する3次元画像描写手段103は、インデックス番号順に、レコード30に記憶されたアングル(垂直角度および水平角度)から仮想3次元モデルを描写したときのサムネイル20を、描写領域21に描写する手段で、表示領域22に含まれるすべてのサムネイル20(ここでは、25個のサムネイル20)の描写が完了すると、3次元画像表示手段104が呼出され、表示領域22内のサムネイル20がディスプレイ15に表示される。
3次元画像表示装置1に備えられた3次元画像描写手段103は、描写するサムネイル20のレコード30に記憶された列番号と行番号によって、サムネイル20を描写する描写領域21内の座標を決定し、サムネイル20を描写するとき、レコード30に記憶された描写済フラグを確認し、描写済フラグが設定されいるときは、そのレコード30を用いてサムネイル20を描写せず、サムネイル20を描写したときは、サムネイル20の描写に利用したレコード30に描写済フラグを設定する。
描写領域21内に描写されたサムネイル20を表示する3次元画像表示手段104は、表示領域設定手段102が保持している表示領域22に係わる変数を取得し、描写領域21内に設定された表示領域22のデータをグラフィックコントローラ14に送信することで、表示領域22に含まれるサムネイル20をディスプレイ15に表示する。
データが記憶されるデータ記憶手段105は、ハードディスク16やRAM13を意味し、データ記憶手段105には、描写領域21が設けられると共に、データテーブル3など、サムネイル20を描写するときに利用されるデータが記憶される。
3次元画像表示装置1に備えられた制御手段100は、上述したこれらの手段を制御して、図18で説明した手順を実行する手段である。
なお、本発明は、これまで説明した実施の形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
例えば、インデックス番号を振るアルゴリズムは再帰的な処理であるため、この処理をコンピュータに実行させると、インデックス番号を振る時間がかかるため、データテーブル3のレコード30に振り得るインデックス番号のパターン、すなわち、データテーブル3の各レコード30のインデックス番号を「1」としたときのパターンすべてを予め容易しておき、再帰的な処理をすることなくこのパターンを用いて、データテーブル3のレコード30にインデックス番号を振るようにしてもよい。
更に、任意の箇所のアングルをより細かく変更して見比べることができるように、ディスプレイ15のウィンドウ23に表示されたサムネイル20間の隙間がクリックされたとき、サムネイル20が一列および/または一行追加されるようにするとよい。
図20は、サムネイル20間がクリックされる操作を説明する図である。サムネイル20の行間(点線)がクリックされると、クリックされた行間の上下のサムネイル20の垂直角度(φ)の平均値を垂直角度(φ)とし、1行分のサムネイル20を表示するためのレコード30が挿入される。また、サムネイル20の下端間の列間(一点破線)がクリックされると、クリックされた列間の上下のサムネイル20の水平角度(θ)の平均値を水平角度(θ)とし、1列分のサムネイル20を表示するためのレコード30が挿入される。
データテーブル3のレコード30が挿入されると、3次元画像表示装置1は、描写領域21のサイズを拡大し、サムネイル20が挿入されることで位置が移動する描写領域21内のデータを移動させる。例えば、サムネイル20の下端間の列間(一点破線)がクリックされると、クリックされた箇所の右側に存在するデータすべてを、一列のサムネイル20が表示される間隔だけ右側に移動させる。サムネイル20が挿入されることで位置が移動する領域のデータを移動させると、3次元画像表示装置1は、インデックス番号を振り直しサムネイル20の描写を開始する。
本実施形態に係わる3次元画像表示装置の外観図。 3次元画像表示装置のブロック図。 アングルを説明する図。 描写領域と表示領域を説明する図。 ディスプレイのウィンドウ内に表示される内容を説明する図。 ボタンによって表示領域22が移動する様子を説明する図。 小領域と繰返し実行されるアルゴリズムを説明する図。 サムネイルにインデックス番号を振る手順を説明するフロー図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第1図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第2図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第3図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第4図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第5図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第6図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第7図。 サムネイルにインデックス番号が振られていく様子を説明する第8図。 3次元画像表示装置が生成するデータテーブルを説明する図。 サムネイルのマトリクスを表示する手順を示したフロー図。 3次元画像表示装置の機能ブロック図。 サムネイル間がクリックされる操作を説明する図。
符号の説明
1 3次元画像処理装置
100 制御部
101 描写領域設定手段
102 表示領域設定手段
103 3次元画像描写手段
104 3次元画像表示手段
105 データ記憶手段
20 サムネイル
21 描写領域
22 表示領域
23 ディスプレイ内のウィンドウ
25 小領域
3 データテーブル

Claims (12)

  1. 一つの対象物を多数のアングルから見たときの3次元画像の一覧を表示する3次元画像表示方法であって、
    (A)前記コンピュータが、水平角度の範囲と垂直角度の範囲を一定の刻み幅で分割することで、前記3次元画像を描写するときのアングルとして、水平角度と垂直角度を要素にもつ2次元配列データを生成し、前記2次元配列データに従い、前記3次元画像を表示するマトリクスの行数と列数を決定するステップ、
    (B)コンピュータが、前記3次元画像のサイズおよび前記2次元配列データの行列数から、前記3次元画像をマトリクス状に表示するために必要なメモリ空間である描写領域を、前記コンピュータのメモリ内に設けるステップ、
    (C)前記コンピュータが、ディスプレイに表示する領域である表示領域を前記描写領域の一部に設定するステップ、
