JP4909027B2 - エンジン駆動圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン駆動圧縮機に関して、詳しくは吐出圧力を適宜設定可能なエンジン駆動圧縮機に関するものである。
任意の吐出圧力を持つ圧縮空気を供給する装置として、例えばエンジンによって駆動されるエンジン駆動圧縮機が知られている。エンジン駆動圧縮機は吸入した空気を圧縮して、必要とされる吐出圧力まで加圧して供給する装置で、エンジン駆動圧縮機が供給する吐出圧力は、エンジン駆動圧縮機に備えられる圧力調整弁の設定圧力値によって決定される。
しかしながら、エンジン駆動圧縮機には作業内容によって異なる吐出圧力が要求される。例えば、通常の塗装・コンクリート吹き付け作業、エアブロー作業では0.69MPa程度の低圧でよいが、ダウンザホール工法、大口径ボーリング工事等では、0.78MPa〜2.40MPaの高圧が必要になる。
また、ダウンザホール工法においても岩盤層、転石層の掘削時は高圧が必要となるが、それ以外の場合は低圧でもよい。
このように、作業内容で異なる吐出圧力を供給するためには、供給する吐出圧力に対応する圧力調整弁を備えるエンジン駆動圧縮機を揃えるか、作業内容に応じて圧力調整弁の設定圧力値を調整し直すことが必要になり、コスト的にも作業効率の観点からも問題となっていた。
そこで、前記のような異なる吐出圧力を供給するために、従来、エンジン駆動圧縮機が、異なる設定圧力値を有する2つの圧力調整弁を並列に接続して、一方の圧力調整弁に開閉自在のバルブを設け、前記のバルブの開閉操作によって供給する吐出圧力を切り替える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−116009号公報(段落0010〜0011、図1)
しかしながら、特許文献1で開示されるエンジン駆動圧縮機においては、2つの圧力調整弁にそれぞれ配管が必要となるため、配管が煩雑で、製造コストが高くなり、エンジン駆動圧縮機本体が大きくなるという問題がある。
また、エンジン駆動圧縮機に要求される吐出圧力は、例えば0.69MPa、0.78MPa、0.83MPa、1.03MPa、1.27MPa、2.07MPa、2.40MPaなどが一般的であるが、特許文献1で開示されるエンジン駆動圧縮機においては、前記のうち2種類の吐出圧力しか選択できないという問題もある。
そこで、本発明は、任意の吐出圧力を設定でき、設定された吐出圧力の圧縮空気を供給可能なエンジン駆動圧縮機を供給することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、回転速度を検出する機能と、検出した前記回転速度を所定の電気信号に変換して出力する機能と、を有する回転速度検出手段を備えるエンジンと、前記エンジンにより駆動される圧縮機本体と、前記圧縮機本体で圧縮された圧縮空気を貯留する貯留手段と、前記貯留手段に貯留される前記圧縮空気の圧力を検出する第1圧力検出手段と、任意の吐出圧力を設定できる圧力設定手段と、前記圧縮機本体に吸気される吸入空気の吸気量を調節する吸気調節弁と、を含んで構成されるエンジン駆動圧縮機とした。そして、前記貯留手段内の圧力が前記設定圧力に等しくなるように、前記吸気調節弁を制御して、前記圧縮機本体への前記吸入空気の吸気量を調節する制御手段を備え、前記制御手段は、前記回転速度検出手段が出力する前記電気信号を入力する第1の電気信号入力手段と、前記吐出圧力に対応した前記エンジンの回転速度を設定するのに使用する、エンジン回転速度設定用データを記憶する記憶部と、前記第1の電気信号入力手段に入力された前記電気信号に基づいて算出する前記エンジンの回転速度が、設定された前記吐出圧力と前記エンジン回転速度設定用データとに基づいて設定される回転速度に等しくなるように、前記エンジンに指令を与えるエンジン回転速度制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によると、貯留手段に貯留する圧縮空気の圧力を、圧力設定手段によって任意に設定できる。そして、貯留手段に貯留する圧縮空気の圧力と、設定した圧力とを同等に維持することができる。
さらに、制御手段はエンジンの回転速度を算出することができ、設定された吐出圧力と記憶部に記憶されているエンジン回転速度設定用データとに基づいたエンジン回転速度になるようにエンジンを制御することができる。
