JP4908100B2 - 潤滑油供給装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、産業用機械などの潤滑部位にオイルやグリースなどの潤滑油を供給する潤滑油供給装置に関する。
従来の潤滑油供給装置は、オイルやグリースなどの潤滑油が充填されたカートリッジを備えている。このカートリッジの内部に充填された潤滑油が潤滑油供給装置を構成するポンプの作用によりバルブ(単一定量バルブ及び進行型定量バルブなど)を介して所定の潤滑部位に供給される。また、このカートリッジは径の大きな山部と径の小さな谷部とが軸方向に連続して形成された蛇腹部を有しており、内部の潤滑油の容量が減少するに従って蛇腹部が軸方向に縮むようになっている。この潤滑油供給装置では、バルブ(単一定量バルブ及び進行型定量バルブなど)のショットの回数をカウントすることにより、カートリッジの交換タイミングを推定している。そして、推定されたカートリッジの交換タイミングが所定のタイミングであると、例えばブザーが鳴り、ランプが点灯し、あるいは制御盤へ表示するなどしてユーザに報知していた。これにより、ユーザは、カートリッジの交換タイミングであると容易に判断でき、新しいカートリッジと交換することができる。
特開2003−95355号公報 特開2002−323196号公報
ところで、バルブ(単一定量バルブ及び進行型定量バルブなど)のショットの回数をカウントすることにより、カートリッジの交換タイミングを推定する方法では、推定される交換タイミングと実際の交換タイミングとの間で誤差が生じることがある。誤差が生じると、所定量以上の潤滑油がカートリッジ内部に未だ残っていることがあったり、あるいはカートリッジ内部の潤滑油が全て無くなっていたにもかかわらず、気付かないままでポンプの運転を続けている状況であった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、推定される交換タイミングと実際の交換タイミングとの間で誤差が生じてしまうことを防止できる潤滑油供給装置を提供することを目的とする。
請求項に記載の発明は、径の大きな山部と径の小さな谷部とが軸方向に連続して形成された蛇腹部とねじ部とを有し内部に充填されている潤滑油の使用に伴い軸方向に縮むカートリッジと、前記ねじ部が装着され前記蛇腹部が最も縮んだときに前記カートリッジの底部により閉塞される開口を有する筒状部を備えた接続部と、前記ねじ部が前記筒状部に装着された状態で前記カートリッジの内部に充填された潤滑油を前記開口を介して供給部位に供給するポンプと、を有する潤滑油供給装置であって、前記接続部に前記蛇腹部の軸方向に移動可能となるように配置されたスイッチ部材と、前記スイッチ部材を前記底部側に付勢する弾性部材と、前記スイッチ部材が所定の位置に到達したことを検知する位置検知部と、を有し、前記カートリッジの前記底部により前記スイッチ部材が押圧されて前記弾性部材の弾性力に対抗して軸方向に移動し、前記カートリッジの前記底部で前記開口を閉塞したときの前記スイッチ部材の位置が前記位置検知部により検知されることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、内部に潤滑油が充填されたカートリッジが筒状部の開口に装着された状態で内部の潤滑油がポンプの作用により開口を介して各供給部位に供給される。そして、カートリッジ内部の潤滑油が減少していくと、カートリッジの蛇腹部が軸方向に縮み、やがてカートリッジの底部により筒状部の開口が閉塞される。
ここで、蛇腹部が軸方向に縮んでいくと、スイッチ部材がカートリッジの底部に押圧されて底部からの押圧方向に移動していく。このとき、スイッチ部材は弾性部材によりカートリッジの底部側に向かって付勢されているが、スイッチ部材は弾性部材の弾性力により対抗する形で軸方向に移動していく。そして、カートリッジの底部により筒状部の開口が閉塞されたときのスイッチ部材の位置が位置検知部により検知される。これにより、例えば、検知されたことを報知する報知部を設けることにより、カートリッジの底部により筒状部の開口が閉塞されたことをユーザに確実に知らせることができる。この結果、ユーザは、カートリッジ内部に充填されている潤滑油が無くなったことを確実に知ることができる。さらに、位置検知部が接続部側に設けられているため、カートリッジを新しいものに交換した場合でも、新しいカートリッジに検知部を設ける必要がない。これにより、カートリッジの交換に伴う位置検知部の取り付けが不要となり、カートリッジ交換の作業効率を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の潤滑油供給装置において、前記スイッチ部材は、前記筒状部の外側と前記ねじ部の内側との間に配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、スイッチ部材が筒状部の外側とねじ部の内側との間に配置されているため、潤滑油を各供給部位に供給させる際にスイッチ部材が潤滑油の流動の邪魔になることがなく、潤滑油の供給作業を円滑に行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の潤滑油供給装置において、前記スイッチ部材は、前記カートリッジ内部の前記潤滑油が通過可能に中空状に形成されており、前記スイッチ部材は、前記筒状部の内側に配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、スイッチ部材は、カートリッジ内部の潤滑油が通過可能に中空状に形成されており、筒状部の内側に配置されている。これにより、スイッチ部材には潤滑油が直接接触することになるが、スイッチ部材は中空状に形成されているため、スイッチ部材により潤滑油の流動が妨げられることがない。加えて、スイッチ部材を既存のスペースである筒状部の内側に設けることにより、筒状部の外側にスイッチ部材の設置スペースを確保する必要がない。このように、スイッチ部材の設置スペースとして既存のスペースを有効に利用することにより、接続部が大型化してしまうことを防止できる。
請求項に記載の発明は、請求項乃至のいずれか1項に記載の潤滑油供給装置において、前記位置検知部により検知されたことを報知する報知部を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、位置検知部により検知されたことを報知する報知部を備えているため、カートリッジの交換タイミングをユーザに確実に知らせることができる。
本発明によれば、推定される交換タイミングと実際の交換タイミングとの間で誤差が生じてしまうことを防止できる。
次に、本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、潤滑油供給装置Sは、複数の単一定量バルブVtに脱圧管路Ptを介して接続されている。この単一定量バルブVtは、トグル等の比較的給油量の少なくて良い部位に潤滑油の加圧及び脱圧によって往復動させられて潤滑油を吐出する単一のピストン(図示省略)及びこのピストンに対応した1つの吐出口を備えている。単一定量バルブVtは、潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて潤滑油を吐出する関係上、脱圧が必要になるため、脱圧管路Ptに接続されている。
また、図1に示すように、潤滑油供給装置Sは、単一の進行型定量バルブVsに非脱圧管路Psを介して接続されている。この進行型定量バルブVsは、比較的給油量の多く必要とする部位に潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて潤滑油を吐出する複数のピストン(図示省略)及びこのピストンに対応した一対の吐出口の複数の組を備えている。この進行型定量バルブVsは、ポンプ停止時に管内の圧力を保持して進行型定量バルブVsから潤滑油を過不足無く吐出させて吐出量を正確にするために、脱圧を行わない非脱圧管路Psに接続されている。
このように、潤滑油供給装置Sは、脱圧管路Ptと非脱圧管路Psの2系統の管路と接続されている。
また、図1乃至図3に示すように、潤滑油供給装置Sは、内部に潤滑油が充填されたカートリッジ12を収納する潤滑油貯留部10を備えている。この潤滑油貯留部10は、内部に潤滑油が充填されるカートリッジ12と、カートリッジ12が取り付けられるカートリッジ取付部14と、カートリッジ取付部14に取り付けられたカートリッジ12を覆うカバー15と、で構成されている。
ここで、図4及び図5に示すように、カートリッジ12は、円筒状のねじ部16を備えている。このねじ部16の外周には、後述の螺合部26と螺合する被螺合部18が突状に形成されている。この被螺合部18がカートリッジ取付部14に形成された螺合部26と螺合することにより、カートリッジ12がカートリッジ取付部14に取り付けられる。
また、ねじ部16には、蛇腹部20が一体形成されている。具体的には、ねじ部16は、蛇腹部20の軸方向一方側端部に直接形成されている。また、蛇腹部20には、径方向長さが長い山部20Aと、径方向長さが短い谷部20Bと、が軸方向(図4中矢印Z方向)に交互にかつ連続するように形成されている。
また、カートリッジ12がカートリッジ取付部14に装着された状態でカートリッジ12内部の潤滑油が各供給部位に供給されていくと、カートリッジ12内部に充填された潤滑油は減少していく。このとき、カートリッジ12の蛇腹部20が軸方向に縮んでいき、やがてカートリッジ12の底部20Cが後述の筒状部24の開口を閉塞する。
また、図3及び図4に示すように、カートリッジ取付部14は、カートリッジ12が装着された状態でねじ部16の内側に挿入される筒状部24と、ねじ部16の外側に位置し、ねじ部16の被螺合部18と螺合する螺合部26と、を備えている。
また、カートリッジ12がカートリッジ取付部14に装着された状態では、カートリッジ12の一部が筒状部24の径方向外側に位置している構成となっている。
また、図3及び図4に示すように、筒状部24の径方向内側には、接触センサ25が設けられている。この接触センサ25は、筒状部24の径方向内側に接着剤などにより接着され、あるいはネジなどの固着具により筒状部24の径方向内側に取り付けられている。この接触センサ25の上端部は、筒状部24の先端部と略面一となるように設けられている。このため、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞された状態では、カートリッジ12の底部20Cが接触センサ25の上端部に接触する。このように、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたときには、その状態が接触センサ25により検知される。
なお、接触センサ25として、カートリッジ12の底部20Cが接触することを検知するリミットスイッチ、圧力センサ、光センサなどが適している。
また、図4に示すように、接触センサ25には、ブザーなどの報知部27が接続されている。カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたときには、その状態が接触センサ25により検知され、報知部27から所定の音(警告音)が報知される。
また、図1乃至図3に示すように、潤滑油供給装置Sは、ポンプ28を備えている。このポンプは、潤滑油貯留部10の下方の位置に設けられており、カートリッジ12の内部に充填された潤滑油を脱圧管路Pt及び非脱圧管路Psに供給する機能を備えている。
ここで、図1乃至図3に示すように、ポンプ28は、ピストン30及びシリンダ32を備えたプランジャ型のポンプであり、駆動モータ34によってカム機構36を介して往復駆動される。このポンプ28の上側には潤滑油貯留部10が設けられ、下側には後述する切換バルブ38の取付部40が形成されている。図6に示すように、ポンプ28の下側の取付部40には、潤滑油を吐出する吐出口42が設けられるとともに、潤滑油貯留部10側に連通して開放する戻り口44が露出し設けられている。
また、図1乃至図3に示すように、潤滑油供給装置Sは、切換バルブ38を備えている。図7及び図8に示すように、切換バルブ38は、ソレノイドバルブで構成され、ポンプ28の吐出口42に接続される一次側吐出ポート46、ポンプ28の戻り口44に接続されて潤滑油貯留部10側に開放する一次側開放ポート48、脱圧管路Ptに接続される二次側脱圧管路ポート50及び非脱圧管路Psに接続される二次側非脱圧管路ポート52の少なくとも4つのポートを有している。一次側吐出ポート46及び一次側開放ポート48は切換バルブ38の上側の被取付部54に形成され、二次側脱圧管路ポート50及び二次側非脱圧管路ポート52は正面を向いて形成されている。また、切換バルブ38には空きポート56が形成されており、プラグ58で閉塞されている。
また、図8に示すように、切換バルブ38は、スプール60と、スプール60を駆動するソレノイド62と、スプール60を定常位置に復帰させるスプリング64と、を備えている。スプール60は、ソレノイド62の通電されるオン時に一次側吐出ポート46と二次側脱圧管路ポート50とを接続するとともに一次側開放ポート48及び二次側非脱圧管路ポート52を一次側吐出ポート46及び二次側脱圧管路ポート50から遮断し、ソレノイド62の非通電になるオフ時にスプリング64で定常位置に復帰させられ、一次側吐出ポート46と二次側非脱圧管路ポート52とを接続するとともに一次側開放ポート48と二次側脱圧管路ポート50とを接続する。
また、切換バルブ38は、ポンプ28に対して着脱可能に取り付けられている。具体的には、ポンプ28の取付部40と切換バルブ38の被取付部54とは互いに密着する形状に形成されており、図6に示すように、ポンプ28には切換バルブ38を取り付けるための4つの雌ネジ66が形成され、図7(a)に示すように、切換バルブ38にはポンプ28の雌ネジ66に螺合するボルト(図示省略)が挿通されボルト頭でポンプ28側に押圧してこの切換バルブ38をポンプ28に取り付けるための4つの取付孔67が設けられている。そして、ポンプ28の取付部40と切換バルブ38の被取付部54とを密着させた状態でボルトを取付孔67に挿通して雌ネジ66にねじ込むことにより、切換バルブ38はポンプ28に取り付けられる。また、ボルトを緩めて外すことにより、切換バルブ38は取り外される。
また、図1及び図2に示すように、潤滑油供給装置Sは、ポンプ28の駆動モータ34と切換バルブ38のソレノイド62を制御するコントローラ68を備えている。図9に示すように、コントローラ68は、ポンプ28の作動及びソレノイド62をオフ状態にする停止モードMrと、ポンプ28の作動のオン、オフとソレノイド62のオン、オフを同期して行って脱圧管路Ptに潤滑油を供給する脱圧管路供給モードMtと、ソレノイド62のオフ時にポンプ28の作動のオン、オフを行って非脱圧管路Psに潤滑油を供給する非脱圧管路供給モードMsとの3つのモードのいずれかに設定する機能を備えている。コントローラ68の機能は、時間設定可能なタイマやマイコン等の機能等によって実現される。
次に、本実施形態の潤滑油供給措置Sを用いた潤滑方法の一例について説明する。潤滑油供給装置Sが、コントローラ68によって、脱圧管路供給モードMt、停止モードMr、非脱圧管路供給モードMs、停止モードMrを1サイクルとして作動させられる場合について説明する。
図1に示すように、切換バルブ38の二次側脱圧管路ポート50に脱圧管路Ptを接続し、二次側非脱圧管路ポート52に非脱圧管路Psを接続する。
コントローラ68が停止モードMr(図8(a))から脱圧管路供給モードMt(図8(b))にして潤滑油供給装置Sを作動させると、図8(b)及び図10に示すように、ポンプ28の作動のオン及び切換バルブ38のオンが同期して行われる。これにより、図8(b)に示すように、切換バルブ38においては、スプール60が、ソレノイド62の通電されるオン時なので、一次側吐出ポート46と二次側脱圧管路ポート50とを接続するとともに一次側開放ポート48及び二次側非脱圧管路ポート52を一次側吐出ポート46及び二次側脱圧管路ポート50から遮断する。そのため、脱圧管路Ptに潤滑油が供給される。そして、図9に示すように、所定時間後に、ポンプ28の作動のオフ及び切換バルブ38のオフが同期して行われる。これにより、図8(c)に示すように、切換バルブ38においては、スプール60が、ソレノイド62の非通電になるオフ時なので、スプリング64で定常位置に復帰させられ、一次側吐出ポート46と二次側非脱圧管路ポート52とを接続するとともに一次側開放ポート48と二次側脱圧管路ポート50とを接続する。そのため、一次側開放ポート48と二次側脱圧管路ポート50とが接続されるので、油圧が潤滑油貯留部10に抜け、脱圧管路Ptが脱圧される。このポンプ28の作動のオン及び切換バルブ38のオンの所定時間においては、脱圧管路Ptにおいて、潤滑油の加圧及び脱圧が行われるので、単一定量バルブVtが一回転し、潤滑油を吐出する。
次に、図9に示すように、コントローラ68が潤滑油供給装置Sを停止モードMrに設定するので、ポンプ28の作動及び切換バルブ38がオフ状態になり、単一定量バルブVt及び進行型定量バルブVsは作動しない。この状態で、所定時間経過すると、図9に示すように、コントローラ68が非脱圧管路供給モードMsで潤滑油供給装置Sを作動させ、切換バルブ38をオフさせた状態でポンプ28の作動をオンさせる。これにより、図8(c)に示すように、切換バルブ38においては、スプール60が、ソレノイド62の非通電であるオフ時なので、一次側吐出ポート46と二次側非脱圧管路ポート52とを接続するとともに一次側開放ポート48と二次側脱圧管路ポート50とを接続しており、ポンプ28からの潤滑油が非脱圧管路Psに所定時間供給される。そのため、進行型定量バルブVsでは、ピストンが潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて潤滑油を吐出する。その後、図9に示すように、コントローラ68が潤滑油供給装置Sを停止モードMrに設定し、ポンプ28の作動をオフにするので、ポンプ28の作動及び切換バルブ38がオフ状態になり、単一定量バルブVt及び進行型定量バルブVsは作動しない。
以上のようなサイクルを繰り返して、潤滑油供給装置Sから潤滑油が各管路Pt、Ps及び各バルブVt、Vsを介して供給部位に供給される。この場合、1つのポンプ28で潤滑油を供給することができ、しかも、切換バルブ38の切り換えだけで、脱圧が可能となるので、専用のポンプを管路系統毎に設けなくてもよく、それだけ構成を簡略化することができるとともに、コストダウンを図ることができる。
次に、本実施形態の潤滑油供給装置Sの作用について説明する。
図3及び図4に示すように、内部に潤滑油が充填されたカートリッジ12のねじ部16がカートリッジ取付部14に装着される。カートリッジ12のカートリッジ取付部14に対する装着は、カートリッジ12のねじ部16の外周面に形成された被螺合部18がカートリッジ取付部14の螺合部26と螺合することにより実現される。このとき、カートリッジ12のねじ部16の内側に筒状部24が挿入され、ねじ部16の外側に螺合部26が位置している。カートリッジ12のねじ部16がカートリッジ取付部14に装着されると、ポンプ28の吸引力により、カートリッジ12内部の潤滑油がカートリッジ12のねじ部16から筒状部24を介して潤滑油供給装置Sの内部に流入していく。そして、上述した切換バルブ38の作動により、各管路Pt、Psに潤滑油が供給され、各バルブVt、Vsを介して所定の供給部位に供給される。ここで、カートリッジ12の内部の潤滑油が徐々に無くなっていくが、カートリッジ12の蛇腹部20の軸方向他方側端部(上端部)から山部20A同士が重なるようにして、蛇腹部20が徐々にその軸方向に縮んでいく。そして、最終的には、ポンプ28の吸引力により、カートリッジ12の底部20Cが筒状部24の開口を閉塞する。
ここで、カートリッジ12の底部20Cが筒状部24の開口を閉塞すると、カートリッジ12の底部20Cが接触センサ25の上端部と接触する。これにより、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたことが接触センサ25により検知される。カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたことが接触センサ25により検知されると、報知部27から所定の警告音が出力される。この警告音をユーザが聞くことにより、ユーザはカートリッジ12の交換タイミングを容易に把握でき、新しいものに交換することができる。このように、カートリッジ12を適切なタイミングで新しいものに交換することにより、各供給部位に潤滑油を円滑に供給することができる。
以上のように、ユーザは、報知部27からの報知により、カートリッジ12の交換タイミングを確実に把握することができる。また、接触センサ25がカートリッジ取付部14側に設けられているため、カートリッジ12を新しいものに交換した場合でも、新しいカートリッジに接触センサ25を設ける必要がない。これにより、カートリッジ12の交換に伴う接触センサ25の取り付けが不要となり、カートリッジ交換の作業効率を向上させることができる。
また、検知部として既存の接触センサ25を用いることにより、既存の接触センサ25を取り付けるだけの簡易な方法でカートリッジ12の交換タイミングを知ることができる。
また、接触センサ25が筒状部24の径方向内側に取り付けられているため、カートリッジ12の大きさにかかわらず、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたときに接触センサ25がカートリッジ12の底部20Cと確実に接触する。これにより、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたことをユーザに確実に知らせることができる。
なお、図10に示すように、接触センサ25を筒状部24の径方向外側の位置に設けるようにしてもよい。すなわち、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたときにカートリッジ12の底部20Cによりカートリッジ12のねじ部16の近傍部位が下側に押圧されて撓むが、このとき、接触センサ25の上端部にカートリッジ12のねじ部16の近傍部位が接触するように構成されている。
この変形例によれば、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたときにカートリッジ12のねじ部16の近傍部位が下側に押圧されて接触センサ25の上端部に接触する。カートリッジ12のねじ部16の近傍部位が下側に押圧されて接触センサ25の上端部に接触すると、この状態が接触センサ25により検知され、報知部27により所定の警告音が出力される。このように、ユーザは、報知部27からの報知により、カートリッジ12の交換タイミングを確実に把握することができる。また、接触センサ25が筒状部24の径方向外側に配置されているため、接触センサ25に潤滑油が付着することがない。これにより、接触センサ25が潤滑油と接触することにより故障することがなく、また、接触センサ25が筒状部24を流れる潤滑油の流れを干渉することもない。
さらに、接触センサ25を筒状部24の外周面に取り付け、接触センサ25を筒状部24とねじ部16との間に設けるようにしてもよい。この構成でも、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたときに、カートリッジ12の底部20Cを接触センサ25に接触させることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る潤滑油供給装置について、図面を参照して説明する。なお、第1実施形態に係る潤滑油供給装置と重複する構成及び同一の作用効果については、説明を適宜省略する。
図11に示すように、本実施形態の潤滑油供給装置のカートリッジ70は、筒状のタンク部72を備えている。このタンク部72の内部には潤滑油が充填されており、その潤滑油の表面にプレート部74が載置されている。このタンク部72の一方側端部は、ポンプ76と連結したタンク取付部78に接続されている。このタンク取付部78は筒状の取付口80を有している。この取付口80は、カートリッジ70がタンク取付部78に装着された状態でタンク部72の内周面に挿入されている。また、取付口80とタンク部72の内周面との間にはシール部材82が設けられている。
本実施形態で用いられるカートリッジ70では、タンク部72内部の潤滑油が取付口80を介してポンプ76に供給されて減少していくと、プレート部74がタンク部72内部の潤滑油の使用に伴い、下方に移動する。そして、最終的には、ポンプ76の吸引力により、プレート部74が取付口80の開口を閉塞する。
また、取付口80の径方向内側には、接触センサ84が設けられている。この接触センサ84は、取付口80の径方向内側に接着剤などにより接着され、あるいはネジなどの固着具により取付口80の径方向内側に取り付けられている。この接触センサ84の上端部は、取付口80の先端部と略面一となるように設けられている。このため、プレート部74が取付口80の開口が閉塞された状態では、プレート部74が接触センサ84の上端部に接触する。このように、プレート部74により取付口80の開口が閉塞されたときには、その状態が接触センサ84により検知される。
なお、接触センサ84として、プレート部74が接触することを検知するリミットスイッチ、圧力センサ、光センサなどが適している。
また、接触センサ84には、ブザーなどの報知部86が接続されている。プレート部74により取付口80の開口が閉塞されたときには、その状態が接触センサ84により検知され、報知部86から所定の音(警告音)が報知される。
本実施形態によれば、プレート部74により取付口80の開口が閉塞されると、プレート部74が接触センサ84に接触する。プレート部74が接触センサ84に接触すると、接触センサ84に検知されて、報知部86から所定の警告音が出力される。これにより、ユーザは、カートリッジ70の交換タイミングを確実に把握することができる。また、接触センサ84がカートリッジ70ではなく取付口80側に設けられているため、カートリッジ70を新しいものに交換した場合でも、新しいカートリッジに接触センサ84を設ける必要がない。これにより、カートリッジ70の交換に伴う接触センサ84の取り付けが不要となり、カートリッジ交換の作業効率を向上させることができる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態では、報知部27、86としてブザーを例示したが、ブザーに限られるものではなく、例えば、産業機械(射出成型機や工作機械)側に所定の信号を送信し、産業機械の作動を停止させるとともに、所定の警報を出力するような制御装置でもよい。なお、所定の警報として、ブザーからの警告音の出力の他に、ランプを点灯させたり、制御盤に所定の情報を表示させることが好ましい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞されたときに接触センサ25により検知され、あるいはプレート部74により取付口80の開口が閉塞されたときに接触センサ84により検知される構成を示したが、この構成に限られるものではない。例えば、接触センサ25を筒状部24の開口から外側にはみ出るくらいに長くして、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部24の開口が閉塞される直前に、カートリッジ12の底部20Cを接触センサ25に接触させるようにしてもよい。また、同様に、接触センサ84を取付口80の開口から外側にはみ出るくらいに長くして、プレート部74により取付口80の開口が閉塞される直前に、プレート部74を接触センサ84に接触させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、カートリッジ内部に充填されている潤滑油が無くなる前に余裕をもって交換タイミングを知ることができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る潤滑油供給装置について、図面を参照して説明する。なお、第1実施形態に係る潤滑油供給装置と重複する構成及び同一の作用効果については、説明を適宜省略する。
図12に示すように、本実施形態に係る潤滑油供給装置は、第1実施形態に係る潤滑油供給装置の接触センサ25に替えて、金属製のフロートスイッチ部材(スイッチ部材)90と、このフロートスイッチ部材90の位置を検知する位置検知センサ(位置検知部)92と、を設けたものである。なお、フロートスイッチ部材90は、磁石で構成するようにしてもよい。図12に示すように、フロートスイッチ部材90は、筒状部99の外側とカートリッジ12のねじ部16との間に配置されている。フロートスイッチ部材90は、円筒状に形成されたスイッチ部材本体94を備えている。このスイッチ部材本体94の軸方向一方側端部には貫通孔96が形成されており、蛇腹部20の内部の潤滑油はこの貫通孔96を通ってねじ部16に流れ込む。このため、フロートスイッチ部材90が潤滑油の流動を妨げることはない。また、スイッチ部材本体94の径方向内側側面には、第1突起部98と、第2突起部100と、が軸方向に所定の間隔をあけてそれぞれ形成されている。すなわち、筒状部99の外側側面には突状のストッパー部102が形成されており、上記フロートスイッチ部材90はコイルスプリング104によりカートリッジ12の底部20C側(図12中矢印U方向側)に向けて付勢されているが、第1突起部98がストッパー部102と接触(係合)することで、フロートスイッチ部材90のそれ以上のカートリッジ底部20C側(図12中矢印U方向側)への移動が阻止される。一方、蛇腹部20が最も縮んで底部20Cによりスイッチ部材本体94の軸方向一方側端部が押圧されると、フロートスイッチ部材90はコイルスプリング104からの弾性力に対抗する形でカートリッジ12の底部20C側と軸方向反対側(図12中矢印D方向側)に移動することになるが、第2突起部100がストッパー部102と接触(係合)することで、フロートスイッチ部材90のそれ以上のカートリッジ底部20C側と軸方向反対側(図12中矢印D方向側)への移動が阻止される。また、スイッチ部材本体94の第1突起部98と筒状部99の外側に形成された水平部91との間には、上述したコイルスプリング104が配置されている。スイッチ部材本体94は、このコイルスプリング104により常に底部20C側に付勢された状態となっている。また、筒状部99の近傍には、位置検知センサ92が配置されている。この位置検知センサ92は、フロートスイッチ部材90が所定の位置に到達するとフロートスイッチ部材90を検知するものである。この位置検知センサ92として、磁気センサや圧力センサなど、接触あるいは非接触にてフロートスイッチ部材90を検知できるようなセンサが用いられる。なお、位置検知センサ92は、報知部27と接続されている。
第3実施形態に係る潤滑油供給装置によれば、カートリッジ12内部の潤滑油が減少していくと、カートリッジ12の蛇腹部20が軸方向に縮み、やがてカートリッジ12の底部20Cにより筒状部99の開口が閉塞される。ここで、蛇腹部20が軸方向に縮んでいくと、フロートスイッチ部材90はカートリッジ12の底部20Cに押圧されて底部20Cからの押圧方向(図12中矢印D方向側)に移動していく。このとき、フロートスイッチ部材90はコイルスプリング104によりカートリッジ12の底部20C側に向かって付勢されているが、フロートスイッチ部材90はコイルスプリング104の弾性力により対抗する形でカートリッジ取付部95側(図12中矢印D方向側)に移動していく。そして、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部99の開口が閉塞されたときのフロートスイッチ部材90の位置が位置検知センサ92により検知される。検知されたことを報知する報知部27を設けることにより、カートリッジ12の底部20Cにより筒状部99の開口が閉塞されたことをユーザに確実に知らせることができる。この結果、ユーザは、カートリッジ12内部に充填されている潤滑油が無くなったことを確実に知ることができる。さらに、位置検知センサ92がカートリッジ取付部95側に設けられているため、カートリッジ12を新しいものに交換した場合でも、新しいカートリッジにフロートスイッチ部材90及び位置検知センサ92を設ける必要がない。これにより、カートリッジ12の交換に伴うフロートスイッチ部材90及び位置検知センサ92の取り付けが不要となり、カートリッジ12交換の作業効率を向上させることができる。
特に、フロートスイッチ部材90が筒状部99の外側とねじ部16の内側との間に配置されているため、潤滑油を各供給部位に供給させる際にフロートスイッチ部材90が潤滑油の流動の邪魔になることがなく、潤滑油の供給作業を円滑に行うことができる。
次に、本発明の第4実施形態に係る潤滑油供給装置について、図面を参照して説明する。なお、第1実施形態に係る潤滑油供給装置と重複する構成及び同一の作用効果については、説明を適宜省略する。
図13に示すように、本実施形態に係る潤滑油供給装置は、第1実施形態に係る潤滑油供給装置の接触センサ25に替えて、金属製かつ中空状のフロートスイッチ部材(スイッチ部材)110と、このフロートスイッチ部材110の位置を検知する位置検知センサ(位置検知部)112と、を設けたものである。図13に示すように、フロートスイッチ部材110は、筒状部114の内側に配置されている。なお、フロートスイッチ部材110は、磁石で構成するようにしてもよい。フロートスイッチ部材110は、円筒状に形成されたスイッチ部材本体116を備えている。このスイッチ部材本体116には軸方向に貫通する貫通孔118が形成されており、蛇腹部20の内部の潤滑油はこの貫通孔118を通って各供給部位に供給される。このため、フロートスイッチ部材110が潤滑油の流動を妨げることはない。また、スイッチ部材本体116先端近傍の径方向外側側面には、拡径部120が形成されている。すなわち、筒状部114の内側側面には拡径部120と係合する段部122が形成されており、上記フロートスイッチ部材110はコイルスプリング124によりカートリッジ12の底部20C側(図13中矢印U方向側)に向けて付勢されているが、拡径部120が段部122と接触(係合)することで、フロートスイッチ部材110のそれ以上のカートリッジ底部20C側(図13中矢印U方向側)への移動が阻止される。また、筒状部114内側の水平部126には、上述したコイルスプリング124が配置されている。スイッチ部材本体116は、このコイルスプリング124により常に底部20C側に付勢された状態となっている。また、筒状部114の内側には、位置検知センサ112が配置されている。この位置検知センサ112は、フロートスイッチ部材110が所定の位置に到達するとフロートスイッチ部材110を検知するものである。この位置検知センサ112として、磁気センサや圧力センサなど、接触あるいは非接触にてフロートスイッチ部材110を検知できるようなセンサが用いられる。なお、位置検知センサ112は、報知部27と接続されている。
第4実施形態に係る潤滑油供給装置によれば、第3実施形態に係る潤滑油供給装置と同様の作用及び効果を得ることができる。特に、フロートスイッチ部材110は、カートリッジ12内部の潤滑油が通過可能に中空状に形成されており、筒状部114の内側に配置されている。これにより、フロートスイッチ部材110には潤滑油が直接接触することになるが、フロートスイッチ部材110は中空状に形成されているため、フロートスイッチ部材110により潤滑油の流動が妨げられることがない。加えて、フロートスイッチ部材110を既存のスペースである筒状部114の内側に設けることにより、筒状部114の外側にフロートスイッチ部材110の設置スペースを確保する必要がない。このように、フロートスイッチ部材110の設置スペースとして既存のスペースを有効に利用することにより、カートリッジ取付部128が大型化してしまうことを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置を潤滑システムに用いた構成図である。 本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置の側面断面図である。 左側は本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置を構成するカートリッジが潤滑油供給装置のカートリッジ取付部に装着されかつその蛇腹部が伸びた状態の図であり、右側はその蛇腹部が縮んだ状態の図である。 