JP4907629B2 - ファンのプログラマブルモジュール - Google Patents

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本発明は、プログラマブルモジュールに関し、特に、ファンのプリント基板上に配置され、プリント基板上の既存の外部接続ユニットを通じてプログラミングデータを伝送するファンのプログラマブルモジュールに関する。
各種の高機能電子素子の電子製品への応用が盛んになるに従って、電子製品内の熱源は益々多くなり、製品内の温度管理は益々重要になっている。その中で、電源を接続するだけで空気を流動させて放熱効果を達成できる冷却ファンは、多くの電子製品において最も重要な放熱部材となっている。最も簡単な冷却ファンによる温度制御は、電子製品を起動すると、ファンの電子素子が通電されて全速力でファンモータを回転させ、電子製品の電源をオフにするまで空気を流動させ続けるというものである。しかし、電子製品を起動させるとファンを全速回転させる構造は、無意味な電気エネルギの消費およびモータの寿命短縮をもたらす。また、モータの運転に伴う騒音および電磁波も大きな影響を及ぼす。
従って、制御回路が使用され、冷却ファンをいつ起動させていつ停止させるかが制御される。或いは、ファンの回転速度の変更、ファンの起動形式の決定および温度または回転速度を利用したフィードバックなどが行われ、ファンによる放熱効率が最適化される。その中で、制御回路が変調可能なパラメータ設定は多く、例えば、温度制御されるファンでは、モータの回転時機を決定する一つの温度パラメータ設定が必要であり、周波数発生器(FG)または回転検出器(RD)が使用されてモータのデッドロック状態が監視されるファンでは、モータのデッドロックを認定するのに使用される回転速度の条件設定が必要であり、PWM信号が使用されて平均回転数が制御されるファンでは、多くの外部PWM信号の内部PWM信号への変換に関するパラメータ設定が必要である。
PWM信号は、外部から入力され、高低電圧間で発振される方形信号であり、高低電圧の持続時間(duration time)の比率によってファンの一周期内の回転または不回転の比率を制御し、それによって、ファンの平均回転速度を制御するものである。一般に、入力された高電圧の持続時間が一方形周期と同一の場合、ファン運転のデューティサイクルは100%であると称され、ファンはずっと通電状態である。仮に、高電圧の持続時間が0の場合、デューティサイクルは0%であり、ファンは全く運転されない。同様の原理で、高電圧の持続時間と方形周期との比率がデューティサイクルを表し、即ち、ファン運転の周期比率を表す。従って、異なるデューティサイクルのPWM信号を入力することによって、ファン運転の平均回転速度を制御することができ、各製品に合わせてファン起動の時機および方式を制御できる。
以上のことから分かるように、ファン制御回路が依拠するパラメータ設定は非常に多く、異なる製品の場合、または異なる型番のファンへ変更した場合、変更が必要なパラメータ設定は一つではないことが考えられる。しかし、関連する回路のプリント基板が完成した後で変更が必要な場合、新しいプリント基板を製作するしか方法がない。ファン制御回路の開発は非常に煩雑なものであり、幾度ものテストによって最も好適なパラメータ設定を確定することができるので、制御回路が完成した後、仮にその中の一パラメータ設定を変更する必要がある場合、多額の費用および時間を費やして製作したファンのプリント基板を廃棄して、新しいプリント基板を製作する必要があり、生産コストを浪費するだけでなく、環境汚染をも招いてしまう。
その問題に対して、特許文献1において、プログラマブルマイクロコントローラが設置されたファン制御システムが開示された。本技術は、プログラマブルマイクロコントローラが出力信号および入力信号を制御することによって、ファン制御回路が必要とする複数のパラメータ設定を解決するものである。このような方法は、全ての変更が必要なパラメータをプログラマブルマイクロコントローラによって実現するものであり、プログラマブルマイクロコントローラに対して内部プログラムの符号化を行うことによってファン制御パラメータの変更を行うものである。
しかし、全ての変更は、プログラマブルマイクロコントローラをファンのプリント基板上に設置する前に完成させる必要があり、プリント基板が完成した後でプログラマブルマイクロコントローラの変更を行う場合、プログラマブルマイクロコントローラをプリント基板から取り外し、特殊な書込装置に挿入して内部プログラムの書き込みを行う必要がある。しかし、プログラマブルマイクロコントローラを置き直すことは非常にコストが掛かる。また、第1に、取り外す方式は煩雑であり、大量生産時には適用されない。第2に、取り外した後のプリント基板は再使用ができない。第3に、特殊な書込装置が必要である。従って、一般的に言って、プリント基板上に設置された後、プログラマブルマイクロコントローラの修正は行われない。
類似する方式が特許文献2で開示されている。本発明は、CPLD(Complex Programmable Logic Device)を応用して複数のファン制御パラメータを完成させる回路設計である。CPLD内部のトランジスタのゲート極スイッチは外部の電圧信号によって変更することができるので、入力される特殊な符号化信号に基づいてファン制御パラメータの変更を行うことができる。しかし、プログラマブルマイクロコントローラの問題と同様に、全ての変更はCPLD装置をファンのプリント基板上に設置する前に完成させる必要がある。