また、請求項2にかかる発明の、前記吸気調節弁は、開度調節用に入力される制御用空気の圧力によって開度が制御され、前記制御用空気の圧力を出力して前記吸気調節弁の開度を制御する弁制御手段と、前記制御用空気の圧力を検出する第2圧力検出手段と、をさらに有する前記エンジン駆動圧縮機とした。そして、前記第2圧力検出手段が検出する圧力を、前記弁制御手段を介して調節することで前記吸気調節弁の開度を制御して、前記貯留手段内の圧力が前記吐出圧力に等しくなるように、前記圧縮機本体への前記吸入空気の吸気量を調節する制御手段を有することを特徴とする。
請求項2にかかる発明によると、吸気調節弁を制御する空気の圧力を調節して圧縮機本体への吸入空気の吸気量を調節することで、貯留手段に貯留する圧縮空気の圧力と、設定した圧力とを同等に維持することができる。
また、請求項3にかかる発明は、前記第1圧力検出手段と前記第2圧力検出手段は、検出した圧力を所定の電気信号に変換して出力する機能を有し、前記制御手段は、前記第1圧力検出手段が出力する前記電気信号を入力する第の電気信号入力手段と、前記第2圧力検出手段が出力する前記電気信号を入力する第の電気信号入力手段と、前記第の電気信号入力手段に入力される前記電気信号に基づいて、前記第1圧力検出手段が検出する圧力を算出し、前記第の電気信号入力手段に入力される前記電気信号に基づいて、前記第2圧力検出手段が検出する圧力を算出する演算部と、を備えることを特徴とする。
請求項3にかかる発明によると、制御手段は第1圧力検出手段と第2圧力検出手段とが検出する圧力を、電気信号として検出することができる。
また、請求項4にかかる発明の、前記圧力設定手段は、前記吐出圧力の値を複数の数値で表示する表示部と、前記表示部に表示される前記数値を1ずつ上昇させる方向に操作することができるアップボタン、及び前記数値を1ずつ下降させる方向に操作することができるダウンボタンを有する操作部と、を備えることを特徴とする。
請求項4にかかる発明によると、圧力設定手段は設定する吐出圧力の値を複数の数値で表示することができ、アップボタン、ダウンボタンによって数値を1ずつ上下することができる。
また、請求項にかかる発明は、前記弁制御手段は電空比例弁で構成されることを特徴とする。
請求項にかかる発明によると、弁制御手段として電空比例弁を使用することができる。
本発明によれば、3つ以上の異なる吐出圧力のうちから、任意に吐出圧力を設定でき、設定された吐出圧力を、一台のエンジン駆動圧縮機だけで供給可能なエンジン駆動圧縮機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、適宜、図を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るエンジン駆動圧縮機の概略構成を示すブロック図である。エンジン駆動圧縮機1は、圧縮機本体2と、圧縮機本体2を駆動するエンジン3と、圧縮機本体2で圧縮される圧縮空気に混合する油分を分離し、かつ、圧縮空気を貯留するオイルチャンバ(貯留手段)4と、を含んで構成される。
圧縮機本体2には、一端が大気側に開口した吸気管2bが備わっていて、エンジン駆動圧縮機1の動作時に、圧縮機本体2の外部の空気を吸気して、吸気管2bを介して圧縮機本体2に取り込むことができる(以下、吸入空気と称する)。なお、吸気管2bの大気側に開口した側には、エアクリーナ2cを備えていてもよい。エアクリーナ2cを備え、吸入空気をエアクリーナ2cを介して圧縮機本体2に吸入することによって、吸入空気の異物を除去することができる。
そして、圧縮機本体2とオイルチャンバ4とは、ディスチャージパイプ4bで接続されていて、圧縮機本体2で圧縮された圧縮空気は、ディスチャージパイプ4bを介してオイルチャンバ4に送られる。また、オイルチャンバ4にはサービスバルブ4aが備わっていて、サービスバルブ4aの操作によってオイルチャンバ4に貯留される圧縮空気が負荷に供給される。
そして、本実施形態においては、オイルチャンバ4に貯留される圧縮空気の圧力(以下、貯留圧力と称する)を設定する機能と、貯留圧力が設定された圧力と同等になるように、圧縮機本体2への吸入空気の吸気量を制御する制御ユニット(制御手段)5を備えることを特徴とする。
制御ユニット5は、圧力設定手段によって、貯留圧力として設定される圧力(以下、設定圧力と称する)と貯留圧力とを比較して、貯留圧力と設定圧力とが等しくない場合は、貯留圧力と設定圧力とが等しくなるように、圧縮機本体2への吸入空気の吸気量を調節し、さらに、エンジン3のエンジン回転速度を増減させて調節する。
前記のように、制御ユニット5で圧縮機本体2への吸入空気の吸気量を調節するため、圧縮機本体2には容量レギュレータ(吸気調節弁)2aが備わっており、配管途中に設けられる電空比例弁(弁制御手段)5aから出力される空気(以下、本発明では制御用空気と称する)の圧力によって制御される。