本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置を構成するカートリッジの正面図である。 本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置を構成するポンプを示す底面図である。 本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置を構成する切換バルブを示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。 本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置を構成する切換バルブの作動状態を示す断面図であり、(a)は停止モード(非脱圧管路供給モード)の状態を示す図であり、(b)は脱圧管路供給モードの状態を示す図であり、(c)は非脱圧管路供給モード(停止モード)の状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る潤滑油供給装置が用いられた潤滑システムの切換バルブ、ポンプ、単一定量バルブ及び進行型定量バルブの動作フローの一例を示すタイミングチャート図である。 図4の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る潤滑油供給装置の要部を示す構成図であり、左側はカートリッジ内部に潤滑油が充填されている場合のプレート部の位置を示す図であり、右側はカートリッジ内部に潤滑油が充填されていない場合のプレート部の位置(プレート部により開口部を閉塞している状態)を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る潤滑油供給装置の要部を示す構成図であり、左側はカートリッジの蛇腹部が伸びた状態のスイッチ部材の位置を示す図であり、右側はカートリッジの蛇腹部が最も縮んだ状態のスイッチ部材の位置を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る潤滑油供給装置の要部を示す構成図であり、(a)は潤滑油供給装置の要部の平面図であり、(b)左側は潤滑油供給装置の蛇腹部が伸びた状態のスイッチ部材の位置を示す部分断面図であり、右側は潤滑油供給装置の蛇腹部が縮んだ状態のスイッチ部材の位置を示す部分断面図である。
符号の説明
S 潤滑油供給装置
12 カートリッジ
14 カートリッジ取付部(接続部)
20 蛇腹部
20A 山部
20B 谷部
24 筒状部(開口部)
25 接触センサ(検知部、センサ)
27 報知部
28 ポンプ
70 カートリッジ
74 プレート部
76 ポンプ
78 タンク取付部(接続部)
80 取付口(開口部)
84 接触センサ(検知部、センサ)
86 報知部
90 フロートスイッチ部材(スイッチ部材)
92 位置検知センサ(位置検知部)
95 カートリッジ取付部(接続部)
99 筒状部
104 コイルスプリング(弾性部材)
110 フロートスイッチ部材(スイッチ部材)
112 位置検知センサ(位置検知部)
114 筒状部
124 コイルスプリング(弾性部材)
128 カートリッジ取付部(接続部)

Claims (4)

  1. 径の大きな山部と径の小さな谷部とが軸方向に連続して形成された蛇腹部とねじ部とを有し内部に充填されている潤滑油の使用に伴い軸方向に縮むカートリッジと、前記ねじ部が装着され前記蛇腹部が最も縮んだときに前記カートリッジの底部により閉塞される開口を有する筒状部を備えた接続部と、前記ねじ部が前記筒状部に装着された状態で前記カートリッジの内部に充填された潤滑油を前記開口を介して供給部位に供給するポンプと、を有する潤滑油供給装置であって、
    前記接続部に前記蛇腹部の軸方向に移動可能となるように配置されたスイッチ部材と、前記スイッチ部材を前記底部側に付勢する弾性部材と、前記スイッチ部材が所定の位置に到達したことを検知する位置検知部と、を有し、
    前記カートリッジの前記底部により前記スイッチ部材が押圧されて前記弾性部材の弾性力に対抗して軸方向に移動し、前記カートリッジの前記底部で前記開口を閉塞したときの前記スイッチ部材の位置が前記位置検知部により検知されることを特徴とする潤滑油供給装置。
  2. 前記スイッチ部材は、前記筒状部の外側と前記ねじ部の内側との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の潤滑油供給装置。
  3. 前記スイッチ部材は、前記カートリッジ内部の前記潤滑油が通過可能に中空状に形成されており、
    前記スイッチ部材は、前記筒状部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の潤滑油供給装置。
  4. 前記位置検知部により検知されたことを報知する報知部を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の潤滑油供給装置。
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