    (D)前記コンピュータが、前記表示領域に描写される前記3次元画像の前記2次元配列データを特定し、前記2次元配列データの要素として記憶されている前記水平角度と前記垂直角度を用いて、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を優先的に描写するステップ、
    (E)前記コンピュータが、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を優先的に描写した後、前記前記表示領域に隣接する前記マトリックスの領域から順に、前記3次元画像を描写するステップ、
    を備えたことを特徴とする3次元画像表示方法。
  2. 請求項1に記載の3次元画像表示方法であって、
    (F)前記コンピュータは、前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更する要求を受けると、前記コンピュータは、要求に従い前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更するステップを備え、前記(F)を実行した後、前記コンピュータは、前記(D)からの手順を実行することを特徴とする3次元画像表示方法。
  3. 請求項2に記載の3次元画像表示方法であって、
    前記(D)および前記(E)において、前記コンピュータは、描写が完了した前記3次元画像の前記2次元配列データに、描写の完了を示す完了フラグを付与し、前記コンピュータは、前記3次元画像を描写するときに、前記完了フラグを確認し、前記完了フラグが付与されていない前記3次元画像を描画することを特徴とする3次元画像表示方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の3次元画像表示方法であって、前記コンピュータには、3行3列の小領域に含まれる9個の前記3次元画像に対し、前記3次元画像の描写順序を示すインデックス番号を付与するアルゴリズムが定められ、前記(C)において、前記表示領域を前記描写領域内に設定すると、前記コンピュータは、前記アルゴリズムに従い、前記表示領域の中心に前記小領域を設定し、前記小領域に含まれる前記3次元画像の前記2次元配列データに前記インデックス番号を付与した後、前記インデックス番号に従い前記小領域の位置を移動させ、繰返し前記アルゴリズムを実行することで、前記3次元画像の前記2次元配列データに前記インデックス番号を付与し、前記(D)および前記(E)において、前記コンピュータは前記インデックス番号の順に前記2次元配列データを用いて前記3次元画像を描写することを特徴とする3次元画像表示方法。
  5. 請求項4に記載の3次元画像表示方法であって、前記アルゴリズムは、中央、中央左、中央右、中央上、中央下、左上隅、右上隅、左下隅そして右下隅の順で前記インデックス番号を振る手順であることを特徴とする3次元画像表示方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の3次元画像表示方法であって、前記3次元画像は、前記対象物の前記3次元画像を縮小した画像であるサムネイルとすることを特徴とする3次元画像表示方法。
  7. 一つの対象物を多数のアングルから見たときの3次元画像の一覧を表示する3次元画像表示装置であって、
    水平角度の範囲と垂直角度の範囲を一定の刻み幅で分割することで、前記3次元画像を描写するときのアングルとして、水平角度と垂直角度を要素にもつ2次元配列データを生成し、前記3次元画像のサイズおよび前記2次元配列データの行列数から、前記3次元画像をマトリクス状に表示するために必要なメモリ空間である描写領域を、前記3次元画像表示装置のメモリ内に設ける描写領域設定手段と、
    前記3次元画像表示装置に接続されたディスプレイに表示する領域である表示領域を、前記描写領域の指示された位置に設定する表示領域設定手段と、
    前記2次元配列データを参照し、前記表示領域に描写される前記3次元画像の前記2次元配列データを特定し、前記2次元配列データの要素として記憶されている前記水平角度と前記垂直角度を用いて、前記表示領域に含まれる前記3次元画像を優先的に描写した後、前記表示領域に隣接する前記3次元画像から順に、前記表示領域に含まれない前記3次元画像を描写する3次元画像描写手段と、
    前記表示領域に含まれる前記3次元画像の描写が完了すると、前記表示領域内のデータを前記ディスプレイに表示する前記3次元画像表示手段と、
    を備えたことを特徴とする3次元画像表示方法。
  8. 請求項7に記載の3次元画像表示装置であって、
    前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更する要求を受けると、前記コンピュータは、要求に従い前記描写領域内における前記表示領域の位置を変更する表示領域移動手段を備えたことを特徴とする3次元画像表示方法。
  9. 請求項8に記載の3次元画像表示装置であって、
    前記3次元画像描写手段は、描写が完了した前記3次元画像の前記2次元配列データに、描写の完了を示す描写済フラグを付与し、前記3次元画像描写手段は、前記3次元画像を描写するときに、前記2次元配列データに付与された前記描写済フラグを確認し、前記描写済フラグが付与されていない前記3次元画像を描写することを特徴とする3次元画像表示装置。
  10. 請求項7から請求項9のいずれか一つに記載の3次元画像表示装置であって、前記表示領域設定手段には、3行3列の小領域に含まれる9個の前記3次元画像に対し、前記3次元画像の描写順序を示すインデックス番号を付与するアルゴリズムが定められ、前記表示領域を前記描写領域内に設定すると、前記アルゴリズムに従い、前記表示領域の中心に前記小領域を設定し、前記小領域に含まれる前記3次元画像の前記2次元配列データにインデックス番号を付与した後、前記インデックス番号に従い前記小領域の位置を移動させ、繰返し前記アルゴリズムを実行することで、前記2次元配列データに前記インデックス番号を付与する手段で、前記3次元画像描写手段は、前記インデックス番号の順に前記2次元配列データを用いて前記3次元画像を描写することを特徴とする3次元画像表示装置。
  11. 請求項10に記載の3次元画像表示装置であって、前記アルゴリズムは、中央、中央左、中央右、中央上、中央下、左上隅、右上隅、左下隅そして右下隅の順で前記インデックス番号を振る手順であることを特徴とする3次元画像表示装置。
  12. 請求項10から請求項11のいずれか一つに記載の3次元画像表示装置であって、前記3次元画像描写手段は、前記対象物の前記3次元画像を縮小した画像であるサムネイルを描写することを特徴とする3次元画像表示装置。
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