JP4909009B2 - 撮像装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents
撮像装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4909009B2 JP4909009B2 JP2006290265A JP2006290265A JP4909009B2 JP 4909009 B2 JP4909009 B2 JP 4909009B2 JP 2006290265 A JP2006290265 A JP 2006290265A JP 2006290265 A JP2006290265 A JP 2006290265A JP 4909009 B2 JP4909009 B2 JP 4909009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- red
- eye
- image
- region
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
Tsat2=0.15
Tsat=max(Tsat1,Tsat2)
続いてステップS506で検出領域の全ての画素に対して色相と彩度を演算してステップS507で赤目を構成する可能性のある画素を以下の条件で抽出する。この抽出条件は、
条件1:−30°<色相<13°
条件2:Tsat<彩度
である。
最小値(50mm/14mm)=3.5
なお、上述した要素に加えて、水平方向に並んでいるかどうかもペアの評価要素に加えてもよい。この場合には、条件を満たす領域が複数検出された場合に、もっとも確率の高い候補を選択するために、連続的な値を得る評価関数を設定する。
(1)中央部に白領域が存在するか
撮影倍率が高い場合には、赤目領域内にキャッチライトによる明領域が含まれていることがある。したがって、領域内に白領域を含む領域は赤目である可能性が高いとして評価することができる。
{(白領域の大きさ)/(赤領域の大きさ)}≦(閾値WR)
を評価し、この閾値WRを0.5程度に設定すればよい。
(2)円らしさの判定
赤目領域は基本的には丸いはずだが以下の要因により、丸とは異なった形状を有するようになってくる。
・キャッチライトが赤目の円周部に発生。
・画素の間引きで絵が荒くなり、円というより矩形に近づく。
・肌の一部として結合してしまう。特に撮影倍率が低い場合など、色がなだらかにつながってしまう。
(領域の周囲長)2/(領域の面積)=(2πr)2/πr2=4π
を採用しており、上式で=以降は完全な円を仮定した場合の値である。領域の形状が円から遠ざかる程、この値は4πより大きくなっていく。
(3)実際の大きさ
大きさの評価などでは、赤目領域の実際の大きさを、領域の画素長と画像サイズや撮影倍率から算出し、この大きさが赤目として妥当なものかどうかを評価する。
(4)その他
以上の他に、領域の周囲長、領域に外接する矩形、領域内の最大長、色相平均値、彩度平均値、輝度平均値をそれぞれ検出し、赤目領域として妥当な範囲内か否かを評価する。
(1)近傍に黒領域が存在するか
赤目が存在する周辺にはほとんど黒領域が存在するため、周辺赤領域以外で肌の基準色より明度が低い画素について色差の積分を行う。これを有効だった画素数で割り、低輝度部の平均色差を算出する。これにより、周りに黒い画素が多い程、数値が高くなる評価関数が生成できる。
(2)近傍に白領域が存在するか(白目があるか)
赤目が存在する周辺には白領域が存在することが多い。このため、周辺赤領域以外で肌の基準色より明度が高い画素について色差の積分を行う。これを有効だった画素数で割り、高輝度部の平均色差を算出する。これにより、周りに白画素が多い程、数値が高くなる評価関数が生成できる。
(3)彩度の発散
赤目領域は周辺が黒領域で囲まれていることが多く、彩度の変化が急峻であることが多い。そこで、赤目領域の周辺に沿って周回路に垂直な方向に彩度の微分を演算し、この演算値を周回路に沿って積分することにより、赤目領域の周辺の変化量を表す目安となる値が得られる。この値を評価値とする。
Tsat2=0.15
Tsat=max(Tsat1,Tsat2)
また、ステップS507で赤目を構成する可能性のある画素を抽出するが、この検出条件は、以下のように設定される。
条件2:Tsat<彩度
これにより、第1赤目補正モードより低彩度であり、かつ色相も広い範囲の色が赤目候補領域として検出可能となる。
また、各実施形態の目的は、次のような方法によっても達成される。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、本発明には次のような場合も含まれる。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
Claims (5)
- 画像から顔領域を検出する顔検出手段と、
前記顔領域から赤目領域を検出する赤目検出手段と、
前記赤目検出手段により検出された赤目領域を補正する赤目補正処理を行う赤目補正処理手段とを有し、
前記顔検出手段は、前記顔領域の検出結果の信頼度を段階的に評価し、
前記赤目検出手段は、前記信頼度が閾値に達している顔領域から前記赤目領域を検出するものであり、
前記赤目検出手段は、撮像素子により生成された画像に対して前記赤目補正処理を行い、該赤目補正処理を行った後の画像を記録媒体に記録する第1の赤目補正モードにおいては、予め記録媒体に記録された画像を読み出して前記赤目補正処理を行う第2の赤目補正モードよりも、前記閾値を信頼度の高い値に設定することを特徴とする撮像装置。 - 前記赤目検出手段は、画像から赤目領域の可能性がある赤目候補領域を求め、該赤目候補領域に対して、面積、最大長、彩度平均値、色相平均値、輝度平均値、形状、の各項目の少なくとも1つの項目に関して評価値を算出して、算出した評価値を用いて赤目領域を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 画像から顔領域を検出する顔検出工程と、
前記顔領域から赤目領域を検出する赤目検出工程と、
前記赤目検出工程において検出された赤目領域を補正する赤目補正処理を行う赤目補正処理工程とを有し、
前記顔検出工程は、前記顔領域の検出結果の信頼度を段階的に評価し、
前記赤目検出工程は、前記信頼度が閾値に達している顔領域から前記赤目領域を検出するものであり、