特許文献3において、メインボード上にプログラムを書き込める構造が開示され、ファンのプリント基板上のCPLDの変更に応用することができ、プリント基板にすでに設置されたCPLDの変更を可能にし、取り外す必要がない。しかし、書込過程において、CPLDのピンを複雑な設計にして特殊な書込装置上に接続することによって変更ができるので、非常に高い精度が求められ、プリント基板上のCPLDに直接書込を行うことができるようなピンの配置は難度が非常に高い。
それ以外に、プリント基板上に外部の書込インターフェイス装置と接続する書込線路を設置することによってもファンのプリント基板上のメモリに対して、内部データの変更を行うことができる(特許文献4を参照)。しかし、ファンのプリント基板に書込線路および書込インターフェイスを接続する接続ポートを設置する必要があり、同時に、外部のインターフェイス装置と組み合せる必要があり、そうすることによって、プリント基板上のメモリに対して、内部データの更新を行うことができる。
特殊なインターフェイス装置を使用してメモリを更新する方式によって、ファンの制御回路の開発テストにおける問題を若干解決できる。しかし、ファン制御回路の生産ラインおよびテストラインはシステム化されており、ファン制御回路の外観構造上に若干の特殊な変更があったとき(例えば、接続プラグの形状変更、接続プラグの長さまたは幅の制限範囲逸脱、接続プラグの数量変更または接続プラグの数量の制限範囲逸脱など)、大量生産の工程が中断されたり、新たな生産ラインおよび生産テーブルを設計したりする必要があり、更に多くのコストが浪費されてしまう。
クライアント側の使用者にとっては、ファン内部のパラメータまたはプログラムを変更したくても、略不可能、或いは、特殊なインターフェイス装置を購入する必要があり、変更時、機器を移動させて特殊な線路の接続を行う必要がある。また、インターフェイス装置の取付は外部入力装置の互換性を考慮する必要があり、ハードウェアの接続ポートの問題もあり、全てのファンが使用するメインフレームがインターフェイス装置が有する接続ポートを有するとは限らず、使用される可能性のある全ての接続ポートを考慮した場合、相当のハードウェア空間および生産コストが必要となる。
米国特許6,779,981 米国特許7,199,542 台湾専利I265420 台湾専利96208141 特開2006−280085号公報
従って、新たな接続インターフェイスおよび複雑な構造が必要ないという条件の下、パラメータ設定を変更でき、ファン制御回路の開発に利便性を提供でき、製品出荷後のクライアントによる設定変更を可能にするという課題を如何にして解決するかは本発明の発明者の目標であった。
本発明の目的及び課題は、ファンのプリント基板上に直接設置することができ、プリント基板上の既存の外部接続ユニットを通じてプログラミングデータを伝送することができるプログラマブルモジュールを提供することにある。
従来技術における冷却ファンの外部接続線路は、ファンに駆動電圧を提供する電源線およびアース線、信号出力線(FG/RDsignal)および1本のPWM信号入力線を備える。図1に示すファンの構造においては、プリント基板1がファンの本体上に設置され、プリント基板1の上にファンの回転速度を制御する制御回路および接続ユニット12が設けられる。一般的に、接続ユニット12は、少なくとも3本の接続線121を有し、その内、2本は電源線およびアース線であり、残りの1本はファンのデッドロック状態を防止するのに必要な周波数発生器/回転検出器線である。接続線121の他端には外部メインフレーム装置への挿入に便利なピンヘッド122が設けられる。PWM信号入力端を有するファンの場合、4本の接続線を有し、増加した1本は外部装置からPWM信号を入力するのに使用される。
本発明を応用した製品を使用するとき、書込接続装置を準備する必要がないように、ファン内部のパラメータまたはプログラム設定を変更するプログラミングデータは、上述の既存の接続線(または、更に多くのファン既存の接続線路)を経由して伝送され、各種のファンが設置されたメインフレームに対応させて使用することができる。
上述の課題を解決するために、本発明はプログラマブルモジュールを提供するものであり、プログラマブルモジュールはファンのプリント基板上に設置される。プリント基板上には、更に少なくともファンの回転を制御するのに使用される制御回路および外部装置が接続される接続ユニットが設けられる。接続ユニットは正常モードの下、プリント基板の運転に必要なリソースおよび情報を伝送するのに使用される。プログラマブルモジュールの書込機能を使用したいとき、接続ユニットを通じて前置信号を伝送し、プログラマブルモジュールに書込モードへの移行を通知した後、プログラミングデータの伝送を行う。本発明のプログラマブルモジュールは、少なくとも一つのプログラマブルIC、書込モード処理素子およびプログラマブルIC制御素子を備える。プログラマブルICは少なくともプログラマブル論理回路またはメモリセクションを有し、制御回路が読み取りまたは応用を行う。書込モード処理素子は正常モードの下での接続ユニット上の電気変化の監視に使用され、電気変化が所定の書込モードの条件に符合するとき、接続ユニット上に伝送されるプログラミングデータの受信および識別を開始する。プログラマブルIC制御素子はプログラミングデータに基づいてプログラマブルICに対して内部設定の変更を行う。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ファンに設けられたプリント基板上に設置されるプログラマブルモジュールであって、該プリント基板上の既存の接続線路を通じて前記プログラマブルモジュール内のプログラマブルICに対して内部パラメータおよびプログラムの変更を行うことができ、前記プリント基板上には、更に、ファンの回転を制御する制御回路および外部装置が接続される接続ユニットが設けられ、前記プログラマブルモジュールは、少なくとも一つのプログラマブルICと、
前記接続ユニットの上の電気変動を監視し、電気変動が所定の書込モードの条件に符合することを検知したとき、前記接続ユニット上の電気信号が表すプログラミングデータの識別を開始する書込モード処理素子と、前記プログラミングデータに基づいて、前記プログラマブルICに対して内部設定の変更を行うプログラマブルIC制御素子と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、 前記プログラマブルICは、少なくともプログラマブル論理回路またはメモリセクションを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記書込モード処理素子は、前記接続ユニット上の電気変動が所定の書込モードの条件に符合するかどうかを検知するのに使用される書込モード検知ユニットと、前記電気変動が所定の書込モードの条件に符合するとき、前記接続ユニット上に伝送されたプログラミングデータの識別を開始するのに使用されるデータ処理ユニットと、を備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記接続ユニットは、複数本の電気線路を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3または4記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記書込モード検知ユニットが検知する電気変動線路および前記データ処理ユニットが識別するプログラミングデータ線路は、同一または異なる線路であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記接続ユニットに接続される外部装置は、前記プリント基板の正常な運転に必要な電源およびデータを提供することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部の電源供給器に接続されて前記プリント基板の正常な運転に必要な電力の供給に使用される電源接続線を備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部のPWM信号コントローラに接続されて前記プリント基板の正常な運転に必要な制御信号の入力に使用されるPWM信号線を備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部のコントローラに接続されて前記プリント基板の正常な運転時に生成されるモータ回転データの出力に使用される周波数発生器信号線を備えることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部のコントローラに接続されて前記プリント基板の正常な運転時に生成されるモータ回転データの出力に使用される回転検出器信号線を備えることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記電気変動は、前記電源接続線/前記PWM信号線上の電気変動であることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項7、8、9または10記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記電気信号は、前記電源接続線、前記PWM信号線、周波数発生器信号線または回転検出器信号線上に伝送される電気信号であることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記書込モード処理素子は、他の電気変動が所定の正常モードの条件に符合することを検知したとき、前記接続ユニット上の電気信号に対する識別を終了することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記正常モードの条件は、前記書込モードの条件であることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記プログラマブルICは、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)、非揮発性メモリまたは揮発性メモリを備えることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項15記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記PLDは、PAL(Programmable Array Logic)、EPLD(Erasable Programmable Logic Device)、GAL(Generic Array Logic)またはPEEL(Programmable Electrically Erasable Logic)を備えることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項1記載のファンのプログラマブルモジュールにおいて、前記プログラマブルIC制御素子には、第1のメモリセクションが接続され、前記プログラミングデータに基づき、前記第1のメモリセクション内に保存されたデータが読み取られ、前記プログラマブルICの内部設定の変更に使用されることを特徴とする。
本発明のファンのプログラマブルモジュールによれば、既にプリント基板上に設置されていても、プリント基板上の既存の接続線路(例えば、電源線、周波数発生器/回転検出器線またはPWM信号線)を通じて、プログラマブルモジュール内のプログラマブルICに対して内部パラメータおよびプログラムの変更を行うことができ、プログラマブルICを取り外したり、専用のインターフェイスおよび線路を使用する必要がない。本発明を応用した製品は、ファン制御回路の開発時間および手間を大幅に低減させることができ、製品のコストリスクを低減させることができる。同時に、製品の在庫、不必要な浪費および環境汚染を減少させることができる。また、製品がクライアントに出荷された後も使用者の必要に応じてファンの各放熱条件およびパラメータ設定を変更することができ、書込装置または伝送インターフェイスを購入する必要がない。
本発明の目的、特徴および効果を示す実施例を図に沿って詳細に説明する。
本発明の好適な実施例は、ファンのプリント基板1上に設置されるプログラマブルモジュール11によって実施され、図1に示すように、プリント基板1上にはファンの制御回路および外部装置の接続に使用される接続ユニット12が設けられる。本発明においては、接続ユニット12が有する接続線121の数量および構造を変更する必要がなく、また、プリント基板1と外部装置との間に専用の伝送インターフェイスを増設する必要もない。基本的に、本発明を応用したファン製品は外観上特に変化がなく、正常モードにおいても、または書込モードにおいても、ファンを解体したり、特定のインターフェイスおよび装置を接続したりする必要はない。
接続される外部装置が特定の電子信号を発信できる装置(例えば、コンピュータ本体)の場合、プログラマブルICAの書込モードを実行したいとき、ファンを取り外したり、予め電源をオフにするなどの作業は必要なく、コンピュータ本体が発信する前置信号を接続ユニット12に伝送すればよい。前置信号は接続ユニット中のファンの電源線を経由して伝送させることができ、前置信号は連続した特殊な電圧変化の電気信号とすることができる。同時に、プリント基板上には定電圧素子または分流素子が設けられ、接続ユニット12から制御回路上に送信される電源電圧の安定化またはオフが行われ、前置信号が送られたとき、制御回路の内部構造が破壊されることはない。
プログラマブルモジュールは、プログラマブルICA、書込モード処理素子BおよびプログラマブルIC制御素子C1を備える。その中で、書込モード処理素子Bは、正常モードの下では接続ユニット12上の電気変化を常に監視し、異常な電気変化(例えば、ファン電源線上の連続した特殊な電圧変化)が発生し、その電気変化が所定の書込モードの条件に符合するとき、書込モードの起動を開始する。このとき、ファンの回転を制御する駆動電流が遮断されるか、或いは一時的に特定のモードでファンが回転され、制御回路もプログラマブルICに対する読み取りまたは応用を一時的に停止する。同時に、プログラマブルIC制御素子C1がプログラマブルICAに対してパラメータまたはプログラムの修正を開始する。依拠とされる修正内容は、前置信号後続のプログラミングデータによって提供され、プログラミングデータは修正したいパラメータデータまたはプログラムコードとすることができ、また、メモリセクション内のメモリアドレスとすることもできる。
プログラミングデータがパラメータデータまたはプログラムコードのとき、プログラマブルIC制御素子C1は変更が必要なパラメータの位置に基づいてプログラマブルICAに対してパラメータデータの変更を行うか、或いは、直接そのプログラムコードでプログラマブルICAに対してプログラムコードの書込を行う。
プログラミングデータがメモリアドレスのとき、プログラミングチップ制御素子C1は第1のメモリセクションC2内の使用可能なパラメータまたはプログラムコードデータを探す。その中で、第1のメモリセクションC2はプログラマブルICA内(図5)、プリント基板1上(図4)またはプログラマブルモジュール内(図2)に設けられたメモリセクションとすることができる。このように、接続ユニット12を経由して大量のパラメータまたはプログラムコードデータを伝送する必要がなく、全ての可能なパラメータデータは直接第1のメモリセクションC2に保存することができる。第1のメモリセクションC2は複数の様々な組合せのパラメータまたはプログラムコードデータを保存することもでき、製品出荷後、クライアントが好きなモードを選択して実行することができる。
コンピュータ本体がプログラミングデータを伝送した後、接続ユニット12を経由して終了信号が伝送され、書込モード処理素子Bが所定の正常モードの条件に符合すると識別したとき、プリント基板上の全ての正常な動作が再起動され、プログラマブルICAは変更工程を完了し、制御回路の読み取りまたは応用を再び受ける。
仮に、ファンに接続された外部装置が前置信号およびプログラミングデータを出力できないとき、ファンの書込モードに移行する前に、ファンの正常な運転を中断して、ファンの外部接続ユニット12をコンピュータ本体と接続して上述の各動作を実行することができる。或いは、電子信号入力装置を通じて、特定の電気変動を有する前置信号および後続のプログラミングデータを送信する。プログラミングデータは簡単なコードでよく、提供されたデータによって、プログラマブルIC制御素子C1が第1のメモリセクションC2内に保存されたデータを読取ればよく、複雑なデータを送信できるコンピュータ本体と必ず接続しなければならないことはない。
図3に示すように、書込モード処理素子Bは、書込モード検知ユニットB1とデータ処理ユニットB2を組み合せて構成することができる。書込モード検知ユニットB1と接続ユニット12は電気的に接続され、接続ユニット上の電気変化の監視に使用され、電気変化が所定の書込モードの条件に符合するとき、データ処理ユニットB2に通知して接続ユニット12に伝送されるプログラミングデータの受信を開始する。
書込モード検知ユニットB1およびデータ処理ユニットB2が接続ユニット12と接続される線路は同一または異なるものとすることができる。一般の冷却ファンの接続線路を考慮すると、書込モード検知ユニットB1はファンの電源線またはファンのPWM信号線に接続することができ、これらの線路は全てファンの入力線路であるので、正常モードでの前置信号の検知に適合する。前置信号は連続した不正常な電源電圧変化でよく、ファンの電源線によって伝送され、その電圧変化は正常な作業電圧と区分する必要があり、同時に、電源線路が受ける可能性がある電圧サージまたは騒音干渉を前置信号と誤判断するのを防止する必要がある。前置信号は不正常なPWM信号でもよく、例えば、正常範囲を逸脱した特殊な高周波PWM信号、一連の特殊な周波数変化を有するPWM信号またはシリアルコードを有するPWM信号とすることができ、ファンのPWM信号線によって伝送される。プログラミングデータは全ての入出力線路を経由して入力することができ、電源線、PWM信号線および周波数発生器/回転検出器出力線を含む。
本発明のプログラマブルICAは、少なくともプログラマブル論理回路またはメモリセクションを有し、また、マイクロコントローラユニットとすることもできる。その中で、プログラマブルICAは、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)、非揮発性メモリまたは揮発性メモリを備える。その中で、PLDは、PAL(Programmable Array Logic)、EPLD(Erasable Programmable Logic Device)、GAL(Generic Array Logic)またはPEEL(Programmable Electrically Erasable Logic)を備える。
本発明はモジュール化しない方式によって実現することもでき、上述のプログラマブルICA、書込モード処理素子B(または書込モード検知ユニットB1およびデータ処理ユニットB2)およびプログラマブルIC制御素子C1をそれぞれプリント基板上に直接設置し、第1のメモリセクションC2をプリント基板上の既存のメモリセクションから直接引用することもできる。
上述のように、本発明の実施例のファンのプログラマブルモジュールは、既にプリント基板上に設置されていても、プリント基板上の既存の接続線路(例えば、電源線、周波数発生器/回転検出器線またはPWM信号線)を通じて、プログラマブルモジュール内のプログラマブルICに対して内部パラメータおよびプログラムの変更を行うことができ、プログラマブルICを取り外したり、専用のインターフェイスおよび線路を使用する必要がない。また、ファン制御回路の開発時間および手間を大幅に低減させることができ、製品のコストリスクを低減させることができる。同時に、製品の在庫、不必要な浪費および環境汚染を減少させることができる。更に、製品がクライアントに出荷された後も使用者の必要に応じてファンの各放熱条件およびパラメータ設定を変更することができ、書込装置または伝送インターフェイスを購入する必要がない。
なお、上述の実施例および図面は本発明の応用構想の例を挙げたものであり、本発明の範囲を制限するものではなく、本発明の構想に基づく応用、修飾または変更などは全て本発明の特許請求の範囲に含まれることは、勿論である。
本発明の実施例のファンのプログラマブルモジュールをファンのプリント基板上に設置した状態を示す模式図である。 本発明のファンのプログラマブルモジュールの第1の実施例を示すブロック図である。 本発明のファンのプログラマブルモジュールの第2の実施例を示すブロック図である。 本発明のファンのプログラマブルモジュールの第3の実施例を示すブロック図である。 本発明のファンのプログラマブルモジュールの第4の実施例を示すブロック図である。
符号の説明
1 プリント基板
11 プログラマブルモジュール
12 接続ユニット
121 接続ユニットの接続線
122 接続ユニットのピンヘッド
A プログラマブルIC
B 書込モード処理素子
B1 書込モード検知ユニット
B2 データ処理ユニット
C1 プログラマブルIC制御素子
C2 第1のメモリセクション

Claims (17)

  1. ファンに設けられたプリント基板上に設置されるプログラマブルモジュールであって、該プリント基板上の既存の接続線路を通じて前記プログラマブルモジュール内のプログラマブルICに対して内部パラメータおよびプログラムの変更を行うことができ、前記プリント基板上には、更に、ファンの回転を制御する制御回路および外部装置が接続される接続ユニットが設けられ、
    前記プログラマブルモジュールは、少なくとも一つのプログラマブルICと、
    前記接続ユニットの上の電気変動を監視し、電気変動が所定の書込モードの条件に符合することを検知したとき、前記接続ユニット上の電気信号が表すプログラミングデータの識別を開始する書込モード処理素子と、
    前記プログラミングデータに基づいて、前記プログラマブルICに対して内部設定の変更を行うプログラマブルIC制御素子と、を備えることを特徴とするファンのプログラマブルモジュール。
  2. 前記プログラマブルICは、少なくともプログラマブル論理回路またはメモリセクションを有することを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  3. 前記書込モード処理素子は、前記接続ユニット上の電気変動が所定の書込モードの条件に符合するかどうかを検知するのに使用される書込モード検知ユニットと、前記電気変動が所定の書込モードの条件に符合するとき、前記接続ユニット上に伝送されたプログラミングデータの識別を開始するのに使用されるデータ処理ユニットと、を備えることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  4. 前記接続ユニットは、複数本の電気線路を備えることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  5. 前記書込モード検知ユニットが検知する電気変動線路および前記データ処理ユニットが識別するプログラミングデータ線路は、同一または異なる線路であることを特徴とする請求項記載のファンのプログラマブルモジュール。
  6. 前記接続ユニットに接続される外部装置は、前記プリント基板の正常な運転に必要な電源およびデータを提供することを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  7. 前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部の電源供給器に接続されて前記プリント基板の正常な運転に必要な電力の供給に使用される電源接続線を備えることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  8. 前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部のPWM信号コントローラに接続されて前記プリント基板の正常な運転に必要な制御信号の入力に使用されるPWM信号線を備えることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  9. 前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部のコントローラに接続されて前記プリント基板の正常な運転時に生成されるモータ回転データの出力に使用される周波数発生器信号線を備えることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  10. 前記接続ユニットは、コンピュータ本体の外部のコントローラに接続されて前記プリント基板の正常な運転時に生成されるモータ回転データの出力に使用される回転検出器信号線を備えることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  11. 前記電気変動は、前記電源接続線/前記PWM信号線上の電気変動であることを特徴とする請求項7または8記載のファンのプログラマブルモジュール。
  12. 前記電気信号は、前記電源接続線、前記PWM信号線、周波数発生器信号線または回転検出器信号線上に伝送される電気信号であることを特徴とする請求項7、8、9または10記載のファンのプログラマブルモジュール。
  13. 前記書込モード処理素子は、他の電気変動が所定の正常モードの条件に符合することを検知したとき、前記接続ユニット上の電気信号に対する識別を終了することを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  14. 前記正常モードの条件は、前記書込モードの条件であることを特徴とする請求項10記載のファンのプログラマブルモジュール。
  15. 前記プログラマブルICは、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)、非揮発性メモリまたは揮発性メモリを備えることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
  16. 前記PLDは、PAL(Programmable Array Logic)、EPLD(Erasable Programmable Logic Device)、GAL(Generic Array Logic)またはPEEL(Programmable Electrically Erasable Logic)を備えることを特徴とする請求項12記載のファンのラマブルモジュール。
  17. 前記プログラマブルIC制御素子には、第1のメモリセクションが接続され、前記プログラミングデータに基づき、前記第1のメモリセクション内に保存されたデータが読み取られ、前記プログラマブルICの内部設定の変更に使用されることを特徴とする請求項1記載のファンのプログラマブルモジュール。
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