電空比例弁5aは、圧縮空気源から入力される圧縮空気が流れる空気流路に、例えば電気式の開閉弁を有し、入力される制御信号(例えば、電流値や電圧値)に対応して開閉弁の開度を調節し、開閉弁の上流に入力される圧縮空気源の圧縮空気の空気圧力を調節して、開閉弁の下流側に任意の空気圧力を出力する装置である。そして、本実施形態において、電空比例弁5aは、逆止弁5bおよびオリフィス5cを介して、圧縮機本体2に備わる容量レギュレータ2aに接続される。なお、電空比例弁5aは、特に限定されるものではなく、汎用のものを使用すればよい。
容量レギュレータ2aは、例えば電空比例弁5aが出力する制御用空気の圧力に対応して、吸気管2bを開放から閉鎖までの範囲で調節して、吸気管2bを流れる空気の流量を調節することで、圧縮機本体2に取り込まれる吸入空気の吸気量を調節する装置である。
図2は容量レギュレータの断面図である。図2に示すように、容量レギュレータ2aは吸気口2a1と空気流路2a2とを有していて、吸気口2a1は空気流路2a2の側面に、容量レギュレータ2aの外部に向けて開口している。そして、吸気口2a1には、吸気管2bが接続され、吸気管2bを介して吸入される吸入空気が、吸気口2a1から空気流路2a2を経由して圧縮機本体2(図1参照)に吸入される。
空気流路2a2には、吸気口2a1に近接・離反する方向に移動可能な開閉バルブ2a4が備わっていて、吸気口2a1の開度を調節することができる。そして、通常は開閉バネ2a5の付勢力によって、吸気口2a1から離反する方向に移動した状態に保持され、吸気口2a1は開いた状態になる。このように、吸気口2a1の開度を調節することで、吸気管2bを開放から閉鎖までの範囲で調節することができる。開閉バルブ2a4の、吸気口2a1と反対の側は、ノズル2a6を有するL室2a3に収納されていて、L室2a3には、電空比例弁5aから制御用空気が入力される。L室2a3に電空比例弁5aから制御用空気が入力されると、制御用空気は、ノズル2a6を介して、漏れ空気として圧縮機本体2(図1参照)に流入する構造である。しかし、電空比例弁5aからL室2a3に入力される空気量が多くなり、開閉バルブ2a4にかかる圧力が、開閉バネ2a5の付勢力に抗して上回ると、開閉バルブ2a4は、制御用空気の圧力によって吸気口2a1に近接する方向に移動され、吸気口2a1の開度が小さくなり、開閉バルブ2a4が吸気口2a1の周囲に圧接されると、吸気口2a1は閉じる。なお、図2において、2点鎖線(想像線)は吸気口2a1が閉じた状態を示している。容量レギュレータ2aは特に限定されるものではなく、汎用のものを使用すればよい。
ここで、本実施形態において、図1に示すように、電空比例弁5aには、圧縮空気源としてオイルチャンバ4に貯留される圧縮空気が入力される。しかしながら、オイルチャンバ4の貯留圧力は、例えばサービスバルブ4aを介して外部に供給される空気の使用量の変動に伴って変動するため、電空比例弁5aから出力される制御用空気の圧力が、入力されるオイルチャンバ4の貯留圧力の変動に伴って変動して、容量レギュレータ2aが適切に制御されない場合がある。このため、制御用空気の圧力を検出して制御ユニット5の演算部50(図3参照)に入力し、演算部50が算出する電空比例弁5aの制御量に補正をかけることが好ましい。
このため、電空比例弁5aの下流に、制御用空気の圧力を検出するための第2圧力センサ(第2圧力検出手段)5dが備わる。第2圧力センサ5dは特に限定されるものではなく、例えば汎用の感圧素子を用いて空気圧の変化を電気信号(電圧等)として出力する形態のものを使用すればよい。さらに、信号線で制御ユニット5と第2圧力センサ5dとを接続して、第2圧力センサ5dから出力される電気信号を制御用空気の圧力信号として制御ユニット5に入力するように構成すればよい。制御ユニット5は、入力された電気信号に基づいて、第2圧力センサ5dが検出した圧力を算出することができる。
また、図1に示すように、エンジン3は、回転速度等を制御するエンジン制御ユニット(Engine Control Unit:以下、ECUと称する)3aを有する。そして、制御ユニット5はECU3aと信号線で接続され、制御ユニット5は、エンジン回転速度制御信号でECU3aを制御して、エンジン3のエンジン回転速度等を制御する。
また、制御ユニット5はエンジン3のエンジン回転速度をフィードバックして取り込むため、エンジン3には回転速度検出手段3bが備えられる。回転速度検出手段3bは特に限定されるものではなく、例えば汎用の電磁ピックアップ式のセンサを用いればよい。電磁ピックアップ式のセンサは、エンジン回転速度を交流電圧の周波数として出力でき、この交流電圧の周波数はエンジン回転速度に比例するので、この交流電圧(電気信号)をエンジン回転速度信号として、信号線を介して制御ユニット5に入力するように構成すればよい。このような構成によって、制御ユニット5は入力された交流電圧の周波数からエンジン3のエンジン回転速度を算出することができる。
さらに、制御ユニット5は、設定圧力と貯留圧力とを比較するため、貯留圧力を検出する構成とする。そのため、オイルチャンバ4には第1圧力センサ(第1圧力検出手段)4cが備えられる。第1圧力センサ4cは特に限定されるものではなく、例えば第2圧力センサ5dと同等のものを使用すればよい。なお、第1圧力センサ4cはオイルチャンバ4に備わることは限定されず、オイルチャンバ4とサービスバルブ4aとの間の配管に備わっていてもよい。また、第1圧力センサ4cは検出した圧力を所定の電気信号に変換して、制御ユニット5に入力するように構成すればよい。制御ユニット5は、入力された電気信号に基づいて、第1圧力センサ4cが検出した圧力を算出する。
図3は、制御ユニットの構成を示すブロック図である。制御ユニット5は、各種演算処理を実行し、制御ユニット5を駆動するための図示しないCPU(Central Processing Unit)や周辺回路等からなる演算部50、演算部50を動作するためのプログラムや各種データ等が記憶されている記憶部51、圧力値を入力操作して吐出圧力を設定する吐出圧力設定部(圧力設定手段)52、第1圧力センサ4cが出力する電気信号を入力する第1圧力信号入力部(第の電気信号入力手段)53aと第2圧力センサ5dが出力する電気信号を入力する第2圧力信号入力部(第の電気信号入力手段)53bとエンジン3(図1参照)のエンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段3bが出力するエンジン回転速度信号を入力するエンジン回転速度入力部(第の電気信号入力手段)53cを有する信号入力部53、エンジン回転速度制御信号を出力することで、エンジン3のECU3aに指令を与えるエンジン回転速度制御信号出力部54aおよび電空比例弁制御信号を出力する電空比例弁制御信号出力部54bを有する制御信号出力部54、エンジン回転速度を制御するエンジン回転速度制御部55と、から構成される。
エンジン回転速度制御部55は、エンジン回転速度入力部53cを介してエンジン回転速度信号を入力し、入力されたエンジン回転速度信号からエンジン3(図1参照)のエンジン回転速度を算出する。また、エンジン回転速度制御部55は演算部50と信号線で接続され、演算部50が算出する、設定圧力に対応したエンジン回転速度(以下、要求回転速度と称する)が入力される。
そして、エンジン回転速度制御部55が算出したエンジン3(図1参照)のエンジン回転速度と演算部50から入力された要求回転速度とに偏差が生じた場合、エンジン回転速度制御信号出力部54aを介して、ECU3aに対してエンジン回転速度制御信号を出力し、エンジン3(図1参照)のエンジン回転速度と要求回転速度とが同等になるように、エンジン回転速度を制御する。エンジン回転速度制御信号は、特に限定するものではなく、電圧値や電流値等による電気信号でもよいし、シリアルコマンドのようなデジタル形式の信号でもよく、ECU3aの仕様に対応した信号を用いればよい。
サービスバルブ4a(図1参照)を介して外部に供給される空気の使用量が増加するなどして、貯留圧力が設定圧力より低くなると、貯留圧力を上昇させるため、制御ユニット5の演算部50は、電空比例弁5aに電空比例弁制御信号出力部54bを介して電空比例弁制御信号を出力して制御用空気の圧力を調節して、吸気管2bの開度を大きく開けるように容量レギュレータ2aを制御する。なお、電空比例弁制御信号は、特に限定するものではなく、例えば電流値の大きさによる電気信号など、使用する電空比例弁5aの仕様に対応する信号であればよい。
さらに、制御ユニット5の演算部50は設定圧力に基づいたエンジン3(図1参照)の要求回転数を算出してエンジン回転速度制御部55に通知する。そして、エンジン回転速度制御信号出力部54aを介して、ECU3a(図1参照)に対してエンジン回転速度制御信号を出力し、エンジン3(図1参照)のエンジン回転速度を上昇させるようにエンジン回転速度を制御する。このように、エンジン回転速度を上昇させることで圧縮機本体2からの吐出空気量を増加する。
また、サービスバルブ4aが閉じられたり、サービスバルブ4aを介して外部に供給される空気の使用量が減少したりして貯留圧力が上昇し、設定圧力以上になると、制御ユニット5の演算部50は、電空比例弁5aに電空比例弁制御信号出力部54bを介して電空比例弁制御信号を出力して制御用空気の圧力を調節して、吸気管2bの開度を小さく閉じるように容量レギュレータ2aを制御する。
さらに、演算部50は、設定圧力に基づいたエンジン3(図1参照)の要求回転数を算出してエンジン回転速度制御部55に通知する。エンジン回転速度制御部55は、エンジン回転速度制御信号出力部54aを介して、ECU3a(図1参照)に対してエンジン回転速度制御信号を出力し、エンジン3(図1参照)のエンジン回転速度を低減させるようにエンジン回転速度を制御する。
図4は吐出圧力設定部の態様の一例を示す正面図である。図4に示すように、吐出圧力設定部52は、圧力値を入力操作して設定圧力を設定するための操作部52aと、入力操作された圧力値を表示する表示部52bと、から構成される。表示部52bは入力操作された圧力値を、複数の数値で必要な桁数(例えば4桁)の数値として表示する機能を有する。なお、数値の表示は、例えば7セグメントのデジタル表示で行えばよい。吐出圧力設定部52の態様は限定するものではないが、吐出圧力設定部52が操作部52aと表示部52bとを備えるタッチパネルTからなる態様が考えられる。そして、操作部52aには、表示部52bが表示する圧力値を上昇させるアップボタンUと下降させるダウンボタンD、および設定圧力を決定する決定ボタンEとが備わる。アップボタンUは、表示部に表示される数値を1ずつ上昇させる方向に操作することができ、ダウンボタンDは、数値を1ずつ下降させる方向に操作することができる。
図4の態様を有する吐出圧力設定部52において設定圧力を設定するには、アップボタンUもしくはダウンボタンDに指先等でタッチして、表示部52bに表示される圧力値を上昇もしくは下降させる。そして、表示部52bに希望する設定圧力の値を表示して、決定ボタンEをタッチするという容易な操作で設定圧力を設定できる。なお、アップボタンUへのタッチを続けると、表示される圧力値が上昇する方向に早送りされ、ダウンボタンDへのタッチを続けると、表示される圧力値が下降する方向に早送りされる機能を有し、さらに設定を容易にする構成であってもよい。
このように吐出圧力設定部52にタッチパネルTを使用することによって、吐出圧力の設定操作および確認が容易になり、誤操作を防止できるという優れた効果を奏する。なお、図4に示す吐出圧力設定部52の態様は一例であって、例えばテンキー状に配列された操作ボタンによって、設定圧力値を直接入力する態様であってもよく、吐出圧力設定部52の態様は問わない。
また、吐出圧力設定部52で設定された設定圧力は、例えば制御ユニット5の記憶部51(図3参照)に記憶されることが好ましい。このように設定圧力を記憶部51に記憶しておくと、エンジン駆動圧縮機1(図1参照)を再始動したときに、制御ユニット5の演算部50(図3参照)は、記憶部51に記憶された設定圧力を読み出して設定圧力を吐出圧力として供給できるため、エンジン駆動圧縮機1を停止したときと同じ吐出圧力に設定することができる。
このような構成のエンジン駆動圧縮機1を駆動すると、以下のように任意の吐出圧力を供給することができる(以下、適宜図1〜図4参照)。
図5は、制御ユニットの演算部による吐出圧力制御の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、エンジン駆動圧縮機1を始動すると、演算部50は、記憶部51に記憶された設定圧力を記憶部51から読み出す(S1)。そして、演算部50は、設定圧力に対応するエンジン3のエンジン回転速度を設定して、エンジン回転速度制御部55に通知する(S2)。エンジン回転速度を通知されたエンジン回転速度制御部55は、エンジン回転速度制御信号出力部54aを介してECU3aにエンジン回転速度制御信号を入力して、演算部50から通知される要求回転速度と、エンジン回転速度入力部53cを介して入力されるエンジン3の回転速度と、を同等の回転速度に保つ。
設定圧力に対応するエンジン3のエンジン回転速度は、例えばエンジン回転速度設定用データD1として、あらかじめ記憶部51に記憶しておけばよい。あるいは、設定圧力からエンジン回転速度を算出する計算式を、演算部50を駆動するプログラムに組み込んでおけばよい。演算部50はエンジン回転速度設定用データD1を記憶部51から読み出したり、プログラムに組み込まれた計算式に基づいて設定圧力からエンジン回転速度を算出したりすることによって、設定圧力に対応したエンジン回転速度を設定することができる。
次に、演算部50は、設定圧力ごとに設定される、貯留圧力の上限値を設定する(S3)。この貯留圧力の上限値は、設定圧力に対する許容幅として設定される圧力であって、貯留圧力は、設定圧力から前記の上限値までの範囲にあればよいとされる圧力である。そして、設定圧力と貯留圧力の上限値との対応は、例えば上限値データD2としてあらかじめ記憶部51に記憶しておけばよい。あるいは、設定圧力から上限値を算出する計算式を、演算部50を駆動するプログラムに組み込んでおけばよい。演算部50は上限値データD2を記憶部51から読み出したり、プログラムに組み込まれた計算式に基づいて設定圧力から上限値を算出したりすることによって、貯留圧力の上限値を設定することができる。
次に、演算部50は、貯留圧力と設定圧力とを比較して(S4)、貯留圧力が設定圧力以下のときには(S4→Yes)、電空比例弁5aに電空比例弁制御信号出力部54bを介して電空比例弁制御信号を出力して、吸気管2bを開放するように、容量レギュレータ2aを制御する(S5)。
また、貯留圧力が設定圧力より大きいときは(S4→No)、演算部50は、設定圧力ごとの貯留圧力の上限値と、貯留圧力との関係に基づいて、容量レギュレータ2aを制御して、吸気管2bの開度を調節する(S6)。吸気管2bの開度は容量レギュレータ2aによって調節され、容量レギュレータ2aは、電空比例弁5aが出力する制御用空気の圧力によって制御されるため、演算部50は電空比例弁制御信号出力部54bを介して電空比例弁5aに電空比例弁制御信号を入力して、制御用空気の圧力を調節する。
吸気管2bの開度と、制御用空気の圧力との関係は、容量レギュレータ2aの特性によって決定される。そして、貯留圧力と吸気管2bの開度との最適な関係は、エンジン駆動圧縮機1全体の系の設計値として、あらかじめ設定しておけばよい。このように容量レギュレータ2aの特性に基づいた、エンジン駆動圧縮機1全体の系の設計値として、貯留圧力と制御用空気の圧力との関係を設定する。
また、図6は、貯留圧力と制御用空気の圧力との関係を示すグラフである。なお、図6に示す関係は説明のための一例に過ぎず、エンジン駆動圧縮機1を構成する各要素の特性に基づいて最適な関係を決定すればよい。図6は縦軸に貯留圧力の上限値に対する上昇幅、横軸に制御用空気の圧力の、前記上限値に対する上昇幅を記載して、貯留圧力の上昇と制御用空気の圧力の上昇との関係を示した図である。
図6における縦軸は、貯留圧力の設定圧力からの上昇幅を、貯留圧力の上限値に対する割合(%)で示したものであって、0のときは貯留圧力と設定圧力とが等しいことを示し、100のときは、貯留圧力が貯留圧力の上限値であることを示す。また、図6における横軸は、制御用空気の圧力の上昇幅を、貯留圧力の上限値に対する割合(%)で示したものであって、0のときは貯留圧力と設定圧力とが等しいときの制御用空気の圧力を示し、100のときは貯留圧力が上限値にあるときの制御用空気の圧力を示す。
そして、図6は、貯留圧力の上昇にしたがって、制御用空気の圧力も上昇させることが好ましいことを示している。一例として図6におけるP1点は、貯留圧力が設定圧力から上昇して、上限値の80%に到達した点を示す。このとき、制御用空気の圧力の上昇幅は60%を示していることから、制御用空気の圧力は、貯留圧力が上限値の60%に上昇したときと同等の圧力に設定することが好ましいことを示している。
以上のような、貯留圧力と制御用空気の圧力との関係を示すデータを、例えば制御用空気の圧力データD3として、あらかじめ記憶部51に記憶しておけばよい。あるいは、貯留圧力から制御用空気の圧力を算出する計算式を、演算部50を駆動するプログラムに組み込んでおけばよい。演算部50は制御用空気の圧力データD3を記憶部51から読み出したり、プログラムに組み込まれた計算式に基づいて貯留圧力から制御用空気の圧力を算出したりすることによって、貯留圧力に対応した制御用空気の圧力を設定することができる。
また、制御用空気の圧力は、第2圧力センサ5dで検出されて、例えば電気信号に変換され、第2圧力信号入力部53bを介して、演算部50に入力される。したがって、演算部50は、第2圧力センサ5dで検出される実際の制御用空気の圧力が、設定された制御用空気の圧力と同等になるように、電空比例弁制御信号出力部54bを介して電空比例弁5aに電空比例弁制御信号を入力して、電空比例弁5aの図示しない開閉弁の開度を制御すればよい。
次に、演算部50は、貯留圧力に対応するエンジン3のエンジン回転速度を設定して、エンジン回転速度制御部55に通知する(S7)。
図7は、貯留圧力とエンジン回転速度との関係を示すグラフである。なお、図7に示す関係は説明のための一例に過ぎず、エンジン駆動圧縮機1を構成する各要素の特性に基づいて最適な関係を決定すればよい。図7は縦軸に貯留圧力の上限値に対する上昇幅、横軸にエンジン回転速度の定格運転時のエンジン回転速度に対する低減幅を記載して、貯留圧力の上昇とエンジン回転速度の低減との関係を示した図である。