前記赤目検出工程は、撮像素子により生成された画像に対して前記赤目補正処理を行い、該赤目補正処理を行った後の画像を記録媒体に記録する第1の赤目補正モードにおいては、予め記録媒体に記録された画像を読み出して前記赤目補正処理を行う第2の赤目補正モードよりも、前記閾値を信頼度の高い値に設定することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項3に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項4に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006290265A JP4909009B2 (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 撮像装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006290265A JP4909009B2 (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 撮像装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008109395A JP2008109395A (ja) | 2008-05-08 |
JP2008109395A5 JP2008109395A5 (ja) | 2009-12-03 |
JP4909009B2 true JP4909009B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=39442387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006290265A Expired - Fee Related JP4909009B2 (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 撮像装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4909009B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4306482B2 (ja) * | 2004-02-09 | 2009-08-05 | 株式会社ニコン | 赤目画像補正装置、電子カメラおよび赤目画像補正プログラム |
JP3927979B2 (ja) * | 2004-11-04 | 2007-06-13 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び方法 |
JP5087936B2 (ja) * | 2006-02-16 | 2012-12-05 | 株式会社ニコン | カメラ |
-
2006
- 2006-10-25 JP JP2006290265A patent/JP4909009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008109395A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5089405B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法並びに撮像装置 | |
JP4262082B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法とプログラム及び記憶媒体 | |
US7792355B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and image capturing apparatus | |
JP5424732B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法及びプログラム | |
JP2010028353A (ja) | 撮像装置、撮像方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP6148431B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP2007081732A (ja) | 撮像装置 | |
US8045015B2 (en) | Image pickup apparatus, white balance control method thereof, and storage medium | |
JP2005167697A (ja) | 赤目補正機能を有する電子カメラ | |
JP4953971B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、これを実行させるためのプログラム | |
JP5067884B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法及びプログラム | |
JP4682097B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4891163B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム | |
JP4909009B2 (ja) | 撮像装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4810478B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法及び撮像装置及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP5004739B2 (ja) | 撮像装置及び制御方法 | |
JP4902512B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム | |
JP4781299B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法並びに撮像装置 | |
JP2006039203A (ja) | 撮像装置、及び制御方法 | |
JP2008060844A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP4773924B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4682104B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP5022811B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法並びに撮像装置 | |
JP2008109503A (ja) | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP5288962B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091020 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4909009 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |