JP4910178B2 - 指保護具 - Google Patents

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Description

本発明は、刃物等を使用する場合に指を保護するために指に装着して使用する指保護具に関するものである。
例えば、調理の際に野菜を千切りする場合や、工場でダンボールを裁断する場合などにおいては、刃物を操作する手とは反対側の手(以下、添え手という)で切断対象物を支える。この時、添え手の指を刃物で傷付けることを防止するため、従来、特許文献1に示される指保護具が使用されている。この指保護具は、野菜を支えるために折り曲げた指の背側(包丁に面する側)を覆う形状となっており、また、指の腹側に相当する部位は、指を曲げることができるように指の関節間程度の長さで、そのセンタを長手方向に切り開いた構成になっている。これにより、指の太さに合わせて指保護具を拡縮し、確実に装着できるように構成されている。
実用新案登録第3114553号公報
上記特許文献1に示された指保護具では、作業中に添え手の向きを変えると、指保護具を装着した指の側面が刃物側に露出してしまい、ここを包丁等の刃物で傷付けてしまう等の問題が発生していた。また、指保護具は、これに沿って刃物を案内する役目も果たす場合が多いが、前述のように手の向きを変えた場合には、刃物の案内も正確に行うことができなくなる。さらに、前記指保護具においては、包丁との接触などで指保護具が指回りに回転してしまうこともあり、そうした場合でも前記同様の問題が発生していた。
本願は上記課題に鑑みて創成されたものであり、刃物に対して指を確実に保護するとともに、指に対する確実な着脱を可能とする指保護具の提供を目的とする。この目的を達成するために本発明は、刃物によ切断対象物を切断する際に手の指に装着する指保護具であって、指を挿入可能なよう全長に渡って筒状を成し、かつ円弧状のコーナ部を備えて成る本体を有し、この本体には、その端面から長手方向中間部を過ぎた位置まで本体を割って延びる少なくとも2列の割り溝が設けられるとともに、この本体の指の元側であって指の腹側に相当する部位に、本体内と外方を通じる窓を設け、この本体の窓部分に当該窓から本体内に入って本体に挿入された指を締める環状の弾性緊締体を巻いて成ることを特徴とする。
前記本体は、指の先端側に対応する部分がストレート部に構成され、これに連続して弧状のコーナ部が形成されている構成であることが望ましい。
本発明の指保護具によれば、本体が円弧状の筒状を成し、これの途中までが割り溝で分割されているため、指の全周を覆うとともに、指に対する回転を防止して指を刃物から確実に保護することができるものである。しかも、割り溝によって本体を拡縮することができるため、指に本指保護具を確実に着脱することができる。また、本体の指の元側に窓を設け、ここに環状の弾性緊締体を巻いて指を適度に締めるようになっているため、使用時には指保護具を指に確実に固定しておくことができる。さらに、本体は指の先端側に対応する部分が直線状のストレート部であり、これに続いて弧状のコーナ部が設けられる形状であるため、指に対して回転させず、かつストレート部に刃物を沿わせて正確に案内することが可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1ないし図5において、1は指保護具であり、指の先から近位指節間関節(指の先側から数えて2番目の関節;以下、PIP関節という)と中手指節関節(指の先側から数えて3番目の関節;以下、MP関節という)との間位までを挿入できる筒状の本体2を有する。この本体2は、人力によって変形できる厚みの金属製(例えば、ステンレス製)であり、両端側が所定長さの直線状のストレート部S1,S2に形成され、それらを円弧状のコーナ部C1で結んだ形状を成している。このコーナ部C1は、指のPIP関節と遠位指節間関節(指の先側から数えて1番目の関節;以下、DIP関節という)とを覆うだけの長さが確保されている。