図7における縦軸は、貯留圧力の設定圧力からの上昇幅を、貯留圧力の上限値に対する割合(%)で示したものであって、0のときは貯留圧力と設定圧力とが等しいことを示し、100のときは貯留圧力が上限値であることを示す。また、図7における横軸は、エンジン回転速度の低減の割合を、定格回転速度に対する割合(%)で示したものである。ここで、定格回転速度とは、圧縮空気の吐出量が最大で貯留圧力が設定圧力と同等のときのエンジン回転速度であって、100のときは定格回転速度で運転されていることを示し、0のときはエンジンが無負荷低速アイドル回転で運転していることを示す。
そして、図7は、貯留圧力が上昇するにしたがって、エンジン回転速度を低減させることが好ましいことを示している。一例として図7におけるP2点は、貯留圧力が設定圧力から上昇して、上限値の80%に到達した点を示す。このとき、エンジン回転速度は10%を示していることから、エンジン回転速度は、無負荷低速アイドル回転から10%上昇した点で運転させることが好ましいことを示している。
以上のような、貯留圧力の上昇幅とエンジン回転速度との関係を示すデータを、例えばエンジン回転速度低減データD4として、あらかじめ記憶部51に記憶しておけばよい。あるいは、貯留圧力の上昇幅からエンジン回転速度を算出する計算式を、演算部50を駆動するプログラムに組み込んでおけばよい。演算部50はエンジン回転速度低減データD4を記憶部51から読み出したり、プログラムに組み込まれた計算式に基づいて貯留圧力の上昇幅からエンジン回転速度を算出したりすることによって、貯留圧力の上昇幅に対応したエンジン回転速度を設定することができる。そして、設定したエンジン回転速度をエンジン回転速度制御部55に通知すればよい。
ここで、図3に示すように、エンジン3のエンジン回転速度は、回転速度検出手段3bによって検出され、エンジン回転速度入力部53cを介して、エンジン回転速度制御部55に入力される。したがって、エンジン回転速度制御部55は、演算部50から通知されるエンジン回転速度と、実際のエンジン回転速度とが同等になるように、エンジン回転速度制御信号出力部54aを介してECU3aに、エンジン回転速度制御信号を出力すればよい。
以上のように、容量レギュレータ2aの開度と、エンジン3のエンジン回転速度とを制御すると、貯留圧力が設定圧力以下のときは、吸気管2bを開放して、且つエンジン3を設定圧力に対応した回転速度で運転して貯留圧力を上昇させ、貯留圧力と設定圧力とが同等になるように運転する。
また、貯留圧力が設定圧力を超える場合は、設定圧力を超える上昇幅に対応してエンジン3のエンジン回転速度を低減し、且つ制御用空気の圧力を調節する。そして、貯留圧力が上昇して上限値に達すると(図6および図7において、貯留圧力の上昇幅が100%に達した点)、制御用空気の圧力と貯留圧力とがあらかじめ設定された比率になるように電空比例弁が制御され、且つエンジン3は低速アイドル回転で運転する(図7において、エンジン回転速度が0%となる)。このため、貯留圧力は、上限値以上には上昇しない。
そして、吐出圧力設定部52の操作部52a(図3参照)の操作によって設定圧力が変更されて新たな設定圧力が設定されると(S8→Yes)、演算部50は、記憶部51に記憶されている設定圧力を更新する(S9)。そしてS2に戻って、演算部50は、新たな設定圧力に対応するエンジン回転数速度を設定して、エンジン回転速度制御部55に通知する。また、設定圧力が変更されないときは(S8→No)、演算部50は、貯留圧力を常に監視して、設定圧力との偏差が生じた場合には前記のように、容量レギュレータ2aの開度とエンジン3のエンジン回転速度を調節する。
以上のように、本発明にかかるエンジン駆動圧縮機は、吐出圧力設定部52の操作で容易に設定圧力を変更し、新たな吐出圧力として設定することができるため、吐出圧力を容易に変更できるという優れた効果を奏する。
また、本発明にかかるエンジン駆動圧縮機は、連続する任意の圧力を吐出圧力として設定できるため、低圧から高圧まで連続的に任意の吐出圧力を供給できるという優れた効果を奏する。
さらに、制御ユニット5と第1圧力センサ4cとによって常に吐出圧力となる貯留圧力を監視して、貯留圧力が変動した場合は所定の貯留圧力に戻すようなフィードバック制御が可能であり、吐出圧力となる貯留圧力が常に安定するため、安定した吐出圧力を供給できるという優れた効果を奏する。
エンジン駆動圧縮機の概略構成を示すブロック図である。 容量レギュレータの構造を示す断面図である。 制御ユニットの構成を示すブロック図である。 吐出圧力設定部の態様の一例を示す正面図である。 制御ユニットの演算部による吐出圧力制御の流れを示すフローチャートである。 貯留圧力と制御用空気の圧力との関係を示すグラフである。 貯留圧力とエンジン回転速度との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 エンジン駆動圧縮機
2 圧縮機本体
2a 容量レギュレータ(吸気調節弁)
2b 吸気管
3 エンジン
3a ECU
4 オイルチャンバ(貯留手段)
4c 第1圧力センサ(第1圧力検出手段)
5 制御ユニット(制御装置)
50 演算部
51 記憶部
52 吐出圧力設定部(圧力設定手段)
52a 操作部
52b 表示部
53 信号入力部
53a 第1圧力信号入力部(第の電気信号入力手段)
53b 第2圧力信号入力部(第の電気信号入力手段)
53c エンジン回転速度入力部(第の電気信号入力手段)
55 エンジン回転速度制御部
5a 電空比例弁(弁制御手段)
5b 第2圧力センサ(第2圧力検出手段)
U アップボタン
D ダウンボタン
D1 エンジン回転速度設定用データ

Claims (5)

  1. 回転速度を検出する機能と、検出した前記回転速度を所定の電気信号に変換して出力する機能と、を有する回転速度検出手段を備えるエンジンと、
    前記エンジンにより駆動される圧縮機本体と、
    前記圧縮機本体で圧縮された圧縮空気を貯留する貯留手段と、
    前記貯留手段に貯留される前記圧縮空気の圧力を検出する第1圧力検出手段と、
    任意の吐出圧力を設定できる圧力設定手段と、
    前記圧縮機本体に吸気される吸入空気の吸気量を調節する吸気調節弁と、を含んで構成されるエンジン駆動圧縮機であって、
    前記貯留手段内の圧力が前記吐出圧力に等しくなるように、前記吸気調節弁を制御して、前記圧縮機本体への前記吸入空気の吸気量を調節する制御手段を備え
    前記制御手段は、
    前記回転速度検出手段が出力する前記電気信号を入力する第1の電気信号入力手段と、
    前記吐出圧力に対応した前記エンジンの回転速度を設定するのに使用する、エンジン回転速度設定用データを記憶する記憶部と、
    前記第1の電気信号入力手段に入力された前記電気信号に基づいて算出する前記エンジンの回転速度が、設定された前記吐出圧力と前記エンジン回転速度設定用データとに基づいて設定される回転速度に等しくなるように、前記エンジンに指令を与えるエンジン回転速度制御部と、
    を備えることを特徴とするエンジン駆動圧縮機。
  2. 前記吸気調節弁は、開度調節用に入力される制御用空気の圧力によって開度が制御され、
    前記制御用空気の圧力を出力して前記吸気調節弁の開度を制御する弁制御手段と、
    前記制御用空気の圧力を検出する第2圧力検出手段と、をさらに有する前記エンジン駆動圧縮機であって、
    前記第2圧力検出手段が検出する圧力を、前記弁制御手段を介して調節することで前記吸気調節弁の開度を制御して、前記貯留手段内の圧力が前記吐出圧力に等しくなるように、前記圧縮機本体への前記吸入空気の吸気量を調節する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載のエンジン駆動圧縮機。
  3. 前記第1圧力検出手段と前記第2圧力検出手段は、検出した圧力を所定の電気信号に変換して出力する機能を有し、
    前記制御手段は、
    前記第1圧力検出手段が出力する前記電気信号を入力する第の電気信号入力手段と、
    前記第2圧力検出手段が出力する前記電気信号を入力する第の電気信号入力手段と、
    前記第の電気信号入力手段に入力される前記電気信号に基づいて、前記第1圧力検出手段が検出する圧力を算出し、前記第の電気信号入力手段に入力される前記電気信号に基づいて、前記第2圧力検出手段が検出する圧力を算出する演算部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のエンジン駆動圧縮機。
  4. 前記圧力設定手段は、
    前記吐出圧力の値を複数の数値で表示する表示部と、
    前記表示部に表示される前記数値を1ずつ上昇させる方向に操作することができるアップボタン、及び前記数値を1ずつ下降させる方向に操作することができるダウンボタンを有する操作部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエンジン駆動圧縮機。
  5. 前記弁制御手段は電空比例弁で構成されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のエンジン駆動圧縮機。
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