前記本体2の指の両側面に対応する位置には、一端面(指の元側となる端面)から他端側に向かってそれぞれ割り溝3,3が形成されている。この割り溝3は、一端面から本体2の長手方向中間部を過ぎて他端側(指の先側)近傍まで延び、本体2の内部と外部を通じるように形成されている。このような割り溝3,3が設けられることにより、この部分で本体2は指の背側と腹側に割られる構成となっている。
前記本体2の一端側(指の元側)の指の腹に対応する部位には、本体2内部に通じる窓4が前記割り溝3,3には届かないように形成されている。この窓4が設けられる部位には、図4に示すように、ゴムバンドなどの環状の弾性緊締体5が巻かれ、この弾性緊締体5が窓4から本体2内に入り、本体2に挿入された指を適度に締めて指保護具1を抜け止めするように構成される。
図6に示すように、指保護具1を指に装着して使用する場合、本体2の他端側のストレート部S1が切断対象物に対して直立するように添え手を置く。これにより、他端側のストレート部S1に沿わせて刃物を移動させて、切断対象物を切ることができる。なお、本体2を切断対象物上に他端面を沿わせて置いた時に前記ストレート部S1が切断対象物に対して直立するよう、本体の他端面の角度を設定しておくとよい。
本指保護具1の本体2は、指の先からPIP関節とMP関節の間までを覆える長さの筒状で、かつ、その途中に半円弧状でPIP関節とDIP関節とを覆うだけの長さが確保されたコーナ部C1が設けられた形状であるため、これを装着して作業している最中に指に対して回転することがない。よって、前述の刃物の案内を極めて安定させることができる。このように本体2は指に対して回転し得ず、しかも、全長に渡って筒状であるため、指が刃物側に露出することは皆無であり、よって、極めて安全に刃物による切断対象物の切断作業を行うことができる。
また、本体2には割り溝3,3が設けられているため、この部分で本体2を拡縮できる。このため、指が太くて指保護具1が装着しにくい場合や指が細くて指保護具1が緩い場合であっても、本体2を調節して指保護具1を確実に装着することができる。また、指保護具1が指から抜けなくなった場合にも、この割り溝3,3部分で本体2を開けば、容易に取り外すことが可能である。
使用を繰り返すことによって指保護具1が汚れた場合は、本体2を割り溝3,3部分で拡張することで内部を容易に洗浄・ブラッシングすることができる。しかも、指保護具1の指に対する抜け止め効果を高めるための弾性緊締体5は、ゴムバンド等で構成され、これを本体2の窓3が設けられる部分に巻いているだけなので、これが汚れ次第、簡単に交換することができる。このように、本指保護具1は衛生的にも非常に優れた作用効果を奏するものであり、例えば、食品を取り扱う現場においては、衛生面の安全確保に貢献することができるものである。
なお、本発明の実施形態においては、ストレート部S1,S2とコーナ部C1とを連ねて構成した形状の指保護具を紹介したが、コーナ部C1だけで成る指保護具であっても、本発明の目的を達成することができる。
本発明に係る指保護具の正面図。 本発明に係る指保護具の左側面図。 図2におけるA−A線断面図。 本発明に係る指保護具であって環状緊締体を装着した状態の正面図。 図4におけるB−B線断面図。 本発明に係る指保護具の使用状態を示す説明図。
符号の説明
1 指保護具
2 本体
3 割り溝
4 窓
5 弾性緊締体
S1 ストレート部
S2 ストレート部
C1 コーナ部

Claims (2)

  1. 刃物によ切断対象物を切断する際に手の指に装着する指保護具であって、指を挿入可能なよう全長に渡って筒状を成し、かつ円弧状のコーナ部を備えて成る本体を有し、この本体には、その端面から長手方向中間部を過ぎた位置まで本体を割って延びる少なくとも2列の割り溝が設けられるとともに、この本体の指の元側であって指の腹側に相当する部位に、本体内と外方を通じる窓を設け、この本体の窓部分に当該窓から本体内に入って本体に挿入された指を締める環状の弾性緊締体を巻いて成ることを特徴とする指保護具。
  2. 本体は、指の先端側に対応する部分がストレート部に構成され、これに連続して円弧状のコーナ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の指保護具。
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